JP4278373B2 - モータ用固定子製造装置およびモータ用固定子製造方法 - Google Patents

モータ用固定子製造装置およびモータ用固定子製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、環状のヨーク部と該ヨーク部の径内方向に突出する所定数のティース部とを有するとともに、所定個数の分割鉄心を互いに接続して成るヨーク部を拡径自在に構成した積層固定子鉄心ティース部に巻線を巻回して成るモータ用固定子を製造するためのモータ用固定子製造装置、および上記モータ用固定子を製造するためのモータ用固定子製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、各種モータの構成要素であるモータ用固定子は、所定枚数の固定子鉄心片を積層して成る積層固定子鉄心の各ティース部に、それぞれ巻線を巻回することによって構成されている。
【0003】
図22は、モータ用固定子を構成する従来の積層固定子鉄心を示しており、この積層固定子鉄心Aは、所定枚数の鉄心片Aaを積層してカシメ結合することによって製造され、環形状のヨーク部Ayと該ヨーク部Ayから内方に突出した複数のティース部At、At…とを有している。
【0004】
上記積層固定子鉄心Aの各ティース部Atには、それぞれ巻線が巻回されるのであるが、ヨーク部Ayが環形状を呈していることと、隣り合うティース部At同士の間隔が狭いことから、巻線の巻回作業が極めて難しいものとなっていた。
【0005】
上述した問題点を解決する策の1つとして、環状のヨーク部と該ヨーク部の径内方向に突出する所定数のティース部とを有するとともに、所定個数の分割鉄心を互いに接続することによって、上記ヨーク部を拡径自在に構成して成る積層固定子鉄心が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
図23は、上述した積層固定子鉄心の一例を示しており、この積層固定子鉄心Bは、所定個数の分割鉄心C、C…を互いに接続することで構成され、環形状を呈するヨーク部Byと、所定数のティース部Bt、Bt…とを有している。
【0007】
個々の分割鉄心C、C…は、上記ヨーク部Byの一部分を構成する分割ヨーク部Cyと、上記ティース部Bt、Bt…の1つを構成するティース部Ctとを有し、隣り合う分割鉄心C同士は、長穴と該長穴に遊嵌する突起とから成る連結機構を介して、ヨーク部Byの周方向に相対移動し得る態様で接続されている。
【0008】
ここで、隣り合う分割鉄心C同士を分割ヨーク部Cyの周方向に離隔させる、すなわち積層固定子鉄心Bのヨーク部Byを拡径させることにより、図24(a)に示す常態から図24(b)に示す如く、隣り合うティース部Bt(Ct)の間隔が格段に広がることとなる。
【0009】
また、積層固定子鉄心Bのヨーク部Byを拡径させることで、積層固定子鉄心Bにおける中心部の空間が拡大され、もって隣り合うティース部Bt同士の間隔が広がることと併せ、各ティース部Btに対する巻線の巻回作業を極めて容易に実施することが可能となる。
【0010】
【特許文献1】
特開2000−281697号公報
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した如くヨーク部を拡径自在に構成した積層固定子鉄心を用いてモータ用固定子を製造する場合には、先ず上記ヨーク部を拡径させ、次いで各ティース部に巻線を巻回し、こののち上記ヨーク部を縮径させて積層固定子鉄心を所定の形状とする必要がある。
【0011】
ここで、上記積層固定子鉄心のヨーク部を拡径させる工程、およびヨーク部を縮径させる工程については、オペレータの手作業によってヨーク部の拡径および縮径を行っているため、モータ用固定子の製造時における巻線の巻回に関わる一連の作業が煩雑なものとなり、リードタイムが増長することで製造コストの増大や生産性の低下を招いてしまう不都合があった。
【0012】
本発明の目的は上記実状に鑑みて、積層固定子鉄心におけるヨーク部の拡径/縮径を簡易に実施することを可能とし、もってモータ用固定子の製造に関わるコストの増大や生産性の低下を未然に防止し得モータ用固定子製造装置およびモータ用固定子製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明に関わるモータ用固定子製造装置は、径内方向に突出する所定数のティース部を有する環形状(環状)のヨーク部をティース部毎に分割した分割鉄心が連結機構を介して拡径および縮径可能に連結され、各分割鉄心の外周部分の中央には係合溝が形成された積層固定子鉄心を用い、ティース部に巻線を巻回して成るモータ用固定子を製造するためのモータ用固定子製造装置であって、
積層固定子鉄心の載置される中央域には、積層固定子鉄心の外径より小さな開口が形成されるベースと、ベースに載置された積層固定子鉄心の分割鉄心の係合溝に連結され分割鉄心をヨーク部の径方向に沿って移動させる拡径/縮径手段とを具備し、
拡径/縮径手段は、シリンダアクチュエータと、シリンダアクチュエータの作動ロッドに接続され先端には係合溝に係合する係合突起が形成されたシフトロッドと、シフトロッドを摺動可能に支持し、シフトロッドの中央に設けられたストッパが当接してシフトロッドの縮径位置と拡径位置を決める前ブロックおよび後ブロックを備えたガイドとを有していることを特徴としている。
【0015】
本発明に関わるモータ用固定子製造方法は、径内方向に突出する所定数のティース部を有する環形状のヨーク部を、ティース部毎に分割した分割鉄心が連結機構を介して拡径および縮径可能に連結され、各分割鉄心の外周部分の中央には係合溝が形成された積層固定子鉄心ティース部に巻線を巻回して成るモータ用固定子を製造する方法であって、
積層固定子鉄心の載置されるベースと、ベースに載置された積層固定子鉄心の分割鉄心の係合溝に嵌合して各分割鉄心をヨーク部の径方向に沿って移動させる係合突起を有する拡径/縮径手段とを具備して成るモータ用固定子製造装置を用い、
係合突起を縮径位置に占位させ、係合突起に係合溝を嵌合させて積層固定子鉄心をモータ用固定子製造装置にセットする工程と、
拡径/縮径手段の動作により係合突起を拡径位置に移動させて、ベースに載置した積層固定子鉄心の各分割鉄心を径外方向に移動させ、ヨーク部を拡径させる拡径工程と、
ティース部に巻線を巻回する巻線工程と、
拡径/縮径手段の動作により係合突起を縮径位置に移動させてヨーク部を縮径し、所定形状の積層固定子鉄心を形成する縮径工程と、
モータ用固定子製造装置から積層固定子鉄心を取り出し所定個数の分割鉄心を互いに接合して一体化する結合工程とを含んで成ることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の具体化な構成を詳細に説明する。
図1および図2は、本発明に関わる積層固定子鉄心の一実施例を示しており、この積層固定子鉄心1はモータ用固定子の構成要素であって、環形状を呈するヨーク部1Yと、該ヨーク部1Yの径内方向に突出した所定数のティース部1T、1T…とを具備している。
【0017】
また、上記積層固定子鉄心1は、所定個数の分割鉄心2、2…を後述する態様で互いに接続することによって構成されており、個々の分割鉄心2は、所定枚数の分割鉄心片2aを交互に積層し、互いにカシメ結合することによって構成されている。
【0018】
上記分割鉄心2は、積層固定子鉄心1におけるヨーク部1Yの一部分を構成する分割ヨーク部2Yと、積層固定子鉄心1における複数のティース部1T、1T…の1つを構成するティース部2Tとを有している。
【0019】
さらに、積層固定子鉄心1において隣り合う分割鉄心2同士は、長穴2hと該長穴2hに遊嵌する突起2pとから成る連結機構を介し、分割ヨーク部2Yの周方向に沿って相対的に移動し得る態様で互いに接続されている。
【0020】
これにより、隣り合う分割鉄心2同士を分割ヨーク部2Yの周方向に離隔させることで、図2(a)に示す如く積層固定子鉄心1が所定の形状を呈している常態から、図2(b)に示す如く積層固定子鉄心1のヨーク部1Yが拡径することとなる。
【0021】
一方、隣り合う分割鉄心2同士を、互いに離隔している状態から分割ヨーク部2Yの周方向に接近させることで、図2(b)に示す状態から図2(a)に示す如く所定の形状を呈する常態へ、積層固定子鉄心1のヨーク部1Yが縮径することとなる。
【0022】
また、上述した積層固定子鉄心1を構成する各々の分割鉄心2には、その外周部分に、後述するモータ用固定子製造装置(図3〜図5参照)における拡径/縮径手段と連結される係合溝(係合部)2Rが、積層固定子鉄心1の中心軸線に沿って上下に延在する態様で形成されている。
【0023】
なお、本実施例における積層固定子鉄心1は、合計8個の分割鉄心2を無端状に接続することで構成されており、もって個々の分割鉄心2に形成された係合溝2R、2R…は、各々45°の中心角で積層固定子鉄心1の外周に位置することとなる。
【0024】
図3〜図5は、上述した如き構成の積層固定子鉄心1を用いたモータ用固定子(図11参照)を製造するための、本発明に関わるモータ用固定子製造装置の一実施例を示しており、このモータ用固定子製造装置100(以下、製造装置100と称する)は、上述した積層固定子鉄心1の載置されるベース101と、該ベース101に設置された所定数の拡径/縮径手段102とを具備している。
【0025】
上記ベース101は、矩形状を呈する平板のブロックから構成されており、該ベース101に積層固定子鉄心1の載置される中央域には、上記積層固定子鉄心1よりも一回り小さな丸孔101aが開口している。
【0026】
また、上記ベース101の上面には、積層固定子鉄心1における各分割鉄心2を上記積層固定子鉄心1の径方向に沿って移動させ、上記積層固定子鉄心1のヨーク部1Yを拡径/縮径させるための計8基の拡径/縮径手段102が、製造装置100にセットされた積層固定子鉄心1を取り囲む態様で放射状に設置されている。
【0027】
上記拡径/縮径手段102は、シリンダアクチュエータ103と、該シリンダアクチュエータ103の作動ロッド103Aに接続したシフトロッド104と、該シフトロッド104を摺動可能に支持するガイド105とを有している。
【0028】
上記シフトロッド104の先端には、積層固定子鉄心1における各分割鉄心2の係合溝2Rと嵌合する係合突起104Aが形成され、さらに上記シフトロッド104の中央にはフランジ状のストッパ104Sが形成されている。
【0029】
上記シリンダアクチュエータ103の作動ロッド103Aが伸長した際、図5(a)に示す如くガイド105の前ブロック105Fにストッパ104Sが当接することにより、シフトロッド104の係合突起104Aが、実線で示す縮径位置(初期位置)に占位する。
【0030】
また、上記シリンダアクチュエータ103の作動ロッド103Aが縮退した際、図5(b)に示す如くガイド105の後ブロック105Rにストッパ104Sが当接することにより、シフトロッド104の係合突起104Aが、実線で示す拡径位置に占位する。
【0031】
以下では、上述した構成の積層固定子鉄心1とモータ用固定子製造装置100とを用いた、本発明に関わるモータ用固定子製造方法の一実施例を、その作業手順に従って詳細に説明する。
【0032】
先ず、図6に示す如く、製造装置100における各拡径/縮径手段102の係合突起104Aを、それぞれ縮径位置(初期位置)に占位させ、この初期状態の製造装置100に対して、図7に示す如く、積層固定子鉄心1における個々の係合溝2R、2R…に、各拡径/縮径手段102の係合突起104A、104A…を嵌合させて、積層固定子鉄心1を製造装置100の所定位置にセットする。
【0033】
次いで、図8に示す如く、製造装置100における各拡径/縮径手段102を動作させ、各拡径/縮径手段102における係合突起104Aを、それぞれ拡径位置へ移動させることにより、積層固定子鉄心1の各分割鉄心2を径外方向へ移動させ、もって積層固定子鉄心1のヨーク部1Yを拡径する(拡径工程)。
【0034】
これによって、積層固定子鉄心1における隣り合うティース部1T(2T)の間隔が広がるとともに、積層固定子鉄心1における中心部の空間が拡大されることとなる。
【0035】
次いで、上記製造装置100に臨んで設置された巻線装置(図示せず)の稼動によって、図9に示す如く、積層固定子鉄心1の各ティース部1T、1T…に、それぞれ巻線3を巻回する(巻線工程)。
【0036】
積層固定子鉄心1の各ティース部1Tに巻線3を巻回したのち、図10に示す如く、製造装置100における各拡径/縮径手段102を動作させ、各拡径/縮径手段102における係合突起104Aを、それぞれ縮径位置へ移動させることにより、積層固定子鉄心1の各分割鉄心2を径内方向へ移動させ、もって積層固定子鉄心1のヨーク部1Yを縮径し、上記積層固定子鉄心1を常態である所定の形状とする(縮径工程)。
【0037】
こののち、上記製造装置100から積層固定子鉄心1を取り出し、図11に示す如く、上記積層固定子1にリング4を外挿することにより、各分割鉄心2、2…を互いに結合して一体化する(結合工程)。
【0038】
かくして、積層固定子鉄心1の各ティース部1T、1T…に巻線3を巻回して成る、製品としてのモータ用固定子5が完成することとなる。
【0039】
上述したように、積層固定子鉄心1における各々の分割鉄心2に係合溝2Rを設ける一方、製造装置100に上記積層固定子鉄心1の係合溝2Rと連結される拡径/縮径手段102を設けることにより、モータ用固定子5の製造に際し、上記拡径/縮径手段102の稼動に基づき、オペレータの手作業に頼ることなく、積層固定子鉄心1におけるヨーク部1Yの拡径/縮径を行うことができる。
【0040】
すなわち、上述した構成の積層固定子鉄心1、製造装置100、および上記積層固定子鉄心1と上記製造装置100とを用いたモータ用固定子製造方法によれば、積層固定子鉄心1におけるヨーク部1Yの拡径/縮径を簡易に実施することができ、もってモータ用固定子5の製造に関わるコストの増大や生産性の低下が未然に防止されることとなる。
【0041】
なお、上述した実施例においては、無端状に連結した計8個の分割鉄心2から積層固定子鉄心1を構成するとともに、これに対応して製造装置100に8基の拡径/縮径手段102を設置しているが、積層固定子鉄心を構成する分割鉄心の個数は適宜に設定することが可能であり、製造装置における拡径/縮径手段の設置個数に関しても、上記積層固定子鉄心の構成に応じて適宜に設定し得ることは勿論である。
【0042】
また、積層固定子鉄心1における係合溝(係合部)2Rと、この係合溝2Rに嵌合する係合突起104Aとの形状に関しても、互いの係合/係脱が容易でかつ拡径/縮径時において確実に力を伝達する条件を満足するものであれば、様々な態様を採り得ることは言うまでもない。
【0043】
また、上述した実施例においては、積層固定子鉄心1の各分割鉄心2における係合溝(係合部)2Rを、上記分割鉄心2の高さ方向の全長(全高)に亘って貫通形成しているが、上記分割鉄心の高さ方向における上部側の一部、または下部側の一部、さらには分割鉄心の高さ方向における中央部にのみ、係合溝(係合部)を形成するようにも構成し得ることは言うまでもない。
【0044】
また、上述した実施例においては、積層固定子鉄心1に巻線3を巻回するための巻線装置(図示せず)が製造装置100とは別体に設置され、巻線作業に際して協働するように構成されているが、製造装置に対して巻線装置を組付けて一体の装置として構成することも可能である。
【0045】
また、上述した実施例においては、モータ用固定子5の製造に際して、リング4を外挿することにより、各々の分割鉄心2、2…を互いに接合しているが、例えば溶接によって分割鉄心2同士を接合する等、様々な接合方法を採用することが可能である。
【0046】
図12、図13および図14は、本発明に関わる積層固定子鉄心の他の実施例を示しており、この積層固定子鉄心10は、モータ用固定子の構成要素であって、環状を呈するヨーク部10Yと、該ヨーク部10Yから径内方向に突出した所定数のティース部10T、10T…とを具備している。
【0047】
また、上記積層固定子鉄心10は、ヨーク部鉄心11Yとティース部鉄心11Tとを互いに組み付けて成り、環形状を呈するヨーク部鉄心11Yは、所定個数の分割ヨーク鉄心(分割鉄心)12を後述する態様で互いに接続することによって構成され、個々の分割ヨーク鉄心12は所定枚数の分割鉄心片12aを交互に積層し、互いにカシメ結合することによって構成されている。
【0048】
一方、ティース部鉄心11Tは、所定枚数の鉄心片を交互に積層し、互いにカシメ結合することにより構成され、放射状に配置された所定数のティース11t、11t…が互いに一体形成されている。
【0049】
上記積層固定子鉄心10の分割ヨーク鉄心12は、環状を呈するヨーク部10Yの一部分を構成するものであり、ヨーク部鉄心11Yにおいて隣り合う分割ヨーク鉄心12同士は、長穴12hと該長穴12hに遊嵌する突起12pとから成る連結機構を介し、ヨーク部鉄心11Yの周方向に沿って相対的に移動し得る態様で接続されている。
【0050】
これにより、隣り合う分割ヨーク鉄心12同士を周方向に離隔させることで、図14(a)に示す如くヨーク部鉄心11Yが所定の形状を呈している常態から、図14(b)に示す如くヨーク部鉄心11Y、すなわち積層固定子鉄心10のヨーク部10Y(図12、13参照)が拡径することとなる。
【0051】
一方、隣り合う分割ヨーク鉄心12同士を、互いに離隔している状態からヨーク部鉄心11Yの周方向に接近させることで、図14(b)に示す状態から図14(a)に示す如く所定の形状を呈する常態へ、ヨーク部鉄心11Y、すなわち積層固定子鉄心10におけるヨーク部10Y(図12、13参照)が縮径することとなる。
【0052】
また、上述した積層固定子鉄心10におけるヨーク部10Yを構成する各々の分割ヨーク鉄心12には、その外周部分に、後述する製造装置(図15参照)における拡径/手段手段と連結される係合溝(係合部)12Rが、積層固定子鉄心10の中心軸線に沿って延びる態様で形成されている。
【0053】
なお、本実施例における積層固定子鉄心10は、計8個の分割ヨーク鉄心12を無端状に接続することでヨーク部鉄心11Yを構成しており、個々の分割ヨーク鉄心12に形成された係合溝12R、12R…は、各々45°の中心角で積層固定子鉄心10の外周に位置することとなる。
【0054】
図15は、上述した如き構成の積層固定子鉄心10を用いたモータ用固定子を製造するための、本発明に関わるモータ用固定子製造装置の他の実施例を示しており、このモータ用固定子製造装置100′(以下、製造装置100′と称する)は、積層固定子鉄心10の載置されるベース101′と、該ベース101′に設置された所定数の拡径/縮径手段102′とを具備している。
【0055】
なお、図15に示した製造装置100′の構成は、先に図3〜図5を示して説明した製造装置100と基本的に同一なので、上記製造装置100と同一の作用を為す要素には、図15において図3〜図5と同一の符号に′(ダッシュ)を附すことで詳細な説明は省略する。
【0056】
以下では、上述した積層固定子鉄心10とモータ用固定子製造装置100′とを用いた、本発明に関わるモータ用固定子製造方法の他の実施例を、その作業手順に従って詳細に説明する。
【0057】
先ず、図16に示す如く、製造装置100′の各拡径/縮径手段102′における係合突起104A′を、それぞれ縮径位置(初期位置)に占位させ、この初期状態の製造装置100′に対して、図17に示す如く、積層固定子鉄心10におけるヨーク部鉄心11Y(ヨーク部10Y)の各係合溝12Rに、各拡径/縮径手段102′の係合突起104A′を嵌合させて、上記ヨーク部鉄心11Yを製造装置100′の所定位置にセットする。
【0058】
次いで、図18に示す如く、製造装置100′の各拡径/縮径手段102′を動作させ、各拡径/縮径手段102′の係合突起104A′を、それぞれ拡径位置へ移動させることにより、積層固定子鉄心10の各分割ヨーク鉄心12を径外方向へ移動させ、もって上記ヨーク部鉄心11Yを拡径する(拡径工程)。
【0059】
一方、図19(a)に示すティース部鉄心11Tの各ティース部11t(ティース部10T)に、巻線装置(図示せず)の稼動によって、図19(b)に示す如く各々に巻線13を巻回する(巻線工程)。
【0060】
各ティース部11t(ティース部10T)に巻線13を巻回したティース部鉄心11Tを、上述した製造装置100′にセットされたヨーク部鉄心11Yの中央域にセットしたのち、図20に示す如く、製造装置100′の各拡径/縮径手段102′を動作させ、各拡径/縮径手段102′の係合突起104A′を、それぞれ縮径位置へ移動させることにより、積層固定子鉄心10の各分割鉄心12を径内方向へ移動させ、もって積層固定子鉄心10のヨーク部鉄心11Yを縮径し、該ヨーク部鉄心11Yとティース部鉄心11Tとを互いに結合するとともに、上記積層固定子鉄心10を常態である所定の形状とする(縮径工程)。
【0061】
こののち、上記製造装置100′から積層固定子鉄心10を取り出し、図21に示す如く、上記積層固定子10にリング14を外挿することにより、各分割ヨーク鉄心12、12…を互いに結合して一体化する(結合工程)。
【0062】
かくして、積層固定子鉄心10の各ティース部10T、10T…に巻線13を巻回して成る、製品としてのモータ用固定子15が完成することとなる。
【0063】
上述したように、積層固定子鉄心10における各々の分割ヨーク鉄心12に係合溝12Rを設ける一方、製造装置100′に上記積層固定子鉄心10の係合溝12Rと連結される拡径/縮径手段102′を設けることにより、モータ用固定子15の製造に際し、上記拡径/縮径手段102′の稼動に基づき、オペレータの手作業に頼ることなく、積層固定子鉄心10におけるヨーク部10Yの拡径/縮径を行うことができる。
【0064】
すなわち、上述した構成の積層固定子鉄心10、製造装置100′、および上記積層固定子鉄心10と上記製造装置100′とを用いたモータ用固定子製造方法によれば、積層固定子鉄心10におけるヨーク部10Yの拡径/縮径を簡易に実施することができ、もってモータ用固定子15の製造に関わるコストの増大や生産性の低下が未然に防止されることとなる。
【0065】
なお、上述した実施例においては、無端状に連結した計8個の分割ヨーク鉄心12から積層固定子鉄心10のヨーク部鉄心11Yを構成するとともに、これに対応して製造装置100′に8基の拡径/縮径手段102′を設置しているが、積層固定子鉄心を構成する分割ヨーク鉄心の個数は適宜に設定することが可能であり、製造装置における拡径/縮径手段の設置個数に関しても、上記積層固定子鉄心の構成に応じて適宜に設定し得ることは勿論である。
【0066】
また、積層固定子鉄心10における係合溝(係合部)12Rと、この係合溝12Rに嵌合する係合突起104A′との形状に関しても、互いの係合/係脱が容易でかつ拡径/縮径時において確実に力を伝達する条件を満足するものであれば、様々な態様を採り得ることは言うまでもない。
【0067】
また、上述した実施例においては、積層固定子鉄心10における各分割ヨーク鉄心12の係合溝(係合部)12Rを、上記分割ヨーク鉄心12の高さ方向の全長(全高)に亘って貫通形成しているが、上記分割ヨーク鉄心の高さ方向における上部側の一部、または下部側の一部、さらには分割ヨーク鉄心の高さ方向における中央部にのみ、係合溝(係合部)を形成するようにも構成し得ることは言うまでもない。
【0068】
また、上述した実施例においては、モータ用固定子15の製造に際して、リング14を外挿することにより、各々の分割ヨーク鉄心12、12…を互いに接合しているが、例えば溶接によって分割ヨーク鉄心12同士を接合する等、様々な接合方法を採用することが可能である。
【0069】
【発明の効果】
【0070】
本発明に関わるモータ用固定子製造装置は、環状のヨーク部と該ヨーク部の径内方向に突出する所定数のティース部とを有し、所定個数の分割鉄心を互いに接続して成るヨーク部を拡径自在に構成した積層固定子鉄心を用い、ティース部に巻線を巻回して成るモータ用固定子を製造するための製造装置であって、前記積層固定子鉄心の載置されるベースと、該ベースに載置された積層固定子鉄心の分割鉄心に設けた係合と連結して分割鉄心をヨーク部の径方向に沿って移動させる拡径/縮径手段とを備えて成ることを特徴としている。
上記構成によれば、係合に連結させた拡径/縮径手段を稼動させることで、オペレータの手作業に頼ることなく積層固定子鉄心におけるヨーク部の拡径/縮径を行うことができる。
このように、本発明に関わるモータ用固定子製造装置によれば、積層固定子鉄心におけるヨーク部の拡径/縮径を簡易に実施することができ、もってモータ用固定子の製造に関わるコストの増大や生産性の低下を未然に防止することが可能となる。
【0071】
さらに、本発明に関わるモータ用固定子製造方法は、環状のヨーク部と該ヨーク部の径内方向に突出する所定数のティース部とを有し、所定個数の分割鉄心を互いに接続して成るヨーク部を拡径自在に構成した積層固定子鉄心を用い、ティース部に巻線を巻回して成るモータ用固定子を製造するための製造方法であって、積層固定子鉄心の載置されるベースと、該ベースに載置された積層固定子鉄心の分割鉄心に設けた係合と連結して分割鉄心をヨーク部の径方向に沿って移動させる拡径/縮径手段とを具備して成るモータ用固定子製造装置を用い、モータ用固定子製造装置のベースに載置した環状のヨーク部を拡径/縮径手段の動作により拡径させる拡径工程と、ティース部に巻線を巻回する巻線工程と、拡径/縮径手段の動作により環状のヨーク部を縮径させて所定形状の積層固定子鉄心を形成する縮径工程と、モータ用固定子製造装置から積層固定子鉄心を取り出し所定個数の分割鉄心を互いに接合して一体化する結合工程とを含んで成ることを特徴としている。
上記構成によれば、係合に連結させた拡径/縮径手段を稼動させることで、オペレータの手作業に頼ることなく積層固定子鉄心におけるヨーク部の拡径/縮径を行うことができる。
このように、本発明に関わるモータ用固定子製造方法によれば、積層固定子鉄心におけるヨーク部の拡径/縮径を簡易に実施することができ、もってモータ用固定子の製造に関わるコストの増大や生産性の低下を未然に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる積層固定子鉄心の一実施例を示す平面図および側面図。
【図2】図1に示した積層固定子鉄心の変形態様を示す平面図。
【図3】本発明に関わるモータ用固定子製造装置の一実施例を示す平面図および断面側面図。
【図4】図3に示したモータ用固定子製造装置の要部平面図および要部断面側面図。
【図5】図3に示したモータ用固定子製造装置の要部断面側面図。
【図6】本発明に関わるモータ用固定子製造方法の手順を示す概念図。
【図7】本発明に関わるモータ用固定子製造方法の手順を示す概念図。
【図8】本発明に関わるモータ用固定子製造方法の手順を示す概念図。
【図9】本発明に関わるモータ用固定子製造方法の手順を示す概念図。
【図10】本発明に関わるモータ用固定子製造方法の手順を示す概念図。
【図11】本発明に関わるモータ用固定子製造方法の手順を示す概念図。
【図12】本発明に関わる積層固定子鉄心の他の実施例を示す平面図および側面図。
【図13】図12に示した積層固定子鉄心のヨーク部およびティース部を示す平面図。
【図14】図12に示した積層固定子鉄心のヨーク部の変形態様を示す平面図。
【図15】本発明に関わるモータ用固定子製造装置の他の実施例を示す平面図および断面側面図。
【図16】本発明に関わるモータ用固定子製造方法の手順を示す概念図。
【図17】本発明に関わるモータ用固定子製造方法の手順を示す概念図。
【図18】本発明に関わるモータ用固定子製造方法の手順を示す概念図。
【図19】本発明に関わるモータ用固定子製造方法の手順を示す概念図。
【図20】本発明に関わるモータ用固定子製造方法の手順を示す概念図。
【図21】本発明に関わるモータ用固定子製造方法の手順を示す概念図。
【図22】従来の積層固定子鉄心を示す斜視図。
【図23】従来の他の積層固定子鉄心を示す斜視図。
【図24】図23に示した従来の積層固定子鉄心の変形態様を示す平面図。
【符号の説明】
1…積層固定子鉄心、
1Y…ヨーク部、
1T…ティース部、
2…分割鉄心
2Y…分割ヨーク部、
2T…ティース部、
2R…係合溝(係合部)、
3…巻線、
4…リング、
5…モータ用固定子、
10…積層固定子鉄心、
10Y…ヨーク部、
10T…ティース部、
11Y…ヨーク部鉄心、
11T…ティース部鉄心、
12…分割ヨーク鉄心(分割鉄心)、
12R…係合溝(係合部)、
13…巻線、
14…リング、
15…モータ用固定子、
100、100′…製造装置、
101、101′…ベース、
102、102′…拡径/縮径手段、
104A、104A′…係合突起。

Claims (2)

  1. 径内方向に突出する所定数のティース部を有する環形状のヨーク部を前記ティース部毎に分割した分割鉄心が連結機構を介して拡径および縮径可能に連結され、前記各分割鉄心の外周部分の中央には係合溝が形成された積層固定子鉄心を用い、前記ティース部に巻線を巻回して成るモータ用固定子を製造するためのモータ用固定子製造装置であって、
    前記積層固定子鉄心の載置される中央域には、前記積層固定子鉄心の外径より小さな開口が形成されるベースと、前記ベースに載置された前記積層固定子鉄心の前記分割鉄心の前記係合溝に連結され、前記分割鉄心を前記ヨーク部の径方向に沿って移動させる拡径/縮径手段とを具備し
    前記拡径/縮径手段は、シリンダアクチュエータと、該シリンダアクチュエータの作動ロッドに接続され先端には前記係合溝に係合する係合突起が形成されたシフトロッドと、該シフトロッドを摺動可能に支持し、前記シフトロッドの中央に設けられたストッパが当接して前記シフトロッドの縮径位置と拡径位置を決める前ブロックおよび後ブロックを備えたガイドとを有していることを特徴とするモータ用固定子製造装置。
  2. 径内方向に突出する所定数のティース部を有する環形状のヨーク部を、前記ティース部毎に分割した分割鉄心が連結機構を介して拡径および縮径可能に連結され、前記各分割鉄心の外周部分の中央には係合溝が形成された積層固定子鉄心前記ティース部に巻線を巻回して成るモータ用固定子を製造する方法であって、
    前記積層固定子鉄心の載置されるベースと、該ベースに載置された前記積層固定子鉄心の前記分割鉄心の前記係合溝に嵌合して前記分割鉄心を前記ヨーク部の径方向に沿って移動させる係合突起を有する拡径/縮径手段とを具備して成るモータ用固定子製造装置を用い、
    前記係合突起を縮径位置に占位させ、該係合突起に前記係合溝を嵌合させて前記積層固定子鉄心を前記モータ用固定子製造装置にセットする工程と、
    前記拡径/縮径手段の動作により前記係合突起を拡径位置に移動させて、前記ベースに載置した前記積層固定子鉄心の前記各分割鉄心を径外方向に移動させ、前記ヨーク部を拡径させる拡径工程と、
    前記ティース部に巻線を巻回する巻線工程と、
    前記拡径/縮径手段の動作により前記係合突起を縮径位置に移動させて前記ヨーク部を縮径、所定形状の前記積層固定子鉄心を形成する縮径工程と、
    前記モータ用固定子製造装置から前記積層固定子鉄心を取り出し、所定個数の前記分割鉄心を互いに接合して一体化する結合工程と、
    を含んで成ることを特徴とするモータ用固定子製造方法。
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