JP5659339B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、普通図柄と特別図柄の抽選を段階的に実施するパチンコ遊技機に関するものである。
弾球遊技機であるパチンコ遊技機には、遊技球が普通図柄の始動口に入球すると普通図柄の当否抽選を行い、この抽選の結果が当たりであれば、特別図柄の始動口となる通常は入球不可能な普通電動役物の開放動作を行い、該普通電動役物のみを特別図柄の始動口として大入賞口を開放する遊技状態(所謂大当り)を生起するか否かの抽選を行う遊技機がある<特許文献1>。
上記のように、普通図柄の抽選と特別図柄の抽選を段階的に実施する遊技構成においても、普通図柄と特別図柄の抽選結果を個々に報知する必要があるが、各々の報知図柄を遊技者が認識し易い態様で報知する構成の遊技機もある<特許文献2>。
また、普通図柄の抽選開始から、特別図柄の抽選結果報知までの一連の遊技の流れに沿って、演出図柄表示装置上でストーリー性のある背景演出を実施する遊技機もある。具体的には、一連の遊技の流れは、普通図柄の変動、普通図柄の抽選結果の報知、当たりであれば普通電動役物の開放、該開放時の遊技球の入球、特別図柄の変動、特別図柄の抽選結果の報知、となり、この様なストーリーが認識可能な演出を行うことによって遊技の進捗状況を把握可能としている<特許文献3>。
特開2004−275438号公報 特開2003−010446号公報 特開2009−189456号公報
文献3では、演出表示装置上での背景演出を用いて、普通図柄の変動開始から特別図柄の抽選結果報知までの一連の演出を行うことが開示されているが、普通図柄と特別図柄で同一の演出図柄を用いる概念はなく、背景演出の変化等で遊技進行の進捗は認識できても、演出図柄が切換わることによって遊技の流れが途切れてしまっていた。
本発明は上記問題を鑑み、演出図柄表示装置上における演出図柄を、普通図柄と特別図柄の共用とし、同一の演出図柄を用いて普通図柄の変動開始から特別図柄の抽選結果報知までの一連の演出を行うことにより、2段階抽選タイプの遊技機において、更なる一体感を持たせた演出を可能とする弾球遊技機を提供することを目的とする。
請求項1記載の弾球遊技機は、
遊技の進行を制御する主制御装置と
該主制御装置が送信する信号に基づいて表示装置の演出を制御するサブ制御装置を備え、
普通図柄始動口への遊技球の入球に起因して特別図柄始動口である通常時は遊技球の入球が不可能な可変入賞装置を開放する普通遊技を実行させるか否かの普図当否抽選を行い、該普図当否抽選の結果報知となる普通図柄を普通図柄の変動表示後に確定表示し、
前記特別図柄始動口への遊技球の入球のみに起因して大入賞口を所定回数開放する特別遊技を実行するか否かの特図当否抽選を行い、該特図当否抽選の結果報知となる特別図柄を特別図柄の変動表示後に確定表示し、前記特別遊技の実行を報知した特別図柄の種類、又は該種類と遊技状態とに応じて、前記特別遊技終了後に前記普図当否抽選及び前記特図当否抽選が通常時よりも当選し易くする確率変動機能又は/及び普通図柄の変動表示及び特別図柄の変動表示の変動時間を短縮すると共に前記可変入賞装置の開放時間を通常よりも長くする時短機能の作動を実施する弾球遊技機において、
前記表示装置は、普通図柄及び特別図柄に対応する演出図柄として共用演出図柄を表示し、
前記サブ制御装置は、
前記確率変動機能又は時短機能の作動に応じて、前記共用演出図柄の対象を普通図柄とするか又は特別図柄とするかを切換える演出図柄対象切換手段と、
表示中の前記共用演出図柄が、普通図柄又は特別図柄のどちらを対象とするかを報知する対象報知手段と、を備え、
該対象報知手段の実施に応じて、前記表示装置上に対象報知図柄を表示し、
普通図柄又は特別図柄のいずれか一方が変動表示中に他方が変動表示を開始すると、前記対象報知図柄の態様変化によって他方が変動表示を開始したことを報知する
ことを特徴とする弾球遊技機である。
普通図柄始動口及び特別図柄始動口への1個の遊技球の入球に起因して抽出する乱数値は複数種類としてもよく、当りか否かの当否判定に用いる当否判定用乱数の他に、該当否判定用乱数の抽選結果に応じて表示する確定図柄の種類と、図柄の変動パターン(変動時間)を決定するために用いる乱数とするのが好適である。
また、普通図柄始動口への入球に起因して抽出した乱数値を予め定められた上限数まで保留記憶する保留記憶手段を設けてもよく、これを普通図柄保留記憶手段としてもよい。同様に、特別図柄始動口への入球に起因して抽出した乱数値を予め定められた上限数まで保留記憶する保留記憶手段を設けてもよく、これを特別図柄保留記憶手段としてもよい。
普通図柄始動口への遊技球の入球に起因して抽出した乱数値によって、可変入賞装置を作動させるか否かを抽選する普図当否抽選は、普図当否抽選の抽選結果が当りの場合に可変入賞装置が作動し、可変入賞装置は通常時は遊技球の入球が不可能なため、普図当否抽選の抽選結果が当りとなって初めて遊技球の入球が可能となる構成である。従って、遊技者が大当りを獲得する直接的な遊技(特図当否抽選の実施)は、普図当否抽選が当りとなって初めて実施可能となり、普図当否抽選と特図当否抽選を段階的に実施する遊技構成となる。
また、普図当否抽選は、未抽選の乱数値がある場合、常時抽選の実行が可能な構成(普通図柄の確定表示中、及び当り遊技中となる可変入賞装置の作動中を除く)であり、特図当否抽選の抽選結果が当りの場合に実施される特別遊技中においても、普図当否抽選と該抽選に基づく普通図柄変動表示と可変入賞装置の作動は実施される。尚、特図当否抽選による特別遊技を実行するか否かの抽選は、特別遊技の実行中は実施せず、特別遊技が終了するまで抽選を待機する。
「特別遊技の実行を報知した特別図柄の種類、又は該種類と遊技状態とに応じて」とは、複数備える特別図柄の大当り図柄のうち、どの大当り図柄で大当りを報知したか、又はその大当り図柄の種類と現時点の遊技状態の組合せに応じてということであり、遊技状態は、普図当否抽選及び特図当否抽選が通常時よりも当選し易い確率変動機能作動状態(確変状態)と、普通図柄変動表示及び特別図柄変動表示の変動時間を短縮すると共に可変入賞装置の開放時間を通常よりも長くする時短機能作動状態と、どちらの機能も作動していない通常状態とのいずれかとなる。
「表示装置は、普通図柄及び特別図柄に対応する演出図柄として共用演出図柄を表示し」とは、表示装置上での共用演出図柄の表示態様が、普通図柄及び普通図柄変動に対応した演出表示と、特別図柄及び特別図柄変動に対応した演出表示に違いがない(区別がつかない)ことを示し、普通図柄が変動中に表示装置で表示する共用演出図柄の表示態様と、特別図柄が変動表示中に表示装置で表示する共用演出図柄の表示態様は図柄の種類によって区別できないことを示す。
本発明における弾球遊技機の遊技仕様は、普通図柄と特別図柄が同時に変動表示を実施することが可能な構成であるため、演出図柄対象切換手段は、遊技状態が確率変動状態か又は時短状態かによって、普通図柄又は特別図柄のいずれの図柄に対応した共用演出図柄の演出表示を実施するかを判断し切換える手段となる。
「表示中の共用演出図柄が、普通図柄又は特別図柄のどちらを対象とするかを報知する対象報知手段」とは、演出図柄対象切換手段の切換えによって普通図柄又は特別図柄いずれかの図柄に対応した変動表示を実施する共用演出図柄が、どちらの図柄(普通図柄か、特別図柄か)に対応しているのかを遊技者が判断可能にする手段である。
対象報知図柄の種類には、少なくとも2種類を備える構成が好適であり、共用演出図柄の対象が普通図柄か又は特別図柄かの判別が可能な構成であれば更に種類を増やしてもよい。
「対象報知図柄の態様変化によって他方が変動表示を開始したことを報知する」とは、対象報知図柄の種類が少なくとも、共用演出図柄の対象が普通図柄で非対象の特別図柄が未変動を示す図柄と、共用演出図柄の対象が普通図柄で非対象の特別図柄が変動中を示す図柄と、共用演出図柄の対象が特別図柄で非対象の普通図柄が未変動を示す図柄と、共用演出図柄の対象が特別図柄で非対象の普通図柄が変動中を示す図柄と、で構成されるのが好適であり、更に多様な遊技状況を報知することを目的に対象報知図柄の種類を増やしてもよい。例えば、共通演出図柄の対象が切換わる直前及び直後に、切換わり予兆及び切換わり直後を報知する対象報知図柄を備えてもよい。
サブ演出図柄は、共用演出図柄の対象ではない図柄の抽選結果を報知する普通図柄と特別図柄との共用の演出図柄であり、共用演出図柄の対象が普通図柄なら、サブ演出図柄の対象は特別図柄であり、共用演出図柄の対象が特別図柄なら、サブ演出図柄の対象は普通図柄となる。また、演出図柄表示装置上でのサブ演出図柄と共用演出図柄との表示範囲の割合は、共有演出図柄の方がより多くの表示範囲を占める構成が好適であり、サブ演出図柄は共用演出図柄に比べサイズが小さい構成が望ましい。
請求項1記載の弾球遊技機によれば、遊技状態に応じて普通図柄と、特別図柄とのいずれを優先的に表示装置に表示するかを設定しておけば、同時に変動が行われる可能性のある関係のものでも、1つの演出図柄で対応することができる。これにより、普通図柄の変動開始から特別図柄の抽選結果報知まで1つの演出図柄が演出内容を途切れることなく一連の演出を可能とすることができるとともに、現在表示中の共用演出図柄が、普通図柄と特別図柄とのどちらを対象としたものか容易に把握でき、対象報知図柄の態様変化によって共用演出図柄で普通図柄又は特別図柄の一方のみの抽選結果を報知するとともに、他方の図柄の変動状況が報知されるため、遊技者はより少ない表示内容で遊技状態を把握しながら遊技を進行できる。
遊技盤8の正面図。 遊技機の電気的構成を示すブロック図。 主制御装置50が実行する普図始動入賞処理を示すフローチャート。 主制御装置50が実行する普図当否判定処理を示すフローチャート1。 主制御装置50が実行する普図当否判定処理を示すフローチャート2。 主制御装置50が実行する普図当否判定処理を示すフローチャート3。 主制御装置50が実行する普通遊技処理を示すフローチャート1。 主制御装置50が実行する普通遊技処理を示すフローチャート2。 主制御装置50が実行する普通遊技処理を示すフローチャート3。 主制御装置50が実行する特図始動入賞処理を示すフローチャート。 主制御装置50が実行する特図当否判定処理を示すフローチャート1。 主制御装置50が実行する特図当否判定処理を示すフローチャート2 主制御装置50が実行する特図当否判定処理を示すフローチャート3。 主制御装置50が実行する特別遊技開始処理を示すフローチャート。 主制御装置50が実行する特別遊技終了処理を示すフローチャート。 サブ統合制御装置53が実行する普図保留数指示コマンド受信処理を示すフローチャート。 サブ統合制御装置53が実行する特図保留数指示コマンド受信処理を示すフローチャート。 サブ統合制御装置53が実行する演出図柄対象切換処理を示すフローチャート。 実施例1においてサブ統合制御装置53が実行する普図変動開始コマンド受信処理1を示すフローチャート。 実施例1においてサブ統合制御装置53が実行する特図変動開始コマンド受信処理1を示すフローチャート。 実施例1における演出図柄表示装置54bの表示例。 実施例2においてサブ統合制御装置53が実行する普図変動開始コマンド受信処理2を示すフローチャート。 実施例2においてサブ統合制御装置53が実行する特図変動開始コマンド受信処理2を示すフローチャート。 実施例2における演出図柄表示装置54bの表示例。 実施例3においてサブ統合制御装置53が実行する特図変動開始コマンド受信処理3を示すフローチャート。 実施例3においてサブ統合制御装置53が実行する特図変動開始コマンド受信処理3を示すフローチャート。 実施例2における演出図柄表示装置54bの表示例。 演出図柄表示装置54bのその他の表示例1。 演出図柄表示装置54bのその他の表示例2。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
図1は、本実施例のパチンコ機の遊技盤8の正面図である。なお、このパチンコ機の全体的な構成は公知技術に従っているので図示及び説明は省略する。遊技盤8には公知のガイドレール25a、25bによって囲まれた略円形の遊技領域26が設けられ、多数の遊技釘27が植設されている。遊技領域26の略中央には、窓部28aを有する液晶枠飾り28が設けられており、演出図柄表示装置54b(図2参照)のLCD画面が遊技者から視認可能に構成され、図示しない公知のワープ入口、ワープ通路、ステージ等も設けられている。
また、窓部28aの上方左には、7セグメントLED等の発光部材により構成される普通図柄表示装置29、上方右には左と同一部材の特別図柄表示装置30と、中央には4個の発光部材で構成される特別図柄保留数表示装置30aが設けられており、窓部28a下には同様に4個の発光部材で構成される普通図柄保留数表示装置29aが設けられている。
液晶枠飾り28の下側には普通図柄始動口31(本願発明における普通図柄始動口)と開放時のみ入賞可能となる普通電動役物40が特別図柄始動口32(本願発明における特別図柄始動口)として設けられている。特別図柄始動口32の下方には、アタッカー式の大入賞口33aを備える大入賞口ユニット33が配置され、該大入賞口ユニット33の下方にはアウト口34が設けられている。また、大入賞口ユニット33の左右両側には、後述する一般入賞口スイッチ35b(図2参照)を備える一般入賞口35aが複数備えられる入賞口ユニット35が設けられている。
上記のように遊技盤8を構成することによって、普通図柄始動口31に遊技球が入球(普通図柄始動スイッチ31a(図2参照)が遊技球を検出)すると、普通図柄表示装置29で普通図柄が変動表示を開始し、所定時間後に停止した普通図柄の種類に応じて、後述する普通電役ソレノイド40b(図2参照)を駆動させる。普通電役ソレノイド40bを駆動させると、ほぼ同期して普通電動役物40の羽根部材が駆動して、特別図柄始動口32である普通電動役物40への入球(特別図柄始動スイッチ32a(図2参照)の遊技球検出)が可能となるように構成されている。
特別図柄始動口32である普通電動役物40に遊技球が入球(特別図柄始動スイッチ32a(図2参照)が遊技球を検出)すると、特別図柄表示装置30において特別図柄が変動表示を開始し、所定時間後に停止する。普通図柄及び特別図柄の変動中は、窓部28aに配置された演出図柄表示装置54bにおいて各々の図柄の変動に連動した演出態様を表示する。
停止した特別図柄の態様に応じて後述する大入賞口ソレノイド33c(図2参照)を駆動させる。大入賞口ソレノイド33cを駆動させると、ほぼ同期して大入賞口ユニット33の扉部材が駆動して、大入賞口33aへの入球(カウントスイッチ33b(図2参照)の遊技球検出)が可能となるように構成されている。
この様に本実施例のパチンコ機は、普通電動役物40が作動しなければ特別図柄始動口32への入球が不可能な構成で、且つ、特別図柄始動口32が唯一の特別図柄の始動口となっている。従って、1段階目の普通図柄遊技で当りを獲得しなければ、2段階目の特別図柄遊技を行って大当りが獲得できない構成となっている。
続いて、図2に本実施例におけるパチンコ機の電気配線を示すブロック図を示し説明する。図2には煩雑になる電源の供給系統に関する記載は行わないが、電源が必要な制御装置若しくはアクチュエータ類には、電源装置(図示せず)から直接的又は間接的に供給される構成となっている。尚、遊技盤8を装着するパチンコ機本体に関する部品は図示を省略している。
図2に示す通り、主制御装置50の入力端には、遊技盤中継端子板62を介して特別図柄始動口32である普通電動役物40に入球した遊技球を検出する特別図柄始動スイッチ32aと、普通図柄始動口31に入球した遊技球を検出する普通図柄始動スイッチ31aと、大入賞口33aに入球した遊技球を検出するカウントスイッチ33bと、一般入賞口35aに入球した遊技球を検出する一般入賞口スイッチ35bとが接続されており、裏配線中継端子板63を介して前面枠が閉鎖していることを検出する前面枠閉鎖スイッチ38と、意匠枠が閉鎖していることを検出する意匠枠閉鎖スイッチ39a、39bと、が接続されている。
主制御装置50の出力端には、遊技盤中継端子板62を介して大入賞口33aの扉部材を駆動する大入賞口ソレノイド33cと、普通電動役物40の羽根部材を駆動する普通電役ソレノイド40bとが接続されており、図柄表示装置中継端子板64を介して普通図柄を表示する普通図柄表示装置29と、普通図柄の保留数を表示する普通図柄保留数表示装置29aと、特別図柄を表示する特別図柄表示装置30と、特別図柄の保留数を表示する特別図柄保留数表示装置30aとが接続されており、裏配線中継端子板63及び外部接続端子板61を介して図示しないホールコンピュータ70と、が接続されている。
主制御装置50はCPU、ROM、RAM等の電気部品を備えており、搭載するROMに記憶されたプログラムに従ってCPUにて処理を実行し、入力される各種検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種コマンド等を生成し、払出制御装置51及びサブ統合制御装置53に出力する。ここで、主制御装置50と払出制御装置51とは双方向通信回路として構成され、主制御装置50とサブ統合制御装置53とは間に演出中継端子板65を介した主制御装置50からサブ統合制御装置53への一方向通信回路として構成されている。
払出制御装置51の入力端には、裏配線中継端子板63を介して球タンク(図示せず)又はタンクレール(図示せず)内の遊技球が不足していることを検出する球切れスイッチ22a又は23aと、裏配線中継端子板63及び払出中継端子板66を介して払い出した遊技球を検出する払出スイッチ24bと、各種端子板を介することなく下皿への経路に遊技球が多数あることを検出する満杯スイッチ13aと、が接続されている。払出制御装置51の出力端には、裏配線中継端子板63及び払出中継端子板66を介して遊技球を上皿へと払い出す払出モータ24aが接続されている。
払出制御装置51はCPU、ROM、RAM等の電気部品を備えており、搭載するROMに記憶されたプログラムに従ってCPUにて処理を実行し、入力される各種検出信号ならびに主制御装置50から入力されるコマンドに基づいて遊技球の払い出しに関わる各種コマンド等を生成し、主制御装置50及び発射制御装置52に出力する。ここで、払出制御装置51と主制御装置50とは双方向通信回路として構成され、払出制御装置51と発射制御装置52とは払出制御装置51から発射制御装置52への一方向通信回路として構成されている。
また、払出制御装置51は、外部接続端子板61を介して賞球に関する情報などをホールコンピュータ70に送信するほか、発射制御装置52に対して発射停止信号を送信する。発射制御装置52は発射モータ36を制御して、遊技球を遊技領域26に遊技球を発射させる。なお、発射制御装置52には払出制御装置51以外に発射ハンドル18からの回動量信号、タッチスイッチ20aからのタッチ信号、発射停止スイッチ19aから発射停止スイッチ信号が入力される。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル18を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル18を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ19aを押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置51に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル18を触っていても遊技球は発射出来ないようになっている。
サブ統合制御装置53の入力端には、遊技者により操作可能な遊技スイッチ14aが接続されている。サブ統合制御装置53の出力端には、図示しない意匠枠及び遊技盤8に備えられる各種LED・ランプ37と、前面枠及びスピーカユニットに備えられるスピーカ10と、が接続されている。尚、サブ統合制御装置53と主制御装置50とは間に演出中継端子板65を介した主制御装置50からサブ統合制御装置53への一方向通信回路として構成され、サブ統合制御装置53と演出図柄制御装置54aとはサブ統合制御装置53から演出図柄制御装置54aへの一方向通信回路として構成されている。
サブ統合制御装置53はCPU、ROM、RAM等の電気部品を備えており、搭載するROMに記憶されたプログラムに従ってCPUにて処理を実行し、入力される遊技スイッチ14aの入力ならびに主制御装置50から入力されるコマンドに基づいて演出に関わる各種コマンド等を生成し、演出図柄ユニット54の演出図柄制御装置54aに出力する。
また、サブ統合制御装置53には、音量を調節する音量調節スイッチ10aが備えられ、音量調節スイッチ10aの状態(位置)を検出し、その検出結果とスピーカ10へ送信する内容とを判断し、スピーカ10から出力する音量をソフト的に制御するように構成されている。
演出図柄制御装置54aは、サブ統合制御装置53から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置50から送信されてきたものとサブ統合制御装置53が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置54bを制御して、疑似図柄等の演出画像を窓部28aに表示させる。
次に、主制御装置50が実行する普図始動入賞処理を図3のフローチャートを用いて説明する。尚、メインルーチンとして行われる各処理は従来技術と何ら変わりないため説明は割愛する。
普図始動入賞処理を開始すると、普図始動口31に遊技球が入球したか否か即ち普通図柄始動スイッチ31aが遊技球を検出したか否か判定する(S10)。否定判定なら(S10:no)リターンに抜け、肯定判定なら(S10:yes)、普通図柄の保留記憶数が最大値(本実施例においては4個)よりも少ないか否か判定する(S15)。否定判定なら(S15:no)リターンし、肯定判定なら(S15:yes)、普図の当り決定用乱数、当り図柄決定用乱数、普図変動パターン決定用乱数などの各種乱数値を抽出し、抽出した各種乱数値を保留記憶として普図保留記憶の数に応じた各記憶領域に記憶するとともに、普図保留記憶の数を示す普図保留記憶カウンタに1を加算する(S20)。次に、加算した普図保留記憶の数に該当する普図保留数指示コマンドをサブ統合制御装置53に送信して(S25)リターンに抜ける。なお、上記した構成に先読み判定処理部と該判定結果送信部を追加し、普図保留記憶の当否抽選が実施される以前に、該保留記憶の抽選結果を予告する演出を実施する構成も考えられる。
次に、主制御装置50が実行する普図当否判定処理を図4、5、6に示したフローチャートを用いて説明する。普図当否判定処理を開始すると、普通電動役物40が非作動か否か判定する(S50)。否定判定、即ち普通電動役物40が作動中なら(S50:no)リターンし、肯定判定なら(S50:yes)、普通図柄が停止しているか否か(S55)、普通図柄が確定図柄の非表示期間か否か判定し(S60)、どちらも肯定判定なら(S55:yes、S60:yes)、普図保留記憶が有るか否か判定する(S65)。S65が否定判定なら(S65:no)リターンし、肯定判定なら(S65:yes)、普図保留記憶のシフト処理を行う(S70)。これにより普図保留記憶の最も古い保留記憶を当否判定の対象とするとともに、普図保留記憶数を示す普図保留記憶カウンタから1を減算する。
続いて、普図当否判定の対象とした普図保留記憶の当り判定用乱数と予め設定された普図当否判定テーブルとを比較して、当り判定用乱数の値が普図当否判定テーブル内の判定値と一致するか比較する(S75)(本願発明における普図当否抽選に該当)。普図当否判定テーブルは、通常確率(低確率)用と高確率用の2種類のテーブルが設定してあり、当否判定時の遊技状態が通常遊技であれば通常確率用の当否判定テーブルを用いて比較し、当否判定時が高確率の遊技状態であれば高確率用の当否判定テーブルを用いて比較する。
S75が肯定判定、即ち当りなら(S75:yes)、普図当否判定の対象とした保留記憶の当り図柄決定用乱数に基づいて、当り図柄を選択し設定する(S80)。続いて普図当否判定の対象とした保留記憶の変動パターン決定用乱数に基づいて、普通図柄の変動パターンを選択し(S90)、当り設定処理として、通常遊技状態用のS80で設定した当り図柄の種類に応じた開放パターンと、時短状態用の通常遊技状態の開放パターンに比べ開放時間が延長された開放パターンとの2種類の開放パターンを設定する(S95)。これは、抽選時と普通電動役物40の作動開始時とでは遊技状態が異なる場合があることに備えての処理となる。
S75が否定判定なら(S75:no)、ハズレ図柄の設定処理(ハズレ図柄は1種類)を行い(S85)、S90に進む。S95、又はS85からS90を実施した場合(普図当否判定がハズレの場合)に続いては、上記処理によって選択設定された図柄の種類と変動パターンの情報とを、普図変動開始コマンドとしてサブ統合制御装置53へ送信し(S100)リターンする。主制御装置50は、サブ統合制御装置53への普図変動開始コマンド送信とほぼ同時に普通図柄表示装置29を直接制御して普通図柄の変動を開始する。
S55が否定判定、即ち普通図柄が変動中なら(S55:no)、図5に示すフローチャートに進み普通図柄の変動時間が経過したか否か判定する(S110)。否定判定なら(S110:no)リターンし、肯定判定なら(S110:yes)、普通図柄停止コマンドをサブ統合制御装置53に出力する普図停止コマンド送信処理を行い、普通図柄表示装置29を制御してS80又はS85にて決定した図柄の確定表示を行う(S115)。
S115に続いては、確定表示した普通図柄が当り図柄か否か判定する(S120)。肯定判定なら(S120:yes)、現在の遊技状態(時短中か否か)を参照し(S125)、作動を開始する普通電動役物40の開放パターンとしてS95で設定したいずれかの開放パターン(通常状態用又は時短状態用)を決定する(S130)。続いて、確定図柄表示設定処理(確定図柄で表示させておく時間の設定)を行い(S135)、普通電動役物の作動処理を行い(S140)リターンする。S120が否定判定なら(S120:no)、確定図柄表示設定処理を行い(S135)リターンする。
図4に戻りS60が否定判定、即ち普通図柄の確定表示期間中なら(S60:no)、図6に示すフローチャートに進み普通図柄の確定表示時間が経過したか否か判定し(S170)、否定判定なら(S170:no)リターンし、肯定判定なら(S170:yes)、普通図柄表示装置29を制御して普通図柄の確定表示を終了させるとともに、サブ統合制御装置53に普通図柄表示終了コマンドを送信して(S175)リターンする。
以上が、普図当否判定処理となり、当否判定(S75)の結果が当りならば、S140の処理によって普通電動役物40(可変入賞装置)が作動を開始する。
次に、主制御装置50が普通当否判定処理の当り判定を受けて実施する普通遊技処理を図7、8、9を用いて説明する。普通遊技処理を開始すると普通電動役物40が開放中か否か(S190)当り遊技終了演出中か否かを判定し(S195)、どちらも肯定判定なら(S190:yes、S195:yes)、当り遊技開始演出時間が経過したか否か判定する(S200)。否定判定なら(s200:no)、リターンし、肯定判定なら(S200:yes)普通電動役物40の開放動作を開始する普電開放開始処理を行い(S205)、リターンする。
S190が否定判定なら(S190:no)、図8のフローチャートに進み、開放中の普通電動役物40に規定数(本実施例では5個)の遊技球が入球したか否か、即ち普通電動役物40が開放中に特別図柄始動スイッチ32aが遊技球を5個検出したか否か判定する(S230)。否定判定なら(S230:no)、普通電動役物40の開放時間が終了したか否か判定し(S235)、否定判定なら(S235:no)リターンする。S230又はS235が肯定判定なら(S230:yes、S235:yes)、開放中の普通電動役物40の開放終了処理を行い(S240)、当り終了演出処理を行い(S245)、リターンする。
図7に戻り、S195が否定判定なら(S195:no)、図9のフローチャートに進み、普通図柄当り終了演出時間が経過したか否か判定する(S270)。否定判定なら(S270:no)、リターンし、肯定判定なら(S270:yes)、普通図柄当り終了コマンドをサブ統合制御装置53に送信し(S275)リターンする。
次に、主制御装置50が実行する特図始動入賞処理を図10のフローチャートを用いて説明する。特図始動入賞処理を開始すると、特図始動口32に遊技球が入球したか否か、即ち特別図柄始動スイッチ32aが遊技球を検出したか否か判定する(S290)。否定判定なら(S290:no)リターンに抜け、肯定判定なら(S290:yes)、特別図柄の保留記憶数が最大値(本実施例においては4個)よりも少ないか否か判定する(S295)。否定判定なら(S295:no)リターンし、肯定判定なら(S295:yes)、特図の大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、特図変動パターン決定用乱数などの各種乱数値を抽出し、抽出した各種乱数値を保留記憶として特図保留記憶の数に応じた各記憶領域に記憶するとともに、特図保留記憶の数を示す特図保留記憶カウンタに1を加算する(S300)。次に、加算した特図保留記憶の数に該当する特図保留数指示コマンドをサブ統合制御装置53に送信して(S305)リターンに抜ける。なお、上記した構成に先読み判定処理部と該判定結果送信部を追加し、特図保留記憶の当否抽選が実施される以前に、該保留記憶の抽選結果を予告する演出を実施する構成も考えられる。
次に、主制御装置50が実行する特図当否判定処理を図11、12、13に示したフローチャートを用いて説明する。特図当否判定処理を開始すると、大当りフラグが0か否か判定する(S310)。否定判定、即ち大当り遊技中なら(S310:no)リターンし、肯定判定なら(S310:yes)、特別図柄が停止しているか否か(S315)、特別図柄が確定図柄の非表示期間か否か判定し(S320)、どちらも肯定判定なら(S315:yes、S320:yes)、特図保留記憶が有るか否か判定する(S325)。否定判定なら(S325:no)リターンし、肯定判定なら(S325:yes)、時短フラグが0か否か判定する(S330)。
大当りフラグは主制御装置50が遊技状態を判断するための値であり、大当りフラグが「1」なら大当り遊技中と判断し、大当りフラグが「0」なら非大当り遊技中と判断する。時短フラグも同様に主制御装置50が遊技状態を判断するための値であり、時短フラグが「1」なら、普通電動役物40が長時間作動する開放延長機能を作動させるとともに、各図柄の変動時間を短縮して実施する時短状態であると判断し、時短フラグが「0」なら非時短状態と判断する。
S330が否定判定、即ち当否判定時が時短状態なら(S330:no)時短状態中の処理を行うが、従来技術と何ら変わりない(変動パターン選択テーブルが時短状態用となる)ため説明は割愛する。肯定判定なら(S330:yes)、保留記憶のシフト処理を行う(S335)。これにより特図保留記憶の最も古い保留記憶を当否判定の対象とするとともに、特図保留記憶数を示す特図保留記憶カウンタから1を減算する。
続いて、特図当否判定の対象とした特図保留記憶の大当り判定用乱数と予め設定された特図当否判定テーブルとを比較して、大当り判定用乱数の値が特図当否判定テーブル内の判定値と一致するか否か判定する(S345)(本願発明における特図当否抽選に該当)。特図当否判定テーブルは、通常確率(低確率)用と高確率用の2種類のテーブルが設定してあり、当否判定時の遊技状態が通常遊技であれば通常確率用の当否判定テーブルを用いて比較し、当否判定時が高確率の遊技状態であれば高確率用の当否判定テーブルを用いて比較する。
S345が肯定判定、即ち大当りなら(S345yes)、特図当否判定の対象とした保留記憶の大当り図柄決定用乱数に基づいて、大当り図柄を選択し設定すると共に、設定した大当り図柄に基づいて、大当り遊技終了時に設定する遊技状態をモードバッファに記憶する(S350)。この様に大当り遊技終了後の遊技状態は、大当り図柄決定用乱数に基づいて決定する大当り図柄の種類に応じて設定する構成となっている。続いて特図当否判定の対象とした保留記憶の変動パターン決定用乱数に基づいて、特別図柄の変動パターンを選択し(S355)、S350で設定した大当り図柄の種類に応じて大入賞口33の開放パターンを設定する(S360)。
S345が否定判定なら(S345:no)、大当り判定用乱数の値が特図当否判定テーブル内の小当り値と一致するか判定する(S365)。肯定判定なら(S365:yes)、小当り図柄設定処理を行い(S370)S355、S360に進む。S365が否定判定なら(S365:no)、ハズレ図柄設定処理を行い(S375)、S355に進む。S360又はハズレ判定に応じたS355に続いては、上記処理によって選択設定された図柄の種類と変動パターンの情報とを、特図変動開始コマンドとしてサブ統合制御装置53へ送信し(S380)リターンする。サブ統合制御装置53への特図変動開始コマンド送信とほぼ同時に主制御装置50は、特別図柄表示装置30を直接制御して特別図柄の変動を開始する。
S315が否定判定、即ち特別図柄が変動中なら(S315:no)、図12に示すフローチャートに進み特別図柄の変動時間が経過したか否か判定する(S400)。否定判定なら(S400:no)リターンし、肯定判定なら(S400:yes)、特別図柄停止コマンドをサブ統合制御装置53に出力する特図確定コマンド送信処理を行い、特別図柄表示装置30を制御してS350、S370又はS375にて決定した図柄の確定表示を行う(S405)。
S405に続いては、確定表示した特別図柄が大当り図柄か否か判定する(S410)。肯定判定なら(S410:yes)、大当りフラグに1を設定し(S415)、確定図柄表示設定処理(確定図柄で表示させておく時間の設定)を行う(S470)。S410が否定判定なら(S410:no)、確定表示した特別図柄が小当り図柄か否か判定する(S420)。肯定判定なら(S420:yes)、小当りフラグに1を設定する(S425)。
S425又はS420の否定判定(S420:no)に続いては、確変フラグが1か否か判定し(S430)、肯定判定なら(S430:yes)、確変カウンタからマイナス1し(S435)、確変カウンタの値が0となったか否か判定し(S440)、肯定判定なら(S440:yes)、確変フラグに0をセットする(S445)。確変フラグは主制御装置50が遊技状態を判断するための値であり、確変フラグが「1」なら確変状態(高確率状態)と判断し、確変フラグが「0」なら通常状態(低確率状態)と判断する。確変カウンタは、確変フラグ成立時(1をセット時)に設定される確変状態時の特別図柄の変動回数を計数するカウンタである。
S445又はS430、S440の否定判定(S430:no、S440:no)に続いては、時短フラグが1か否か判定し(S450)、肯定判定なら(S450:yes)、時短カウンタからマイナス1し(S455)、時短カウンタの値が0となったか否か判定し(S460)、肯定判定なら(S460:yes)、時短フラグに0をセットする(S465)。S465又はS450、S460の否定判定(S450:no、S460:no)に続いては、S470に進む。時短フラグは主制御装置50が遊技状態を判断するための値であり、時短フラグが「1」なら時短状態(開放延長機能作動状態)と判断し、時短フラグが「0」なら非時短状態と判断する。時短カウンタは、時短フラグ成立時(1をセット時)に設定される時短状態時の特別図柄の変動回数を計数するカウンタである。
S470に続いては、特別図柄の変動時間終了に伴って確定した遊技状態を状態指定コマンドとしてサブ統合制御装置53に送信し(S475)リターンする。サブ統合制御装置53は、この状態指定コマンドを受信することによって、特別図柄の変動終了毎に遊技状態の変化を判定することが可能となる。
図11に戻りS320が否定判定なら(S320:no)、図13に示すフローチャートに進み特別図柄の確定表示時間が経過したか否か判定し(S490)、否定判定なら(S490:no)リターンし、肯定判定なら(S490:yes)特別図柄表示装置30を制御して特別図柄の確定表示を終了させるとともに、サブ統合制御装置53に特別図柄表示終了コマンドを送信して(S495)リターンする。
次に、主制御装置50が実行する特別遊技開始処理を図14に示したフローチャートを用いて説明する。特別遊技開始処理を開始すると、大当りフラグが1か否か判定し(S500)、肯定判定なら(S500:yes)、図11のS360で設定した開放パターンに従って、条件装置および役物連続作動装置を作動して大当り遊技を開始する大当り遊技設定処理を行う(S505)。続くS510〜S530の処理では、当該処理時の遊技状態を示す時短フラグ、時短カウンタ、確変フラグ、確変カウンタをクリアし(S510、S515、S520、S525、S530)このクリア処理によって変化した遊技状態を示す状態指定コマンドをサブ統合制御装置53に送信して(S535)リターンする。
S500が否定判定なら(S500:no)、小当りフラグが「1」か否か判定し(S540)、肯定判定なら(S540:yes)、図11のS360で設定された開放パターンに従って、小当り遊技の遊技内容を設定し、小当り遊技を開始する(S545)。S545、又はS540の否定判定(S545:no)の後リターンする。
次に、主制御装置50が実行する特別遊技終了処理を図15に示したフローチャートを用いて説明する。特別遊技終了処理を開始すると、大当り遊技または小当り遊技の終了インターバル時間が経過しているか否か判定し(S570)、否定判定なら(S570:no)リターンし、肯定判定なら(S570:yes)、大当りフラグが1か否かを判定し、大当り遊技の終了か、小当り遊技の終了か確認する(S575)。肯定判定、即ち大当り遊技の終了であれば(S575:yes)、役物連続作動装置および条件装置の作動停止処理を行い(S580、S585)、特図当否判定処理(図11)の大当り図柄設定処理(S350)で設定したモードバッファを参照し(S590)、参照したモードバッファに基づき、時短フラグ、時短カウンタ、確変フラグ、および確変カウンタを設定し(S595、S600、S605、S610)、モードバッファをクリアし(S615)、上記処理によって変化した遊技状態を状態指定コマンドとしてサブ統合制御装置53に送信する(S620)。
S620、又はS575の否定判定(S575:no)に続いては、サブ統合制御装置53へ大当り遊技または小当り遊技の終了コマンドを送信し(S625)、大当りフラグおよび小当りフラグをクリアし(S630)リターンする。
次に、サブ統合制御装置53が実行する普図保留数指示コマンド受信処理を図16に示すフローチャートを用いて説明する。普図保留数指示コマンド受信処理は、主制御装置50が送信した普図保留数指示コマンド(図3、S25)の受信に基づき、演出図柄表示装置54bに普通図柄の保留記憶数表示を行うための普図保留記憶数表示指示信号を演出図柄制御装置54aに送信する処理である。普図保留数指示コマンド受信処理を開始すると、主制御装置50から普図保留数指示コマンドを受信したか否か判定する(S650)。否定判定なら(S650:no)リターンし、肯定判定なら(S650:yes)、普図保留カウンタに1を加え(S655)、1を加えた値に該当する表示態様を指定する信号(普図保留記憶数表示指示信号)を演出図柄制御装置54aに送信し(S660)、リターンする。
普図保留カウンタは、演出図柄表示装置54bに表示する普図保留記憶数を示すカウンタであり、新たな普通図柄の変動表示が開始する毎に−1のデクリメント処理が行われる。この処理によって演出図柄表示装置54bには、主制御装置50が備える普図保留記憶手段が記憶する普図の保留記憶の数を、適時に表示することが可能となる。尚、サブ統合装置53と演出図柄制御装置54aが統合された構成の場合はS660(普図保留記憶数表示指示)をそのまま普図保留記憶数表示処理とすればよい。
次に、サブ統合制御装置53が実行する特図保留数指示コマンド受信処理を図17に示すフローチャートを用いて説明する。特図保留数指示コマンド受信処理は、主制御装置50が送信した特図保留数指示コマンド(図10、S305)の受信に基づき、演出図柄表示装置54bに特別図柄の保留記憶数表示を行うための特図保留記憶数表示指示信号を演出図柄制御装置54aに送信する処理である。特図保留数指示コマンド受信処理を開始すると、主制御装置50から特図保留数指示コマンドを受信したか否か判定する(S680)。否定判定なら(S680:no)リターンし、肯定判定なら(S680:yes)、特図保留カウンタに1を加え(S685)、1を加えた値に該当する表示態様を指定する信号(特図保留記憶数表示指示信号)を演出図柄制御装置54aに送信し(S690)、リターンする。
特図保留カウンタは、演出図柄表示装置54bに表示する特図保留記憶数を示すカウンタであり、新たな特別図柄の変動表示が開始する毎に−1のデクリメント処理が行われる。この処理によって演出図柄表示装置54bには、主制御装置50が備える特図保留記憶手段が記憶する特図の保留記憶の数を適時に表示することが可能となる。尚、サブ統合装置53と演出図柄制御装置54aが統合された構成の場合はS690(特図保留記憶数表示指示)をそのまま特図保留記憶数表示処理とすればよい。
次に、サブ統合制御装置53が実行する演出図柄対象切換処理を図18に示すフローチャートを用いて説明する。演出図柄対象切換処理は、主制御装置50が特図当否判定処理(図12、S475)、特別遊技開始処理(図14、S535)、又は特別遊技終了処理(図15、S620)で送信した状態指定コマンドの受信に基づき、遊技状態が時短状態か否かを判断して特図対象フラグをセット又はクリアする処理である。特図対象フラグはサブ統合制御装置53が演出図柄表示装置54bに表示する演出図柄の対象を特別図柄又は普通図柄のどちらにするかを判断するための値であり、特図対象フラグが「1」(成立)なら演出図柄の対象を特別図柄と判断し、特図対象フラグが「0」(不成立)なら演出図柄の対象を普通図柄と判断する。なお、この演出図柄対象切換え処理が本願発明における演出図柄対象切換手段に該当する。
演出図柄対象切換処理を開始すると、主制御装置50から状態指定コマンドを受信したか否か判定する(S700)。否定判定なら(S700:no)リターンし、肯定判定なら(S700:yes)、受信した状態指定コマンドが時短状態を示すか否か判定する(S705)。肯定判定なら(S705:yes)、特図対象フラグに「1」をセットして(S710)リターンし、否定判定なら(S705:no)、特図対象フラグに「0」をセットして(S715)リターンする。
以上がサブ統合制御装置53が実行する演出図柄対象切換処理となるが、フローチャートから分かるように、本実施例では遊技状態が時短状態(開放延長機能作動状態)なら特図対象フラグが成立することによって演出図柄表示装置54bに表示される共用演出図柄はその対象を特別図柄とし、非時短状態なら演出図柄表示装置54bに表示される共用演出図柄は、その対象が普通図柄となる。これは、時短状態であれば、普通電動役物40の開放延長機能が作動し、遊技球が特図始動口32へ頻繁に入球する状態となり、大当りを獲得するための直接的な遊技である特別図柄遊技がその入球に応じて頻繁に実施される構成に基づく条件設定である。
次に、実施例1においてサブ統合制御装置53が実行する普図変動開始コマンド受信処理1を、図19に示すフローチャートを用いて説明する。普図変動開始コマンド受信処理1は、主制御装置50が送信した普図変動開始コマンド(図4、S100)の受信に基づき、特図対象フラグの不成立と、特図を対象とした共用演出図柄の非変動中又は非確定表示中であることを条件に、演出図柄表示装置54bにおける普通図柄を対象とした共用演出図柄の変動表示の開始を指示する処理である。なお、普図変動開始コマンド受信処理1は、本願発明における対象報知手段を含む処理となる。
普図変動開始コマンド受信処理1を開始すると、主制御装置50から普図変動開始コマンドを受信したか否か判定する(S750)、否定判定なら(S750:no)リターンし、肯定判定なら(S750:yes)、非大当り演出中か否か判定し(S755)、否定判定なら(S755:no)普通図柄を対象とした共用演出図柄の変動指示は行わず、普図保留記憶表示のみを変化させる処理を行うためS805に進む。S755が肯定判定なら(S755:yes)特図対象フラグが「0」か否か、即ち非時短状態で共用演出図柄の対象が普通図柄か否か判定する(S760)。否定判定なら(S760:no)、特図保留カウンタ(図17、S685参照)の値が0か否か判定し(S765)、S760又はS765が肯定判定なら(S760:yes、S765:yes)、S770(更なる条件判定)に進む。S765が否定判定なら(S765:no)、普通図柄を対象とした共用演出図柄の変動指示は行わず、普図保留記憶表示のみを変化させる処理を行うためS805に進む。
S770では、共用演出図柄の変動が停止中か否か判定する(S770)。否定判定、即ち共用演出図柄が変動中(この場合、主制御装置から普図変動開始コマンドを受信しているため、変動している共用演出図柄の対象は、特別図柄となる。)なら(S770:no)普通図柄を対象とした共用演出図柄の変動指示は行わず、普図保留記憶表示のみを変化させる処理を行うためS805に進み、肯定判定なら(S770:yes)、共用演出図柄が非確定表示状態か否か判定する(S775)。否定判定なら(S775:no)普通図柄を対象とした共用演出図柄の変動指示は行わず、普図保留記憶表示のみを変化させる処理を行うためS805に進み、肯定判定なら(S775:yes)、普通図柄を対象とした共用演出図柄の変動態様を選択するために振分乱数の抽出を行い(S780)、受信した普図変動開始コマンドの内容と抽出した振分乱数の値とに応じて、サブ統合制御装置53が記憶する共用演出図柄の複数種類の態様の中から演出図柄表示装置54bに表示す態様を選択し(S785)、上記処理によって選択された普通図柄を対象とした共用演出図柄の演出表示態様を演出図柄表示装置54bに表示する指示信号を演出図柄制御装置54aに送信する(S790)。
S790に続いては、共用演出図柄の対象が普通図柄か特別図柄かを示す表示中の対象報知図柄の種類が普通図柄を示す対象報知図柄か否か判定する(S795)。否定判定なら(S795:no)、共用演出図柄の対象が普通図柄を示す対象報知図柄に切換える指示信号を演出図柄制御装置54aに送信する(S800)。S795の肯定判定(S795:yes)、S755、S765、S770、S775の否定判定(S755:no、S765:no、S770:no、S775:no)又はS800、に続いては、普図保留カウンタから−1し(S805)、1を引いた値に該当する普図保留数表示態様を指示する信号を演出図柄制御装置54aに送信し(S810)、リターンする。なお、本実施例における対象報知図柄は、演出図柄表示装置54bに表示されるが(詳細内容は後述)、サブ統合制御装置53が制御する他の機器(例えば、各種LED、ランプ)を用いて共用演出図柄の対象を報知する構成も考えられる。
以上が実施例1における普図変動開始コマンド受信処理1となる。この処理では、上述したように、普図変動開始コマンドの受信に基づいて、共用演出図柄の対象が普通図柄(特図対象フラグが非成立)か又は対象が特図(特図対象フラグが成立)でも、特図の非変動状態と非確定表示状態と特図の保留記憶の有無とを判定し、普通図柄に対応した共用演出図柄の変動態様を選択して演出図柄制御装置54aに指示する構成となっている。
本実施例における大当り遊技中の演出図柄表示装置54bでは、大当り演出のみを表示し、大当り遊技中に変動する普通図柄に対応した共用演出図柄は表示しない構成になっているためS755の判定を実施している。また、普図変動開始コマンド受信時に普通図柄を対象とした共用演出図柄の変動条件が整わなかった場合は、演出図柄表示装置54b上での普通図柄変動に対応した演出表示は実施せず、保留記憶数のみを変化させる。なお、S795とS800の処理は本願発明における対象報知手段の一部に該当する処理となる。
次に、実施例1においてサブ統合制御装置53が実行する特図変動開始コマンド受信処理1を、図20に示すフローチャートを用いて説明する。特図変動開始コマンド受信処理1は、主制御装置50が送信した特図変動開始コマンド(図11、S380)の受信に基づき、特図対象フラグの成立と、普図を対象とした共用演出図柄の非変動中又は非確定表示中であることを条件に、演出図柄表示装置54bにおける特別図柄を対象とした共用演出図柄の変動表示の開始を指示する処理である。なお、特図変動開始コマンド受信処理1は、本願発明における対象報知手段を含む処理となる。
特図変動開始コマンド受信処理1を開始すると、主制御装置50から特図変動開始コマンドを受信したか否か判定する(S820)、否定判定なら(S820:no)リターンし、肯定判定なら(S820:yes)、特図対象フラグが「1」か否か、即ち時短状態で共用演出図柄の対象が特別図柄か否か判定する(S825)。否定判定なら(S825:no)、普図保留カウンタ(図16、S655参照)の値が0か否か判定し(S830)、S825又はS830が肯定判定なら(S825:yes、S830:yes)、S835(更なる条件判定)に進む。S830が否定判定なら(S830:no)、特別図柄を対象とした共用演出図柄の変動指示は行わず、特図保留記憶表示のみを変化させる処理を行うためS870に進む。
S835では、共用演出図柄の変動が停止中か否か判定する(S835)。否定判定、即ち共用演出図柄が変動中(この場合、主制御装置から特図変動開始コマンドを受信しているため、変動している共用演出図柄の対象は、普通図柄となる。)なら(S835:no)特別図柄を対象とした共用演出図柄の変動指示は行わず、特図保留記憶表示のみを変化させる処理を行うためS870に進み、肯定判定なら(S835:yes)、共用演出図柄が非確定表示状態か否か判定する(S840)。否定判定なら(S840:no)特別図柄を対象とした共用演出図柄の変動指示は行わず、特図保留記憶表示のみを変化させる処理を行うためS870に進み、肯定判定なら(S840:yes)、特別図柄を対象とした共用演出図柄の変動態様を選択するために振分乱数の抽出を行い(S845)、受信した特図変動開始コマンドの内容と抽出した振分乱数の値とに応じて、サブ統合制御装置53が記憶する共用演出図柄の複数種類の変動態様の中から演出図柄表示装置54bに表示す態様を選択し(S850)、上記処理によって選択された特別図柄を対象とした共用演出図柄の演出表示態様を演出図柄表示装置54bに表示する指示信号を演出図柄制御装置54aに送信する(S855)。
S855に続いては、共用演出図柄の対象が普通図柄か特別図柄かを示す表示中の対象報知図柄の種類が特別図柄を示す対象報知図柄か否か判定する(S860)。否定判定なら(S860:no)、共用演出図柄の対象が普通図柄を示す対象報知図柄に切換える指示信号を演出図柄制御装置54aに送信する(S865)。S860の肯定判定(S860:yes)、S830、S835、S840の否定判定(S830:no、S835:no、S840:no)、又はS865に続いては、特図保留カウンタから−1し(S870)、1を引いた値に該当する特図保留数表示態様を指示する信号を演出図柄制御装置54aに送信し(S875)、リターンする。
以上が実施例1における特図変動開始コマンド受信処理1となる。この処理では、上述したように、特図変動開始コマンドの受信に基づいて、共用演出図柄の対象が特別図柄(特図対象フラグが成立)か又は対象が普図(特図対象フラグが不成立)でも、普図の非変動状態と非確定表示状態と普図の保留記憶の有無とを判定し、特別図柄に対応した共用演出図柄の変動態様を選択して演出図柄制御装置54aに指示する構成となっている。また、特図変動開始コマンド受信時に特別図柄を対象とした共用演出図柄の変動条件が整わなかった場合は、演出図柄表示装置54b上での特別図柄変動に対応した演出表示は実施せず、保留記憶数のみを変化させる。なお、S860とS865の処理は本願発明における対象報知手段の一部に該当する処理となる。
次に、実施例1における普通図柄及び特別図柄変動時の演出図柄表示装置54b上の表示例を図21を用いて説明する。(a)は、特図対象フラグの値が「0」の場合、即ち共用演出図柄の対象が普通図柄の場合を示す表示例であり、普通図柄を対象とした共用演出図柄が変動中の状態を示している。具体的な表示内容は、画面中央に3個の数字で構成される共用演出図柄が配置され、画面右上にはキャラクター(熊の達吉)が配置されている。また、画面左下の普図保留記憶数表示領域が普図保留カウンタの値に応じて普図記憶数を表示し、画面右下の特図保留記憶数表示領域が特図保留カウンタの値に応じて特図記憶数を表示している。
画面下部中央には、表示中の共用演出図柄がどちらの図柄(普通図柄又は特別図柄)を対象としているのかを報知する対象報知図柄として、箱を模した態様の上に「普」の文字を表示している。共用演出図柄が特別図柄を対象としている場合は、対象報知図柄が「特」となる。
(b)は、特図対象フラグの値が「0」で、普通図柄を対象とした共用演出図柄の変動表示を実施中((a)の状態)にサブ統合制御装置53が特図変動開始コマンドを受信した場合を示す図である。普通図柄を対象とした共用演出図柄の変動表示中に特図変動開始コマンドを受信しても、変動中の共用演出図柄には何ら影響を与えないが、保留記憶の消化(新たな特図の抽選実施)を示す報知として、特図保留記憶数表示領域に表示していた特図の保留記憶数を示す○が、「普」を表示している箱の中に飛び込む演出を行う。なお、この演出は、S875の処理に応じて実施される。
画面中央下部に表示する対象報知図柄は、図19のS800又は図20のS865の処理によって「普」又は「特」に切換わり、この対象報知図柄は、本願発明における対象報知図柄に該当する。画面中央の共用演出図柄は、対象となる図柄が変化してもその表示態様は何ら変化することが無く、普通図柄の変動開始から特別図柄の抽選結果の報知に至るまでの2段階遊技において、同一の共用演出図柄を表示する。
次に実施例2について説明する。本実施例に於いて遊技機を構成する部品とその電気的接続は実施例1と共通である。従って、重複する部分は実施例1を援用して説明を進める。
本実施例は、実施例1で説明した対象報知図柄(表示している共用演出図柄がどちらの図柄を対象としたものか報知する図柄)の態様を変化させることにより、共用演出図柄の非対象となる図柄の変動状況を報知する構成であり、請求項3に対応している。
実施例1で説明した図1から図18までは共通内容であるため説明は援用とし、実施例1の図19を改良した図22から説明する。図22は、実施例2においてサブ統合制御装置53が実行する普図変動開始コマンド受信処理2を示すフローチャートである。本実施例における普図変動開始コマンド受信処理2の構成は、図19と図22のフローチャートを比較して分かるように、ほぼ同一構成であるが、図19のS755、S765、S770、S775の否定判定に対応したS885、S895、S900、S905の否定判定に続いて普図保留カウンタのデクリメント処理(S950)を行う前に一つの処理を追加した構成となっている。
具体的には、図22のS885、S895、S900、S905が否定判定なら、即ち主制御装置50から普図変動開始コマンドを受信した状況において、普通図柄を対象とした共用演出図柄の変動開始条件が整わなかったなら(S885:no、S895:no、S900:no、S905:no)、共用演出図柄の演出態様を選択しない代わりに、対象報知図柄の態様を変化させる指示を演出図柄制御装置54aに送信し(S935)、図19のS805に対応したS950に進む。
次に、実施例1の図20を改良した特図変動開始コマンド受信処理2を図23に示すフローチャートを用いて説明する。特図変動開始コマンド受信処理2の構成は、図20と図23のフローチャートを比較して分かるよう
に、ほぼ同一構成であるが、図20のS830、S835、S840の否定判定に対応したS970、S975、S980の否定判定に続いて特図保留カウンタのデクリメント処理(S1025)を行う前に図22と同様に一つの処理を追加した構成となっている。
具体的には、図23のS970、S975、S980が否定判定なら、即ち主制御装置50から特図変動開始コマンドを受信した状況において、特別図柄を対象とした共用演出図柄の変動開始条件が整わなかったなら(S970:no、S975:no、S980:no)、共用演出図柄の演出態様を選択しない代わりに、対象報知図柄の態様を変化させる指示を演出図柄制御装置54aに送信し(S1010)、図20のS870に対応したS1025に進む。
次に上記した普図変動開始コマンド受信処理2と特図変動開始コマンド受信処理2によって実施される演出図柄表示装置54b上の変化を図24を用いて説明する。図24(a)は、図21(a)と同一の状態、即ち普通図柄を対象とした共用演出図柄が変動中で特別図柄の保留記憶が3個の状態を示している。
(b)は、(a)の状態からサブ統合制御装置53が特図変動開始コマンドを受信した場合の表示内容であり、画面中央下部の対象報知図柄「普」が○で囲まれた態様に変化している。この態様変化により、共用演出図柄は普通図柄を対象として変動しているが、同時に特別図柄が変動する状況であることを示している。共用演出図柄が特別図柄を対象としている時に普通図柄が変動を開始した場合は、対象報知図柄「特」が○で囲まれた態様に変化する。当然のことながら対象報知図柄の態様変化はこの内容に限るわけでなく、形状、色、大きさ等が規則に従って変化することで非対象の図柄が変動していることを認識させる構成であればよい。例えば、対象報知図柄を普通図柄用、特別図柄用に各々備えておけば、より各々の保留消化の状態が把握し易くなる。2つ並べているとどちらに対応しているのか判りづらくなるかもしれないが、対象報知図柄の形状を変化させることにより報せればよい。
次に実施例3について説明する。本実施例に於いて遊技機を構成する部品とその電気的接続は実施例1と共通である。従って、重複する部分は実施例1を援用して説明を進める。
実施例2では、共用演出図柄の非対象となる図柄の変動状況を、対象報知図柄の態様変化によって報知したのに対して、本実施例では、どちらの図柄が非対象となった場合にも、共用するサブ(共用)演出図柄を用いて非対象図柄の変動状況と抽選結果を報知する構成であり、請求項4に対応した実施例となる。
本実施例においても、実施例1で説明した図1から図18までは共通内容であるため説明は援用とし、実施例1の図19を改良した図25から説明する。図25は、実施例3においてサブ統合制御装置53が実行する普図変動開始コマンド受信処理3を示すフローチャートである。本実施例における普図変動開始コマンド受信処理3の構成は、図19と図25のフローチャートを比較して分かるように、ほぼ同一構成であるが、図19のS755、S765、S770、S775の否定判定に対応したS1055、S1065、S1070、S1075の否定判定に続いて普図保留カウンタのデクリメント処理(S1120)を行う前に複数の処理を追加した構成となっている。
具体的には、図25のS1055、S1065、S1070、S1075が否定判定なら、即ち主制御装置50から普図変動開始コマンドを受信した状況において、普通図柄を対象とした共用演出図柄の変動開始条件が整わなかったなら(S1055:no、S1065:no、S1070:no、S1075:no)、振分乱数の抽出を行い(S1105)、受信した普図変動開始コマンドの内容と抽出した振分乱数の値とに応じて、サブ統合制御装置53が記憶するサブ(共用)演出図柄の複数種類の態様の中から演出図柄表示装置54bに表示す態様を選択し(S1110)、上記処理によって選択された普通図柄に対応したサブ(共用)演出図柄の演出表示態様を演出図柄表示装置54bに表示する指示信号を演出図柄制御装置54aに送信し(S1115)、図19のS805に対応したS1120に進む。
上記したようにS1105からS1115の処理を追加したことにより、普図変動開始コマンドを受信した時に、普通図柄を対象とした共用演出図柄の変動開始条件が整わなかった場合は、サブ(共用)演出図柄の表示態様を選択し演出図柄制御装置54aに該選択内容を指示する信号を送信する構成となっている。
次に、実施例1の図20を改良した特図変動開始コマンド受信処理3を図26に示すフローチャートを用いて説明する。特図変動開始コマンド受信処理3の構成は、図20と図26のフローチャートを比較して分かるように、ほぼ同一構成であるが、図20のS830、S835、S840の否定判定に対応したS1160、S1165、S1170の否定判定に続いて特図保留カウンタのデクリメント処理(S1215)を行う前に図25と同様に複数の処理を追加した構成となっている。
具体的には、図26のS1160、S1165、S1170が否定判定なら、即ち主制御装置50から特図変動開始コマンドを受信した状況において、特別図柄を対象とした共用演出図柄の変動開始条件が整わなかったなら(S1160:no、S1165:no、S1170:no)、振分乱数の抽出を行い(S1200)、受信した特図変動開始コマンドと抽出した振分乱数の値とに応じて、サブ統合制御装置53が記憶するサブ(共用)演出図柄の複数種類の態様の中から演出図柄表示装置54bに表示す態様を選択し(S1205)、上記処理によって選択された特別図柄に対応したサブ(共用)演出図柄の演出表示態様を演出図柄表示装置54bに表示する指示信号を演出図柄制御装置54aに送信し(S1210)、図19のS805に対応したS1215に進む。
上記した普図変動開始コマンド受信処理3と特図変動開始コマンド受信処理3を実施することにより、どちらの図柄(普通図柄又は特別図柄)が非対象となる状況においても、演出図柄表示装置54bに表示される共用のサブ(共用)演出図柄の表示態様によって、その変動状況と抽選結果が認識可能となる。
次に上記した普図変動開始コマンド受信処理3と特図変動開始コマンド受信処理3によって実施される演出図柄表示装置54b上の変化を図27を用いて説明する。図27(a)は、普通図柄を対象とした共用演出図柄が変動中で、同時に特別図柄を対象としたサブ(共用)演出図柄が変動中の状態を示している。
具体的には、画面中央部で3個の数字で構成される共用演出図柄が変動表示を実施し、画面左上部に同様に3個の数字で構成され共用演出図柄よりもサイズが小さいサブ(共用)演出図柄が変動表示を実施している。この場合、画面下部中央に表示する対象報知図柄が「普」であるため、画面中央の共用演出図柄が普通図柄を対象としたものであり、画面左上のサブ(共用)演出図柄が特別図柄を対象としたものであることが認識できる。
図27(b)は、(a)とは逆の状態、即ち、特別図柄を対象とした共用演出図柄が変動中で、同時に普通図柄を対象としたサブ(共用)演出図柄が変動中の状態を示している。具体的には、共用演出図柄とサブ(共用)演出図柄の表示構成は(a)と同一だが、画面下部中央に表示する対象報知図柄が「特」であるため、画面中央の共用演出図柄が特別図柄を対象としたものであり、画面左上のサブ(共用)演出図柄が普通図柄を対象としたものであることが認識できる。
2段階の抽選で大当りを獲得する構成の遊技機では、遊技の進行状況に応じて遊技者が注目する図柄が普通図柄の場合もあれば特別図柄の場合もあるため、該注目に値する図柄がどちらであっても、該図柄を対象とした共用演出図柄を常時画面中央で一番目立つ態様で表示し、非対象の図柄に対応したサブ(共用)演出図柄を、目立たないが表示内容が認識可能に表示する構成となっている。また、共用演出図柄とサブ(共用)演出図柄とのどちらの演出図柄も普通図柄と特別図柄とで共用し、メインとなる共用演出図柄の対象を報知することで双方の関係が認識できる。
以上が実施例3の説明となるが、共用演出図柄を用いた演出表示の他の構成例を図28を用いて説明する。図28の(a)(b)(c)は、2段階抽選遊技の流れに沿った演出を示し、(a)が普通図柄を対象とした共用演出図柄変動時、(b)は普通図柄が当り特別図柄を対象とした共用演出図柄が変動を開始する時、(c)が特別図柄の大当り時を示している。
(a)の具体的な表示内容は、画面中央に共用演出図柄が変動表示を行い、画面下部中央の対象報知図柄が「普」であるため共用演出図柄の対象が普通図柄であることがわかる。この場合、普通図柄の保留記憶は2個表示されているが、特別図柄は、普通図柄が当って普通電動役物40が開放するまで特別図柄始動口32への入球が不可能なため、特図保留記憶は表示されていない。
(b)は、普通図柄の当り時の演出表示となり、この場合、共用演出図柄がリーチ態様となる。普通図柄が当ると遊技盤面上では普通電動役物40が開放し、特別図柄始動口32への遊技球の入球が可能になる。特別図柄始動口32へ遊技球が入球すると対象報知図柄が「普」から「特」に変化し(共用演出図柄の対象が特別図柄に変化)、共用演出図柄はリーチ成立以降の変動表示(中図柄のみの変動)を開始する。特別図柄の当否判定結果が大当りなら、(c)に示すように共用演出図柄が揃い大当りを報知する。
このように1つの擬似図柄で、普図変動開始から普図確定表示、特図変動開始、特図確定表示を従来の一般的な一変動の演出で表すことにより、2段階抽選をあたかも1つの抽選による変動に見せることができる。これにより、普図の変動時間、特図始動口への入賞にかかる時間、特図の変動時間を用いて変動演出ができるため、より長期的な演出が可能となるし、普図の当選が演出上リーチ確率になり、特図始動口へ入賞失敗がノーマルリーチでの終了を表し、特図始動口への入賞成功がスペシャルリーチへの発展を表し、特図の当選が大当り図柄が確定を示すことになる。このように、複数の変動が一連の演出の節目と合致しているので、一連の演出で表しても違和感を生じない。
以上が実施例の説明となる。実施例3では、共用演出図柄とサブ(共用)演出図柄とを共に普通図柄と特別図柄とで共用したが、図3の普図始動入賞処理と図10の特図始動入賞処理とで先読み判定を行い、演出図柄表示装置54b上の普図及び特図の保留記憶表示で先読み演出を実施する場合、図29に示すように共用の先読み図柄を用いて保留予告演出を実施する構成も考えられる。
擬似図柄だけでなく先読み図柄や先読み演出なども共用することにより、演出としていずれに対応していても、同じ演出で示すので、遊技者は演出内容の意図を把握しやすい。なお、非対象の方の先読み図柄の消化時も、対象報知図柄の形状により信頼度の高低を示したりして、遊技者に結果を示すことも考えられる。
共用演出図柄の対象は時短状態か否かによって切換えられたが、この遊技状態に限るわけではなく、他の遊技状態又は遊技状況も考えられる。例えば、特別図柄の変動時は共用演出図柄は必ず特別図柄を対象とする構成も考えられる。
以上のように、本発明の弾球遊技機によれば、演出図柄表示装置上における演出図柄を、普通図柄と特別図柄の共用とし、同一の演出図柄を用いて普通図柄の変動開始から特別図柄の抽選結果報知までの一連の演出を行うことにより、2段階抽選タイプの遊技機において、更なる一体感を持たせた演出が可能となる。従って、普通図柄と特別図柄の2段階で大当りを獲得する構成の弾球遊技機に適用することができる。
8 遊技盤
29 普通図柄表示装置
30 特別図柄表示装置
31 普通図柄始動口
32 特別図柄始動口
40 普通電動役物
50 主制御装置
53 サブ統合制御装置
54a 演出図柄制御装置
54b 演出図柄表示装置

Claims (1)

  1. 遊技の進行を制御する主制御装置と
    該主制御装置が送信する信号に基づいて表示装置の演出を制御するサブ制御装置を備え、
    普通図柄始動口への遊技球の入球に起因して特別図柄始動口である通常時は遊技球の入球が不可能な可変入賞装置を開放する普通遊技を実行させるか否かの普図当否抽選を行い、該普図当否抽選の結果報知となる普通図柄を普通図柄の変動表示後に確定表示し、
    前記特別図柄始動口への遊技球の入球のみに起因して大入賞口を所定回数開放する特別遊技を実行するか否かの特図当否抽選を行い、該特図当否抽選の結果報知となる特別図柄を特別図柄の変動表示後に確定表示し、前記特別遊技の実行を報知した特別図柄の種類、又は該種類と遊技状態とに応じて、前記特別遊技終了後に前記普図当否抽選及び前記特図当否抽選が通常時よりも当選し易くする確率変動機能又は/及び普通図柄の変動表示及び特別図柄の変動表示の変動時間を短縮すると共に前記可変入賞装置の開放時間を通常よりも長くする時短機能の作動を実施する弾球遊技機において、
    前記表示装置は、普通図柄及び特別図柄に対応する演出図柄として共用演出図柄を表示し、
    前記サブ制御装置は、
    前記確率変動機能又は時短機能の作動に応じて、前記共用演出図柄の対象を普通図柄とするか又は特別図柄とするかを切換える演出図柄対象切換手段と、
    表示中の前記共用演出図柄が、普通図柄又は特別図柄のどちらを対象とするかを報知する対象報知手段と、を備え、
    該対象報知手段の実施に応じて、前記表示装置上に対象報知図柄を表示し、
    普通図柄又は特別図柄のいずれか一方が変動表示中に他方が変動表示を開始すると、前記対象報知図柄の態様変化によって他方が変動表示を開始したことを報知する
    ことを特徴とする弾球遊技機。
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