JP3725484B2 - 異質材積層鉄心 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、板材間に板材と特性の異なる異質材が挟まれて積層された異質材積層板から打ち抜きされた異質材積層鉄心片が積層された異質材積層鉄心に関する。
【0002】
【従来の技術】
モータの出力向上、高効率化、或いは高性能化には、積層鉄心を構成する鉄心片の板厚を薄いものにすると直接的な効果がある。
従来、モータの積層鉄心は板厚が、例えば、0.30〜0.35mmの鉄心片から製造されている。最近ではモータの出力向上等から板厚の薄い電磁鋼板から鉄心片を打ち抜き、積層鉄心を製造する試みがなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の積層鉄心においては、未だ解決すべき以下のような問題があった。
鉄心片は板厚が薄くなると(例えば、0.2mm未満)、従来の切り起こし突起や、V形等のかしめ手段(かしめ部)では強いかしめ強度が得られず、鉄心片間に隙間ができたり、積み形状が劣化する等の問題があった。
また、例えば、モータの出力向上のために、高透磁性で且つ鉄損の低いアモルファス材から積層鉄心を製造することが考えられるが、アモルファスは機械的強度が高く、かつ脆性が強いことから、鉄心片の打ち抜きが難しい問題があり、さらに、かしめ部の形成が難しくて積層かしめ強度が得られず、実用に供し得るアモルファス材の積層鉄心は製造されていなかった。
【0004】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、鉄心片用材料の特性を活かし、例えば、アモルファスを含む異質材の積層板から形成され、鉄心片用材料のそれぞれが薄くても、打ち抜きした鉄心片のかしめ強度が強く、形状精度が優れ、且つ、電磁特性等の各種特性が優れた異質材積層鉄心を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う本発明に係る異質材積層鉄心は、電磁鋼板、低炭素鋼板、電磁軟鉄板、Fe−Ni合金板、又は銅板からそれぞれ構成される下側及び上側の板材の間に、該板材より加工性が劣る難加工高磁性材からなるアモルファス板を挟んで形成される異質材積層板から打ち抜きされた異質材積層鉄心片を、かしめ部予定箇所の中間位置に形成された切欠き孔の両側を、積層時にかしめパンチで切下げて形成するかしめ用突起を備えるかしめ部を介して所望積厚まで積層している。
これによって、かしめ部の中央に切欠き孔が形成されているので、かしめ部は長いかしめ掛かりを形成することができる。また、異質材積層鉄心片は板材間に加工性が劣る難加工高磁性材を挟んで形成した異質材積層板を打ち抜いているので、加工性が劣る難加工高磁性材でも、しかも、個々の板材及び難加工高磁性材の板厚は薄くても、打ち抜き及びかしめ部の形成が容易にできる。
本発明に係る異質材積層鉄心において、最下層の前記異質材積層鉄心片には、該最下層の前記異質材積層鉄心片の上に積層された前記異質材積層鉄心片の前記かしめ用突起が嵌入する係合孔が設けられている
【0006】
本発明に係る異質材積層鉄心において、切欠き孔をかしめ部予定箇所の両縁部まで形成することもできる。これによって、かしめ用突起及びかしめ用凹部にはさらに長いかしめ掛かりを形成することができ、さらにかしめ用突起は深く切下げられても、厚み及び幅が減少せず、かしめ強度を高める作用を奏する。
本発明に係る異質材積層鉄心において、切欠き孔をかしめ部予定箇所の両縁部までに所要長さの端部を残して形成することもできる。これによって、かしめ底部は所要長さの端部で連結され、かしめ部の強度が強まる。
【0007】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに、図1は本発明の一実施の形態に係る異質材積層鉄心の斜視図、図2は同異質材積層鉄心を製造するプレス加工工程の説明図、図3(A)、(B)、(C)はそれぞれ、同異質材積層鉄心を製造するプレス加工工程における積層開始鉄心片への係合孔の形成、かしめ用の切欠き孔の形成、かしめパンチによるかしめの説明図、図4は同異質材積層鉄心のかしめ部予定箇所に形成する切欠き孔の平面図、図5は本発明の他の実施の形態に係る異質材積層鉄心を製造するプレス加工工程におけるかしめパンチによるかしめの説明図、図6は同異質材積層鉄心のかしめ部予定箇所に形成する切欠き孔の平面図、図7(A)、(B)、(C)はそれぞれ、同異質材積層鉄心のかしめ部予定箇所に形成する変形例の切欠き孔の説明図、図8は変形例の異質材積層鉄心を製造するプレス加工工程におけるかしめパンチによるかしめの説明図である。
【0008】
図1及び図3(C)に示すように、本発明の一実施の形態に係る異質材積層鉄心10は、難加工高磁性材であるアモルファス鉄心片11、12、13、14をそれぞれ、下側と上側の電磁鋼板鉄心片15と16、17と18、19と20、21と22で挟んだ第1段(最下層)〜第4段の異質材積層鉄心片23〜26がかしめ積層されたもので、回転子積層鉄心として適用される。
図1に示すように、異質材積層鉄心10の内側近傍には、円周方向に3等分された位置に3個のかしめ部の一例である内側かしめ部27が形成されており、異質材積層鉄心10の外側近傍には、円周方向に9等分された位置に9個のかしめ部の一例である外側かしめ部28が形成されている。内側かしめ部27及び外側かしめ部28の詳細は、図3(C)に示す通りである。なお、内側かしめ部27、外側かしめ部28の個数及び位置は、この実施の形態に限らず、電磁鋼板鉄心片の大きさ、形状等に応じて適宜に変えることができる。
【0009】
図2及び図3に示すように、異質材積層鉄心10を製造するプレス加工工程において、各ステーションにおける加工作業は、以下に説明する通りである。
(ステーションA)
図2に示す長尺状の鉄心片素材(異質材積層板の一例)29は、図3(A)に示すように、下側、上側板材の一例である電磁鋼板30、31、例えば、厚さt1 が0.18mmの間に、電磁鋼板30、31より加工性が劣り、難加工高磁性材の一例であるアモルファス材32、厚さt2 が例えば、0.05mmを挟んで積層した厚さtの素材であり、鉄心片素材29の幅B方向の両端部に長さ方向に所定の間隔Lを開けて、プレス順送り加工用のガイドホール33が形成される。なお、前記電磁鋼板及びアモルファス材は、前記板厚のものに限らず、所望の板厚のものを採用できる。
【0010】
(ステーションB)
図2に示すように、図示しない軸孔を中心として、周方向に9等分された所定の形状のスロット孔34をパンチにより打ち抜く。
(ステーションC)
図2及び図3(A)に示すように、積層開始鉄心片となる第1段の異質材積層鉄心片23の外側には、周方向に9等分した位置に外側かしめ部28の一方を構成する係合孔35を、内側には周方向に3等分した位置に内側かしめ部27の一方を構成する係合孔36をそれぞれ、ダイ37、パンチ38及びストリッパー39を用いて形成する。係合孔35、36は、図4に破線で示すように、平面視して矩形状に形成されており、半径方向の長さはa、周方向の長さはbである。
【0011】
(ステーションD)
図2、図3(B)及び図4に示すように、係合孔35、36が形成された第1段の異質材積層鉄心片23の上に順次積層される、第2段〜第4段の異質材積層鉄心片24〜26の係合孔35、36に相当する垂直位置のかしめ部予定箇所43(係合孔35、36の内側に相当する)の中間位置にそれぞれ、長尺矩形状の切欠き孔40、41がパンチ42をダイ37に進退させ形成されている。切欠き孔40、41の大きさは、係合孔35、36の周方向の中心に対して幅がc、半径方向の長さはaとなっている。
【0012】
(ステーションE)
図2及び図3(C)に示すように、係合孔35、36又は切欠き孔40、41が形成された部分の鉄心片素材29を外形・内形抜きして第1段〜第4段の異質材積層鉄心片23〜26を作製し、載置台39a上に下から順番に第1段〜第4段の異質材積層鉄心片23〜26を積層する。
該積層に際して、第2段〜第4段の異質材積層鉄心片24〜26のかしめ部予定箇所43をかしめパンチ44で切り下げると、第2段〜第4段の異質材積層鉄心片24〜26のかしめ部予定箇所43の下側は切欠き孔40、41を先端として、断面逆ハ字状のかしめ用突起が形成されると共に、第2段の異質材積層鉄心片24のかしめ用突起が第1段の異質材積層鉄心片23の係合孔35、36に係合される。一方、第3段、第4段の異質材積層鉄心片25、26のかしめ用突起はそれぞれ、第2段、第3段の異質材積層鉄心片24、25のかしめ用突起の裏側に形成されるのかしめ用凹部に係合されることになる。このようにして、各かしめ部27、28がかしめられることにより、図1に示すような回転子積層鉄心が得られる。なお、この実施の形態では、異質材積層鉄心片を4段積層しているが、これに限定されず、所望の積厚になるまで任意段数積層できる。
【0013】
このかしめパンチ44の切り下げの際、第2段〜第4段の異質材積層鉄心片24〜26のかしめ部予定箇所43の周方向の中間位置に形成されている切欠き孔40、41を中心にして、かしめ部予定箇所43の両側が深く切り下がり、これにより、かしめ掛かりが長く(図3(C)の場合では、第1段の異質材積層鉄心片23の厚さtに相当)形成されることになって、さらに、切欠き孔40、41が形成されているので、かしめ部予定箇所43の両側を切り下げる際、その板厚及びかしめ用突起となる幅は減少せず、かしめ強度の強い異質材積層鉄心10を製造することができる。
【0014】
図5には、本発明の他の実施の形態に係る異質材積層鉄心50を製造するプレス加工工程におけるかしめパンチ51によるかしめの状態を表している。異質材積層鉄心50が異質材積層鉄心10と異なる点は、図6に示すように、切欠き孔65の長さdのみである。なお、異質材積層鉄心10と同一の構成要素については、同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
図6には、異質材積層鉄心50の製造において、第2段〜第4段の異質材積層鉄心片61〜63のかしめ部予定箇所64の中間位置に形成する切欠き孔65を示しており、切欠き孔65はかしめ部予定箇所64の半径方向の両端部(各端部の長さは(a−d)/2)を残して切欠いており、半径方向の長さdは長さaより短くしている。かかる構成により、かしめ切下げ底部が両端部で連結されているので、その分、かしめ部の強度が高まり、延いて、かしめ強度がアップする。なお、符号52、53、54は、アモルファス鉄心片を示し、符号55と56、57と58、59と60はそれぞれ下側と上側の電磁鋼板鉄心片を示す。
【0015】
図7(A)、(B)、(C)は、異質材積層鉄心50の製造において、かしめ部予定箇所64の中間位置に形成される変形例の切欠き孔66、67、68を示している。
矩形状の切欠き孔65に対して、切欠き孔66は鼓形状、切欠き孔67は端部広がり形状、切欠き孔68は楕円形状としている。これらは前記矩形状の切欠き孔65と同様に、かしめ用突起を深く切り下げる効果があり、さらに、切欠き孔66〜68は、かしめパンチ51による切下げ力を低減する効果もある。
【0016】
本発明は前記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本発明の異質材積層鉄心を構成する場合にも本発明は適用される。
前記実施の形態では、回転子積層鉄心について述べたが、これに限定されず、固定子積層鉄心、トランス積層鉄心にも適用できる。
異質材積層鉄心片は、1枚の異質材を上下の2枚の電磁鋼板で挟んだ3層としたが、これに限定されず、状況に応じて、1枚の異質材を3枚以上の板材で挟むことも可能であり、さらに、図8に示すように、2枚以上(図8では3枚のアモルファス鉄心片)の異質材を上下の板材で挟んで4層以上の構成とすることもできる。なお、図8中の符号69はかしめパンチを表している。
板材として電磁鋼板を使用したが、これに限定されず、必要に応じて、かしめ部の形成を容易にし、かつコストを低下するには、低炭素鋼板、電磁軟鉄板を、透磁性をより高め、また耐食性を高くするには、Fe−Ni合金板、又はかしめ部の形状を容易にし、かつ導体抵抗を増す必要があるものは銅板を使用することができる。さらに、アルミ板又はその他の加工性のよい金属板を使用することができる。
【0017】
【発明の効果】
請求項1〜記載の異質材積層鉄心においては、かしめ部の中間位置に切欠き孔が形成され、該切欠き孔の両側を切下げているので、かしめ部は長いかしめ掛かりを形成することができ、これにより、かしめ強度が強く、積層形状の優れた積層鉄心が得られる。また、異質材積層鉄心片は、電磁鋼板、低炭素鋼板、電磁軟鉄板、Fe−Ni合金板、又は銅板からなる板材間に加工性が劣る難加工高磁性材(アモルファス板)を挟んで形成した異質材積層板を打ち抜いているので、加工性が劣る難加工高磁性材でも、打ち抜き及びかしめ部の形成が容易にでき、これにより、安定したかしめ掛かりを形成することができ、かしめ強度が維持できる。
更に、機械的強度が高く、脆性が強いため加工性に劣るアモルファス材でも、以上の構成としているので、鉄心片の打ち抜きが可能となり、しかも、かしめ部の形成が可能となる ので、電磁特性に優れた積層鉄心が工業的に安定して得られる。
また、前記板材を電磁鋼板、低炭素鋼板、電磁軟鉄板、Fe−Ni合金板、又は銅板とすることによって、所望の特性を有する積層鉄心を製造できるので、汎用性が高く、かつ特殊用途に適する積層鉄心が容易に得られる。
【0018】
請求項3記載の異質材積層鉄心においては、かしめ用突起及びかしめ用凹部にはさらに長いかしめ掛かりを形成することができるので、かしめ強度がさらに強く、積層形状の優れた積層鉄心が得られる。
請求項4記載の異質材積層鉄心においては、かしめ底部は所要長さの端部で連結されているので、かしめ強度がさらに強く、積層形状の優れた積層鉄心が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る異質材積層鉄心の斜視図である。
【図2】同異質材積層鉄心を製造するプレス加工工程の説明図である。
【図3】(A)、(B)、(C)はそれぞれ、同異質材積層鉄心を製造するプレス加工工程における積層開始鉄心片への係合孔の形成、かしめ用の切欠き孔の形成、かしめパンチによるかしめの説明図である。
【図4】同異質材積層鉄心のかしめ部予定箇所に形成する切欠き孔の平面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係る異質材積層鉄心を製造するプレス加工工程におけるかしめパンチによるかしめの説明図である。
【図6】同異質材積層鉄心のかしめ部予定箇所に形成する切欠き孔の平面図である。
【図7】(A)、(B)、(C)はそれぞれ、同異質材積層鉄心のかしめ部予定箇所に形成する変形例の切欠き孔の説明図である。
【図8】変形例の異質材積層鉄心を製造するプレス加工工程におけるかしめパンチによるかしめの説明図である。
【符号の説明】
10:異質材積層鉄心、11〜14:アモルファス鉄心片、15〜22:電磁鋼板鉄心片、23:第1段の異質材積層鉄心片、24:第2段の異質材積層鉄心片、25:第3段の異質材積層鉄心片、26:第4段の異質材積層鉄心片、27:内側かしめ部(かしめ部)、28:外側かしめ部(かしめ部)、29:鉄心片素材(異質材積層板)、30、31:電磁鋼板(板材)、32:アモルファス材(難加工高磁性材)、33:ガイドホール、34:スロット孔、35:係合孔、36:係合孔、37:ダイ、38:パンチ、39:ストリッパー、39a:載置台、40、41:切欠き孔、42:パンチ、43:かしめ部予定箇所、44:かしめパンチ、50:異質材積層鉄心、51:かしめパンチ、52〜54:アモルファス鉄心片、55〜60:電磁鋼板鉄心片、61〜63:第2段〜第4段の異質材積層鉄心片、64:かしめ部予定箇所、65:切欠き孔、66〜68:切欠き孔、69:かしめパンチ

Claims (4)

  1. 電磁鋼板、低炭素鋼板、電磁軟鉄板、Fe−Ni合金板、又は銅板からそれぞれ構成される下側及び上側の板材の間に、該板材より加工性が劣る難加工高磁性材からなるアモルファス板を挟んで形成される異質材積層板から打ち抜きされた異質材積層鉄心片を、かしめ部予定箇所の中間位置に形成された切欠き孔の両側を、積層時にかしめパンチで切下げて形成するかしめ用突起を備えるかしめ部を介して所望積厚まで積層したことを特徴とする異質材積層鉄心。
  2. 請求項1記載の異質材積層鉄心において、最下層の前記異質材積層鉄心片には、該最下層の前記異質材積層鉄心片の上に積層された前記異質材積層鉄心片の前記かしめ用突起が嵌入する係合孔が設けられていることを特徴とする異質材積層鉄心。
  3. 請求項2記載の異質材積層鉄心において、前記切欠き孔が前記かしめ部予定箇所の両縁部まで形成されていることを特徴とする異質材積層鉄心。
  4. 請求項2記載の異質材積層鉄心において、前記切欠き孔が前記かしめ部予定箇所の両縁部までに所要長さの端部を残して形成されていることを特徴とする異質材積層鉄心。
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