JP2013150294A - 代行処理機能を有する無線端末システム - Google Patents

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Abstract

【課題】無線端末の通信エリア外への移動や、電池残量の低下等による電源OFFによって、前記無線端末と主装置との通信が途絶えてしまっても、前記無線端末が主装置を介さずに予め登録されている所定の他無線端末に代行内容を指定して代行処理を依頼することのできる無線端末を提供する。
【解決手段】無線ネットワーク2に収容されている無線端末1が無線ネットワーク2に収容されている他無線端末から代行処理を依頼された場合に、代行処理部107は代行起動条件登録部103を参照し、当該他無線端末の着信に係わる処理を前記無線端末1が代行処理する。また、無線ネットワークに収容されている無線端末1がエリア判定部102により通信エリア内にいないと判定した場合に、代行依頼端末検出部106は代行端末登録部104を参照し、無線端末1の着信に係わる処理を代行する代行処理の実行が可能な他無線端末を検出し、代行処理の実行を依頼する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信エリア内外に存在する無線端末間で相手側の着信に係る処理を代行して処理する代行処理機能を有する無線端末システムに関する。
従来、無線ネットワークに接続される無線端末において、特定の無線端末に着信があった場合、当該無線端末が通信エリア外にある場合や、当該無線端末の使用者が留守応答設定しないで外出した場合、当該の着信に応答できない場合がある。この改善策として、電話システムの主装置において着信先の無線端末の不応答を検出したときに、あらかじめ設定された転送先に着信を転送し、不在応答端末の番号情報と通信内容をボイスメールとしてホストに転送する技術がある(例えば、特許文献1)。
特開平5−276107号
しかしながら、従来の技術によっても、無線端末が通信エリア外へ移動した場合や、電池残量の低下等により電源オフになった場合、前記無線端末と電話システムの主装置との通信が途絶えてしまうため、前記主装置は他端末からの着信があっても前記無線端末に通知することが出来ない。そのため発信元端末に対しては相手応答不可通知を返す、あるいは留守番電話機能でメッセージを残す、などの一時的な不在応答しか出来ない。また、前記不在応答は主装置によって行われるために、主装置が前記不在応答の機能を持たない場合は、発信元端末に対して相手応答不可の情報を通知することしか出来ない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、無線端末の通信エリア外への移動や、電池残量の低下等による電源オフによって、前記無線端末と主装置との通信が途絶えてしまっても、前記無線端末が主装置を介さずに予め登録されている所定の他無線端末に代行内容を指定して代行処理を依頼することのできる無線端末、代行処理を受け付けることのできる無線端末を提供することにある。
本発明は、同一の無線ネットワークに帰属する複数の無線端末間で、着信に応答して所定の処理を実行する着信処理を当該着信の着信先無線端末以外が代行して処理する代行処理機能を有する無線端末システムであって、前記無線端末の各々は、前記代行処理の依頼元または依頼先の無線端末に係わる端末情報を登録しておく端末情報登録手段と、を具備し、前記代行処理を依頼する依頼元無線端末は、前記端末情報登録手段に登録されているいずれかの無線端末へ当該依頼元無線端末への着信に係る前記代行処理依頼を要求し、前記依頼元無線端末から前記代行処理依頼を受付けた依頼先無線端末は、前記依頼元無線端末が前記無線ネットワーク内で現在通信可能な状態にあることを示す通信可能状態信号を監視し、前記通信可能状態信号を継続的に受信している間は前記受付けた代行処理を起動せず、前記通信可能状態信号が途絶えたことを検知した場合に、前記代行処理の実行を起動することを特徴とする。
本発明によれば、電話システムの主装置側での代行処理機能の有無に関係なく、代行処理を実現できる無線端末を提供できる。
本発明の代行処理を行う無線端末の機能ブロック図。 本発明の実施例1における代行依頼内容登録部に登録される内容の一例。 本発明の実施例1における端末情報登録部に登録される内容の一例。 本発明の実施例1における端末情報登録部に登録される内容の一例。 本発明の実施例1における代行依頼を受け付けた場合に画面表示される内容の一例。 本発明の実施例1における代行処理を行う機能に係わる動作フローチャート図。 本発明の実施例1における代行処理を行う機能に係わる動作フローチャート図。 本発明の実施例2における端末情報登録部に登録される内容の一例 本発明の実施例2における代行処理を行う無線端末の機能ブロック図 本発明の実施例2における代行処理を行う機能に係わる動作フローチャート図 本発明の実施例3における代行処理を行う無線アクセスポイントの機能ブロック図。 本発明の実施例3における代行依頼内容登録に登録される内容の一例。 本発明の実施例3における端末情報登録部に登録される内容の一例。 本発明の実施例3における代行処理を行う機能に係わる動作フローチャート図。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明に関わる無線端末1(以下、本装置と略すこともある)の機能ブロック図である。本装置における内部ブロック構成図は、無線通信制御部101、エリア判定部102、代行起動条件登録部103、代行依頼内容登録部104、端末情報登録部105、代行依頼端末検出部106、代行処理部107、呼制御部108、コンテンツ情報記憶部109、操作部110、表示部111から構成され、無線ネットワーク2に接続される。尚、代行処理とは代行元無線端末の着信に係る処理を、代行依頼内容登録部104に予め登録された内容に基づいて代行処理を依頼された無線端末が実行するものである。
次に本発明に関わる無線端末1の各ブロックの機能について説明する。本装置は無線通信制御部101にて無線ネットワーク2に接続、通信を行う。
エリア判定部102は、本装置が無線ネットワーク2に設置された端末B3に代行処理の依頼(以降、単に「代行依頼」という)を予約する場合、本装置が無線ネットワーク2内にあるかどうかの判定を行う。本装置がエリア内にある場合には代行依頼受信可能か、代行依頼要求可能かを判定する。次に予約した代行処理を実行する場合、本装置は無線ネットワーク2内の図示されていない無線アクセスポイントが発信する電波の電界強度が通信可能な強度であるかを検知し、検知できる場合は、代行依頼受信可能、代行依頼要求可能であると判定し、検知できない場合には、代行依頼受付および代行依頼要求ができないと判定し代行処理部107に通知する。
また、無線ネットワーク2に設置された端末B3が代行依頼を予約した端末である場合において、本装置が代行依頼を受け付けている場合にはエリア内にあるか否かを定期的に判定するために、端末B3に対して特定コマンドの送信を行い、端末B3からの通信可能状態信号の応答がある場合は端末B3は通信エリア外ではないと判定し、端末B3からの通信可能状態信号の応答がない場合は端末B3は通信エリア外である又は電池残量の低下等による電源オフと判定し、判定結果を代行処理部107に通知する。
代行起動条件登録部103は、代行依頼を起動する条件を事前に登録し、代行依頼の依頼元端末が通信エリア内から外れた、または電池残量の低下により通信可能状態信号が途絶えた等、事前登録した起動条件を満たす場合に代行依頼の起動を代行処理部107に通知する。
代行依頼内容登録部104は、本装置の利用者により、代行を依頼する他の無線端末の内線番号、IPアドレス、MACアドレス、等の被代行無線端末を識別できる情報、着信を転送する転送先電話番号、応答不可による留守番電話機能などの依頼する代行処理の内容を事前に登録しておき、代行依頼の起動を指示された代行処理部107からの要求があると、代行依頼内容登録部104はその登録内容を代行処理部107に通知する。
例えば、図2は代行依頼内容登録部104に登録される代行処理内容の一例であって、図2の行211は、代行依頼条件として依頼元へ着信をかけてきた相手端末の条件であり、行212は代行依頼を受けた端末が代行処理時に行う処理内容である。
列201の場合は、発番号03−12345678から着信を受けた場合に090−12345678にその着信を転送することを代行処理として実行することを示し、列202の場合は、他の内線端末からの着信を受けた場合の代行処理として固定ガイダンスを送出することを示す。
端末情報登録部105には、事前に代行依頼先の無線端末と代行依頼受理可能端末を登録しておく。図3は、端末情報登録部105に登録される代行依頼先端末登録時の内容の一例であって、図3の列301、列302、列303の行312は代行依頼先として登録されている他の無線端末である。
行311はそれぞれの無線端末の優先度を意味し、代行依頼を行う場合に優先順位の順番に依頼先として他の無線端末を選択し、代行依頼を行う。図4は、端末情報登録部105に登録される代行依頼受理可能端末登録時の内容の一例であって、図4の行411の列401,列402,列403は代行受理可能端末そして登録されている他の無線端末であり、行412はそれぞれの代行受理可能端末の状況を示している。
本装置の利用者は、例えば、図3の列301から列303の優先度1から優先度3までの代行依頼先端末登録として、それぞれ内線a、内線b、内線cを登録している。優先度は、本装置が代行依頼を行うにあたり、優先度の順に登録された他の無線端末を選択し、選択した無線端末に代行処理依頼の予約を行い、行313にて依頼状況を保存しておく。列301の内線aについては、代行依頼の予約を実施済みであり依頼した相手端末が了解していることを示している。図4は、行411にて登録済みの代行依頼受理可能端末を示し、列402の行412においては、内線d端末からの代行依頼を受理したことを示す。
代行依頼端末検出部106は、他の無線端末から代行依頼の予約があり、代行依頼を受理した場合、端末情報登録部105に登録されている情報に基ついて、無線通信制御部101に指示して、前記依頼元無線端末を定期的に監視し、該依頼元無線端末との通信状況を代行処理部107に通知する。
呼制御部108はエリア判定部102からのエリア判定情報や代行依頼端末検出部106からの依頼元無線端末との通信状況を代行処理部107を経由して受理し、呼制御部108はその内容を表示部111に表示する。また他の無線端末から代行依頼の予約を受信した場合、本装置が代行処理を行うことができるか、コンテンツ情報記憶部109、呼制御部108の処理能力の有無により、本装置が代行処理を受け付け可能か否かを代行処理107で判定し、予約を許可するか否かを相手端末に通知する。
ここで、本装置のユーザによる操作にて、例えば、図5に示す画面表示を行い、相手端末からの代行依頼に対して受け付けるか否かのボタン表示を表示部111に表示し、「受理する」または、「受理しない」との入力を促し、操作部110からの入力情報を代行処理部107に通知する手段をとってもよい。
図6および図7は、本発明に関わる代行依頼送信および代行処理のフローチャートである。図6および図7を元に本装置の動作を説明する。本装置は、電源が投入された状態でスタートし(S600)、エリア判定部102により本装置が通信エリア内であるか否か(S601)、代行依頼の受信があったか否か(S602)、代行依頼の要求をするか否か(S603)を繰り返す。
通信エリア内でない場合(S601,NO)、本装置は無線ネットワーク2に接続することができず、通信できない状態であるため、本装置で実現する機能としての発信、着信、通話、コンテンツ表示などの動作をすることができないので、通話エリア内であるか否かの判定を繰り返す。
代行依頼を行う場合は、本装置は無線ネットワーク2内の図示されない無線アクセスポイントとの発する電波の電界強度が通信可能な強度であるかどうかを検知し、検知できる場合には、通信エリア内であると判定し(S601,YES)、代行依頼受付可能、代行依頼要求可能である。代行依頼受信をしていない場合(S602,NO)において、本装置は自端末のみの動作として前記発信、着信、通話、コンテンツ表示などの機能を実行するとともに、他の無線端末に対して代行依頼要求を行うか否かの判定を継続して行う(S603)。
本装置が、無線ネットワーク2内の図示されないアクセスポイントとの通信ができている場合は通信エリア内、通信ができない場合は通信エリア外であると判定し、通信エリア内であると判定した場合(S601,YES)、端末情報登録部105に登録された代行依頼受理可能端末(図4)を参照し、他端末より代行依頼の予約を受信しているか否かを判定し(S602)、受信していれば(S602,YES)、代行処理可能か否かの判定(S701)を行い、受信していなければ(S602,NO)、代行依頼を要求するか否かの判定(S603)を行う。ここで代行処理依頼を受け付けるかの判定結果は、図4に示す代行依頼受理状況(行412)に反映される。
次に利用者が本装置から他の無線端末に代行依頼の要求を行う場合であるが、利用者が操作部110を用いて、表示部111のメニュー画面の中から代行依頼画面を選択したかどうかで判定される。すなわち代行依頼画面を選択した場合は、代行依頼要求がありと判定(S603、YES)し、表示部111に依頼画面が表示される(S604)。
依頼画面の構成は詳細図示しないが、利用者は、依頼画面のガイドにより事前に登録済の代行依頼先無線端末の番号や名称を選択することができ、その選択結果を代行処理部107が確認し、代行依頼先端末へ代行依頼要求を送信する(S605)。
代行処理部107は、該依頼先端末からの応答がないままタイムアウト(T1)した場合(S606、NO)、端末情報登録部105を参照して、選択された無線端末の次の優先順位の依頼先端末の検索を行い(S607)、次の依頼先端末がある場合(S608、YES)、該依頼先端末に対して代行依頼要求を送信する(S605)。
依頼先端末については、前記端末情報登録部105に登録された依頼先端末に対して優先度の順にすべての検索を行う。ただし、最初に選択された無線端末が最上位の優先順位の無線端末でない場合は、最下位の優先順位の無線端末の次に最上位の無線端末を検索する。図3は、端末情報登録部105における依頼端末の管理テーブルであり、内線aに対して代行依頼を行い、該代行依頼が受理されたことを示す。
最初に利用者が選択した依頼先端末の他に、別の依頼先端末が登録されていない場合、または登録された複数の依頼先端末の検索がすべて完了し、依頼先端末が見つからなかった場合(S608、NO)は、依頼先端末が発見できなかった旨を音による通知、または表示部111に表示を行い終了する(S609)。
依頼先端末からの受理応答があった場合(S606、YES)、依頼先端末への代行依頼が完了した旨を通知および表示を表示部111にて行い(S610)、終了する。
また、他端末から代行依頼を受信した場合には(S602、YES)、本装置が他端末の代行処理が可能か否かを判定し(S701)、本装置の処理能力に代行処理を行う余裕がある場合(S701、YES)、依頼元の端末が本装置の端末情報登録部105に登録されているか否かの判定を行う(S702)。
また、本装置の処理能力に代行処理を行う余裕がない場合(S701,NO)、依頼元の端末に対して、代行依頼受理不可通知を行い(S707)通信エリア検知状態に移行する(S601)。
次に、依頼元の端末が本装置に登録されている相手ではない場合(S702、NO)、依頼元の端末に代行依頼受理不可通知を行い(S707)、通信エリア検知状態に移行する(S601)。
依頼元の端末が本装置に登録されている相手の場合(S702,YES)、他端末から代行依頼があった旨を音による通知、または表示を表示部111に行い(S703)、依頼元の端末に対して代行依頼を受理した旨を通知し、代行処理待機状態に移行する(S705)。
代行処理待機状態においては、依頼元の端末に対して、一定時間(タイマT3)の間隔で依頼元端末へ生存問い合わせの特定コマンドを送り、正常に応答が確認できた場合(S705、YES)、T3よりさらに長いタイマーT2を経過したかどうかを判定(S704)し、タイマーT2を経過した場合(S704、YES)、代行依頼としては、あまりに長時間経過し、妥当な依頼ではないと判断し、依頼元の端末に対して、代行依頼受理不可通知を行い(S707)通信エリア検知状態に移行する(
S601)。
また、特定コマンドに対して、依頼元端末から応答がない場合(S705、NO)依頼元端末が通信エリア外へ移動したか、電池残量の不足で電源オフ状態になり、応答が出来なくなったと判定し、依頼元の端末から依頼された代行依頼内容に基づいて代行処理を実施する(S706)。
ここで、代行依頼内容の機能として、依頼元端末にかかってきた着信に対して代理着信応答する機能、依頼元端末にかかってきた着信に対して、着信番号情報から特定の電話番号に転送する機能、依頼元端末にかかってきた着信に対して席を外している旨等固定ガイダンスの送出、留守応答する機能、依頼元端末宛に着信があったことを依頼元端末利用者の携帯電話や、PCにメールを自動送信する機能などを搭載することが可能である。
また、以上の説明において、特定コマンドへの応答無しで、代理処理を実行の起動条件とするとして説明したが、代理処理を起動する条件として、起動する時間指定、曜日指定、日時指定、着信番号情報指定などを条件として、条件を満たしたときに所定の機能の代行処理を実施することも可能である。
また、上記した以外に表示部111によらずに、各種ガイダンスを音声でアナウンスすることにより、必要な操作を利用者に促すことも可能であり、これらを組み合わせることで上記した以外に多様な実現方法があることを付言しておく。
また、代行依頼端末を検索するにあたり、予め代行依頼を行う端末を登録する方法としては、ユーザが手入力で登録する、あるいは保守者が手入力で登録する方法があるが、本実施例は手入力による煩雑さを避けるために、無線端末が自動的に周辺の無線端末を検索して、登録する新たな方法を提案するものである。
図1は、本発明に関わる無線システムにおける無線端末1(以下、本装置と略すこともある)の機能ブロック図である。無線端末1は、無線通信制御部101、エリア判定部102、代行起動条件登録部103、代行依頼内容登録部104、端末情報登録部105、代行依頼端末検索部106、代行処理部107、呼制御部108、コンテンツ情報記憶部109、操作部110、表示部111から構成され、無線ネットワーク2に接続される。
次に、本発明に関わる無線システムにおいて、無線端末1の各ブロックの機能について説明する。
本装置は無線通信制御部101、エリア判定部102、代行起動条件登録部103、代行依頼内容登録部104の動作説明については、実施例1にて記載と同等の機能を有するものである。
端末情報登録部105は、代行依頼端末検出部106により検索された優先度の高い代行依頼先の無線端末、サブ代行依頼先の無線端末と代行依頼受理可能端末を登録しておく。代行依頼端末検出部106は、本装置の起動時、本装置の利用者による操作により代行依頼先の無線端末を指定した設定を行なった時、及び電源投入中の一定時間経過時に代行依頼先の無線端末を自動検索し、その都度、代行依頼先の無線端末およびその優先順位を再設定し、端末情報登録部105の内容更新をする。
ネットワーク内のすべての無線端末を一定間隔で定期的に検索し代行依頼先端末の自動更新を行う本発明の場合、例えば、図8の列801から列805に示す内線a〜内線eが代行依頼先端末として登録される。優先1から優先5とは、図8の行815に示す依頼先の端末へ代行依頼を行う際の優先度であり、代行依頼先端末接続時間行813や、代行依頼先接続応答時間行814の結果より決定する。
代行依頼端末の検索時においては、ネットワーク内のすべての端末に対し、代行依頼受理の可否を問い合わせ、問い合わせに対して受諾した端末の内、代行依頼先端末接続時間や代行依頼先接続応答時間より判断して、適切と思われる端末のみが登録される。
また、代行依頼受理の可否問い合わせに対して受諾した端末は、代行依頼元の無線端末が代行依頼受理の可否問い合わせを行ない、受諾の応答を受け、代行依頼先端末として登録した端末の情報を共有する。このとき、受諾の応答を受け付けた代行依頼先端末に対して、代行依頼元の端末情報を送るとともに、代行依頼元端末に登録された他の代行依頼先端末の情報を共有する。
また、代行処理を行なう際には代行依頼元の状態監視を行なうと共に、最新の代行依頼先登録端末情報を取得する。これにより、代行処理を行なう場合、代行依頼先候補として登録された端末は、代行依頼元端末が電源OFFまたは、通信エリア外に移動したと判断した場合、代行処理を行なう。ここで、代行処理を行なう端末は最初に代行依頼元端末が電源OFFまたは、通信エリア外に移動したと判断した代行依頼先端末であり、代行処理を受付た代行依頼先端末は、他の代行依頼先端末に代行応答処理を受け付けたことを通知することで、他の代行依頼先端末は代行処理応答待ち状態を一時解除する。尚、本実施例では登録できる代行依頼先端末の台数を5台としているが、本発明はそれに限定されない。
図9は自動的にネットワーク内の無線端末を検索して代行依頼を行う場合における代行依頼端末検索部106の検索範囲を示す図である。ネットワーク901には、端末A902、端末B903、端末C904、端末D905、端末E906、端末F907、端末G908が接続されていることを示す。
ここで、代行依頼元端末を端末A902として説明する。端末A902は、代行依頼端末検索部106により、ネットワーク内のすべての無線端末に対して、代行依頼受理の可否を問い合わせ、受諾した依頼先候補端末として端末B903、端末C904、端末D905、端末E906、端末F907、端末G908、を検出し、代行依頼端末接続時間や代行依頼接続応答時間より判断して、優先度を決定し、優先度の高いものから順に端末情報登録部105に登録す。
この実施例では、端末B903、端末C904、端末D905、端末E906、端末F907が代行依頼先端末として登録される。ここで、代行依頼先端末として5台登録することとしたが、実施例を説明する上での一例であり、依頼台数は、適宜設定することが出来るものとする。優先順位は、依頼端末検索時の接続時間、応答時間の長短の他、IPアドレス若番順などで決定してもよい。
代行依頼受理の可否問い合わせに対して受諾した端末B903、C904、端末D905、端末E906、端末F907は、端末A902のネットワーク内での生存を定期的に確認し、代行処理の起動要否をチェックする。端末A902がエリア外等に移動してネットワーク内に生存しなくなり、通信できなくなると代行処理を起動する。
端末A902がネットワークに復帰して、それまでに代行してもらった情報を入手するためには、端末B903、端末C904、端末D905、端末E906、端末F907に対してアクセスし、各端末がそれまでに蓄えた情報を入手する。
呼制御部108はエリア判定部102からのエリア判定情報や代行依頼端末検索部106からの依頼元無線端末との通信状況を代行処理部107を経由して受理し、呼制御部108はその内容を表示部111に表示する。また他の無線端末から代行依頼の予約を受信した場合、本装置が代行処理を行うことができるか、コンテンツ情報記憶部109、呼制御部108の処理能力の有無により、本装置が代行処理を受け付けることが可能か否かを代行処理107で判定し、予約を許可するか否かを相手端末に通知する。
本実施例に関わる代行依頼送信および代行処理は、実施例1と同一であり、そのフローチャートは、図6,7である。一方、代行依頼端末検索部106の機能は、実施例1とは異なるので、その異なる部分については図10を用いて説明する。本装置は電源が投入された状態でスタートし(S1000)、エリア判定部102により本装置が通信エリア内であるか否か(S1001)、代行依頼先端末検索(S1002)、代行依頼の受信があったか否か(S1003)、代行依頼の要求をするか否か(S1004)を繰り返す。
通信エリア内でない場合(S1001,NO)、本装置は無線ネットワーク2に接続することができず、通信できない状態であるため、本装置で実現する機能としての発信、着信、通話、コンテンツ表示などの動作をすることができないので、通話エリア内であるか否かの判定を繰り返す。
代行依頼を行う場合は、本装置は無線ネットワーク2内の図示されない無線アクセスポイントが発する電波の電界強度が通信可能な強度であるかどうかを検知し、検知できる場合には、通信エリア内であると判定し(S1001,YES)、代行依頼受付可能、代行依頼要求可能とする。
代行依頼受信をしていない場合(S1003,NO)において、本装置は自端末のみの動作として前記発信、着信、通話、コンテンツ表示などの機能を実行するとともに、他の無線端末に対して代行依頼要求を行うか否かの判定を継続して行う(S1004)。
また、一定時間間隔で代行依頼先端末検索(S1002)を行い、代行依頼先端末情報を随時更新し、端末情報登録部105に検索結果を保存している。
本装置から他の無線端末に代行依頼の要求を行う場合、自端末に対して登録できる依頼先無線端末が少ない場合、自動的にネットワーク内の代行依頼先無線端末を検索する。ここで、登録できる依頼先無線端末の台数より依頼先候補無線端末の確定端末が少ない場合(S1013,YES)、代行依頼先候補無線端末の検索をさらに続けて行なう。
このとき、代行依頼受理の可否問い合わせを送信し、問い合わせに対し受諾した端末は、自動的に代行依頼先候補無線端末として登録され、番号や、名称などといった情報を取得し、および接続状況の結果を格納する。また、利用者による操作によって、依頼画面のガイドを表示し代行依頼先候補無線端末の検索を開始し、検索が完了すると代行依頼先候補無線端末の番号や名称を表示させ、実際に代行依頼を行う場合に、表示された代行依頼先候補無線端末の中から代行依頼先無線端末を選択し決定する操作によって、代行依頼先端末へ代行依頼要求を送信することとしても良い。(S1006)
代行処理部107は、端末情報登録部105を参照して、優先度1の依頼先端末に対して、代行依頼要求を送信し、該依頼先端末からの応答がないままタイムアウト(T4)した場合(S1007、NO)、端末情報登録部105をさらに参照して、次の優先順位の依頼先端末の検索を行い(S1008)、次の依頼先端末がある場合(S1009、YES)、該依頼先端末に対して代行依頼要求を送信する(S1006)。
依頼先端末については、詳細図示していないが、前記端末情報登録部105に登録された同一ネットワーク内に設置された通信可能な端末であって、依頼元端末がネットワーク接続された際に一定時間毎に検索し、その都度更新された情報である。例えば最初に依頼先候補として選択された無線端末は、IPアドレスの若番順や、ネットワーク接続時間の長さ順でソートされた情報により選択、登録された端末であるが、その後、一定時間ごとに再検索され、検索情報に基づいて選択される端末も更新されるため、接続状況が変われば依頼先端末の入れ替えが行われる。
代行依頼要求を送信する際、最初に選択した依頼先端末の他に、別の依頼先端末が登録されていない場合、または登録された複数の依頼先端末すべてに代行依頼要求の送信を行い、依頼先端末が見つからなかった場合は(S1009、NO)、依頼先端末が発見できなかった旨を音による通知、または表示部111で文字による通知を行い終了し、(S1010)代行依頼先端末検索(S1002)を実施して、再度依頼先端末を決定する。
依頼先端末からの応答があった場合(S1007、YES)、依頼先端末への代行依頼が完了した旨の通知および表示を表示部111にて行い(S1011)、終了する。
また、他端末から代行依頼を受信した場合には、図8に示すフローと同じ動作となるため、本実施例においての説明は割愛する。
以上の説明において、特定コマンドへの応答無しで、代理処理を実行の起動条件とするとして説明したが、代理処理を起動する条件として、起動する時間指定、曜日指定、日時指定、着信番号情報指定などを条件として、条件を満たしたときに所定の機能の代行処理を実施することも可能である。
また、表示部111によらずに、各種ガイダンスを音声でアナウンスすることにより、必要な操作を利用者に促すことも可能であり、これらを組み合わせることで、上記以外にも多様な実現方法があることを付言しておく。
これまでの実施例1及び実施例2においては、代行依頼を無線端末に依頼していたが、依頼先は無線端末に限られず、例えば、無線アクセスポイントに依頼することも考えられる。
以下本実施例3において、無線アクセスポイントに代行の依頼をする例を図面を用いて説明する。
図11は、本発明に関わる無線アクセスポイント1a(以下、本装置aと略すこともある)の機能ブロック図である。本装置aにおける内部ブロック構成図は、無線通信制御部101a、エリア判定部102a、代行起動条件登録部103a、代行依頼内容登録部104a、端末情報登録部105a、代行依頼端末検出部106a、留守応答部107a、代行処理部108a、呼制御部109a、有線通信制御部110aから構成され、ネットワーク5aに接続される。
尚、代行処理とは代行元無線端末の着信に係る処理を、代行依頼内容登録部104aに予め登録された内容に基づいて代行処理を依頼された無線アクセスポイントが実行するものである。
次に本発明に関わる無線アクセスポイント1aの各ブロックの機能について説明する。本装置aは、無線通信制御部101aを介して無線端末A2a〜無線端末C4aに接続、通信を行う。
代行処理の予約方法については、例えば、本装置aの無線ネットワークに接続された端末A2aより代行処理を予約する場合、端末A2aより無線アクセスポイント1aに対して、決められた操作を行うことにより、例えば保守モード状態で接続となり、端末A2aより接続先無線アクセスポイント1aに対して代行処理の有無の設定を行う。
エリア判定部102aは、予約された代行処理を実行する場合、本装置aの無線ネットワーク内で発信する電波の電界強度が通信可能な強度であるかを検知し、検知できる場合は、代行処理が不要であると判定し、検知できない場合には、代行処理が必要であると判定し代行処理部108aに通知する。
無線ネットワークに設置された端末A2aが代行依頼を予約した端末である場合において、本装置aで代行処理を受け付けている場合にはエリア内にあるか否かを定期的に判定するために、端末A2aに対して特定コマンドの送信を行い、端末A2aからの特定コマンドに対する返答がある場合は端末A2aは通信エリア外ではないと判定し、端末A2aからの通信可能状態信号の応答がない場合、端末A2aは通信エリア外である又は電池残量の低下等による電源オフと判定し、判定結果を代行処理部108aに通知する。
代行起動条件登録部103aは、代行依頼を起動する条件を事前に登録し、代行着信依頼を受付けた本装置aで依頼元端末が通信エリア内から外れた、または電池残量の低下により通信可能状態信号が途絶えた等、事前登録した起動条件を満たす場合に代行依頼の起動を代行処理部108aに通知する。
代行依頼内容登録部104aは、本装置aの配下に接続された無線端末の利用者により、代行処理を依頼する無線アクセスポイントにIPアドレス、MACアドレス等の被代行無線端末を識別できる情報、着信を転送する転送先電話番号、応答不可による留守番電話機能などの依頼する代行処理の内容を事前に登録しておき、代行処理の起動を指示された代行処理部108aからの要求があると代行依頼内容登録部104aはその登録内容を呼制御部109aに通知する。
例えば、図12は代行依頼内容登録部104aに登録される代行処理内容の一例であって、図12の行1211は、代行依頼条件として依頼元へ着信をかけてきた相手端末の条件であり、行1212は代行依頼を受けた無線アクセスポイントが代行処理時に行う処理内容である。列1201の場合は、発番号03−12345678から着信を受けた場合に090−12345678にその着信を転送することを代行処理として実行することを示し、列1202の場合は、他の内線端末からの着信を受けた場合の代行処理として固定ガイダンスを送出することを示す。
端末情報登録部105aには、事前に代行依頼端末を登録しておく。図13は、端末情報登録部105aに登録される代行依頼元端末登録時の内容の一例であって、図13の列1301、列1302、列1303の行1312は無線アクセスポイントに登録されている他の無線端末である。行1311はそれぞれの無線端末の優先度を意味し、代行処理の依頼を受付けた順に優先順位の順番に依頼元として代行処理の受付けを行う。例えば、図13は優先度1の端末Aからの依頼を受付けた場合であって、続けて、端末B,端末Cと順に代行依頼元端末からの依頼がある状態を示す。また、行1313では、代行依頼元端末からの端末Aからの代行依頼を受付け、代行処理状態であることを示す。
また、優先順位については、代行依頼を受付けた順を一例として、端末の内線番号の若番順や、代行依頼時に重要度フラグなどを付加して無線端末より依頼を受付けるという手段であってもよい。
代行依頼端末検出部106aは、他の無線端末から代行処理の予約があり、代行依頼を受理した場合、端末情報登録部105aに登録されている情報に基ついて、無線通信制御部101aに指示して、前記依頼元無線端末を定期的に監視し、該依頼元無線端末との通信状況を代行処理部108aに通知する。
呼制御部109aは、エリア判定部102aからのエリア判定情報や代行依頼端末検出部106aからの依頼元無線端末との通信状況を代行処理部108aを経由して受理する。また他の無線端末から代行依頼の予約を受け付けた場合、本装置aが代行処理を行うことができるか、呼制御部109aの処理能力の有無により、本装置aが代行処理を受け付け可能か否かを代行処理部108aで判定し、予約を許可するか否かを相手端末に通知する。
図14は、本発明に関わる代行処理のフローチャートである。図14を元に本装置aの動作を説明する。本装置aは、電源が投入された状態でスタートし(S1400)、代行予約の受付があるか、否か(S1401)で判定を行い、代行予約の受付が無い場合(S1401、NO)は、代行処理は実施されず無線アクセスポイントの機能のみの動作を行う。
代行予約の受付がある場合(S1401、YES)は、事前に依頼されている依頼元無線端末の監視を行う(S1402)。
ここで、エリア判定部102aにより本装置aの通信エリア内であるか否か(S1403)の判定を行う。自通信エリア内に依頼元無線端末があると判断した場合は(S1403、YES)、繰り返し、自通信エリア内に依頼元無線端末があるか、否かの監視を行う。
通信エリア内でないと判断した場合(S1403,NO)、本装置aの通信エリア内か否かをT1の時間監視し、タイムアウトにて、本装置aの通信エリア内にないと判断し、他のネットワーク内に移動したかの検索を行う。(S1404)依頼元無線端末がネットワーク内にあるかどうかをT2の時間監視し(S1405)、タイムアウトにて、代行依頼元端末の代行着信処理(S1406)の実施を行う。また、ネットワーク内に接続されているかをT2の時間監視にて定期監視を行い、ネットワーク内に接続された(S1405、YES)と判断された場合、再接続されたと判断し(S1407、YES)、代行着信処理を解除し(S1408)、フローを終了する(S1410)。また、再接続されていない場合は(S1407、NO)、移動先のネットワーク内に存在する他アクセスポイントに、代行依頼元端末の代行着信処理に係わる代行着信処理内容を渡し(S1409)、フローを終了する(S1410)。
1・・・本発明による無線端末2・・・無線ネットワーク3・・・他無線端末101・・・無線通信制御部102・・・エリア判定部103・・・代行起動条件登録部104・・・代行依頼内容登録部105・・・端末情報登録部106・・・代行依頼端末検出部107・・・代行処理部108・・・呼制御部109・・・コンテンツ情報記憶部110・・・操作部111・・・表示部
1a・・・本発明による無線アクセスポイント
2a・・・無線端末A
3a・・・無線端末B
4a・・・無線端末C
5a・・・ネットワーク
101a・・・無線通信制御部
102a・・・エリア判定部
103a・・・代行起動条件登録部
104a・・・代行依頼内容登録部
105a・・・端末情報登録部
106a・・・代行依頼端末検出部
107a・・・留守応答部
108a・・・代行処理部
109a・・・呼制御部
110a・・・有線通信制御部

Claims (7)

  1. 同一の無線ネットワークに帰属する複数の無線端末間で、着信に応答して所定の処理を実行する着信処理を当該着信の着信先無線端末以外が代行して処理する代行処理機能を有する無線端末システムであって、前記無線端末の各々は、前記代行処理の依頼元または依頼先の無線端末に係わる端末情報を登録しておく端末情報登録手段と、を具備し、前記代行処理を依頼する依頼元無線端末は、前記端末情報登録手段に登録されているいずれかの無線端末へ当該依頼元無線端末への着信に係る前記代行処理依頼を要求し、前記依頼元無線端末から前記代行処理依頼を受付けた依頼先無線端末は、前記依頼元無線端末が前記無線ネットワーク内で現在通信可能な状態にあることを示す通信可能状態信号を監視し、前記通信可能状態信号を継続的に受信している間は前記受付けた代行処理を起動せず、前記通信可能状態信号が途絶えたことを検知した場合に、前記代行処理の実行を起動することを特徴とする代行処理機能を有する無線端末システム。
  2. 請求項1に記載の無線端末であって、前記端末情報登録手段に依頼先として登録される無線端末は、依頼先ごとに優先順位を設けて登録され、優先順位の高い依頼先から順に代行処理を依頼することを特徴とする代行処理機能を有する無線端末システム。
  3. 請求項1に記載の無線端末であって、
    前記代行処理を依頼する依頼元無線端末は、代行依頼端末検索手段により同一ネットワーク内にある他の無線端末の検索を行い、前記依頼元無線端末は代行受信が可能であるか否かに係る確認を実施して可能である事が確認された無線端末のみを前記端末情報登録手段への登録を行い、前記端末情報登録手段に登録されているいずれかの無線端末へ当該依頼元無線端末への着信に係る前記代行処理に係る予約を要求し、
    前記依頼元無線端末から前記代行処理依頼に係る予約要求を受付けた依頼先無線端末は、前記依頼元無線端末が前記無線ネットワーク内で現在通信可能な状態にあることを示す通信可能状態信号を監視し、前記通信可能状態信号を継続的に受信している間は前記受付けた代行処理を起動せず、前記通信可能状態信号が途絶えたことを検知した場合に、前記代行処理の実行を起動することを特徴とする代行処理機能を有する無線端末システム。
  4. 請求項3に記載の無線端末であって、
    前記端末情報登録手段に依頼先の候補として登録される無線端末は、前記代行依頼端末検索手段により検索された現在接続中の無線端末であり、接続時間が長い無線端末から優先順位を設けて登録され、優先順位の高い依頼先から順に代行処理を依頼することを特徴とする代行処理機能を有する無線端末システム。
  5. 請求項3に記載の無線端末であって、
    前記端末情報登録手段に依頼先の候補として登録される無線端末は、前記代行依頼端末検索手段により検索された無線端末であって、該無線端末が、無線ネットワーク上から外れた場合、自動的に代替の依頼先無線端末を検索することを特徴とする代行処理機能を有する無線端末システム。
  6. 無線ネットワークに帰属し、接続された無線端末宛に到来した着信に応答して所定の処理を実行する代行着信処理を行う代行着信処理機能を有する無線アクセスポイントであって、
    前記代行着信処理の依頼元無線端末に係わる端末情報を登録しておく端末情報登録手段と、前記代行着信処理の予約要求を受付け実行する予約処理手段と、を具備し、
    前記依頼元無線端末から前記代行着信処理の予約要求を受付け、前記依頼元無線端末が前記無線ネットワーク内で現在通信可能な状態にあることを示す通信可能状態信号を監視し、前記通信可能状態信号を継続的に受信している間は前記受付けた代行着信処理を起動せず、前記通信可能状態信号が途絶えたことを検知した場合に、当該依頼元無線端末が前記無線ネットワークの無線通信可能エリアの圏外に移動したまたは当該依頼元無線端末の電源がオフになったと判定し、前記代行着信処理の実行を起動することを特徴とする代行処理機能を有する無線アクセスポイント。
  7. 請求項6に記載の無線アクセスポイントであって、
    前記端末情報登録手段に依頼元として登録される無線端末は、依頼元ごとに優先順位を設けて登録され、優先順位の高い依頼元から順に代行処理を実施することを特徴とする代行処理機能を有する無線アクセスポイント。

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