JPH06174000A - 振動周波数依存型油圧緩衝器 - Google Patents

振動周波数依存型油圧緩衝器

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JPH06174000A
JPH06174000A JP35163492A JP35163492A JPH06174000A JP H06174000 A JPH06174000 A JP H06174000A JP 35163492 A JP35163492 A JP 35163492A JP 35163492 A JP35163492 A JP 35163492A JP H06174000 A JPH06174000 A JP H06174000A
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JP
Japan
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push member
damping force
vibration frequency
chamber
valve
Prior art date
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Application number
JP35163492A
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English (en)
Inventor
Toshimichi Izeki
俊道 井関
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 振動周波数依存型の油圧緩衝器において、周
波数依存特性の調整を容易にかつ正確に行うことができ
るようにする。 【構成】 一方の作動油室6,7から伸側または圧側減
衰力発生バルブ8,12を通して他方の作動油室7或い
はリザーバ室10に通じる油路と、同じく一方の作動油
室6或いは7から制御オリフィス21を通して一次遅れ
圧力室23に通じる油路と、一次遅れ圧力室23内に加
わる油圧の影響を受けて圧下動作するプッシュ部材18
とを備え、当該プッシュ部材18により減衰力発生バル
ブ8,12を押圧して当該減衰力発生バルブ8,12の
発生減衰力を振動周波数に依存して制御するようにした
振動周波数依存型の油圧緩衝器において、前記プッシュ
部材18のリターンスプリングを、当該プッシュ部材1
8を一次遅れ圧力室23側へと向って押圧するコイルス
プリング20で形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、走行車両の振動周波
数に対応して発生減衰力を制御する振動周波数依存型油
圧緩衝器に関し、更に詳しくは、走行車両の振動周波数
が設定値以上の高周波域に入ったときに作動油室から減
衰力調整用の一次遅れ圧力室に伝わる油圧に位相差を与
えて発生減衰力を制御する振動周波数依存型油圧緩衝器
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の振動周波数依存型油圧緩
衝器としては、例えば、平成3年特許出願公開第168
435号公報や同じく平成4年実用新案出願公開第10
432号公報、或いは昭和63年実用新案出願公告第1
1400号公報に示されるようなものが知られている。
【0003】すなわち、前二者のものは、上部作動油室
から伸側減衰力発生バルブを通して下部作動油室に通じ
る油路と、同じく上部作動油室から制御オリフィスを通
して一次遅れ圧力室に通じる油路と、一次遅れ圧力室内
に加わる油圧の影響を受けて伸側減衰力発生バルブを圧
下しつつ動作するプッシュ部材とを備える。
【0004】そして、上記制御オリフィスの一次遅れ作
用により油圧緩衝器の振動周波数が高周波になるにした
がい、上部作動油室から一次遅れ圧力室に伝わる油圧の
位相遅れを大きくして当該一次遅れ圧力室内の油圧を低
下させ、プッシュ部材に設けたリーフスプリング(前者
の場合)或いは伸側減衰力発生バルブ(後者の場合)の
復元力により、伸側減衰力発生バルブを伴いつつプッシ
ュ部材を復元動作させることで伸側減衰力を制御するよ
うにしている。
【0005】また、後者のものは、上記と同様の機構を
下部作動油室とリザーバ室間に設けたベースバルブの圧
側減衰力発生バルブに関連して配置し、油圧緩衝器の振
動周波数が高周波になるにしたがい、プッシュ部材に設
けたリーフスプリングでプッシュ部材を復元動作させつ
つ圧側減衰力発生バルブによる発生減衰力を制御するよ
うにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な振動周波数依存型の油圧緩衝器において、望ましい周
波数依存特性を得るためには、プッシュ部材を復元動作
させる復元力と制御オリフィス径の両方を最適に選んで
やらなければならない。
【0007】しかし、上記した従来の振動周波数依存型
油圧緩衝器にあっては、リーフスプリングや同じくリー
フ式の減衰力発生バルブを用いてプッシュ部材のリター
ンスプリングを構成しているために、微細にスプリング
力の調整を行うことが困難である。
【0008】また一方、制御オリフィス径は、通常0.
2〜0.8ミリメートル程度と非常に小さな値となるの
が一般であり、このオリフィス径を正確に作ることもま
た加工技術上から限界がある。
【0009】このように、従来の振動周波数依存型油圧
緩衝器にあっては、周波数依存特性を調整する場合のチ
ューニング要素に限度があり、細かい調整を行うことが
できないことから、周波数依存特性の正確な調整が非常
に困難であるという不都合をもつ。
【0010】したがって、この発明の目的は、周波数依
存特性の調整を容易にかつ正確に行うことのできる改良
されたこの種振動周波数依存型油圧緩衝器を提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明にあっては、一方の作動油室から減衰力
発生バルブを通して他方の作動油室或いはリザーバ室に
通じる油路と、同じく一方の作動油室から制御オリフィ
スを通して一次遅れ圧力室に通じる油路と、一次遅れ圧
力室に加わる油圧の影響を受けて圧下動作するプッシュ
部材とを備え、当該プッシュ部材により減衰発生バルブ
を押圧して当該減衰力発生バルブの発生減衰力を振動周
波数に依存して制御するようにした振動周波数依存型油
圧緩衝器において、前記プッシュ部材のリターンスプリ
ングを、当該プッシュ部材を一次遅れ圧力室側へと向っ
て押圧するコイルスプリングで形成したのである。
【0012】
【作用】かくして、この発明によれば、リーフ式のスプ
リングに比べてばね特性を微細に設定できるコイルスプ
リングを用いることでプッシュ部材の復元力を微妙に調
整し、しかも、このコイルスプリングによりプッシュ部
材に対して初期荷重を与えることで、当該プッシュ部材
の一次遅れ作動時間の設定幅を広くとれる。
【0013】また、同時に、リーフ式のスプリングと違
ってコイルスプリングは、荷重−撓み特性を緩やかに設
定できるのでプッシュ部材の作動ストロークを大きとる
ことが可能となり、それに伴って、当該プッシュ部材と
減衰力発生バルブとの間のクリアランス設定の自由度が
広がることから、それによっても、当該プッシュ部材の
一次遅れ作動時間の設定幅は広がる。
【0014】このように、振動周波数依存型油圧緩衝器
の周波数依存特性を調整する場合のチューニング要素が
種々あることから、周波数依存特性の調整を容易にかつ
正確に行うことができる。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明を説明する。
【0016】図1に示すように、この発明の一実施例で
ある振動周波数依存型油圧緩衝器1は、密閉筒体のシリ
ンダ2と、このシリンダ2内に摺動自在に挿入したピス
トン3、およびピストン3からシリンダ2の上端密閉部
(図示省略)を貫通して外方に伸びるピストンロッド4
とからなる。
【0017】ピストン3は、ピストンロッド4の下端イ
ンロー部4aに嵌挿されており、かつ、下方からピスト
ンロッド4の下端螺旋部4bに螺装したピストンナット
5でピストンロッド4に対し固定されている。
【0018】かくして、ピストン3は、シリンダ2内を
ロッド側の上部作動油室6とヘッド側の下部作動油室7
とに区画し、油圧緩衝器1の伸長行程時において上部作
動油室6内の作動油を、ピストン3の伸側減衰力発生機
構であるリーフバルブ8を押し開いて下部作動油室7に
流すと共に、ピストンロッド4の退出体積分に相当する
量の作動油を、シリンダ2とアウタシェル9との間のリ
ザーバ室10からシリンダ2の下端に設けたベースバル
ブ11の圧側減衰力発生機構であるリーフバルブ12を
上方へと持ち上げつつ下部作動油室7へと吸い込むこと
により、上記伸側減衰力発生機構であるリーフバルブ8
の流動抵抗で伸長行程時の伸側減衰力を発生する。
【0019】また、圧縮行程時には下部作動油室7内の
作動油を、ピストン3に設けたノンリターンバルブ13
を通して上部作動油室6に流すと共に、これと並行して
ベースバルブ11の圧側減衰力発生機構であるリーフバ
ルブ12を押し開きつつリザーバ室10へと流すこと
で、この圧側減衰力発生機構であるリーフバルブ12に
より圧縮行程時の圧側減衰力を発生する。
【0020】そのために、ピストン3には、上部作動油
室6と下部作動油室7とを連通する伸側ポート3a群と
圧側ポート3b群の二組のポート群がそれぞれ設けられ
ている。
【0021】なお、ベースバルブ11は、従来から広く
一般に用いられているものであるのでその構成の詳細な
説明は省略することにし、以下、ピストン3の部分の構
成について説明する。
【0022】図2において詳細に示されるように、上記
圧側ポート3b群は、下端を直接下部作動油室7に開口
すると共に、上端は、バルブストッパ14との間に介装
したノンリターンスプリング15で押圧されるノンリタ
ーンバルブ13を通して上部作動油室6へと通じてい
る。
【0023】また、伸側ポート3a群は、ノンリターン
バルブ13の切欠き13aを通して上端を直接上部作動
油室6に開口すると共に、下端は、ピストンナット5に
穿った油路5a並びに伸側減衰力発生機構であるリーフ
バルブ8を通して下部作動油室7側に通じている。
【0024】伸側減衰力発生機構であるリーフバルブ8
は、ピストンナット5内の段部5bに係止されたリング
状のバルブシート部材16の環状リブ16aと、このバ
ルブシート部材16の下方からピストンナット5内へと
螺着した同じくリング状をしたディスク17の環状リブ
17aとで外周を挟持された外周固定のリーフバルブと
して構成されている。
【0025】上記バルブシート部材16は、同心円上に
並べて穿設した複数個の通孔16bと、これら通孔16
bに連通して下面に形成した環状溝16cとを備え、こ
の環状溝16cによってバルブシート部材16の下面に
前記環状リブ16aと同じ高さのバルブシート面16d
を形成すると共に、これら通孔16bと環状溝16cを
通して前記ピストンナット5の油路5aを下部作動油室
7へと導いている。
【0026】これにより、伸側減衰力発生機構であるリ
ーフバルブ8は、通常バルブシート部材16の環状溝1
6cを覆った状態でバルブシート面16dへと着座し、
バルブシート部材16の環状溝16cを閉鎖状態に保
つ。
【0027】一方、ピストンナット5内には、前記伸側
減衰力発生機構であるリーフバルブ8と並行して、当該
リーフバルブ8の振動周波数依存特性を制御する制御機
構が設けられている。
【0028】上記振動周波数依存特性を制御する制御機
構は、バルブシート部材16の内周面に上下動自在に嵌
挿したプッシュ部材18と、バルブシート部材16の上
面に形成したバルブシート面16e上へと載置したチェ
ックバルブ19とからなっている。
【0029】プッシュ部材18は、ディスク17との間
に介装したコイルスプリング20によってバルブシート
部材16の段部16fへと押し付けられ、この状態にお
いてプッシュ部材18の下端バルブシート面18aは、
リーフバルブ8の内周側上面に近接して対向している。
【0030】一方、チェックバルブ19は中心部分に制
御オリフィス21を有し、かつ、ピストンナット5の段
部5cとの間に介装したスプリング22によってバルブ
シート部材16のバルブシート面16eへと押し付けら
れ、上記制御オリフィス21と共同してプッシュ部材1
8との間に一次遅れ圧力室23を形作っている。
【0031】これにより、上記一次遅れ圧力室23に
は、油圧緩衝器1の伸長行程時において、上部作動油室
6から伸側減衰力発生機構であるリーフバルブ8を押し
開いて下部作動油室7へと向かう作動油の一部が制御オ
リフィス21を通して導かれることになる。
【0032】次に、作用について説明する。
【0033】ピストン3が下部作動油室7側に向かって
移動する圧縮行程時にあっては、油圧緩衝器1の振動周
波数に関係なく下部作動油室7内の作動油が、ピストン
3の圧側ポート3bからノンリターンバルブ13を押し
開いて上部作動油室6内に流入すると共に、ピストンロ
ッド4の侵入体積分に相当する量の作動油が、シリンダ
2の下端に設けたベースバルブ11のリーフバルブ12
を押し開いてリザーバ室10へと流れ、このリーフバル
ブ12を通る作動油の流動抵抗で圧側減衰力を発生す
る。
【0034】それに対し、逆にピストン3が上部作動油
室6側に向かって移動する伸長行程時にあっては、上部
作動油室6内の作動油が、ノンリターンバルブ13の切
欠き13aからピストン3の伸側ポート3a−ピストン
ナット5の油路5a−チェックバルブ19の切欠き19
a−バルブシート部材16の通孔16b−同じく環状溝
16cを通り、伸側減衰力発生機構であるリーフバルブ
8の内周側を下方に撓ませつつディスク17の中心穴1
7bを通して下部作動油室7に流れる。
【0035】一方、上記と並行して上部作動油室6から
伸側減衰力発生機構であるリーフバルブ8を押し開いて
下部作動油室7へと向かう作動油の一部が、チェックバ
ルブ19の制御オリフィス21を通して一次遅れ圧力室
23へと導かれ、プッシュ部材18をコイルスプリング
20に抗して押し下げるように作用する。
【0036】しかし、この一次遅れ圧力室23内の油圧
上昇は、制御オリフィス21の働きによって油圧緩衝器
1の振動周波数が速くなればなる程、十分に上がり切る
前に当該油圧緩衝器1が圧縮行程へと移行することにな
るので、上部作動油室6内の発生油圧(伸側減衰力)に
比べて遅れることになる。
【0037】このことから、油圧緩衝器1の振動周波数
が低い低周波の間は、一次遅れ圧力室23内の油圧が上
昇してプッシュ部材18をコイルスプリング20に抗し
て押し下げ、プッシュ部材18のバルブシート面18a
でリーフバルブ8の内周面側を押しつつ下方に撓ませ、
リーフバルブ8のイニシャル荷重を上げる。
【0038】しかし、油圧緩衝器1の振動周波数が上昇
して高周波になるに従い、上部作動油室6の圧力上昇に
対して一次遅れ圧力室23内の圧力上昇の位相に遅れが
出始め、プッシュ部材18の下降量が少なくなってリー
フバルブ8のイニシャル荷重が低下する。
【0039】その結果、伸長行程時にあっては、振動周
波数が低周波の間は伸側減衰力が高く、高周波になるに
従い伸側減衰力が低くなる所謂ハイカットバルブ特性を
示すことになる。
【0040】以上、これまでの図2の実施例では、ハイ
カットバルブ特性をもつ振動周波数依存型の油圧緩衝器
にこの発明を実施した場合について述べてきたが、図3
の実施例に示すように、プッシュ部材18の下端をバル
ブシート面18aにする代わりに切欠き18bを形成す
ることによって、ローカットバルブ特性をもつ振動周波
数依存型の油圧緩衝器1とすることができる。
【0041】すなわち、この場合には、油圧緩衝器1の
振動周波数が低周波域に入ってプッシュ部材18が下降
すればする程、先の図2の実施例の場合とは逆に、伸側
減衰力発生機構であるリーフバルブ8を押し開きつつバ
ルブシート部材16のバルブシート面16dを切欠き1
8bによって大きく開き、伸側減衰力はそれに伴って低
下することになるからである。
【0042】なお、この図3の実施例におけるその他の
構成および作用は、前記図2の実施例の場合と全く同様
であるのでそれらの説明は省略する。
【0043】また、上記図2および図3の実施例にあっ
ては、振動周波数依存特性を制御する制御機構をピスト
ン3の部分に設けることによって伸側減衰力を制御する
ようにしたが、これをベースバルブ11の部分に、或い
はピストン3とベースバルブ11の両部分に設けること
により、振動周波数に依存して圧側減衰力或いは伸側と
圧側両方の減衰力を制御し得ることは勿論である。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、リー
フ式のスプリングに比べてばね特性を微細に設定できる
コイルスプリングを用いることによりプッシュ部材の復
元力を微妙に調整することができ、しかも、このコイル
スプリングによりプッシュ部材に対して初期荷重を与え
ることで、当該プッシュ部材の一次遅れ作動時間の設定
幅を広くとることができる。
【0045】また、同時に、リーフ式のスプリングと違
ってコイルスプリングは、荷重−撓み特性を緩やかに設
定できるのでプッシュ部材の作動ストロークを大きとる
ことができ、したがって、当該プッシュ部材と減衰力発
生バルブとの間のクリアランス設定の自由度が広がり、
それによっても、当該プッシュ部材の一次遅れ作動時間
の設定幅を広くとることができる。
【0046】このように、振動周波数依存型油圧緩衝器
の周波数依存特性を調整する場合のチューニング要素が
種々あることから、周波数依存特性の調整を容易にかつ
正確に行うことができる。
【0047】さらに、附随的な効果として、プッシュ部
材に対して初期荷重を与えることにより、逆行程時での
プッシュ部材の初期状態への戻りを速やかに行うことも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による振動周波数依存型油圧緩衝器の
一実施例を示す一部切断正面図である。
【図2】図1の要部のみを取り出して示す拡大縦断正面
図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す要部の拡大縦断正
面図である。
【符号の説明】
1 振動周波数依存型油圧緩衝器 2 シリンダ 3 ピストン 4 ピストンロッド 5 ピストンナット 6 上部作動油室 7 下部作動油室 8伸側減衰力発生機構であるリーフバルブ 9 アウタシェル 10 リザーバ室 11 ベースバルブ 12 圧側減衰力発生機構であるリーフバルブ 13 ノンリターンバルブ 16 バルブシート部材 17 ディスク 18 プッシュ部材 19 チェックバルブ 20 コイルスプリング 21 制御オリフィス 23 一次遅れ圧力室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の作動油室から減衰力発生バルブを
    通して他方の作動油室或いはリザーバ室に通じる油路
    と、同じく一方の作動油室から制御オリフィスを通して
    一次遅れ圧力室に通じる油路と、一次遅れ圧力室内に加
    わる油圧の影響を受けて圧下動作するプッシュ部材とを
    備え、当該プッシュ部材により減衰発生バルブを押圧し
    て当該減衰力発生バルブの発生減衰力を振動周波数に依
    存して制御するようにした振動周波数依存型油圧緩衝器
    において、前記プッシュ部材のリターンスプリングを、
    当該プッシュ部材を一次遅れ圧力室側へと向って押圧す
    るコイルスプリングで形成したことを特徴とする振動周
    波数依存型油圧緩衝器。
JP35163492A 1992-12-08 1992-12-08 振動周波数依存型油圧緩衝器 Pending JPH06174000A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130020158A1 (en) * 2011-07-21 2013-01-24 Mando Corporation Valve structure of shock absorber
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