JP5675192B2 - トランスデューサおよびトランスデューサの製造方法 - Google Patents

トランスデューサおよびトランスデューサの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5675192B2
JP5675192B2 JP2010158107A JP2010158107A JP5675192B2 JP 5675192 B2 JP5675192 B2 JP 5675192B2 JP 2010158107 A JP2010158107 A JP 2010158107A JP 2010158107 A JP2010158107 A JP 2010158107A JP 5675192 B2 JP5675192 B2 JP 5675192B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intermediate structure
magnetic material
magnetic
transducer
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010158107A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011023101A5 (ja
JP2011023101A (ja
Inventor
アレクシー・ブイ・ナザロフ
ブラディスラフ・アレクサンドロビチ・バスコ
オーレ・グンナー・ヘイノネン
ゾウ・リージュアン
トマス・アール・ブーンストラ
シリン・ペング
ガオ・カイチョン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seagate Technology LLC
Original Assignee
Seagate Technology LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seagate Technology LLC filed Critical Seagate Technology LLC
Publication of JP2011023101A publication Critical patent/JP2011023101A/ja
Publication of JP2011023101A5 publication Critical patent/JP2011023101A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5675192B2 publication Critical patent/JP5675192B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/31Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
    • G11B5/3109Details
    • G11B5/3116Shaping of layers, poles or gaps for improving the form of the electrical signal transduced, e.g. for shielding, contour effect, equalizing, side flux fringing, cross talk reduction between heads or between heads and information tracks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/31Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
    • G11B5/3103Structure or manufacture of integrated heads or heads mechanically assembled and electrically connected to a support or housing
    • G11B5/3106Structure or manufacture of integrated heads or heads mechanically assembled and electrically connected to a support or housing where the integrated or assembled structure comprises means for conditioning against physical detrimental influence, e.g. wear, contamination
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/31Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
    • G11B5/3163Fabrication methods or processes specially adapted for a particular head structure, e.g. using base layers for electroplating, using functional layers for masking, using energy or particle beams for shaping the structure or modifying the properties of the basic layers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Description

背景
典型的なデータ電子機器筐体は、さまざまな構成要素を封入する剛性のハウジングを含む。データ記憶システムは、電子機器筐体の一種である。データ記憶システムにおける構成要素として、1つ以上の記憶媒体が挙げられる。たとえば、記憶媒体は、媒体を回転させてディスクのデータ面が空力式軸受ヘッドスライダの下を通るようにするスピンドルモータ上に取付けられることができる。ヘッドスライダは、少なくとも1つのアームと、音声コイルモータから得られた機械的エネルギを用いて各媒体を横断する少なくとも1つの対応するサスペンションとを有するアクチュエータ上に支持される。スライダはトランスデューサを担持しており、このトランスデューサは、媒体のデータ面に情報を記録し、媒体のデータ面から情報を再生する。
媒体の面密度を大きくする必要性が果てしないため、トランスデューサの大きさは絶えず縮小している。たとえば、再生センサおよび記録磁極などの磁気トランスデューサの幅は、媒体上のより小さなトラックサイズに合わせるために、より小さくなっている。
一般に、再生センサも記録磁極も、イオンビームエッチング(ion beam etching)(IBE)などのいくつかのタイプのイオンミリングによって規定される。しかしながら、再生センサおよび記録磁極が規定された後、デバイスの側面では、制御されない厚みを有する反応ゾーンまたは不感層(dead layer)の形成が生じる。
不感層の形成は、さまざまな理由によって引き起こされる可能性がある。たとえば、イオンミリング中にデバイスの側壁に打込まれるアルゴンビームは、イオンにより誘発される物理的損傷を引き起こす可能性がある。別の例では、再生センサまたは記録磁極がイオンミリングによって規定された後、イオンミリング処理されたデバイスは、他の製造プロセスに遷移するための雰囲気に晒される。イオンミリング処理されたばかりのデバイスが雰囲気に晒されるために、酸素および水分が容易にデバイスの端縁と反応し得る。さらに別の例では、側壁に対するその後の酸化が、アルミナ硬質マスクまたは他のアルミナ層から生じ得る。
不感層は、減少した磁気モーメントをデバイスに提供する。記録磁極の場合には、不感層は、不感層をもたない記録磁極と比較して、より湾曲した遷移を記録磁極に記録させる可能性がある。再生部の場合には、デバイスの抵抗は不感層の厚みによって異なる可能性があるため、再生部の端縁効果が不可欠である。記録磁極および再生部における端縁反応ゾーンの制御または排除は、再生部/記録部の性能制御にとって重要である。
上記の説明は、単に一般的な背景情報のためになされているに過ぎず、クレームされる主題の範囲の決定を助けるものとして用いられることを意図していない。
概要
保護されたトランスデューサおよびその製造の実施例を開示する。トランスデューサの一実施例は、後縁と、前縁と、後縁および前縁の間に延びる1対の対向する側壁とを含むように成形される、基板上に形成された磁性材料を含む。保護材料の層は、成形された磁性材料の1対の側壁の各々と接触して位置決めされる。埋め戻し材料は、成形された磁性材料の1対の側壁の各々の上の保護材料を取囲む。
トランスデューサの一実施例を製造するために、基板上に形成された磁性材料と、磁性材料上に堆積されたマスクとを含む第1の中間構造が得られる。当該構造を第1の部分と第2の部分とに分割する停止面が、磁性材料とマスクとの間に規定される。第2の中間構造を形成するために、第1の中間構造上で少なくとも1回の成形作業が実行される。第3の中間構造を形成するために、第2の中間構造上に非磁性材料からなる第1の保護層が堆積される。第4の中間構造を形成するために、絶縁材料で第3の中間構造が埋め戻しされる。第5の中間構造を形成するために、埋め戻しされた絶縁材料の一部、マスクおよび第1の保護層の一部を含む構造の第1の部分が停止面において除去される。
トランスデューサの別の実施例を製造するために、基板上に形成された磁性材料と、磁性材料上に堆積されたマスクとを含む第1の中間構造が得られる。第2の中間構造を形成するために、イオンビーム打込みを用いて、第1のエネルギレベルで、第1の中間構造上での第1の成形作業が実行される。保護層を形成するために、イオンビーム打込みを用いて、第2の中間構造における成形された磁性材料の側壁上に、側壁と接触して基板の材料が再堆積される。
これらのならびにさまざまな他の特徴および利点は、以下の詳細な説明を読むことによって明らかである。この概要は、クレームされる主題の鍵となる特徴または不可欠な特徴を特定することを意図しているわけではなく、クレームされる主題の範囲の決定を助けるものとして用いられることを意図しているわけでもない。クレームされる主題は、背景に記載された任意のまたはすべての不利な点を解決する実現例に限定されない。
媒体への垂直磁気記録のための例示的な再生/記録トランスデューサの部分断面図を示す。 1つの実施例下でのトランスデューサの製造方法を示すフローチャートである。 図2におけるトランスデューサの製造中に形成される第1の中間構造を示す。 図2におけるトランスデューサの製造中に形成される第2の中間構造を示す。 図2に示されるトランスデューサの製造中に形成される第3の中間構造を示す。 図2に示されるトランスデューサの製造中に形成される第4の中間構造を示す。 図2に示されるトランスデューサの製造中に形成される第5の中間構造を示す。 図2に示されるトランスデューサの製造中に形成される第6の中間構造を示す。 図2において製造されるトランスデューサの一部の概略的な空気軸受面の図を示す。 別の実施例下でのトランスデューサの製造方法を示すフローチャートである。 図10に示されるトランスデューサの製造中に形成される第1の中間構造を示す。 図10に示されるトランスデューサの製造中に形成される第2の中間構造を示す。 図10に示されるトランスデューサの製造中に形成される第3の中間構造を示す。 図10に示されるトランスデューサの製造中に形成される第3の中間構造を示す。 図10に示される記録磁極の製造中に形成される第4の中間構造を示す。 図10において製造されるトランスデューサの一部の概略的な空気軸受面の図を示す。 さらに別の実施例下でのトランスデューサの製造方法を示すフローチャートである。 図17に示されるトランスデューサの製造中に形成される第1の中間構造を示す。 図17に示されるトランスデューサの製造中に形成される第2の中間構造を示す。 図17に示されるトランスデューサの製造中に形成される第3の中間構造を示す。 図17に示されるトランスデューサの製造中に形成される第4の中間構造を示す。
詳細な説明
本開示の実施例は、磁気デバイスの製造中に生じ得る端縁反応ゾーンまたは不感層の排除または最小化に関する。磁気デバイスは、再生トランスデューサまたは記録トランスデューサなどの任意のタイプのトランスデューサに関連付けられることができる。しかしながら、本開示では、記録磁極の製造の例示的な実施例について特に説明する。
図1は、媒体104への垂直磁気記録のための例示的な再生/記録トランスデューサ102の部分断面図を示す。図1では、明確にするために、すべての間隔層および絶縁層を省略している。再生/記録トランスデューサ102は、スライダ(図1には図示せず)の後縁に形成された記録素子106と再生素子108とを含む。再生素子108は、上部シールド112と下部シールド114との間に間隔をおいて配置された再生センサ110を含む。上部シールド112および下部シールド114は、媒体104に記録されたデータのビットを検知することに影響を及ぼし得るであろう外部磁場から再生センサ110を隔離するように動作する。
記録素子106は、記録磁極115と、第1の戻り磁極118と、第2の戻り磁極119とを含む。記録磁極115は、記録磁極先端部126を有する主要部116を含む。磁極先端部126は、後縁148と、前縁149とを含む。記録磁極115は、また、ヨーク部117を含む。第1の戻り磁極118は、第1の戻り磁極先端部128を含み、第1のスペーサ120によって記録磁極115から切離されている。第1の戻り磁極118は、第1の後部間隙閉鎖部122において記録磁極115に接続されている。第1の戻り磁極118は、記録磁極先端部126の前縁149から間隔をおいて配置されている。第2の戻り磁極119は、記録磁極115の、第1の戻り磁極118とは反対側に位置決めされている。特に、第2の戻り磁極119は、記録磁極先端部126の後縁148から間隔をおいて配置されている。第2の戻り磁極先端部129を有する第2の戻り磁極119は、第2のスペーサ121によって記録磁極115から切離され、第2の後部間隙閉鎖部123において接続されている。主要磁極先端部126、第1の戻り磁極先端部128および第2の戻り磁極先端部129は、それぞれ、媒体104の面130に面しており、スライダの空気軸受面(air bearing surface)(ABS)132の一部を形成する。
導電性コイル124は、記録磁極115に巻付いて、記録磁極115と第1の戻り磁極118との間および記録磁極115と第2の戻り磁極119との間に延びている。絶縁材料(図示せず)は、導電性コイル124を、記録磁極115および第1の戻り磁極118から、ならびに、記録磁極115および第2の戻り磁極119から、電気的に絶縁する。当業者は、導電性コイル124の他の構成が可能であることを理解すべきである。たとえば、導電性コイル124は、2つの導電性コイルであり得るであろう。一方のコイルが第1の戻り磁極118と記録磁極115との間および後部間隙閉鎖部122の周りに延びており、一方のコイルが第2の戻り磁極119と記録磁極115との間および後部間隙閉鎖部123の周りに延びていることもあり得る。
図1は、記録素子106とは別個の上部シールド112および下部シールド114を有する再生素子108を示す。しかしながら、他の再生/記録トランスデューサでは、戻り磁極118が再生素子108のための上部シールドとして動作できることに注目されたい。さらに、記録素子106の部分も遮蔽できることに注目されたい。
記録磁極115と、第1の戻り磁極118と、第2の戻り磁極119と、後部間隙閉鎖部122および123と、垂直な磁化の向きを有する硬質磁性層または記憶層136の下に置く媒体104の軟磁性層134とによって、磁気回路が記録素子106に形成される。記憶層136は、均一に磁化された領域138を含み、領域138の各々が、上または下の向きに従ってデータのビットを表す。動作時、電流が導電性コイル124に流され、これは、磁気回路を通して伝えられる磁束を誘発する。磁気回路は、矢印140によって示されるように、磁束が主要磁極先端部126および記録媒体の記憶層136を通って垂直に進むようにする。次に、磁束は、矢印142および143によって示されるように、記録媒体の軟磁性層134を通るように水平に方向付けられ、次いで、矢印144および145によって示されるように、記憶層136を再び通って、第1の戻り磁極118の第1の戻り磁極先端部128および第2の戻り磁極119の第2の戻り磁極先端部129を通るように垂直に方向付けられる。最後に、磁束は、後部間隙閉鎖部122および123を通って記録磁極115に戻るように伝えられる。
主要磁極先端部126は、記憶層136のパターン138における磁化の向きが強制的に記録磁場と整列させられ、したがって、データのビットをそこに記録させるほどまでに、そこを通って進む磁束を集中させるように成形される。一般に、主要磁極先端部126における記憶層136の磁場は、その層の保磁力または飽和磁場の2倍でなければならない。媒体104は、矢印146によって示される方向に回転する。記録磁極116の後縁148は、記憶層136に記録されたデータのビット間の遷移を規定する「記録端縁」として動作する。なぜなら、その端縁において発生した磁場は、パターン138における磁化の向きを規定する最後のものであるためである。
遮蔽された記録磁極は、後縁148における磁場勾配を大きくし、遷移の質を改善する。シールド記録磁極で記録された遷移の曲率は、シールドなしで記録された遷移の曲率よりも小さい。しかしながら、シールドがあっても、記録磁極は依然として真っ直ぐでない遷移を作り出す。遷移の質の改善は、さらに、空気軸受面、特に空気軸受面の後縁において磁極の全域について高いモーメントの磁性材料を用いることによって、達成することができる。イオンミリングとの相互作用、空気に晒されること、およびその後の埋め戻し堆積はすべて、記録磁極の側壁および端縁上での不感層の形成を引き起こし得る、記録磁極または他のタイプのトランスデューサの製造での例である。不感層は、不感層をもたない記録磁極と比較して、真っ直ぐな遷移を記録磁極が記録することを妨げる。
図2は、図1のトランスデューサ102などのトランスデューサの製造方法の一実施例を示すフローチャート200である。特に、フローチャート200は、図1に示される記録磁極116などの記録磁極の製造方法を記載する。フローチャート200は、図2〜図9に示される中間構造と組合せて記載される。
ブロック201において、図3に示されるような第1の中間構造250が得られる。第1の中間構造250は、基板254上に形成された磁性材料252を含む。磁性材料252は、FeCoまたは他のタイプの2.4T鉄コバルトであり得る。基板254は、アルミナ(Al23)または他のタイプの絶縁材料であり得る。第1の中間構造250は、また、磁性材料252上に堆積されたマスク256を含む。たとえば、マスク256は、フォトレジストまたは硬質マスクであり得る。マスク256は、製造すべき記録磁極の幅を規定することに用いられるように構成される。一般に、記録磁極の幅は、記憶媒体上のトラックの幅に対応すべきである。
ブロック203において、第2の中間構造258(図4に図示)を形成するために、少なくとも1回の成形作業が第1の中間構造250上で実行される。磁性材料の形状を規定するために、マスク256によって塞がれていない磁性材料252の除去を、イオンミリング、たとえば標準的な誘導性イオンビームミルによって、行なうことができる。しかしながら、磁性材料252は、反応性イオンビームエッチング(reactive ion beam etching)(RIBE)などの他の技術を用いて除去されることができる。
図4に示されるように、成形後、基板254の一部および磁性材料252の一部が除去される。より特定的には、磁性材料252は、前縁249と、後縁248と、1対の対向する側壁262および264とを含むように規定される。なお、後縁248は、図1に示される記録磁極116の後縁148に一致する。
ブロック205において、第3の中間構造268(図5に図示)を形成するために、第1の保護層266が第2の中間構造258上に堆積される。第1の保護層266は、イオンミリングに晒された基板254の部分と接触し、磁性材料252の側壁262および264、ならびにマスク256の、磁性材料252と接触していない部分と接触するように、堆積される。たとえば、第1の保護層266は、原子堆積(atomic deposition)(ALD)で形成することができ、タンタル(Ta)、ルテニウム(Ru)、銅(Cu)、ダイヤモンド状炭素などの非磁性材料、または、アルミナもしくはさまざまな窒化物もしくは炭化物などの他の類似の材料を含み得る。図2に示される方法では、ステップ203および205は、真空を破壊することなく実行することができる。真空下でこれらのステップを実行することは、湿気および酸素に晒されることなどの環境条件に起因して側壁262および264が損傷を受けることを防ぐ。第1の保護層266が堆積されるとすぐに、磁性材料252が晒されることに関する問題が解消され、真空を破壊することができる。
ブロック207において、図6に示される第4の中間構造272を形成するために、第3の中間構造268が埋め戻し材料270で埋め戻しされる。たとえば、埋め戻し材料270は、アルミナなどの絶縁材料であり得る。示されるように、埋め戻し材料270は、ブロック204において記載された成形ステップ中にミリングによって取除かれた磁性材料252の側壁262および264を取囲む空間を埋める。また、図6に示されるように、構造272を第1の部分275と第2の部分276とに分割する停止面274が、磁性材料252とマスク256との間に規定される。より特定的には、停止面274は、磁性材料252とマスク256との間の境界面によって規定される。
ブロック209において、第5の中間構造278(図7に図示)を形成するために、第4の中間構造272の第1の部分275が停止面274において除去される。第1の部分275を除去することによって、成形された磁性材料252の後縁248を晒すように、第1の保護層266の一部、埋め戻し材料270の一部およびマスク256が除去される。
ブロック211において、第6の中間構造282を形成するために、第2の保護層280が第5の中間構造278上に堆積される。特に、第2の保護層280は、埋め戻し材料270、第1の保護層266および成形された磁性材料252の後縁248を被覆するように堆積される。したがって、成形された磁性材料252は、側壁262および264と接触する保護層および後縁248上の保護層によって被覆され、保護される。第1の保護層266と同様に、第2の保護層280は、タンタル(Ta)、ルテニウム(Ru)、銅(Cu)、ダイヤモンド状炭素などの非磁性材料、または、アルミナもしくはさまざまな窒化物もしくは炭化物などの他の類似の材料を含み得る。
ブロック213において、(図1に示される間隙または空間120などの)間隙を形成するために、間隙材料284が第6の中間構造282上に堆積される(または、図9に示されるように、第2の保護層280上に堆積される)。シールドまたは前面シールドを形成するために、シールド材料286(図1には特に図示せず)が間隙材料284上に堆積される。間隙材料284およびシールド材料286を追加することによって、第6の中間構造282がトランスデューサ202の少なくとも一部になる。たとえば、間隙材料284はアルミナなどの絶縁材料であり得て、シールド材料286は磁性材料であり得る。前に記載したように、シールド材料286は、後縁248における磁場勾配を大きくし、遷移の質を改善する。
図10は、図1のトランスデューサ102などのトランスデューサの製造方法の別の実施例を示すフローチャート300である。特に、フローチャート300は、図1に示される記録磁極116などの記録磁極の製造方法を記載する。フローチャート300は、図11〜図16に示される中間構造と組合せて記載される。
ブロック301において、図11に示されるような第1の中間構造350が得られる。第1の中間構造350は、基板354上に形成された磁性材料352を含む。図3の磁性材料252と同様に、磁性材料352は、FeCoまたは他のタイプの2.4T鉄コバルトであり得る。基板254と同様に、基板354は、アルミナまたは他のタイプの絶縁材料であり得る。第1の中間構造350は、また、磁性材料352上に形成された第1の保護層366と、第1の保護層366上に堆積されたマスク356とを含む。図5の第1の保護層266と同様に、第1の保護層366は、タンタル(Ta)、ルテニウム(Ru)、銅(Cu)、ダイヤモンド状炭素などの非磁性材料、または、アルミナもしくはさまざまな窒化物もしくは炭化物などの他の類似の材料を含み得る。図3のマスク256と同様に、マスク356は、フォトレジストまたは硬質マスクであり得る。マスク356は、製造すべき記録磁極の幅を規定することに用いられるように構成される。
ブロック303において、第2の中間構造358(図12に図示)を形成するために、少なくとも1回の成形作業が第1の中間構造350上で実行される。磁性材料の形状を規定するために、マスク356によって塞がれていない磁性材料352および第1の保護層366の除去を、イオンミリングまたは反応性イオンビームエッチング(RIBE)などの他の技術によって、行なうことができる。図12に示されるように、成形後、基板354の一部、磁性材料52の一部および第1の保護層366の一部が除去される。より特定的には、磁性材料352は、後縁348と、前縁349と、1対の対向する側壁362および364とを含むように規定される。なお、後縁348は、図1に示される記録磁極116の後縁148に一致する。
ブロック305において、第3の中間構造368(図13に図示)を形成するために、第2の保護層380が第2の中間構造358上に堆積される。第2の保護層380は、イオンミリングに晒された基板354の部分と接触し、磁性材料352の側壁362および364ならびに第1の保護材料366の側面ならびにマスク356の部分と接触するように、堆積される。したがって、成形された磁性材料352は、側壁362および364と接触する保護層および後縁348上の保護層によって被覆され、保護される。第1の保護層366と同様に、第2の保護層380は、タンタル(Ta)、ルテニウム(Ru)、銅(Cu)、ダイヤモンド状炭素などの非磁性材料、または、アルミナもしくはさまざまな窒化物もしくは炭化物などの他の類似の材料を含み得る。
図10に示される方法では、ステップ303および305は、真空を破壊することなく実行することができる。真空下でこれらのステップを実行することは、湿気および酸素に晒されることなどの環境条件に起因して側壁362および364が損傷を受けることを防ぐ。第1の保護層366および第2の保護層380が堆積されるとすぐに、磁性材料352が晒されることに関する問題が解消され、真空を破壊することができる。
ブロック307において、第4の中間構造372(図14に図示)を形成するために、第3の中間構造368が埋め戻し材料370で埋め戻しされる。埋め戻し材料270と同様に、埋め戻し材料370は、アルミナなどの絶縁材料であり得る。示されるように、埋め戻し材料370は、ブロック303において記載された成形ステップ中にミリングによって取除かれ、第2の保護層380でコーティングされた磁性材料352の側壁362および364を取囲む空間を埋める。また、図14に示されるように、構造372を第1の部分375と第2の部分376とに分割する停止面374が、磁性材料352とマスク356との間に規定される。より特定的には、停止面374は、第1の保護層366とマスク356との間の境界面によって規定される。
ブロック309において、第5の中間構造378(図15に図示)を形成するために、第4の中間構造372の第1の部分375が停止面374において除去される。第1の部分375を除去することによって、成形された磁性材料352の後縁348上に形成された第1の保護層366を晒すように、第2の保護層380の一部、埋め戻し材料370の一部およびマスク356が除去される。
ブロック311において、(図1に示される間隙または空間120などの)間隙を形成するために、間隙材料384が第6の中間構造382上に堆積される(または、図16に示されるように、第2の保護層366および埋め戻し370上に堆積される)。シールドまたは前面シールドを形成するために、シールド材料386(図1には特に図示せず)が間隙材料384上に堆積される。間隙材料384およびシールド材料386を追加することによって、第6の中間構造382がトランスデューサ302の少なくとも一部になる。たとえば、間隙材料384はアルミナなどの絶縁材料であり得て、シールド材料386は磁性材料であり得る。前に記載したように、シールド材料386は、後縁348における磁場勾配を大きくし、遷移の質を改善する。
図17は、図1のトランスデューサ102などのトランスデューサの製造方法の別の実施例を示すフローチャート400である。特に、フローチャート400は、図1に示される記録磁極116などの記録磁極の製造方法を記載する。フローチャート400は、図18〜図20に示される中間構造と組合せて記載される。
ブロック401において、図18に示されるような第1の中間構造450が得られる。第1の中間構造450は、基板454上に形成された磁性材料452を含む。図3の磁性材料252および図11の磁性材料352と同様に、磁性材料452は、FeCoまたは他のタイプの2.4T鉄コバルトであり得る。基板254および基板354と同様に、基板454は、アルミナまたは他のタイプの絶縁材料であり得る。第1の中間構造450は、また、磁性材料452上に堆積されたマスク456を含む。たとえば、マスク56は、フォトレジストまたは硬質マスクであり得る。マスク56は、製造される記録磁極の幅を規定することに用いられるように構成される。一般に、記録磁極の幅は、記憶媒体上のトラックの幅に対応すべきである。
ブロック403において、第2の中間構造458(図19に図示)を形成するために、少なくとも1回の成形作業が第1の中間構造450上で実行される。磁性材料の形状を規定するために、マスク456によって塞がれていない磁性材料452の除去を、イオンミリングまたは反応性イオンビームエッチング(RIBE)などの他の技術によって、第1のエネルギレベルで行なうことができ、第2の中間構造458を形成する。特に、第1の成形作業は、誘導性イオンビームミルによって実行することができる。図19に示されるように、成形後、基板454の一部および磁性材料452の一部が除去される。より特定的には、磁性材料452は、前縁449と、後縁448と、1対の対向する側壁462および464とを含むように規定される。なお、後縁448は、図1に示される記録磁極116の後縁148に一致する。
しかしながら、第1の成形作業が磁性材料452上で実行された後、磁性材料452の側面では、制御されない厚みを有する反応ゾーンまたは不感層490の形成が生じる。不感層490の形成は、さまざまな理由によって引き起こされる可能性がある。たとえば、イオンミリング中にデバイスの側壁462および464に打込まれるアルゴンビームは、イオンにより誘発される物理的損傷を引き起こす可能性がある。別の例では、磁性材料452がイオンミリングによって規定された後、磁性材料452は、他の製造プロセスに遷移するための雰囲気に晒される可能性がある。イオンミリング処理されたばかりのデバイスが雰囲気に晒されるために、酸素および水分が容易にデバイスの端縁と反応し得て、不感層490を形成する。さらに別の例では、側壁462および464に対するその後の酸化が、アルミナ硬質マスクまたは他のアルミナ層から生じ得る。
実際、不感層490が磁性材料452上に形成される場合、図20に示されるような第3の中間構造468を形成するために磁性材料452上で第2の成形作業を実行することによって、不感層の厚みを除去または低減することができる。第2の成形作業は、イオンミリングまたはRIBEなどの他の技術によって、第2のエネルギレベルで実行することができる。特に、第2の成形作業は、誘導性イオンビームミルを用いて実行することができる。第2のエネルギレベルは、減少した量または第1のエネルギレベルよりも少ない量のエネルギレベルである。より低いパワーで第2の成形作業を実行することは、第1の成形作業下で形成された損傷層または不感層490と比較して、磁性材料の側壁462および464上の新たな損傷層または不感層491が小さくなることを意味する。また、図20に示されるように、第2の中間構造458上での第2の成形作業は、磁性材料452と基板454との間の境界面に直角(すなわち、磁性材料452の前縁449に直角)の位置に対して第1の角度492で実行される。
ブロック405においておよび図21に示されるように、側壁462および464上に保護または封じ込め層466を形成するために、基板454の材料が、イオンビーム打込みを用いて、第2の中間構造458または第3の中間構造468の磁性材料452の側壁462および464上に再堆積される。特に、基板材料を基板454から側壁462および464上に再堆積させるためにイオンビーム打込みを行なうステップは、磁性材料452と基板454との間の境界面に直角(すなわち、磁性材料452の前縁449に直角)の位置において実行される。図21に示されるように、イオンビーム打込みの直角位置によって、基板454のアルミナが基板から解き放たれ、側壁462および464上に堆積する。図20に示される第2の成形作業も図21に示される再堆積作業も、誘導性イオンビームミルを用いて、第2のエネルギレベルで実行することができ、この第2のエネルギレベルは、図19に示される第1の成形作業を実行するためのエネルギレベルよりも低いエネルギレベルである。
図19〜図21に示されるすべてのステップが、真空を破壊することなく単一のチャンバ内で実行できることを理解されたい。さらに、図21に示される時点で磁性材料452が依然としてマスク456によって被覆されているので、前縁449に直角の位置において行なわれるイオンビーム打込みを用いた再堆積作業が、製造中のトランスデューサの限界寸法(すなわち、幅)に影響を及ぼさないことを認識されたい。
さまざまな実施例の構造および機能の詳細とともに、さまざまな実施例の多数の特徴および利点について上記の説明の中で記載してきたが、この開示は例示的なものであるに過ぎず、詳細について、特に、添付の特許請求の範囲を表現する用語の幅広い一般的な意味によって示される開示の原理の最大の範囲内で、部品の構造および配置の事項について、変更を行なってもよい。たとえば、特定の素子は、本発明の範囲および精神から逸脱することなく、実質的に同じ機能を維持しながら、トランスデューサのタイプによって異なっていてもよい。また、本明細書に記載される実施例は、製造中に記録磁極を保護することに向けられているが、本発明の教示が、本発明の範囲および精神から逸脱することなく、製造中の他のタイプのトランスデューサの他の構成要素に適用可能であることは、当業者によって理解される。
102 トランスデューサ、148 後縁、149 前縁、252 磁性材料、254 基板、262,264 側壁、266 第1の保護層、270 埋め戻し材料

Claims (5)

  1. トランスデューサの製造方法であって、
    基板上に形成された磁性材料と、前記磁性材料上に堆積されたマスクとを含む第1の中間構造を得るステップを備え、前記構造を第1の部分と第2の部分とに分割する停止面が、前記磁性材料と前記マスクとの間に規定され、前記方法はさらに、
    第2の中間構造を形成するために、イオンビーム打込みを用いて、第1のエネルギレベルで、前記第1の中間構造上で、マスクによって塞がれていない磁性材料を除去する、少なくとも1回の成形作業を実行して、後縁と、前縁と、前記後縁および前記前縁の間に延びる1対の側壁とを含む磁性材料を成形するステップと、
    第3の中間構造を形成するために、前記第2の中間構造に対して第2の成形作業を実行した上で、前記第2の中間構造上に非磁性材料からなる第1の保護層を堆積させるステップと、
    第4の中間構造を形成するために、絶縁材料で前記第3の中間構造を埋め戻しするステップと、
    第5の中間構造を形成するために、埋め戻しされた絶縁材料の一部、前記マスクおよび前記第1の保護層の一部を含む前記構造の前記第1の部分を前記停止面において除去するステップとを備え、
    前記第2の成形作業は、イオンビーム打込みを用いて、第1のエネルギレベルよりも少ない第2のエネルギレベルで、前記成形された磁性材料の前記前縁に直角の位置に対して第1の角度で、前記磁性材料の側面に形成された不感層を除去または低減して、その後に第1のエネルギレベルよりも少ないエネルギレベルで、イオンビーム打込みを用いて、前記前縁に直角の位置において、前記磁性材料の前記側壁上に前記基板の材料を再堆積させる、方法。
  2. 前記トランスデューサの少なくとも一部を形成するために、前記第5の中間構造上に間隙材料を堆積させ、前記間隙材料上にシールド材料を堆積させるステップをさらに備え、前記間隙材料は絶縁材料を含み、前記シールド材料は磁性材料を含む、請求項に記載の方法。
  3. 第6の中間構造を形成するために、前記第5の中間構造上に非磁性材料からなる第3の保護層を堆積させるステップをさらに備える、請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記トランスデューサの少なくとも一部を形成するために、前記第6の中間構造上に間隙材料を堆積させ、前記間隙材料上にシールド材料を堆積させるステップをさらに備え、前記間隙材料は絶縁材料を含み、前記シールド材料は磁性材料を含む、請求項に記載の方法。
  5. 前記第2の中間構造を形成するために第1の中間構造を成形するステップおよび第3の中間構造を形成するために非磁性材料からなる第1の保護層を堆積させるステップは、両方とも、真空下で実行される、請求項1からのいずれか1項に記載の方法。
JP2010158107A 2009-07-13 2010-07-12 トランスデューサおよびトランスデューサの製造方法 Expired - Fee Related JP5675192B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/502,179 2009-07-13
US12/502,179 US9058823B2 (en) 2009-07-13 2009-07-13 Protected transducer for dead layer reduction

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014192851A Division JP5905552B2 (ja) 2009-07-13 2014-09-22 トランスデューサおよびトランスデューサの製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011023101A JP2011023101A (ja) 2011-02-03
JP2011023101A5 JP2011023101A5 (ja) 2011-03-17
JP5675192B2 true JP5675192B2 (ja) 2015-02-25

Family

ID=43427285

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010158107A Expired - Fee Related JP5675192B2 (ja) 2009-07-13 2010-07-12 トランスデューサおよびトランスデューサの製造方法
JP2014192851A Active JP5905552B2 (ja) 2009-07-13 2014-09-22 トランスデューサおよびトランスデューサの製造方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014192851A Active JP5905552B2 (ja) 2009-07-13 2014-09-22 トランスデューサおよびトランスデューサの製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9058823B2 (ja)
JP (2) JP5675192B2 (ja)
CN (1) CN101996642B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100108636A1 (en) * 2008-10-30 2010-05-06 Seagate Technology Llc Integrated Tool for Fabricating an Electronic Component
KR102411080B1 (ko) * 2015-09-02 2022-06-21 삼성전자주식회사 패턴 형성 방법 및 이를 이용한 자기 메모리 장치의 제조 방법

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5734531A (en) * 1995-10-31 1998-03-31 Quantum Peripherals Colorado, Inc. Magneto-resistive read/write head having a combination pole/shield
US6264848B1 (en) * 1998-04-09 2001-07-24 Seagate Technology Llc Method for providing track position and identification information for data storage devices
US6519119B1 (en) * 1999-11-03 2003-02-11 Seagate Technology, Llc Structure for current perrpendicular to plane giant magnetoresistive read heads
JP2002367112A (ja) * 2001-06-08 2002-12-20 Tdk Corp 薄膜磁気ヘッドの製造方法
US6687085B2 (en) 2001-07-17 2004-02-03 Seagate Technology Llc Perpendicular write head with high magnetization pole material and method of fabricating the write head
JP2003298139A (ja) 2002-03-29 2003-10-17 Alps Electric Co Ltd 磁気検出素子
JP2003332649A (ja) 2002-05-14 2003-11-21 Alps Electric Co Ltd 磁気検出素子
US6998061B1 (en) 2002-09-06 2006-02-14 Maxtor Corporation In-situ exchange biased GMR head for ultra-high density recording with pinning layer-only anneal
US7292409B1 (en) 2004-02-27 2007-11-06 Western Digital (Fremont), Llc Magnetic head with thin trailing pedestal layer
US7367110B2 (en) 2004-09-27 2008-05-06 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method of fabricating a read head having shaped read sensor-biasing layer junctions using partial milling
US7228619B2 (en) 2004-10-29 2007-06-12 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method of manufacturing a magnetic head with common seed layer for coil and pedestal
JP2006134507A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Tdk Corp 磁気ヘッドの製造方法、磁気ヘッド、ヘッドジンバルアセンブリ、ヘッドアームアセンブリ、ヘッドスタックアセンブリ
US7639456B2 (en) 2005-10-06 2009-12-29 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Double mill process for patterning current perpendicular to plane (CPP) magnetoresistive devices to minimize barrier shorting and barrier damage
US7446984B2 (en) 2005-12-14 2008-11-04 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Magnetic random access memory (MRAM) having increased reference layer anisotropy through ion beam etch of magnetic layers
JP2007184022A (ja) 2006-01-04 2007-07-19 Alps Electric Co Ltd 垂直磁気記録ヘッドの主磁極形成方法
US20070183093A1 (en) 2006-02-07 2007-08-09 Quang Le Protective layer for CMP assisted lift-off process and method of fabrication
JP2007257775A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Tdk Corp 狭幅の下部層を有する薄膜素子の製造方法及び該素子を備えた薄膜磁気ヘッド
US7765677B2 (en) 2006-04-18 2010-08-03 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method for manufacturing a magnetic write head using a protective layer to prevent write pole consumption
US7748103B2 (en) * 2006-04-24 2010-07-06 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method of manufacturing a perpendicular magnetic recording write head with notched trailing shield
US7587811B2 (en) 2006-04-25 2009-09-15 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method for manufacturing a magnetic write head for perpendicular magnetic data recording
JP2008052840A (ja) 2006-08-25 2008-03-06 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ヘッドスライダの製造方法
US7578049B2 (en) 2006-09-21 2009-08-25 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method for constructing a magnetic write pole for a perpendicular magnetic recording head
US7715147B2 (en) 2006-10-27 2010-05-11 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Magnetic write head having a shield that extends below the leading edge of the write pole
US7993535B2 (en) * 2007-01-26 2011-08-09 International Business Machines Corporation Robust self-aligned process for sub-65nm current-perpendicular junction pillars
JP2008210481A (ja) 2007-02-27 2008-09-11 Fujitsu Ltd 磁気記録装置の製造方法
US20100108636A1 (en) * 2008-10-30 2010-05-06 Seagate Technology Llc Integrated Tool for Fabricating an Electronic Component

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014238911A (ja) 2014-12-18
JP5905552B2 (ja) 2016-04-20
CN101996642B (zh) 2013-06-05
CN101996642A (zh) 2011-03-30
US20110007422A1 (en) 2011-01-13
US9058823B2 (en) 2015-06-16
JP2011023101A (ja) 2011-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4999121B2 (ja) サイドシールド層を有する垂直磁気記録用磁気ヘッドおよびその製造方法
KR100924695B1 (ko) 수직 자기 기록 헤드 및 그 제조방법
US6433968B1 (en) Merged read/write head and method of fabricating same
US7388732B2 (en) Perpendicular recording magnetic head with a write shield megnetically coupled to a first pole piece
US6430009B1 (en) Magnetic head shield pole with nonmagnetic separation film between transition portion and shield portion
US5809636A (en) Method of making a magnetoresistive thin film magnetic head with specific shapes of leads
US20060011484A1 (en) Magnetic head having thermally assisted write head with encapsulated heater element, and method of fabrication thereof
JP2007128581A (ja) 磁気ヘッド及びその製造方法
JP2007087551A (ja) 垂直磁気記録ヘッドの製造方法
JP3817223B2 (ja) 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法
US6665156B2 (en) Magnetoresistive head, manufacture thereof, and magnetic recording/reproducing apparatus with such magnetic head
JP2002329905A (ja) Cpp構造磁気抵抗効果素子およびその製造方法
JP5905552B2 (ja) トランスデューサおよびトランスデューサの製造方法
JP2005182897A (ja) 薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法
US10950261B2 (en) Supermalloy and MU metal side and top shields for magnetic read heads
JP2008192269A (ja) 磁気リード・ヘッド及びその製造方法
JP2006048869A (ja) 薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法、ならびに磁気記録装置
KR100617282B1 (ko) Cpp 구조 자기 저항 효과 소자
JP3902183B2 (ja) 磁気ヘッドおよびその製造方法ならびに磁気記録再生装置
US6404588B1 (en) Thin film magnetic head having magnetic yoke layer connected to magnetic yoke piece of reduced width
JP3639529B2 (ja) 薄膜磁気ヘッド及び薄膜磁気ヘッドの製造方法
JP2003229615A (ja) Cpp構造磁気抵抗効果素子の製造方法
JPH10283617A (ja) 垂直磁気記録用複合型ヘッド
JP2011076703A (ja) 磁気ヘッドの作製方法
JP2008140521A (ja) 磁気ヘッドおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101125

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120919

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130723

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131022

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140520

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140922

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20141008

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5675192

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees