JPH0678642U - 周波数感応型緩衝器 - Google Patents
周波数感応型緩衝器Info
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- JPH0678642U JPH0678642U JP1936293U JP1936293U JPH0678642U JP H0678642 U JPH0678642 U JP H0678642U JP 1936293 U JP1936293 U JP 1936293U JP 1936293 U JP1936293 U JP 1936293U JP H0678642 U JPH0678642 U JP H0678642U
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- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数の低減と構造の簡略化が可能で、コ
ストを低減することができると共に、低減衰力特性側を
十分に低く設定することが可能な周波数感応型緩衝器の
提供。 【構成】 圧側リテーナ22が、その中央部を圧側低減
衰バルブ24方向へ突出させることで圧側低減衰バルブ
24のリフト支点決定用ワッシャ部22cが一体に形成
され、圧側低減衰バルブ24の内周側には圧側低減衰バ
ルブ24を開弁して流通する流路と並列にバイパス流路
Gを連通するためのコンスタントオリフィスを形成する
切欠孔24aが形成されている。
ストを低減することができると共に、低減衰力特性側を
十分に低く設定することが可能な周波数感応型緩衝器の
提供。 【構成】 圧側リテーナ22が、その中央部を圧側低減
衰バルブ24方向へ突出させることで圧側低減衰バルブ
24のリフト支点決定用ワッシャ部22cが一体に形成
され、圧側低減衰バルブ24の内周側には圧側低減衰バ
ルブ24を開弁して流通する流路と並列にバイパス流路
Gを連通するためのコンスタントオリフィスを形成する
切欠孔24aが形成されている。
Description
【0001】
本考案は、緩衝器のストローク周波数に感応して減衰力特性を自動的に変化さ せる周波数感応型緩衝器に関する。
【0002】
従来、周波数感応型緩衝器として、例えば、特開平3−181633号公報に 記載されているようなものが知られている。
【0003】 この従来の緩衝器は、シリンダ内を上部室と下部室とに画成するピストンがピ ストンロッドの先端にナットで締結され、該ピストンには伸行程時に開弁して流 体室間を連通可能な伸側高減衰バルブ及び圧行程時に開弁して流体室間を連通可 能な圧側高減衰バルブが設けられ、前記ナットの下部に、前記両高減衰バルブを バイパスして両室間を連通可能なバイパス流路の一部を構成する円筒状のケース が形成され、該ケースの中空部内には、画成された室の流体圧差及び周波数に感 応してハウジング内を摺動して前記バイパス流路の断面積を変更するスプールを 含む周波数感応部材と、両端面に伸行程時に開弁して両室間を連通可能な伸側低 減衰バルブ及び圧行程時に開弁して両室間を連通可能な圧側低減衰バルブとがそ れぞれ設けられたバルブボディを含む低減衰力発生部材とが直列に組み込まれた もので、該バルブボディ等はスタッドに装着された状態で組み込まれている。
【0004】 即ち、圧側リテーナ部を構成する大径円板の下面中央部に、その軸心部に貫通 孔を穿設した小径部が一体に形成されたスタッドが用いられ、このスタッドの小 径部に対し、上部から順に圧側リテーナ,リフト支点決定用ワッシャ,圧側低減 衰バルブ,バルブボディ,伸側低減衰バルブ,支点決定用ワッシャ,伸側リテー ナが装着され、最後にナットで締結されると共に、円筒状ケースの下端をバルブ ボディの外周下面でかしめることによってこれら低減衰力発生部材及び前記周波 数感応部材をケース内に収容固定した構造となっていた。
【0005】
しかしながら、上述のような従来の緩衝器にあっては、低減衰力発生部材の部 品点数が多く、また、冷鍛成形法によって成形されるスタッドを必要とすること から、コストが高くつくという問題点があった。
【0006】 また、低減衰力特性側を十分に低く設定するためには、上記構成とは別に、バ ルブボディにコンスタントオリフィスを加工する必要があることから、加工コス トが高くつくという問題点があった。
【0007】 本考案は、上述のような従来の問題に着目して成されたもので、部品点数の低 減と構造の簡略化が可能で、コストを低減することができると共に、低減衰力特 性側を十分に低く設定することが可能な周波数感応型緩衝器を提供することを目 的としている。
【0008】
上述のような目的を達成するために、本考案の周波数感応型緩衝器では、流体 室を画成するピストンがピストンロッドの先端にナットで締結され、該ピストン には伸行程時に開弁して両流体室間を連通可能な伸側高減衰バルブ及び圧行程時 に開弁して両流体室間を連通可能な圧側高減衰バルブが設けられ、前記ナットの 下部に設けられた筒状ケース内には前記両高減衰バルブをバイパスして両流体室 間を連通可能なバイパス流路の一部を構成する中空部が形成され、該中空部内に は、両流体室間の流体圧差及び周波数に感応してハウジング内を摺動して前記バ イパス流路の断面積を変更するスプールを含む周波数感応部材と、一方の行程時 に開弁して両流体室間を連通可能な低減衰バルブが設けられたカラー及び低減衰 バルブのリフトを規制するリテーナを含む低減衰力発生部材とが直列に組み込ま れた周波数感応型緩衝器であって、前記リテーナが、その中央部を低減衰バルブ 方向へ突出させることで低減衰バルブのリフト支点決定用ワッシャ部が一体に形 成され、前記低減衰バルブの内周側には低減衰バルブを開弁して流通する流路と 並列にバイパス流路を連通するためのコンスタントオリフィスを形成する切欠孔 が形成されている手段とした。
【0009】
ピストンがストロークすると、両流体室間で流体が流通し、その際に、圧側ま たは伸側の高減衰バルブを経由することや、バイパス流路を流体が流通する際に スプールによる絞り部及びコンスタントオリフィスを形成する切欠孔または低減 衰バルブのいずれかもしくは両方を経由することでその流通が制限され、これに より減衰力が発生する。
【0010】 そして、この減衰力特性は、バイパス流路の流体流通量により、即ち、両流体 室の流体圧差及び周波数に感応して摺動するスプールの位置により自動的に変化 させることができる。
【0011】 尚、低減衰バルブの内周側には低減衰バルブを開弁して流通する流路と並列に バイパス流路を連通するためのコンスタントオリフィスを形成する切欠孔が形成 されていることから、簡単な加工により低減衰力特性側を十分に低い値に設定す ることができる。
【0012】 また、リテーナはその中央部を低減衰バルブ方向へ突出させることで各低減衰 バルブのリフト支点決定用ワッシャ部が一体に形成されていることから、リフト 支点決定用ワッシャが省略され、かつ、もう一方の行程側の低減衰バルブ及びそ のリフト規制用のリテーナが省略されると共に、冷鍛成形法によって成形される 従来のスタッドを必要としない構造であることから、部品点数の削減及び構造の 簡略化によってコストが低減される。
【0013】
以下、本考案の実施例を図面により詳述する。 まず、実施例の構成について説明する。 図1は、本考案実施例の周波数感応型緩衝器を示す要部の断面図である。図中 1は円筒状のシリンダであって、ピストンロッド2の下端小径部にナット8で締 結されたピストン3によって内部が上部室Aと下部室Bとに画成されている。
【0014】 そして、前記ピストン3の上面には圧行程時に開弁して減衰力を発生する圧側 減衰バルブ3aが設けられ、一方、下面には伸行程時に開弁して減衰力を発生す る伸側減衰バルブ3bが設けられている。尚、前記ピストンロッド2には、両減 衰バルブ3a,3bを迂回して両室A,Bを連通するバイパス孔2aが形成され ている。
【0015】 前記ナット8の下端には、後述する減衰力特性を変更するための機構を収容す る円筒状のケース11の上端部がプロゼクション溶接によって連結固定されてい る。そして、このケース11の内部に前記バイパス孔2aと連通した大径穴(中 空部)11aが形成されていて、この大径穴11aの内部には上方から順に、リ テーナ12,伸側チェックプレート14,伸側オリフィスプレート15,伸側シ ートプレート16,スプールハウジング17,圧側シートプレート18,圧側オ リフィスプレート19,圧側チェックプレート20,リテーナ21,圧側リテー ナ22,圧側低減衰バルブ24,カラー25が装着され、ケース11の下端をカ ラー25の外周部下面側にかしめることにより、上記全部材がナット8の下面と かしめ部11bとの間に挟持された状態で組み付けられている。
【0016】 さらに詳述すると、前記スプールハウジング17は、その軸心部にスプール穴 17aが形成された円筒状に形成され、その外周面中途部には、大径穴11aの 内周面との間をシールするシールリング29を装着した環状突出部17bが形成 されている。
【0017】 前記リテーナ12は、薄手の板素材の中央部に中央孔12aが形成されると共 に、その外周部には、周方向等間隔のもとに形成された切欠き部12bによって その中途部からそれぞれ下向きに折曲された複数本の脚片部12cが形成されて いる。
【0018】 前記伸側チェックプレート14は、図2に示すように、可撓性を有する薄手の 板素材にその一部を残した切欠環状孔14aを形成することによって、環状の外 周固定部14bと、中央の円形弁部14cと、両者間を連通する連結部14dと が形成されている。
【0019】 前記伸側オリフィスプレート15は、図3に示すように、薄手の板素材の中央 部に、前記圧側チェックプレート14の弁部14cより小径の中央孔15aが形 成され、該中央孔15aの外周で前記圧側チェックプレート14の切欠環状孔1 4aと対向する位置にはその周方向に沿って円弧状の長穴15bが形成され、さ らに、該長穴15bの中間部と中央孔15a間が細幅の切欠き部15cで連結さ れている。
【0020】 図1に戻り前記伸側シートプレート16は、厚手の板素材の中央部に、前記圧 側オリフィスプレート15の中央孔15aよりは小径の中央孔16aが形成され ている。また、前記ワッシャ13と伸側チェックプレート14と伸側オリフィス プレート15と伸側シートプレート16は、スプールハウジング17と同径に形 成されると共に、リテーナ12とスプールハウジング17の上部開口端面との間 でその外周部を挟持固定した状態で設けられている。そして、リテーナ12は、 その脚片部12cの先端部がケース11とスプールハウジング17との間に形成 された上部環状空間17c内に挿入した状態で設けられている。
【0021】 即ち、図4に示すように、伸側オリフィスプレート15における中央孔15a の開口縁上面で弁部14cが当接するシート面a1 を形成すると共に、切欠き部 15cの開口幅w(図3参照)と伸側オリフィスプレート15の厚みh1 とで形 成される開口部で伸側カット用絞りb1 を形成している。
【0022】 次に、図1に戻り、前記リテーナ21、圧側シートプレート18、圧側オリフ ィスプレート19、及び、圧側チェックプレート20は、上述のリテーナ12、 伸側シートプレート16、伸側オリフィスプレート15、及び、伸側チェックプ レート14とそれぞれ同一形状であって、リテーナ21だけは、リテーナ12と 表裏逆方向に組み付けられているもので、前記の場合と同様に圧側カット用絞り b2 を形成している。
【0023】 そして、上述の圧側シートプレート18、圧側オリフィスプレート19、及び 、圧側チェックプレート20が、前記スプールハウジング17の下部開口端面と リテーナ21との間でその外周部を挟持した状態で設けられている。
【0024】 前記圧側リテーナ22は、図5,図6に示すように、肉厚の板材のプレス成形 により円板状に形成されていて、その中央孔22aの下面側孔縁部を下方へ突出 させることで、外周リテーナ部22bの中央部下面側にリフト支点決定用ワッシ ャ部22cが一体に突出形成された形状に形成されると共に、外周リテーナ部2 2bの外周縁部には2個所に流路形成用切欠部22dが形成されている。
【0025】 前記カラー25は、その軸心部に圧側リテーナ22の中央孔22aと同軸に貫 通孔25aが形成され、また、その外周部には3つの圧側流路25cが形成され ている。そして、カラー25の上面をシート面25bとし、このシート面に、前 記圧側低減衰バルブ24が当接されている。
【0026】 前記圧側低減衰バルブ24は、その内周部を圧側リテーナ22におけるリフト 支点決定用ワッシャ部22cによって、カラー25の上面に押圧固定されている 、そして、この圧側低減衰バルブ24にはその内周側から外周方向へ向けて切欠 形成された2本の切欠孔24aが形成され、この切欠孔24aによって圧側リテ ーナ22のリフト支点決定用ワッシャ部22cとカラー25との対向面間に大径 穴11aとカラー25の貫通孔25aとを連通するコンスタントオリフィス孔が 形成されていて、これにより、圧側低減衰バルブ24をバイパスして下部室Bと 連通する流路が形成されている。
【0027】 尚、前記リテーナ21は、その脚片部12cの先端部をケース11とスプール ハウジング17との間に形成された下部環状空間17d内に挿入した状態で設け られている。
【0028】 前記スプールハウジング17には、環状突出部17bを挟んで上下に上部環状 空間17cとスプール穴17a間を連通する複数の伸側ポート17e及び下部環 状空間17dとスプール穴17a間を連通する複数の圧側ポート17fが形成さ れている。そして、前記スプール穴17a内には、その上下両面側に伸側受圧室 D1 及び圧側受圧室D2 を画成してスプール31が上下方向摺動可能に設けられ ている。
【0029】 従って、伸側受圧室D1 には、伸側カット用絞りb1 を巡る伸側伝達路Mを経 由して上部室A側の流体圧が伝達可能となっている。一方、圧側受圧室D2 には 、同様に圧側カット用絞りb2 を巡る圧側伝達路Nを経由して下部室B側の流体 圧が伝達可能となっている。
【0030】 前記スプール31の外周面には、スプール31の中立位置で前記両ポート17 e,17fを連通する環状溝31aが形成されており、この環状溝31aの上縁 側と伸側ポート17eとで伸側可変絞りHが形成され、また、環状溝31aの下 縁側と圧側ポート17fとで圧側可変絞りKが形成されている。
【0031】 前記ケース11の内部には、伸側可変絞りHと、圧側可変絞りKと、コンスタ ントオリフィス孔を構成する切欠孔24a及びまたは圧側低減衰バルブ24を巡 って前記バイパス孔2a(上部室A側)と下部室Bとを連通するバイパス流路G が形成されている。従って、このバイパス流路Gは、スプール31の摺動により 伸側可変絞りH、または、圧側可変絞りKのいずれかが絞られて流路断面積が狭 められる構成となっている。尚、前記スプール31は、上下のセンタリングスプ リング32,33により両可変絞りH,Kが共に全開状態となる中立位置に弾性 的に保持されている。
【0032】 以上のように、リテーナ12からリテーナ21までの間の部材で周波数感応部 材Sを構成し、また、圧側リテーナ22からカラー25までの間の部材で低減衰 力発生部材Tを構成させている。
【0033】 次に、実施例の作用について説明する。 ピストン3がストロークすると、両室A,B間で流体が流通し、その際に、両 減衰バルブ3a,3bを経由することや、バイパス流路Gを流体が流通する際に 各可変絞りH,K、コンスタントオリフィス孔24a及びまたは圧側低減衰バル ブ24を経由することでその流通が制限され、これにより減衰力が発生する。
【0034】 そして、この減衰力特性は、バイパス流路Gの流体流通量により、即ち、スプ ール31の位置により変化する。即ち、上部室A及び下部室Bの流体圧は、伸側 伝達路M及び圧側伝達路Nを介して、伸側受圧室D1 及び圧側受圧室D2 に伝達 することができる。
【0035】 従って、スプール31は両室の流体圧差によりストロークし、それにより、バ イパス流路Gの途中に形成される可変絞りH,Kの断面積が変化して減衰力特性 が変化する。即ち、図1に示すように、スプール31が中立位置である時には、 両可変絞りH,Kが共に全開状態となっていて、この時にバイパス流路Gを通り コンスタントオリフィスを構成する切欠部24a及びまたは圧側低減衰バルブを 経由して流体が流通することで、最も低い減衰力特性となる。そして、上下いず れかの方向にストロークすると、伸側可変絞りH(または圧側可変絞りK)が閉 じられることで、バイパス流路Gの流体流通が完全に停止され、これにより、圧 側高減衰バルブ3aまたは伸側高減衰バルブ3bを流体が流通することで最も高 い減衰力特性となる。
【0036】 尚、両伝達路M,Nの途中にはカット用絞りb1 ,b2 が形成されているため 、低周波振動時には上述の流体圧の伝達が成され、これにより、スプール31を ストロークさせて高減衰力特性への変更が成されるが、高周波振動時には、この カット用絞りb1 ,b2 で流体圧の伝達がカットされることから、スプール31 のストロークが停止され、これにより、低減衰力特性状態に維持される。
【0037】 そして、スプール31のストロークが停止された高周波振動時においては、ま ず、流通抵抗の小さいコンスタントオリフィスを構成する切欠孔24aを経由し て流体が流通するもので、これにより、切欠孔24aの断面積を任意に設定する ことにより、低減衰力特性側を十分に低い値に設定することができる。
【0038】 以上説明してきたように、実施例の周波数感応型緩衝器では、以下に述べるよ うな特徴を有している。
【0039】 圧側低減衰バルブ24の内周側には圧側低減衰バルブ24を開弁して流通す る流路と並列にバイパス流路Gを連通するためのコンスタントオリフィスを形成 する切欠孔24aが形成されていることから、簡単な加工により低減衰力特性側 を十分に低い値に設定することができる。
【0040】 圧側リテーナ22はその中央部を圧側低減衰バルブ24方向へ突出させるこ とで各低減衰バルブのリフト支点決定用ワッシャ部22cが一体に形成されてい ることから、リフト支点決定用ワッシャが省略され、かつ、伸側低減衰バルブ及 びそのリフト規制用のリテーナが省略されると共に、冷鍛成形法によって成形さ れる従来のスタッドを必要としない構造であることから、部品点数の削減及び構 造の簡略化によってコストが低減される。
【0041】 以上、本考案の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成は、この実 施例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計変更 等があっても本考案に含まれる。
【0042】 例えば、実施例では、圧側に低減衰バルブを設けた場合を示したが、伸側に設 けることもできる。
【0043】
以上説明してきたように、本考案の周波数感応型緩衝器にあっては、低減衰バ ルブの内周側には低減衰バルブを開弁して流通する流路と並列にバイパス流路を 連通するためのコンスタントオリフィスを形成する切欠孔が形成されている構成 としたことで、簡単な加工によって低減衰力特性側を十分に低い値に設定するこ とができて、高周波入力時の乗り心地を更に向上することができるようになると いう効果が得られる。
【0044】 また、リテーナはその中央部を低減衰バルブ方向へ突出させることで低減衰バ ルブのリフト支点決定用ワッシャ部が一体に形成された構成としたことで、リフ ト支点決定用ワッシャが省略され、かつ、もう一方の行程側の低減衰バルブ及び そのリフト規制用のリテーナが省略されると共に、冷鍛成形法によって成形され る従来のスタッドを必要としない構造であることから、部品点数の削減及び構造 の簡略化によってコストを低減化することができるようになるという効果が得ら れる。
【図1】本考案実施例の周波数感応型緩衝器を示す要部
断面図である。
断面図である。
【図2】伸側チェックプレートを示す平面図である。
【図3】伸側オリフィスプレートを示す平面図である。
【図4】図1のP部拡大図である。
【図5】低減衰力発生部材部分を示す拡大断面図であ
る。
る。
【図6】低減衰力発生部材部分を示す分解斜視図であ
る。
る。
A 上部室 B 下部室 S 周波数感応部材 T 低減衰力発生部材 G バイパス流路 2 ピストンロッド 3 ピストン 3a 圧側高減衰バルブ 3b 伸側高減衰バルブ 8 ナット 11 ケース 11a 大径穴(中空部) 17 スプールハウジング 22 圧側リテーナ 22c リフト支点決定用ワッシャ部 24 圧側低減衰バルブ 24a 切欠孔(コンスタントオリフィス) 25 カラー 31 スプール
Claims (1)
- 【請求項1】 流体室を画成するピストンがピストンロ
ッドの先端にナットで締結され、該ピストンには伸行程
時に開弁して両流体室間を連通可能な伸側高減衰バルブ
及び圧行程時に開弁して両流体室間を連通可能な圧側高
減衰バルブが設けられ、前記ナットの下部に設けられた
筒状ケース内には前記両高減衰バルブをバイパスして両
流体室間を連通可能なバイパス流路の一部を構成する中
空部が形成され、該中空部内には、両流体室間の流体圧
差及び周波数に感応してハウジング内を摺動して前記バ
イパス流路の断面積を変更するスプールを含む周波数感
応部材と、一方の行程時に開弁して両流体室間を連通可
能な低減衰バルブが設けられたカラー及び低減衰バルブ
のリフトを規制するリテーナを含む低減衰力発生部材と
が直列に組み込まれた周波数感応型緩衝器であって、 前記リテーナが、その中央部を低減衰バルブ方向へ突出
させることで低減衰バルブのリフト支点決定用ワッシャ
部が一体に形成され、 前記低減衰バルブの内周側には低減衰バルブを開弁して
流通する流路と並列にバイパス流路を連通するためのコ
ンスタントオリフィスを形成する切欠孔が形成されてい
ることを特徴とする周波数感応型緩衝器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1936293U JPH0678642U (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 周波数感応型緩衝器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1936293U JPH0678642U (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 周波数感応型緩衝器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0678642U true JPH0678642U (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=11997260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1936293U Pending JPH0678642U (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 周波数感応型緩衝器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0678642U (ja) |
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1993
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