JP5695365B2 - 分割コア式ワークの巻線方法、巻線機、保持治具、及び分割コア式ワーク - Google Patents
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リング状の外周を形成するヨーク部から半径方向内側に突出する巻胴部と、その巻胴部の先端部に形成された内側鍔部とを有する複数の極部において、前記巻胴部のそれぞれに、ノズルに保持された線材を電気的絶縁状態でらせん状に巻き付けることにより、前記巻胴部に対して巻線部が形成された多極電機子(例えば、12極からなる3相モータ用ステータ)を製造するために、その多極電機子が所定角度範囲のヨーク部からなる外側鍔部と1つの極部とを単位として有するように複数に分割された分割コア式ワークの巻線方法であって、
前記複数の分割コア式ワークを、前記内側鍔部が半径方向内側に位置し、前記巻胴部が放射状に位置するとともに、半径方向外側に位置して互いに隣り合う外側鍔部間に前記ノズルが通過可能な隙間を有する形態で、前記多極電機子の中心軸線に対して環状に配置するワークセット工程と、
前記ノズルが半径方向外側から前記隙間に突入するとともに、前記分割コア式ワーク及びノズルがその分割コア式ワークの周方向及び厚み方向において相対移動することにより、当該分割コア式ワークの巻胴部に前記線材を巻き付けて前記巻線部を形成する巻線工程とを含み、
前記ワークセット工程において、前記多極電機子の内径よりも大きな外径を有し、板状、柱状又は筒状を呈する保持体の外周面に形成された保持溝に対し、前記分割コア式ワークの内側鍔部を中心軸線方向から収納することによって、前記多極電機子を構成するすべての分割コア式ワークが前記保持体に保持され、
前記巻線工程にて前記巻線部を形成する際に、前記巻線部の端末線の一部及び各巻線部間を繋ぐ渡り線を収納するための収納空間が、前記内側鍔部と前記保持溝の壁部とによって形成されることを特徴とする。
(1)ワークが周方向に駆動されることにより、ノズルが巻線すべき巻胴部から離間して相対移動する周方向成分と、ノズルがワークの厚み方向に駆動されることにより、ノズルが巻線すべき巻胴部及びそれに隣接する巻胴部の間に形成されるスロットを通り抜けるようにして相対移動する厚み方向成分とを組み合わせた形態の軌跡を有するタイプ;
(2)ワークが周方向に駆動されることにより、ノズルが巻線すべき巻胴部から離間して相対移動する周方向成分と、ワークが厚み方向に駆動されることにより、ノズルが巻線すべき巻胴部及びそれに隣接する巻胴部の間に形成されるスロットを通り抜けるようにして相対移動する厚み方向成分とを組み合わせた形態の軌跡を有するタイプ;
(4)ノズルがワークの周方向に駆動されることにより、ノズルが巻線すべき巻胴部から離間して相対移動する周方向成分と、ワークが厚み方向に駆動されることにより、ノズルが巻線すべき巻胴部及びそれに隣接する巻胴部の間に形成されるスロットを通り抜けるようにして相対移動する厚み方向成分とを組み合わせた形態の軌跡を有するタイプ。
巻線工程にて巻線部を形成する際に、巻線部の端末線の一部及び各巻線部間を繋ぐ渡り線を収納するための収納空間が、内側鍔部と保持溝の壁部とによって形成される。
縮径工程において、外側鍔部に形成された係合溝に直線駆動装置の先端部を中心軸線方向から収納した後、保持体を中心軸線方向へ移動して、保持溝から内側鍔部を離脱させることにより、直線駆動装置による半径方向外側から内側(中心軸線方向)への各分割コア式ワークの移動を可能とすることができる。
リング状の外周を形成するヨーク部から半径方向内側に突出する巻胴部と、その巻胴部の先端部に形成された内側鍔部とを有する複数の極部において、前記巻胴部のそれぞれに、ノズルに保持された線材を電気的絶縁状態でらせん状に巻き付けることにより、前記巻胴部に対して巻線部が形成された多極電機子を製造するために、その多極電機子が所定角度範囲のヨーク部からなる外側鍔部と1つの極部とを単位として有するように複数に分割された分割コア式ワークの巻線機であって、
前記複数の分割コア式ワークを、前記内側鍔部が半径方向内側に位置し、前記巻胴部が放射状に位置するとともに、半径方向外側に位置して互いに隣り合う外側鍔部間に前記ノズルが通過可能な隙間を有する形態で、前記多極電機子の中心軸線に対して環状に配置し、
前記ノズルが半径方向外側から前記隙間に突入するとともに、前記分割コア式ワーク及びノズルがその分割コア式ワークの周方向及び厚み方向において相対移動することにより、当該分割コア式ワークの巻胴部に前記線材を巻き付けて前記巻線部を形成し、
前記多極電機子の内径よりも大きな外径を有し、板状、柱状又は筒状を呈する保持体を備え、
前記保持体の外周面に形成された保持溝に対し、前記分割コア式ワークの内側鍔部を中心軸線方向から収納することによって、前記多極電機子を構成するすべての分割コア式ワークが前記保持体に保持され、
前記保持体の保持溝に前記内側鍔部を収納したとき、前記内側鍔部と前記保持溝の壁部とによって、前記巻線部の端末線の一部及び各巻線部間を繋ぐ渡り線を収納するための収納空間が形成されることを特徴とする。
保持体の外周面に形成された保持溝に対し、分割コア式ワークの内側鍔部を中心軸線方向から収納することによって、多極電機子を構成するすべての分割コア式ワークが保持体に保持される。
リング状の外周を形成するヨーク部から半径方向内側に突出する巻胴部と、その巻胴部の先端部に形成された内側鍔部とを有する複数の極部において、前記巻胴部のそれぞれに、ノズルに保持された線材を電気的絶縁状態でらせん状に巻き付けることにより、前記巻胴部に対して巻線部が形成された多極電機子を製造するために、その多極電機子が所定角度範囲のヨーク部からなる外側鍔部と1つの極部とを単位として有するように複数に分割された分割コア式ワークを保持するための保持治具であって、
前記多極電機子の内径よりも大きな外径を有するとともに、外周面には、前記分割コア式ワークの内側鍔部を収納するために、前記多極電機子の中心軸線に沿って形成された保持溝が周方向に複数配置され、前記多極電機子を構成するすべての分割コア式ワークを保持可能である板状、柱状又は筒状の保持体を含み、
前記保持体の保持溝に前記内側鍔部を収納したとき、前記内側鍔部と前記保持溝の壁部とによって、前記巻線部の端末線の一部及び各巻線部間を繋ぐ渡り線を収納するための収納空間が形成されることを特徴とする。
上記した分割コア式ワークの保持治具に収納・配置される分割コア式ワークであって、
前記保持体の保持溝に前記内側鍔部が収納されたとき、前記内側鍔部と前記保持溝の壁部とによって、前記巻線部の端末線の一部及び各巻線部間を繋ぐ渡り線を収納するための収納空間を形成することを特徴とする。
以下、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例を参照して説明する。図1は本発明に係るノズル・ワーク駆動式巻線機の一例を示す側面図である。図1に示すノズル・ワーク駆動式巻線機(以下、単に巻線機ともいう)100のメインフレーム1には、主として、保持治具30に保持された複数の分割コア式ワーク(以下、単にワークともいう;図2,図3参照)Wをインデックス(割出)回転するためのワーク駆動機構10と、巻線機構(巻線手段)としてのノズル21を前後・上下・左右の各方向へ3次元的に移動可能とするためのノズル駆動機構20とが搭載されている。
(2)また、その前後移動フレーム2,2に対し、左右方向に配置された直線状案内部材LG2,LG2を介して左右移動フレーム3が左右方向に往復移動する。具体的には、前後移動フレーム2,2に固定された左右移動用モータ23によってボールねじ(図示せず)が駆動回転され、左右移動フレーム3が左右方向に往復移動する。
保持体31の各保持溝311に対し、ワークWの内側鍔部gを中心軸線O方向の上方側(一方側)から1個ずつ挿入して収納・保持する。さらに、保持体31の上方から蓋体32を被せ、これら保持体31と蓋体32とによって、ワークWの半径方向、周方向及び中心軸線O方向への移動(ずれ)が阻止される。
割出回転用モータ11及びエアシリンダ13(図1参照)によってワークWが周方向に駆動されることにより、ノズル21が巻線すべき巻胴部dから離間して相対移動する周方向成分と、上下移動用モータ24(図1参照)によってノズル21がワークWの厚み方向(中心軸線O方向)に駆動されることにより、ノズル21が互いに隣り合う外側鍔部y間に形成される隙間G(及び互いに隣り合う巻胴部d間に形成されるスロット)を通り抜けるようにして相対移動する厚み方向成分とを組み合わせた形態の軌跡に沿って、u相の各巻胴部d(計4個)に線材L(図1参照)が巻き付けられ、各ワークW(u1〜u4)に巻線部Mが形成される。
エアシリンダ13(図1参照)の押圧を解除した後、巻線を終了したワークW(u1〜u4,v1〜v4,w1〜w4)をセットした状態のまま、保持治具30を補助治具39(図1参照)から取り外す。取り外した保持治具30を、そのまま縮径機構40の設置場所に移動(搬送)し、中心軸線O方向の上方側(一方側)又は下方側(他方側)へ移動する。これによって、各エアシリンダ41のピストンヘッド411は、ワークW(u1〜u4,v1〜v4,w1〜w4)の外側鍔部yに形成された係合溝y1にそれぞれ嵌入し、係合溝y1に対して挿入・保持されることとなる(図3(a)参照)。
エアシリンダ41によってワークW(u1〜u4,v1〜v4,w1〜w4)を保持し、溶接トーチ等の溶接機器60によって、隣り合うワークWの外側鍔部y,yの突合せ面に溶接部B(接合部)を形成する。接合されたワークW(u1〜u4,v1〜v4,w1〜w4)を中心軸線O方向の下方側又は上方側へ移動して、係合溝y1からピストンヘッド411を離脱させ(図3(a)参照)、縮径治具50を引き抜くと、3相モータ用ステータとしての多極電機子Aが完成する。
図15は内側鍔部における保持部形状の変形例を示し、図3(a)に代わる平面図である。このうち、図15(a)に示す保持部g2は、外側鍔部yの形成角度範囲θ内にて、内側鍔部gにおける外側鍔部y寄りの両側角隅部に、平面状面取り部としてそれぞれ形成されている。また、図15(b)に示す保持部g3は、外側鍔部yの形成角度範囲θ内にて、内側鍔部gにおける外側鍔部y寄りの両側角隅部に、凸アール面状面取り部としてそれぞれ形成されている。さらに、図15(c)に示す保持部g4は、外側鍔部yの形成角度範囲θ内にて、内側鍔部gにおける外側鍔部y寄りの両側角隅部に、凹アール面状面取り部としてそれぞれ形成されている。
11 割出回転用モータ(回転駆動源)
12 主軸
13 エアシリンダ(治具押圧用シリンダ)
14 ジョイント
20 ノズル駆動機構
21 ノズル(巻線機構;巻線手段)
22 前後移動用モータ
23 左右移動用モータ
24 上下移動用モータ
30 保持治具
31 保持体
311 保持溝
32 蓋体
39 補助治具
40 縮径機構
41 エアシリンダ(ワーク縮径用シリンダ;直線駆動装置)
411 ピストンヘッド(先端部)
50 縮径治具
60 溶接トーチ(溶接機器)
100 ノズル・ワーク駆動式巻線機(巻線機)
A 多極電機子(3相モータ用ステータ)
B 溶接部(接合部)
O 中心軸線(主軸線)
L 線材
G 隙間
K 収納空間
W(u1〜u4,v1〜v4,w1〜w4) ワーク(分割コア式ワーク)
M 巻線部
Y ヨーク部
y 外側鍔部
y1 係合溝
p 極部
d 巻胴部
g 内側鍔部
g1 切欠状凹部(保持部)
g2 平面状面取り部(保持部)
g3 凸アール面状面取り部(保持部)
g4 凹アール面状面取り部(保持部)
Claims (10)
- リング状の外周を形成するヨーク部から半径方向内側に突出する巻胴部と、その巻胴部の先端部に形成された内側鍔部とを有する複数の極部において、前記巻胴部のそれぞれに、ノズルに保持された線材を電気的絶縁状態でらせん状に巻き付けることにより、前記巻胴部に対して巻線部が形成された多極電機子を製造するために、その多極電機子が所定角度範囲のヨーク部からなる外側鍔部と1つの極部とを単位として有するように複数に分割された分割コア式ワークの巻線方法であって、
前記複数の分割コア式ワークを、前記内側鍔部が半径方向内側に位置し、前記巻胴部が放射状に位置するとともに、半径方向外側に位置して互いに隣り合う外側鍔部間に前記ノズルが通過可能な隙間を有する形態で、前記多極電機子の中心軸線に対して環状に配置するワークセット工程と、
前記ノズルが半径方向外側から前記隙間に突入するとともに、前記分割コア式ワーク及びノズルがその分割コア式ワークの周方向及び厚み方向において相対移動することにより、当該分割コア式ワークの巻胴部に前記線材を巻き付けて前記巻線部を形成する巻線工程とを含み、
前記ワークセット工程において、前記多極電機子の内径よりも大きな外径を有し、板状、柱状又は筒状を呈する保持体の外周面に形成された保持溝に対し、前記分割コア式ワークの内側鍔部を中心軸線方向から収納することによって、前記多極電機子を構成するすべての分割コア式ワークが前記保持体に保持され、
前記巻線工程にて前記巻線部を形成する際に、前記巻線部の端末線の一部及び各巻線部間を繋ぐ渡り線を収納するための収納空間が、前記内側鍔部と前記保持溝の壁部とによって形成されることを特徴とする分割コア式ワークの巻線方法。 - 前記巻線工程の後に、前記巻胴部に前記巻線部が形成された複数の分割コア式ワークを一斉に又は順次半径方向外側から内側へ向かって移動することにより、前記隙間を詰めて前記複数の分割コア式ワークによって形成される外径を前記多極電機子の外径に一致させる縮径工程を含む請求項1に記載の分割コア式ワークの巻線方法。
- 前記縮径工程において、半径方向に出退可能な直線駆動装置の先端部に前記外側鍔部を保持した状態で、前記複数の分割コア式ワークを一斉に半径方向外側から内側へ向かって移動する請求項2に記載の分割コア式ワークの巻線方法。
- 前記複数の分割コア式ワークを保持した状態で前記保持体を中心軸線方向へ移動可能とし、
前記縮径工程において、前記外側鍔部に形成された係合溝に前記直線駆動装置の先端部を中心軸線方向から収納した後、前記保持体を中心軸線方向へ移動して、前記保持溝から前記内側鍔部を離脱させることにより、前記直線駆動装置による半径方向外側から内側への各分割コア式ワークの移動を可能とする請求項3に記載の分割コア式ワークの巻線方法。 - リング状の外周を形成するヨーク部から半径方向内側に突出する巻胴部と、その巻胴部の先端部に形成された内側鍔部とを有する複数の極部において、前記巻胴部のそれぞれに、ノズルに保持された線材を電気的絶縁状態でらせん状に巻き付けることにより、前記巻胴部に対して巻線部が形成された多極電機子を製造するために、その多極電機子が所定角度範囲のヨーク部からなる外側鍔部と1つの極部とを単位として有するように複数に分割された分割コア式ワークの巻線機であって、
前記複数の分割コア式ワークを、前記内側鍔部が半径方向内側に位置し、前記巻胴部が放射状に位置するとともに、半径方向外側に位置して互いに隣り合う外側鍔部間に前記ノズルが通過可能な隙間を有する形態で、前記多極電機子の中心軸線に対して環状に配置し、
前記ノズルが半径方向外側から前記隙間に突入するとともに、前記分割コア式ワーク及びノズルがその分割コア式ワークの周方向及び厚み方向において相対移動することにより、当該分割コア式ワークの巻胴部に前記線材を巻き付けて前記巻線部を形成し、
前記多極電機子の内径よりも大きな外径を有し、板状、柱状又は筒状を呈する保持体を備え、
前記保持体の外周面に形成された保持溝に対し、前記分割コア式ワークの内側鍔部を中心軸線方向から収納することによって、前記多極電機子を構成するすべての分割コア式ワークが前記保持体に保持され、
前記保持体の保持溝に前記内側鍔部を収納したとき、前記内側鍔部と前記保持溝の壁部とによって、前記巻線部の端末線の一部及び各巻線部間を繋ぐ渡り線を収納するための収納空間が形成されることを特徴とする分割コア式ワークの巻線機。 - リング状の外周を形成するヨーク部から半径方向内側に突出する巻胴部と、その巻胴部の先端部に形成された内側鍔部とを有する複数の極部において、前記巻胴部のそれぞれに、ノズルに保持された線材を電気的絶縁状態でらせん状に巻き付けることにより、前記巻胴部に対して巻線部が形成された多極電機子を製造するために、その多極電機子が所定角度範囲のヨーク部からなる外側鍔部と1つの極部とを単位として有するように複数に分割された分割コア式ワークを保持するための保持治具であって、
前記多極電機子の内径よりも大きな外径を有するとともに、外周面には、前記分割コア式ワークの内側鍔部を収納するために、前記多極電機子の中心軸線に沿って形成された保持溝が周方向に複数配置され、前記多極電機子を構成するすべての分割コア式ワークを保持可能である板状、柱状又は筒状の保持体を含み、
前記保持体の保持溝に前記内側鍔部を収納したとき、前記内側鍔部と前記保持溝の壁部とによって、前記巻線部の端末線の一部及び各巻線部間を繋ぐ渡り線を収納するための収納空間が形成されることを特徴とする分割コア式ワークの保持治具。 - 前記保持体の保持溝は、前記内側鍔部の半径方向外側への抜け出し及び周方向への移動を阻止するために、あり溝状に形成されている請求項6に記載の分割コア式ワークの保持治具。
- 請求項6又は7に記載の分割コア式ワークの保持治具に収納・配置される分割コア式ワークであって、
前記保持体の保持溝に前記内側鍔部が収納されたとき、前記内側鍔部と前記保持溝の壁部とによって、前記巻線部の端末線の一部及び各巻線部間を繋ぐ渡り線を収納するための収納空間を形成することを特徴とする分割コア式ワーク。 - 前記内側鍔部には、前記保持体の保持溝と係合して、自身の径方向への抜け出し及び周方向への移動を阻止するための保持部が形成されている請求項8に記載の分割コア式ワーク。
- 前記外側鍔部には、前記巻胴部に前記巻線部が形成された複数の分割コア式ワークを一斉に又は順次半径方向外側から内側へ向かって移動する際に、半径方向に出退可能な直線駆動装置の先端部を収納するための係合溝が、前記中心軸線に沿って形成されている請求項8又は9に記載の分割コア式ワーク。
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