JP5417041B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
R(%) = (Na/N)*100
このジョイント部44のカーカスコード36の総本数Nは、12本である。このジョイント部44の不連続コード36aの本数Naは、6本である。このジョイント部44の比率Rは、50%である。ジョイント部44の不連続コード36aの本数Naが多くされると、ジョイントデントの発生が抑制される。この観点から、比率Rは、40%以上とされる。好ましくは、比率Rは、50%以上である。不連続コードの本数Naが少なくされると、タイヤの不良の発生が抑制される。この観点から、この比率Rは、70%以下とされる。好ましくは、比率Rは、60%以下である。
図1から図6に示された基本構成の空気入りタイヤが準備された。このタイヤサイズは、195/65R15である。
市販の空気入りタイヤが準備された。このタイヤのゴムの厚みDは、6.0mmであった。ジョイント部のカーカスコードは切断されていない。その他の仕様は、実施例1のタイヤと同様である。
ジョイント部のカーカスコードは切断されていない。その他の仕様は、実施例1のタイヤと同様にして、比較例2のタイヤが得られた。
ジョイント部の不連続コード本数が表1に示すようにされた。その他の仕様は、実施例1と同様にして、実施例2、実施例3、比較例3及び比較例4のタイヤが得られた。
不連続コードの主部が、図7に示されるように、エイペックスに沿う箇所で切断された。その他の仕様は、実施例1のタイヤと同様にされて、実施例4のタイヤが得られた。
不連続コードが折り返し部で切断された。その他の仕様は、実施例1と同様にされて、比較例5のタイヤが得られた。
不連続コードの切断位置が、一対のビードの間の主部とされた。具体的には、不連続コードの切断が、タイヤの赤道面でされた。その他の仕様は、実施例1と同様にされて、比較例6のタイヤが得られた。
ゴムの厚みDが、表1に示された厚みとされた。その他の仕様は、実施例1と同様にされて、実施例5及び比較例7のタイヤが得られた。
図8に示されるように、一端部が6本の不連続コードを備え、その他の仕様は実施例1と同様にされて、実施例6のタイヤが得られた。
ジョイント部の不連続コードの本数が表2に示す様にされた。一端部が不連続コードを備えるようにされた。その他の仕様は実施例6と同様にされて、実施例7及び比較例8のタイヤが得られた。
一端部が6本の不連続コードを備えて、他端部が不足本数の不連続コードを備えるようにされて、表2で示される本数の不連続コードを備えるようにされた。その他の仕様は、実施例6と同様にして、実施例8及び比較例9のタイヤが得られた。
不連続コードの切断箇所が、表2のカット位置の欄に示される位置とされた。その他の仕様は、実施例6と同様にされて、実施例9、比較例10及び比較例11のタイヤが得られた。比較例11のタイヤでは、不連続コードの切断がタイヤの赤道面でされた。
ゴムの厚みDが、表2に示された厚みとされた。その他の仕様は、実施例6と同様にされて、実施例10及び比較例12のタイヤが得られた。
これらのタイヤが、リムに嵌められた。このリム巾は、6−1/2JJである。リムに嵌められたタイヤに空気が充填された。この空気圧は、200kPaである。空気が充填されたタイヤの外観が目視検査された。ジョイントデントの有無及び凸形状の発生の有無が検査された。その評価結果が表1及び2の外観評価として記載されている。「A」が最も良好であり、「A」から「E」の5段階で評価した。
表1及び表2の仕様のタイヤが量産試作された。それぞれの量産試作数は、10本とされた。比較例1のタイヤの不良発生率を100とし、それぞれの不良発生率を相対評価した。その結果が、表1及び2の不良発生率として記載されている。この評価は100が比較例1の不良発生率に等しく、これより大きい数値は、不良発生率が高いことを示す。
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・ビード
10、52、56、66・・・カーカス
12・・・ベルト
14・・・インナーライナー
16・・・チェーファー
18・・・トレッド面
20・・・溝
22・・・コア
24・・・エイペックス
26・・・カーカスプライ
28・・・主部
30・・・折り返し部
32・・・内側層
34・・・外側層
36・・・カーカスコード
38・・・トッピングゴム
40、48、60、70・・・一端部
42、50、62、72・・・他端部
44、58、68・・・ジョイント部
Claims (3)
- トレッドと、トレッドの端から半径方向略内向きに延びている一対のサイドウォールと、このサイドウォールより半径方向内側に位置する一対のビードと、カーカスとを備えており、
このカーカスが複数のカーカスコードを備えたカーカスプライからなり、
このカーカスプライがトレッド及びサイドウォールの内側に沿って一対のビードの半径方向内端の間に架け渡された主部を備えており、
このカーカスプライが巻回された円周方向一端部と他端部とを備えており、
内側に位置する一端部と外側に位置する他端部とが半径方向に重ね合わされてジョイント部が形成されており、
このジョイント部のカーカスコードが不連続コードと連続コードを含んでおり、
この不連続コードが主部のうちビードに沿う箇所で切断されており、
この連続コードが主部で切断されておらず、
このジョイント部のカーカスコードの総本数Nに対して、不連続コードの本数Naの比率Rが40%以上70%以下であり、
このトレッドとサイドウォールとの境界のタイヤ表面からカーカスコードまでのゴムの厚みが3.0mm以下であり、
このカーカスプライが巻回された円周方向一端部又は他端部に、少なくとも一の不連続コードが周方向において連続コードの間に並べられている空気入りタイヤ。 - 上記一端部に上記不連続コードと連続コードとが周方向に交互に並べられており、
上記他端部に上記不連続コードと連続コードとが周方向に交互に並べられており、
この一端部の不連続コードが他端部の連続コードに半径方向に重ね合わされており、一端部の連続コードが他端部の不連続コードに半径方向に重ね合わされている請求項1に記載のタイヤ。 - 上記ビードがコアと、このコアから半径方向外向きに延びるエイペックスとを備えており、
この不連続コードが主部のうちコアに沿う箇所で切断されている請求項1又は2に記載のタイヤ。
Priority Applications (1)
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JP2009126334A JP5417041B2 (ja) | 2009-05-26 | 2009-05-26 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
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JPS6194745A (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-13 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りラジアルタイヤの製造法 |
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2009
- 2009-05-26 JP JP2009126334A patent/JP5417041B2/ja not_active Expired - Fee Related
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