JP5672819B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体基板にビアが設けられる半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置に用いられている半導体基板にビアを設け、そのビアを利用して半導体装置の表裏面間を導通させる技術が知られている。そのような半導体装置を複数積層し、それらを互いに電気的に接続する、スタック構造のデバイスが知られている。また、半導体基板の表裏面側にソースとドレインを有する半導体装置で、フリップチップ実装を可能にするため、その表面側に、ソースに電気的に接続された電極を設けると共に、裏面側ドレインに電気的に接続された貫通ビアの端を露出させる技術も知られている。
特開2007−165461号公報 特開2007−150176号公報
半導体基板にビアが設けられる半導体装置を製造する際には、トランジスタ等の素子に加え、半導体基板にビアを形成するために、その製造に要する工程数が増加してしまうことがある。尚、半導体基板にビアを形成する場合、半導体基板とビアが直接接触すると、そのビアの材料が半導体基板に拡散する等の問題が生じ得るため、このような点を考慮してビアを形成することが望まれる。
本発明の一観点によれば、半導体基板の第1の面に、ソース領域及びドレイン領域並びにゲート電極を有するトランジスタを形成する工程と、前記第1の面側に、前記トランジスタを被覆する第1絶縁膜を形成する工程と、前記第1絶縁膜上に層間絶縁膜を形成する工程と、前記第1絶縁膜及び層間絶縁膜を貫通し、前記ソース領域又は前記ドレイン領域に達する第1コンタクト部を形成する工程と、前記層間絶縁膜を除去すると共に前記第1コンタクト部の一部を除去して、前記第1コンタクト部の高さを低くすると共に前記ゲート電極を露出させる工程と、前記露出させる工程の後、前記第1コンタクト部及び前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成する工程と、前記第1絶縁膜及び前記第2絶縁膜を貫通し、前記半導体基板の内部に達する第1開口部を形成する工程と、前記第1開口部の内面及び前記第2絶縁膜上に第3絶縁膜を形成する工程と、前記第2絶縁膜及び前記第3絶縁膜を貫通し、前記第1コンタクト部に達する第2開口部を形成する工程と、前記第1開口部内及び前記第2開口部内に導電材料を形成し、前記第1開口部内にビアを形成すると共に、前記第2開口部内に第2コンタクト部を形成する工程と、を含む半導体装置の製造方法が提供される。
開示の方法によれば、半導体基板に設けられたビアを有する、信頼性の高い半導体装置を、工程数の増加を抑えて、効率的に形成することが可能になる。
半導体装置形成方法の一例の説明図(その1)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その2)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その3)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その4)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その5)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その6)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その7)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その8)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その9)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その10)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その11)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その12)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その13)である。 半導体装置形成方法の変形例(その1)の説明図である。 半導体装置形成方法の変形例(その2)の説明図である。 半導体装置形成方法の変形例(その3)の説明図である。
図1〜図13は、半導体装置形成方法の一例の説明図である。ここでは、メタルゲート電極を備えたトランジスタ構造を有する半導体装置の形成方法を例にして説明する。以下、その形成方法を順に説明していく。
まず、図1に示す工程について述べる。図1(A)は素子分離領域形成工程の要部断面模式図、図1(B)はゲート絶縁膜、犠牲層及びハードマスクの形成工程の要部断面模式図、図1(C)はダミーゲート加工工程の要部断面模式図である。
はじめに、図1(A)に示すように、半導体基板1の一方の面側に、素子分離領域1aを形成する。ここでは、半導体基板1としてシリコン(Si)基板を用い、素子分離領域1aとして酸化シリコン(SiO2)のSTI(Shallow Trench Isolation)を形成する場合を例にする。
次いで、素子分離領域1aを形成したその半導体基板1の一方の面側に、図1(B)に示すように、ゲート絶縁膜2、犠牲層3及びハードマスク4を形成する。
ゲート絶縁膜2には、例えば、高誘電率(High−k)材料を用いる。このようなHigh−k材料を用いたゲート絶縁膜2としては、例えば、酸化ハフニウム(HfO)膜を用いることができる。その場合、HfO膜には、ジルコニウム(Zr)、チタン(Ti)、アルミニウム(Al)、シリコン(Si)、タンタル(Ta)、ランタン(La)、イットリウム(Y)、マグネシウム(Mg)のうち1種又は2種以上の元素が含まれていてもよい。これらの各元素は、後述のようにして形成されるトランジスタ構造における閾値Vthの制御に利用され得る。
このようなゲート絶縁膜2を、半導体基板1上に、膜厚0.5nm〜3nmで形成する。ゲート絶縁膜2の形成には、熱CVD(Chemical Vapor Deposition)法、ALD(Atomic Layer Deposition)法、PVD(Physical Vapor Deposition)法等を用いることができる。
また、ゲート絶縁膜2の形成後には、酸素、窒素雰囲気、又はそれに準ずる雰囲気中、400℃〜1050℃の温度条件で熱処理を行い、ゲート絶縁膜2の膜質を調整するようにしてもよい。この場合、ゲート絶縁膜2と半導体基板1との界面領域には、酸化膜(ここではSiO2膜)が形成され得る。
また、ゲート絶縁膜2の形成後には、750℃〜1100℃の温度条件で窒素(N2)プラズマ処理を行い、ゲート絶縁膜2を窒化するようにしてもよい。更にまた、このような窒化処理と、上記のような熱処理とを、共に行うことも可能である。
例えば、HfO膜を、ALD法により、膜厚2nmで形成し、850℃で5秒間の熱処理を行うことで、ゲート絶縁膜2を形成する。
ゲート絶縁膜2の形成後は、図1(B)に示すように、犠牲層3を形成する。犠牲層3には、ポリシリコンやアモルファスシリコン等のSi系材料を用いることができる。例えば、犠牲層3として、膜厚10nm〜100nmのポリシリコンを、CVD法を用いて形成する。
そして、このような犠牲層3上に、図1(B)に示すように、ハードマスク4を形成する。ハードマスク4として、例えば、膜厚5nm〜20nmの窒化シリコン(SiN)膜を形成する。ハードマスク4は、後述するダミーゲート加工時のマスクや、CMP(Chemical Mechanical Polishing)時の犠牲層3の保護膜(ストッパ膜)としての役割を果たす。
尚、ここでは図示を省略するが、ゲート絶縁膜2上には、後に形成されるゲート電極(メタルゲート電極)の仕事関数を制御する仕事関数制御層を形成してもよい。仕事関数制御層には、例えば、窒化チタン(TiN)を用いることができる。仕事関数制御層の膜厚は、例えば、3nm〜10nmとする。仕事関数制御層は、PVD法、MO(Metal Organic)−CVD法、熱CVD法、ALD法等を用いて形成することができる。例えば、仕事関数制御層として、膜厚5nmのTiN膜を、PVD法を用いて形成する。PVD法を用いてTiN膜を形成する場合には、Tiターゲット並びに、アルゴン(Ar)ガス及びN2ガスを用いたリアクティブスパッタにより、TiN膜を形成する。TiターゲットとN2ガスを用いたリアクティブスパッタにより、TiN膜を形成することもできる。また、形成するトランジスタのチャネル導電型に応じて仕事関数を調整する観点から、チタンアルミニウム(TiAl)合金のターゲットを用い、膜中にAlを混入させてもよい。
このようにゲート絶縁膜2上に仕事関数制御層を形成する場合には、その形成した仕事関数制御層上に、上記のようにして犠牲層3及びハードマスク4を形成すればよい。
ハードマスク4の形成まで行った後は、図1(C)に示すように、そのハードマスク4を用い、ダミーゲート加工を行い、素子分離領域1aで画定された素子領域に、ダミーゲート電極5を形成する。この例では、犠牲層3とハードマスク4の積層構造部をダミーゲート電極5と言う。このようなダミーゲート電極5を形成するためのダミーゲート加工は、エッチングにより行うことができる。
その際は、まず、ハードマスク4を所定形状にパターニングするエッチングを行う。ハードマスク4をSiNで形成している場合には、ハードマスク4を、例えば、テトラフルオロメタン(CF4)、フルオロメタン(CH3F)、Ar及び酸素(O2)を用いてエッチングする。
ハードマスク4をパターニングした後は、それをマスクにして犠牲層3のエッチングを行う。犠牲層3をポリシリコンで形成している場合には、犠牲層3を、例えば、CF4、塩素(Cl2)及びN2を用いてエッチングする。これにより、ダミーゲート電極5が形成される。ダミーゲート電極5の幅(ゲート長方向の長さ)は、例えば、20nm〜50nmとする。
ダミーゲート電極5の形成後は、同様にハードマスク4をマスクにして、更に下のゲート絶縁膜2をエッチングする。ゲート絶縁膜2にハフニウム(Hf)を含む膜を用いている場合には、ゲート絶縁膜2(半導体基板1との界面領域に酸化膜が形成されている場合はその酸化膜を含む)を、トリクロロボロン(BCl3)及びArを用いてエッチングする。
尚、ゲート絶縁膜2上に仕事関数制御層を形成している場合には、このゲート絶縁膜2のエッチングに先立ち、仕事関数制御層のエッチングが行われる。仕事関数制御層をTiNで形成している場合には、仕事関数制御層を、例えば、Cl2、CF4及びN2を用いてエッチングする。
続いて、図2に示す工程について述べる。図2(A)はエクステンション領域形成工程の要部断面模式図、図2(B)は絶縁膜形成工程の要部断面模式図、図2(C)はソース領域及びドレイン領域等の形成工程の要部断面模式図である。
上記のような加工を行った後は、図2(A)に示すように、ダミーゲート電極5の両側の半導体基板1内に、エクステンション領域となる不純物拡散領域6を形成する。この不純物拡散領域6は、所定導電型の不純物を、比較的浅い領域に比較的低濃度でイオン注入することによって、形成する。
不純物拡散領域6の形成後は、まず、図2(B)に示すように、素子分離領域1aが形成された半導体基板1、その上に形成されたゲート絶縁膜2及びダミーゲート電極5を被覆するように、所定膜厚(例えば1000Å未満)の絶縁膜7aを形成する。絶縁膜7aには、例えば、SiN膜を用いることができる。
絶縁膜7aの形成後は、それをエッチバックする。これにより、ゲート絶縁膜2及びダミーゲート電極5の側面に、図2(C)に示すようなスペーサ7が形成される。
スペーサ7の形成後は、図2(C)に示すように、ソース領域及びドレイン領域となる不純物拡散領域8を形成する。この不純物拡散領域8は、所定導電型の不純物を、比較的深い領域に比較的高濃度でイオン注入することによって、形成する。
このようにして不純物拡散領域8の形成まで行った後は、所定の熱処理を行い、不純物拡散領域8、及び先に形成した不純物拡散領域6に注入された不純物の活性化を行う。例えば、1000℃を超える温度(例えば1050℃)でRTA(Rapid Thermal Annealing)を行うことで、不純物拡散領域6,8内の不純物を活性化させる。
不純物拡散領域8の表層部には、図2(C)に示すように、シリサイド層9を形成してもよい。例えば、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)等の金属を堆積し、熱処理を行って半導体基板1(不純物拡散領域8の表層部)と反応させ、その後、未反応金属を除去することにより、シリサイド層9を形成する。
尚、図2(B)に示した工程では、絶縁膜7aとして、まずSiO2膜を形成し、その上にSiN膜を形成するようにしてもよい。その場合、図2(C)に示した工程で述べたエッチバック後には、SiO2膜とSiN膜の2層構造のスペーサ7が形成される。勿論、同様にして3層以上の積層構造を有するスペーサ7を形成してもよい。
以上のようにして、ダミーゲート電極5を備えるトランジスタ構造Trが形成される。
続いて、図3に示す工程について述べる。図3(A)は誘電体層形成工程の要部断面模式図、図3(B)はダミーゲート電極露出工程の要部断面模式図、図3(C)はダミーゲート電極除去工程の要部断面模式図である。
ダミーゲート電極5を備えるトランジスタ構造Trを形成した後は、まず、図3(A)に示すように、トランジスタ構造Tr全体を被覆するように、半導体基板1上に誘電体層10(絶縁膜)を形成する。誘電体層10は、SiO2、低誘電率(Low−k)材料、USG(Undoped Silicate Glass)、PSG(Phospho Silicate Glass)、BSG(Boron Silicate Glass)、BPSG(Boron Phospho Silicate Glass)等の材料を用いて形成することができる。誘電体層10には、無機系材料のほか、有機系材料を用いることもできる。誘電体層10は、その材料に応じて、CVD等の堆積法や、塗布法を用いて形成される。誘電体層10の膜厚は、例えば、600nmとする。
誘電体層10の形成後は、図3(B)に示すように、ダミーゲート電極5を誘電体層10から露出させるための処理を行う。ここでは、CMPを行い、ダミーゲート電極5の上面(ハードマスク4)が露出するまで、誘電体層10を研磨する。尚、CMP後は、例えば、純水や薬液等を用いた洗浄を行い、残渣等を除去する。
ダミーゲート電極5を誘電体層10から露出させた後は、その露出させたダミーゲート電極5を除去し、ダミーゲート電極5の除去部11を有する、図3(C)に示すような構造を得る。ダミーゲート電極5を除去する際には、例えば、図3(B)に示した状態から、まずハードマスク4を選択的にエッチングし、続いて、犠牲層3を選択的にエッチングする。この例では、上記のように、ハードマスク4をSiNで、誘電体層10をSiO2で、犠牲層3をSi系材料で、それぞれ形成することができる。このような場合には、まず、SiO2に対してSiNを選択的にエッチングする条件でハードマスク4をエッチングし、続いて、SiO2に対してSiを選択的にエッチングする条件で犠牲層3をエッチングする。
続いて、図4に示す工程について述べる。図4(A)はバリアメタル膜及び導電材料の形成工程の要部断面模式図、図4(B)はゲート電極形成工程の要部断面模式図、図4(C)は層間絶縁膜形成工程の要部断面模式図である。
上記のようにして半導体基板1の一方の面側にダミーゲート電極5の除去部11を設けた後は、まず、図4(A)に示すように、除去部11の内面、及び誘電体層10の上面に、バリアメタル膜12を形成する。
バリアメタル膜12は、例えば、Ta、窒化タンタル(TaN)、Ti、TiNのうち1種又は2種以上を用いて形成する。このようなバリアメタル膜12は、スパッタ法、CVD法、ALD法等を用いて形成することができる。バリアメタル膜12の膜厚は、除去部11のサイズにもよるが、例えば、3nm〜50nmとする。例えば、バリアメタル膜12として、ALD法を用い、膜厚7nmのTiN膜を形成する。バリアメタル膜12の形成は、パターンに応じて膜厚が変動する等の、膜厚のパターン依存が生じないような条件を用いて行うことが望ましい。
尚、以上の説明では省略しているが、半導体基板1にチャネル導電型の異なる複数のトランジスタ構造Trを形成することも可能である。その場合には、それらについて形成されるダミーゲート電極5の除去部11のうち、いずれかのチャネル導電型のトランジスタ構造Tr側にのみ、バリアメタル膜12を形成するようにしてもよい。バリアメタル膜12の有無により、形成するトランジスタ構造Trのゲート電極(メタルゲート電極)の仕事関数を調整することができる。
バリアメタル膜12の形成後は、図4(A)に示すように、バリアメタル膜12形成後の除去部11を、導電材料13で埋め込む。ここでは導電材料13として、Al等の金属材料を用いる。例えば、膜厚20nm〜200nmのAl膜を、CVD法を用いて形成する。その際、導電材料13は、パターン依存による膜厚変動が生じないような条件を用いて形成することが望ましい。これにより、導電材料13は、除去部11に、少なくとも大きな空隙を生じさせることなく埋め込まれる。
導電材料13を形成した後は、CMPにより、誘電体層10上に形成されている導電材料13及びバリアメタル膜12を除去する。このCMPにより、図4(B)に示すように、除去部11には、導電材料13が埋め込まれ、ゲート電極11aが形成される。これにより、ゲート電極11a(メタルゲート電極)を備えたトランジスタ構造Trが得られるようになる。
尚、ここではメタルゲート電極を形成する場合を例にして説明するが、ゲート電極11aとなる導電材料13には、Al等の金属材料に限らず、形成するトランジスタ構造の形態に応じた様々な材料を用いることが可能である。
ゲート電極11aの形成後は、図4(C)に示すように、誘電体層10上に層間絶縁膜14aを形成する。
続いて、図5に示す工程について述べる。図5(A)は第1コンタクトホール形成工程の要部断面模式図、図5(B)は導電材料形成工程の要部断面模式図、図5(C)はCMP工程の要部断面模式図である。
層間絶縁膜14aの形成後は、図5(A)に示すように、層間絶縁膜14a及び誘電体層10を貫通し、トランジスタ構造Trのソース領域又はドレイン領域(不純物拡散領域6,8及びシリサイド層9)に達する第1コンタクトホール15を形成する。第1コンタクトホール15は、その形成領域に開口部を設けたレジストパターン(図示せず)を形成し、それをマスクにして層間絶縁膜14a及び誘電体層10のエッチングを行うことにより、形成することができる。第1コンタクトホール15は、例えば、直径40nmのサイズで形成する。
第1コンタクトホール15の形成後は、図5(B)に示すように、まず、第1コンタクトホール15の内面、及び層間絶縁膜14aの上面に、バリアメタル膜16を形成する。そして、そのバリアメタル膜16上に、第1コンタクトホール15が埋め込まれるように、導電材料17を形成する。バリアメタル膜16は、例えば、Ti、TiNのうち1種、又はそれらの積層を、スパッタ法、CVD法、ALD法等を用いて形成することができる。導電材料17は、例えば、タングステン(W)を用いて形成することができる。
バリアメタル膜16及び導電材料17の形成後は、CMPを行い、導電材料17、バリアメタル膜16、及び層間絶縁膜14aを研磨する。このCMPにより、図5(C)に示すように、第1コンタクトホール15に第1コンタクト部15a(プラグ)を形成する。
尚、図5(C)には、ゲート電極11aの上面が露出するまでCMPを行い、第1コンタクト部15aを形成する場合を図示した。このほか、この図5(C)の段階では、ゲート電極11aの上面近傍までCMPを行う、即ち、ゲート電極11aが露出する前にCMPを終えるようにしてもよい。
後述のように、この第1コンタクト部15a上には、更に、層間絶縁膜を形成した後、第1コンタクト部15aに達する第2コンタクト部を形成する。そのため、必ずしもゲート電極11aの上面が露出するまでCMPを行うことを要しない。但し、第1コンタクト部15aの高さが低いほど、第1コンタクト部15a自体、更には第1コンタクト部15aとその上に形成する第2コンタクト部の低抵抗化を図ることができる。このような低抵抗化の観点からは、第1コンタクト部15aを形成する際、ゲート電極11aの上面にできるだけ近い位置まで、或いはゲート電極11aの上面が露出するまで、CMPを行うことが好ましい。
続いて、図6に示す工程について述べる。図6(A)はレジストパターン形成工程の要部断面模式図、図6(B)はビアホール形成工程の要部断面模式図、図6(C)は絶縁膜形成工程の要部断面模式図である。
第1コンタクト部15aの形成後は、図6(A)に示すように、層間絶縁膜14を形成する。層間絶縁膜14は、SiO2、Low−k材料等を用い、膜厚50nm〜300nmで形成することができる。例えば、層間絶縁膜14として、テトラエトキシシラン(TEOS)を用いたCVD法により、膜厚150nmのSiO2膜を形成する。
この層間絶縁膜14上へのレジスト形成とその露光及び現像を行い、図6(A)に示すように、層間絶縁膜14上に、最終的に半導体基板1を貫通するビアを形成する領域に開口部18aを設けたレジストパターン18を形成する。開口部18aの直径は、50nm〜3μmの範囲とすることができる。例えば、直径1μmの開口部18aを設けたレジストパターン18を形成する。
レジストパターン18の形成後は、それをマスクにしたエッチングを行い、図6(B)に示すように、層間絶縁膜14及び誘電体層10を貫通し、更に半導体基板1の内部に達する、ビアホール19(開口部)を形成する。例えば、まず、レジストパターン18をマスクにして、半導体基板1の表面に達するまで層間絶縁膜14及び誘電体層10をエッチングし、次いで、半導体基板1を、その表面から30μmの深さまでエッチングする。これにより、所定の直径と深さを有するビアホール19が形成される。
ビアホール19の形成後、レジストパターン18は除去する。
尚、レジストパターン18は、層間絶縁膜14及び誘電体層10が有機系材料を用いて形成されている場合等、層間絶縁膜14及び誘電体層10の材質によっては、誘電体層10上に、ハードマスクや犠牲層等、マスクとなり得る別の層を介して、形成してもよい。その場合は、レジストパターン18を用いてそのような別の層をパターニングし、そのパターニング後の層をマスクにして、ビアホール19を形成する。これにより、ビアホール19の寸法精度を向上させることが可能になる。
ビアホール19の形成後は、図6(C)に示すように、ビアホール19の内面、及び誘電体層10の上面に、絶縁膜20を形成する。絶縁膜20には、SiO2膜を用いることができる。SiO2膜は、例えば、TEOSを用いたCVD法により形成することができる。絶縁膜20の膜厚は、ビアホール19の直径にもよるが、例えば、5nm〜500nmの範囲に設定することができる。直径1μmのビアホール19の場合、絶縁膜20の膜厚は、例えば、100nmとする。
尚、ビアホール19内に形成される絶縁膜20は、半導体基板1へのリーク電流が発生するのを抑える役割を果たす。即ち、後述のようにビアホール19に金属材料が埋め込まれた場合に、そのような金属材料の半導体基板1への拡散や、半導体基板1表面のシリサイド化を抑え、半導体基板1へのリーク電流が発生するのを抑制する。
続いて、図7に示す工程について述べる。図7(A)はレジストパターン形成工程の要部断面模式図、図7(B)は第2コンタクトホール形成工程の要部断面模式図、図7(C)はレジストパターン除去工程の要部断面模式図である。
絶縁膜20の形成後は、絶縁膜20上へのレジスト形成とその露光及び現像を行い、図7(A)に示すように、第1コンタクト部15a上に形成する第2コンタクト部の形成領域に開口部21aを設けたレジストパターン21を形成する。
尚、図7(A)には、レジストパターン21の形態の一例を示しているが、レジストパターン21は、この図7(A)に示すような形態に限らず、例えば、ビアホール19内に入り込んでいても構わない。
レジストパターン21の形成後は、それをマスクにしたエッチングを行い、図7(B)に示すように、絶縁膜20及び層間絶縁膜14を貫通し、第1コンタクト部15aに達する、第2コンタクトホール22(開口部)を形成する。この第2コンタクトホール22は、例えば、ヘキサフルオロブタン(C46)、Ar、一酸化炭素(CO)及びO2を用いたエッチングにより、形成することができる。第2コンタクトホール22は、例えば、直径50nmのサイズで形成する。上記のように、層間絶縁膜14を膜厚150nm、絶縁膜20を膜厚100nmで形成している場合には、第2コンタクトホール22の深さは250nmになる。
第2コンタクトホール22の形成後は、レジストパターン21を除去する。これにより、図7(C)に示すような状態が得られる。
尚、図14及び図15は半導体装置形成方法の変形例を示す図である。
ここでは、第1コンタクト部15aに達する開口部として、第2コンタクトホール22を形成する場合を例示した。このほか、次の図14に示すような開口部70を形成してもよい。即ち、第1コンタクト部15aが底に露出するコンタクトホール71を下部側に設け、そのコンタクトホールに連通する配線溝72を上部側に設けた、いわゆるデュアルダマシン構造の開口部70を形成してもよい。
また、第1コンタクト部15aに達する第2コンタクトホール22や開口部70と共に、或いは第2コンタクトホール22や開口部70は形成せずに、別のコンタクトホールを形成してもよい。例えば、次の図15に示すように、ゲート電極11aに達するコンタクトホール80(開口部)を形成することも可能である。
但し、以下では、図7に示したような第1コンタクト部15aに達する第2コンタクトホール22を形成する場合を例にして説明する。
これまでの工程により、ビアホール19と第2コンタクトホール22との、2種類の開口部が、半導体基板1の一方の面側に存在する構造が得られる。
続いて、図8に示す工程について述べる。図8(A)はバリアメタル膜形成工程の要部断面模式図、図8(B)は導電材料形成工程の要部断面模式図、図8(C)はビア及び第2コンタクト部の形成工程の要部断面模式図である。
第2コンタクトホール22の形成後は、図8(A)に示すように、ビアホール19及び第2コンタクトホール22の内側、並びに層間絶縁膜14上面の絶縁膜20上に、バリアメタル膜23を形成する。バリアメタル膜23は、例えば、Ta、TaN、Ti、TiNのうち1種又は2種以上を、スパッタ法、CVD法、ALD法等を用いて形成することができる。バリアメタル膜23の形成は、パターン依存による膜厚変動が生じないような条件を用いて形成することが望ましい。
尚、ここではビアホール19の内面に絶縁膜20を形成しているため、バリアメタル膜23が直接半導体基板1に接触しない。上記のようなTiやTa等の金属を含むバリアメタル膜23が、直接半導体基板1に接触する場合には、半導体基板1表面がシリサイド化し、リーク電流が発生する可能性がある。絶縁膜20を形成していることで、このようなリーク電流の発生を抑えることが可能になる。
バリアメタル膜23の形成後は、図8(B)に示すように、バリアメタル膜23形成後のビアホール19及び第2コンタクトホール22を、導電材料24で埋め込む。ここでは、まず、比較的微細な第2コンタクトホール22が埋め込まれるように第1導電材料24aを形成し、次いで、比較的大体積のビアホール19が埋め込まれるように第2導電材料24bを形成する。ここでは導電材料24(第1導電材料24a及び第2導電材料24b)として、Al、アルミニウム銅(Al−Cu)合金、銅(Cu)等の金属材料を用いる。
例えば、第1導電材料24aとして、膜厚5nm〜200nmのAl膜を、CVD法を用いて形成する。その際、第1導電材料24aは、パターン依存による膜厚変動が生じないような条件を用いて形成することが望ましい。例えば、原料ガスにジメチルアルミニウムハイドライド(DMAH)を用い、キャリアガスに水素(H2)を用い、基体表面を150℃〜300℃に保持して熱CVDを実施することにより、膜厚5nm〜50nmのAl膜を形成する。ここでは一例として、DMAHとH2を用い、基体表面を300℃に保持して熱CVDを実施し、膜厚20nmのAl膜を形成する。
第1導電材料24aは、第2コンタクトホール22に、少なくとも大きな空隙を生じさせることなく埋め込まれ、また同時に、ビアホール19にも所定の膜厚で形成される。
第1導電材料24aに続いて形成する第2導電材料24bとしては、例えば、第1導電材料24aと同様、Al膜を形成する。第2導電材料24bとして形成するAl膜は、例えば、200℃〜400℃の比較的高温の条件で行われるPVD法を用いた堆積プロセスと、400℃の条件のリフロープロセスにより、形成することができる(ホットアルミリフロー処理)。
尚、最終的にビアホール19に形成されるビアのストレスマイグレーション耐性及びエレクトロマイグレーション耐性を向上させるために、導電材料24として形成するAl膜には、0.1原子%〜5原子%のCuを添加してもよい。その場合には、PVD法を用いた堆積プロセスの際に、Al−Cu合金のターゲットを用いればよい。
また、上記のようにしてAl膜を形成してビアホール19を埋め込んだ後、後述のCMP工程での研磨レートを考慮し、Al粒度を一定にするため、再度400℃の条件で熱処理を行ってもよい。この熱処理により、先に第1導電材料24aとして形成したAl膜と、後に第2導電材料24bとして形成したAl膜との境界は、より曖昧になる。但し、ここでは便宜上、第1導電材料24aと第2導電材料24bを別々に図示している。
このようにして導電材料24を形成した後は、CMPにより、層間絶縁膜14上に形成されている導電材料24、バリアメタル膜23、及び絶縁膜20を除去する。このCMPにより、図8(C)に示すように、ビアホール19に埋め込まれた導電材料24(第1導電材料24a及び第2導電材料24b)と、第2コンタクトホール22に埋め込まれた導電材料24(第1導電材料24a)とが分離される。それにより、ビアホール19にはビア19aが形成され、第2コンタクトホール22には第2コンタクト部22aが形成される。即ち、ビア19aと第2コンタクト部22aが、この段階で同時に形成されるようになる。
尚、ここでは、CMPにより、層間絶縁膜14上に形成されている導電材料24、バリアメタル膜23、及び絶縁膜20を除去する場合を例示した。このほか、CMPの際には、層間絶縁膜14上面の絶縁膜20上に形成された導電材料24及びバリアメタル膜23を除去し、絶縁膜20は層間絶縁膜14上面に残すようにしてもよい。
ところで、上記のようにしてビア19a及び第2コンタクト部22aを形成するビアホール19及び第2コンタクトホール22は、図6及び図7に示したように、それぞれ別々の工程で、エッチングにより形成する。これは、直径及び深さが共に大きく異なるビアホール19と第2コンタクトホール22を、同時にエッチングすることで同時に形成する場合、所望のサイズ(設定値)のビアホール19と第2コンタクトホール22を得ることが難しいためである。即ち、エッチングする体積量の大きいビアホール19に比べ、エッチングする体積量の小さい第2コンタクトホール22の方がオーバーエッチングとなるため、第2コンタクトホール22のサイズが設定値よりも大きくなってしまうことが起こり易い。従って、所望のサイズのビアホール19と第2コンタクトホール22を得るためには、それらを上記のように別々の工程で形成することが望ましい。
更に、ここでは、ビアホール19の内面に絶縁膜20を形成するようにしている。これは、前述のように、ビアホール19を埋め込むAl等の導電材料24が半導体基板1へ拡散するのを抑えたり、ビアホール19内に形成されるバリアメタル膜23が半導体基板1に接触することでシリサイド化が起こるのを抑えたりするためである。
上記の例では、図6に示したように、ビアホール19の形成後に絶縁膜20を形成し、それから、図7に示したように、第2コンタクトホール22を形成する。一方、仮に前述のようにビアホール19と第2コンタクトホール22を同時に形成すると、ビアホール19の内面に絶縁膜20を形成するためには、ビアホール19と第2コンタクトホール22の同時形成後に絶縁膜20を形成することになる。即ち、ビアホール19内と共に、第2コンタクトホール22内にも絶縁膜20が形成される。そのため、バリアメタル膜23及び導電材料24を形成する前に、そのように第2コンタクトホール22内に形成された絶縁膜20を除去する必要が生じ、そのための工程が必要になってくる。
要するに、上記図6及び図7の例では、ビアホール19の形成、絶縁膜20の形成、第2コンタクトホール22の形成、というプロセスである。これに対し、ビアホール19及び第2コンタクトホール22の同時形成では、ビアホール19及び第2コンタクトホール22の同時形成、絶縁膜20の形成、第2コンタクトホール22内の絶縁膜20の除去、というプロセスになり、工程数の削減にはならない。
このような工程数や、前述のようなビアホール19及び第2コンタクトホール22の寸法精度の観点では、ビアホール19及び第2コンタクトホール22を同時形成するよりも、図6及び図7に示したように別々の工程で形成することの方が、より好ましいと言える。
続いて、図9に示す工程について述べる。図9は配線層形成工程の要部断面模式図である。
上記のようにしてビア19a及び第2コンタクト部22aを形成した後は、ビア19a及び第2コンタクト部22aにそれぞれ電気的に接続された配線等の導電部を含む、配線層30を形成していく。ここでは配線層30として、多層配線を形成する場合を例示している。
配線層30の形成では、まずビア19a及び第2コンタクト部22aの形成まで行った基体表面に、ハードマスク又はエッチングストッパとして機能する絶縁膜31を形成し、更にその上に、層間絶縁膜32を形成する。そして、Cu或いはCu合金を主体とする配線33を形成する。配線33は、ビア19a及び第2コンタクト部22aにそれぞれ電気的に接続されたものを含む。配線33は、例えば、ダマシンプロセスにより形成することができる。配線33は、Ti、TiN、Ta、TaNのうちの1種又は2種以上を含むバリアメタル膜34を介して、形成される。
次いで、配線33を形成した層間絶縁膜32上に、ハードマスク又はエッチングストッパとして機能する絶縁膜35を形成し、更にその上に、層間絶縁膜36を形成する。そして、配線33に電気的に接続された、Cu或いはCu合金を主体とするビア37及び配線38を形成する。ビア37及び配線38は、例えば、デュアルダマシンプロセスにより形成することができる。ビア37及び配線38は、Ti、TiN、Ta、TaNのうちの1種又は2種以上を含むバリアメタル膜39を介して、形成される。
次いで、配線38を形成した層間絶縁膜36上に、ハードマスク又はエッチングストッパとして機能する絶縁膜40を形成し、更にその上に、層間絶縁膜41を形成する。そして、これら絶縁膜40及び層間絶縁膜41を貫通し、配線38に接続される、Al等のパッド42及びバリアメタル膜43を形成する。Alのパッド42は、例えば、ホットアルミリフロー処理を用いて形成することができる。バリアメタル膜43は、Ti、TiN、Ta、TaNのうちの1種又は2種以上を用いて形成される。
このようにして形成したパッド42の少なくとも一部が露出するように、カバー膜44を形成することで、配線層30が形成される。カバー膜44は、感光性ポリイミド樹脂や感光性エポキシ樹脂等の樹脂材料のほか、SiN、炭化シリコン(SiC)、SiO2等のSiを含有する材料を用いて、形成することができる。
尚、ここに示した配線層30の層数、各層の導電部の配置は、単なる例であって、この例に限定されるものではない。
続いて、図10に示す工程について述べる。図10はサポート基板貼り付け工程の要部断面模式図である。
上記のようにして配線層30を形成した後は、その配線層30の表面(パッド42及びカバー膜44の配設面)に、接着剤50を用いてサポート基板51を貼り付ける。サポート基板51は、後述する半導体基板1のバックグラインド時に、配線層30の形成まで行った基体を支持するために、貼り付けられる。
サポート基板51には、ガラス基板、Si基板等を用いることができるが、半導体基板1のバックグラインド時に基体を支持できる程度の機械的強度を有するものであれば、その材質は特に限定されない。また、接着剤50は、バックグラインドが終了するまでの間、そのようなサポート基板51と基体とを接着しておけるものであれば、その材質は特に限定されない。
続いて、図11に示す工程について述べる。図11はバックグラインド工程の要部断面模式図である。
上記のようにしてサポート基板51を貼り付けた後は、半導体基板1の裏面側(サポート基板51を貼り付けた面側と反対の面側)からバックグラインドを行う。このバックグラインドは、ビア19aが露出するまで行う。これにより、半導体基板1を貫通する、貫通シリコンビア(Through Silicon Via;TSV)が形成される。
続いて、図12に示す工程について述べる。図12はバンプ形成工程の要部断面模式図である。
上記のようにして半導体基板1の裏面にビア19aが露出するTSVを形成した後は、絶縁膜60を形成し、更に、その絶縁膜60を貫通してビア19aに電気的に接続された、マイクロバンプ61及び密着導電層62を形成する。
絶縁膜60には、例えば、SiN、SiC、SiO2等、Siを含有した膜を用いることができる。この場合、絶縁膜60は、CVD法等を用いて形成することができる。絶縁膜60の膜厚は、例えば、0.5μmとする。このような絶縁膜60を形成した後、レジスト形成とその露光及び現像を行って、ビア19aに対応する位置に開口部を設けたレジストパターン(図示せず)を形成し、それをマスクにして絶縁膜60のエッチングを行う。それにより、絶縁膜60に、ビア19aに連通する開口部60aを形成する。
その後、密着導電層62を形成し、密着導電層62を介して、マイクロバンプ61を形成する。密着導電層62には、クロム(Cr)、Ti、TiN、Ta、TaN、Cuのうち1種又は2種以上を用いることができる。また、マイクロバンプ61には、金(Au)を用いることができる。
例えば、開口部60aの形成後、まず全面に、膜厚80nmのCr膜と、膜厚500nmのCu膜をPVD法で全面に形成した後、レジスト形成並びに露光及び現像を行い、開口部60aの領域とその周囲を被覆するレジストパターン(図示せず)を形成する。そして、それをマスクにしてエッチングを行い、図12のように、開口部60a内からその周囲の絶縁膜60表面に延びる、密着導電層62を形成する。その後、無電解めっきを行い、密着導電層62上に、マイクロバンプ61となる膜厚5μmのAu膜を形成する。
尚、絶縁膜60には、上記のようなSiを含有した膜のほか、感光性ポリイミド樹脂や感光性エポキシ樹脂等の感光性樹脂を用いることもできる。その場合は、例えば、まずバックグラインド後の半導体基板1上(ビア19aの露出面側)に、そのような感光性樹脂を塗布し、その後、プリベークを行うことで、絶縁膜60を形成する。例えば、回転数2000rpm、60秒でスピンコーティングして感光性樹脂を塗布し、それを80℃でプリベークすることで、絶縁膜60を形成する。絶縁膜60の膜厚は、例えば、0.5μmとする。このようにして感光性樹脂で絶縁膜60を形成した後は、その絶縁膜60の露光及び現像を行って開口部60aを形成し、ポストベークを行った後、上記の例に従って密着導電層62及びマイクロバンプ61を形成すればよい。
マイクロバンプ61の形成後は、半導体基板1の表面側(配線層30の形成面側)に貼り付けられたサポート基板51及び接着剤50を除去する。これにより、図13に示したような、表裏面のパッド42とマイクロバンプ61の間が、ビア19a(TSV)、配線33,38、ビア37を含む導電部で電気的に接続されて導通可能とされた、半導体装置が得られる。
以上説明したように、上記の半導体装置の形成方法では、図6に示したように、トランジスタ構造Tr、誘電体層10、第1コンタクト部15a及び層間絶縁膜14の形成まで行った基体に対し、半導体基板1の内部に達するビアホール19を形成する。そして、絶縁膜20を形成した後に、例えば図7に示したように、第1コンタクト部15aに達する第2コンタクトホール22を形成する。その後、図8に示したように、ビアホール19と第2コンタクトホール22を導電材料24で埋め込み、ビアホール19にビア19aを形成すると共に、第2コンタクトホール22に第2コンタクト部22aを形成する。ビア19aと第2コンタクト部22aが同時に出来上がるようにするため、このようなビアとコンタクト部を別々に形成する場合に比べ、工程数を抑えることができる。
更に、ビアホール19の内壁に絶縁膜20を形成したうえで、そこにバリアメタル膜23及びビア19aを形成するため、このようなビア19aを有する半導体装置の信頼性向上を図ることができる。
また、ビア19aと第2コンタクト部22aを同時に形成した後は、その上に配線層30を形成していくことができ、配線層の形成途中で半導体基板1内部に達するビアを形成することを要しない。
上記の例では、ビアホール19を形成するために、層間絶縁膜14及び誘電体層10と、半導体基板1をエッチングする。層間絶縁膜14及び誘電体層10は、同様の材質(SiO2等)で形成可能である。しかし、配線層の形成途中、即ち、層間絶縁膜14上に更にエッチングストッパや層間絶縁膜を積層した後、それらを貫通し半導体基板1の内部に達するようなビアホールを形成する場合には、材質の異なる膜をそれぞれエッチングしていくことになる。そのため、エッチングプロセスが複雑になる。また、配線層内には、その形成過程で行われるCMPで各層の平坦性を確保するためにダミー配線がしばしば設けられる。しかし、配線層の形成途中で半導体基板1の内部に達するビアを形成する場合には、当該ビアの形成可能な位置が、そのようなダミー配線の配置に影響されてしまう。或いは、当該ビアを形成する位置を避けてダミー配線を配置することで、配線層内の各層の平坦性を確保できなくなるといったことも起こり得る。
一方、上記のような半導体装置の形成方法によれば、半導体基板1に達するまでは、同様の材質で形成可能な、或いは異なる材質でも少ない層数の、層間絶縁膜14及び誘電体層10をエッチングするため、エッチングプロセスが複雑になるのを抑えることができる。また、ビア19aの形成後に配線層30を形成していくことができるため、配線層30内にダミー配線を配置する場合でも、その配置の自由度を高め、平坦性の良好な配線層30を形成することが可能になる。更に、ビア19aを形成する位置がそのようなダミー配線に影響されるのを抑えることが可能になる。
また、上記の半導体装置の形成方法では、トランジスタ構造Trのソース領域又はドレイン領域と、配線層30とのコンタクト部を、下部側の第1コンタクト部15aと上部側の第2コンタクト部22aで形成するようにしている。上記の例のように、第1コンタクト部15aをWで形成し、第2コンタクト部22aをAlで形成した場合には、配線層30までのコンタクト部全体をWで形成した場合に比べ、コンタクト部の低抵抗化を図ることが可能になる。
また、上記の例では、第2コンタクト部22aをビア19aと同時に形成するようにしたが、トランジスタ構造Trのシリサイド層9に達するコンタクト部をビア19aと同時に形成することも可能である。
図16は半導体装置形成方法の変形例を示す図である。
例えば、上記した図4の工程後、図5の工程を省略し、図6の工程に進んでビアホール19及び絶縁膜20を形成する。これにより、図16(A)に示したような状態が得られる。次いで、図7の工程の例に従ってトランジスタ構造Trのシリサイド層9に達するコンタクトホールを形成する。即ち、図16(B)に示すようなコンタクトホール90(開口部)を形成した状態を得る。尚、このようなコンタクトホール90に替えて、図14に示したような、コンタクトホールとそれに連通する配線溝を有する、デュアルダマシン構造の開口部を形成することも可能である。このようにしてシリサイド層9まで達するような開口部を形成した後は、図8の工程以降の例に従い、バリアメタル膜23及び導電材料24の形成及び除去(CMP)、配線層30の形成、バックグラインド、マイクロバンプ61等の形成を行う。
このような形成方法によれば、より一層少ない工程数で、TSVを備える半導体装置を形成することが可能になる。更に、このような形成方法によれば、ビアホール19と、シリサイド層9まで達するコンタクトホール90のような開口部とを、同じ導電材料で埋め込むことができる。そのため、例えば、ビア19aと同じように、Al等の低抵抗材料(例えばWよりも低抵抗な材料)でシリサイド層9まで達するコンタクト部を形成することも可能になる。
以上、半導体装置の形成方法の一例について説明したが、半導体基板1に形成するトランジスタ構造Trは、そのソース領域及びドレイン領域を、半導体基板1と格子定数の異なる半導体層を用いて形成してもよい。このような半導体層としては、例えば、半導体基板1がSi基板の場合には、シリコンゲルマニウム(SiGe)やSiC等を用いることができる。このような半導体層を形成する場合には、例えば、ダミーゲート電極5を備えるトランジスタ構造Trの形成段階において、ダミーゲート電極5両側の半導体基板1にリセスを形成し、そのリセスに所定の半導体層をエピタキシャル成長させる。その際、不純物を導入しながら半導体層を成長したり、半導体層の成長後に不純物を導入したりすることが可能である。このようにして半導体層を形成した後、誘電体層10の形成を行えばよい。
また、誘電体層10は、単層のほか、複数層を積層した構造としてもよい。例えば、半導体基板1上に、ダミーゲート電極5を備えるトランジスタ構造Tr全体を被覆するように、トランジスタ構造Trのチャネル領域に圧縮応力又は引っ張り応力を生じさせることのできる、SiN等の応力膜を形成する。その上に、上記のようなSiO2等の絶縁膜を形成し、誘電体層10とする。このような応力膜を形成することで、トランジスタのキャリア移動度の向上が図られるようになる。
また、上記の説明では、メタルゲート電極(ゲート電極11a)を備えたトランジスタ構造Trを有する半導体装置の形成方法を例にしたが、上記のような手法は、様々な形態のトランジスタ構造Trを有する半導体装置の形成に適用することが可能である。例えば、図1及び図2のような流れで、ポリシリコンのゲート電極を備えるトランジスタ構造Trを形成した後、図3(A)のように誘電体層10を形成し、必要に応じてその平坦化を行って、図5の工程以降の例に従った処理を実行する。尚、このような形態のトランジスタ構造Trの場合にも、上記図14〜図16について述べたような方法を用いることも可能である。
以上説明した実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 半導体基板の第1の面に、ソース領域及びドレイン領域を有するトランジスタを形成する工程と、
前記第1の面側に、前記トランジスタを被覆する第1絶縁膜を形成する工程と、
前記第1絶縁膜を貫通し、前記ソース領域又はドレイン領域に達する第1コンタクト部を形成する工程と、
前記第1コンタクト部及び前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成する工程と、
前記第1絶縁膜及び前記第2絶縁膜を貫通し、前記半導体基板の内部に達する第1開口部を形成する工程と、
前記第1開口部の内面及び前記第2絶縁膜上に第3絶縁膜を形成する工程と、
前記第2絶縁膜及び前記第3絶縁膜を貫通し、前記第1コンタクト部に達する第2開口部を形成する工程と、
前記第1開口部内及び前記第2開口部内に導電材料を形成し、前記第1開口部内にビアを形成すると共に、前記第2開口部内に第2コンタクト部を形成する工程と、
を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記2) 前記第2開口部を形成する工程後、前記導電材料を形成する工程前に、前記第3絶縁膜上、及び前記第2開口部の内面に、メタル膜を形成する工程を含むことを特徴とする付記1に記載の半導体装置の製造方法。
(付記3) 前記導電材料を形成する工程は、
前記第1開口部内、前記第2開口部内及び前記第3絶縁膜上方に前記導電材料を形成する工程と、
前記第3絶縁膜上方に形成された前記導電材料を研磨し、前記第3絶縁膜又は前記第2絶縁膜を露出させる工程と、
を含むことを特徴とする付記1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
(付記4) 前記導電材料に、前記第1コンタクト部よりも低抵抗の材料を用いることを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記5) 前記第2開口部は、前記第1コンタクト部に達する孔と、前記孔に連通する溝とを含むことを特徴とする付記1乃至4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記6) 前記トランジスタは、ダミーゲート電極を有し、
前記トランジスタを被覆する前記第1絶縁膜を形成する工程後、前記第1コンタクト部を形成する工程前に、
前記第1絶縁膜から前記ダミーゲート電極を露出させる工程と、
露出させた前記ダミーゲート電極を除去して第3開口部を形成する工程と、
前記第3開口部にメタルゲート電極を形成する工程と、
を含むことを特徴とする付記1乃至5のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記7) 前記第1の面側に、前記ビア及び前記第2コンタクト部にそれぞれ電気的に接続された導電部を備える配線層を形成する工程を含むことを特徴とする付記1乃至6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記8) 前記半導体基板を、前記第1の面側と反対の第2の面側から研削し、前記第2の面側に前記ビアを露出させる工程を含むことを特徴とする付記1乃至7のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記9) 半導体基板の第1の面に、ゲート電極を有するトランジスタを形成する工程と、
前記第1の面側に、前記トランジスタを被覆する第1絶縁膜を形成する工程と、
前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成する工程と、
前記第1絶縁膜及び前記第2絶縁膜を貫通し、前記半導体基板の内部に達する第1開口部を形成する工程と、
前記第1開口部の内面及び前記第2絶縁膜上に第3絶縁膜を形成する工程と、
前記第2絶縁膜及び前記第3絶縁膜を貫通し、前記ゲート電極に達する第2開口部を形成する工程と、
前記第1開口部内及び前記第2開口部内に導電材料を形成し、前記第1開口部内にビアを形成すると共に、前記第2開口部内にコンタクト部を形成する工程と、
を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記10) 半導体基板の第1の面に、ソース領域及びドレイン領域を有するトランジスタを形成する工程と、
前記第1の面側に、前記トランジスタを被覆する第1絶縁膜を形成する工程と、
前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成する工程と、
前記第1絶縁膜及び前記第2絶縁膜を貫通し、前記半導体基板の内部に達する第1開口部を形成する工程と、
前記第1開口部の内面及び前記第2絶縁膜上に第3絶縁膜を形成する工程と、
前記第1絶縁膜、前記第2絶縁膜及び前記第3絶縁膜を貫通し、前記ソース領域及びドレイン領域に達する第2開口部を形成する工程と、
前記第1開口部内及び前記第2開口部内に導電材料を形成し、前記第1開口部内にビアを形成すると共に、前記第2開口部内にコンタクト部を形成する工程と、
を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
1 半導体基板
1a 素子分離領域
2 ゲート絶縁膜
3 犠牲層
4 ハードマスク
5 ダミーゲート電極
6,8 不純物拡散領域
7 スペーサ
7a,20,31,35,40,60 絶縁膜
9 シリサイド層
10 誘電体層
11 除去部
11a ゲート電極
12,16,23,34,39,43 バリアメタル膜
13,17,24 導電材料
14,14a,32,36,41 層間絶縁膜
15 第1コンタクトホール
15a 第1コンタクト部
18,21 レジストパターン
18a,21a,60a,70 開口部
19 ビアホール
19a,37 ビア
22 第2コンタクトホール
22a 第2コンタクト部
24a 第1導電材料
24b 第2導電材料
30 配線層
33,38 配線
42 パッド
44 カバー膜
50 接着剤
51 サポート基板
61 マイクロバンプ
62 密着導電層
71,80,90 コンタクトホール
72 配線溝
Tr トランジスタ構造

Claims (7)

  1. 半導体基板の第1の面に、ソース領域及びドレイン領域並びにゲート電極を有するトランジスタを形成する工程と、
    前記第1の面側に、前記トランジスタを被覆する第1絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1絶縁膜上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1絶縁膜及び層間絶縁膜を貫通し、前記ソース領域又は前記ドレイン領域に達する第1コンタクト部を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜を除去すると共に前記第1コンタクト部の一部を除去して、前記第1コンタクト部の高さを低くすると共に前記ゲート電極を露出させる工程と、
    前記露出させる工程の後、前記第1コンタクト部及び前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1絶縁膜及び前記第2絶縁膜を貫通し、前記半導体基板の内部に達する第1開口部を形成する工程と、
    前記第1開口部の内面及び前記第2絶縁膜上に第3絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2絶縁膜及び前記第3絶縁膜を貫通し、前記第1コンタクト部に達する第2開口部を形成する工程と、
    前記第1開口部内及び前記第2開口部内に導電材料を形成し、前記第1開口部内にビアを形成すると共に、前記第2開口部内に第2コンタクト部を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第2開口部を形成する工程後、前記導電材料を形成する工程前に、前記第3絶縁膜上、及び前記第2開口部の内面に、メタル膜を形成する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記導電材料を形成する工程は、
    前記第1開口部内、前記第2開口部内及び前記第3絶縁膜上方に前記導電材料を形成する工程と、
    前記第3絶縁膜上方に形成された前記導電材料を研磨し、前記第3絶縁膜又は前記第2絶縁膜を露出させる工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記導電材料に、前記第1コンタクト部よりも低抵抗の材料を用いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第2開口部は、前記第1コンタクト部に達する孔と、前記孔に連通する溝とを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第2絶縁膜及び前記第3絶縁膜を貫通し、前記ゲート電極に達する第開口部を形成する工程を有し
    前記導電材料を形成する工程は、前記第3開口部内にも前記導電材料を形成する工程を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記導電材料を形成する工程は、
    前記第1開口部内及び前記第2開口部内に第1導電材料を形成して前記第2コンタクト部を形成する工程と、
    前記第1開口部内の前記第1導電材料上に第2導電材料を形成して前記ビアを形成する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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