JP5670585B2 - 回転工具 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前文に係る回転工具並びに回転加工方法(method of rolling)に関する。
コネクティングロッドの穴等の円筒空間(cylindrical clearance)を加工するための回転工具が公知であり、外側に向かって押圧力を与えながら、円筒空間の内部側面上で回転体を回転させる。
特許文献1には、流体によってボールを加工面に押圧する回転工具が開示されている。各ボールに対応して静圧軸受が設けられ、静圧軸受には流体が供給される。
上述した回転工具には、かなりの漏洩(漏出)が生じ、流体又はエマルジョンの損失が生じるという欠点がある。
欧州特許第1 275 472 B1号公報
本発明の目的は、流体又はエマルジョンの損失を低減することができる回転工具を提供することにある。
上記目的は、請求項1の特徴を備える回転工具及び請求項16の特徴を備える加工方法によって達成される。
本発明に係る回転工具は、円筒空間の内部側面を加工(特に平滑化)するための回転工具である。回転工具は、回転駆動可能な回転工具内に保持され、内部側面に沿った周囲経路上を回転工具によって駆動することができる少なくとも1つの回転体を有する。少なくとも1つの回転体を回転工具の径方向空間に挿入し、径方向空間に沿って内側から外側に向かって加圧流体を供給することができる。本発明によれば、流体はエアロゾルである。エアロゾルは気体と混合した流体であり、静圧軸受及び潤滑用に機能する。この場合、必要な流体の量は、最小量潤滑(MQL)に基づいて先行技術に対して減少させることができる。
本発明のさらなる有利な構成は従属請求項に記載されている。
特に好適な実施形態において、エアロゾルは、空気と混合した冷却潤滑剤である。空気は環境から安価に得ることができる。冷却潤滑剤は潤滑を行うと共に熱を排出することができる。
特に好適な実施形態において、少なくとも1つの回転体はボールである。この場合、少なくとも1つのボールが円筒空間の内部側面に沿って移動する周囲経路は螺旋状である。これにより、長さの異なる円筒空間を平滑化することができる。
本発明に係る回転工具の好適な実施形態において、各径方向空間はシートリングを有し、シートリングは、径方向空間に挿入されたボールと共にエアロゾルのための弁を形成し、弁は、ボールが円筒空間に接触する際に開く。従って、ボールがロードされない場合には径方向空間は閉じられ、エアロゾルが漏れることはない。これにより、必要な流体の量をさらに減少させることができる。
回転工具と円筒空間との間で力を均一に分散させるために、回転工具の外周部にはボールをそれぞれ含む2又は3つの径方向空間が均等に配置されていることが特に好ましい。
特に好適な用途として、回転工具はコネクティングロッドの穴に使用される。径方向空間及びシートリングはスリーブに形成することができる。この場合、スリーブは回転工具に接着することができる。
あるいは、スリーブは回転工具に挿入され、回転工具内においてねじ止め締め具(ワーク保持ストラップ等)によって保持されている。これにより、ボールを含むスリーブを容易に交換することができる。
特に好適な実施形態において、回転工具は、外周部に配置され、エアロゾルが供給される、外側を向いたクリーニングノズルを含む。これにより、製造後に、第1の工程において本発明に係る工具によって円筒空間をクリーニングすることができる(特に加工屑を除去することができる)。工具内で利用されるエアロゾルは、その圧力によってクリーニングを容易にし、特に洗浄のためのクリーニング液として使用することができる。
特に好適な実施形態において、クリーニングノズルは、回転工具の外周部において、回転工具の回転方向で少なくとも一つの回転体に対して(例えば90°)前方に偏っているかオフセットされている。
特に好適な実施形態において、クリーニングノズルは回転工具の回転方向に対して傾斜している。傾斜角は、例えば45°である。
特に好適な実施形態において、クリーニングノズルは回転工具の直線的な送り方向に対して傾斜している。傾斜角は、例えば45°である。
上記3つの実施形態(特にそれらの組み合わせ)により、クリーニングに使用するエアロゾル噴流を回転体の前方に噴射し、円筒空間の一部を最初にクリーニングし(特に加工屑を除去し)、その直後に回転体を同じ加工サイクルで使用することができる。
回転工具の外周部にて対向する2つの回転体を含む実施形態において、クリーニングノズルは2つの回転体に対して90°偏位又はオフセットされている。そのため、クリーニングノズルは、2つの回転体の間において回転工具の外周部に配置される。
クリーニングノズルは、ノズル本体に形成され、長手方向流路から回転工具の外周に向かってほぼ径方向に延びる穴であってもよい。ノズル本体に設けられた径方向流路が長手方向流路を穴と連通させていてもよい。ノズル本体は回転工具に接着することができる。
ノズル本体と少なくとも1つの回転体は、回転工具の共通の平面(断面)上に配置されていてもよい。この場合、エアロゾルが各径方向に散布される中央位置は長手方向流路に形成されている。
好適な実施形態において、本発明に係る回転工具は、少なくとも1つの回転体へのエアロゾルの供給を実施(接続)又は遮断(非接続)することができる急速空気弁を含み、少なくとも1つの回転体へのエアロゾルの供給は急速空気弁を介して弱めることもできる。
クリーニングノズルを含む回転工具は、クリーニングノズルへのエアロゾルの供給を急速空気弁によって切り替える(オン/オフ)こともできることが好ましい。
特に好適な実施形態において、急速空気弁は、回転工具の回転数に応じた遠心力に対応して回路によって切り替えられる。切り替え回転数は例えば3000rpmであってもよく、回転工具の回転数が>3000rpmの時には回転体にエアロゾルを供給し、場合によってはクリーニングノズルにもエアロゾルを供給し、回転工具の回転数が<3000rpmの時にはエアロゾルを供給しない。回転数が上昇する場合には、回転数が減少する場合とは異なる切り替え回転数とすることができる(ヒステリシス)。また、急速空気弁の非接続により、回転体へのエアロゾルの供給を弱め、場合によってはクリーニングノズルへのエアロゾルの供給も弱めることもできる。
上記回転工具を使用して円筒空間を加工する本発明に係る方法は、回転工具の第1の回転数及びエアロゾルの第1の圧力で回転工具を直線的に移動させ、少なくとも1つのボールをシートリングから引き上げることによって少なくとも1つのボールを円筒空間に移動させる工程と、回転工具を直線的に移動させながら、第1の回転数よりも高い加工回転数及び第1の圧力よりも高いエアロゾルの加工圧力(例えば、55バール)で円筒空間を平滑化(smooth−rolling)又はローラーバニシング(roller−burnishing:艶出し)する工程と、加工回転数及びエアロゾルの加工圧力で回転工具を直線的に移動させることによって少なくとも1つのボールを円筒空間から除去する工程と、を含む。
少なくとも1つのボールの移動は、回転工具に対して円筒空間を直線的に移動させて行うか、円筒空間に対して回転工具を直線的に移動させて行うことができる。回転工具に対して円筒空間を直線的に移動させる場合には、逆機械(inverse machine)に本発明に係る回転工具と共にさらなる回転工具を配置し、1つの加工ステーションから別の加工ステーションまで円筒空間を含むワークを移動させることができるという利点がある。
クリーニングノズルを含む本発明に係る方法回転工具の動作時には、ローラーバニシングの前にクリーニングノズルを作動させることが好ましい。この場合、ローラーバニシング時にエアロゾルを直ちに効率的に利用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る回転工具を含む回転機械の部分横断面図及び部分概略図を示す。 本発明の第2の実施形態に係る回転工具を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る回転工具を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係る回転工具を示す部分断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、回転機械の部分横断面図及び部分概略図を示す。回転機械は、固定されたハウジング3に対して回転駆動される回転工具1を含む。
回転工具1の部分5の一部は、コネクティングロッド4の穴2に挿入されている。コネクティングロッド4は支持体6に固定されており、回転工具1に対して並進的に移動させることができる(両矢印を参照)。
コネクティングロッド4の穴2に挿入された回転工具1の部分5は実質的に円筒状である。径方向に延びる2つの対向するスリーブ8a,8bが部分5に挿入されている。スリーブ8a,8bの径方向の外側端部には、制限部材(restriction)によってシートリングが形成されている(図1では詳細に図示せず)。ボール10a,10bの大部分はスリーブ8a,8b内に収容され、ボール10a,10bは2つの実質的に異なる位置に配置される。すなわち、アイドリング位置(図示せず)では、ボール10a,10bはシートリングと封止接触し、動作位置では、ボール10a,10bはシートリングから離れてコネクティングロッドの穴2の内壁に向かって引き上げられると共に回転工具1の長手軸14の方向に内向きに駆動される。なお、図1は上記作動位置を示している。
スリーブ8a,8bには、長手軸14に沿って工具の内部を延びる長手方向流路12を介して加圧エアロゾルが内側から供給される。エアロゾルは周囲空気と冷却潤滑剤の混合物である。周囲空気はコンプレッサ16によって吸引・圧縮され、エアフローメータ18を介して混合ユニット20に供給される。周囲空気と並行して、冷却潤滑剤が潤滑剤供給装置22によって混合装置20に供給される。潤滑剤供給装置22は容器及びポンプを含む。混合装置20においてエアロゾル(通気した冷却潤滑剤)が生成される。
エアロゾルは、プログラマブル回路24を介して回転式供給装置26に供給される。回路24は逆止め弁によって形成され、回転式供給装置26は固定エアロゾルライン28を回転エアロゾルライン30に連結する。エアロゾルライン30は長手方向流路12に接続され、長手方向流路12はスリーブ8a,8bに接続されている。
コネクティングロッドの穴2のボールバニシングでは、回路24を開き、エアロゾルによって例えば55バールの圧力(約150Nmの力)によってボール10a,10bを径方向の外側に押し出す。ボール10a,10bはシートリングから離れてコネクティングロッドの穴2に接触し、エアロゾルが等しく加工領域へと通過する環状空間が形成される。工具ホルダ(HSK)7を介して工具1に伝達される駆動装置の回転並びに同時に行われる支持体6によるコネクティングロッド4の直線的な移動により、ボール10a,10bは比較的高い押圧力でコネクティングロッドの穴2内を螺旋経路に沿って回転し、コネクティングロッドの穴2が平滑化される。
図1に示す第1の実施形態では、2つのスリーブ8a,8bが工具1の対応する径方向穴に挿入され、その内部で接着されている。図2は、本発明の第2の実施形態に係る回転工具101を示す斜視図である。工具ホルダ(HSK)7、長手方向流路12、スリーブ8a,8b及びボール10a,10bは、第1の実施形態と同様に構成されている。図2では、長手方向流路12は示しておらず、2つのスリーブのうちのスリーブ8a及び2つのボールのうちのボール10aのみを示している。
第1の実施形態とは異なり、各スリーブ8aは工具101の空間内において締め具109a(ワーク保持ストラップ)(図2では1つの締め具109aのみを示す)によって保持されている。2つの締め具109aは径方向のねじ止め接続部を有し、スリーブ8aの外側端面とオーバーラップして工具101の部分105に固定的に接続されている。この場合、各締め具109aは、本発明に係る工具101を使用する際にコネクティングロッドの穴2に接触しないように穴に挿入されている(図2を参照)。
図3は、本発明の第3の実施形態に係る回転工具201を示す斜視図である。回転工具201は部分205を含み、部分205の少なくとも一部は、ローラーバニシング時にコネクティングロッド4(図1を参照)のより小さな穴2内に並進かつ回転して移動させる。2つのボール10a、2つのスリーブ8a及び2つの締め具109aは上記実施形態と同様に構成され、図3では上側に設けられたボール10a、スリーブ8a及び締め具109aのみを示している。
第3の実施形態では、クリーニングノズル232及び急速空気弁234が設けられている。クリーニングノズル232は、下記の2つの観点で45°傾斜したエアロゾル噴流236を発生させる。エアロゾル噴流は、工具201の送り方向238に対して45°傾斜し、回転方向240(図4を参照)に対して45°傾斜している。クリーニングノズル232には、本発明に係る工具201の内部で使用されるエアロゾルが供給される。
第3の実施形態に係る工具201の動作時には、工具201を送り方向238に沿ってコネクティングロッドの穴2(図1を参照)内に移動させると共に、長手軸を中心として回転させ、コネクティングロッドの穴2内において各ボール10a及びエアロゾル噴流236の衝突位置が螺旋状に移動する。参照符号242aはボール10aの移動方向を示し、参照符号244はエアロゾル噴流236の衝突位置の移動方向を示している。
工具201の内部には急速空気弁234が設けられている(図3では概略的に示す)。急速空気弁234は、工具201の速度に応じてばねに対して調節される弁本体を有する。従って、急速空気弁234は、比較的高い速度の場合にはエアロゾルを2つのボール10a及びクリーニングノズル232に供給し、比較的低い速度の場合又は停止時にはエアロゾルを供給せず、部分205内においてエアロゾルを案内する流路を急速に開放する。これはオリフィス246を介して行われる。
図4は、第3の実施形態に係る回転工具201の部分205の端面の部分断面図である。クリーニングノズル232は、実質的に中空の円筒状ノズル本体248の端部キャップに形成された穴である。ノズル本体248は、長手方向流路12から部分205の外周に向かって径方向に延びている。そのため、ノズル本体248の長手軸250は径方向に延びている。図3を参照して上述したように、クリーニングノズル(穴)232及びクリーニングノズル232から噴射されるエアロゾル噴流236は上述した2つの観点で45°の角度を有し、図4では回転方向240における角度のみを示している。すなわち、ノズル本体248の径方向に延びる長手軸250に対して45°の角度となっている。長手軸250に沿って径方向の流路252が形成され、ノズル本体248内を延びる長手方向流路12から流路252を介してエアロゾルが穴232に供給される。
動作モードでは、工具201を約5000rpmまで加速し、図3に示す送り方向238に沿って急速なプリストロークでコネクティングロッドの穴2付近まで移動させる(図1を参照)。次に、送り方向238に沿って動作移動させ、約50〜60バールの圧力でクリーニング及びローラーバニシングを同時に行う。その後、回転駆動を停止し、約2000rpmで急速空気弁234を開く。ボール10a,10bの圧力及び径方向の力が急速に減少し、急速なバックストロークにより、工具201は送り方向238とは反対の方向にコネクティングロッドの穴2(図1を参照)から取り出される。そして、別のコネクティングロッド4(図1を参照)を工具201に向かって移動させる。
別の動作モードでは、約6〜8バールでクリーニングノズル232のみを作動させ、送り方向238に沿ってコネクティングロッドの穴2(図1を参照)内に急速に移動させる。次に、速度を増加させ、急速空気弁234を閉じる。その後、約50〜60バールでバックストローク及びローラーバニシングを行う。この動作モードでは、クリーニングノズル232の屈曲(傾斜)及びエアロゾル噴流236の衝突位置の前進は省略することができる。
本願は円筒空間の内部側面を加工(特に平滑化)するための回転工具を開示する。回転工具は、回転駆動可能な回転工具内に保持され、前記内部側面に沿った周囲経路上を回転工具によって駆動することができる少なくとも1つの回転体を有する。前記少なくとも1つの回転体は回転工具の径方向空間に挿入され、径方向空間に沿って内側から外側に向かって加圧流体を供給することができる。本発明によれば、流体はエアロゾルである。エアロゾルは気体と混合した流体であり、静圧軸受及び潤滑用に機能する。この場合、必要な流体の量(最小量潤滑(MQL))を先行技術に対して減少させることができる。
1,101,201 回転工具
2 コネクティングロッドの穴
3 ハウジング
4 コネクティングロッド
5,105,205 部分
6 支持体
7 工具ホルダ
8a,8b スリーブ
10a,10b ボール
12 長手方向流路
14 長手軸
16 コンプレッサ
18 エアフローメータ
20 混合装置
22 潤滑剤供給装置
24 回路
26 回転式供給装置
28,30 エアロゾルライン
109a 締め具
232 クリーニングノズル
234 急速空気弁
236 エアロゾル噴流
238 送り方向
240 回転方向
242a 移動方向
244 移動方向
246 オリフィス
248 ノズル本体
250 長手軸
252 径方向流路

Claims (17)

  1. 円筒空間を加工するための回転工具(1;101;201)であって、前記回転工具(1;101;201)内に保持され、前記回転工具によって駆動することができる少なくとも1つの回転体(10a,10b)を含み、前記少なくとも1つの回転体(10a,10b)は、前記回転工具(1;101;201)の径方向空間に挿入され、前記径方向空間に沿って外側に向けて加圧流体が供給されることで、前記少なくとも1つの回転体(10a,10b)が前記径方向空間に沿って押し出され、前記流体はエアロゾルであることを特徴とする回転工具。
  2. 請求項1において、前記少なくとも1つの回転体はボール(10a,10b)である回転工具。
  3. 請求項2において、各径方向空間はシートリングを有し、前記シートリングは、前記ボール(10a,10b)と共に前記エアロゾルのための弁を形成し、前記弁は、前記ボール(10a,10b)が前記円筒空間に接触する際に開く回転工具。
  4. 請求項2又は3において、前記回転工具(1;101;201)の外周部には前記ボール(10a,10b)をそれぞれ含む2又は3つの径方向空間が均等に配置されている回転工具。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、前記円筒空間はコネクティングロッドの穴(2)である回転工具。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項において、前記径方向空間及び前記シートリングはスリーブ(8a,8b)に形成されている回転工具。
  7. 請求項6において、前記スリーブ(8a,8b)は前記回転工具(1;101;201)に挿入され、前記回転工具(1;101;201)内においてねじ止め締め具(109a)によって保持されている回転工具。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項において、エアロゾルが供給され、外周部に配置されたクリーニングノズル(232)を含む回転工具。
  9. 請求項8において、前記クリーニングノズル(232)は、前記回転工具(1;101;201)の回転方向(240)に対して傾斜している回転工具。
  10. 請求項8又は9において、前記クリーニングノズル(232)は、前記回転工具(1;101;201)の送り方向(238)に対して傾斜している回転工具。
  11. 請求項8〜10のいずれか1項において、前記クリーニングノズル(232)は、ノズル本体(248)に形成され、長手方向流路(12)から外周に向かってほぼ径方向に延びる穴であり、前記ノズル本体(248)に設けられた径方向流路(252)は前記長手方向流路(12)を前記穴と連通させている回転工具。
  12. 請求項11において、前記ノズル本体(248)と前記少なくとも1つの回転体(10a,10b)が一平面上に配置されている回転工具。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項において、前記少なくとも1つの回転体(10a,10b)へのエアロゾルの供給を実施又は遮断することができる急速空気弁(234)を含み、前記少なくとも1つの回転体(10a,10b)へのエアロゾルの供給は前記急速空気弁(234)を介して弱めることができる回転工具。
  14. 請求項8〜12のいずれか1項において、前記少なくとも1つの回転体(10a,10b)へのエアロゾルの供給を実施又は遮断することができる急速空気弁(234)を含み、前記クリーニングノズル(232)へのエアロゾルの供給を、前記急速空気弁(234)を介して実施又は遮断することができる回転工具。
  15. 請求項13又は14において、前記急速空気弁(234)は、前記回転工具(1;201)の回転数に応じて切り替えることができる回転工具。
  16. 請求項3〜15のいずれか1項に記載の回転工具(1;201)を使用して円筒空間を加工する方法であって、
    前記回転工具(1;101;201)の第1の回転数及び前記エアロゾルの第1の圧力で前記回転工具(1;101;201)を直線的に移動させ、前記少なくとも1つのボール(10a,10b)を前記シートリングから引き上げることによって前記少なくとも1つのボール(10a,10b)を前記円筒空間に移動させる工程と、
    前記回転工具(1;101;201)を直線的に移動させながら、前記第1の回転数よりも高い加工回転数及び前記第1の圧力よりも高い前記エアロゾルの圧力で前記円筒空間を平滑化する工程と、
    前記加工回転数及び前記エアロゾルの前記加工圧力で前記回転工具(1;101;201)を直線的に移動させることによって前記少なくとも1つのボール(10a,10b)を前記円筒空間から離れるように移動させる工程と、
    を含む方法。
  17. 請求項16において、前記少なくとも1つのボール(10a,10b)の移動は、前記回転工具(1;101;201)に対して前記円筒空間を直線的に移動させて行うか、または前記円筒空間に対して前記回転工具(1;101;201)を直線的に移動させて行う方法。
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