JP5687246B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
近年、省エネルギー等の観点から、車両の軽量化が一層図られている。この車両の軽量化に伴い、タイヤの軽量化の要請も高い。特開平6−1121公報には、サイドウォールのゴム硬度と、ゴムの厚さとの関係を規定したタイヤが開示されている。このタイヤでは、ゴム硬度とゴムの厚さとを所定の関係にすることで、操縦性、乗り心地等が維持されつつ、耐ロードハザード性が高められている。
特開平6−1121公報
タイヤの軽量化を図る観点から、タイヤの骨格構造に加えて、タイヤを構成するゴム部材の量の軽減も考えられる。例えば、サイドウォール部のゴムの厚さを薄くすることは、タイヤの軽量化に寄与する。一方で、このサイドウォール部のゴムの厚さを薄くし過ぎると、加硫工程でエアーの噛み込みやゴムの流れ不良を生じる恐れがある。エアーの噛み込みやゴムの流れ不良が生じると、ベアーが発生する。ベアーの発生は、タイヤの外観を損なう。
本発明の目的は、ゴムの厚さを薄くしつつ、ベアーの発生を抑制して軽量化し得る空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤは、トレッドと、このトレッドの軸方向端に位置する一対のウィングと、トレッドの端及びウィングから半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、サイドウォールの半径方向内側に位置する一対のビードと、上記トレッド及び上記サイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスと、ビードの軸方向外側に位置するクリンチとを備えている。このトレッドは、ベース層とこのベース層の半径方向外側に位置するキャップ層とを備えている。バットレス部で内側から外側に向かって、サイドウォール、ベース層、キャップ層、ウィングの順に重ねられている。
このキャップ層の架橋ゴムの複素弾性率Ecは5.5以上11.5以下であり、その損失正接tanδcは0.1以上0.3以下である。このベース層の架橋ゴムの複素弾性率Ebは0.9以上4.9以下であり、その損失正接tanδbは0.03以上0.18以下である。このウィングの架橋ゴムの複素弾性率Ewは1.4以上5.4以下であり、その損失正接tanδwは0.04以上0.34以下である。このサイドウォールの架橋ゴムの複素弾性率Esは1.5以上5.5以下であり、その損失正接tanδsは0.05以上0.30以下である。
タイヤ最大幅におけるサイドウォールのゴムの厚さTeとトレッドのセンターのゴムの厚さTaとの比Te/Taは、0.12以上0.28以下である。この厚さTeとクリンチのゴムの厚さTfとの比Te/Tfは、0.35以上0.65以下である。
好ましくは、上記厚さTeと、バットレス部でのゴムの厚さTiとの比Te/Tiは、0.17以上0.37以下である。この厚さTiと、この厚さTiにおけるサイドウォールの架橋ゴムの厚さTi1との比Ti/Ti1は、2.8以上5.2以下である。この厚さTiと、この厚さTfとの比Ti/Tfは、1.35以上2.35以下である。
好ましくは、上記カーカスの半径方向外側にベルトが積層されている。このベルトとカーカスとの間に軸方向におけるサイドウォールの内側端が位置している。上記ビードは、コアとこのコアから半径方向外向きに延びるエイペックスとを備えている。赤道面におけるビードベースラインからカーカスまでの高さHcと、ビードベースラインからエイペックスの半径方向外側端までの高さHbとの比Hb/Hcは、0.28以上0.58以下である。このカーカスの最大幅Wcと赤道面からサイドウォールの内側端までの幅Wsとの比Ws/Wcは、0.41以上0.71以下である。このカーカスの最大幅Wcと赤道面からトレッドの軸方向外側端までの幅Wtとの比Wt/Wcは、0.7以上1.0以下である。
好ましくは、上記厚さTeは、1.0mm以上3.0mm以下である。
本発明に係る空気入りタイヤは、ベアーの発生を抑制しつつ、サイドウォールのゴムの厚さが薄くされ得る。これにより、タイヤの軽量化が図られ得る。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤの部分拡大図である。 図3は、図1のタイヤの他の部分拡大図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、空気入りタイヤ2が示されている。図1において、上下方向がタイヤ2の半径方向であり、左右方向がタイヤ2の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ2の周方向である。図1において、一点鎖線CLはタイヤ2の赤道面を表わす。このタイヤ2の形状は、トレッドパターンを除き、赤道面CLに対して対称である。
このタイヤ2は、トレッド4、ウィング6、サイドウォール8、クリンチ10、ビード12、カーカス14、ベルト16、バンド18、インナーライナー20及びチェーファー22を備えている。このタイヤ2は、チューブレスタイプである。このタイヤ2は、乗用車に装着される。
トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド4は、路面と接地するトレッド面24を形成する。トレッド面24には、溝26が刻まれている。この溝26により、トレッドパターンが形成されている。トレッド4は、ベース層28とキャップ層30とを有している。キャップ層30は、ベース層28の半径方向外側に位置している。キャップ層30は、ベース層28に積層されている。ベース層28は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。ベース層28の典型的な基材ゴムは、天然ゴムである。キャップ層30は、耐摩耗性、耐熱性及びグリップ性に優れた架橋ゴムからなる。
ウィング6は、トレッド4の軸方向端に位置している。ウィング6は、トレッド4とサイドウォール8との間に位置している。ウィング6は、トレッド4とサイドウォール8とを連結する。ウィング6は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。
サイドウォール8は、トレッド4の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール8の半径方向外側端は、トレッド4及びウィング6と接合されている。このサイドウォール8の半径方向内側端は、クリンチ10と接合されている。このサイドウォール8は、耐カット性及び耐候性に優れた架橋ゴムからなる。このサイドウォール8は、カーカス14の損傷を防止する。
このタイヤ2では、サイドウォール8の半径方向外側にトレッド4が位置している。このタイヤ2は、所謂トレッドオーバーサイドウォール構造(以下、TOS構造という)を備えている。
クリンチ10は、サイドウォール8の半径方向略内側に位置している。クリンチ10は、軸方向において、ビード12及びカーカス14よりも外側に位置している。クリンチ10は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。クリンチ10は、リムのフランジと当接する。
ビード12は、クリンチ10の軸方向内側に位置している。ビード12は、コア32と、このコア32から半径方向外向きに延びるエイペックス34とを備えている。コア32はリング状であり、巻回された非伸縮性ワイヤーを含む。ワイヤーの典型的な材質は、スチールである。エイペックス34は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス34は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス14は、カーカスプライ36からなる。カーカスプライ36は、両側のビード12の間に架け渡されており、トレッド4及びサイドウォール8に沿っている。カーカスプライ36は、コア32の周りを、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、カーカスプライ36には、主部36aと折り返し部36bとが形成されている。カーカスプライ36の折り返し部36bの端38は、半径方向において、主部36aに積層されている。図1の矢印Rは、このカーカスプライ36の曲率半径を示している
このカーカスプライ36は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。それぞれのコードが赤道面CLに対してなす角度の絶対値は、75°から90°である。換言すれば、このカーカス14はラジアル構造を有する。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維として、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。カーカス14が、2枚以上のカーカスプライから形成されてもよい。
ベルト16は、トレッド4の半径方向内側に位置している。ベルト16は、カーカス14と積層されている。ベルト16は、カーカス14を補強する。ベルト16は、内側層40及び外側層42からなる。図1から明らかなように、軸方向において、内側層40の幅は外側層42の幅よりも若干大きい。図示されていないが、内側層40及び外側層42のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードは、赤道面CLに対して傾斜している。傾斜角度の絶対値は、通常は10°以上35°以下である。内側層40のコードの赤道面CLに対する傾斜方向は、外側層42のコードの赤道面CLに対する傾斜方向とは逆である。コードの好ましい材質は、スチールである。コードに、有機繊維が用いられてもよい。ベルト16の軸方向幅は、タイヤ2の最大幅の0.7倍以上が好ましい。ベルト16が、3以上の層を備えてもよい。
バンド18は、ベルト16の半径方向外側に位置している。軸方向において、バンド18の幅はベルト16の幅よりも大きい。図示されていないが、このバンド18は、コードとトッピングゴムとからなる。コードは、螺旋状に巻かれている。このバンド18は、いわゆるジョイントレス構造を有する。コードは、実質的に周方向に延びている。周方向に対するコードの角度は、5°以下、さらには2°以下である。このコードによりベルト16が拘束されるので、ベルト16のリフティングが抑制される。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
ベルト16及びバンド18は、補強層を構成している。ベルト16のみから、補強層が構成されてもよい。バンド18のみから、補強層が構成されてもよい。
インナーライナー20は、カーカス14の内側に位置している。赤道面CLの近傍において、インナーライナー20は、カーカス14の内面に接合されている。インナーライナー20は、架橋ゴムからなる。インナーライナー20には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。インナーライナー20の典型的な基材ゴムは、ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムである。インナーライナー20は、タイヤ2の内圧を保持する。
チェーファー22は、ビード12の近傍に位置している。タイヤ2がリムに組み込まれると、このチェーファー22がリムと当接する。この当接により、ビード12の近傍が保護される。このチェーファー22は、クリンチ10と一体であってもよい。従って、チェーファー22の材質はクリンチ10の材質と同じであってもよい。チェーファー22が、布とこの布に含浸したゴムとからなってもよい。
図1の両矢印Taは、赤道面CLにおけるトレッド4のゴムの厚さを示している。この厚さTaは、ベース層28の半径方向内側面からトレッド面24までの距離として図られる。両矢印Teは、タイヤ2の最大幅におけるサイドウォール8のゴムの厚さを示している。両矢印Tfは、クリンチ10のゴムの厚さを示している。この厚さTfは、クリンチ10の幅が最大となる位置で測られる。
図2の両矢印Tiは、バットレス部のゴム厚さを示している。この厚さTiは、後述される点Piの位置で測定される。このタイヤ2では、内側から外側に向かって、サイドウォール8、ベース層28、キャップ層30、ウィング6が順に重なり合う厚さとして測定される。両矢印Ti1は、サイドウォール8の厚さを示している。この厚さTi1は、厚さTiと同位置で測定される。この点Piは、最大負荷歪みが最小となる位置である。この厚さTi及び厚さTi1は、最大負荷歪みが最小となる位置で測定される。
トレッド4のゴム厚さTa、サイドウォール8のゴム厚さTe、クリンチ10のゴム厚さTf、バットレス部のゴム厚さTi及びサイドウォール8の厚さTi1は、図1に示されるように、タイヤ2から切り出された断面において測定される。
図3の点Pdは、ウィング6とサイドウォール8との境界の位置を示している。境界点Peは、ウィング6とトレッド4(キャップ層30)との境界の位置を示している。この点Pd及び点Peは、いずれもタイヤ2の表面に位置している。二点鎖線L1は、この断面における、トレッド面24の曲率半径Rtの軌跡を示している。二点鎖線L2は、点Peにおける、タイヤ2の表面の接線である。点Pfは、この二点鎖線L1と二点鎖線L2との交点である。二点鎖線L3は、点Pfを通って半径方向に延びる直線である。点Pgは、この直線L3とタイヤ2の表面との交点である。点Piは、点Pdと点Pgとの中点である。この点Piは、タイヤ2の表面に沿って測られる距離の中点である。
図1の点Pc1は、タイヤ2最大幅におけるカーカス14の内側面上の点を示している。両矢印Wcは、赤道面CLから点Pc1までの軸方向幅を示している。点Ptは、トレッド4の軸方向外側端を示している。両矢印Wtは、赤道面CLから点Ptまでの軸方向幅を示している。点Psは、サイドウォール8の軸方向内側端を示している。この軸方向内側端Psは、カーカス14とベルト16との間に位置している。両矢印Wsは、赤道面CLから点Psまでの軸方向幅を示している。この幅Wc、幅Wt及び幅Wsは、タイヤ2の軸方向の距離として測定される。
図1の一点鎖線BLは、タイヤ2のビードベースラインを示している。点Pc2は、赤道面CLとカーカス14の内側面との交点を示している。両矢印Hcは、ビードベースラインBLから点Pc2までの半径方向の高さを示している。言い換えると、この高さHcは、赤道面CLにおける、ビードベースラインBLからカーカス14までの高さを示している。点Pbは、エイペックス34の半径方向外側端を示している。両矢印Hbは、ビードベースラインBLから点Pbまでの半径方向の距離を示している。言い換えると、この高さHbは、ビードベースラインBLからエイペックス34の半径方向外側端Pbまでの高さを示している。
このタイヤ2では、トレッド4のキャップ層30の架橋ゴムの損失正接tanδcは、0.10以上0.30以下にされている。この複素弾性率Ecは、5.5以上11.5以下にされている。べース層28の架橋ゴムの損失正接tanδbは、0.03以上0.18以下にされている。この複素弾性率Ebは、0.9以上4.9以下にされている。このタイヤ2では、この損失正接tanδcに対して、損失正接tanδbは小さくされている。この複素弾性率Ecに対して、複素弾性率Ebは小さくされている。これにより、このタイヤ2では、キャップ層30により耐摩耗性及びグリップ性を確保しつつ、転がり抵抗が小さくされている。このタイヤ2では、低発熱のベース層28をキャップ層30の下層に配置して、低燃費と発熱耐久性を向上させている。
このサイドウォール8の架橋ゴムの損失正接tanδsは、0.05以上0.30以下にされている。この複素弾性率Esは、1.5以上5.5以下にされている。このサイドウォール8を備えるタイヤ2は、低発熱である。このタイヤ2は、低燃費である。このサイドウォール8を備えるタイヤ2では、操縦安定性と乗り心地とが向上している。
更に、このタイヤ2では、バットレス部にウィング6が位置している。このウィング6の架橋ゴムの損失正接tanδwは、0.04以上0.34以下にされている。このウィング6の架橋ゴムの複素弾性率Ewは、1.4以上5.4以下にされている。このウィング6が位置することで、バットレス部で周方向の微小クラックの発生が抑制されている。
このサイドウォール8のゴム厚さTeと、トレッド4のゴム厚さTaとの比Te/Taが小さいタイヤ2では、バットレス部における曲率半径Rが大きくなる。この曲率半径Rが大きいタイヤ2では、転がり抵抗が小さくなる。この観点から、この比Te/Taは、0.28以下とされている。この比Te/Taは、好ましくは、0.25以下であり、更に好ましくは、0.22以下である。一方で、この比Te/Taが大きいタイヤ2は、ベアーの発生が抑制される。このタイヤでは、耐久性が向上する。この観点から、この比Te/Taは、0.12以上とされている。この比Te/Taは、好ましくは、0.15以上であり、更に好ましくは、0.18以上である。
このサイドウォール8のゴム厚さTeと、クリンチ10のゴム厚さTfとの比Te/Tfが小さいタイヤ2では、ビード部における曲率半径Rが大きくなる。これにより、転がり抵抗が小さくなる。この観点から、この比Te/Tfは、0.65以下とされている。この比Te/Tfは、更に好ましくは、0.60以下であり、特に好ましくは、0.55以下である。一方で、この比Te/Tfが大きいタイヤ2では、ベアーの発生が抑制される。このタイヤでは、耐久性が向上する。この観点から、この比Te/Tfは、0.35以上とされている。この比Te/Tfは、好ましくは、0.4以上であり、更に好ましくは、0.45以上である。
このサイドウォール8のゴム厚さTeと、バットレス部のゴムの厚さTiとの比Te/Tiが小さいタイヤ2では、バットレス部における曲率半径Rが大きくなる。これにより、転がり抵抗が小さくなる。この観点から、この比Te/Tiは、好ましくは0.37以下であり、更に好ましくは、0.33以下であり、特に好ましくは、0.29以下である。一方で、この比Te/Tiが大きいタイヤ2は、ベアーの発生が抑制される。このタイヤでは、耐久性が向上する。この観点から、この比Te/Tiは、好ましくは、0.17以上であり、更に好ましくは、0.21以上であり、特に好ましくは、0.25以上である。
このクリンチ10のゴム厚さTfとバットレス部のゴムの厚さTiとの比Ti/Tfが大きい過ぎると、トレッド4からクリンチ10の範囲で均一な曲率半径Rになり難い。この観点から、この比Ti/Tfは、好ましくは2.35以下であり、更に好ましくは、2.15以下であり、特に好ましくは、1.95以下である。一方で、この比Ti/Tfが小さ過ぎても、均一な曲率半径Rになり難い。この観点から、この比Ti/Tfは、好ましくは1.35以上であり、更に好ましくは1.55以上であり、特に好ましくは1.75以上である。
バットレス部のゴムの厚さTiと、バットレス部のサイドウォール8のゴムの厚さTi1との比Ti/Ti1が大きいタイヤ2では、転がり抵抗が小さくなる。この観点から、この比Ti/Ti1は、好ましくは2.8以上が好であり、更に好ましくは、3.2以上であり、特に好ましくは、3.7以上である。また、ベルト16の半径方向内側に位置するサイドウォール8の端部は、ベルト16のクッションとして機能する。この比Ti/Ti1が小さいタイヤ2では、このサイドウォール8の端部が薄くなる。サイドウォール8の端部の、クッションとしての機能が低下する。この観点から、この比Ti/Ti1は、好ましくは5.2以下であり、更に好ましくは4.7以下であり、特に好ましくは4.2以下である。
エイペックス34の半径方向外側端までの高さHbと、カーカス14までの高さHcととの比Hb/Hcが大きいタイヤ2は、剛性に優れている。このタイヤ2は、操縦安定性に優れている。この観点から、この比Hb/Hcは、0.28以上が好ましい。このHb/Hcは、更に好ましくは、0.33以上であり、特に好ましくは、0.38以上である。一方で、この比Hb/Hcが小さいタイヤ2は、転がり抵抗が小さい。この観点から、この比Hb/Hcは、0.58以下が好ましい。この比Hb/Hcは、更に好ましくは、0.53以下であり、特に好ましくは、0.48以下である
このカーカス14の最大幅Wcと赤道面CLからサイドウォール8の内側端までの幅Wsとの比Ws/Wcが大きいタイヤ2では、ベルト16による保護効果が大きい。このタイヤ2は、耐久性に優れる。この観点から、この比Ws/Wcは、0.41以上とされることが好ましい。この比Ws/Wcは、更に好ましくは、0.46以上であり、特に好ましくは、0.51以上である。一方で、この比Ws/Wcが小さいタイヤ2では、バットレス部における曲率半径Rが大きくなる。このタイヤ2の転がり抵抗が小さくなる。この観点から、この比Ws/Wcは、好ましくは0.71以下とされる。更に好ましくは、0.66以下であり、特に好ましくは、0.61以下である
このカーカス14の最大幅Wcと赤道面CLからトレッド4の軸方向外側端までの幅Wtとの比Wt/Wcが大きいタイヤ2では、ベルト16の軸方向幅が大きくなる。このタイヤ2は、ベルト16の拘束により、転がり抵抗が小さくなる。この観点から、この比Wt/Wcは、0.7以上とされることが好ましい。この比Wt/Wcは、更に好ましくは、0.75以上であり、特に好ましくは、0.8以上である。一方で、この比Wt/Wcが小さいタイヤ2では、バットレス部のSFC(周方向の微小クラック)の発生が抑制される。この観点から、この比Wt/Wcは、好ましくは1.0以下とされる。更に好ましくは、0.95以下であり、特に好ましくは、0.9以下である。
前述の損失正接tanδ及び複素弾性率Eのトレッド4、ウィング6及びサイドウォール8の架橋ゴムを採用することで、低発熱で省エネルギーに適したタイヤ2が得られる。これらの架橋ゴムを採用して、各部のゴムの厚さTa、厚さTe及び厚さTfを前述の所定の厚さとすることで、トレッド4の端からクリンチ10にいたるサイドウォール8において、ほぼ均一な曲率半径Rのプロファイルが得られる。このタイヤ2は、各部のゴムの厚さを小さくして、均一な曲率半径Rのプロファイルをえられ得る。更には、厚さTi及びTi1を前述の所定の厚さとすることで、更にサイドウォール8においてほぼ均一な曲率半径Rのプロファイルが得られる。このタイヤ2では、局所的な歪みの発生が抑制される。これにより、タイヤ2は、耐久性に優れている。
また、このタイヤ2では、前述のトレッド4、ウィング6及びサイドウォール8の架橋ゴムを採用して、厚さTa、厚さTe、厚さTf及び厚さTiを前述の所定の厚さとすることで、ベアーの発生が抑制されている。
このタイヤ2は、耐久性に優れ、ベアーの発生が抑制されているので、従来のタイヤに比べて、サイドウォール8のゴムの厚さTeを小さく設定し得る。このタイヤ2では、軽量化の観点から、厚さTeは好ましくは3mm以下であり、更に好ましくは2.5mm以下である。一方で、タイヤ2の耐久性及びベアーの発生の抑制の観点から、厚さTeは好ましくは、1mm以上であり、更に好ましくは1.5mm以上である。
本明細書において正規リムとは、タイヤ2が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[比較例1]
従来の市販タイヤが準備された。このタイヤサイズは、「175/65R14 82T」である。このタイヤのトレッドのセンターのゴムの厚さTa、バットレス部のゴムの厚さTi、厚さTi1、サイドウォールのゴムの厚さTe及びクリンチのゴムの厚さTfは、それぞれ10.2mm、7.9mm、2.8mm、3.0mm、4.5mmであった。それぞれのゴムの複素弾性率E 及び損失正接tanδは表1に示す通りであった。また、比Te/Ta、Te/Ti、Te/Tf、Ti/Tf、Ti/Ti1、Hb/Hc、Ws/Wc及びWt/Wcは、表1に示す通りであった。
[実施例1]
図1に示される構造のタイヤが得られた。このタイヤサイズも、「175/65R14 82T」である。このタイヤのトレッドのセンターのゴムの厚さTa、バットレス部のゴムの厚さTi、厚さTi1、サイドウォールのゴムの厚さTe及びクリンチのゴムの厚さTfは、それぞれ10mm、7.3mm、1.8mm、2.0mm、4.0mmであった。それぞれのゴムの複素弾性率E 及び損失正接tanδは表1に示す通りであった。また、比Te/Ta、Te/Ti、Te/Tf、Ti/Tf、Ti/Ti1、Hb/Hc、Ws/Wc及びWt/Wcは、表1に示す通りであった。
[比較例2]
バットレス部のゴムの厚さTi、厚さTi1、サイドウォールのゴムの厚さTe及びクリンチのゴムの厚さTfが、それぞれ7.9mm、2.8mm、1.5mm、5.5mmとされた他は、実施例1と同様であった。このタイヤの比Te/Ta、Te/Ti、Te/Tf、Ti/Tf、Ti/Ti1、Hb/Hc、Ws/Wc及びWt/Wcは、表1に示す通りであった。
[比較例3]
ウィングを備えないことと、比Wt/Wcが表1に示されるようにされた他は実施例1と同様にして、タイヤが得られた
[実施例2−3及び比較例4−5]
比Te/Taが表2に示されるようにされた他は実施例1と同様にして、タイヤが得られた。
[実施例4−7]
比Te/Tiが表2に示されるようにされた他は実施例1と同様にして、タイヤが得られた。
[実施例8−9及び比較例6−7]
比Te/Tfが表3に示されるようにされた他は実施例1と同様にして、タイヤが得られた。
[実施例10−13]
比Ti/Tfが表3に示されるようにされた他は実施例1と同様にして、タイヤが得られた。
[実施例14−17]
比Ti/Ti1が表4に示されるようにされた他は実施例1と同様にして、タイヤが得られた。
[実施例18−21]
ビードベースラインからカーカスまでの高さHcと、エイペックスの半径方向外側端までの高さHbとの比Hb/Hcが表4に示されるようにされた他は、実施例1と同様にして、タイヤが得られた。
[実施例22−25]
カーカスの最大幅Wcと赤道面からサイドウォールの内側端までの幅Wsとの比Ws/Wcが表5に示されるようにした他は、実施例1と同様にして、タイヤが得られた。
[実施例26−28]
カーカスの最大幅Wcと赤道面からトレッドの軸方向外側端までの幅Wtとの比Wt/Wcが表5に示されるようにした他は、実施例1と同様にして、タイヤが得られた。
[RRC評価]
タイヤに正規内圧を充填し、ISO18164の測定法に準拠して転がり抵抗係数(25℃)を測定した。この数値が表1から5のRRCの欄に示されている。この数値は、小さいほど、転がり抵抗特性に優れており、転がり抵抗が低いことを示す。
[ベアー評価]
タイヤの外観検査がされた。加硫工程におけるエアーの噛み込みやゴムの流れ不良による疵の有無が目視検査された。その結果が、下記の表1から5に示されている。
[SFC評価]
タイヤを正規リムに組み込み、このタイヤに空気を充填して内圧を200kPaとした。温度40℃、オゾン濃度50PPhmのオゾンチャンバー内に入れて14日間放置した。その後、バットレス部のクラックの発生状態を観察した。その結果が、下記の表1から5に示されている。
[耐久性]
このタイヤをドラム式走行試験機に装着し、MVSS139の試験条件に基づき、耐久試験を行った。この結果が、下記の表1から5に示されている。
Figure 0005687246
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Figure 0005687246
Figure 0005687246
Figure 0005687246
表1から5に示されるように、実施例のタイヤでは、比較例のタイヤに比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明された空気入りタイヤは、種々の車両に適用され得る。
2・・・タイヤ
4・・・トレッド
6・・・ウィング
8・・・サイドウォール
10・・・クリンチ
12・・・ビード
14・・・カーカス
16・・・ベルト
18・・・バンド
20・・・インナーライナー
22・・・チェーファー
24・・・トレッド面
26・・・溝
28・・・ベース層
30・・・キャップ層
32・・・コア
34・・・エイペックス
36・・・カーカスプライ
38・・・端
40・・・内側層
42・・・外側層

Claims (4)

  1. トレッドと、このトレッドの軸方向端に位置する一対のウィングと、トレッドの端及びウィングから半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、サイドウォールの半径方向内側に位置する一対のビードと、上記トレッド及び上記サイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスと、ビードの軸方向外側に位置するクリンチとを備えており、
    このトレッドがベース層とこのベース層の半径方向外側に位置するキャップ層とを備えており、
    バットレス部で内側から外側に向かって、サイドウォール、ベース層、キャップ層、ウィングの順に重ねられており、
    このキャップ層の架橋ゴムの複素弾性率Ecが5.5以上11.5以下で、その損失正接tanδcが0.1以上0.3以下であり、
    このベース層の架橋ゴムの複素弾性率Ebが0.9以上4.9以下で、その損失正接tanδbが0.03以上0.18以下であり、
    このウィングの架橋ゴムの複素弾性率Ewが1.4以上5.4以下で、その損失正接tanδwが0.04以上0.34以下であり、
    このサイドウォールの架橋ゴムの複素弾性率Esが1.5以上5.5以下で、その損失正接tanδsが0.05以上0.30以下であり、
    タイヤ最大幅におけるサイドウォールのゴムの厚さTeとトレッドのセンターのゴムの厚さTaとの比Te/Taが0.12以上0.28以下であり
    この厚さTeとクリンチのゴムの厚さTfとの比Te/Tfが0.35以上0.65以下である空気入りタイヤ。
  2. 上記厚さTeと、このバットレス部でのゴムの厚さTiとの比Te/Tiが0.17以上0.37以下であり、
    この厚さTiとこの厚さTiにおけるサイドウォールの架橋ゴムの厚さTi1との比Ti/Ti1が2.8以上5.2以下であり、
    この厚さTiとこの厚さTfとの比Ti/Tfが1.35以上2.35以下である請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 上記カーカスの半径方向外側にベルトが積層されており、このベルトとカーカスとの間に軸方向におけるサイドウォールの内側端が位置しており、
    上記ビードがコアとこのコアから半径方向外向きに延びるエイペックスとを備えており、
    赤道面におけるビードベースラインからカーカスまでの高さHcと、ビードベースラインからエイペックスの半径方向外側端までの高さHbとの比Hb/Hcが0.28以上0.58以下であり、
    このカーカスの最大幅Wcと赤道面からサイドウォールの内側端までの幅Wsとの比Ws/Wcが0.41以上0.71以下であり、
    このカーカスの最大幅Wcと赤道面からトレッドの軸方向外側端までの幅Wtとの比Wt/Wcが0.7以上1.0以下である請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 上記厚さTeが1.0mm以上3.0mm以下である請求項1から3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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