JP5679057B2 - ホットプレス装置 - Google Patents
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Description
本発明は、加熱されたワークに対して、プレス加工を行うと同時に冷却を行うホットプレス装置に関する。
従来、オーステナイト組織が現れる温度以上まで加熱された鋼板等のワークに対して、上型及び下型(金型)によってプレス加工を行うと同時に、金型とワークとの接触による冷却を利用した焼入れ処理を施すホットプレス装置が広く知られている。
ホットプレス装置においては、冷却水が流動する水路を金型の内部に形成することで金型を冷却し、焼入れの際にワークを良好に冷却させる技術が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、プレス加工によるワークの板厚の増減、金型の作製時における成形面の精度誤差、及びプレス加工時における金型の撓み等の影響により、焼入れの際にワークと金型との間にクリアランスが生じる。これに伴い、焼入れの際にワークの表面と金型の成形面との接触面積が減少し、ワークの一部分において充分な冷却速度を担保できず、ワークの硬度が部分的に所望の値よりも小さくなるという問題が生じる。
本発明は、ワークを充分な冷却速度で焼入れ可能なホットプレス装置を提供することを課題とする。
本発明のホットプレス装置は、互いの成形面が対向するように設けられた下型及び上型を具備し、加熱されたワークを前記下型及び前記上型によって挟み込んでプレス加工を行うと同時に、前記ワークの表面に前記下型の成形面及び前記上型の成形面を接触させた状態で保持することで前記ワークを冷却するホットプレス装置であって、前記下型における、前記上型の加工点に対向する部分、及び/又は前記上型における、前記下型の加工点に対向する部分には、成形面から内部に向けて窪むように空隙部が形成され、前記空隙部が形成された前記下型及び/又は前記上型と前記ワークとの間に、前記ワークを冷却するための冷却水を供給する冷却水供給手段を具備する。
本発明のホットプレス装置において、前記空隙部が形成された、前記下型及び/又は前記上型の内部には、前記冷却水が前記ワークに接触することによって発生する水蒸気が流動する排出路が形成され、前記排出路は、前記下型及び/又は前記上型における成形面以外の面から前記下型及び/又は前記上型と前記ワークとの間の空間にかけて形成されることが好ましい。
本発明のホットプレス装置において、前記排出路は、前記下型及び/又は前記上型における成形面以外の面から前記空隙部にかけて形成されることが好ましい。
本発明のホットプレス装置において、前記排出路には、当該排出路を流動する前記水蒸気を吸引する吸引装置が接続されることが好ましい。
本発明のホットプレス装置において、前記空隙部には、当該空隙部に冷媒を供給する冷媒供給手段が設けられることが好ましい。
本発明によれば、ワークを充分な冷却速度で焼入れすることができ、ワークの硬度が部分的に所望の値よりも小さくなることを防止できる。
[第一実施形態]
以下では、図1及び図2を参照して、本発明に係るホットプレス装置の第一実施形態であるホットプレス装置1の構成について説明する。
ホットプレス装置1は、ワークWに対してホットプレス成形を施す装置である。
ワークWは、ホットプレス装置1の加工対象となる鋼板であり、通電加熱等によりオーステナイト組織が現れる温度以上まで加熱されている。
なお、説明の便宜上、図1における上下方向をホットプレス装置1の上下方向と規定し、図1における左右方向をホットプレス装置1の左右方向と規定する。更に、図1における紙面手前側をホットプレス装置1の前方、同じく紙面奥側をホットプレス装置1の後方と規定する。
以下では、図1及び図2を参照して、本発明に係るホットプレス装置の第一実施形態であるホットプレス装置1の構成について説明する。
ホットプレス装置1は、ワークWに対してホットプレス成形を施す装置である。
ワークWは、ホットプレス装置1の加工対象となる鋼板であり、通電加熱等によりオーステナイト組織が現れる温度以上まで加熱されている。
なお、説明の便宜上、図1における上下方向をホットプレス装置1の上下方向と規定し、図1における左右方向をホットプレス装置1の左右方向と規定する。更に、図1における紙面手前側をホットプレス装置1の前方、同じく紙面奥側をホットプレス装置1の後方と規定する。
図1に示すように、ホットプレス装置1は、互いの成形面が対向するように設けられた下型10及び上型20、下型10に接続された下型用給水装置30及び下型用吸引装置40、並びに上型20に接続された上型用給水装置50及び上型用吸引装置60を具備する。
下型10及び上型20は、それらの成形面が互いに対向するように配置され、上型20を油圧シリンダ等によって下型10に接近させるように下死点まで下降させることで、加熱された板状のワークWを下型10及び上型20の成形面間に挟み込んでプレス加工を行い、ワークWを所謂、ハット型形状に成形すると同時に、ワークWの表面に下型10の成形面及び上型20の成形面を接触させた状態で保持することで、ワークWの冷却を行い、製品としてのワークWを作製する。
まず、下型10及び上型20それぞれのおおよその形状について説明する。
下型10は、上型20に対応する金型である。
下型10の成形面(上面)には、上方に突出する凸部11が形成されている。
凸部11は、下型10の成形面が上方に突出するように形成された部位であり、下型10の成形面の左右方向における中途部(略中央部)において、前後方向に沿って連続的に形成されている。
下型10の成形面(上面)には、上方に突出する凸部11が形成されている。
凸部11は、下型10の成形面が上方に突出するように形成された部位であり、下型10の成形面の左右方向における中途部(略中央部)において、前後方向に沿って連続的に形成されている。
下型10においては、凸部11の突出端部(最上部)にて左右方向に沿って延在する頂面10aと、凸部11の左右方向における側面である側面10b・10bと、凸部11が形成されていない部分の成形面である基端面10c・10cとが所謂、ハット型形状の成形面として形成されている。
下型10における頂面10aと左側の側面10bとが結合する部分は、丸みを帯びた凸状R部12として形成され、下型10における頂面10aと右側の側面10bとが結合する部分は、丸みを帯びた凸状R部13として形成されている。
凸状R部12及び凸状R部13は、下型10及び上型20によるワークWのプレス加工が行われる際の加工点となる部位である(図3参照)。
ここで、金型(下型10及び上型20)の「加工点」とは、当該金型の成形面における角部分であって、当該金型によるワークWのプレス加工が行われる際に、ワークWを湾曲させるための部分を意味する。
凸状R部12及び凸状R部13は、下型10及び上型20によるワークWのプレス加工が行われる際の加工点となる部位である(図3参照)。
ここで、金型(下型10及び上型20)の「加工点」とは、当該金型の成形面における角部分であって、当該金型によるワークWのプレス加工が行われる際に、ワークWを湾曲させるための部分を意味する。
上型20は、下型10に対応する金型である。
上型20の成形面(下面)には、凹部21が凸部11の形状に合わせて上方に窪むように形成されている。
凹部21は、上型20の成形面が上方に窪むように形成された部位であり、上型20の成形面の左右方向における中途部(略中央部)において、前後方向に沿って連続的に形成されている。
上型20の成形面(下面)には、凹部21が凸部11の形状に合わせて上方に窪むように形成されている。
凹部21は、上型20の成形面が上方に窪むように形成された部位であり、上型20の成形面の左右方向における中途部(略中央部)において、前後方向に沿って連続的に形成されている。
上型20においては、凹部21の最深部(最上部)にて左右方向に沿って延在する底面20aと、凹部21の左右方向における側面である側面20b・20bと、凹部21が形成されていない部分の成形面である基端面20c・20cとが所謂、ハット型形状の成形面として形成されている。
上型20における左側の側面20bと左側の基端面20cとが結合する部分は、丸みを帯びた凸状R部22として形成され、上型20における右側の側面20bと右側の基端面20cとが結合する部分は、丸みを帯びた凸状R部23として形成されている。
凸状R部22及び凸状R部23は、下型10及び上型20によるワークWのプレス加工が行われる際の加工点となる部位である(図3参照)。
凸状R部22及び凸状R部23は、下型10及び上型20によるワークWのプレス加工が行われる際の加工点となる部位である(図3参照)。
次に、下型10及び上型20の構造について詳細に説明する。
下型10の成形面には、空隙部14・15が下型10の内部に向けて窪むように形成されている。
空隙部14は、左側の側面10bと、左側の基端面10cとの境界において、下型10の成形面(厳密には、左側の側面10b及び左側の基端面10c)から内部に向けて窪むように、当該成形面の前後方向における全域に亘って連続的に形成された空間である。つまり、空隙部14は、下型10における、上型20の凸状R部22に対向する部分に設けられている。
空隙部15は、右側の側面10bと、右側の基端面10cとの境界において、下型10の成形面(厳密には、右側の側面10b及び右側の基端面10c)から内部に向けて窪むように、当該成形面の前後方向における全域に亘って連続的に形成された空間である。つまり、空隙部15は、下型10における、上型20の凸状R部23に対向する部分に設けられている。
空隙部15は、右側の側面10bと、右側の基端面10cとの境界において、下型10の成形面(厳密には、右側の側面10b及び右側の基端面10c)から内部に向けて窪むように、当該成形面の前後方向における全域に亘って連続的に形成された空間である。つまり、空隙部15は、下型10における、上型20の凸状R部23に対向する部分に設けられている。
また、下型10の成形面には、溝16が形成されている。
図1及び図2に示すように、溝16は、頂面10a、側面10b・10b、及び基端面10c・10cそれぞれの全域に所定の深さ(上下寸法)で形成された微細な溝である。溝16は、互いに所定の間隔を空けて平行に配置された、第一の方向に延出する複数の溝と、互いに所定の間隔を空けて平行に配置された、当該第一の方向とは異なる第二の方向に延出する複数の溝とが交差した網目状に形成されている。
図1に示すように、下型10の内部には、給水路17、及び排出路18・19が形成されている。
給水路17は、加熱されたワークWを冷却するための冷却水が流動する通路である。給水路17は、下型10の下面から側面10b・10bにかけて、下型10の内部を貫通するように形成されている。給水路17は、側面10b・10bに前後方向に沿って複数の開口が形成されるように、下型10の内部にて複数に分岐している(図2参照)。なお、側面10b・10bに形成される給水路17の開口は、ワークWのプレス加工に悪影響が生じない程度(ワークWのプレス加工が従来と同様に行える程度)の内径に設定されている。
排出路18・19は、ワークWの焼入れ時に、冷却水が蒸発することによって発生する水蒸気を下型10の外部へ排出するための通路であり、下型10の成形面以外の面から下型10とワークWとの間の空間にかけて形成されている。詳細には、排出路18・19は、それぞれ下型10の下面から空隙部14・15にかけて、下型10の内部を上下方向に沿って貫通するように形成されている。排出路18・19は、それぞれ空隙部14・15に前後方向に沿って複数の開口が形成されるように、下型10の内部にて複数に分岐している(図2参照)。
上型20の成形面には、空隙部24・25が上型20の内部に向けて窪むように形成されている。
空隙部24は、底面20aと、左側の側面20bとの境界において、上型20の成形面(厳密には、底面20a及び左側の側面20b)から内部に向けて窪むように、当該成形面の前後方向における全域に亘って連続的に形成された空間である。つまり、空隙部24は、上型20における、下型10の凸状R部12に対向する部分に設けられている。
空隙部25は、底面20aと、右側の側面20bとの境界において、上型20の成形面(厳密には、底面20a及び右側の側面20b)から内部に向けて窪むように、当該成形面の前後方向における全域に亘って連続的に形成された空間である。つまり、空隙部25は、上型20における、下型10の凸状R部13に対向する部分に設けられている。
空隙部25は、底面20aと、右側の側面20bとの境界において、上型20の成形面(厳密には、底面20a及び右側の側面20b)から内部に向けて窪むように、当該成形面の前後方向における全域に亘って連続的に形成された空間である。つまり、空隙部25は、上型20における、下型10の凸状R部13に対向する部分に設けられている。
また、上型20の成形面には、溝26が形成されている。
溝26は、下型10の溝16と略同様に構成された溝であり、底面20a、側面20b・20b、及び基端面20c・20cそれぞれの全域に所定の深さ(上下寸法)で網目状に形成されている。
上型20の内部には、給水路27、及び排出路28・29が形成されている。
給水路27は、加熱されたワークWを冷却するための冷却水が流動する通路である。給水路27は、上型20の上面から底面20aにかけて、上型20の内部を上下方向に沿って貫通するように形成されている。なお、図示していないが、給水路27は、底面20aに前後方向に沿って複数の開口が形成されるように、上型20の内部にて複数に分岐している。なお、底面20aに形成される給水路27の開口は、ワークWのプレス加工に悪影響が生じない程度(ワークWのプレス加工が従来と同様に行える程度)の内径に設定されている。
排出路28・29は、ワークWの焼入れ時に、冷却水が蒸発することによって発生する水蒸気を上型20の外部へ排出するための通路であり、上型20の成形面以外の面から上型20とワークWとの間の空間にかけて形成されている。
排出路28は、上型20の左面から空隙部24にかけて、上型20の内部を左右方向に沿って貫通するように形成されている。
排出路29は、上型20の右面から空隙部25にかけて、上型20の内部を左右方向に沿って貫通するように形成されている。
なお、図示していないが、排出路28・29は、それぞれ空隙部24・25に前後方向に沿って複数の開口が形成されるように、上型20の内部にて複数に分岐している。
排出路28は、上型20の左面から空隙部24にかけて、上型20の内部を左右方向に沿って貫通するように形成されている。
排出路29は、上型20の右面から空隙部25にかけて、上型20の内部を左右方向に沿って貫通するように形成されている。
なお、図示していないが、排出路28・29は、それぞれ空隙部24・25に前後方向に沿って複数の開口が形成されるように、上型20の内部にて複数に分岐している。
ここでは、下型10に接続された下型用給水装置30及び下型用吸引装置40、並びに上型20に接続された上型用給水装置50及び上型用吸引装置60について詳細に説明する。
下型用給水装置30は、冷却水を下型10とワークWとの間に供給する、ポンプ等の装置である。下型用給水装置30は、給水路17を通して、冷却水を所定の圧力(例えば、10気圧)で下型10とワークWとの間に圧送する。詳細には、下型用給水装置30は、所定の容器に貯留された冷却水を下型10に形成された給水路17に下型10の下面の開口から流入させ、側面10b・10bの開口から流出させる。
このように、下型用給水装置30は、給水路17と共に、冷却水を下型10とワークWとの間に供給する冷却水供給手段として機能する。
このように、下型用給水装置30は、給水路17と共に、冷却水を下型10とワークWとの間に供給する冷却水供給手段として機能する。
下型用吸引装置40は、ワークWの焼入れ時に冷却水が蒸発することによって発生する水蒸気を吸引する、ポンプ等の装置であり、下型10の下面に開口する排出路18・19に接続されている。下型用吸引装置40は、排出路18・19を通して、冷却水が高温のワークWの下面に接触することによって発生する水蒸気を吸引することにより、当該水蒸気を下型10の外部に排出する。
上型用給水装置50は、冷却水を上型20とワークWとの間に供給する、ポンプ等の装置である。上型用給水装置50は、給水路27を通して、冷却水を所定の圧力(例えば、10気圧)で上型20とワークWとの間に圧送する。詳細には、上型用給水装置50は、所定の容器に貯留された冷却水を上型20に形成された給水路27に上型20の上面の開口から流入させ、底面20aの開口から流出させる。
このように、上型用給水装置50は、給水路27と共に、冷却水を上型20とワークWとの間に供給する冷却水供給手段として機能する。
このように、上型用給水装置50は、給水路27と共に、冷却水を上型20とワークWとの間に供給する冷却水供給手段として機能する。
上型用吸引装置60は、ワークWの焼入れ時に冷却水が蒸発することによって発生する水蒸気を吸引する、ポンプ等の装置であり、上型20の左面に開口する排出路28、及び上型20の右面に開口する排出路29に接続されている。上型用吸引装置60は、排出路28・29を通して、冷却水が高温のワークWの上面に接触することによって発生する水蒸気を吸引することにより、当該水蒸気を上型20の外部に排出する。
以下では、図3及び図4を参照して、ホットプレス装置1がワークWに対してホットプレス成形を施す際の動作について詳細に説明する。
図3に示すように、ワークWのプレス加工が行われる際、上型20が下型10に対して接近し、下死点近傍に到達した段階で、下型用給水装置30により所定量の冷却水を給水路17を通して下型10とワークWとの間に供給すると共に、上型用給水装置50により所定量の冷却水を給水路27を通して上型20とワークWとの間に供給する。
なお、図3における黒塗り矢印は、冷却水の流動方向を示している。
なお、図3における黒塗り矢印は、冷却水の流動方向を示している。
図4に示すように、上型20が下死点に到達すると、ワークWのプレス加工が完了し、ワークWが所謂、ハット型形状に成形される。そして、下型10の成形面とワークWの下面とが接触し、上型20の成形面とワークWの上面とが接触した状態で、下型10及び上型20を所定の時間、保持することで、高温のワークWが下型10及び上型20により冷却される。
更に、下型10とワークWとの間に供給された冷却水が溝16を通して、下型10の成形面全域に行き渡ると共に、上型20とワークWとの間に供給された冷却水が溝26を通して、上型20の成形面全域に行き渡ることとなる。こうして、ワークWの表面に下型10の成形面と上型20の成形面とが接触するだけでなく、ワークWの全表面に冷却水が接触することで、ワークWが良好に冷却される。
更に、下型10とワークWとの間に供給された冷却水が溝16を通して、下型10の成形面全域に行き渡ると共に、上型20とワークWとの間に供給された冷却水が溝26を通して、上型20の成形面全域に行き渡ることとなる。こうして、ワークWの表面に下型10の成形面と上型20の成形面とが接触するだけでなく、ワークWの全表面に冷却水が接触することで、ワークWが良好に冷却される。
このように、下型10の成形面、及び上型20の成形面には、それぞれ溝16及び溝26が形成されているため、溝16及び溝26を通して、冷却水を良好に下型10の成形面全域、及び上型20の成形面全域に行き渡らせることができる。
なお、本実施形態においては、溝16及び溝26を網目状に形成したが、冷却水を良好に下型10の成形面全域、及び上型20の成形面全域に行き渡らせることができれば、その形状は問わない。例えば、左右方向に沿って延出する複数の溝を前後方向に互いに所定間隔を空けて形成することも可能である。
なお、本実施形態においては、溝16及び溝26を網目状に形成したが、冷却水を良好に下型10の成形面全域、及び上型20の成形面全域に行き渡らせることができれば、その形状は問わない。例えば、左右方向に沿って延出する複数の溝を前後方向に互いに所定間隔を空けて形成することも可能である。
上記のようなワークWの焼入れの際には、高温のワークWの表面に冷却水が接触することで、冷却水が蒸発し、水蒸気が発生する。
冷却水が気化すると、その体積が大幅に増加するため、下型10の成形面とワークWの下面との間に発生した水蒸気、及び上型20の成形面とワークWの上面との間に発生した水蒸気は、それぞれ下型10の成形面に形成された空隙部14・15、及び上型20の成形面に形成された空隙部24・25に流入する。
空隙部14・15及び空隙部24・25に流入した水蒸気は、下型用吸引装置40により、排出路18・19を通して吸引されて、下型10の外部へ排出されると共に、上型用吸引装置60により、排出路28・29を通して吸引されて、上型20の外部へ排出される(図4における白塗り矢印参照)。
なお、下型10及び上型20とワークWとの間に供給される冷却水の量は、冷却水が完全に気化するように設定されている。冷却水が高温のワークWから吸熱すべき熱量は、シミュレーション等により予め算出できるため、冷却水の適切な量が設定可能となっている。
冷却水が完全に気化せずに一部が液体として残留した場合においては、下型用吸引装置40及び上型用吸引装置60によって吸引されて除去される。
冷却水が気化すると、その体積が大幅に増加するため、下型10の成形面とワークWの下面との間に発生した水蒸気、及び上型20の成形面とワークWの上面との間に発生した水蒸気は、それぞれ下型10の成形面に形成された空隙部14・15、及び上型20の成形面に形成された空隙部24・25に流入する。
空隙部14・15及び空隙部24・25に流入した水蒸気は、下型用吸引装置40により、排出路18・19を通して吸引されて、下型10の外部へ排出されると共に、上型用吸引装置60により、排出路28・29を通して吸引されて、上型20の外部へ排出される(図4における白塗り矢印参照)。
なお、下型10及び上型20とワークWとの間に供給される冷却水の量は、冷却水が完全に気化するように設定されている。冷却水が高温のワークWから吸熱すべき熱量は、シミュレーション等により予め算出できるため、冷却水の適切な量が設定可能となっている。
冷却水が完全に気化せずに一部が液体として残留した場合においては、下型用吸引装置40及び上型用吸引装置60によって吸引されて除去される。
このように、下型10の成形面、及び上型20の成形面には、それぞれ空隙部14・15、及び空隙部24・25が形成されているため、空隙部14・15、及び空隙部24・25が下型10及び上型20とワークWとの間に発生した水蒸気の逃げ場となる。
これにより、下型10の成形面及び上型20の成形面と、ワークWの表面との間に高温の水蒸気が滞留せず、空隙部14・15及び空隙部24・25へと流動することとなる。
したがって、冷却水の気化熱を効果的に利用することとなり、ワークWを充分な冷却速度で焼入れすることができる。
特に、本発明においては、ワークWの焼入れに、液体である冷却水を利用しているため、ワークWの焼入れの際に、下型10及び上型20とワークWとの間にクリアランスが生じていた場合においても、当該クリアランスを冷却水が満たすことで、ワークの硬度が部分的に所望の値よりも小さくなることを防止できるのである。
これにより、下型10の成形面及び上型20の成形面と、ワークWの表面との間に高温の水蒸気が滞留せず、空隙部14・15及び空隙部24・25へと流動することとなる。
したがって、冷却水の気化熱を効果的に利用することとなり、ワークWを充分な冷却速度で焼入れすることができる。
特に、本発明においては、ワークWの焼入れに、液体である冷却水を利用しているため、ワークWの焼入れの際に、下型10及び上型20とワークWとの間にクリアランスが生じていた場合においても、当該クリアランスを冷却水が満たすことで、ワークの硬度が部分的に所望の値よりも小さくなることを防止できるのである。
ここで、前述のように、空隙部14・15、及び空隙部24・25は、それぞれワークWにプレス加工を施すための下型10の成形面、及び上型20の成形面を窪ませるように形成されている。つまり、下型10における空隙部14・15が形成されている部分、及び上型20における空隙部24・25が形成されている部分には、成形面が存在しないということになる。
しかしながら、一般的に、一方の金型の成形面における、他方の金型の加工点に対向する部分が存在しなくとも、プレス加工に影響はないということが公知である。即ち、本実施形態においては、下型10における、上型20の凸状R部22・23に対向する部分に空隙部14・15が設けられ、上型20における、下型10の凸状R部12・13に対向する部分に空隙部24・25が設けられているが、ワークWに対するプレス加工に影響はない。
こうして、下型10及び上型20において、ワークWに対するプレス加工に影響はない部分にそれぞれ空隙部14・15及び空隙部24・25を設け、それらを水蒸気の逃げ場とすることで、冷却水の気化熱を効果的に利用することができるのである。
更に、空隙部14・15及び空隙部24・25を水蒸気の逃げ場とすることにより、ワークWのプレス加工途中(図3参照)に発生した水蒸気によって空隙部14・15及び空隙部24・25の気圧が上昇する。そのため、ワークWのプレス加工時に、ワークWにおける空隙部14・15及び空隙部24・25に位置する部分に対して均等な力を加えることができる。
しかしながら、一般的に、一方の金型の成形面における、他方の金型の加工点に対向する部分が存在しなくとも、プレス加工に影響はないということが公知である。即ち、本実施形態においては、下型10における、上型20の凸状R部22・23に対向する部分に空隙部14・15が設けられ、上型20における、下型10の凸状R部12・13に対向する部分に空隙部24・25が設けられているが、ワークWに対するプレス加工に影響はない。
こうして、下型10及び上型20において、ワークWに対するプレス加工に影響はない部分にそれぞれ空隙部14・15及び空隙部24・25を設け、それらを水蒸気の逃げ場とすることで、冷却水の気化熱を効果的に利用することができるのである。
更に、空隙部14・15及び空隙部24・25を水蒸気の逃げ場とすることにより、ワークWのプレス加工途中(図3参照)に発生した水蒸気によって空隙部14・15及び空隙部24・25の気圧が上昇する。そのため、ワークWのプレス加工時に、ワークWにおける空隙部14・15及び空隙部24・25に位置する部分に対して均等な力を加えることができる。
また、下型10の内部の内部には、下型10の成形面以外の面から下型10とワークWとの間の空間にかけて排出路18・19が形成され、上型20の内部には、上型20の成形面以外の面から上型20とワークWとの間の空間にかけて排出路28・29が形成されている。
これにより、下型10及び上型20と、ワークWとの間に発生した水蒸気が排出路18・19及び排出路28・29を通して、下型10及び上型20の外部へと流出するため、冷却水の気化熱を利用したワークWの冷却を良好に行うことができる。
特に、排出路18・19は、下型10の外部と空隙部14・15とを連通するように形成され、排出路28・29は、上型20の外部と空隙部24・25とを連通するように形成されているため、空隙部14・15及び空隙部24・25に流入した水蒸気を効率的に下型10及び上型20の外部へと流出させることができ、冷却水の気化熱を利用したワークWの冷却を更に良好に行うことができる。
これにより、下型10及び上型20と、ワークWとの間に発生した水蒸気が排出路18・19及び排出路28・29を通して、下型10及び上型20の外部へと流出するため、冷却水の気化熱を利用したワークWの冷却を良好に行うことができる。
特に、排出路18・19は、下型10の外部と空隙部14・15とを連通するように形成され、排出路28・29は、上型20の外部と空隙部24・25とを連通するように形成されているため、空隙部14・15及び空隙部24・25に流入した水蒸気を効率的に下型10及び上型20の外部へと流出させることができ、冷却水の気化熱を利用したワークWの冷却を更に良好に行うことができる。
また、排出路18・19、及び排出路28・29には、それぞれ下型用吸引装置40及び上型用吸引装置60が接続されている。
これにより、下型10及び上型20と、ワークWとの間に発生した水蒸気を排出路18・19及び排出路28・29を通して、下型10及び上型20の外部へ排出することができる。
したがって、冷却水の気化熱を利用したワークWの冷却を更に良好に行うことができる。
これにより、下型10及び上型20と、ワークWとの間に発生した水蒸気を排出路18・19及び排出路28・29を通して、下型10及び上型20の外部へ排出することができる。
したがって、冷却水の気化熱を利用したワークWの冷却を更に良好に行うことができる。
なお、本実施形態においては、下型10に排出路18・19、及び下型用吸引装置40を設け、上型20に排出路28・29、及び上型用吸引装置60を設けたが、当該構成に限定するものではない。
例えば、下型10に下型用吸引装置40を設けずに、排出路18・19のみを設け、上型20に上型用吸引装置60を設けずに、排出路28・29のみを設ける構成とすることも可能である。
また、下型10及び上型20に、排出路18・19及び排出路28・29、並びに下型用吸引装置40及び上型用吸引装置60を設けない構成とすることも可能である。
例えば、下型10に下型用吸引装置40を設けずに、排出路18・19のみを設け、上型20に上型用吸引装置60を設けずに、排出路28・29のみを設ける構成とすることも可能である。
また、下型10及び上型20に、排出路18・19及び排出路28・29、並びに下型用吸引装置40及び上型用吸引装置60を設けない構成とすることも可能である。
また、本実施形態においては、排出路18・19及び排出路28・29をそれぞれ空隙部14・15及び空隙部24・25に開口するように形成したが、当該構成に限定するものではない。
ワークWの焼入れの際に発生する水蒸気の流れは、金型(下型10及び上型20)の成形面の形状等によって異なってくる。そのため、金型の成形面とワークWの表面との間における水蒸気の流動先から金型の外部に水蒸気を排出させるように、排出路を形成すればよい。つまり、金型の成形面とワークWの表面との間に水蒸気を滞留させ難くするような位置に排出路を形成すればよい。
例えば、水蒸気は、上方へ流動し易いため、下型10の最上部に位置する頂面10aに排出路を開口し、当該排出路を通して、下型用吸引装置40により水蒸気を吸引するように構成することも可能である。
また、給水路17及び給水路27を水蒸気を排出するための排出路として利用し、排出路18・19及び排出路18・19を冷却水を供給するための給水路として利用することも可能である。
なお、水蒸気の流れは、予めシミュレーション等により解析可能である。
ワークWの焼入れの際に発生する水蒸気の流れは、金型(下型10及び上型20)の成形面の形状等によって異なってくる。そのため、金型の成形面とワークWの表面との間における水蒸気の流動先から金型の外部に水蒸気を排出させるように、排出路を形成すればよい。つまり、金型の成形面とワークWの表面との間に水蒸気を滞留させ難くするような位置に排出路を形成すればよい。
例えば、水蒸気は、上方へ流動し易いため、下型10の最上部に位置する頂面10aに排出路を開口し、当該排出路を通して、下型用吸引装置40により水蒸気を吸引するように構成することも可能である。
また、給水路17及び給水路27を水蒸気を排出するための排出路として利用し、排出路18・19及び排出路18・19を冷却水を供給するための給水路として利用することも可能である。
なお、水蒸気の流れは、予めシミュレーション等により解析可能である。
また、本実施形態においては、上型20が下死点近傍に到達した段階、つまりワークWのプレス加工途中の段階で、冷却水を金型とワークWとの間に供給したが、上型20が下死点に到達してから、冷却水を金型とワークWとの間に供給することも可能である。
また、本実施形態においては、冷却水が側面10b・10bの開口から流出するように給水路17を形成し、冷却水が底面20aの開口から流出するように給水路27を形成したが、金型とワークWとの間への冷却水の供給位置は限定するものではない。
また、本実施形態においては、冷却水が側面10b・10bの開口から流出するように給水路17を形成し、冷却水が底面20aの開口から流出するように給水路27を形成したが、金型とワークWとの間への冷却水の供給位置は限定するものではない。
[第二実施形態]
以下では、図5及び図6を参照して、本発明に係るホットプレス装置の第二実施形態であるホットプレス装置100の構成について説明する。
ホットプレス装置100は、ワークWに対してホットプレス成形を施す装置である。
なお、説明の便宜上、図5における上下方向をホットプレス装置100の上下方向と規定し、図5における左右方向をホットプレス装置100の左右方向と規定する。更に、図5における紙面手前側をホットプレス装置100の前方、同じく紙面奥側をホットプレス装置100の後方と規定する。
また、以下では、ホットプレス装置1と共通する部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
以下では、図5及び図6を参照して、本発明に係るホットプレス装置の第二実施形態であるホットプレス装置100の構成について説明する。
ホットプレス装置100は、ワークWに対してホットプレス成形を施す装置である。
なお、説明の便宜上、図5における上下方向をホットプレス装置100の上下方向と規定し、図5における左右方向をホットプレス装置100の左右方向と規定する。更に、図5における紙面手前側をホットプレス装置100の前方、同じく紙面奥側をホットプレス装置100の後方と規定する。
また、以下では、ホットプレス装置1と共通する部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図5に示すように、ホットプレス装置100は、互いの成形面が対向するように設けられた下型110及び上型120、下型110に接続された下型用給水装置30、並びに上型120に接続された上型用給水装置50を具備する。
下型110は、ホットプレス装置1の下型10と略同様に構成された金型であり、排出路18・19が設けられておらず、下型用冷媒噴出管170が設けられている点で下型10と異なる。
図6に示すように、下型用冷媒噴出管170は、その内部を冷媒が流動する管であり、前後方向に沿って延出している。下型用冷媒噴出管170は、空隙部14に設けられ、ワークWのプレス加工時にワークWと接触しない位置に配置されている。下型用冷媒噴出管170の外周面には、下型用冷媒噴出管170の内部と外部とを連通する微細な貫通孔が前後方向に沿って互いに所定の間隔を空けて複数設けられており、当該貫通孔を通して、所定の装置(不図示)によって下型用冷媒噴出管170の内部に供給された冷媒が霧状となって噴出される。
このように、下型用冷媒噴出管170は、空隙部14に冷媒を供給する冷媒供給手段として機能する。
なお、本実施形態における冷媒は、液体窒素である。
このように、下型用冷媒噴出管170は、空隙部14に冷媒を供給する冷媒供給手段として機能する。
なお、本実施形態における冷媒は、液体窒素である。
図5に示すように、上型120は、ホットプレス装置1の上型20と略同様に構成された金型であり、排出路28・29が設けられておらず、上型用冷媒噴出管180が設けられている点で上型20と異なる。
上型用冷媒噴出管180は、その内部を冷媒が流動する管であり、前後方向に沿って延出している。上型用冷媒噴出管180は、空隙部25に設けられ、ワークWのプレス加工時にワークWと接触しない位置に配置されている。なお、図示していないが、上型用冷媒噴出管180の外周面には、上型用冷媒噴出管180の内部と外部とを連通する微細な貫通孔が前後方向に沿って互いに所定の間隔を空けて複数設けられており、当該貫通孔を通して、所定の装置(不図示)によって上型用冷媒噴出管180の内部に供給された冷媒が霧状となって噴出される。
このように、上型用冷媒噴出管180は、空隙部25に冷媒を供給する冷媒供給手段として機能する。
このように、上型用冷媒噴出管180は、空隙部25に冷媒を供給する冷媒供給手段として機能する。
上型120が下死点近傍に到達して、ワークWのプレス加工が完了した後、下型用給水装置30により所定量の冷却水を給水路17を通して下型110とワークWとの間に供給すると共に、上型用給水装置50により所定量の冷却水を給水路27を通して上型120とワークWとの間に供給する。
その後、下型用冷媒噴出管170から空隙部14に霧状の冷媒を噴出させると共に、上型用冷媒噴出管180から空隙部25に霧状の冷媒を噴出させる。
下型用冷媒噴出管170及び上型用冷媒噴出管180から噴出された冷媒である液体窒素は、霧状となっているため、空隙部14及び空隙部25にて直ちに気化し、その体積が大幅に膨張する。そのため、空隙部14及び空隙部25の気圧が上昇することとなる。これに伴い、下型110とワークWとの間に供給された冷却水が空隙部14から離間するように流動すると共に、上型120とワークWとの間に供給された冷却水が空隙部25から離間するように流動する(図5における黒塗り矢印参照)。
下型用冷媒噴出管170及び上型用冷媒噴出管180から噴出された冷媒である液体窒素は、霧状となっているため、空隙部14及び空隙部25にて直ちに気化し、その体積が大幅に膨張する。そのため、空隙部14及び空隙部25の気圧が上昇することとなる。これに伴い、下型110とワークWとの間に供給された冷却水が空隙部14から離間するように流動すると共に、上型120とワークWとの間に供給された冷却水が空隙部25から離間するように流動する(図5における黒塗り矢印参照)。
このように、空隙部14及び空隙部25に充満した気体状の冷媒が冷却水を流動させるポンプとして機能するため、冷却水を良好に下型110の成形面全域、及び上型120の成形面全域に行き渡らせることができる。
更に、冷媒が周囲の冷却水等を冷却するため、ワークWの冷却を促進させることができる。
なお、本実施形態においては、空隙部14に下型用冷媒噴出管170を設け、空隙部25に上型用冷媒噴出管180を設けたが、当該構成に限定するものではなく、冷却水を良好に流動させることができればよい。つまり、空隙部14及び空隙部15の少なくとも一方に下型用冷媒噴出管を設け、空隙部24及び空隙部25の少なくとも一方に上型用冷媒噴出管を設ければよい。
また、空隙部14に冷媒を供給する冷媒供給手段として下型用冷媒噴出管170を採用し、空隙部25に冷媒を供給する冷媒供給手段として上型用冷媒噴出管180を採用したが、他の冷媒供給手段を採用することも可能である。
また、本実施形態においては、下型110及び上型120にそれぞれ排出路18・19及び排出路28・29を設けていないが、下型110及び上型120にそれぞれ排出路18・19及び排出路28・29を設けることも可能である。更に、排出路18・19及び排出路28・29にそれぞれ下型用吸引装置40及び上型用吸引装置60を接続させることも可能である。
更に、冷媒が周囲の冷却水等を冷却するため、ワークWの冷却を促進させることができる。
なお、本実施形態においては、空隙部14に下型用冷媒噴出管170を設け、空隙部25に上型用冷媒噴出管180を設けたが、当該構成に限定するものではなく、冷却水を良好に流動させることができればよい。つまり、空隙部14及び空隙部15の少なくとも一方に下型用冷媒噴出管を設け、空隙部24及び空隙部25の少なくとも一方に上型用冷媒噴出管を設ければよい。
また、空隙部14に冷媒を供給する冷媒供給手段として下型用冷媒噴出管170を採用し、空隙部25に冷媒を供給する冷媒供給手段として上型用冷媒噴出管180を採用したが、他の冷媒供給手段を採用することも可能である。
また、本実施形態においては、下型110及び上型120にそれぞれ排出路18・19及び排出路28・29を設けていないが、下型110及び上型120にそれぞれ排出路18・19及び排出路28・29を設けることも可能である。更に、排出路18・19及び排出路28・29にそれぞれ下型用吸引装置40及び上型用吸引装置60を接続させることも可能である。
なお、上記の各実施形態においては、下型に空隙部14及び空隙部15を設け、上型に空隙部24及び空隙部25を設けたが、当該構成に限定するものではなく、下型及び上型の少なくとも一方に空隙部を設ければよい。下型及び上型のうちの一方のみに空隙部を設けた場合には、下型及び上型のうちの他方(空隙部が設けられていない方)とワークWとの間に冷却水を供給しなくてもよい。
また、上記の各実施形態における金型は、凸部が形成された下型、及び凹部が形成された上型からなる構成としたが、凹部が形成された下型、及び凸部が形成された上型からなる構成とすることも可能である。
また、上記の各実施形態における金型は、ワークWをハット型形状に成形するための形状としたが、当該形状に限定するものではなく、他の形状の下型及び上型を具備するホットプレス装置においても、本発明を適用可能である。
また、上記の各実施形態における金型は、凸部が形成された下型、及び凹部が形成された上型からなる構成としたが、凹部が形成された下型、及び凸部が形成された上型からなる構成とすることも可能である。
また、上記の各実施形態における金型は、ワークWをハット型形状に成形するための形状としたが、当該形状に限定するものではなく、他の形状の下型及び上型を具備するホットプレス装置においても、本発明を適用可能である。
本発明は、加熱されたワークに対して、プレス加工を行うと同時に冷却を行うホットプレス装置に利用できる。
1 ホットプレス装置
10 下型
11 凸部
12、13 凸状R部(加工点)
14、15 空隙部
16 溝
17 給水路(冷却水供給手段)
18、19 排出路
20 上型
21 凹部
22、23 凸状R部(加工点)
24、25 空隙部
26 溝
27 給水路(冷却水供給手段)
28、29 排出路
30 下型用給水装置(冷却水供給手段)
40 下型用吸引装置(吸引装置)
50 上型用給水装置(冷却水供給手段)
60 上型用吸引装置(吸引装置)
100 ホットプレス装置
110 下型
120 上型
170 下型用冷媒噴出管(冷媒供給手段)
180 上型用冷媒噴出管(冷媒供給手段)
10 下型
11 凸部
12、13 凸状R部(加工点)
14、15 空隙部
16 溝
17 給水路(冷却水供給手段)
18、19 排出路
20 上型
21 凹部
22、23 凸状R部(加工点)
24、25 空隙部
26 溝
27 給水路(冷却水供給手段)
28、29 排出路
30 下型用給水装置(冷却水供給手段)
40 下型用吸引装置(吸引装置)
50 上型用給水装置(冷却水供給手段)
60 上型用吸引装置(吸引装置)
100 ホットプレス装置
110 下型
120 上型
170 下型用冷媒噴出管(冷媒供給手段)
180 上型用冷媒噴出管(冷媒供給手段)
Claims (5)
- 互いの成形面が対向するように設けられた下型及び上型を具備し、
加熱されたワークを前記下型及び前記上型によって挟み込んでプレス加工を行うと同時に、前記ワークの表面に前記下型の成形面及び前記上型の成形面を接触させた状態で保持することで前記ワークを冷却するホットプレス装置であって、
前記下型における、前記上型の加工点に対向する部分、及び/又は前記上型における、前記下型の加工点に対向する部分には、成形面から内部に向けて窪むように空隙部が形成され、
前記空隙部が形成された前記下型及び/又は前記上型と前記ワークとの間に前記ワークを冷却するための冷却水を供給する冷却水供給手段を具備する、
ことを特徴とするホットプレス装置。 - 前記空隙部が形成された、前記下型及び/又は前記上型の内部には、前記冷却水が前記ワークに接触することによって発生する水蒸気が流動する排出路が形成され、
前記排出路は、前記下型及び/又は前記上型における成形面以外の面から前記下型及び/又は前記上型と前記ワークとの間の空間にかけて形成される、
ことを特徴とする請求項1に記載のホットプレス装置。 - 前記排出路は、前記下型及び/又は前記上型における成形面以外の面から前記空隙部にかけて形成される、
ことを特徴とする請求項2に記載のホットプレス装置。 - 前記排出路には、当該排出路を流動する前記水蒸気を吸引する吸引装置が接続される、
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のホットプレス装置。 - 前記空隙部には、当該空隙部に冷媒を供給する冷媒供給手段が設けられる、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のホットプレス装置。
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