JP2019068556A - ステータの製造方法、及びモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】モータのステータ組み立て工数の低減。【解決手段】コアバック部21から径方向にティース部が延びる積層コアピースが中心軸を中心にして周方向に複数配置された環状のステータの製造方法は片形成工程、積層工程、保持工程、インシュレータ被覆工程、巻回工程、分離工程、及び円環形成工程を有する。巻回工程において、隣り合うティース部が互いに離された状態で、複数の保持部を介して積層コアピースが固定治具により個別に保持されることで、各々の積層コアピースのティース部にインシュレータ11を介してコイル部12が設けられる。【選択図】図9
Description
本発明は、ステータの製造方法、及びモータに関する。
従来のモータを構成するステータとして、コイルが巻き付けられた複数のステータコアが環状に連結された構造のステータが知られている。たとえば、特許文献1では、隣接するコア片のコア部材を複数枚づつ交互に重ね合わせることにより、隣接するコア片同士が回動可能に連結されたステータを教示している。また、特許文献2では、隣接するコアセグメントのうち、一方のコアセグメントの凸部を他方のコアセグメントの凹部に嵌め合わせることにより、隣接するコアセグメント同士が回動可能に連結されたステータを教示している。
このようなステータでは、全てのコア片を直線状、或いは、ティースの先端を反り返らせた状態の弧状又は環状となるように並べて、ティースにコイルを巻き付けることができる。その後、隣り合うコア片同士を回動させて、環状のステータを得ることができる。コア片が環状に連結されたステータでは、コイルが巻き付けられる際、隣り合うティースの間隔を広げた状態で、コイルを巻き付けできるため、巻き付け作業を容易に行うことができる。さらに、コイルの占積率も高めることができる。
しかしながら、巻線機を用いてコア片のティースにコイルを巻き付ける際、巻線機は各コア片を所定位置に固定する必要があるので、固定治具をティース毎に固定しなければならない。具体的には、各コア片のティースを固定治具で直接に固定し、その固定冶具を巻線機の所定位置に固定する必要がある。そのため、コイルを巻き付ける際の工数が多くなるという問題がある。また、ティースの部品精度が低いことなどに起因して、コア片を固定できなかったり、固定治具が精度良く固定できなかったりすることがあった。
本発明は、上記の状況を鑑みて、モータが有するステータの組み立て工数を低減できる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の例示的なステータの製造方法は、コアバック部から径方向にティース部が延びる積層コアピースが中心軸を中心にして周方向に複数配置された環状のステータの製造方法であって、板状のコア片と、前記コア片を保持する板状の保持片と、がそれぞれ複数形成される片形成工程と、複数の前記コア片を積層して形成された前記積層コアピースが一繋がりに複数連結された連結コアが形成されるとともに、複数の前記保持片を積層し、各々の前記積層コアピースと個別に繋げられた保持部が複数形成される積層工程と、各々の前記保持部が固定治具に保持される保持工程と、各々の前記積層コアピースの少なくとも一部を絶縁材で形成されたインシュレータで覆うインシュレータ被覆工程と、隣り合う前記ティース部が互いに離された状態で、複数の前記保持部を介して前記積層コアピースが前記固定治具により個別に保持されることで、各々の前記積層コアピースの前記ティース部に前記インシュレータを介してコイル部が設けられる巻回工程と、前記コイル部を設けた前記積層コアピースから前記保持部が分離される分離工程と、前記コイル部を設けた各々の前記積層コアピースを円環状に配列することにより、前記連結コアを円環状にする円環形成工程と、を有する構成とされる。
上記目的を達成するために、本発明の例示的なモータは、上記のステータの製造方法によって製造されたステータを有する構成とされる。
本発明の例示的なステータの製造方法、及びモータによれば、モータが有するステータの組み立て工数を低減できる技術を提供することができる。
以下に図面を参照して本発明の例示的な実施形態を説明する。
なお、本明細書では、モータ100において、中心軸CAと平行な方向を「軸方向」と呼ぶ。さらに、軸方向において、第1ベアリング113から第2ベアリング125に向かう方向を「上方」と呼び、第2ベアリング125から第1ベアリング113に向かう方向を「下方」と呼ぶ。また、各々の構成要素の表面において、軸方向の上方に向く面を「上面」と呼び、軸方向の下方に向く面を「下面」と呼ぶ。
また、中心軸CAに直交する方向を「径方向」と呼び、中心軸CAを中心とする周方向を「周方向」と呼ぶ。さらに、径方向において、中心軸CAに向かう方向を「内方」と呼び、中心軸CAから離れる方向を「外方」と呼ぶ。さらに、各々の構成要素の側面において、径方向の内方に向く側面を「内側面」と呼び、径方向の外方に向く側面を「外側面」と呼ぶ。
なお、以上に説明した方向及び面の呼称は、実際の機器に組み込まれた場合での位置関係及び方向などを示すものではない。
<1.第1実施形態>
<1−1.モータの概略構成>
図1は、モータ100の構成例を示す断面図である。図1では、モータ100の中心軸CAを含む切断面でモータ100を切断している。図1のモータ100は、インナーロータ型の車載モータである。
<1−1.モータの概略構成>
図1は、モータ100の構成例を示す断面図である。図1では、モータ100の中心軸CAを含む切断面でモータ100を切断している。図1のモータ100は、インナーロータ型の車載モータである。
図1に示すように、モータ100は、シャフト101と、ロータ102と、ハウジングユニット110と、バスバーユニット120と、を備えている。ハウジングユニット110は、環状のステータ1と、ハウジング112と、第1ベアリング113と、を有している。また、バスバーユニット120は、メインバスバー121と、バスバーホルダ122と、基板123と、第2ベアリング125と、ベアリングホルダ126と、ブラケット129と、を有している。
シャフト101は、中心軸CAに沿って上下方向に延びる回転軸であり、ロータ102に取り付けられている。
ロータ102は、上下方向に延びる中心軸CAを中心としてシャフト101とともに回転可能である。ロータ102は、ロータ102の外側面に設けられるロータマグネット102aを有する。ロータマグネット102aは、軸方向に延びる筒状であってもよいし、周方向に配置された複数のマグネット片で構成されていてもよい。
次に、ハウジングユニット110を説明する。ステータ1は、ハウジング112に保持されている。また、軸方向から見て、ハウジング112の中心軸CAを中心とする中央部には、シャフト101が挿通される開口が形成されている。また、径方向において、開口の内側には、第1ベアリング113が保持されている。第1ベアリング113は、軸方向の下方において、シャフト101を回転可能に支持する。本実施形態では、第1ベアリング113として、たとえば球面軸受などのすべり軸受が用いられている。なお、この例示に限定されず、第1ベアリング113には、たとえばボール軸受又はスリーブ軸受などが用いられていてもよい。
ステータ1は、複数の積層コアピース2と、インシュレータ11と、複数のコイル部12と、を有する。なお、本実施形態の例示に限定されず、ステータ1は、複数の積層コアピース2に代えて、焼結された磁性体で構成される複数の鉄心部材を有する構成であってもよい。積層コアピース2の構成は、後に説明する。
インシュレータ11は、たとえば樹脂製の絶縁部材であり、積層コアピース2と各々のコイル部12との間を電気的に絶縁する。インシュレータ11は、たとえばインサート成型などにより積層コアピース2に設けられ、積層コアピース2の少なくとも一部を覆う。或いは、インシュレータ11は、積層コアピース2とは別体で設けられてもよく、たとえば積層コアピース2に嵌め込む樹脂製の部材であってもよい。
各々のコイル部12は、インシュレータ11を介して積層コアピース2に巻き付けられた導線12aで構成される。導線12aは、例えばエナメル被覆銅線等、絶縁部材で被覆された金属線で構成される。コイル部12に駆動電流が供給されると、積層コアピース2に径方向の磁束が発生する。ステータ1は、これを利用して、ロータ102に周方向のトルクを発生させ、中心軸CAを中心としてロータ102を回転させる。
複数のコイル部12は、互いに電気的な位相が異なるU相コイル部、V相コイル部、及びW相コイル部で構成される。U相コイル部、V相コイル部、及びW相コイル部は、それぞれ導線12aの一部である渡り線部を介してデルタ結線されている。また、U相コイル部、V相コイル部、及びW相コイル部の各々の端子部はリード線を介して基板123と電気的に接続されている。なお、デルタ結線は、1つの導線12aで形成されていてもよいし、複数の導線12aで形成されていてもよい。この場合、U相コイル部及びV相コイル部間の渡り線、V相コイル部及びW相コイル部間の渡り線、及びW相コイル部及びU相コイル部間の渡り線がそれぞれ、たとえば中間バスバー(不図示)を介して基板123と電気的に接続されていてもよい。
次に、バスバーユニット120について説明する。メインバスバー121は、基板123と電気的に接続され、基板123を介してステータ1の各コイル部12に駆動電流を供給する。バスバーホルダ122は、メインバスバー121と、基板123とを保持する。
基板123は、たとえば電子部品を搭載した樹脂製の回路基板であり、各々のコイル部12の導線12aとメインバスバー121と電気的に接続されている。基板123には、ロータ102とともに回転するセンサ用マグネット(不図示)の回転位置を検出するたとえばホール素子などのセンサ(不図示)が搭載されている。
第2ベアリング125は、軸方向の上方において、シャフト101を回転可能に支持する。軸方向から見て、中心軸CAを中心とするバスバーホルダ122の中央部には、ベアリングホルダ126が設けられている。第2ベアリング125は、ベアリングホルダ126の径方向の内側面に保持される。なお、本実施形態では、第2ベアリング125として、たとえば球面軸受などのすべり軸受が用いられている。なお、この例示に限定されず、第2ベアリング125には、たとえばボール軸受又はスリーブ軸受などが用いられていてもよい。
ブラケット129は、軸方向におけるバスバーホルダ122の上端に取り付けられている。ブラケット129は、金属製であってもよいが、好ましくは樹脂製である。樹脂材料は金属材料と比べて安価であるため、製造コストの低減にも寄与できる。
<1−2.積層コアピース>
<1−2−1.積層コアピースの構成>
次に、積層コアピース2について説明する。各々の積層コアピース2は、たとえば電磁鋼板を用いて形成されたコア片20が軸方向に積層された積層鋼板で構成される鉄心部材である。図2は、周方向に配置された積層コアピース2の上面図である。図3は、隣り合う積層コアピース2の連結部分を径方向から見た局所拡大図である。図4は、積層コアピース2の斜視図である。図5は、コア片20の斜視図である。なお、図3は、図2の一点鎖線の囲み部分を径方向から見た構造に対応している。また、図4の右側において円形の破線内に描かれた図は、図4の左側において楕円形の破線で囲まれた部分を軸方向から見た拡大図を示している。
<1−2−1.積層コアピースの構成>
次に、積層コアピース2について説明する。各々の積層コアピース2は、たとえば電磁鋼板を用いて形成されたコア片20が軸方向に積層された積層鋼板で構成される鉄心部材である。図2は、周方向に配置された積層コアピース2の上面図である。図3は、隣り合う積層コアピース2の連結部分を径方向から見た局所拡大図である。図4は、積層コアピース2の斜視図である。図5は、コア片20の斜視図である。なお、図3は、図2の一点鎖線の囲み部分を径方向から見た構造に対応している。また、図4の右側において円形の破線内に描かれた図は、図4の左側において楕円形の破線で囲まれた部分を軸方向から見た拡大図を示している。
複数の積層コアピース2は、環状のステータ1において図2に示すように、中心軸CAを中心にして周方向に配置されている。複数の積層コアピース2は、本実施形態ではそれぞれ別々の部材であり、直接には繋がっていない。なお、複数の積層コアピース2の数は、本実施形態では12個であるが、この例示に限定されず、12以外の複数であってもよい。
各々の積層コアピース2は、コアバック部21と、ティース部22と、受け部25と、を有する。ティース部22は、ティース基部23と、ティース先端部24と、を有する。ティース基部23は、コアバック部21から延びる。ティース基部23には、インシュレータ11を介して導線12aが巻き付けられる。ティース先端部24は、ティース基部23の先端から周方向の一方側及び他方端側にそれぞれ延びる。受け部25は、ティース部22に設けられた凹部であり、ティース部22の先端からコアバック部21に向かって凹んでいる。受け部25には、後述する保持部5の連結部51が分離可能に連結できる。保持部5は、後述するように、巻線機の固定治具(不図示)が積層コアピース2を容易に保持できるようにするための補助的な冶具である。
また、ティース先端部24には、面取り部24aが設けられている。言い換えると、各々の積層コアピース2は、面取り部24aをさらに有している。より具体的には、面取り部24aは、ティース先端部24の外側面と受け部25の内側面との間に設けられている。面取り部24aは、本実施形態ではティース先端部24の外側面と受け部25の内側面とがなす角がR面取りされた曲面からなる。軸方向から見て、面取り部24aの一方端はティース先端部24の外側面と連続的且つ滑らかに接続されており、面取り部24aの他方端は受け部25の内側面と連続的且つ滑らかに接続されている。但し、面取り部24aは、この例示に限定されず、C面取りされた部分であってもよい。すなわち、軸方向から見て、ティース先端部24の外側面と受け部25の内側面との間には、傾斜面が設けられていてもよい。受け部25の先端に面取り部24aが設けられることにより、面取り部24aが設けられない構成と比べて、保持部5を受け部25から取り外す際における受け部25の変形を抑制又は防止できる。なお、受け部25の側面の径方向外方における端部にて面取り部24aは、本実施形態では周方向両側に設けられているが、この例示に限定されず、周方向一方側に設けられていてもよい。すなわち、面取り部24aは、受け部25の少なくとも周方向一方側における側面の径方向外方における端部に設けられていればよい。
各々のコア片20は、コアバック部21を構成するコアバック片部210と、ティース部22を構成するティース片部220と、受け部25を構成する片受け部250と、を有する。ティース片部220は、コアバック片部210から延びるティース片基部230と、ティース基部230の先端から周方向に沿って延びるティース片先端部240とを含む。以下では、周方向の一方側に延びるティース片先端部240の端部を第1ティース片端部241と呼び、周方向の他方側に延びるティース片先端部240の端部を第2ティース片端部242と呼ぶ。各々のコア片20において、周方向における第1ティース片端部241の長さは第2ティース片端部242よりも長くなっている。片受け部250は、コア片20のティース片先端部240の径方向外側における端部に設けられた凹部であり、ティース片部220の先端からコアバック部210に向かって凹んでいる。片受け部250には、後述する保持片50が分離可能に連結できる。
また、ティース片先端部240には、面取り部24aを構成する片面取り部240aが設けられている。言い換えると、各々のコア片20は、片面取り部240aをさらに有している。より具体的には、片面取り部240aは、ティース片先端部240の外側面と片受け部250の内側面との間に設けられている。片面取り部240aは、本実施形態ではR面取りされた曲面からなっているが、この例示に限定されず、C面取りされた傾斜面からなっていてもよい。片受け部250の先端に片面取り部240aが設けられることにより、面取り部24aが設けられない構成と比べて、片受け部250を形成する際に用いられる打ち抜き金型に要求される寸法精度を軽減することができる。従って、コア片20が形成し易くなる。なお、片受け部250の側面の径方向外方における端部にて片面取り部240aは、本実施形態では周方向両側に設けられているが、この例示に限定されず、周方向一方側に設けられていてもよい。すなわち、片面取り部240aは、片受け部250の少なくとも周方向一方側における側面の径方向外方における端部に設けられていればよい。
複数のコア片20の積層により積層コアピース2が形成される際、周方向において第1ティース片端部241と第2ティース片端部242とが2層のコア片20毎に逆向きにされる(図4参照)。なお、この例示に限定されず、第1ティース片端部241及び第2ティース片端部242は1又は3以上の複数層のコア片20毎に逆向きにされてもよい。また、積層コアピース2が形成される際、各々のコア片20の片受け部250が軸方向に並べられることにより、片面取り部24a及び片受け部25がティース先端部24に形成される。
<1−2−2.隣り合う積層コアピースの連結>
隣り合う積層コアピース2は、ティース片先端部240の周方向における端部において連結されている。すなわち、隣り合う積層コアピース2のうちの一方の積層コアピース2を構成するコア片20のティース片部220の第1縁部と、他方の積層コアピース2を構成するコア片20のティース片部220の第2縁部と、がコア片20の積層方向にて2層毎に交互に重なり合う(図3参照)。なお、第1縁部は、周方向において、一方の積層コアピース2のティース片部220から他方の積層コアピース2に向かって延びる第1ティース片端部241である。また、第2縁部は、周方向において、他方の積層コアピース2のティース片部220から一方の積層コアピース2に向かって延びる第1ティース片端部241である。図3のように、隣り合う積層コアピース2において第1縁部と第2縁部とが交互に重なり合うことにより、隣り合う積層コアピース2を連結して、複数の積層コアピース2が一繋がりに連結された連結コア2aを形成できる。
隣り合う積層コアピース2は、ティース片先端部240の周方向における端部において連結されている。すなわち、隣り合う積層コアピース2のうちの一方の積層コアピース2を構成するコア片20のティース片部220の第1縁部と、他方の積層コアピース2を構成するコア片20のティース片部220の第2縁部と、がコア片20の積層方向にて2層毎に交互に重なり合う(図3参照)。なお、第1縁部は、周方向において、一方の積層コアピース2のティース片部220から他方の積層コアピース2に向かって延びる第1ティース片端部241である。また、第2縁部は、周方向において、他方の積層コアピース2のティース片部220から一方の積層コアピース2に向かって延びる第1ティース片端部241である。図3のように、隣り合う積層コアピース2において第1縁部と第2縁部とが交互に重なり合うことにより、隣り合う積層コアピース2を連結して、複数の積層コアピース2が一繋がりに連結された連結コア2aを形成できる。
<1−3.ステータの製造方法>
次に、環状のステータ1の製造方法の一例を説明する。コアバック部21から径方向にティース部22が延びる積層コアピース2が中心軸を中心にして周方向に複数配置された環状のステータ1の製造方法は、片形成工程、積層工程、保持工程、インシュレータ被覆工程、巻回工程、分離工程、及び円環形成工程を含む。
次に、環状のステータ1の製造方法の一例を説明する。コアバック部21から径方向にティース部22が延びる積層コアピース2が中心軸を中心にして周方向に複数配置された環状のステータ1の製造方法は、片形成工程、積層工程、保持工程、インシュレータ被覆工程、巻回工程、分離工程、及び円環形成工程を含む。
<1−3−1.片形成工程>
図6は、片形成工程の一例を説明するための斜視図である。また、図6の右側において円形の破線内に描かれた図は、図6の左側において楕円形の破線で囲まれた部分を軸方向から見た拡大図を示している。
図6は、片形成工程の一例を説明するための斜視図である。また、図6の右側において円形の破線内に描かれた図は、図6の左側において楕円形の破線で囲まれた部分を軸方向から見た拡大図を示している。
片形成工程では、たとえば電磁鋼板の打ち抜き加工により、板状のコア片20が個別に複数形成される。この際、コア片20の径方向外方における端部には、保持片50が分離可能に連結できる片受け部250が形成される。さらに、片受け部250の周方向両側における側面の径方向外方における端部には、片面取り部240aが形成される。なお、片面取り部240aは、前述のごとく、片受け部250の周方向の少なくとも一方側における側面の径方向外方における端部に形成されていればよい。こうすれば、後述の積層工程において、受け部25の先端に面取り部24aを設けることができ、さらに、受け部25の先端に面取り部24aを設けることもできる。これらの構成によれば、後述の分離工程において、面取り部24aが設けられない構成と比べて、保持部5を受け部25から取り外す際における受け部25の変形を抑制又は防止できる。また、面取り部24aが設けられない構成と比べて、片受け部250を形成する際に用いられる打ち抜き金型に要求される寸法精度を軽減することができる。従って、比較的簡易な打ち抜き金型を用いることができるので、コア片20が形成し易くなる。
また、コア片20を保持する板状の保持片50は、コア片20と同時に複数形成される。そのため、打ち抜き加工でコア片20及び保持片50を形成する場合、コア片20以外の部分を用いて保持片50を形成できるので、通常であれば廃棄される部分を有効に活用することができる。また、コア片20と保持片50とを異なる工程で形成する場合と比較して、片形成工程の工数を低減できる。
各々の保持片50は、後述する連結部51を構成する片連結部510を有する。片連結部510は、片受け部250(凹部)に嵌められる凸部であり、片受け部25に分離可能に連結される。また、保持片50には、後述する位置決め部52を構成する片位置決め部520が形成される。そして、各々の片受け部250が各々の片連結部510と個別且つ分離可能に連結された状態で、各々の保持片50は各々のコア片20とは別の部材として形成される。こうすれば、各々の積層コアピース2のティース部22にコイル部12を設ける巻回工程において、積層コアピース2と保持部5との連結作業がし易くなる。
<1−3−2.積層工程>
積層工程は、片積層工程と、連結コア形成工程と、を含む。図7は、片積層工程の一例を説明するための斜視図である。図8は、連結コア形成工程にて形成される連結コア2aの一例を示す斜視図である。なお、連結する積層コアピース2の数は、図8では12個であるが、この例示に限定されず、たとえばステータ1の形態等に応じて適宜変更可能である。
積層工程は、片積層工程と、連結コア形成工程と、を含む。図7は、片積層工程の一例を説明するための斜視図である。図8は、連結コア形成工程にて形成される連結コア2aの一例を示す斜視図である。なお、連結する積層コアピース2の数は、図8では12個であるが、この例示に限定されず、たとえばステータ1の形態等に応じて適宜変更可能である。
片積層工程では、保持片50が分離可能に連結されたコア片20が複数積層されることにより、積層コアピース2が保持部5とともに形成される。保持部5は、連結部51と、位置決め部52と、を有する。連結部51は、受け部25(凹部)に嵌められる凸部であり、片積層工程において受け部25と個別且つ分離可能に連結された状態で形成される。積層コアピース2の受け部25に保持部5の連結部51が嵌められることにより、保持部5を積層コアピース2に分離可能に連結できる。位置決め部52は、巻線機の固定治具に対して保持部5の保持位置を決めるための部分である。
連結コア形成工程では、片積層工程で形成された積層コアピース2が一繋がりに複数連結されることにより、連結コア2aが形成される。より具体的には、積層工程において、複数の積層コアピース2を並べ、隣り合う積層コアピース2のうちの一方の積層コアピース2を構成するコア片20のティース片部220の第1縁部と、他方の積層コアピース2を構成するコア片のティース部22の第2縁部と、がコア片の積層方向にて2層毎に交互に重なり合う(図3参照)。なお、第1縁部は、一方の積層コアピース2において周方向の他方の積層コアピース2に向かって延びる第1ティース片端部241である。また、第2縁部は、他方の積層コアピース2において周方向の一方の積層コアピース2に向かって延びる第1ティース片端部241である。こうすれば、隣り合う積層コアピース2において第1縁部と第2縁部とが積層方向に対して交互に重なり合うことにより、隣り合う積層コアピース2を連結できる。よって、複数の積層コアピース2が一繋がりに連結された連結コア2aを形成できる。
<1−3−3.保持工程>
保持工程では、各々の保持部5が巻線機の固定治具(不図示)に保持される。従って、各々の保持部5が繋がる複数の積層コアピース2が連結された連結コア2aも各々の保持部5を介して巻線機の固定治具に保持される。この際、固定治具に対する保持部5の保持位置が位置決め部52に基づいて調整される。こうすれば、固定治具の保持位置を位置決め部52に基づいて調整できるので、保持部5及び積層コアピース2をより精度良く固定治具で保持できるさらに、保持工程の自動化もし易くなる。
保持工程では、各々の保持部5が巻線機の固定治具(不図示)に保持される。従って、各々の保持部5が繋がる複数の積層コアピース2が連結された連結コア2aも各々の保持部5を介して巻線機の固定治具に保持される。この際、固定治具に対する保持部5の保持位置が位置決め部52に基づいて調整される。こうすれば、固定治具の保持位置を位置決め部52に基づいて調整できるので、保持部5及び積層コアピース2をより精度良く固定治具で保持できるさらに、保持工程の自動化もし易くなる。
<1−3−4.インシュレータ被覆工程>
インシュレータ被覆工程では、各々の積層コアピース2の少なくとも一部が絶縁材で形成されたインシュレータ11で覆される。
インシュレータ被覆工程では、各々の積層コアピース2の少なくとも一部が絶縁材で形成されたインシュレータ11で覆される。
<1−3−5.巻回工程>
図9は、巻回工程の一例を説明するための斜視図である。巻回工程では、巻線機を用いて各々の分割コアピース2にインシュレータ11を介して導線12aが巻き付けられることにより、コイル部12が設けられる。この際、隣り合うティース部22が互いに離された状態で、複数の保持部5を介して積層コアピース2が固定治具により個別に保持されることで、各々の積層コアピース2のティース部22にインシュレータ11を介してコイル部12が設けられる。
図9は、巻回工程の一例を説明するための斜視図である。巻回工程では、巻線機を用いて各々の分割コアピース2にインシュレータ11を介して導線12aが巻き付けられることにより、コイル部12が設けられる。この際、隣り合うティース部22が互いに離された状態で、複数の保持部5を介して積層コアピース2が固定治具により個別に保持されることで、各々の積層コアピース2のティース部22にインシュレータ11を介してコイル部12が設けられる。
こうすれば、各々の積層コアピース2を固定冶具で直接に保持する場合と比べて、隣り合うティース部22が互いに離された状態で各々の積層コアピース2を個別に精度良く保持し易くなる。従って、各々の積層コアピース2のティース部22にコイル部12を設ける作業が容易となる。たとえば、各々の積層コアピース2をより少ない工数で巻線機に固定できる。従って、コイル部12を設ける工程を自動化することも容易となる。よって、モータ100が有するステータ1の組み立て工数を低減できる。
なお、隣り合うティース部22が互いに離された状態とは、図9のように、各々の積層コアピース2が円弧状又は環状に配列し且つ各々のティース部22がコアバック部21から径方向の内方に延びた状態である。この状態でコイル部12を設ければ、隣り合うティース部22の間隔をより広くすることができる。そのため、巻線機を用いて自動的にコイル部12を設ける際、隣り合うティース部22に導線12aの巻き付けが妨げられ難くなる。従って、個々の積層コアピース2のティース部22にコイル部12を設ける作業がし易くなる。
或いは、隣り合うティース部22が互いに離された状態とは、たとえば、各々の積層コアピース2が直線状に配列し且つ各々のティース部22がコアバック部21から同一方向に延びた状態(図8参照)であってもよい。この状態でコイル部12を設ければ、各々のティース部22が同一方向に延びているので、たとえば巻線機を用いて自動的にコイル部12を設け易くなる。
また、巻回工程では、複数の積層コアピース2に設けられた各々のコイル部12がデルタ結線される。すなわち、U相コイル部、V相コイル部、及びW相コイル部が、各々のコイル部12として設けられ、基板123を介してメインバスバー121に接続される。各々の積層コアピース2のコイル部12同士をデルタ結線することにより、各コイル部12の結線作業が容易になる。よって、各々の積層コアピース2のティース部22にコイル部12を設ける際の作業効率を向上できる。
<1−3−6.分離工程>
図10は、分離工程の一例を説明するための斜視図である。分離工程では、各々の保持部5の連結部51が各々の積層コアピース2の受け部25から分離される。言い換えると、各々の保持片50の片連結部510が、各々のコア片20の片受け部250から分離される。これにより、コイル部12を設けた積層コアピース2から保持部5が容易に分離される。よって、各々の積層コアピース2のティース部22にコイル部12を設けた後、積層コアピース2と保持部5との分離作業がし易くなる。また、各々の積層コアピース2の受け部25には面取り部24aが設けられているので、分離工程における受け部25の変形を抑制又は防止できる。
図10は、分離工程の一例を説明するための斜視図である。分離工程では、各々の保持部5の連結部51が各々の積層コアピース2の受け部25から分離される。言い換えると、各々の保持片50の片連結部510が、各々のコア片20の片受け部250から分離される。これにより、コイル部12を設けた積層コアピース2から保持部5が容易に分離される。よって、各々の積層コアピース2のティース部22にコイル部12を設けた後、積層コアピース2と保持部5との分離作業がし易くなる。また、各々の積層コアピース2の受け部25には面取り部24aが設けられているので、分離工程における受け部25の変形を抑制又は防止できる。
<1−3−7.円環形成工程>
図11は、円環形成工程の一例を説明するための斜視図である。円環形成工程では、コイル部12を設けた各々の積層コアピース2を円環状に配列することにより、連結コア2aを円環状にする。この際、各々の積層コアピース2のティース部22は、図11に示すように、コアバック部21から径方向の内方に延びた状態とされる。これにより、環状のステータ1を得る。本実施形態では、円環形成工程は、分離工程の後に実施されている。こうすれば、固定冶具が保持部5を保持した状態で円環形成工程を実施できる。従って、連結コア5を環状に変形し易くなる。
図11は、円環形成工程の一例を説明するための斜視図である。円環形成工程では、コイル部12を設けた各々の積層コアピース2を円環状に配列することにより、連結コア2aを円環状にする。この際、各々の積層コアピース2のティース部22は、図11に示すように、コアバック部21から径方向の内方に延びた状態とされる。これにより、環状のステータ1を得る。本実施形態では、円環形成工程は、分離工程の後に実施されている。こうすれば、固定冶具が保持部5を保持した状態で円環形成工程を実施できる。従って、連結コア5を環状に変形し易くなる。
なお、円環形成工程は、この例示に限定されず、分離工程の前に実施されてもよい。こうすれば、積層コアピース2から保持部5を分離した後に円環形成工程が実施されるので、保持部5に妨げられることなく、連結コア2aを円環状に変形して、環状のステータ1を形成できる。
<2.実施形態の第1変形例>
ステータ1の製造工程のうちの片形成工程において、コア片20と保持片50とが互いに離れた状態で別々に形成されてもよい。以下に、ステータ1の製造方法の他の一例を説明する。ただし、以下の変形例では、上述の実施形態と異なる構成を説明し、上述の実施形態と同様の構成部には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
ステータ1の製造工程のうちの片形成工程において、コア片20と保持片50とが互いに離れた状態で別々に形成されてもよい。以下に、ステータ1の製造方法の他の一例を説明する。ただし、以下の変形例では、上述の実施形態と異なる構成を説明し、上述の実施形態と同様の構成部には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
<2−1.ステータの製造方法>
<2−1−1.片形成工程>
図12は、実施形態の第1変形例における片形成工程を説明するための平面図である。第1変形例でのステータ1の製造方法において、片形成工程は、コア片形成工程と、保持片形成工程と、を含む。コア片形成工程では、たとえば電磁鋼板の打ち抜き加工により、片面取り部240a及び片受け部250を有する板状のコア片20が複数形成される。保持片形成工程は、コア片形成工程と同時に行われてもよいし、別々に行われてもよい。すなわち、保持片形成工程では、たとえば電磁鋼板の打ち抜き加工により、片受け部250に連結できる片連結部510を有する保持片50がコア片20から離れされた状態で複数形成されてもよい。或いは、保持片形成工程はコア片形成工程とは別工程とされ、たとえば打ち抜き加工によって、保持片50が複数形成されてもよい。なお、別工程とされる場合、保持片50は、コア片20とは異なる材料を用いて形成されてもよい。
<2−1−1.片形成工程>
図12は、実施形態の第1変形例における片形成工程を説明するための平面図である。第1変形例でのステータ1の製造方法において、片形成工程は、コア片形成工程と、保持片形成工程と、を含む。コア片形成工程では、たとえば電磁鋼板の打ち抜き加工により、片面取り部240a及び片受け部250を有する板状のコア片20が複数形成される。保持片形成工程は、コア片形成工程と同時に行われてもよいし、別々に行われてもよい。すなわち、保持片形成工程では、たとえば電磁鋼板の打ち抜き加工により、片受け部250に連結できる片連結部510を有する保持片50がコア片20から離れされた状態で複数形成されてもよい。或いは、保持片形成工程はコア片形成工程とは別工程とされ、たとえば打ち抜き加工によって、保持片50が複数形成されてもよい。なお、別工程とされる場合、保持片50は、コア片20とは異なる材料を用いて形成されてもよい。
<2−1−2.積層工程>
積層工程は、積層コアピース形成工程と、保持部形成工程と、連結工程と、連結コア形成工程と、を含む。積層コアピース形成工程では、複数のコア片20の積層により積層コアピース2が形成される。保持部形成工程では、複数の保持片50の積層により保持部5が形成される。連結工程では、各々の保持部5の連結部51が各々の積層コアピース2の受け部25と個別に連結される。連結コア形成工程では、保持部5が連結された積層コアピース2が一繋がりに複数連結されることにより、連結コア2aが形成される。
積層工程は、積層コアピース形成工程と、保持部形成工程と、連結工程と、連結コア形成工程と、を含む。積層コアピース形成工程では、複数のコア片20の積層により積層コアピース2が形成される。保持部形成工程では、複数の保持片50の積層により保持部5が形成される。連結工程では、各々の保持部5の連結部51が各々の積層コアピース2の受け部25と個別に連結される。連結コア形成工程では、保持部5が連結された積層コアピース2が一繋がりに複数連結されることにより、連結コア2aが形成される。
<2−1−3.保持工程〜円環形成工程>
保持工程、インシュレータ被覆工程、巻回工程、分離工程、及び円環形成工程は、前述の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
保持工程、インシュレータ被覆工程、巻回工程、分離工程、及び円環形成工程は、前述の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
第1変形例の製造方法によれば、複数のコア片20を積層した積層コアピース2と、複数の保持片50を積層した保持部5とを別々に形成した後に、各々の保持部5を各々の積層コアピース2と個別に連結できる。また、連結部51と受け部25との連結を解除することにより、積層コアピース2から保持部5を容易に分離できる。従って、各々の積層コアピース2のティース部22にコイル部12を設ける際、積層コアピース2と保持部5との連結作業及び分離作業がし易くなる。
<3.実施形態の第2変形例>
ステータ1の製造工程のうちの片形成工程において、複数のコア片20は一繋がりに繋がった状態で形成されてもよい。以下に、ステータ1の製造方法の第2変形例を説明する。ただし、以下の第2変形例では、上述の実施形態及び各変形例と異なる構成を説明し、上述の実施形態及び各変形例と同様の構成部には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
ステータ1の製造工程のうちの片形成工程において、複数のコア片20は一繋がりに繋がった状態で形成されてもよい。以下に、ステータ1の製造方法の第2変形例を説明する。ただし、以下の第2変形例では、上述の実施形態及び各変形例と異なる構成を説明し、上述の実施形態及び各変形例と同様の構成部には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
<3−1.積層コアピースの構成>
第2変形例において、複数の積層コアピース2は、一繋がりに接続された連結コア片20aの積層により形成される。図14は、実施形態の第2変形例における連結コア片20aの一例を示す平面図である。連結コア片20aは、コアバック部21を構成するコアバック片部210と、ティース部22を構成するティース片部220と、面取り部24aを構成する片面取り部240aと、受け部25を構成する片受け部250と、接続部260と、を有する。接続部260は、隣接するティース片部220の周方向における端部間を屈曲可能に接続する。
第2変形例において、複数の積層コアピース2は、一繋がりに接続された連結コア片20aの積層により形成される。図14は、実施形態の第2変形例における連結コア片20aの一例を示す平面図である。連結コア片20aは、コアバック部21を構成するコアバック片部210と、ティース部22を構成するティース片部220と、面取り部24aを構成する片面取り部240aと、受け部25を構成する片受け部250と、接続部260と、を有する。接続部260は、隣接するティース片部220の周方向における端部間を屈曲可能に接続する。
<3−2.ステータの製造方法>
次に、第2変形例における環状のステータ1の製造方法の一例を説明する。
次に、第2変形例における環状のステータ1の製造方法の一例を説明する。
<3−2−1.片形成工程>
第2変形例でのステータ1の製造方法において、片形成工程では、たとえば電磁鋼板の打ち抜き加工により、図14のような連結コア片20aが形成される。連結コア片20aでは、コアバック片部210からティース片部220が延びる板状のコア片20が、接続部260を介して一繋がりに複数連結されている。そして、隣り合うコア片20においてティース片部220の端部が互いに屈曲可能に直接繋げられている。こうすれば、連結コア2aにおいて隣り合う積層コアピース2を直接に連結できる。従って、モータ100が有するステータ1の部品点数を低減できる。
第2変形例でのステータ1の製造方法において、片形成工程では、たとえば電磁鋼板の打ち抜き加工により、図14のような連結コア片20aが形成される。連結コア片20aでは、コアバック片部210からティース片部220が延びる板状のコア片20が、接続部260を介して一繋がりに複数連結されている。そして、隣り合うコア片20においてティース片部220の端部が互いに屈曲可能に直接繋げられている。こうすれば、連結コア2aにおいて隣り合う積層コアピース2を直接に連結できる。従って、モータ100が有するステータ1の部品点数を低減できる。
なお、第2変形例における保持片50の形成方法は、特に限定されない。保持片50は、実施形態と同様に各々の片受け部250が各々の片連結部510と個別且つ分離可能に連結された状態で形成されてもよい。或いは、保持片50は、第1変形例と同様に連結コア片20aから離して或いは連結コア片20aとは別の工程で形成されてもよいし、第2変形例と同様に連結コア片20aの各ティース片部220と直接に繋がった状態で一緒に形成されてもよい。
<3−2−2.積層工程>
積層工程では、連結保持片50が直接に繋がったコア片20を複数積層することにより、保持部5が直接に繋がった積層コアピース2が形成される。連結コア形成工程では、保持部5が直接に繋がった積層コアピース2が一繋がりに複数連結されることにより、連結コア2aが形成される。
積層工程では、連結保持片50が直接に繋がったコア片20を複数積層することにより、保持部5が直接に繋がった積層コアピース2が形成される。連結コア形成工程では、保持部5が直接に繋がった積層コアピース2が一繋がりに複数連結されることにより、連結コア2aが形成される。
<3−2−3.保持工程〜円環形成工程>
保持工程、インシュレータ被覆工程、巻回工程、分離工程、及び円環形成工程は、前述の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
保持工程、インシュレータ被覆工程、巻回工程、分離工程、及び円環形成工程は、前述の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
<4.実施形態の第3変形例>
次に、ステータ1の製造方法の第3変形例を説明する。ただし、以下の第3変形例では、上述の実施形態及び各変形例とは異なる構成を説明し、上述の実施形態及び各変形例と同様の構成部には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
次に、ステータ1の製造方法の第3変形例を説明する。ただし、以下の第3変形例では、上述の実施形態及び各変形例とは異なる構成を説明し、上述の実施形態及び各変形例と同様の構成部には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
<4−1.積層コアピースの構成>
図14は、実施形態の第3変形例に係る積層コアピース2の平面図である。各々の積層コアピース2は、第1嵌合部27aと、第2嵌合部27bと、をさらに有する。第1嵌合部27aは、ティース先端部22の周方向一方側における端部に設けられる。第2嵌合部27bは、ティース先端部22の周方向他方側における端部、すなわち第1嵌合部27aとは反対側の端部に設けられる。隣り合う積層コアピース2は、一方の積層コアピース2の第1嵌合部27aと他方の積層コアピース2の第2嵌合部27bとがコア片の積層方向を中心にして回転可能に嵌め合わされることにより連結される。
図14は、実施形態の第3変形例に係る積層コアピース2の平面図である。各々の積層コアピース2は、第1嵌合部27aと、第2嵌合部27bと、をさらに有する。第1嵌合部27aは、ティース先端部22の周方向一方側における端部に設けられる。第2嵌合部27bは、ティース先端部22の周方向他方側における端部、すなわち第1嵌合部27aとは反対側の端部に設けられる。隣り合う積層コアピース2は、一方の積層コアピース2の第1嵌合部27aと他方の積層コアピース2の第2嵌合部27bとがコア片の積層方向を中心にして回転可能に嵌め合わされることにより連結される。
<4−2.ステータの製造方法>
次に、第3変形例における環状のステータ1の製造方法の一例を説明する。
次に、第3変形例における環状のステータ1の製造方法の一例を説明する。
<4−2−1.片形成工程>
第3変形例でのステータ1の製造方法において、片形成工程では、たとえば電磁鋼板の打ち抜き加工により、図14のような積層コアピース2を構成する板状のコア片10が形成される。なお、コア片10の平面図は、積層コアピース2の平面図と同様であるために省略する。各々のコア片10のティース片端部240の周方向一方側における端部には、第1片嵌合部(不図示)が設けられる。また、各々のコア片10のティース片端部240の周方向他方側における端部には、第2片嵌合部(不図示)が設けられている。言い換えると、各々のコア片10は、第1片嵌合部と、第2片嵌合部と、を有している。本実施形態では、第1片嵌合部は第1嵌合部27aを構成する凸部であり、第2片嵌合部は第2嵌合部27bを構成する凹部である。
第3変形例でのステータ1の製造方法において、片形成工程では、たとえば電磁鋼板の打ち抜き加工により、図14のような積層コアピース2を構成する板状のコア片10が形成される。なお、コア片10の平面図は、積層コアピース2の平面図と同様であるために省略する。各々のコア片10のティース片端部240の周方向一方側における端部には、第1片嵌合部(不図示)が設けられる。また、各々のコア片10のティース片端部240の周方向他方側における端部には、第2片嵌合部(不図示)が設けられている。言い換えると、各々のコア片10は、第1片嵌合部と、第2片嵌合部と、を有している。本実施形態では、第1片嵌合部は第1嵌合部27aを構成する凸部であり、第2片嵌合部は第2嵌合部27bを構成する凹部である。
なお、第3変形例における保持片50の形成方法も、特に限定されない。保持片50は、実施形態と同様に各々の片受け部250が各々の片連結部510と個別且つ分離可能に連結された状態で形成されてもよい。或いは、保持片50は、第1変形例と同様にコア片20から離して或いはコア片20とは別の工程で形成されてもよいし、第2変形例と同様にコア片20の各ティース片部220と直接に繋がった状態で一緒に形成されてもよい。
<4−2−2.積層工程>
積層工程では、コア片20の積層により図14に示す積層コアピース2が形成され、保持片50の積層により保持部5が形成される。また、積層工程は、嵌合工程を有する。嵌合工程では、隣り合う積層コアピース2のうちの一方の第1嵌合部27aと他方の第2嵌合部27bとがコア片20の積層方向を中心にして回転可能に嵌め合わされる。隣り合う積層コアピース2のうちの一方の第1嵌合部と他方の第2嵌合部との嵌め合いにより、隣り合う積層コアピース2を連結して、複数の積層コアピース2が一繋がりに連結された連結コア2aを形成できる。
積層工程では、コア片20の積層により図14に示す積層コアピース2が形成され、保持片50の積層により保持部5が形成される。また、積層工程は、嵌合工程を有する。嵌合工程では、隣り合う積層コアピース2のうちの一方の第1嵌合部27aと他方の第2嵌合部27bとがコア片20の積層方向を中心にして回転可能に嵌め合わされる。隣り合う積層コアピース2のうちの一方の第1嵌合部と他方の第2嵌合部との嵌め合いにより、隣り合う積層コアピース2を連結して、複数の積層コアピース2が一繋がりに連結された連結コア2aを形成できる。
<4−2−3.保持工程〜円環形成工程>
保持工程、インシュレータ被覆工程、巻回工程、分離工程、及び円環形成工程は、前述の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
保持工程、インシュレータ被覆工程、巻回工程、分離工程、及び円環形成工程は、前述の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
<5.その他>
以上、本発明の実施形態について説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態で説明した事項は、矛盾を生じない範囲で適宜任意に組み合わせることができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態で説明した事項は、矛盾を生じない範囲で適宜任意に組み合わせることができる。
本発明は、たとえば、周方向において隣り合う複数のコアピースが離れて配置されるステータがケーシングで覆われたステータ、及びその製造方法と、該ステータを有するモータと、に有用である。
100・・・モータ、101・・・シャフト、102・・・ロータ、102a・・・ロータマグネット、110・・・ハウジングユニット、112・・・ハウジング、113・・・第1ベアリング、120・・・バスバーユニット、121・・・メインバスバー、122・・・バスバーホルダ、123・・・基板、125・・・第2ベアリング、126・・・ベアリングホルダ、129・・・ブラケット、1・・・ステータ、11・・・インシュレータ、12・・・コイル部、12a・・・導線、2・・・積層コアピース、2a・・・連結コア、20・・・コア片、20a・・・連結コア片、21・・・コアバック部、21a・・・コアバック片部、22・・・ティース部、220・・・ティース片部、23・・・ティース基部、230・・・ティース片基部、24・・・ティース先端部、240・・・ティース片先端部、241・・・第1ティース片端部、242・・・第2ティース片端部、24a・・・面取り部、240a・・・片面取り部、25・・・受け部、250・・・片受け部、260・・・接続部、27a・・・第1嵌合部、27b・・・第2嵌合部、5・・・保持部、50・・・保持片、51・・・連結部、510・・・片連結部、52・・・位置決め部、520・・・片位置決め部、CA・・・中心軸
Claims (15)
- コアバック部から径方向にティース部が延びる積層コアピースが中心軸を中心にして周方向に複数配置された環状のステータの製造方法であって、
板状のコア片と、前記コア片を保持する板状の保持片と、がそれぞれ複数形成される片形成工程と、
複数の前記コア片を積層して形成された前記積層コアピースが一繋がりに複数連結された連結コアが形成されるとともに、複数の前記保持片を積層し、各々の前記積層コアピースと個別に繋げられた保持部が複数形成される積層工程と、
各々の前記保持部が固定治具に保持される保持工程と、
各々の前記積層コアピースの少なくとも一部を絶縁材で形成されたインシュレータで覆うインシュレータ被覆工程と、
隣り合う前記ティース部が互いに離された状態で、複数の前記保持部を介して前記積層コアピースが前記固定治具により個別に保持されることで、各々の前記積層コアピースの前記ティース部に前記インシュレータを介してコイル部が設けられる巻回工程と、
前記コイル部を設けた前記積層コアピースから前記保持部が分離される分離工程と、
前記コイル部を設けた各々の前記積層コアピースを円環状に配列することにより、前記連結コアを円環状にする円環形成工程と、
を有するステータの製造方法。 - 前記片形成工程において、
前記コア片の径方向一方側における端部に、前記保持片が分離可能に連結できる片受け部が形成され、
前記片受け部の周方向の少なくとも一方側における側面の径方向一方側における端部に、片面取り部が形成される請求項1に記載のステータの製造方法。 - 前記巻回工程において、各々の前記積層コアピースが直線状に配列し且つ各々の前記ティース部が前記コアバック部から同一方向に延びた状態で、前記コイル部が設けられる請求項1又は請求項2に記載のステータの製造方法。
- 前記巻回工程において、各々の前記積層コアピースが円弧状又は環状に配列し且つ各々の前記ティース部が前記コアバック部から径方向の外方に延びた状態で、前記コイル部が設けられる請求項1又は請求項2に記載のステータの製造方法。
- 前記片形成工程において、各々の前記保持片は前記片受け部に連結される片連結部を有し、各々の前記片受け部が各々の前記片連結部と個別に連結された状態で、各々の前記保持片は各々の前記コア片とは別に形成され、
前記分離工程において、各々の前記片連結部が各々の前記片受け部から分離される請求項1〜請求項4のいずれかに記載のステータの製造方法。 - 前記片形成工程は、前記片受け部を有する板状の前記コア片が複数形成されるコア片形成工程と、前記片連結部を有する前記保持片が前記コア片から離れされた状態で複数形成される保持片形成工程と、を含み、
前記積層工程は、複数の前記コア片の積層により前記連結コアが形成される連結コア形成工程と、複数の前記保持片の積層により前記保持部が形成される保持部形成工程と、各々の前記保持部の前記連結部が各々の前記積層コアピースの前記受け部と個別に連結される連結工程と、を含み、
前記分離工程において、各々の前記連結部と各々の前記受け部との連結が解除される請求項1〜請求項4のいずれかに記載のステータの製造方法。 - 前記受け部は凹部であって、前記連結部は前記凹部に嵌められる凸部である請求項5又は請求項6に記載のステータの製造方法。
- 前記面取り部形成工程において、軸方向から見て、
前記面取り部の一方端は前記コア片の径方向における端部に接続され、
前記面取り部の他方端は前記コア片の径方向における端部に接続される請求項7に記載のステータの製造方法。 - 前記片形成工程において、前記コア片と前記保持片とが同時に形成される請求項1〜請求項8のいずれかに記載のとステータの製造方法。
- 前記片形成工程において、前記保持片には片位置決め部が形成され、
前記保持工程において、前記固定治具に対する前記保持部の保持位置が、前記片位置決め部からなる位置決め部に基づいて調整される請求項1〜請求項9のいずれかに記載のステータの製造方法。 - 前記片形成工程において、前記コアバック部を構成するコアバック片部から前記ティース部を構成するティース片部が延びる前記コア片が個別に形成され、
前記積層工程において、隣り合う前記積層コアピースのうちの一方の前記積層コアピースを構成する前記コア片の前記ティース片部の第1縁部と、他方の前記積層コアピースを構成する前記コア片の前記ティース片部の第2縁部と、が前記コア片の積層方向にて1又は複数毎に交互に重なり合う請求項1〜請求項10のいずれかに記載のステータの製造方法。 - 前記片形成工程において、コアバック片部からティース片部が延びる前記コア片が一繋がりに複数連結され、隣り合う前記コア片において前記ティース片部の端部が互いに屈曲可能に直接繋げられている請求項1〜請求項10のいずれかに記載のステータの製造方法。
- 前記片形成工程において、各々の前記コア片は、前記積層コアピースの端部に設けられる第1嵌合部を構成する第1片嵌合部と、前記第1嵌合部とは反対側の端部に設けられる第2嵌合部を構成する第2片嵌合部と、を有し、
前記積層工程は、隣り合う前記積層コアピースのうちの一方の前記第1嵌合部と他方の前記第2嵌合部とが前記コア片の積層方向を中心にして回転可能に嵌め合わされる嵌合工程を含む請求項1〜請求項10のいずれかに記載のステータの製造方法。 - 前記巻回工程において、複数の前記積層コアピースに設けられた各々の前記コイル部がデルタ結線される請求項1〜請求項13のいずれかに記載のステータの製造方法。
- 請求項1〜請求項14のいずれかに記載のステータの製造方法によって製造されたステータを有するモータ。
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