JP2015522141A - ショックアブソーバのためのデュアルレンジダンピングシステム - Google Patents

ショックアブソーバのためのデュアルレンジダンピングシステム Download PDF

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Abstract

ショックアブソーバは、分けられた複数の流路含むピストンアセンブリを備えている。各流路は、バルブアセンブリによって制御され、各流路は、他の2つの流路と並列である。1つの流路は、固いダンピング特性を発生させ得る。第2の流路は、ショックアブソーバの運動の周波数、ならびに、ショックアブソーバの運動またはストロークの量の何れかに依存して開かれる。第3の流路は、オン/オフ制御バルブを含んでおり、制御バルブが作動すると、柔らかなダンピング特性を発生させる。柔らかなダンピング特性は、流出調整絞り、またはパッシブバルブアセンブリによって発生され得る。

Description

発明の詳細な説明
〔分野〕
本開示は、自動車用のショックアブソーバに関する。より詳しくは、本開示は、デュアルレンジダンピングシステムを利用するショックアブソーバの中に組み込まれているバルブアセンブリに関する。
〔背景〕
本節における記載は、単に本開示に関する背景の情報を提供するにすぎず、先行技術を構成し得ない。
ショックアブソーバは、サスペンションシステムの動作中に起こる不要な振動を吸収するために、自動車用のサスペンションシステム、および他のサスペンションシステムと組み合わせて用いられる。これらの不要な振動を吸収するために、自動車用のショックアブソーバは、通常、車両のばね上 部分(車体)とばね下部分(サスペンション/シャーシ)との間に接続されている。
自動車のための最も一般的なタイプのショックアブソーバは、ダッシュポット型のショックアブソーバである。ダッシュポット型のショックアブソーバは、モノチューブデザインまたはデュアルチューブデザインのいずれかであり得る。モノチューブデザインにおいて、ピストンは、圧力チューブによって規定されている流体チャンバの内部に設置されており、ピストンロッドを介して車両のばね上部分に接続される。圧力チューブは、車両のばね下部分に接続される。ピストンは、圧力チューブの流体チャンバを、上部ワーキングチャンバと下部ワーキングチャンバとに分ける。ピストンは、圧縮ストロークの間に下部ワーキングチャンバから上部ワーキングチャンバへのダンピング流体の流量を制限する圧縮バルブ、およびリバウンドストローク又は伸長ストロークの間に上部ワーキングチャンバから下部ワーキングチャンバへのダンピング流体の流量を制限するリバウンドバルブを含む。圧縮バルブおよびリバウンドバルブがダンピング流体の流量を制限するための能力を有しているため、ショックアブソーバは、当該ショックアブソーバがなかったとするとばね下部分からばね上部分に伝達されたであろう振動の影響を弱める制動力を生み出すことが可能である。
デュアルチューブショックアブソーバにおいて、液だめは、圧力チューブと、圧力チューブの周囲に配置されているリザーバチューブとの間に規定されている。ベースバルブアセンブリは、ダンピング流体の流量を制御するために、下部ワーキングチャンバと液だめとの間に設置されている。ピストンの圧縮バルブは、ベースバルブアセンブリに移動され、ピストンにおいて、圧縮逆止バルブアセンブリ(a compression check valve assembly)と交換可能である。圧縮バルブに加えて、ベースバルブアセンブリは、リバウンド逆止バルブアセンブリ(a rebound check valve assembly)を含む。ベースバルブアセンブリの圧縮バルブは、圧縮ストロークの間に制動力を生み出し、ピストンのリバウンドバルブは、リバウンドストローク又は伸長ストロークの間に制動力を生み出す。圧縮およびリバウンド逆止バルブアセンブリはいずれも、一方向における流体の流れを可能にするが、逆方向における流体の流れを妨げ、これらのバルブは、それらが制動力も発生させるように設計され得る。
ショックアブソーバのためのバルブアセンブリは、ショックアブソーバのストロークの間に、2つのチャンバ間の流量を制御する機能を有している。2つのチャンバ間の流量を制御することによって、2つのチャンバの間に圧力低下が生じ、これは、ショックアブソーバの制動力に寄与する。バルブアセンブリは、制動力を調整するために用いられ、騒音、振動およびハーシュネスだけでなく乗り心地および操舵性を制御することができる。
〔概要〕
本節は、開示の全体的な概要を提供し、開示の全範囲、または開示の特徴の全ての包括的な開示ではない。
本開示は、デュアルレンジダンピングシステムを含むショックアブソーバに向けられている。デュアルレンジダンピングシステムは、流量に関する3つの並列な通路を有している;1つの通路は、パッシブダンピングバルブを含む;第2の通路は、ショックアブソーバの運動の周波数に依存するダンピング特性を有しているパッシブダンピングバルブを含む;第3の流路は、制御バルブを用いて上記第1および第2の流路と並列的に切り替え可能な流量調整絞りを含む。様々な別の実施形態において、ショックアブソーバの運動の周波数に依存しているダンピング特性を有しているパッシブダンピングバルブは、ストローク依存ダンピングバルブアセンブリと交換可能である。さらに、制御バルブを用いて第1および第2流路と並列的に切り替え可能な流量調整絞りは、同様に、第1および第2の流路と並列的に切り替え可能な柔らかなダンピング特性を有しているパッシブダンピングバルブと交換可能である。
さらなる適用の分野は、本明細書にて提供されている記載から明らかになる。記載および具体例が例証のみを目的としており、本開示の範囲を限定することを意図していないということを理解されるべきである。
〔図面〕
本明細書に記載されている図は、図示の目的のためのみであり、決して本開示の範囲を限定することを目的としていない。
図1は、本開示に係る2段階バルブを組み込んでいる典型的な自動車の略図である。
図2は、本開示に係るショックアブソーバの側断面図である。
図3は、本開示に係るピストンアセンブリの拡大された横断面図である。
図4Aは、図2に示されているショックアブソーバに関する調水バルブシステムの概略図である。
図4Bは、図2に示されているショックアブソーバにより達成される選択的ダンピングレンジを示しているグラフである。
図5は、本開示に係るベースバルブアセンブリの拡大された横断面図である。
図6は、本開示の他の実施形態に係るピストンアセンブリの拡大された横断面図である。
図7は、本開示の他の実施形態に係るピストンアセンブリの拡大された横断面図である。
〔詳細〕
以下の記載は、事実上、単なる例示に過ぎず、本開示、出願または利用を限定することを意図するものではない。
複数の図にわたって同様の部分または対応する部分が、同様の参照番号によって指定されている図を参照すると、図1には、本開示に係る固有のショックアブソーバを組み込んでいるサスペンションシステムを含む車両が示されており、当該車両は、参照番号10によって通常、指定されている。車両10は、リアサスペンション12、フロントサスペンション14、および車体16を含む。リアサスペンション12は、車両10の1対の後輪18を動作可能に支持するよう適合したリア車軸アセンブリであって、横方向に延伸するリア車軸アセンブリ(図示せず)を有している。リア車軸アセンブリは、1対のショックアブソーバ20、および1対の螺旋コイルスプリング22によって、動作可能に車体16に接続されている。同様に、フロントサスペンション14は、車両10の1対の前輪24を動作可能なように支持するためのフロント車軸アセンブリであって、横方向に延伸するフロント車軸アセンブリ(図示せず)を含む。フロント車軸アセンブリは、第2の1対のショックアブソーバ26によって、および1対の螺旋コイルスプリング28によって動作可能に車体16に接続されている。ショックアブソーバ20および26は、車両10のばね下部分(すなわち、それぞれ、フロントおよびリアサスペンション12および14)、およびばね上部分(すなわち、車体16)の相対運動を減衰させる役割を果たす。車両10は、フロントおよびリア車軸アセンブリを有している乗用車として描かれているが、ショックアブソーバ20および26は、他のタイプの車両に用いられてもよいし、独立フロントおよび/または独立リアサスペンションシステムを組み込んでいる自動車のような他のタイプの応用例において用いられてもよい。さらに、本明細書にて使用されている用語「ショックアブソーバ」は、一般的にダンパーを意味しているので、支柱(strut)を含み得る。
図2を参照すると、ショックアブソーバ20は、より詳細に示されている。図2はショックアブソーバ20のみを示しているが、ショックアブソーバ26も、ショックアブソーバ20に関して以下に記載されている固有のバルブアセンブリを含むということが理解されるべきである。ショックアブソーバ26は、車両10のばね上部分と、ばね下部分とに接続されるように適合されている態様において、ショックアブソーバ20と異なるのみである。ショックアブソーバ20は、圧力チューブ30、ピストンアセンブリ32、ピストンロッドアセンブリ34、リザーバチューブ36、およびベースバルブアセンブリ38を含む。
圧力チューブ30は、流体チャンバ42を規定する。ピストンアセンブリ32は、圧力チューブ30の内部に摺動可能に配置されており、流体チャンバ42を上部ワーキングチャンバ44と下部ワーキングチャンバ46とに分ける。シール48は、ピストンアセンブリ32と圧力チューブ30との間に配置されている。これにより、シール48は、ピストンアセンブリ32が、下部ワーキングチャンバ46から上部ワーキングチャンバ44を密封したり、過度の摩擦力を発生させたりすることなく、圧力チューブ30に対して摺動することを可能にする。ピストンロッドアセンブリ34は、ピストンアセンブリ32に取り付けられており、上部ワーキングチャンバ44、および圧力チューブ30の上端を閉じる上部エンドキャップ50を通じて延伸する。シーリングシステムは、上部エンドキャップ50とリザーバチューブ36とピストンロッドアセンブリ34との間の接合部を密封する。ピストンロッドアセンブリ34のピストンアセンブリ32とは反対側の端部は、車両10のばね上部分に固定されるように適合されている。ピストンアセンブリ32の内部のバルブ調整は、圧力チューブ30の内部でピストンアセンブリ32が動いている間、上部ワーキングチャンバ44と下部ワーキングチャンバ46との間の流体の運動を制御する。ピストンロッドアセンブリ34は、上部ワーキングチャンバ44を通じてのみ延伸し、下部ワーキングチャンバ46を通じて延伸しないため、圧力チューブ30に対するピストンアセンブリ32の運きは、上部ワーキングチャンバ44において排出されている流体の量と、下部ワーキングチャンバ46において排出されている流体の量とに違いを生じさせる。排出されている流体の量の違いは、「ロッド体積」として知られており、流体はベースバルブアセンブリ38を通じて流れる。
リザーバチューブ36は、チューブ30と36との間に設置されている液だめチャンバ52を規定するように、圧力チューブ30を囲んでいる。リザーバチューブ36の下端は、車両10のばね下部分に接続されるように適合されているエンドキャップ54によって閉じられている。リザーバチューブ36の上端は、上部エンドキャップ50に取り付けられている。ベースバルブアセンブリ38は、チャンバ46と52との間の流体の流量を制御するために、下部ワーキングチャンバ46とリザーバチャンバ52との間に配置されている。ショックアブソーバ20の長さが伸びると、「ロッド体積」の概念のため、更なる量の流体が下部ワーキングチャンバ46において必要とされる。従って、流体は、以下に詳述されるように、ベースバルブアセンブリ38を通じて、リザーバチャンバ52から下部ワーキングチャンバ46に流れる。ショックアブソーバ20の長さが縮まると、「ロッド体積」の概念のため、余分な流体は、下部ワーキングチャンバ46から除去されなければならない。したがって、以下に詳述されるように、流体は、ベースバルブアセンブリ38を通じて、下部ワーキングチャンバ46からリザーバチャンバ52に流れる。
図3を参照すると、ピストンアセンブリ32は、ファームダンピングバルブアセンブリ60、制御バルブアセンブリ62、流出調整絞り64および周波数依存ダンピングバルブアセンブリ66を含む。ピストンアセンブリ32が周波数依存ダンピングバルブアセンブリ66を有していることが示されているが、周波数依存ダンピングバルブアセンブリ66は、ストローク依存バルブアセンブリ68(図7および以下の議論を参照)と交換可能である。さらに、ピストンアセンブリ32が流出調整絞り64を有していることが示されているが、流出調整絞り64は、柔らかなダンピング特性を有しているパッシブダンピングバルブアセンブリ70と交換可能である(図6および以下の議論を参照)。制御バルブアセンブリ62は、オン/オフバルブアセンブリであってもよいし、制御バルブアセンブリ62は、可変流をもたらす可変バルブアセンブリであってもよい。
ピストンアセンブリ32は、デュアルチューブショックアブソーバであるショックアブソーバ20と組み合わせて図示されている。ピストンアセンブリ32を、単一のまたはモノチューブショックアブソーバとともに活用することは、本開示の適用の範囲内である。ピストンアセンブリ32は、図4Aに概略的に示されているように、上部ワーキングチャンバ44を下部ワーキングチャンバ46に接続する、3つの並列な流路を提供する。第1の流路72(「a」がマーキングされている)は、固いダンピング特性を有するパッシブダンピングバルブアセンブリであるファームダンピングバルブアセンブリ60を通じて進む。第2の流路74(「b」がマーキングされている)は、周波数依存ダンピングバルブアセンブリ66を通じて進む。第2の流路74は、第1の流路72と並列であり、周波数依存ダンピングバルブアセンブリ66は、ショックアブソーバ20の運動の周波数に依存するダンピング特性を有するパッシブダンピングバルブアセンブリである。上述のように、第2の流路74は、図7に示されているストローク依存バルブアセンブリ68を含んでもよい。第3の流路76(「c」がマーキングされている)は、制御バルブアセンブリ62および流出調整絞り64を通じて進む。第3の流路76は、第1の流路72および第2の流路74と並列である。上述のように、流出調整絞り64は、図6に示され以下に説明されるパッシブダンピングバルブアセンブリ70と交換可能である。パッシブダンピングバルブアセンブリ70は、柔らかなダンピング特性を有している。図4Bは、選択可能なダンピングレンジを図式的に示している。選択可能なダンピングレンジは、2つのダンピング特性を有するショックアブソーバ20を用いることにより達成可能であり、該2つのダンピング特性は、その両方が、ショックアブソーバ20の運動の周波数(または振幅)に単独で依存する。
第1の流路72は、第3の流路76が閉じられると、固いダンピング特性を発生させる。第2の流路74は、常に、バイパス流路を提供している。周波数依存ダンピングバルブアセンブリ66が利用されていると、ショックアブソーバ20の運動の周波数に依存して当該バイパス流路が開かれ、ストローク依存バルブアセンブリ68が利用されていると、ショックアブソーバ20のストロークに依存して、当該バイパス流路が開かれる。制御バルブアセンブリ62を用いて第3の流路76を開くことにより、柔らかなダンピング特性が発生され得る。また、第3の流路76が開かれると、第2の流路74は、周波数依存バイパス流路、またはストローク依存バイパス流路を提供したままであり得る。スリーブ78は、制御バルブアセンブリ62、流出調整絞り64、および周波数依存ダンピングバルブアセンブリ66を、ファームダンピングバルブアセンブリ60に取り付ける。
再び図3を参照すると、ファームダンピングバルブアセンブリ60は、ピストン本体80、リバウンドバルブアセンブリ82、および圧縮バルブアセンブリ84を備えている。ピストン本体80は、制御バルブアセンブリ62と、周波数依存ダンピングバルブアセンブリ66との間に取り付けられている。ピストンロッドアセンブリ34は、主要ピストンロッド86および中間ピストンロッド88を備えている。
ピストン本体80は、複数のリバウンド通路90と、複数の圧縮通路92とを規定する。シール48は、ピストンアセンブリ32と圧力チューブ30との間にシーリング関係(sealing relationship)を提供するために、ピストン本体80の周囲、およびスリーブ78の周囲に延伸する。
リバウンドバルブアセンブリ82は、バルブディスク96、接合部(interface)98、1以上の接合ディスク100、および保持部102を備えている。バルブディスク96は、ピストン本体80を直接係合し、複数のリバウンド通路90を閉じる。接合部98は、バルブディスクの96のピストン本体80とは反対側と直接係合する。1以上の接合ディスク100は、接合部98を直接係合し、1以上の接合ディスク100は、偏荷重を生み出す。この偏荷重が、接合部98をバルブディスク96に向かって押し出し(urge)、バルブディスク96をピストン本体80との係合部分に押し出す。保持部102は、中間ピストンロッド88の軸方向に沿って移動され、1以上の接合ディスク100により生み出された負荷を調節する。特定の負荷が生み出されると、保持部102は、当該特定の負荷が生み出されるように中間ピストンロッド88に固定される。リバウンドストロークの間、上部ワーキングチャンバ44における流体圧力、および複数のリバウンド通路90の内部の流体圧力が上昇し、流体は、第1の流路72を通じて流れる。流体は、上部ワーキングチャンバ44からスリーブ78を通じて流れ、最終的には、1以上の接合ディスク100により生み出された負荷に打ち勝つ。圧力が上昇すると、バルブディスク96の全体および接合部98の全体は、中間ピストンロッド88の軸方向に移動し、複数のリバウンド通路90を開く。
圧縮バルブアセンブリ84は、バルブディスク96、接合部98、1以上の接合ディスク100、および保持部102を備えている。バルブディスク96は、ピストン本体80を直接係合し、複数の圧縮通路92を閉じる。接合部98は、バルブディスク96のピストン本体80とは反対側と直接係合する。1以上の接合ディスク100は、接合部98を直接係合し、1以上の接合ディスク100は、偏荷重を生み出す。この偏荷重が、接合部98をバルブディスク96に向かって押し出し(urge)、バルブディスク96をピストン本体80との係合部分に押し出す。保持部102は、中間ピストンロッド88の軸方向に沿って移動され、1以上の接合ディスク100により生み出された負荷を調節する。特定の負荷が生み出されると、保持部102は、当該特定の負荷が生み出されるように中間ピストンロッド88に固定される。圧縮ストロークの間、下部ワーキングチャンバ46における流体圧力、および複数の圧縮通路92の内部の流体圧力が上昇し、流体は、第1の流路72を通じて流れる。流体は、下部ワーキングチャンバ46からスリーブ78を通じて流れ、最終的には、1以上の接合ディスク100により生み出された負荷に打ち勝つ。圧力が上昇すると、バルブディスク96の全体および接合部98の全体は、中間ピストンロッド88の軸方向に移動し、複数の圧縮通路92を開く。
制御バルブアセンブリ62は、ハウジング130、コイル132、接極子またはマグネット134、ガイドリング136、およびスライダ138を備えている。ハウジング130は、ねじ接続、溶接、またはこの技術分野において知られた他の手段により、ピストンロッドアセンブリ34に取り付けられている。コイル132は、ハウジング130の内部に設けられており、コイル132は、接極子またはマグネット134を囲んでいる。活性化されると、コイル132は、接極子またはマグネット134を磁化させ、ガイドリング136の内部を軸方向に移動するスライダ138を引き付ける。
コイルスプリング140は、スライダ138に対し、コイル132から離れる方向に力を加える。コイル132に電力が供給されていなく、かつ、スライダ138に対してコイル132から離れるように力が加わっている時、制御バルブアセンブリ62は、流出調整絞り64を通じて流体が流れないようにする。コイル132に電力が供給されているとき、接極子またはマグネット134は、磁化するとともに、スライダ138をコイル132に向かって移動させ、以下に説明するように、流出調整絞り64を開く。ガイドリング136は、スライダ138がガイドリング136の軸方向に移動することを可能にし、ガイドリング136は、止め具142を規定する。当該止め具142は、コイル132から離れる方向へのスライダ138の移動を制限する。ガイドリング136は、複数の開口部144を規定する。複数の開口部144は、制御バルブアセンブリ62が活性化されていると、流体が流出調整絞り64へ流れることを可能にする。
流出調整絞り64は、接合プレート150および流出調整ディスク152を備えている。接合プレート150は、制御バルブアセンブリ62のスライダ138に接合するバルブシート154を規定し、流出調整ディスク152へ流体が流れるのを妨げたり、可能にしたりする。制御バルブアセンブリ62のコイル132が活性化されていない時は、コイルスプリング140は、スライダ138に対し、流出調整ディスク152への流体の流れを妨げる止め具142の方へと力を加える。制御バルブアセンブリ62を活性化させるために、コイル132に電力が供給されている時は、接極子またはマグネット134は、スライダ138をバルブシート154から離れるように移動させ、流出調整ディスク152に流体が流れるのを可能にする。接合プレート150は、複数の動径方向の開口部156、および、当該複数の動径方向の開口部156から離れた複数の軸方向の開口部158を規定する。接合プレート150は、また、バルブシート154から延伸する中央チューブ160を規定し、周波数依存ダンピングバルブアセンブリ66を封止係合する。第2の流路74は、上部ワーキングチャンバ44から、スリーブ78、複数の動径方向の開口部156、および中央チューブ160により規定される流体通路162を通じて延伸し、周波数依存ダンピングバルブアセンブリ66に到達する。第3の流路76は、上部ワーキングチャンバ44から、スリーブ78、複数の軸方向の開口部158、中間ピストンロッド88と中央チューブ160との間に規定される流体通路164を通じて延伸し、流出調整ディスク152に到達する。中間ピストンロッド88は、接合プレート150と、中央チューブ160にほぼ同軸な周波数依存ダンピングバルブアセンブリ66との間で延伸している。流出調整ディスク152は、中間ピストンロッド88と、周波数依存ダンピングバルブアセンブリ66との間に配置されている。
リバウンドストロークの間、上部ワーキングチャンバ44内の流体は、加圧され、流体は、上部ワーキングチャンバ44から始まる第3の流路76、スリーブ78を通じて流れる。そして、流体は、制御バルブアセンブリ62が活性化されている場合にはスライダ138とバルブシート154との間を流れる。さらに、流体は、複数の軸方向の開口部158、流体通路164、流出調整ディスク152、およびスリーブ78を通じて、下部ワーキングチャンバ46に流れる。圧縮ストロークの間、下部ワーキングチャンバ46内の流体は、加圧され、流体は、下部ワーキングチャンバ46から始まる第3の流路76、流出調整ディスク152、流体通路164、軸方向の開口部158を通じて流れる。そして、流体は、制御バルブアセンブリが活性化されている場合には、スライダ138とバルブシート154との間を流れる。さらに、流体は、スリーブ78を通じて上部ワーキングチャンバ44に流れる。
周波数依存ダンピングバルブアセンブリ66は、ハウジング170、バルブ本体172、1以上のバルブディスク174、ダイヤフラム176、および保持部178を備えている。ハウジング170は、流体チャンバ180を規定する。バルブ本体172およびダイヤフラム176は、流体チャンバ180を、上部チャンバ182と下部チャンバ184とに分ける。ハウジング170内の通路186は、上部チャンバ182を、スリーブ78を通じて下部ワーキングチャンバ46に接続する。バルブ本体172は、流体チャンバ180の内部に配置される。バルブ本体172は、流体通路162を下部チャンバ184に接続する通路188を規定する。1以上のバルブディスク174は、バルブ本体172と、ハウジング170によって規定されるバルブシート190との間に延伸する。保持部178は、ハウジング170に取り付けられ、下部チャンバ184を閉じる。通路192は、下部チャンバ184と下部ワーキングチャンバ46との間を延伸する。
リバウンドストロークの間、流体通路162からの流体は、周波数依存ダンピングバルブアセンブリ66に流入する。流体の大部分は、1以上のバルブディスク174をたわませ、バルブシート190から外し、流体を通路186およびスリーブ78を通じて上部チャンバ182および下部ワーキングチャンバ46へと流れさせる。通路192が流体抵抗を有しているため、流体圧力は下部チャンバ184において上昇する。下部チャンバ184における流体圧力の上昇は、バルブ本体172を、ハウジング170によって規定されるバルブシート190に向かって移動させる。バルブ本体172においてダイヤフラム176より下部の領域は、1以上のバルブディスク174上の領域、およびバルブ本体172の上面の領域よりも大きいので、バルブ本体172は、バルブシート190に向かって移動する。バルブ本体172がバルブシート190に向かって上方に移動すると、上部チャンバ182へと移動する流体が少なくなる結果として、1以上のバルブディスク174とバルブシート190との間の流体の流れが絞られ(throttled)、ダンピング負荷が発生する。
下部チャンバ184を満たすには時間がかかるため、1以上のバルブディスク174の絞り動作(throttling)は、時間に依存する。この閉じる動きは、圧力にも依存する。流体通路162からの流体の流れが高いほど、早く閉じる。しかしながら、時間特性は、より重要である。ダイヤフラム176がバルブ本体172の外縁に近接したバルブ本体172から離れているため、バルブ本体172が上方へ移動すると、ダイヤフラム176との接触面は、より小さくなる。結果として、下部チャンバ184内の流体圧力が相互に作用するバルブ本体172の有効表面積が減少する。構成要素の寸法(sizing)は、「下部チャンバの圧力が上昇すると、バルブシート190および1以上のバルブディスク174において緩やかな閉鎖効果が得られるように下部チャンバにおける圧力が作用する有効表面積が減少する」ような寸法である。下部チャンバ184が最少体積である時(バルブ本体172が最下部に位置している時)には、1以上のバルブディスク174の負荷が最少であるために柔らかなダンピング負荷が発生し得る。バルブ本体172が上方へ移動すると、1以上のバルブディスク174における負荷が上昇し、発生したダンピング負荷が、柔らかなダンピング負荷から固いダンピング負荷へと上昇する。柔らかなダンピング負荷から固いダンピング負荷への長期間にわたる変化は、比例的または対数的な変化になるように制御されてもよい。ダンピングの周波数依存特性は、この構成により達成される。
図5を参照すると、ベースバルブアセンブリ38は、バルブ本体202、圧縮バルブアセンブリ204、およびリバウンドバルブアセンブリ206を備えている。圧縮バルブアセンブリ204およびリバウンドバルブアセンブリ206は、ボルト208およびナット210、またはリベットを用いて、バルブ本体202に取り付けられている。バルブ本体202は、複数の圧縮通路212、および複数のリバウンド通路214を規定する。
圧縮バルブアセンブリ204は、1以上のバルブディスク216を備えており、当該1以上のバルブディスク216には、ナット210と1以上のバルブディスク216との間に設けられたバネ218による、バルブ本体202の方への力が加わっている。圧縮ストロークの間、下部ワーキングチャンバ46内の流体は加圧され、圧縮通路212内部の流体圧力は、バネ218により発生された負荷に打ち勝つこと、および1以上のバルブディスク216をバルブ本体202に対して移動させることにより、最終的に圧縮バルブアセンブリ204を開く。圧縮バルブアセンブリ204は、下部ワーキングチャンバ46からリザーバチャンバ52へと流体が流れるように開かれる。
リバウンドバルブアセンブリ206は、支持ワッシャー220、バルブディスク222、およびバネ224を備えている。バルブディスク222は、バルブ本体202に接しており、リバウンド通路214を閉じる。バネ224は、バルブディスク222と支持ワッシャー220との間に直接配置されており、支持ワッシャー220は、バルブ本体202とボルト208との間に直接配置されている。リバウンドストロークの間、下部ワーキングチャンバ46内の流体の圧力が減少し、これにより、リザーバチャンバ52内の流体圧力が、バルブディスク222に対して相互に作用する。バルブディスク222に対する流体圧力がバネ224の偏荷重に打ち勝つと、バルブディスク222は、リバウンド通路214を開くためにバルブ本体202から離れ、リザーバチャンバ52から下部ワーキングチャンバ46へと流体が流れるようにする。典型的に、バルブディスク222に作用する小さい流体圧力は、バルブディスク222をたわませ、リバウンドバルブアセンブリ206は、リザーバチャンバ52と下部ワーキングチャンバ46との間の逆止バルブとして作用し、ダンピング負荷を発生させないか、またはダンピング負荷を部分的に発生させる。
図6を参照すると、本開示の他の実施形態に係るピストンアセンブリ232が示されている。上述のように、流出調整絞り64は、パッシブダンピングバルブアセンブリ70と交換可能である。ピストンアセンブリ232は、ファームダンピングバルブアセンブリ60、制御バルブアセンブリ62、パッシブダンピングバルブアセンブリ70、および周波数依存ダンピングバルブアセンブリ66を備えている。ファームダンピングバルブアセンブリ60、制御バルブアセンブリ62、および周波数依存ダンピングバルブアセンブリ66については、上述の通りである。
パッシブダンピングバルブアセンブリ70は、パッシブダンピングバルブアセンブリが柔らかなダンピング特性を提供する一方、ファームダンピングアセンブリが固いダンピング特性を提供する点を除いて、ファームダンピングバルブアセンブリ60と類似している。
パッシブダンピングバルブアセンブリ70は、ピストン本体280、リバウンドバルブアセンブリ282、および圧縮バルブアセンブリ284を備えている。ピストン本体280は、制御バルブアセンブリ62とファームダンピングバルブアセンブリ60との間に取り付けられている。ピストンロッドアセンブリ34は、主要ピストンロッド86、および中間ピストンロッドアセンブリ288を備えている。
ピストン本体280は、複数のリバウンド通路290、および複数の圧縮通路292を規定する。
リバウンドバルブアセンブリ282は、バルブディスク296、接合部298、1以上の接合ディスク300、および保持部302を備えている。バルブディスク296は、ピストン本体280を直接係合し、複数のリバウンド通路290を閉じる。接合部298は、バルブディスク296のピストン本体280とは反対側と直接係合する。1以上の接合ディスク300は、接合部298を直接係合し、1以上の接合ディスク300は、偏荷重を生み出す。この偏荷重は、接合部298をバルブディスク296に向かって押し出し、バルブディスク296をピストン本体280との係合部分に押し出す。保持部302は、中間ピストンロッドアセンブリ288の軸方向に沿って移動され、1以上の接合ディスク300によって生み出された負荷を調節する。特定の負荷が生み出されると、保持部302は、当該特定の負荷が生み出されるように、中間ピストンロッドアセンブリ288に固定される。リバウンドストロークの間、上部ワーキングチャンバ44内の流体圧力、および複数のリバウンド通路290の内部の流体圧力が上昇し、流体は、制御バルブアセンブリ62が開かれている場合には第3の流路76を通じて流れる。流体は、上部ワーキングチャンバ44からスリーブ78を通じて流れ、最終的に、1以上の接合ディスク300により生み出された負荷に打ち勝つ。圧力が上昇すると、バルブディスク296の全体および接合部298の全体は、中間ピストンロッドアセンブリ288の軸方向に移動し、制御バルブアセンブリ62が開かれている場合のみ複数のリバウンド通路290を開く。制御バルブアセンブリ62が閉じられている場合、パッシブダンピングバルブアセンブリ70を通る流体の流れは、妨げられ得る。
圧縮バルブアセンブリ284は、バルブディスク296、接合部298、1以上の接合ディスク300、および保持部302を備えている。バルブディスク296は、ピストン本体280を直接係合し、複数の圧縮通路292を閉じる。接合部298は、バルブディスク296のピストン本体280とは反対側と直接係合する。1以上の接合ディスク300は、接合部298を直接係合し、1以上の接合ディスク300は、偏荷重を生み出す。この偏荷重が、接合部298をバルブディスクに向かって押し出し、バルブディスク296をピストン本体280との係合部分に押し出す。保持部302は、中間ピストンロッドアセンブリ288の軸方向に移動され、1以上の接合ディスク300により生み出された負荷を調節する。特定の負荷が生み出されると、保持部302は、当該特定の負荷が生み出されるように中間ピストンロッドアセンブリ288に固定される。圧縮ストロークの間、下部ワーキングチャンバ46における流体圧力、および複数の圧縮通路292の内部における流体圧力が上昇し、流体は、制御バルブアセンブリ62が開かれた時に、第3の流路76を通じて流れる。流体は、下部ワーキングチャンバ46からスリーブ78、流体通路164を通じて流れ、最終的に、1以上の接合ディスク300により生み出された負荷に打ち勝つ。圧力が上昇すると、バルブディスク296の全体および接合部298の全体は、中間ピストンロッドアセンブリ288の軸方向に移動し、制御バルブアセンブリ62が開かれている場合のみ複数の圧縮通路292を開く。制御バルブアセンブリ62が閉じられている場合、パッシブダンピングバルブアセンブリ70を通る流体の流れは、妨げられ得る。
中間ピストンロッドアセンブリ288は、第1のスリーブ310、第2のスリーブ312、第3のスリーブ314、および第4のスリーブ316を備えている。第1のスリーブ310は、保持部302を通じて延伸しており、スライダ138は、保持部302および第1のスリーブ310により規定されるバルブシート154を直接係合する。第1のスリーブ310は、流体通路164の第1の部分を規定する。第2のスリーブ312は、第1のスリーブ310と接合プレート150との間に配置されている。第2のスリーブ312は、流体通路164の第2の部分を規定する。接合プレート150は、上述したものと同様であるが、本実施形態では、接合プレート150は、上述のように、第2のスリーブ312と周波数依存ダンピングバルブアセンブリ66との間を延伸する。
第3のスリーブ314は、接合プレート150の中央チューブ160とほぼ同軸な接合プレート150から延伸している。第3のスリーブ314は、流体通路164の第3の部分を規定する。第4のスリーブ316は、第3のスリーブ314から、周波数依存ダンピングバルブアセンブリ66のハウジング170に延伸する。第4のスリーブ316は、流体通路164の第4の部分を規定し、さらに、第4のスリーブ316とハウジング170との間に延伸する流体通路320を規定する。これにより、流体通路164から、スリーブ78を通じて下部ワーキングチャンバ46へと流体が流れるようになる。
ピストンアセンブリ232の動作および機能は、ピストンアセンブリ32について上述したものと同様である。
図7を参照すると、本開示の別の実施形態に係るピストンアセンブリ432が示されている。上述のように、周波数依存ダンピングバルブアセンブリ66は、ストローク依存バルブアセンブリ68と交換可能である。ピストンアセンブリ432は、ファームダンピングバルブアセンブリ60、制御バルブアセンブリ62、流出調整絞り64、およびストローク依存バルブアセンブリ68を備えている。ファームダンピングバルブアセンブリ60、制御バルブアセンブリ62、および流出調整絞り64は、上述の通りである。
ストローク依存バルブアセンブリ68は、ハウジング496および摺動ピストン498を備えている。流体通路162は、流体通路162を通る流体の流量を制御する絞り506を含んでいる。ハウジング496は、カップ遮光ハウジング(cup shaded housing)であり、ねじ切り、溶接、またはこの技術分野において知られた他の手段により、中央チューブ160上に設けられている。摺動ピストン498は、チャンバ504を規定するように、ハウジング496の内部に摺動可能に設けられている。シール508は、ピストン498とハウジング496との間に配置されており、下部ワーキングチャンバ46からチャンバ504を密封したり、過度の摩擦力を発生させたりすることなく、ハウジング496に対するピストン498の摺動を可能にする。第1のゴムリング510は、ピストン498とハウジング496との間に配置されている。第2のゴムリング512は、ピストン498と保持リング514との間に配置されている。保持リング514は、ゴムリング512に相互作用点(reaction point)を提供する一方で、ピストン498のアセンブリを維持する。ゴムリング510および512は、ピストン498の運動を制限し、本明細書にて後述されるように、柔らかなダンピングと固いダンピングとの間の滑らかな変化をもたらす。
圧縮ストロークの間、下部ワーキングチャンバ46の内部の流体圧力は、チャンバ504の内部の流体を圧縮するピストン498の底部に対して相互に作用し、流体をチャンバ504から流体通路162を通じて上部ワーキングチャンバ44へと流れさせる。流体の流量は、下部ワーキングチャンバ46およびチャンバ504の内部において生じる圧力の量、リング510および512間のピストン498の自由運動の量、およびリング510の圧縮によって生み出されるばね比率によって決定される。圧縮ストロークの量または比率が上昇すると、流体通路162を通る流体の流れは、次第に減少し、初めの柔らかなダンピング状態から、固いダンピング状態への滑らかな変化をもたらす。リング510の圧縮は、そのような滑らかな変化をもたらす。
リバウンドストロークの間、上部ワーキングチャンバ44の内部の流体圧力は、流体通路162を通じてチャンバ504に流れ込み、チャンバ504の内部の流体を圧縮するピストン498の上面に対して相互作用する。流体の流量は、上部ワーキングチャンバ44およびチャンバ504の内部において生じる圧力の量、リング510と512との間のピストン498の自由運動の量、およびリング512の圧縮によって生み出されるばね比率によって決定される。伸長の量または比率が上昇すると、流体通路162を通る流体の流れは、次第に減少し、初めの柔らかなダンピング状態から固いダンピング状態への滑らかな変化をもたらす。リング512の圧縮は、そのような滑らかな変化をもたらす。
上述の各実施形態において、制御バルブアセンブリ62は、流体が流れるようにするために開かれるノーマルクローズ型のバルブアセンブリとして記述されている。制御バルブアセンブリを、電力を受けていない状態において流体が流れるようにするノーマリーオープン型のバルブアセンブリであって、コイル132を活性化するための電力を受けると、流体の流れを制限するために、近接しているバルブアセンブリ20を制御するバルブアセンブリとすることは、本開示の適用の範囲内である。
各実施形態の前述の記載は、図解および説明の目的のために提供されている。前述の記載は、全てを網羅することや本発明を限定することを意図していない。特定の実施形態の個々の要素または特徴は、通常、その特定の実施形態に限定されるものではないが、たとえ具体的に示されていないか、記載されていないとしても、適用可能である場合には交換可能であり、選択された実施形態において用いることができる。多様な手法において同様のものが変更されてもよい。そのような変更は、本発明からの逸脱と見做されるべきではなく、そのような全ての変更は本発明の適用範囲に含まれる。
本開示に係る2段階バルブを組み込んでいる典型的な自動車の略図である。 本開示に係るショックアブソーバの側断面図である。 本開示に係るピストンアセンブリの拡大された横断面図である。 図2に示されているショックアブソーバに関する調水バルブシステムの概略図である。 図2に示されているショックアブソーバにより達成される選択的ダンピングレンジを示しているグラフである。 本開示に係るベースバルブアセンブリの拡大された横断面図である。 本開示の他の実施形態に係るピストンアセンブリの拡大された横断面図である。 本開示の他の実施形態に係るピストンアセンブリの拡大された横断面図である。

Claims (21)

  1. 流体チャンバを形成する圧力チューブと、
    上記ワーキングチャンバの内部に摺動可能に配置されたピストンアセンブリであって、上記流体チャンバを、上部ワーキングチャンバと下部ワーキングチャンバとに分けるピストンアセンブリと、を備え、
    上記ピストンアセンブリは、
    上記上部ワーキングチャンバと上記下部ワーキングチャンバとの間の流量を制御する第1のバルブアセンブリと、
    上記上部ワーキングチャンバと上記下部ワーキングチャンバとの間の流量を制御する第2のバルブアセンブリであって、上記第1のバルブアセンブリに並列な第2のバルブアセンブリと、
    上記上部ワーキングチャンバと上記下部ワーキングチャンバとの間の流量を制御する第3のバルブアセンブリであって、上記第1のバルブアセンブリ、および上記第2のバルブアセンブリの両方に並列な第3のバルブアセンブリと、を備えている、
    ことを特徴とするショックアブソーバ。
  2. 上記第1のバルブアセンブリは、上記ショックアブソーバに関する第1のダンピング特性を発生させる第1のパッシブダンピングバルブアセンブリである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のショックアブソーバ。
  3. 上記第1のパッシブダンピングバルブアセンブリは、少なくとも1つの第1の流体通路を規定する第1のピストン本体と、当該少なくとも1つの第1の流体通路を閉じるために、上記第1のピストン本体に直接流体接触している第1のバルブディスクとを含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載のショックアブソーバ。
  4. 上記第2のバルブアセンブリは、上記圧力チューブにおける上記ピストンアセンブリの運動の周波数に基づく周波数依存ダンピング特性を発生させる第2のパッシブダンピングバルブアセンブリである、
    ことを特徴とする請求項2に記載のショックアブソーバ。
  5. 上記第3のバルブアセンブリは、第2のダンピング特性を発生させるアクティブ流量調整絞りであり、
    上記第2のダンピング特性は上記第1のダンピング特性よりも滑らかであることを特徴とする請求項4に記載のショックアブソーバ。
  6. 上記第3のバルブアセンブリは、第2のダンピング特性を発生させるアクティブダンピングバルブアセンブリであり、
    上記第2のダンピング特性は上記第1のダンピング特性よりも滑らかである、
    ことを特徴とする請求項4に記載のショックアブソーバ。
  7. 上記第2のパッシブダンピングバルブアセンブリは、少なくとも1つの第2の流体通路を規定する第2のピストン本体と、当該少なくとも1つの第2の流体通路を閉じるために、上記第2のピストン本体に直接流体接触している第2のバルブディスクとを含む、
    ことを特徴とする請求項6に記載のショックアブソーバ。
  8. 上記第2のバルブアセンブリは、上記圧力チューブにおける上記ピストンアセンブリの運動の量に基づくストローク依存ダンピング特性を発生させるパッシブダンピングバルブアセンブリである、
    ことを特徴とする請求項2に記載のショックアブソーバ。
  9. 上記第3のバルブアセンブリは、第2のダンピング特性を発生させるアクティブ流量調整絞りであり、
    上記第2のダンピング特性は上記第1のダンピング特性よりも滑らかである、
    ことを特徴とする請求項8に記載のショックアブソーバ。
  10. 上記第3のバルブアセンブリは、第2のダンピング特性を発生させるアクティブダンピングバルブアセンブリであり、
    上記第2のダンピング特性は上記第1のダンピング特性よりも滑らかである、
    ことを特徴とする請求項8に記載のショックアブソーバ。
  11. 上記第2のパッシブダンピングバルブアセンブリは、少なくとも1つの第2の流体通路を規定する第2のピストン本体と、当該少なくとも1つの第2の流体通路を閉じるために、上記第2のピストン本体に直接流体接触している第2のバルブディスクとを含む、
    ことを特徴とする請求項10に記載のショックアブソーバ。
  12. 上記第2のバルブアセンブリは、上記圧力チューブにおける上記ピストンアセンブリの運動の周波数に基づく周波数依存ダンピング特性を発生させるパッシブダンピングバルブアセンブリである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のショックアブソーバ。
  13. 上記第3のバルブアセンブリは、第2のダンピング特性を発生させるアクティブ流量調整絞りであり、
    上記第2のダンピング特性は上記第1のダンピング特性よりも滑らかである、
    ことを特徴とする請求項12に記載のショックアブソーバ。
  14. 上記第3のバルブアセンブリは、第2のダンピング特性を発生させるアクティブダンピングバルブアセンブリであり、
    上記第2のダンピング特性は上記第1のダンピング特性よりも滑らかである、
    ことを特徴とする請求項12に記載のショックアブソーバ。
  15. 上記第2のパッシブダンピングバルブアセンブリは、少なくとも1つの第2の流体通路を規定する第2のピストン本体と、当該少なくとも1つの第2の流体通路を閉じるために、上記第2のピストン本体に直接流体接触している第2のバルブディスクとを含む、
    ことを特徴とする請求項14に記載のショックアブソーバ。
  16. 上記第2のバルブアセンブリは、上記圧力チューブにおける上記ピストンアセンブリの運動の量に基づくストローク依存ダンピング特性を発生させるパッシブダンピングバルブアセンブリである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のショックアブソーバ。
  17. 上記第3のバルブアセンブリは、第2のダンピング特性を発生させるアクティブ流量調整絞りであり、
    上記第2のダンピング特性は上記第1のダンピング特性よりも滑らかである、
    ことを特徴とする請求項16に記載のショックアブソーバ。
  18. 上記第3のバルブアセンブリは、第2のダンピング特性を発生させるアクティブダンピングバルブアセンブリであり、
    上記第2のダンピング特性は上記第1のダンピング特性よりも滑らかである、
    ことを特徴とする請求項16に記載のショックアブソーバ。
  19. 上記第2のパッシブダンピングバルブアセンブリは、少なくとも1つの第2の流体通路を規定する第2のピストン本体と、当該少なくとも1つの第2の流体通路を閉じるために、上記第2のピストン本体に直接流体接触している第2のバルブディスクとを含む、
    ことを特徴とする請求項18に記載のショックアブソーバ。
  20. 上記第3のバルブアセンブリは、柔らかなダンピング特性を発生させるアクティブ流量調整絞りである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のショックアブソーバ。
  21. 上記第3のバルブアセンブリは、柔らかなダンピング特性を発生させるアクティブダンピングバルブアセンブリである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のショックアブソーバ。
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