JP5670067B2 - 電話転送装置、電話転送方法およびプログラム、電話転送システム - Google Patents

電話転送装置、電話転送方法およびプログラム、電話転送システム Download PDF

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Description

本発明は、電話転送装置、電話転送方法およびプログラム、電話転送システムに関し、特に、移動体通信の電話番号に対応した電話転送装置、電話転送方法およびプログラム、電話転送システムに関する。
従来、一定の時間が経過したにもかかわらず応答の無い着信呼に対して、この着信呼を所定の電話番号へ転送する技術(以下「電話転送サービス」という。)が利用されている。この電話転送サービスによれば、着信呼に応答できない場合、予め設定された電話番号へ着信呼を転送することにより転送先において着信呼に応答して取り次ぎが可能となる他、転送先の電話端末装置を用いて発信元のメッセージを録音することも可能となる。
しかしながら、従来の電話転送サービスは、電話転送を設定した電話番号への着信呼の全てを転送先に設定した電話番号へ転送してしまうために、転送を必要としない着信呼まで転送してしまうといった問題があった。
このような問題に対して、よりきめ細やかな電話転送を実現する技術として、特許文献1や特許文献2が知られている。
特許文献1の技術は、PBXシステムに収容された端末装置に対する電話転送システムであって、着信番号に応じて転送先を選択する不在転送の技術が示されている。また、特許文献2の技術は、構内交換機に収容されたサービスステーションの同一サービス範囲に存在している電話機に対して内線転送する技術が示されている。
特開2007−258950号公報 特開平11−285075号公報
しかしながら、近年、移動体通信の多様化が進み、固定通信の電話番号に対応した電話転送サービスに限らず、多様化した移動体通信(例えば、携帯電話や無線LANに対応したIP電話など。)の電話番号に対応した電話転送サービスが運用されており、このような移動体通信の電話番号に対応した電話転送サービスにおいて、従来の電話転送技術が実行されると、場合によっては不便な状況を招き、本来の電話転送サービスの機能を発揮できないといった問題があった。
具体的には、特許文献1に記載されている技術は、着信番号に応じて予め設定された転送先へ着信を転送する技術であって、着信元の電話番号によって特定される電話端末装置が所在しているエリア内に電話を転送する電話転送サービスではない。
例えば、携帯電話機がユーザの身近に存在せず着信に気付くことができなかった場合では、特許文献1に記載されている従来の電話転送サービスが実行されてしまうと、着信元の携帯電話機のユーザが所在しているエリアとは異なるエリアの転送設定先の電話端末装置に着信が転送されてしまう場合があり、不便である。
また、特許文献2に記載されている技術は、転送先として予め設定された電話機グループに属し、かつ、構内交換機に収容されたサービスステーションの同一サービス範囲に存在する端末装置に対して着信を転送する技術であるため、予め転送先を設定することや、転送先情報の登録や削除などの保守管理といった転送先の設定情報に関するメンテナンスが必要であり、柔軟な転送先の選択ができないといった問題があった。
そこで、本発明は、上述の問題を解決すべく、移動体通信における着信呼を転送する場合、着信元の電話番号に対応する端末装置が所在しているエリア内に存在している端末装置をその着信呼の転送先として選択し、選択した端末装置に着信呼を転送する転送電話サービスを実行する電話転送装置および電話転送方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明にかかる電話転送装置は、所定の端末装置との間で無線帯域信号を送受信する無線基地局とネットワークを介して通信を行う通信実行部と、前記端末装置が前記無線基地局の無線通信エリア内に存在しているか否かを表す在圏情報を前記通信実行部を介して前記無線基地局から取得する在圏情報取得部と、前記無線基地局と無線通信可能な前記端末装置を特定する情報に対して前記在圏情報を関連付けたメンバ情報を記憶するメンバ情報記憶部と、前記端末装置のうち、前記無線基地局の無線通信エリア内に存在している一の端末装置に着信呼があった場合にこの着信呼を転送するか否かを判定し、前記着信呼を転送する場合には前記メンバ情報記憶部に記憶された前記メンバ情報に基づいて選択される、当該無線基地局の無線通信エリア内に存在している他の端末装置に前記着信呼を転送する転送制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、無線基地局の無線通信エリア内に存在している端末装置をメンバ情報として管理するとともに、このメンバ情報に基づいて無線基地局の無線通信エリア内の端末装置に対する電話転送サービスを実行することによって、転送元の電話番号に対応する端末装置が所在するエリア内に所在している他の端末装置を転送先として選択することができる。
したがって、移動体通信を利用しているユーザに対して従来よりも細やかな通信エリアに応じた電話転送サービスを提供することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態にかかる電話転送装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる電話転送装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態にかかる電話転送装置を含む電話転送システムの構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態における電話転送システムの概要を説明する概略図である。 第2の実施の形態にかかる電話転送装置におけるメンバ情報の一例を概念的に説明する図である。 第2の実施の形態にかかる電話転送装置における転送設定テーブルの例を概念的に説明する図である。 第2の実施の形態にかかる電話転送装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における電話転送システムの動作シーケンスを示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明における第1の実施の形態にかかる電話転送装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかる電話転送装置は、移動体通信における無線基地局の無線通信エリア内に存在する任意の端末装置への着信呼を同じ無線基地局の無線通信エリアに存在する他の端末装置へ転送する転送電話サービスを実行するものである。
図1に示すように、本実施の形態にかかる電話転送装置10は、通信実行部110と、在圏情報取得部120と、メンバ情報記憶部130と、転送制御部140とから構成されている。
通信実行部110は、移動体通信における無線基地局とネットワークを介して接続され、この無線基地局との間で通信を実行する。
在圏情報取得部120は、移動体通信における端末装置が無線基地局の無線通信エリアに存在しているか否かを示す在圏情報を通信実行部110を介して無線基地局から取得する。
メンバ記憶部130は、無線基地局と無線通信が実行可能な端末装置を特定する情報と、端末装置が無線基地局の無線通信エリアに存在しているか否かを示す在圏情報とを関連付けたメンバ情報を記憶する。
転送制御部140は、無線基地局の無線通信エリアに存在している端末装置の着信呼の有無を監視するとともに着信呼を転送するか否かを判定し、着信呼を転送する場合には、メンバ記憶部130に記憶されているメンバ情報内の在圏情報に基づいて転送先となる端末装置を選択し、選択した端末装置に転送する着信呼を接続させる転送制御を実行する。
なお、本実施の形態にかかる電話転送装置10の各構成要素は、CPU(中央演算装置)やメモリ、インターフェースからなるコンピュータにコンピュータプログラム(ソフトウエア)をインストールすることによって実現され、上述した電話転送装置10の各種機能は、上記コンピュータの各種ハードウェア資源と上記コンピュータプログラムとが協働することによって実現される。
次に、本実施の形態にかかる電話転送装置10の動作について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
図2に示すように、本実施の形態にかかる電話転送装置10は、無線基地局の無線通信エリアに存在している端末装置の情報(在圏情報)をネットワークを介して通信実行部110に取得させる(S101)。
通信実行部110によって在圏情報が無線基地局より取得されると、メンバ記憶部140は、無線基地局と無線通信可能な端末装置を特定する情報と取得した在圏情報とを関連付けたメンバ情報を図示しない記憶領域に記憶する(S102)。
転送制御部140は、無線基地局の無線通信エリア内に存在している端末装置の着信呼の有無を監視し、着信呼有りの場合にはこの着信呼を転送するか否かを判断する。転送制御部140は、着信呼の転送が必要であると判断すると、メンバ情報記憶部130に記憶されているメンバ情報内の在圏情報に基づいて転送先を選択する(S103)。
転送制御部140は転送先となる端末装置を選択すると、転送する着信呼を転送先として選択した端末装置に接続する転送制御を実行する(S104)。
このように、本実施の形態にかかる電話転送装置によれば、無線基地局の無線通信エリア内に存在している端末装置をメンバ情報として管理するとともに、このメンバ情報に基づいて無線基地局の無線通信エリア内の端末装置に対する電話転送サービスを実行することによって、転送元の電話番号に対応する端末装置が所在するエリア内に所在している他の端末装置を転送先として選択して着信呼を転送することができる。
[第2の実施の形態]
図3は、本発明の第2の実施の形態にかかる電話転送装置を含んだ電話転送システムの構成を示すブロック図である。
本実施の形態における電話転送システムは、図3に示すように、移動体通信における無線基地局2と、この無線基地局2と無線通信を行う端末装置3−a〜3−nと、無線基地局2とブロードバンド回線網1−1などのネットワーク1を介して接続される電話転送装置20とから構成されており、無線基地局2の無線通信エリア内に存在する端末装置3−nへの着信呼を無線基地局2の無線通信エリアに存在する他の端末装置3−xへ転送する転送電話サービスを電話転送装置20に実行させるものである。
本実施の形態における電話転送システムの無線基地局2は、極めて小規模なエリア単位で移動体通信を可能にするフェムトセル無線基地局(以下、「フェムトBTS」とする。)2として以下、本実施の形態について説明する。
なお、本実施の形態にかかる電話転送装置20の構成要素において、第1の実施の形態に置いて説明した電話転送装置10と同一の構成および機能を有するものについては、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
ここで、本実施の形態における電話転送システムの概要について、図4を参照して説明する。
フェムトBTS2は、その通信範囲2−1が数十メートル程度と極めて小規模な無線基地局であり、ブロードバンド回線1−1を介して移動体通信サービス網1−2に接続される。微弱電波エリアや家庭内などの特定のエリアに設置されたフェムトBTSは、通常の移動体通信無線基地局4とは無線通信できない端末装置や家庭内に存在している端末装置と無線通信を行い、これら端末装置による移動体通信を実現させるものである。
例えば、図4に示すように、自宅に設置されたフェムトBTS2は、その通信範囲2−1に存在している端末装置、すなわち、自宅に所在しているユーザAの端末装置3−aとユーザBの端末装置3−bと無線通信を行うことにより、これら端末装置3−a,3−bによる移動体通信を実現する。
電話転送装置20は、ブロードバンド回線網1−1などのネットワーク1を介してフェムトBTS2に接続され、フェムトBTS2の通信範囲2−1に存在している端末装置(図4では端末装置3−a,3−b)の着信呼を監視して、この着信呼を転送するか否かを判断する。着信呼を転送する場合には、フェムトBTS2の通信範囲2−1に存在している端末装置の中から転送先となる端末装置を選択して、この端末装置に着信呼を接続する転送制御を実行する。
具体的には、図4に示すように、ユーザXがユーザBへ呼出信号を発信した場合、この呼出信号は通常の移動体通信無線基地局4を経由して移動体通信サービス網1−2を介してユーザBの端末装置3−bを呼び出す。このとき、端末装置3−bはフェムトBTS2の通信範囲2−1に存在していることから、電話転送装置20は、端末装置3−bへのユーザXからの着信呼を監視してこの着信呼を転送する必要があると判断すると、フェムトBTS2の通信範囲2−1に存在している他の端末装置、すなわちユーザAの端末装置3−aを転送先として選択し、着信呼を端末装置3−aへ接続させる。
次に、本実施の形態にかかる電話転送装置20の構成および機能について詳細に説明する。
図3に示すように、本実施の形態にかかる電話転送装置20は、ブロードバンド回線網を介してフェムトBTS2とパケット通信を行う通信実行部110と、端末装置3−a〜3−nがフェムトBTS2と無線通信が可能な状態であるか否かを示す在圏情報を取得する在圏情報取得部220と、端末装置3−a〜3−nを特定する情報に在圏情報が関連付けられたメンバ情報231を記憶するメンバ情報記憶部230と、フェムトBTS2の通信範囲に存在している端末装置3−nの着信呼に対して転送制御を実行する転送制御部240とから構成されている。
在圏情報取得部220は、フェムトBTS2の通信範囲に存在しかつフェムトBTS2との無線通信が実行可能な状態の端末装置3−nを「在圏端末」、フェムトBTS2の通信範囲に存在していないまたはフェムトBTS2との無線通信が実行不可能な状態の端末装置3−nを「圏外端末」とした在圏情報を取得する。
具体的には、図4に示すように、フェムトBTS2の通信範囲2−1に存在している端末装置は、ユーザAの端末装置3−aとユーザBの端末装置3−bである。ここで、これら端末装置3−a,3−bがともにフェムトBTS2と無線通信が可能な状態(電源が投入されておりスタンバイ状態)であるならば、端末装置3−a,3−bの在圏情報はともに「圏内端末」となる。
一方、フェムトBTS2の通信範囲2−1の外に存在しているユーザCの端末装置3−cは、すなわち、フェムトBTS2と無線通信を行うことができない端末装置であることから、端末装置3−cの在圏情報は「圏外端末」となる。また、フェムトBTS2の通信範囲2−1内の存在している端末装置でも、電源が切られているなどフェムトBTS2と無線通信を行うことができない場合も同様に在圏情報は「圏外端末」となる。
メンバ情報記憶部230は、在圏情報取得220によって取得された最新の在圏情報でメンバ情報231を更新する。すなわち、在圏情報取得部220によって新たな在圏情報が取得されると、メンバ情報記憶部230は、新たな在圏情報を入力としてメンバ情報231を更新し、最新のメンバ情報を記憶する。
ここで、メンバ情報記憶部230に記憶されるメンバ情報231は、フェムトBTS2と無線通信が可能な端末装置3−a〜3−nを特定する電話番号と、この電話番号に対応するID情報(端末装置の名前に相当)と、在圏情報取得部220が取得した在圏情報とが関連付けられた情報とすることができる。
例えば、図5にメンバ情報231の一例を示す。図5に示すように、メンバ情報231は、端末装置毎に「ID」と「電話番号」と「在圏情報」とが関連付けられたデータである。図4に示す構成におけるメンバ情報231を例に説明すると、IDが「ユーザA」の端末装置3−aの電話番号が「090−1111−****」であり、「ユーザA」は「在圏端末」の状態であることを、メンバ情報231は示している。
これにより、メンバ情報記憶部230に記憶されるメンバ情報231は、フェムトBTS2の通信範囲に存在しかつフェムトBTSと無線通信可能である端末装置か否かを示す最新の情報とすることができる。
転送制御部240は、メンバ情報231内の端末装置を特定する情報(例えば、ID情報)毎に転送による着信呼の接続順位を発信元の電話番号に対応して設定された転送設定情報が記憶されている転送テーブル241を備えており、メンバ情報231と転送テーブル241とに基づいて着信呼の転送先となる端末装置3−nを選択し、選択した端末装置3−nへ着信呼を接続させる転送制御を実行する。
ここで、転送テーブル241の一例を図6に示す。図6に示す用に、転送テーブル241は、着信呼の発信元番号毎に転送先となる端末装置3−nの優先順位を設定した転送設定情報を、図5に示すメンバ情報231に記憶されている「ID」それぞれに応じて記憶した情報である。
なお、本実施の形態における電話転送システムのフェムトBTS2が自宅に設置される場合には、メンバ情報231に登録されているユーザ全てを転送設定情報の転送先として自動登録するとしても良い。
例えば、発信元番号が「090−4444−****」であるユーザAへの着信呼が転送を必要とする場合、転送制御部240は、転送先となる端末装置の候補として、ユーザBが優先的に選択される。転送制御部240は、メンバ情報231内のユーザBの在圏情報が「在圏端末」であれば、ユーザBを転送先として決定する。ここで、メンバ情報231において、ユーザBの在圏情報が「不在端末」であったならば、転送制御部240は、転送テーブル241から次の優先順位を有するユーザCを転送先候補として選択し、メンバ情報231内のユーザCの在圏情報を確認して「在圏端末」であれば、ユーザCを転送先として決定する。
また、図6に示す転送設定テーブル241では、発信元番号が「090−4444−****」および「090−5555−****」の着信呼に対応した転送設定情報はユーザA,Bともに記憶されているが、発信元番号が「090−666−****」の着信呼に対応した転送設定情報はユーザAにしか記憶されていない。すなわち、「090−4444−****」および「090−5555−****」の発信者元番号は、ユーザA,Bともに着信呼の転送を許可する発信元番号(以下、「転送許可番号」という。)であり、「090−6666−****」の発信元番号は、ユーザAにおいては転送許可番号であるが、ユーザBにおいては着信呼の転送を許可しない発信元番号(以下、「転送禁止番号」という。)である。
これにより、転送制御部240は、着信呼の発信元に応じて転送先を選択することができる。
なお、転送設定テーブル241に記憶されていない発信元番号からの着信呼については所定の端末装置3−nを最優先の転送先として選択しても良い。
次に、本実施の形態にかかる電話転送装置20の動作について、図7に示すフローチャートおよび図3〜4に示すブロック部を参照して説明する。
図7に示すように、本実施の形態にかかる電話転送装置20は、フェムトBTS2の通信範囲2−1内に存在している端末装置3−a〜3−nの所在状況(在圏情報)に変化があったか否かを判断し(S201)、変化が無い場合には(S201で「No」)、引き続き在圏情報の変化を検出する待機状態となる(S201)。
在圏情報に変化があった場合(S201で「Yes」)、在圏情報取得部220は、フェムトBTS2から最新の在圏情報を取得して、メンバ情報記憶部230に記憶されているメンバ情報を取得した最新の在圏情報で更新する(S202)。
メンバ情報231を更新した後に、転送制御部240は、メンバ情報231に記憶されている在圏情報が「在圏端末」となっている端末装置3−nの着信呼の有無を判定し(S203)、在圏端末に着信呼が無い場合には(S203で「No」)、フェムトBTS2における在圏情報の変化を検出する待機状態となる(S201)。
在圏端末に着信呼がある場合(S203で「Yes」)、転送制御部240は、在圏端末の着信呼に対して転送制御を必要とするか否かを判定する(S204)。転送制御は必要なしと転送制御部240が判定した場合(S204で「No」)、電話転送装置20は、着信呼に対して転送制御を実行せずに動作を終了する。
ここで、転送制御部240が着信呼に対する転送制御の要否の判定について、例えば、一定時間が経過しても着信応答の無い着信呼を検出することにより転送制御の要否を判断することができる。また、転送制御部240は、フェムトBTS2から送信される着信応答の無い着信呼の転送要求信号を受信することにより、着信呼の転送制御の要否を判断しても良い。
なお、転送制御部240による着信呼に対する転送制御の要否の判定は、リングバックトーンの有無に応じてなされても良い。具体的には、リングバックトーンがある場合(通常の呼出中)には、一定時間経過の後に着信応答の有無を確認して判定し、リングバックトーンが無い場合(通話中または圏外など)には、即時転送制御有りと判定しても良い。
一方、転送制御が必要と判断した場合(S204で「Yes」)、転送制御部240は、転送制御を実行する着信呼の発信元番号が転送許可されている発信元番号(転送許可番号)であるか否かを転送設定テーブル241に基づいて判定する(S205)。
転送テーブル241に発信元番号に対応した転送設定情報が記憶されていない、すなわち、着信呼の発信元番号が転送不許可番号であった場合(S205で「No」)、電話転送装置20は、着信呼に対して転送制御を実行せずに動作を終了する。
転送テーブル241に発信元番号に対応した転送設定情報が記憶されている、すなわち、着信呼の発信元番号が転送許可番号であった場合(S205で「Yes」)、転送制御部240は、着信呼の転送先の有無を判定する(S206)。
ここで、転送制御部240による転送先の有無の判定動作について説明する。転送制御部240は、転送設定テーブル241に基づいて優先順位の高い端末装置3−nを転送先候補として順に選択し、選択された転送先候補である端末装置3−nに対応したメンバ情報231における在圏情報の状態を確認することにより実行される。
すなわち、転送制御部240は、転送テーブル241に基づいて選択された転送先候補である端末装置3−nのメンバ情報231における在圏情報が「在圏端末」であれば「転送先有り」と判定し、「圏外端末」であれば「転送先なし」と判定する。
転送制御部240によって「転送先なし」と判定された場合(S206で「No」)、電話転送装置20は、着信呼に対して転送制御を実行せずに動作を終了する。
転送制御部240によって「転送先有り」と判定された場合(S206で「Yes」)、転送制御部240は、選択した転送先となる端末装置3−nへ着信呼を接続する転送制御を実行する。ここで、転送制御部240による転送制御は、転送制御部240からの制御信号をフェムトBTS2へ送信することにより実行されても良く、また、転送制御部240からの制御信号を移動体通信サービス網1−2の呼制御システム(不図示)へ送信することにより実行されても良い。
転送制御部240によって転送制御が実行されると、電話転送装置20は、一定時間経過後に転送先が転送による着信呼に応答したか否かを判定する(S208)。
転送先が着信呼に応答していないと判定された場合(S208で「No」)、電話転送装置20は、転送先の有無の確認を転送制御部240に再び実行させる(S206)。
転送先が着信呼に応答していると判定された場合(S208で「Yes」)、着信呼の転送制御が正常に通話完了されたので、電話転送装置20は転送動作を終了する。
次に、本実施の形態における電話転送システムの電話転送サービスの実行シーケンスを、図8に示すシーケンス図を参照して説明する。
本実施の形態にかかる電話転送システムは、図3に示すように、無線基地局(フェムトBTS)2と電話転送装置20と端末装置3−a〜3−nとから構成されるが、ここでは、図4に示すように、フェムトBTS2の通信範囲2−1に存在する端末装置3−bの着信呼を電話転送装置20によって転送する場合について、本実施の形態における電話転送システムによる電話転送サービスの実行シーケンスを説明する。
図8に示すように、フェムトBTS2から最新の在圏情報が電話転送装置20へ送信される(S301)。電話転送装置20は、フェムトBTS2から送信された在圏情報を取得すると、メンバ情報231を取得した最新の在圏情報で更新する(S302)。
図4に示すようにユーザXがユーザBに対して発信すると、フェムトBTS2は、ユーザBの端末装置3−bに対して呼出信号(着信通知)を送信する(S303)。
電話転送装置20は、フェムトBTS2の通信範囲2−1に存在している端末装置3−bの着信呼を監視し(S304)、一定時間が経過した後、フェムトBTS2からの着信通知に対してユーザBによる着信応答が無いと、ユーザBの着信呼に対して転送制御が必要であると判断する。具体的には、電話転送装置20は、フェムトBTS2から送信される転送要求を受信(S305)することにより、端末装置3−bの着信呼に対する転送制御が必要であると判断する。なお、着信呼に対する転送制御の要否の判定については、一定時間経過しても着信応答がなされていないことを識別することができる方法であれば、フェムトBTSからの転送要求を受信することに限らなくても良い。
例えば、図4に示すように、ユーザBは自宅の1階に所在しているがユーザBの端末装置3−bは2階に存在している場合、端末装置3−2への着信呼にユーザBが一定時間経過しても応答しないと、フェムトBTS2は電話転送装置20に対して転送要求を送信する。電話転送装置20は、フェムトBTS2から送信された転送要求を受信すると、ユーザBの着信呼に対する転送制御が必要と判定する。
なお、
電話転送装置20は、端末装置3−bの着信呼の転送先候補を転送設定テーブル241における転送設定情報に基づいて選択する(S307)。
例えば、ユーザXの電話番号(発信元番号)が「090−5555−****」であったならば、図6に示す転送設定テーブルによれば、優先順位が最上位の転送先候補はユーザCであり、電話転送装置20はユーザCを転送先候補して選択する。
転送先候補としてユーザCを選択すると、電話転送装置20は、メンバ情報231におけるユーザCの端末装置3−bの在圏情報を確認して転送可能か否かを判定する(S307)。
例えば、図5に示すメンバ情報231によれば、ユーザCの在圏情報は「圏外端末」となっており、フェムトBTS2との無線通信が実行不可能な状態であることを示している。よって、電話転送装置20は、ユーザCへの着信呼の転送は不可であると判定する。
ユーザCへの着信転送が不可であると判定すると、電話転送装置20は、着信呼の転送先を再度選択する(S309)。具体的には、図6に示す転送設定テーブルによれば、発信元番号「090−5555−****」に対応する次の優先順位の転送先候補は、ユーザAであることから、電話転送装置20は、ユーザAを転送候補として選択する。
電話転送装置20は、ユーザAの端末装置3−aの在圏情報をメンバ情報231に基づいて在圏端末であることを確認すると、ユーザAをユーザBの着信呼に対する転送先として決定し(S310)、ユーザBの着信呼をユーザAに接続させる転送制御を実行する(S311,S312)。
ここで、電話転送装置20が実行する転送制御は、フェムトBTS2に対して転送先の情報(転送制御情報)を送信し(S311)、この転送制御情報を受信したフェムトBTS2により着信呼を転送先へ接続する(S312)ことにより実現しても良い。
ユーザBの着信呼をユーザAに接続させる転送制御が実行されると、フェムトBTS2はユーザAの端末装置3−aに対して転送による呼出信号(転送着信通知)を送信する(S313)。
在圏端末であるユーザAの端末装置3−aは、この転送着信通知に対する着信応答をフェムトBTS2へ送信し(S314)、ユーザXと通話を開始する。
ユーザAからの着信応答を受信すると、フェムトBTS2は電話転送装置20に対して転送着信呼が「通話応答」されたことを通知する(S315)。これにより、正常に電話転送サービスが実行されたことを認識した電話転送装置20は、電話転送動作を終了する。
このように、本実施の形態にかかる電話転送装置を含む電話転送システムによれば、無線基地局の無線通信エリア内に存在している端末装置の最新の状態をメンバ情報として管理するとともに、この最新のメンバ情報に基づいて無線基地局の無線通信エリア内の端末装置に対する電話転送サービスを実行することによって、転送元の電話番号に対応する端末装置が所在するエリア内に所在している通信可能な他の端末装置を転送先として選択することができる。
したがって、移動体通信を利用しているユーザに対して従来よりも細やかな通信エリアに応じた電話転送サービスを提供することが可能となる。
携帯端末装置と接続してパケット通信を行う無線基地局装置を利用した電話転送サービスの提供に利用可能である。
10,20…電話転送装置、110…通信実行部、120,220…在圏情報取得部、130,230…メンバ情報記憶部、231…メンバ情報、140,240…転送制御部、241…転送設定テーブル、1…ネットワーク、1−1…ブロードバンド回線網、1−2…移動体通信サービス網、無線基地局(フェムトBTS)…2、端末装置…3−a〜3−n、移動体通信無線基地局…4。

Claims (9)

  1. 所定の端末装置との間で無線帯域信号を送受信する無線基地局とネットワークを介して通信を行う通信実行部と、
    前記端末装置が前記無線基地局の無線通信エリア内に存在しているか否かを表す在圏情報を前記通信実行部を介して前記無線基地局から取得する在圏情報取得部と、
    前記無線基地局と無線通信可能な前記端末装置を特定する情報に対して前記在圏情報を関連付けたメンバ情報を記憶するメンバ情報記憶部と、
    前記端末装置のうち、前記無線基地局の無線通信エリア内に存在している一の端末装置に着信呼があった場合にこの着信呼を転送するか否かを判定し、前記着信呼を転送する場合には前記メンバ情報記憶部に記憶された前記メンバ情報に基づいて選択される、当該無線基地局の無線通信エリア内に存在している他の端末装置に前記着信呼を転送する転送制御部と
    を備えることを特徴とする電話転送装置。
  2. 請求項1に記載の電話転送装置において、
    前記在圏情報取得部は、前記無線基地局の無線通信エリア内に存在している端末装置の状態に変化が発生すると前記無線基地局から前記在圏情報を取得し、
    前記メンバ情報記憶部は、前記在圏情報取得部によって取得された最新の前記在圏情報で前記メンバ情報記憶部に記憶された前記在圏情報を更新することを特徴とする電話転送装置。
  3. 請求項2に記載の電話転送装置において、
    前記在圏情報は、前記端末装置が前記無線基地局の無線通信エリア内に存在しかつ前記無線基地局との無線通信が実行可能な状態の在圏端末であるか否かを表し、
    前記転送制御部は、前記在圏端末に前記着信呼を転送することを特徴とする電話転送装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電話転送装置において、
    前記メンバ情報は、前記端末装置を特定する電話番号と、この電話番号に対応するIDと、前記在圏情報とを関連付けた情報であることを特徴とする電話転送装置。
  5. 請求項4に記載の電話転送装置において、
    前記転送制御部は、発信元の電話番号に応じて前記メンバ情報と転送による着信呼の接続順位とを関連付けて記憶した転送設定テーブルをさらに備え、この転送設定テーブルと前記メンバ情報とに基づいて選択される前記端末装置に前記着信呼を転送することを特徴とする電話転送装置。
  6. 所定の端末装置との間で無線帯域信号を送受信する無線基地局とネットワークを介して通信を行う通信実行ステップと、
    前記端末装置が前記無線基地局の無線通信エリア内に存在しているか否かを表す在圏情報を前記通信実行ステップにより前記無線基地局から取得する在圏情報取得ステップと、
    前記無線基地局と無線通信可能な前記端末装置を特定する情報に対して前記在圏情報を関連付けたメンバ情報をメンバ情報記憶部に記憶するメンバ情報記憶ステップと、
    前記在圏情報取得ステップによって取得された最新の前記在圏情報で前記メンバ情報内の前記在圏情報を更新するメンバ情報更新ステップと、
    前記端末装置のうち、前記無線基地局の無線通信エリア内に存在している一の端末装置に着信呼があった場合にこの着信呼を転送するか否かを判定し、前記着信呼を転送する場合には前記メンバ情報記憶部に記憶された前記メンバ情報に基づいて選択される、当該無線基地局の無線通信エリア内に存在している他の端末装置に前記着信呼を転送する転送制御ステップとを備えることを特徴とする電話転送方法。
  7. 請求項6に記載の電話転送方法において、
    前記在圏情報取得ステップにより取得される前記在圏情報は、前記端末装置が前記無線基地局の無線通信エリア内に存在しかつ前記無線基地局との無線通信が実行可能な状態の在圏端末であるか否かを表し、
    前記転送制御ステップは、前記在圏端末に前記着信呼を転送することを特徴とする電話転送方法。
  8. 請求項6または請求項7に記載の電話転送方法を、コンピュータに実行させることを特徴とする電話転送プログラム。
  9. 端末装置と、この端末装置と無線通信を実行する無線通信基地局と、この無線通信基地局とネットワークを介して接続される電話転送装置とから構成される電話転送システムにおいて、
    前記無線基地局は、無線通信エリアが数十メートル程度のフェムトセル無線基地局装置であり、
    前記電話転送装置は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載された電話転送装置であることを特徴とする電話転送システム。
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