JP5680591B2 - ショックアブソーバのバルブ構造 - Google Patents

ショックアブソーバのバルブ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5680591B2
JP5680591B2 JP2012155959A JP2012155959A JP5680591B2 JP 5680591 B2 JP5680591 B2 JP 5680591B2 JP 2012155959 A JP2012155959 A JP 2012155959A JP 2012155959 A JP2012155959 A JP 2012155959A JP 5680591 B2 JP5680591 B2 JP 5680591B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
free piston
housing
piston
shock absorber
valve structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012155959A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013024421A (ja
Inventor
完祥 朴
完祥 朴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HL Mando Corp
Original Assignee
Mando Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mando Corp filed Critical Mando Corp
Publication of JP2013024421A publication Critical patent/JP2013024421A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5680591B2 publication Critical patent/JP5680591B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/34Special valve constructions; Shape or construction of throttling passages
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/50Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics
    • F16F9/512Means responsive to load action, i.e. static load on the damper or dynamic fluid pressure changes in the damper, e.g. due to changes in velocity
    • F16F9/5126Piston, or piston-like valve elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/34Special valve constructions; Shape or construction of throttling passages
    • F16F9/3405Throttling passages in or on piston body, e.g. slots

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

本発明はショックアブソーバに具備されるバルブ構造に関し、さらに詳しくはピストンバルブの圧縮及び伸張運動時に低振幅と高振幅に対して減衰力をそれぞれ制御することができ、乗車感とハンドリング特性を同時に満たすことができるショックアブソーバのバルブ構造に関する。
一般に、車両には走行時に車軸が路面から受ける衝撃や振動を緩衝して乗車感を向上させるための緩衝装置が設けられ、このような緩衝装置の1つとしてショックアブソーバが使用される。
ショックアブソーバは路面状態による車両の振動に応じて作動し、この時ショックアブソーバの作動速度に応じて、すなわち、作動速度の速さに応じてショックアブソーバで発生する減衰力が変わる。
ショックアブソーバで発生する減衰力特性をどのように調節するかによって車両の乗車感と走行安全性を制御できる。したがって、車両の設計時、ショックアブソーバの減衰力特性を調節することは非常に重要である。
従来のピストンバルブは1つの流路を使用して高速、中速及び低速で一定の減衰特性を持つように設計されているので、低速減衰力を低くして乗車感の改善を図ろうとする場合、中高速減衰力にまで影響を及ぼし得る。また、従来のショックアブソーバは周波数やストロークにかかわらずピストンの速度変化に応じて減衰力が変化する構造を有する。このようにピストンの速度変化に応じてのみ変更される減衰力は様々な路面状態で同じ減衰力を発生させるため、乗車感とハンドリング特性を同時に満たすことが難しいという問題点がある。
そのため、様々な路面条件、すなわち、加振周波数及びストロークに応じて減衰力が可変であり、車両の乗車感とハンドリング特性を同時に満たすことができるショックアブソーバのバルブ構造に対する研究開発が持続的に行われる必要がある。
このような従来の問題点を解決するための本発明は、ピストンの移動速度に応じて変化する減衰力を発生させるメインピストンバルブと、周波数に応じて変化する減衰力を発生させる周波数ユニットを含んで車両の乗車感とハンドリング特性を同時に満たすことができるショックアブソーバのバルブ構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明によれば、作動流体が充填されているシリンダと、一端は前記シリンダの内部に位置し他端は前記シリンダの外部に延長されるピストンロッドを有するショックアブソーバのバルブ構造であって、前記ピストンロッドの一端に設置され前記シリンダ内部を上部チャンバ及び下部チャンバに二分した状態で作動して移動速度に応じて変化する減衰力を発生させるメインピストンバルブ組立体と、前記メインピストンバルブ組立体とともに移動し周波数に応じて移動し周波数に応じて変化する減衰力を発生させる周波数ユニットを含み、前記周波数ユニットは、前記メインピストンバルブ組立体の下方に配置されるようにピストンロッドの下端に装着され内部が空いている中空のハウジングと、前記ハウジング内で上下に移動可能に配置されるフリーピストンを含むことを特徴とするショックアブソーバのバルブ構造が提供される。
前記周波数ユニットは、前記ハウジングの下端に装着される補助バルブ組立体を含むことが好ましい。
前記フリーピストンを加圧する作動流体の流れと前記フリーピストンを経て反対側に流動する作動流体の流れとは当該フリーピストンから離反せず接したままの1つの流れに形成されることが好ましい。
前記ハウジングの内部空間は前記フリーピストンによって上部空間と下部空間とに区分されることが好ましい。
前記上部空間は前記ピストンロッドの内部に形成される連結通路を介して前記上部チャンバと連通され、前記下部空間は前記ハウジングの下端に装着される補助バルブ組立体を介して前記下部チャンバと連通されることが好ましい。
前記フリーピストンには低周波圧縮時に開放されて前記下部空間の作動流体が前記上部空間に流動できるようにする貫通穴が形成されており、前記貫通穴は外部から圧力が加えられない時、バルブ体によって閉鎖された状態を維持することが好ましい。
前記フリーピストンの外周面にはゴム素材のリップ(lip)部が一体に成形され、前記リップ部は前記ハウジングの内部表面に密着されることが好ましい。
前記ハウジングの上部空間の内部表面には前記フリーピストンの移動を制限する段差部が形成されており、前記ハウジングの下部空間の内部表面には複数個の溝部が形成されており、前記段差部と前記溝部との間には前記フリーピストンの外径と同じ寸法の内径を有する中間部が形成されることが好ましい。
前記周波数ユニットは、前記ハウジング内に設置され前記フリーピストンと協力して流路を開閉させる内部チューブを含むことが好ましい。
前記内部チューブは、前記フリーピストンがハウジング内で上下に移動することによってシリンダ内の上部チャンバと下部チャンバとの間を連通する通路が開閉され得るように、凸部、凹部、孔及び切欠部のうち少なくとも1つが形成されることが好ましい。
前記内部チューブは、内側表面に凹状に形成される1つ以上の上部凹部と、前記上部凹部と連結されないが一直線上に形成される1つ以上の下部凹部を有し、前記フリーピストンは外力が加えられない状態で前記上部凹部と前記下部凹部の間に位置することが好ましい。
前記内部チューブは内側表面にリング状に凹状に形成されるリング状凹部を有し、前記フリーピストンは外力が加えられない状態で前記リング状凹部が形成された位置に位置することが好ましい。
前記フリーピストンは、前記ハウジングの内部空間内で周波数に応じて上下に移動するように、上部弾性手段及び下部弾性手段によって支持されることが好ましい。
上述のような本発明によれば、ピストンの移動速度に応じて変化する減衰力を発生させるメインピストンバルブと、周波数に応じて変化する減衰力を発生させる周波数ユニットを含むショックアブソーバのバルブ構造が提供されることができる。
それにより、本発明のショックアブソーバのバルブ構造によれば、車両の乗車感とハンドリング特性を同時に満たすことができる。
本発明によるショックアブソーバのバルブ構造を示す断面図である。 高周波時の本発明の好ましい第1実施形態によるショックアブソーバのバルブ構造による流体の流動を説明するための要部断面図である。 低周波時の本発明の好ましい第1実施形態によるショックアブソーバのバルブ構造による流体の流動を説明するための要部断面図である。 低周波時の本発明の好ましい第2実施形態によるショックアブソーバのバルブ構造による流体の流動を説明するための要部断面図である。 高周波時の本発明の好ましい第2実施形態によるショックアブソーバのバルブ構造による流体の流動を説明するための要部断面図である。そして 本発明による様々な形態の内部チューブの斜視図である。 本発明の好ましい第3実施形態によるショックアブソーバのバルブ構造を示す断面図である。 低周波圧縮時の本発明の好ましい第3実施形態によるショックアブソーバのバルブ構造による流体の流動を説明するための要部断面図である。 低周波リバウンド時の本発明の好ましい第3実施形態によるショックアブソーバのバルブ構造による流体の流動を説明するための要部断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態によるショックアブソーバのバルブ構造を、図面を参照して詳しく説明する。
図1に示すように、本発明によるバルブ構造が装着されるショックアブソーバは、オイルなどの作動流体が充填されている略円筒状のシリンダ10と、一端はシリンダの内部に位置し他端はシリンダの外部に延長されるピストンロッド20を含む。
本発明によるショックアブソーバのバルブ構造は、このピストンロッド20の一端に設置されシリンダ内部を上部チャンバ11及び下部チャンバ12に二分した状態で作動して移動速度に応じて変化する減衰力を発生させるメインピストンバルブ組立体30と、このメインピストンバルブ組立体30とともに移動し周波数に応じて変化する減衰力を発生させる周波数ユニット100を含む。
メインピストンバルブ組立体30及び周波数ユニット100はピストンロッド20の末端に連続して設置される。ピストンロッド20の他端側は、ロッドガイド及びオイルシールにスライド運動が可能であるとともに液密的に貫通してシリンダの外部に延長されている。
メインピストンバルブ組立体30は、ショックアブソーバの圧縮時に作動流体が通過する1つ以上のメイン圧縮通路32及びショックアブソーバの伸張時に作動流体が通過する1つ以上のメインリバウンド通路33が形成されているメインピストン本体31と、このメインピストン本体31の上部に配置されてメイン圧縮通路32を通過した作動流体の圧力に対抗して減衰力を発生させるメイン圧縮バルブ手段35と、メインピストン本体31の下部に配置されてメインリバウンド通路33を通過した作動流体の圧力に対抗して減衰力を発生させるメインリバウンドバルブ手段37を含むことができる。
また、メインピストン本体31の外周表面にはシリンダ10の内周面との密着及び摩耗などを防止するためにテフロン(登録商標)素材のバンド39が設置されることができる。
本第1実施形態による周波数ユニット100は、前記メインピストンバルブ組立体30の下方に配置されるようにピストンロッド20の下端に装着され内部が空である中空のハウジング110と、このハウジング110内で移動しながら流路を開閉させるフリーピストン120と、ハウジング110の下端に装着される補助バルブ組立体140と、を含む。
補助バルブ組立体140は、ショックアブソーバの圧縮時に作動流体が通過する1つ以上の補助圧縮通路142及びショックアブソーバの伸張時に作動流体が通過する1つ以上の補助リバウンド通路143が形成されている補助バルブ本体141と、この補助バルブ本体141の上部に配置され補助圧縮通路142を通過した作動流体の圧力に対抗して減衰力を発生させる補助圧縮バルブ手段145と、補助バルブ本体141の下部に配置され補助リバウンド通路143を通過した作動流体の圧力に対抗して減衰力を発生させる補助リバウンドバルブ手段147と、を含む。補助バルブ本体141の上下部に補助圧縮バルブ手段145と補助リバウンドバルブ手段147とが配置されることができるように、補助バルブ本体141の中央にはリベット、ボルト及びナットなどからなる固定部材144が設置される。
補助バルブ組立体140の補助バルブ本体141はハウジング110によって前記メインピストンバルブ組立体30の下部に固定される。ハウジング110の内部空間、特にフリーピストン120の上側空間である上部空間111はピストンロッド20の内部に形成される連結通路21を介して上部チャンバ11と連通され得る。ハウジング110の内部空間はフリーピストン120によって上部空間111と 下部空間112とに区分されることができる。
フリーピストン120は、ハウジング110の内部空間内で周波数(振幅)に応じて上下に移動するように設置される。フリーピストン120は上部弾性手段としての上部スプリング157及び下部弾性手段としての下部スプリング158によってハウジング110の内部空間内に支持されている。上部弾性手段及び下部弾性手段は、スプリング、ディスク及びクリップのうち選択されたいずれか1つであることがあり、弾性によってフリーピストン120を支持できるものであればいかなる手段でも活用できる。弾性手段としての上部スプリング157と下部スプリング158の形態や弾性係数は互いに異なることがあり、設計時に様々に変形され得る。ただし、上部スプリング157と下部スプリング158として円錐型コイルスプリング(Cone−Type Coil Spring)を使用する場合、乗車感の向上及び自由長のさらなる確保に有利である。
フリーピストン120の上部表面には上部スプリング157の下端が定着できる定着部が形成されることができ、フリーピストン120の下部表面には下部スプリング158の上端が定着できる定着部が形成されることができる。下部スプリング158の下端は補助バルブ組立体140の固定部材144上に定着される。フリーピストン120の外周面にはメインピストンバルブ組立体と同様に、例えばテフロン素材からなるバンド129が付着され得る。
本発明によれば、フリーピストン120がハウジング110内で上下に移動することによってシリンダ10内の上部チャンバ11と下部チャンバ12の間を連通する通路が開閉され得るように、凸部、凹部、孔、または切欠部が形成される内部チューブ130がハウジング110内に挿入されることができる。
本第1実施形態によれば、ハウジング110内に挿入される内部チューブ130は、その内側表面に凹状に形成される1つ以上の上部凹部131と、この上部凹部131と連結されないが一直線上に形成される1つ以上の下部凹部132を有する。フリーピストン120は外力が加えられない状態で上部凹部131と下部凹部132の間に位置する。すなわち、外力が加えられない状態でフリーピストン120は凹部が形成されていない高さに維持されて上部チャンバ11及び下部チャンバ12の間の作動流体の流動を許さない。このために凹部が形成されていない部分の内部チューブ130の内径はフリーピストン120の外径と略一致する寸法を有する。
本発明の第1実施形態によれば、上部空間111と下部空間112の間の通路が開放された時、フリーピストン120に圧力を加えた作動流体がこの通路を介して流動する。言い換えると、フリーピストン120を加圧した作動流体が通路を介してフリーピストンの反対側に流動するので、本発明の第1実施形態によれば、フリーピストンを加圧する作動流体の流れとフリーピストンを経て反対側に流動する作動流体の流れとは別個に形成されるのではなく、1つの流れに形成される。
以下、図2及び図3を参照して本発明の好ましい第1実施形態によるバルブ構造の作動を説明する。
図2には高周波(すなわち、低振幅)時のフリーピストン120の位置を示しており、図3には低周波(すなわち、高振幅)時のフリーピストン120の位置を示している。フリーピストン120は慣性及び作動流体の圧力などのような外力が加えられる場合、上部スプリング157や下部スプリング158を圧縮させながら移動できる。すなわち、フリーピストン120に作用する外力の大きさが上部スプリング157や下部スプリング158を圧縮させることができる程度に大きい場合、フリーピストン120が上部又は下部に移動する。
図2にはショックアブソーバのピストンロッド20が移動する振幅が小さく振動数が高いので、フリーピストン120に作用する外力の大きさが上部スプリング157や下部スプリング158を圧縮させることができる程度に大きくはない状態を示している。フリーピストン120が移動しない状態でフリーピストン120の外部表面は内部チューブ130の内部表面と全体の周りにかけて接しているので作動流体の流動が不可能になる。この時、上部チャンバ11の作動流体はピストンロッド20内部に形成された連結通路21とハウジング110の内部空間のうちフリーピストン120の上側空間、すなわち、上部空間111までは流動できるが、フリーピストン120によってそれ以上の流動は不可能である。
このように高周波及び低振幅時には作動流体が主にメインピストンバルブ組立体30を介して流動できるので減衰力は主にメインピストンバルブ組立体30によって得られるようになる。
図3にはショックアブソーバのピストンロッド20が移動する振幅が大きく振動数は小さいので、フリーピストン120に作用する外力の大きさが上部スプリング157や下部スプリング158を圧縮させることができる程度に大きい状態を示している。この時、上部チャンバ11の作動流体はピストンロッド20内部に形成された連結通路21、内部チューブ130の内側表面に形成された下部凹部132、補助バルブ組立体140を介して下部チャンバ12へ流動できる。下部チャンバ12から上部チャンバ11への流動も可能であることは無論である。すなわち、下部チャンバ12の作動流体は補助バルブ組立体140、内部チューブ130の内側表面に形成された下部凹部132、ピストンロッド20内部に形成された連結通路21を介して上部チャンバ11へ流動できる。
図3には伸張行程時の状態のみを示しているが、圧縮行程時にショックアブソーバのピストンロッド20が移動する振幅が大きく振動数が小さいので、フリーピストン120に作用する外力の大きさが上部スプリング157を圧縮させることができる程度に大きい場合にも、フリーピストン120が上側へ移動して上部凹部131を介する作動流体の流動が可能になる。
このように低周波及び高振幅時にはメインピストンバルブ組立体30及び補助バルブ組立体140によって減衰力が得られる。
以下、図4及び図5を参照して本発明の好ましい第2実施形態によるバルブ構造を説明する。第2実施形態によるバルブ構造は周波数ユニットにおいて前述した第1実施形態によるバルブ構造と相違点を持つので、その相違点を中心に説明する。
本第2実施形態による周波数ユニット200は、前記メインピストンバルブ組立体30の下方に配置されるようにピストンロッド20の下端に装着され内部が空である中空のハウジング210と、このハウジング210内で移動しながら流路を開閉させるフリーピストン220と、ハウジング210の下端に装着される補助バルブ組立体240と、を含む。
補助バルブ組立体240は、ショックアブソーバの圧縮時に作動流体が通過する1つ以上の補助圧縮通路242及びショックアブソーバの伸張時に作動流体が通過する1つ以上の補助リバウンド通路243が形成されている補助バルブ本体241と、この補助バルブ本体241の上部に配置され補助圧縮通路242を通過した作動流体の圧力に対抗して減衰力を発生させる補助圧縮バルブ手段245と、補助バルブ本体241の下部に配置され補助リバウンド通路243を通過した作動流体の圧力に対抗して減衰力を発生させる補助リバウンドバルブ手段247と、を含む。補助バルブ本体241の上下部に補助圧縮バルブ手段245と補助リバウンドバルブ手段247が配置されることができるように、補助バルブ本体241の中央にはリベット、ボルト及びナットなどからなる固定部材244が設置される。
補助バルブ組立体240の補助バルブ本体241はハウジング210によって前記メインピストンバルブ組立体30の下部に固定される。ハウジング210の内部空間、特にフリーピストン220の上側空間である上部空間211はピストンロッド20の内部に形成される連結通路21を介して上部チャンバ11と連通され得る。ハウジング210の内部空間はフリーピストン220によって上部空間211と 下部空間212とに区分されることができる。
フリーピストン220は、ハウジング210の内部空間内で周波数(振幅)に応じて上下に移動するように設置される。フリーピストン220は上部弾性手段としての上部スプリング257及び下部弾性手段としての下部スプリング258によってハウジング210の内部空間内に支持されている。上部弾性手段及び下部弾性手段は、スプリング、ディスク及びクリップのうち選択されたいずれか1つであることがあり、弾性によってフリーピストン220を支持できるものであればいかなる手段でも活用できる。弾性手段としての上部スプリング257と下部スプリング258の形態や弾性係数は互いに異なることがあり、設計時に様々に変形され得る。ただし、上部スプリング257と下部スプリング258として円錐型コイルスプリングを使用する場合、乗車感の向上及び自由長のさらなる確保に有利である。
フリーピストン220の上部表面には上部スプリング257の下端が定着できる定着部が形成されることができ、フリーピストン220の下部表面には下部スプリング258の上端が定着できる定着部が形成されることができる。下部スプリング258の下端は補助バルブ組立体240の固定部材244上に定着される。フリーピストン220の外周面にはメインピストンバルブ組立体と同様に、例えばテフロン素材からなるバンド229が付着され得る。
本発明によれば、フリーピストン220がハウジング210内で上下に移動することによってシリンダ10内の上部チャンバ11と下部チャンバ12の間を連通する通路が開閉され得るように、凸部、凹部、孔または切欠部が形成される内部チューブ230がハウジング210内に挿入されることができる。
本第2実施形態によれば、ハウジング210内に挿入される内部チューブ230は、その内側表面にリング状に凹状に形成されるリング状凹部231を有する。フリーピストン220は外力が加えられない状態でリング状凹部231が形成された位置に位置する。すなわち、外力が加えられない状態でフリーピストン220は凹部が形成された高さに維持されて上部チャンバ11及び下部チャンバ12の間の作動流体の流動を許す。一方、外力が加えられてフリーピストン220が所定距離以上上下に移動してフリーピストン220がリング状凹部231が形成された部分から離れるとフリーピストン220によって上部チャンバ11及び下部チャンバ12の間の作動流体の流動通路が閉鎖される。このために凹部が形成されていない部分の内部チューブ230の内径はフリーピストン220の外径と略一致する寸法を有する。
以下、図4及び図5を参照して本発明の好ましい第2実施形態によるバルブ構造の作動を説明する。
図4には低周波(すなわち、高振幅)時のフリーピストン220の位置を示しており、図5には高周波(すなわち、低振幅)時のフリーピストン220の位置を示している。フリーピストン220は慣性及び作動流体の圧力などのような外力が加えられる場合、上部スプリング257や下部スプリング258を圧縮させながら移動できる。すなわち、フリーピストン220に作用する外力の大きさが上部スプリング257や下部スプリング258を圧縮させることができる程度に大きい場合、フリーピストン220が上部又は下部に移動する。
図4にはショックアブソーバのピストンロッド20が移動する振幅が大きく振動数が小さいので、フリーピストン220に作用する外力の大きさが上部スプリング257や下部スプリング258を圧縮させることができる程度に大きい状態を示している。フリーピストン220が移動した状態でフリーピストン220の外部表面は内部チューブ230の内部表面と全体の周りにかけて接しているので作動流体の流動が不可能になる。この時、上部チャンバ11の作動流体はピストンロッド20内部に形成された連結通路21とハウジング210の内部空間のうちフリーピストン220の上側空間、すなわち、上部空間211までは流動できるが、フリーピストン220によってそれ以上の流動は不可能である。
図4には伸張行程時の状態のみを示しているが、圧縮行程時にショックアブソーバのピストンロッド20が移動する振幅が大きくて振動数が小さいので、フリーピストン220に作用する外力の大きさが上部スプリング257を圧縮させることができる程度に大きい場合にも、フリーピストン220が上側へ移動して作動流体の流動が不可能になる。
このように低周波及び高振幅時には作動流体が主にメインピストンバルブ組立体30を介して流動できるので減衰力は主にメインピストンバルブ組立体30によって得られるようになる。
図5にはショックアブソーバのピストンロッド20が移動する振幅が小さく振動数が高いので、フリーピストン220に作用する外力の大きさが上部スプリング257や下部スプリング258を圧縮させることができる程度に大きくはない状態を示している。この時、上部チャンバ11の作動流体はピストンロッド20内部に形成された連結通路21、内部チューブ230の内側表面に形成されたリング状凹部232、補助バルブ組立体240を介して下部チャンバ12へ流動できる。下部チャンバ12から上部チャンバ11への流動も可能であることは無論である。すなわち、下部チャンバ12の作動流体は補助バルブ組立体240、内部チューブ230の内側表面に形成されたリング状凹部231、ピストンロッド20内部に形成された連結通路21を介して上部チャンバ11へ流動できる。
このように高周波及び低振幅時にはメインピストンバルブ組立体30及び補助バルブ組立体240によって減衰力が得られることができる。
図6には様々な形態の内部チューブを示している。図6の(a)には本発明の第1実施形態に適用された内部チューブ130の斜視図を示しているが、円筒状チューブをプレスなどで加圧して上部及び下部凹部を形成した例である。図6の(b)には内部表面を円周方向に加工した例を示している。必要であれば、図6の(c)に示すように円筒状チューブに複数の孔を形成したり、図6の(d)に示すように上下部に切欠部を形成して内部チューブを製作しても良い。
以下、図7乃至図9を参照して本発明の好ましい第3実施形態によるバルブ構造を説明する。第3実施形態によるバルブ構造は周波数ユニットにおいて前述した第1実施形態によるバルブ構造と相違点を持つので、その相違点を中心に説明する。
本第3実施形態による周波数ユニット300は、メインピストンバルブ組立体30aの下方に配置されるようにピストンロッド20の下段に装着され内部が空いている中空のハウジング310と、このハウジング310内で移動しながら流路を開閉させるフリーピストン320と、ハウジング310の下端に装着される補助バルブ組立体340と、を含む。
図7に示すメインピストンバルブ組立体30aは、図1に示すメインピストンバルブ組立体30と互いに異なる構成を持つものとして図示されているが、これらのメインピストンバルブ組立体30、30aの構成は例示にすぎず、本発明はメインピストンバルブ組立体の構成によって限定されない。
補助バルブ組立体340は、ショックアブソーバの圧縮時に作動流体が通過する1つ以上の補助圧縮通路342及びショックアブソーバの伸張時に作動流体が通過する1つ以上の補助リバウンド通路343が形成されている補助バルブ本体341と、この補助バルブ本体341の上部に配置されて補助圧縮通路342を通過した作動流体の圧力に対抗して減衰力を発生させる補助圧縮バルブ手段345と、補助バルブ本体341の下部に配置されて補助リバウンド通路343を通過した作動流体の圧力に対抗して減衰力を発生させる補助リバウンドバルブ手段347と、を含む。補助バルブ本体341の上下部に補助圧縮バルブ手段345と補助リバウンドバルブ手段347が配置されることができるように、補助バルブ本体341の中央にはリベット、ボルト及びナットなどからなる固定部材344が設置される。
図7に示す補助バルブ組立体340は、図1に示す補助バルブ組立体140と互いに異なる構成を持つものとして図示されているが、これらの補助バルブ組立体140、340の構成は例示にすぎない。
補助バルブ組立体340の補助バルブ本体341はハウジング310によって前記メインピストンバルブ組立体30aの下部に固定される。ハウジング310の内部空間、特にフリーピストン320の上側空間である上部空間311はピストンロッド20の内部に形成される連結通路21を介して上部チャンバ11と連通され得る。フリーピストン320の下側空間である下部空間312は補助バルブ組立体340を介して下部チャンバ12と連通され得る。ハウジング310の内部空間はフリーピストン320によって上部空間311と下部空間312とに区分されることができる。
フリーピストン320は、ハウジング310の内部空間内で周波数(振幅)に応じて上下に移動するように設置される。フリーピストン320は上部弾性手段としての上部スプリング357及び下部弾性手段としての下部スプリング358によってハウジング310の内部空間内に支持されている。上部弾性手段及び下部弾性手段は、スプリング、ディスク及びクリップのうち選択されたいずれか1つであることがあり、弾性によってフリーピストン320を支持できるものであればいかなる手段でも活用できる。弾性手段としての上部スプリング357と下部スプリング358の形態や弾性係数は互いに異なることがあり、設計時に様々に変形され得る。ただし、上部スプリング357と下部スプリング358として円錐型コイルスプリングを使用する場合、乗車感の向上及び自由場のさらなる確保に有利である。
フリーピストン320には低周波圧縮時に開放されて下部空間312の作動流体が上部空間311に流動できるようにする貫通穴325が形成されており、この貫通穴325は外部から圧力が加えられない時、バルブ体326によって閉鎖された状態を維持する。バルブ体326はフリーピストン320の上部表面に積層される。上部スプリング357の下端がバルブ体326に定着され、それによってバルブ体326をフリーピストン320側に加圧する。フリーピストン320の下部表面には下部スプリング358の上端が定着できる定着部が形成され得る。下部スプリング358の下端は補助バルブ組立体340の固定部材344上に定着される。
フリーピストン320の外周面には前記第1及び第2実施形態と同じテフロン素材のバンドが付着されることもできるが、本第3実施形態ではゴム素材のリップ部329が一体に成形されることができる。リップ部329はハウジング310の内部表面に密着されて密封機能を行うことができる。
本第3実施形態によれば、ハウジング310内に別途の内部チューブは挿入されず、必要に応じて段差部313及び溝部314をハウジング310の内部表面に直接形成してフリーピストン320がハウジング310内で上下に移動することによってシリンダ10内の上部チャンバ11と下部チャンバ12の間を連通する通路が開閉されることができるようにする。
本第3実施形態によれば、ハウジング310の上部空間311の内部表面にはフリーピストン320の移動を制限する段差部313が形成されており、ハウジング310の下部空間312の内部表面には複数個の溝部314が形成されている。ハウジング310の内部表面のうち段差部313と溝部314の間には、フリーピストン320の外径、さらに詳しくはフリーピストン320の外周縁に一体に成形されたリップ部329の外径と略同じ寸法の内径を有する中間部315が形成される。フリーピストン320は、外力が加えられない状態で、ハウジング310の中間部315に位置する。
フリーピストン320は外力が加えられない状態で中間部315に位置する。それによってフリーピストン320は上部チャンバ11及び下部チャンバ12の間の作動流体の流動を許さない。一方、外力が加えられてフリーピストン320が所定距離以上下方に移動してフリーピストン320が中間部315から離れると溝部314を介する作動流体の流動が可能になる。また、外力が加えられてフリーピストン320の上部表面に積層されたバルブ体326が上部スプリング357を圧縮させながら上側へ移動すると貫通穴325が開放されて作動流体の流動が可能になる。
本発明の第3実施形態によれば、上部空間311と下部空間312の間の通路が開放された時、フリーピストン320に圧力を加えた作動流体がこの通路を介して流動する。言い換えると、フリーピストン320を加圧した作動流体が通路を介してフリーピストンの反対側に流動するので、本発明の第3実施形態によれば、フリーピストンを加圧する作動流体の流れとフリーピストンを経て反対側に流動する作動流体の流れとは別個に形成されるのではなく、1つの流れに形成される。
以下、図7乃至図9を参照して本発明の好ましい第3実施形態によるバルブ構造の作動を説明する。
図7には外力が加えられない初期状態でのフリーピストン320の位置を示している。図8には低周波(すなわち、高振幅)圧縮時のフリーピストン320の位置を示しており、図9には低周波(すなわち、高振幅)リバウンド時のフリーピストン320の位置を示している。フリーピストン320は慣性及び作動流体の圧力などのような外力が加えられる場合、上部スプリング357や下部スプリング358を圧縮させながら移動できる。すなわち、フリーピストン320に作用する外力の大きさが上部スプリング357や下部スプリング358を圧縮させることができる程度に大きい場合、フリーピストン320が上部又は下部に移動する。
図7にはショックアブソーバのピストンロッド20が移動する振幅が小さく振動数が高いので、フリーピストン320に作用する外力の大きさが上部スプリング357や下部スプリング358を圧縮させることができる程度に大きくはない状態を示している。フリーピストン320が中間部315に位置する状態でフリーピストン320の外部表面はハウジング内部表面の中間部315に接しているので上部空間311と下部空間312の間での作動流体の流動は不可能である。
図8にはショックアブソーバのピストンロッド20が下方に移動する振幅が大きく振動数が小さいので、フリーピストン320に作用する外力の大きさが上部スプリング357を圧縮させることができる程度に大きい状態を示している。上部スプリング357を圧縮させながら移動するフリーピストン320は段差部313と接するとそれ以上の移動が制限される。この時、さらに外力が加えられると貫通穴325を防いでいたバルブ体326が上部スプリング357をさらに圧縮させながら移動するようになり、それによって貫通穴325が開放されて下部空間312の作動流体が上部空間311に流動できるようになる。
図9にはショックアブソーバのピストンロッド20が上側へ移動する振幅が大きく振動数が小さいので、フリーピストン320に作用する外力の大きさが下部スプリング358を圧縮させることができる程度に大きい状態を示している。下部スプリング358を圧縮させながら移動するフリーピストン320が溝部314が形成された部分まで移動すると、作動流体が流動できる通路が開放されて上部空間311の作動流体が下部空間312に流動できるようになる。
以上のように本発明によるショックアブソーバのバルブ構造を、例示された図面を参照して説明したが、本発明は以上で説明された実施形態と図面によって限定されず、特許請求の範囲内で本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって様々な修正及び変形がなされることができることは無論である。
10:シリンダ
11:上部チャンバ
12:下部チャンバ
20:ピストンロッド
21:連結通路
30:メインピストンバルブ組立体
31:メインピストン本体
32:メイン圧縮通路
33:メインリバウンド通路
35:メイン圧縮バルブ手段
37:メインリバウンドバルブ手段
39:バンド
100、200、300:周波数ユニット
110、210、310:ハウジング
120、220、320:フリーピストン
130、230、330:内部チューブ
131:上部凹部
132:下部凹部
140、240、340:補助バルブ組立体
141、241、341:補助バルブ本体
142、242、342:補助圧縮通路
143、243、343:補助リバウンド通路
145、245、345:補助圧縮バルブ手段
147、247、347:補助リバウンドバルブ手段
157、257、357:上部スプリング
158、258、358:下部スプリング
231:リング状凹部


Claims (9)

  1. 作動流体が充填されているシリンダと、一端は前記シリンダの内部に位置し他端は前記シリンダの外部に延長されるピストンロッドを有するショックアブソーバのバルブ構造であって、
    前記ピストンロッドの一端に設置され前記シリンダ内部を上部チャンバ及び下部チャンバに二分した状態で作動して移動速度に応じて変化する減衰力を発生させるメインピストンバルブ組立体と、
    前記メインピストンバルブ組立体とともに移動し周波数に応じて変化する減衰力を発生させる周波数ユニットを含み、
    前記周波数ユニットは、前記メインピストンバルブ組立体の下方に配置されるようにピストンロッドの下端に装着され内部が空である中空のハウジングと、前記ハウジング内で上下に移動可能に配置されるフリーピストンと、前記ハウジングの下端に装着される補助バルブ組立体と、を含み、
    前記ハウジングの内部空間は前記フリーピストンによって上部空間と下部空間とに区分されており、
    前記フリーピストンに、低周波圧縮時に開放されて前記下部空間の作動流体が前記上部空間に流動できるようにする貫通穴が形成され、
    前記ハウジングの上部空間の内部表面に、前記フリーピストンの移動を制限する段差部が形成されると共に、前記ハウジングの下部空間の内部表面に、複数個の溝部が形成されており、
    前記ハウジングの前記段差部と前記溝部との間に、前記フリーピストンの外径と同じ寸法の内径を有する中間部が形成され、
    前記貫通穴は、低周波圧縮時に前記フリーピストンが前記段差部に接触した後に開放され、前記フリーピストンを加圧する作動流体の流れと前記フリーピストンを経て反対側に流動する作動流体の流れとは当該フリーピストンから離反せず接したままの一つの流れに形成されることを特徴とするショックアブソーバのバルブ構造。
  2. 前記上部空間は前記ピストンロッドの内部に形成される連結通路を介して前記上部チャンバと連通され、前記下部空間は前記ハウジングの下端に装着される補助バルブ組立体を介して前記下部チャンバと連通されることを特徴とする請求項1に記載のショックアブソーバのバルブ構造。
  3. 前記フリーピストンの外周面にはゴム素材のリップ(lip)部が一体に成形され、前記リップ部は前記ハウジングの内部表面に密着されることを特徴とする請求項1に記載のショックアブソーバのバルブ構造。
  4. 前記周波数ユニットは、前記ハウジング内に設置され前記フリーピストンと協力して流路を開閉させる内部チューブを含むことを特徴とする請求項1に記載のショックアブソーバのバルブ構造。
  5. 前記内部チューブは、前記フリーピストンがハウジング内で上下に移動することによってシリンダ内の上部チャンバと下部チャンバの間を連通する通路が開閉されることができるように、凸部、凹部、孔及び切欠部のうち少なくとも1つが形成されることを特徴とする請求項4に記載のショックアブソーバのバルブ構造。
  6. 前記内部チューブは、内側表面に凹状に形成される一つ以上の上部凹部と、前記上部凹部と連結されないが一直線上に形成される一つ以上の下部凹部を有し、
    前記フリーピストンは外力が加えられない状態で前記上部凹部と前記下部凹部の間に位置することを特徴とする請求項5に記載のショックアブソーバのバルブ構造。
  7. 前記内部チューブは内側表面にリング状に凹状に形成されるリング状凹部を有し、
    前記フリーピストンは外力が加えられない状態で前記リング状凹部が形成された位置に位置することを特徴とする請求項5に記載のショックアブソーバのバルブ構造。
  8. 前記フリーピストンは、前記ハウジングの内部空間内で周波数に応じて上下に移動するように、上部弾性手段及び下部弾性手段によって支持されることを特徴とする請求項1に記載のショックアブソーバのバルブ構造。
  9. 前記貫通穴は外部から圧力が加えられない時、バルブ体によって閉鎖された状態を維持することを特徴とする請求項1に記載のショックアブソーバのバルブ構造。

JP2012155959A 2011-07-21 2012-07-11 ショックアブソーバのバルブ構造 Active JP5680591B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020110072634A KR101288612B1 (ko) 2011-07-21 2011-07-21 쇽업소버의 밸브 구조
KR10-2011-0072634 2011-07-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013024421A JP2013024421A (ja) 2013-02-04
JP5680591B2 true JP5680591B2 (ja) 2015-03-04

Family

ID=47502273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012155959A Active JP5680591B2 (ja) 2011-07-21 2012-07-11 ショックアブソーバのバルブ構造

Country Status (5)

Country Link
US (2) US8967344B2 (ja)
JP (1) JP5680591B2 (ja)
KR (1) KR101288612B1 (ja)
CN (1) CN102889330B (ja)
DE (1) DE102012014583B4 (ja)

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101375804B1 (ko) * 2011-09-02 2014-03-21 주식회사 만도 주파수 및 압력 감응형 쇽업소버
KR101351590B1 (ko) * 2012-03-13 2014-01-16 주식회사 만도 주파수 유닛 밸브
KR101350078B1 (ko) * 2012-08-14 2014-01-15 주식회사 만도 쇽 업소버의 피스톤 밸브
KR101594211B1 (ko) 2012-08-14 2016-02-15 주식회사 만도 쇽 업소버의 밸브 조립체
EP2977643B1 (en) 2013-03-22 2018-09-26 KYB Corporation Shock absorber
JP5961130B2 (ja) * 2013-03-22 2016-08-02 Kyb株式会社 緩衝装置
KR101426810B1 (ko) * 2013-05-28 2014-08-05 주식회사 만도 주파수 감응형 쇽업소버
US9638280B2 (en) 2013-08-26 2017-05-02 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Shock absorber with frequency dependent passive valve
JP6108550B2 (ja) * 2013-09-19 2017-04-05 Kyb株式会社 緩衝装置
JP6243173B2 (ja) * 2013-09-20 2017-12-06 Kyb株式会社 緩衝装置
CN103557262B (zh) * 2013-10-12 2016-02-17 安徽工程大学 一种阻尼自调节减振器
US9500255B2 (en) * 2014-02-28 2016-11-22 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Shock absorber with frequency dependent passive valve
DE102014210701A1 (de) * 2014-06-05 2015-12-17 Zf Friedrichshafen Ag Schwingungsdämpfer sowie Kraftfahrzeug
DE102014211939A1 (de) * 2014-06-23 2015-12-24 Ford Global Technologies, Llc Schwingungsdämpfer, insbesondere dämpfungseinstellbarer Stoßdämpfer für Kraftfahrzeuge
US9222539B1 (en) * 2014-08-14 2015-12-29 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Shock absorber with frequency dependent passive valve
KR101662223B1 (ko) * 2014-12-26 2016-10-05 주식회사 만도 주파수 감응형 쇽업소버
NL2014718B1 (en) * 2015-04-24 2017-01-18 Koni Bv Frequency selective damper valve, and shock absorber comprising such damper valve.
NL2014717B1 (en) * 2015-04-24 2017-01-18 Koni Bv Frequency selective damper valve, and shock absorber comprising such damper valve.
ITUB20151830A1 (it) * 2015-07-02 2017-01-02 Sistemi Sospensioni Spa Tampone idraulico in compressione per ammortizzatore idraulico per sospensione di veicolo, con dispositivo limitatore di pressione.
JP6514608B2 (ja) * 2015-09-02 2019-05-15 Kyb株式会社 緩衝装置
BE1023716B1 (nl) * 2016-01-03 2017-06-26 Shi Yan Frequentie afhankelijke schokdemper
DE102016223486A1 (de) * 2016-01-27 2017-07-27 Suspa Gmbh Fluidgefüllte Kolben-Zylinder-Einheit
KR101689320B1 (ko) * 2016-03-17 2017-01-02 주식회사 케이오비에이 액티베이팅 밸브가 구비된 유압버퍼
WO2018098173A1 (en) * 2016-11-28 2018-05-31 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Frequency dependent damper
KR101941602B1 (ko) * 2016-12-30 2019-01-24 주식회사 케이오비에이 거동한계가 향상된 액티베이팅 밸브가 구비된 유압버퍼
KR101941598B1 (ko) * 2016-12-30 2019-04-11 주식회사 케이오비에이 지연개방되는 사이드유로가 구비된 유압버퍼
JP6700436B2 (ja) * 2017-01-18 2020-05-27 日立オートモティブシステムズ株式会社 緩衝器
US10563721B2 (en) 2017-04-24 2020-02-18 Beijingwest Industries Co., Ltd Hydraulic damper having a high frequency valve assembly
US10518601B2 (en) 2018-04-30 2019-12-31 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Damper with internal hydraulic stop
WO2019246440A1 (en) * 2018-06-20 2019-12-26 N10Z Performance Shocks LLC Shock absorber assembly
US10995815B2 (en) 2018-09-28 2021-05-04 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Damper with flexible floating disc
CN114072596A (zh) * 2019-06-26 2022-02-18 日立安斯泰莫株式会社 缓冲器
CN110566604B (zh) * 2019-09-23 2024-05-14 陕西法士特齿轮有限责任公司 一种缓速器主循环系统
EP3809012A1 (en) * 2019-10-18 2021-04-21 Öhlins Racing AB Front fork position-dependent damping for bicycles and motorcycles
CN112360912B (zh) * 2019-11-27 2022-09-16 浙江万向马瑞利减震器有限公司 一种带有frd阀的减震器
US20210214041A1 (en) * 2020-01-13 2021-07-15 Sram, Llc Bicycle suspension components
KR20210124777A (ko) 2020-04-07 2021-10-15 주식회사 만도 주파수 감응형 쇽업소버
CN111828530B (zh) * 2020-07-23 2022-05-20 北京汽车股份有限公司 减震器和车辆
BR112022009896B1 (pt) * 2021-03-30 2024-01-09 Ningbo Fenghua Rising New Energy Technology Co., Ltd Amortecedor de autotravamento bidirecional
KR20220159112A (ko) * 2021-05-25 2022-12-02 에이치엘만도 주식회사 쇽업소버
US11692605B2 (en) * 2021-07-29 2023-07-04 Rüdiger Kranz Hydraulic shock absorber
US11904650B2 (en) * 2021-08-25 2024-02-20 DRiV Automotive Inc. Shock absorber
US11806847B2 (en) 2021-09-01 2023-11-07 DRiV Automotive Inc. Torque application apparatus
CN113602408B (zh) * 2021-09-15 2022-11-01 常州开发减震器有限公司 一种减震器用前叉管及其制作方法
US20230375064A1 (en) * 2022-05-18 2023-11-23 Martas Precision Slide Co., Ltd. Variable damping shock absorber

Family Cites Families (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3730060A (en) 1970-10-26 1973-05-01 C Decarbon Floating pistons
JPS612832Y2 (ja) 1980-09-12 1986-01-29
US4407397A (en) 1980-10-16 1983-10-04 Nissan Motor Co., Ltd. Shock absorber with pressure-relief mechanism
US4396098A (en) 1981-02-03 1983-08-02 Boulder 12 Investments Force-responsive shock absorbing apparatus
US4854429A (en) * 1987-12-18 1989-08-08 Casey Gary L Variable rate shock absorber and system therefor
US5261448A (en) * 1989-11-16 1993-11-16 Atsugi Unisia Corp. Vibration mode responsive variable damping force shock absorber with feature of automatic selection of damping mode depending upon vibration mode of vehicular body
US5129488A (en) * 1989-11-16 1992-07-14 Atsugi Unisia Corporation Vibration mode responsive variable damping force shock absorber with feature of automatic selection of damping mode depending upon vibration mode of vehicular body
GB2250080B (en) * 1990-10-19 1994-08-17 Tokico Ltd Hydraulic shock absorber
JPH0579526A (ja) 1991-09-20 1993-03-30 Tokico Ltd 減衰力調整式油圧緩衝器
US5368142A (en) * 1991-12-07 1994-11-29 Tokico Ltd. Damping force control type of hydraulic shock absorber
JP3215927B2 (ja) * 1992-05-30 2001-10-09 トキコ株式会社 減衰力調整式油圧緩衝器
JPH06147252A (ja) * 1992-09-18 1994-05-27 Tokico Ltd 油圧緩衝器
JPH06174000A (ja) * 1992-12-08 1994-06-21 Kayaba Ind Co Ltd 振動周波数依存型油圧緩衝器
JPH0678642U (ja) * 1993-04-16 1994-11-04 株式会社ユニシアジェックス 周波数感応型緩衝器
JP3626259B2 (ja) * 1994-09-12 2005-03-02 カヤバ工業株式会社 油圧緩衝器
JPH08105485A (ja) * 1994-10-05 1996-04-23 Unisia Jecs Corp 周波数感応型液圧緩衝器
JP3678830B2 (ja) * 1996-01-22 2005-08-03 カヤバ工業株式会社 油圧緩衝器
US6561326B2 (en) * 2000-05-04 2003-05-13 Krupp Bilstein Gmbh Amplitude-attenuating dashpot
DE10041199C1 (de) * 2000-08-23 2001-11-29 Mannesmann Sachs Ag Schwingungsdämpfer
NL1019313C2 (nl) * 2001-11-06 2003-05-12 Koni Bv Schokdemper met frequentie afhankelijke demping.
DE10300107B3 (de) * 2003-01-07 2004-05-13 Thyssenkrupp Bilstein Gmbh Einrichtung für hydraulische Schwingungsdämpfer
DE10316957B3 (de) * 2003-04-12 2004-10-14 Zf Sachs Ag Schwingungsdämpfer mit amplitudenselektiver Dämpfkraft
EP1496285B1 (de) 2003-07-08 2007-10-17 ThyssenKrupp Bilstein Suspension GmbH Schwingungsdämpfer mit amplitudenabhängiger Dämpfung
US6918473B2 (en) * 2003-09-17 2005-07-19 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Stroke dependent bypass
ATE342455T1 (de) * 2003-11-20 2006-11-15 Zahnradfabrik Friedrichshafen Schwingungsdämpfer mit amplitudenabhängiger dämpfung
US7958981B2 (en) * 2005-06-06 2011-06-14 Kayaba Industry Co., Ltd. Shock absorber
DE102005055801B3 (de) * 2005-11-21 2007-02-15 Thyssenkrupp Bilstein Suspension Gmbh Schwingungsdämpfer mit amplitudenselektiver Dämpfungseinrichtung
DE102006008675B3 (de) * 2006-02-24 2007-09-13 Zf Friedrichshafen Ag Schwingungsdämpfer mit amplitudenselektiver Dämpfkraft
JP2009079710A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Showa Corp 油圧緩衝器の減衰力調整構造
JP2009121617A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Toyota Motor Corp 緩衝器用装置及び緩衝器
DE102008060515B4 (de) * 2007-12-05 2015-08-06 Mando Corporation Schwingungsdämpfer
DE102008001106B3 (de) * 2008-04-10 2009-06-18 Zf Friedrichshafen Ag Schwingungsdämpfer mit amplitudenabhängiger Dämpfkraft
JP5132590B2 (ja) 2009-01-23 2013-01-30 カヤバ工業株式会社 緩衝装置
KR101272755B1 (ko) * 2009-02-17 2013-06-10 주식회사 만도 쇽업소버
KR101148764B1 (ko) 2009-12-23 2012-05-24 주식회사 효성 연료전지 상태 진단 방법 및 그 장치
JP4988031B2 (ja) 2010-12-01 2012-08-01 カヤバ工業株式会社 緩衝装置
KR101254233B1 (ko) 2011-05-31 2013-04-18 주식회사 만도 쇽업소버의 밸브 구조
US9080634B2 (en) * 2013-07-25 2015-07-14 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Shock absorber with frequency dependent passive valve

Also Published As

Publication number Publication date
KR20130011468A (ko) 2013-01-30
DE102012014583A1 (de) 2013-01-24
US20130020158A1 (en) 2013-01-24
DE102012014583B4 (de) 2016-03-10
KR101288612B1 (ko) 2013-07-22
US20150159727A1 (en) 2015-06-11
CN102889330B (zh) 2015-06-24
US9541153B2 (en) 2017-01-10
CN102889330A (zh) 2013-01-23
US8967344B2 (en) 2015-03-03
JP2013024421A (ja) 2013-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5680591B2 (ja) ショックアブソーバのバルブ構造
JP5553870B2 (ja) 周波数及び圧力感応型ショックアブソーバ
KR101254287B1 (ko) 가변유로를 갖는 쇽업소버의 밸브 구조
KR101254233B1 (ko) 쇽업소버의 밸브 구조
US10371226B2 (en) Hydraulic shock-absorber for a vehicle suspension
US9086111B2 (en) Valve assembly of shock absorber
US8418820B2 (en) Shock absorber and its hydraulic stopper
US9611915B2 (en) Valve structure of shock absorber
JP6450135B2 (ja) ダイヤフラムユニット及びサスペンション
US20230235806A1 (en) Shock absorber
JP2007046699A (ja) 車両のサスペンション装置
KR101419735B1 (ko) 중공의 아이 부재를 갖는 모노 튜브식 쇽업소버
KR101756421B1 (ko) 주파수 감응형 쇽업소버
KR101337582B1 (ko) 주파수 감응형 쇽업소버
KR101756424B1 (ko) 주파수 감응형 쇽업소버
KR101254236B1 (ko) 쇽업소버의 피스톤 밸브
KR20120134783A (ko) 쇽업소버의 밸브 구조
KR101662223B1 (ko) 주파수 감응형 쇽업소버
KR101227387B1 (ko) 쇽업소버의 밸브 구조
KR101313892B1 (ko) 압력 감응형 쇽업소버의 밸브 구조
KR20150128436A (ko) 쇽업소버
KR20130099435A (ko) 감쇠력 가변식 쇽업소버
KR20170113267A (ko) 변위가변형 쇽업소버의 유동 피스톤밸브
JP2017120105A (ja) 減衰力発生装置及び緩衝器
KR20120083660A (ko) 개선된 2방향 유로를 갖는 쇽업소버의 밸브 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20131001

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20131010

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131024

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140929

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20141007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5680591

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250