JP5202577B2 - 固定子積層鉄心の製造方法 - Google Patents

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本発明は分割積層鉄心の磁極に巻線が馴染み高密度に巻回できるとともに、分割積層鉄心同士の連結組立てが労力を要さずかつ高精度にできる固定子積層鉄心の製造方法に関する。
昨今、固定子積層鉄心の磁極への巻線は、分割積層鉄心とすることにより容易化され、また密度よく巻回できるようになっている。しかし、巻線は加工性があるとは云え、磁極への巻回では図5(A)、(B)に示すように分割積層鉄心70においては、磁極軸部71の磁極上端部72と磁極下端部73に隙間74、75ができ、コイル76の巻線密度をより高くできない。特にモータの銅損を低減させるように太い巻線を磁極に巻回しようとすると前記隙間がより広く生じる等の問題がある。
この問題に対処する技術として特許文献1には図6(A)、(B)に示すように積層鉄心の磁極軸部78を、断面から見て上端部79および下端部80の幅を漸減したものを開示している。これによると、磁極軸部78への巻線が上端部79および下端部80に隙間を生ぜずに巻回できる。
特開2005−348553号公報
しかしながら、特許文献1には積層鉄心を工業的に製造する方法は明確に開示されてなく、特に磁極軸部の先部に形成される磁極歯部81が平面視して台形状となっており、ヨーク部の内側が円弧状となっていることを考慮すると極めて製造が困難であり、このような積層鉄心の製造方法を開発すべき課題がある。また、この種の積層鉄心は分割積層鉄心を連結して成るが、その連結組立てが労力を要さず、かつ、組立て精度よくなされる課題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、磁極への巻線が高密度にできる固定子積層鉄心を工業的に安価に製造できる固定子積層鉄心の製造方法を提供することを目的とする。
前記目的に沿う発明に係る固定子積層鉄心の製造方法は、磁極片毎に環状のヨーク片を分割した分割鉄心片を打抜きかしめ積層して、磁極軸部の積層上部が上方向に向かってかつ積層下部が下方向に向かってその幅が漸減している分割積層鉄心を形成した後、前記分割積層鉄心同士を両端に形成の連結部を介して連結する固定子積層鉄心の製造方法において、
被加工板から前記分割鉄心片のヨーク片部と磁極歯片部に連なる磁極軸片部の一方および他方の側面を、積層1枚目から前記磁極軸片部が所定幅Wとなる所望枚数n1までの前記分割鉄心片に対し、前記磁極軸片部の中心線に対してスロット部打抜き金型を、前記ヨーク片部の半径方向内側辺および前記磁極歯片部の半径方向外側辺に沿って、徐々に後退させて前記磁極軸片部の幅が前記所定幅Wまで漸増するように打抜き、
前記所望枚数n1以降から所望枚数n2まで前記磁極軸片部の幅が前記所定幅Wとなるように打抜き、
前記所望枚数n2から積層最終枚数n3となるまでの前記分割鉄心片に対し、前記磁極軸片部の中心線に対して前記スロット部打抜き金型を、前記ヨーク片部の半径方向内側辺および前記磁極歯片部の半径方向外側辺に沿って、徐々に前進させて前記磁極軸片部の幅が前記所定幅Wから漸減するように打抜き、
前記分割鉄心片の前記ヨーク片部の両端部に、最終的にかしめ積層された前記分割積層鉄心同士を連結する連結片部をそれぞれ形成し、それぞれの前記分割鉄心片を外形抜きし、かしめ積層する。
発明に係る固定子積層鉄心の製造方法において、前記磁極軸片部の一方および他方の側面の加工は順次行うことも可能であり、前記磁極軸片部の一方および他方の側面の加工は同時に行うことも可能である。
発明に係る固定子積層鉄心の製造方法において、所定距離離して配置されて、前記磁極歯片部の円周方向端面をそれぞれ形成する第2のスロット部打抜き金型を、前記各分割鉄心片毎に、前記磁極軸片部の中心線に対して、一方向または他方向に徐々に移動させて、前記磁極歯片部を前記磁極軸片部を中心として(円周方向に)ずらして形成し、前記各分割鉄心片をかしめ積層して形成された前記分割積層鉄心の磁極歯部にスキューを形成することもできる。
請求項1〜記載の固定子積層鉄心の製造方法は、磁極軸部の積層上部が上方向に向かって、かつ積層下部が下方向に向かってその幅が漸減しているので、分割積層鉄心の磁極軸部にコイルをより密に巻回することができる。
そして、磁極軸片部の幅の異なる分割鉄心片の製造にあっては、磁極軸片部の中心線に対してスロット部打抜き金型を前進または後退させて製造できるので、工業的により効率的な製造が可能となる。
特に、請求項2記載の固定子積層鉄心の製造方法においては、磁極軸片部の一方および他方の側面の加工は順次行われるので、金型の設計が容易となり、金型に与えるパワーも小さくて済む。
請求項3記載の固定子積層鉄心の製造方法においては、磁極軸片部の一方および他方の側面の加工は同時に行われるので、生産効率が向上する。
本発明の一実施の形態に係る固定子積層鉄心の製造方法の工程の説明図である。 (A)〜(C)は本発明の他の実施の形態に係る固定子積層鉄心の製造方法によって形成される分割鉄心片の説明図である。 (A)、(B)は本発明の第1の実施の形態に係る固定子積層鉄心を構成する分割積層鉄心の平面図および断面図である。 (A)、(B)は本発明の第2の実施の形態に係る固定子積層鉄心に使用する分割積層鉄心の説明図、(C)は本発明の第3の実施の形態に係る固定子積層鉄心に用いる分割積層鉄心の説明図である。 (A)は従来例に係る分割積層鉄心の平面図、(B)は同図(A)における矢視a−a´断面図である。 (A)は従来例に係る分割積層鉄心の断面図、(B)は同平面図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
まず、図3(A)、(B)を参照しながら、本発明の第1の実施の形態に係る固定子積層鉄心を構成する個々の分割積層鉄心10について説明する。
図示しない固定子積層鉄心は、環状のヨーク鉄心の内側に複数個、例えば8〜16個の磁極11を有している。そして、固定子積層鉄心は各磁極11ごとにヨーク鉄心が分割され、一つの分割積層鉄心10を形成している。各磁極11はヨーク部12(即ち、分割ヨーク鉄心)に基部が連結される磁極軸部13と、磁極軸部13の先端に設けられている磁極歯部14とを有している。
この分割積層鉄心10は磁極片毎に環状のヨーク片が分割された各分割鉄心片20、21のヨーク片部22およびこれに基部が連結されている磁極軸片部23に形成された周知形状のかしめ部24を介してかしめ積層されている。
積層された分割鉄心片20、21の下(積層1枚目)からn1枚目(例えば3〜10枚程度)までの分割積層鉄心10の磁極軸部(積層下部)13の幅が下方に向かって、磁極軸部13の中心線を基準にして左右方向から徐々に短くなっている。また、分割鉄心片20、21の上から(n3−n2)枚目までの磁極軸部(積層上部)13も上方に向けてその幅が左右対称に徐々に短くなっている。なおn3は分割鉄心片の最終積層枚数をいう。分割積層鉄心10の残りのn2−n1枚の磁極軸部13の幅はWに保持されている。このように構成することによって、磁極軸部13の断面4隅の角部15〜18を円弧状または楕円弧状に形成されている。
なお、最下部の分割鉄心片20のかしめ部は貫通孔となっている。そして、分割鉄心片20、21は背面側、即ち半径方向外側にあり溝状の切欠きからなる係合部25がそれぞれ形成されている。この係合部25は図示しない治具にこの分割積層鉄心10を固定する場合に使用する。
分割鉄心片20はヨーク片部22の一方側に突出部(連結片部の一例)26を、他方側に切欠き部(連結片部の一例)27を有し、分割鉄心片21はヨーク片部22の一方側に切欠き部27aを、他方側に突出部26aを有して、この実施の形態では分割鉄心片20、21をそれぞれ3枚ずつ連続して積層された分割積層鉄心10のヨーク部12の両側に凹部と凸部からなる連結部28、29を形成している。そして、隣り合う分割積層鉄心10の連結部28、29を噛合させて、固定子積層鉄心となるようにしている。この実施の形態では分割鉄心片はそれぞれ3枚ずつ連続積層しているが、例えば2枚または4枚以上の複数枚ずつ連続して積層する場合も本発明は適用される。
また、分割積層鉄心10において、磁極軸部13の基部が連結されるヨーク部12の半径方向内側辺31、32と、磁極軸部13の先部(即ち、半径方向内側)が連結される磁極歯部14の半径方向外側辺33、34がそれぞれ同一幅を有して平行となっている。従って、分割積層鉄心10を構成する分割鉄心片20、21においても、ヨーク片部22の半径方向内側辺31、32(分割積層鉄心10と同じ位置になるので同一の名称および番号を使用する)と、磁極歯片部35の半径方向外側辺33、34は平行かつその幅は同一となる。
続いて、図1を参照しながら、本発明の一実施の形態に係る固定子積層鉄心の製造方法について説明する。
まず、分割鉄心片20、21が採取される長さの被加工板の一例である条材(例えば、厚さが0.2〜1mmの珪素鋼板)36を用意し、これを少なくとも工程1から工程10のプレス加工処理を順次行うプレス加工設備に導入する。なお、条材36はパイロット孔37、38を基準にして、図示しない搬送手段によって工程1〜工程10を順次間歇搬送されている。
工程1で条材36の幅方向両側にパイロット孔37、38を形成する。工程2で各分割鉄心片20、21の一方の半径方向外側辺34、半径方向内側辺32およびこれに連結する磁極軸片部23の一方の輪郭線39を形成する第1の抜き孔40を形成する。この第1の抜き孔40を形成するパンチとダイとからなる(以下の金型においても同じ)第1の金型(スロット部打抜き金型の一例)は、半径方向外側辺34および半径方向内側辺32に沿って移動し、磁極軸片部23の幅が調整できるようになっている。工程3では、各分割鉄心片20、21の他方の半径方向外側辺33、半径方向内側辺31およびこれに連結する磁極軸片部23の他方の輪郭線42を形成する第2の抜き孔43を形成する。この第2の抜き孔43を形成する第2の金型(スロット部打抜き金型の一例)は、半径方向外側辺33および半径方向内側辺31に沿って移動し、磁極軸片部23の幅が調整できるようになっている。
従って、分割積層鉄心10を構成する最下層からn1番目までの分割鉄心片20、21の形成に当たっては、この第1、第2の金型は、プレス加工基準ライン(即ち、条材36の中心線であって磁極軸片部23の中心線でもある)に対して徐々に後退させながら、第1、第2の抜き孔40、43の打抜き加工を行う。また、分割積層鉄心10を構成するn1番目からn2番目までの分割鉄心片20、21の形成に当たっては磁極軸片部23が所定幅、例えば最大幅Wを維持するように、第1、第2の金型の位置を固定して第1、第2の抜き孔40、43の打抜き加工を行う。そして、分割積層鉄心10を構成するn2番目から積層最終枚数n3までの分割鉄心片20、21の製造にあっては、第1、第2の金型をプレス加工基準ラインに対して徐々に前進させて、磁極軸片部23の幅Wを漸減させる。
工程4、5では分割鉄心片20、21に対して連結部28、29となる突出部26、26aおよび切欠き部27、27aの輪郭を形成する第3〜第6の抜き孔44〜47の打抜き加工を第3〜第6の金型によって行う。工程4を分割鉄心片20が通過する場合は、第3、第4の金型の動きは止めており、工程5を分割鉄心片21が通過する場合は第5、第6の金型の動きを止めておく。工程6では、各分割鉄心片20、21の磁極歯片部35の両側端部の輪郭の形成を、第7、第8の抜き孔48、49を第7、第8の金型によって打抜き加工して行う。
この実施の形態では第7、第8の金型の位置は固定しているので、分割積層鉄心10に形成される磁極歯部14は上下方向に垂直(ストレート)となるが、第7、第8の抜き孔48、49を形成する第7、第8の金型(即ち、それぞれ第2のスロット部打抜き金型の一例である、パンチおよびダイ)を、図1において矢印a方向またはb方向(即ち、円周方向)に所定の間隔を保ちながら、通過する分割鉄心片20、21に対して、所定微小距離kずつ同時に移動させて、最終的に形成される磁極歯片部35aの形成位置を、磁極軸片部23(即ち、プレス加工基準ライン)に対して円周方向の一方向から他方向の最大変位の間で徐々に変えることができる。このような分割鉄心片20、21をかしめ積層すると、図4(A)、(B)に示すように磁極歯部14pにスキューを与えた分割積層鉄心10a(本発明の第2の実施の形態)を形成することができる。ここで、分割積層鉄心10aの厚みをTとして、分割積層鉄心10aの磁極歯部14pの上端と下端の円周方向の位相距離をHとすると、スキュー角度αは、arctanH/Tとなる。位相距離Hは隣り合う磁極歯部14pを平面視した場合即ち、同一高さ位置にある隣り合う分割鉄心片20、21の磁極歯片部35aの隙間Gの0.8〜5倍(好ましくは、1.2〜2.5倍)の範囲に設定するのがよい。積層された分割鉄心片20、21の枚数をmとすると、微小距離kはH/mということになる。
図4(A)、(B)で示す分割積層鉄心10aにおいては、他の構成要素は分割積層鉄心10と同一であるので、同一の番号を付して詳しい説明を省略する。また、磁極歯片部の端部の切り抜きを行う(第7、第8の抜き孔48、49を形成する)パンチおよびダイを、最終的な打抜き片となる分割鉄心片の円周方向に同時に前後することで、図4(C)に示すように磁極歯部14qに折れ曲がったスキューを形成した分割積層鉄心10b(本発明の第3の実施の形態)を形成することができる。いずれの場合においても、磁極軸部13は上下方向にストレート(垂直となっている)となっているので、巻線は何ら支障なく巻回することができる。
工程7では各分割鉄心片20、21の背部(半径方向外側中央)に形成される係合部25(あり溝)を形成する第9の抜き孔50を第9の金型によって打抜き形成する。工程8では最下層の分割鉄心片20のかしめ部となる3つのかしめ孔51の形成を第10〜第12の金型によって行う。
工程9では最下層を除く分割鉄心片20、21のかしめ部となる3つのかしめ突起52の形成を第13〜第15の金型によって行う。工程10では、分割鉄心片20、21の半径方向内側の輪郭線53と半径方向外側の輪郭線54の打抜きを第16の金型によって打抜き形成する。工程6〜工程8では分割鉄心片20を形成する場合について説明しているが、分割鉄心片21も同じ工程によって処理される。また、工程9は分割鉄心片21を形成する場合について説明したが、分割鉄心片20も同じ工程によって処理される。工程10に使用する第16の金型は、分割鉄心片20、21の両方を包含する形状となっている。
工程10の金型の下部に抜き落とされた分割鉄心片20、21は順次かしめ積層されて、図3に示す分割積層鉄心10が形成される。分割鉄心片20、21の積層にあっては、図3(B)に示すように、分割鉄心片20、21を交互に複数枚(例えば2〜6枚)重ねるのが好ましい。これによって、分割鉄心片20、21が極めて薄い場合でも連結部28、29の噛合部分が一定の厚みを有することになり、分割積層鉄心10の組み立て効率が向上する。なお、当然のことながら、分割積層鉄心10の各磁極軸部13には所定のコイルが巻回された後、組み立てられる。
次に、図2を参照しながら、本発明の他の実施の形態に係る固定子積層鉄心の製造方法について説明すると、図1に示す固定子積層鉄心の製造方法においては、第1の金型を工程2で、第2の金型を工程3で用いて、それぞれ第1、第2の抜き孔40、43を形成しているが、この実施の形態においては、第1の金型と第2の金型を、同一工程で同時に用いて第1、第2の抜き孔40、43の打抜き加工を行う。この場合、第1、第2の金型はプレス加工基準ラインに対して同期して進退する構造となっている。
従って、図2(A)に示す磁極軸片部23の幅が狭い分割鉄心片20(21も同様)、図2(C)に示す磁極軸片部23の幅が広い分割鉄心片20、図2(B)に示すその中間の分割鉄心片20の成形が一つの工程で可能となり、工程の短縮化が行える。
前記実施の形態においては、固定子積層鉄心の磁極数を特定して説明したが、本発明の要旨を変更しない範囲で、磁極数、固定子積層鉄心の形状は任意に選択できる。
また、固定子積層鉄心の製造方法において、幅の異なる磁極軸片部の形成にあたっては一つの工程で金型を動かして、形成される磁極軸片部の幅を変えているが、複数の工程に分けて金型の移動を行うようにしてもよいし、大量生産の場合は金型の位置を固定した複数の工程(ステーション)を有して分割鉄心片の加工を行ってもよい。
また、金型を動かす距離を積層する分割鉄心片の位置に応じて変えることにより、磁極軸部の上部および下部の断面形状の円弧状または楕円弧状の形を変えることができる。
10、10a、10b:分割積層鉄心、11:磁極、12:ヨーク部、13:磁極軸部、14、14p、14q:磁極歯部、15〜18:角部、20、21:分割鉄心片、22:ヨーク片部、23:磁極軸片部、24:かしめ部、25:係合部、26、26a:突出部、27、27a:切欠き部、28、29:連結部、31、32:半径方向内側辺、33、34:半径方向外側辺、35、35a:磁極歯片部、36:条材、37、38:パイロット孔、39:輪郭線、40:第1の抜き孔、42:輪郭線、43:第2の抜き孔、44:第3の抜き孔、45:第4の抜き孔、46:第5の抜き孔、47:第6の抜き孔、48:第7の抜き孔、49:第8の抜き孔、50:第9の抜き孔、51:かしめ孔、52:かしめ突起、53、54:輪郭線

Claims (4)

  1. 磁極片毎に環状のヨーク片を分割した分割鉄心片を打抜きかしめ積層して、磁極軸部の積層上部が上方向に向かってかつ積層下部が下方向に向かってその幅が漸減している分割積層鉄心を形成した後、前記分割積層鉄心同士を両端に形成の連結部を介して連結する固定子積層鉄心の製造方法において、
    被加工板から前記分割鉄心片のヨーク片部と磁極歯片部に連なる磁極軸片部の一方および他方の側面を、積層1枚目から前記磁極軸片部が所定幅Wとなる所望枚数n1までの前記分割鉄心片に対し、前記磁極軸片部の中心線に対してスロット部打抜き金型を、前記ヨーク片部の半径方向内側辺および前記磁極歯片部の半径方向外側辺に沿って、徐々に後退させて前記磁極軸片部の幅が前記所定幅Wまで漸増するように打抜き、
    前記所望枚数n1以降から所望枚数n2まで前記磁極軸片部の幅が前記所定幅Wとなるように打抜き、
    前記所望枚数n2から積層最終枚数n3となるまでの前記分割鉄心片に対し、前記磁極軸片部の中心線に対して前記スロット部打抜き金型を、前記ヨーク片部の半径方向内側辺および前記磁極歯片部の半径方向外側辺に沿って、徐々に前進させて前記磁極軸片部の幅が前記所定幅Wから漸減するように打抜き、
    前記分割鉄心片の前記ヨーク片部の両端部に、最終的にかしめ積層された前記分割積層鉄心同士を連結する連結片部をそれぞれ形成し、それぞれの前記分割鉄心片を外形抜きし、かしめ積層することを特徴とする固定子積層鉄心の製造方法。
  2. 請求項1記載の固定子積層鉄心の製造方法において、前記磁極軸片部の一方および他方の側面の加工は順次行われることを特徴とする固定子積層鉄心の製造方法。
  3. 請求項1記載の固定子積層鉄心の製造方法において、前記磁極軸片部の一方および他方の側面の加工は同時に行われることを特徴とする固定子積層鉄心の製造方法。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の固定子積層鉄心の製造方法において、所定距離離して配置されて、前記磁極歯片部の円周方向端面をそれぞれ形成する第2のスロット部打抜き金型を、前記各分割鉄心片毎に、前記磁極軸片部の中心線に対して一方向または他方向に徐々に移動させて、前記磁極歯片部を前記磁極軸片部を中心としてずらして形成し、前記各分割鉄心片をかしめ積層して形成された前記分割積層鉄心の磁極歯部にスキューを形成することを特徴とする固定子積層鉄心の製造方法。
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