JP2003304654A - 積層鉄心 - Google Patents

積層鉄心

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JP2003304654A
JP2003304654A JP2002104781A JP2002104781A JP2003304654A JP 2003304654 A JP2003304654 A JP 2003304654A JP 2002104781 A JP2002104781 A JP 2002104781A JP 2002104781 A JP2002104781 A JP 2002104781A JP 2003304654 A JP2003304654 A JP 2003304654A
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caulking
amorphous
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Tatsumi Tomozoe
達美 友添
Teruo Takahashi
輝男 高橋
Hideki Nakajima
英樹 中島
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Mitsui High Tec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アモルファス薄板を十分に活用し、モータや
トランス等を高効率、高出力、省エネルギー、または小
型化でき、磁気特性が格段すぐれ、併せて積層形状がす
ぐれた積層鉄心を得る。 【解決手段】 アモルファス鉄心片を積層してなる積層
鉄心において、アモルファス鉄心片3を連続して複数枚
積層した下側、間、又は、上側に金属板鉄心片2が散在
して設けられ、下側の前記金属板鉄心片2aにかしめ用
開口8が形成され、前記他の金属板鉄心片2に形成した
かしめ突起9が、連続して複数枚積層したアモルファス
鉄心片3に形成のかしめ用抜き穴7を通り、前記下側の
金属板鉄心片2aのかしめ用開口8、又は、次下層の金
属板鉄心片2のかしめ突起背面側凹み10と嵌合し、前
記アモルファス鉄心片3をかしめている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアモルファス鉄心片
を積層した積層鉄心に関する。
【0002】
【従来の技術】動力装置として種々に採用されているモ
ータは、高効率、高出力、省エネルギー等とすることが
重要である。モータに組み込まれる積層鉄心は該モータ
性能を決する最も主要な部品であり、高透磁性で、且つ
鉄損が極少ないアモルファス薄板にて製造できれば好ま
しいことである。
【0003】しかし、アモルファス薄板は硬くて脆い機
械的性質を有しているので、該アモルファス薄板からの
鉄心片の打抜き自体が難しく、パンチとダイのクリアラ
ンスや、ストリッパの押さえ力の厳格な調整により鉄心
片の打抜きが何とかできるとしても、鉄心片同士をかし
めて積層するためのかしめ部を構成するかしめ用突起
は、例えば切り曲げ突起やV字状曲げ等の加工で形成さ
れるので、該形成の際にクラックが多発する問題があ
る。
【0004】また、仮に、かしめ用突起が形成されたと
しても、アモルファス薄板は板厚が例えば0.02〜
0.05mmと極めて薄いことからかしめ嵌合力が弱い
という問題がある。この問題についてはアモルファス薄
板を複数枚重ねて厚みを増やし、該重ねたアモルファス
薄板から鉄心片を打抜き、かしめ突起部の厚みを厚くす
ることで前記嵌合力を強めることが考えられる。しか
し、複数枚重ねたアモルファス薄板からかしめ用突起を
形成する場合にもクラックが発生し易いことに変わりが
なく、アモルファス薄板から鉄心片を打抜き、かしめた
積層鉄心は見当たらないのが実状である。
【0005】
【この発明が解決しようとする課題】モータは、前記の
ように高効率化、高出力化、省エネルギー-化が要請さ
れる状況下にありながら、モータに組込まれる積層鉄心
には最高素材のアモルファスを使用しきれてなく、更な
るモータ特性の向上を図るうえで問題である。
【0006】本発明はアモルファス薄板を十分に活用
し、モータやトランス等を高効率、高出力、省エネルギ
ー、又は小型化でき、磁気特性が格段すぐれ、併せて積
層形状がすぐれた積層鉄心を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の要旨は、
アモルファス鉄心片を積層してなる積層鉄心において、
アモルファス鉄心片を連続して複数枚積層した下側、
間、又は、上側に金属板鉄心片が散在して設けられ、前
記下側の金属板鉄心片にかしめ用開口が形成され、前記
散在した他の金属板鉄心片に形成したかしめ突起が、前
記連続して複数枚積層したアモルファス鉄心片に形成の
かしめ用抜き穴を通り、下側の金属板鉄心片のかしめ用
開口、又は次下層の金属板鉄心片のかしめ突起背面側凹
みと嵌合し、金属板鉄心片で前記アモルファス鉄心片を
かしめていることを特徴とする積層鉄心にある。
【0008】本発明の第2の要旨は、アモルファス鉄心
片を積層してなる積層鉄心において、アモルファス鉄心
片を連続して複数枚積層した間、又は、上側に金属板鉄
心片が散在して設けられ、前記金属板鉄心片に形成した
かしめ突起が前記連続して複数積層したアモルファス鉄
心片のかしめ用抜き穴、或いは次下層の金属板鉄心片の
かしめ突起背面側凹みと嵌合し、前記アモルファス鉄心
片をかしめていることを特徴とする積層鉄心にある。
【0009】本発明の第3の要旨は、前記金属板鉄心片
は、電磁鋼板、低炭素鋼板、又はFe−Ni合金板から
形成されているところにある。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の1実施例による積
層鉄心を示す図である。図2は本発明の1実施例による
積層鉄心に積層のアモルファス鉄心片の平面形状を示
し、図3は本発明の1実施例による積層鉄心のかしめ部
の側断面の一部を拡大して示す図である。図4はかしめ
突起の他の例を示す図である。図5は本発明の1実施例
の積層鉄心を製造する1例を示す図であり、図6は本発
明の1実施例の積層鉄心の製造の1例において金属板鉄
心片へのかしめ用開口とかしめ突起の形成変えを説明す
るための図である。図7は本発明の1実施例の積層鉄心
の製造の1例において金属板鉄心片とアモルファス鉄心
片のかしめ積層を説明するための図である。
【0011】図面において、1は積層鉄心で、該積層鉄
心1は最下層に金属板鉄心片2aが設けられ、その上に
アモルファス鉄心片3が複数枚連続して積層され、金属
板鉄心片2と複数枚の前記アモルファス鉄心片3が繰返
し積層され、且つ、最上層には金属鉄心片2が設けられ
ている。
【0012】本実施例の積層鉄心1は、前記のように最
下層に金属板鉄心片2aが設けられ、その上にアモルフ
ァス鉄心片3が複数枚、この実施例では4枚連続して積
層され、該アモルファス鉄心片3の積層に次いで金属板
鉄心片2が積層され、この積層が繰返されている。、金
属板鉄心片2は積層鉄心1のかしめ嵌合力を強くし、且
つ積層鉄心1の形状をよくするために、前記の如く最下
層と最上層に設けられている。アモルファス鉄心片3の
連続積層枚数は、この実施例に限らず、当該アモルファ
ス鉄心片3の板厚が例えば0.02〜0.05μmと薄
いこと、かしめは前記金属板鉄心片2a、2が能動部分
を担い、且つ板厚が例えば0.15〜0.35mmとア
モルファス鉄心片3より厚いことを勘案し、2〜30枚
とすることができるが、その連続積層枚数は限定の必要
はなく任意に定め得る。
【0013】前記積層しているアモルファス鉄心片3の
平面形状は図2に示すように、内形部4の周りに放射状
に極歯5が形成され、該極歯5の先端は円弧部6が形成
されている。また、アモルファス鉄心片3にはかしめ用
抜き穴7が前記内形部4と前記円弧部6に形成されてい
る。かしめ用抜き穴7は後述する金属板鉄心片2に形成
のかしめ突起9を通すことによりかしめを助成するもの
で、その形成は打抜き等によってアモルファス鉄心片3
に無理なくなされる。
【0014】最下層に設けている金属板鉄心片2aの平
面形状は前記アモルファス鉄心片3と同じであり、かし
め用開口8がアモルファス鉄心片3のかしめ用抜き穴7
と対応した箇所に形成されている。なお、かしめ用開口
8は、他の金属板鉄心片2に形成のかしめ突起9とのか
しめ嵌合度合いを高めるために、アモルファス鉄心片3
のかしめ用抜き穴7より僅少にしてもよい。
【0015】アモルファス鉄心片3を連続して複数枚積
層した間と、最上層に金属板鉄心片2が積層されてい
る。該金属板鉄心片2の平面形状は、前記最下層の金属
板鉄心片2aとかしめ突起9を除き同じである。かしめ
突起9は図3に示すように先に連続して複数枚積層のア
モルファス鉄心片3のかしめ用抜き穴7を通り、最下層
の金属板鉄心片2aのかしめ用開口8、或いは次下層の
金属板鉄心片2のかしめ突起背面側凹み10に入り込む
深さの突起となっている。該かしめ突起9は側端が前記
かしめ用開口8の内端、或いは前記かしめ突起背面側凹
み10の内端と嵌合することで、その間に積層の複数の
アモルファス鉄心片3ともどもかしめている。
【0016】前記のように金属板鉄心片2a、2によっ
て、その間に積層された複数枚のアモルファス鉄心片
3、及び当該金属板鉄心片2a、2同士をかしめ、図1
に示すような積層鉄心1が得られる。
【0017】金属板鉄心片2a、2は、前記のように積
層したアモルファス鉄心片3をかしめる役目を担ってい
るが、該金属板鉄心片2a、2は、かしめ突起9をクラ
ックや折損を生じることなく形成でき、且つ磁気特性が
すぐれた電磁鋼板、加工性がすぐれ深い切り曲げがで
き、併せてコスト低下が図れる低炭素鋼板、或いは、加
工性や透磁性が良好で耐食性にもすぐれるFe−Ni合
金板から形成される。これら電磁鋼板、低炭素鋼板、又
はFe−Ni合金板から打抜き形成される金属板鉄心片
2には板厚の倍を超える深く切下げたかしめ突起を形成
でき、多数枚積層したのアモルファス鉄心片3を強くか
しめことができる。また併せて、金属板鉄心片2、2a
自体も磁気特性が良好である。
【0018】金属板鉄心片2は、この実施例では積層鉄
心1の最下層とアモルファス鉄心片3を複数積層した
間、及び、最上層にそれぞれ散在して設けているが、こ
れに限らない。例えば、最下層には設けなくても上層の
金属板鉄心片2のかしめ突起9が先に積層のアモルファ
ス鉄心片3のかしめ用抜き穴7に入ってかしめることが
できれば、最下層の金属板鉄心片2aを設けずともよ
い。このようにした積層鉄心1はアモルファス鉄心片3
が占める割合が増え、磁気特性がさらにすぐれる。ま
た、積層鉄心1が薄いものは、金属板鉄心片2をアモル
ファス鉄心片3の積層間に設けずともよく、要するに、
かしめに不要な金属板鉄心片2は省略できる。
【0019】また、金属板鉄心片2でかしめ部の一方を
構成する前記かしめ突起9は、この実施例の一方を切り
下げ曲げた形状に限らず、図4の(a)に示す一方を斜
方向に直線状に切下げた形状9a、或いは(b)に示す
V字状突起9b等、適宜の形状を採用できる。
【0020】本発明の積層鉄心1は前記のように連続し
て複数枚積層したアモルファス鉄心片3を、かしめ突起
9、或いは、かしめ用開口8を形成した金属板鉄心片2
によりかしめており、かしめ強度が強いことから積層形
状がすぐれる。また、前記アモルファス鉄心片3には切
り曲げ加工を伴うかしめ突起を形成する必要がなく、か
しめ部の形成時に課題であったクラックや折損の発生が
皆無となる。さらに当該アモルファス鉄心片3は専ら積
層鉄心片部材としてその有するすぐれた磁気特性が活用
され、高出力、高効率、及び省エネルギーの積層鉄心が
得られる。
【0021】次に、本発明の1実施例の積層鉄心1を製
造する1例について図5、図6、図7及び図3を参照し
て説明する。11はアモルファス薄板からアモルファス
鉄心片3を打抜き形成する第1金型装置ラインであり、
12は金属板から金属板鉄心片2を打抜き形成する第2
金型装置ラインである。この両ライン11、12は積層
ステーションEで交叉するように配設されている。本実
施例では最下層に金属板鉄心片2aをおくので、先ず第
2金型装置ライン12で金属板13から金属板鉄心片2
aを打抜き形成する。具体的にはステーションaでガイ
ドホール14、14aと軸穴15を打抜き、ステーショ
ンbでスロット16を打抜き形成する。前記ステーショ
ンaでガイドホール14aを抜くのは後記積層ステーシ
ョンEで金属板鉄心片2a、2を金属板13から抜き外
すとともに、積層ステーションE側のスケルトンを切離
して、当該積層ステーションEから取出し後に、続行す
る金属板鉄心片2のガイドとするためである。
【0022】次いで、ステーションcに於いてかしめ用
開口8を打抜き形成するが、最下層におく金属板鉄心片
2a以外の金属板鉄心片2を形成する際には前記かしめ
用開口8に変えてかしめ突起9を形成する。前記かしめ
用開口8とかしめ突起9の形成変えは、図6に示すよう
に、かしめ部形成用パンチ17がストリッパ18の下側
へ出る長さを、スライドカム19の進退によって変える
ことで行われる。即ち、かしめ用開口8を形成するとき
はかしめ部形成用パンチ17の刃先がストリッパ18の
下側に出る長さを長くし、かしめ突起9を形成する際に
は短くする。
【0023】ステーションdにて外形20を一旦抜き、
プッシュバックし金属板鉄心片2aを金属板13に戻
し、積層ステーションEで図7に示す鉄心片抜きダイ2
1内にパンチ22にて抜き入れる。該積層ステーション
Eにおいては金属板鉄心片2aを鉄心片抜きダイ21に
抜き入れるとともに、図示しない刃物でスケルトンを切
離して積層ステーションE上から取出す。
【0024】次いで、第1金型装置ライン11にてアモ
ルファス薄板23からアモルファス鉄心片3を所望枚数
連続して打抜き形成し、鉄心片抜きダイ21内に抜き込
まれている前記最下層の金属板鉄心片2aの上に順次積
層する。該アモルファス鉄心片3の形成は、ステーショ
ンAにてガイドホール14、14aと軸穴15が抜か
れ、ステーションBにてスロット16が抜かれ、ステー
ションCにてかしめ用抜き穴7が打抜き形成され、ステ
ーションDは遊びのステーションとして通し、積層ステ
ーションEで外形20が打抜かれ、前記最下層の金属板
鉄心片2aの上に積層される。前記ステーションAにて
ガイドホール14aを抜いたのは前記金属板鉄心片2の
場合と同じ理由からであり、アモルファス鉄心片3を所
望枚数打抜き積層した際、積層ステーションE側のスケ
ルトンを図示しない刃物で切離され、取出される。
【0025】アモルファス鉄心片3を所望枚数積層した
後、第2金型装置ライン12にて、ステーションcでか
しめ突起9を形成する他は前記最下層の金属板鉄心片2
aの形成と同様にして金属板鉄心片2を打抜き、先に複
数枚連続して積層のアモルファス鉄心片3上に積層す
る。この際、該金属板鉄心片2に形成したかしめ突起9
が、図3のように積層アモルファス鉄心片3のかしめ用
抜き穴7を通り、最下層の金属板鉄心片2aに形成のか
しめ用開口8に嵌合しかしめる。
【0026】所望の積厚になるまで前記アモルファス鉄
心片3の連続した複数枚の積層と、前記金属板鉄心片2
の積層を繰返し行って、積層鉄心1を製造する。
【0027】積層鉄心1の製造方法は前記例に限ること
なく、例えば、アモルファス鉄心片打抜き積層ライン
と、金属板鉄心片打抜きラインを平行に配設した製造ラ
インにてそれぞれ形成した鉄心片を、前記両製造ライン
に出入り自在に設けたかしめ積層ステーションにて交互
に積層して製造する方法が採用できる。
【0028】また、前記積層鉄心の製造方法の1例では
アモルファス鉄心片は1枚ずつ打抜き積層しているが、
複数枚重ねたアモルファス薄板から同時に鉄心片を打抜
きすることができる。
【0029】また、他の製造方法として、下記要件から
なるものも採用できる。 (1)積層したアモルファス薄板に対して鉄心片のかし
め部予定箇所を打抜いてかしめ用抜き穴を先ず形成し、
(2)該アモルファス薄板を金属板と接合し、(3)該接
合板から金型装置ラインにて鉄心片の所要箇所を形成す
るとともに、かしめ部を金属板に形成し、鉄心片の外形
を抜き、前記金属板に形成したかしめ部を前記アモルフ
ァス薄板に形成のかしめ用抜き穴を通し下層の金属板鉄
心片とでかしめる。
【0030】前記のように本発明の積層鉄心を製造する
方法は適宜にできる。また、前記実施例の積層鉄心は回
転子積層鉄心であるが、本発明は固定子積層鉄心、或い
は、トランス用積鉄心等にも適用できる。
【0031】
【発明の効果】本発明の積層鉄心は、アモルファス鉄心
片を連続して複数枚積層しているとともに金属板鉄心片
が散在して設けられ、該金属板鉄心片に形成したかしめ
部の一方を構成するかしめ突起をアモルファス鉄心片の
かしめ用抜き穴を通し、次下層の金属板鉄心片のかしめ
用開口、或いは、かしめ突起背面側凹みに嵌合させ、当
該金属板鉄心片とその間に積層の複数枚のアモルファス
鉄心片をかしめているので、かしめは前記金属板鉄心片
が受け持って強固になされ、且つ形状のよい積層鉄心が
得られる。また、アモルファス鉄心片はかしめについて
は受動的で、専ら積層鉄心材として機能し積層鉄心の性
能を高め、当該積層鉄心を組み込んだ例えばモータやト
ランスは高効率、高出力、省エネルギーが具現化され
る。また、同一出力であれば小型化できる等の多大な効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例における積層鉄心を示す図。
【図2】本発明の1実施例の積層鉄心におけるアモルフ
ァス鉄心片の平面形状を示す図。
【図3】本発明の1実施例による積層鉄心のかしめ部の
側断面の一部を拡大して示す図。
【図4】本発明の積層鉄心における金属板鉄心片に形成
のかしめ突起の他の例を示す図。
【図5】本発明の1実施例の積層鉄心を製造する1例を
示す図。
【図6】本発明の1実施例の積層鉄心の製造の1例にお
いて金属板鉄心片へのかしめ用開口とかしめ突起の形成
変えを説明するための図。
【図7】本発明の1実施例の積層鉄心の製造の1例にお
いて金属板鉄心片とアモルファス鉄心片のかしめ積層を
説明するための図。
【符号の説明】
1 積層鉄心 2 金属板鉄心片 3 アモルファス鉄心片 4 内形部 5 極歯 6 円弧部 7 かしめ用抜き穴 8 かしめ用開口 9 かしめ突起 10 かしめ突起背面側凹み 11 第1金型装置ライン 12 第2金型装置ライン 13 金属板 14 ガイドホール 15 軸穴 16 スロット 17 かしめ部形成用パンチ 18 ストリッパ 19 スライドカム 20 外形 21 鉄心片抜きダイ 22 パンチ 23 アモルファス薄板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 15/02 H02K 15/02 F Fターム(参考) 5H002 AA07 AA08 AB01 AC08 5H615 AA01 BB01 BB14 PP06 SS03 SS05 SS13 SS15 SS18 TT04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アモルファス鉄心片を積層してなる積層
    鉄心において、アモルファス鉄心片を連続して複数枚積
    層した下側、間、又は、上側に金属板鉄心片が散在して
    設けられ、前記下側の金属板鉄心片にかしめ用開口が形
    成され、前記散在した他の金属板鉄心片に形成したかし
    め突起が、連続して複数枚積層したアモルファス鉄心片
    に形成のかしめ用抜き穴を通り、下側の金属板鉄心片の
    かしめ用開口、又は、次下層の金属板鉄心片のかしめ突
    起背面側凹みと嵌合し、金属板鉄心片で前記アモルファ
    ス鉄心片をかしめていることを特徴とする積層鉄心。
  2. 【請求項2】 アモルファス鉄心片を積層してなる積層
    鉄心において、アモルファス鉄心片を連続して複数枚積
    層した間、又は、上側に金属板鉄心片が散在して設けら
    れ、前記金属板鉄心片に形成したかしめ突起が前記複数
    積層したアモルファス鉄心片のかしめ用抜き穴、或いは
    次下層の金属板鉄心片のかしめ突起背面側凹みと嵌合
    し、前記アモルファス鉄心片をかしめていることを特徴
    とする積層鉄心。
  3. 【請求項3】 前記金属板鉄心片は、電磁鋼板、低炭素
    鋼板、又はFe−Ni合金板から形成されていることを
    特徴とする請求項1、又は請求項2記載の積層鉄心。
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