JP5707236B2 - 吐出容器 - Google Patents
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Description
また、連係部材が前述のように揺動自在に配設されていることから、押上げ部により装着キャップを容器本体とともにステムおよび吐出ヘッドに対して押上げる際に、操作ボタンに要する押下力を低く抑え易くすることが可能になり、吐出孔の被付着部分に対する位置を確実に安定させることができる。
本実施形態に係る吐出容器1は、図1から図5に示されるように、内容物が収容される容器本体11と、容器本体11の口部に装着され内容物が吐出される吐出孔12が形成された吐出器13と、を備えている。
容器本体11は、図1に示されるように、口部、肩部11b、胴部11cおよび底部11dを備え、これらが、それぞれの中心軸線を共通軸上に位置させた状態で、この順に連設された概略構成となっている。
口部は、容器軸Oに直交する横断面視形状が円形状に形成されている。口部には雄ねじ部が形成されている。
肩部11b、胴部11cおよび底部11dはそれぞれ、容器軸Oに直交する横断面視形状が長方形状に形成されている。
本体部14aの内周面には、容器本体11の口部に螺合する雌ねじ部が形成されている。本体部14aの天壁部は、容器軸Oと同軸に位置する環状に形成され、この天壁部の開口周縁部に縦筒部14bが容器軸Oと同軸に配設されている。縦筒部14bは多段筒状に形成され、下方に位置する部分が上方に位置する部分より大径に形成されている。
ステム15は、容器軸Oと同軸に配設されるとともに、シリンダ16aから上方に突出して、装着キャップ14の縦筒部14b内に挿通されている。図示の例では、ステム15は、縦筒部14bよりも上方に突出している。シリンダ16aの下端には、容器本体11の底部11dに向けて延びるパイプ16bが連結されている。
吐出孔12および連結筒22は容器軸Oと同軸に配設されていて、連結筒22は、吐出孔12とステム15内と連通している。頂壁部17aは、少なくともその外周縁部分が上方に向けて突の曲面状に形成されている。連結筒22の下部における内周面には、ステム15の上端開口縁が当接する段部が形成されている。
操作ボタン24は、図5に示されるように、上面視長方形状の有頂筒状に形成されていて、その周壁部31は、外ケース23内に向けて突出し、かつ一対の長側壁31a、31bと、一対の短側壁31c、31dと、を備えている。そしてこの操作ボタン24は、その上面視において、一対の長側壁31a、31bが、吐出ヘッド17および外ケース23の前記短手方向に沿って延在し、かつ一対の短側壁31c、31dが、吐出ヘッド17および外ケース23の前記長手方向に沿って延在するように配設されている。これら4つの側壁31a〜31dのうち、吐出ヘッド17および外ケース23の前記短手方向に沿って延在し、かつ径方向の内側に位置する内長側壁31aの下端は、図1、図3および図4に示されるように、他の側壁(以下、押下突片という)31b〜31dの下端よりも上方に位置している。操作ボタン24のうち、天面部24aと、押下突片31b〜31dの上端部と、が開口部30aを通して固定筒部30の外部に露出している。
なお、吐出ヘッド17のフランジ部28の内周縁部には、下方に向けて延びる案内筒部17bが、容器軸Oと同軸に配設されており、この案内筒部17bの外面と、操作ボタン24の内長側壁31aの外面と、が互いに近接若しくは当接している。
そしてこの連係部材25は、操作ボタン24が外ケース23の内部に向けて押し込まれ、押下突片31b〜31dが被押下部32を押下したときに、押上げ部33が、装着キャップ14を容器本体11とともにステム15および吐出ヘッド17に対して押上げるように揺動軸部34回りに揺動自在に配設されている。
なお、図1から図3に示されるような、操作ボタン24を外ケース23の内部に向けて押し込む前の待機状態では、押下突片31b〜31dと被押下部32とを、並びに装着キャップ14と押上げ部33とを、それぞれ互いに近接させても、あるいは隙間をあけて配設してもよい。
図示の例では、前記側面視において、被押下部32の長さは、押上げ部33の長さより長くなっている。
この孔部35aと、第1縦リブ26の上端縁と、は容器軸O方向で対向しており、両者間に揺動軸部34が挟まれ回転自在に支持されている。
装着キャップ14の本体部14aの下端部には、径方向の外側に向けて張り出した被押上げ部14cが配設されており、連係部材25の押上げ部33は、被押上げ部14cに該被押上げ部14cの下方から当接している。
押上げ部33において、揺動軸部34側と反対の端部は、前記側面視で突の曲面状に形成されている。
また、揺動軸部34は、押上げ部33における前記長手方向の端部の、外ケース23側を向く表面に配設され、被押下部32は、下方から上方に向かうに従い漸次、前記長手方向に沿う外ケース23の外側に向けて延在している。揺動軸部34は、外ケース23および吐出ヘッド17の前記短手方向に延在している。
そして、1つの操作ボタン24について、外ケース23および吐出ヘッド17の前記短手方向で互いに対向する2つの連係部材25が連係するようになっている。
4つの連係部材25のうち、外ケース23および吐出ヘッド17の前記長手方向で隣り合う一対の連係部材25は、折曲変形自在な連結片25aを介して一体に形成されている。また、これら一対の連係部材25は、前記側面視で容器軸Oを基準に線対称形状をなしている。
また、連係部材25が前述のように揺動自在に配設されていることから、押上げ部33により装着キャップ14を容器本体11とともにステム15および吐出ヘッド17に対して押上げる際に、操作ボタン24に要する押下力を低く抑え易くすることが可能になり、吐出孔12の被付着部分に対する位置を確実に安定させることができる。
また、操作ボタン24が、外ケース23の内部に対して容器軸O方向に沿って進退自在に配設されるとともに、押下突片31b〜31dが、膨出部32aにおける前記反対方向を向く端縁に摺接するように配設されているので、操作ボタン24を外ケース23の内部に対して進退移動させるときに、押下突片31b〜31dと被押下部32とを互いに引っ掛けることなくスムーズに摺接させ合うことが可能になり、動作不良の発生を防ぐことができる。
また、前記実施形態では、4つの連係部材25のうち、外ケース23および吐出ヘッド17の前記長手方向で隣り合う一対の連係部材25を、折曲変形自在な連結片25aを介して連結し一体に形成したが、連結片25aを有しない互いに独立した部材としてもよい。
前記実施形態では、操作ボタン24を外ケース23の内部に対して進退させる方向を容器軸O方向としたが、例えば径方向にする等適宜変更してもよい。
前記実施形態では、連係部材25として前記側面視でL字状に形成された構成を示したが、これに限らず適宜変更してもよい。
また被押下部32として、前記側面視で、下方から上方に向かうに従い漸次、水平方向のうち押上げ部33から離間する方向に延在させた構成を示したが、例えば容器軸O方向に沿って延在させる等適宜変更してもよい。
さらに被押下部32に膨出部32aは形成しなくてもよい。
また、装着キャップ14に被押上げ部14cを配設せず、押上げ部33を、例えば装着キャップ14の本体部14aの下端開口縁に、該本体部14aの下方から当接させるようにしてもよい。
さらに、前記側面視において、被押下部32の長さを押上げ部33の長さ以下としてもよい。
さらに吐出器本体16として、ポンプ機構を示したが、これに限らず例えば、エアゾール機構等を採用してもよい。
11 容器本体
11a 口部
12 吐出孔
13 吐出器
14 装着キャップ
15 ステム
16 吐出器本体
17 吐出ヘッド
17a 頂壁部
23 外ケース
24 操作ボタン
25 連係部材
31b〜31d 押下突片
32 被押下部
32a 膨出部
33 押上げ部
34 揺動軸部
Claims (1)
- 内容物が収容される容器本体と、
該容器本体の口部に装着され内容物が吐出される吐出孔が形成された吐出器と、
を備え、
該吐出器は、
前記容器本体の口部に装着される装着キャップと、
該装着キャップに上方付勢状態で下方移動可能に貫設されたステムを有する吐出器本体と、
前記ステムの上端部に固定されるとともに、頂壁部に前記吐出孔が形成された有頂筒状の吐出ヘッドと、
を備える吐出容器であって、
内部に前記容器本体が収容され、かつ前記吐出ヘッドが固定される外ケースと、
該外ケース内に向けて突出する押下突片を備えるとともに、該外ケースの内部に対して進退自在に配設された操作ボタンと、
該操作ボタンおよび前記装着キャップに連係する連係部材と、
を備え、
該連係部材は、
前記操作ボタンの押下突片に該押下突片の下方から当接する被押下部と、
前記装着キャップに該装着キャップの下方から当接する押上げ部と、
これらの被押下部と押上げ部とを連結する揺動軸部と、
を備えるとともに、
前記操作ボタンが前記外ケースの内部に向けて押し込まれ、前記押下突片が前記被押下部を押下したときに、前記押上げ部が、前記装着キャップを容器本体とともに前記ステムおよび吐出ヘッドに対して押上げるように前記揺動軸部回りに揺動自在に配設され、
前記連係部材は、前記押上げ部が水平方向に延在し、かつ前記被押下部が前記押上げ部および揺動軸部から上方に向けて延びるように、該吐出容器の側面視でL字状に形成され、
前記被押下部は、前記側面視で、下方から上方に向かうに従い漸次、水平方向のうち前記押上げ部から離間する離間方向に延在し、
該被押下部の上端部には、前記側面視で、前記離間方向と反対側の反対方向に向けて突の曲面をなしつつ膨出する膨出部が形成され、該膨出部は、上方から下方に向かうに従い漸次前記反対方向に向けた突出量が大きくなるように形成され、
前記操作ボタンは、前記外ケースの内部に対して容器軸方向に沿って進退自在に配設されるとともに、前記押下突片が、前記膨出部における前記反対方向を向く端縁に摺接するように配設されていることを特徴とする吐出容器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2011121604A JP5707236B2 (ja) | 2011-05-31 | 2011-05-31 | 吐出容器 |
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JP2011121604A JP5707236B2 (ja) | 2011-05-31 | 2011-05-31 | 吐出容器 |
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JP2012246047A JP2012246047A (ja) | 2012-12-13 |
JP5707236B2 true JP5707236B2 (ja) | 2015-04-22 |
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Family Applications (1)
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JP2011121604A Active JP5707236B2 (ja) | 2011-05-31 | 2011-05-31 | 吐出容器 |
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-
2011
- 2011-05-31 JP JP2011121604A patent/JP5707236B2/ja active Active
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JP2012246047A (ja) | 2012-12-13 |
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