JP4274481B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、パチンコ機などの遊技機に係わり、特に、複数実行される遊技を遊技状態に応じて遊技者の注目を引くように演出表示するための技術に関する。
遊技機の一例であるパチンコ機として、いわゆる図柄合わせタイプのパチンコ機が知られている。このタイプのパチンコ機としては、始動口に遊技球が入賞した場合に、複数の可変表示領域で識別情報(図柄)の可変表示が開始し、所定時間後に識別情報が停止表示される。その停止表示された表示結果が予め定めた「特定表示態様」の場合に「大当たり」となり、遊技者にとって有利な「特別図柄遊技状態」が生起する特別図柄遊技を行なうものがある。特別図柄遊技状態では、大入賞口が所定回数だけ断続的に開成し、その大入賞口への入賞に基づいて所定の遊技価値を遊技者に付与することが行なわれる。
また、同時に所定のゲートを遊技球が通過したときに「当たり」「外れ」を判定し、「当たり」の場合には遊技球が始動口に入賞容易になるように、始動口周辺の可動片などを開状態に設定する普通図柄遊技が実行される。
通常、特別図柄遊技は、遊技盤の中央に配置した液晶ディスプレイを用いた趣向を凝らした演出表示を通じて行なわれ、普通図柄遊技は、始動口の可動片を開くという特別図柄遊技の補助的な役割であるため、遊技盤の端に設けたLED(発光ダイオード)の点滅表示などを通じて行なわれる。
この種の遊技機では、遊技の興趣を高めるための様々な演出方法が提案されている。たとえば、特別図柄遊技の遊技結果が特定図柄(確率変動図柄)で大当たりとなったときに、その大当たり終了後、大当たり確率が低確率から高確率に変動した場合には、低確率時において、”左→中→右”の順で停止表示されていた可変表示部の図柄を、高確率時においては”右→中→左”の順に変更したり、或いは可変表示部の背景を構成するカラー液晶パネルの色をたとえば”緑色から橙色”に変更したり、または、音生成装置から出力される音色を変化させて、遊技者に確率が高確率に変動中である旨を確実に報知するような遊技機が提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
また、特別図柄遊技の遊技結果が特定図柄(時短図柄)で大当たりとなったときに、大当たり終了後の特別図柄遊技において、特別図柄遊技の開始から停止までに要する時間および普通図柄遊技の変動時間を通常より短縮し、かつ普通図柄遊技の結果が当たりになった場合に、始動口の各可動片を開状態に一時的に作動させる時間も合わせて拡張する機能(いわゆる、時間短縮機能)を有する遊技機がある(たとえば、特許文献2参照。)。
特開平5−317501号公報 特開平9−155031号公報
上記のように、従来の遊技機は、大当たり確率の高低に応じて可変表示部に表示される背景色や特別図柄を停止させるパターンを変更して、遊技者に高確率に変動中であることをわかりやすく報知しつつ遊技に楽しみを持たせていたが、このような演出は特別図柄遊技に対してのみ行なわれていた。他方、普通図柄遊技で当たりになっても当たりの報知はLEDで表示されるだけであり、遊技者はその当たりを認識し難く、普通図柄遊技に対し興趣を高めることが難しいという問題があった。
特に、時間短縮機能の作動中は、始動口に遊技球が入賞し易くなる重要な遊技状態が発生して遊技者に対して大当たりの契機を与えているにも係わらず、遊技者の注目が集まる可変表示部においては特定図柄遊技に対して興趣を高めるような表示、音の演出だけが行なわれ、遊技者の注目が普通図柄遊技に集まらず、その普通図柄遊技の興趣を盛り上げる表示および演出が不足しているという問題点があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、普通図柄遊技、特に時間短縮機能が実行されているときに普通図柄遊技の結果を遊技者の注目を集めるようにわかりやすく表示し、同時に興趣を高める演出を行なうことのできる遊技機を提供することを目的としている。
請求項1に係わる発明は、始動条件の成立に基づいて複数種類の識別情報を変動表示させる特別図柄遊技と、当たりが出た場合に前記始動条件の成立し易い状態が発生する普通図柄遊技とを実行可能な遊技機において、
遊技に関する画像を演出表示するための演出表示部(21)と、
遊技の演出を音で行なう音演出部と、
前記演出表示部(21)および前記音演出部による遊技の演出を制御する表示制御手段(101)と
を備え、
前記表示制御手段(101)は、前記普通図柄遊技が通常より当たりの出易い特定状態になった場合に、前記演出表示部(21)の表示を前記特別図柄遊技の演出表示から前記普通図柄遊技の演出表示に切り替えると共に、前記演出表示部で前記普通図柄遊技の演出表示を行なっている間は前記特別図柄遊技に係わる演出を前記音演出部に行わせ、
前記音演出部での前記特別図柄遊技の演出は、前記特別図柄遊技の演出開始音を報知した後に、前記特別図柄遊技の遊技結果を音で報知するものである
ことを特徴とする遊技機である。
上記発明によれば、普通図柄遊技が通常よりも当たり易い設定になった場合に、表示制御手段(101)は演出表示部(21)に表示されている特別図柄遊技を普通図柄遊技の表示へと切り替える。また、演出表示部(21)に普通図柄遊技が表示されているときに、特別図柄遊技の遊技結果や遊技状態などを音で遊技者に報知する。遊技者は普通図柄遊技を演出表示部(21)上で楽しみながら、特別図柄遊技の遊技結果は音で取得でき、普通図柄遊技から目を離すことなく普通図柄遊技と特別図柄遊技の2つの遊技結果を把握することができる。
演出表示部(21)への演出表示は画像を通じて行なわれるので、表示内容に様々な趣向を凝らすことで遊技者の注目を集める演出表示が可能になる。このような演出表示部(21)に、通常状態において特別図柄遊技を演出表示することで、特別図柄遊技に遊技者の注目を集めることができる一方、普通図柄遊技が通常より当たりの出易い特定状態になった場合に演出表示部(21)の表示を普通図柄遊技の演出表示に切り替えることで、特定状態においては遊技者の注目を普通図柄遊技に集めることが可能になる。たとえば、普通図柄遊技として演出表示部(21)に図柄を変動表示したり、アニメーションを表示したりすれば、遊技者の普通図柄遊技の当たりに対する期待を高めることができる。
請求項2に係わる発明は、始動条件の成立に基づいて複数種類の識別情報を変動表示させた後にこの変動表示を停止させて遊技結果を表示すると共に、その遊技結果が当たりの場合に遊技者に所定の遊技価値が付与される特別図柄遊技状態が発生する特別図柄遊技と、当たりが出た場合に前記始動条件の成立し易い状態が発生する普通図柄遊技とを実行可能な遊技機において、
遊技に関する画像を演出表示するための演出表示部(21)と、
遊技の演出を音で行なう音演出部と、
前記演出表示部(21)および前記音演出部による遊技の演出を制御する表示制御手段(101)と
を備え、
前記表示制御手段(101)は、前記特別図柄遊技の遊技結果が特定の識別情報で当たりになった場合は、その当たりに基づいて発生した特別図柄遊技状態が終了した後に、前記演出表示部(21)の表示を前記特別図柄遊技の演出表示から前記普通図柄遊技の演出表示に切り替えると共に、前記演出表示部で前記普通図柄遊技の演出表示を行なっている間は前記特別図柄遊技に係わる演出を前記音演出部に行わせ、
前記音演出部での前記特別図柄遊技の演出は、前記特別図柄遊技の演出開始音を報知した後に、前記特別図柄遊技の遊技結果を音で報知するものである
ことを特徴とする遊技機である。
上記発明によれば、特別図柄遊技の遊技結果が特定の識別情報による当たりであった場合に、その当たりに基づく特別図柄遊技状態(大当たり遊技)が終了した後に、演出表示部(21)に表示されている特別図柄遊技を普通図柄遊技の演出表示へと切り替える。たとえば、特定の識別情報で当たりになった場合は、その当たりに係わる特別図柄遊技状態が終了した後、普通図柄遊技を通常よりも当たり易い状態に変更するとよい。識別情報は、識別可能であれば、数字や文字でもよいし、図柄や図形などでもよい。
また、演出表示部(21)に普通図柄遊技が表示されているときに、特別図柄遊技の遊技結果や遊技状態などを音で遊技者に報知する。遊技者は普通図柄遊技を演出表示部(21)上で楽しみながら、特別図柄遊技の遊技結果は音で取得でき、普通図柄遊技から目を離すことなく普通図柄遊技と特別図柄遊技の2つの遊技結果を把握することができる。
請求項に係わる発明は、前記表示制御手段(101)は、前記演出表示部(21)で前記普通図柄遊技の演出表示を行なっている間に、前記特別図柄遊技の遊技結果が当たりになるときは、その特別図柄遊技を前記演出表示部(21)に割り込み表示する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機である。
上記発明によれば、表示制御手段(101)は、普通図柄遊技を演出表示部(21)に表示している間に特別図柄遊技が当たりになるときは、その特別図柄遊技に係わる表示を演出表示部(21)に割り込み表示する。特別図柄遊技で当たりが出ることは、高確率での普通図柄遊技の結果よりも遊技者にとって関心の高いことなので、特別図柄遊技で当たりが出る場合にこれを割り込み表示することで、その時々で遊技者が最も関心の高い遊技が演出表示部(21)に表示される。
割り込み表示は、たとえば、特別図柄遊技の遊技結果を普通図柄遊技にオーバレイ表示してもよいし、その遊技結果を字幕のように表示してもよいし、普通図柄遊技の途中で画面を突然、特別図柄遊技に切り替えるなどでもよく、特別図柄遊技に係わる表示が演出表示部(21)で視識できる方法であればよい。
請求項4に係わる発明は、始動条件の成立に基づいて複数種類の識別情報を変動表示させた後にこの変動表示を停止させて遊技結果を表示すると共に、その遊技結果が当たりの場合に遊技者に所定の遊技価値が付与される特別図柄遊技状態が発生する特別図柄遊技と、当たりが出た場合に前記始動条件の成立し易い状態が発生する普通図柄遊技とを実行可能な遊技機において、
遊技に関する画像を演出表示するための演出表示部と、
遊技の演出を音で行なう音演出部と、
前記演出表示部および前記音演出部による遊技の演出を制御する表示制御手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記特別図柄遊技の遊技結果が特定の識別情報で当たりになり、かつその当たりに基づいて発生した特別図柄遊技状態が終了した後に前記特別図柄遊技の始動条件の成立が通常よりも容易に得られる遊技状態になった場合は、前記演出表示部の表示を前記特別図柄遊技の演出表示から前記普通図柄遊技の演出表示に切り替えると共に、前記演出表示部で前記普通図柄遊技の演出表示を行なっている間は前記特別図柄遊技に係わる演出を前記音演出部に行わせ、かつ前記音演出部での前記特別図柄遊技の演出は前記特別図柄遊技の演出開始音を報知した後に、前記特別図柄遊技の遊技結果を音で報知するものであり、前記演出表示部で前記普通図柄遊技の演出表示を行なっている間に行われる前記特別図柄遊技の遊技結果が当たりになるときは、その特別図柄遊技を前記演出表示部に割り込み表示する
ことを特徴とする遊技機である。
請求項5に係わる発明は、前記表示制御手段(101)は、前記演出表示部(21)で前記普通図柄遊技の演出表示を行なっている間に、前記特別図柄遊技の遊技結果が当たりになるときは、その遊技結果に係わる当たりの識別情報を前記演出表示部(21)に割り込み表示する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の遊技機である。
上記発明によれば、演出表示部(21)に普通図柄遊技が表示されているときに特別図柄遊技が当たりになる場合は、その当たりの識別情報を演出表示部(21)に割り込み表示する。遊技者に特別図柄遊技が当たりになることを端的に報知することができる。
請求項6に係わる発明は、前記遊技結果が当たりになるときは、その遊技結果に係わる当たりの識別情報を前記演出表示部(21)に割り込み表示した後、前記演出表示部(21)の表示を前記特別図柄遊技の演出表示に切り替える
ことを特徴とする請求項5に記載の遊技機である。
上記発明によれば、演出表示部(21)に普通図柄遊技が表示されているときに特別図柄遊技の遊技結果が当たりになった場合は、その当たりに係わる識別情報をまず演出表示部(21)に割り込み表示して、当たったことを端的に遊技者に報知した後、演出表示部(21)の表示を特別図柄遊技に切り替える。たとえば、割り込み表示で報知した今回の当たりが最終的にどのような種類の当たりに確定するかを演出表示するなど、当たりの楽しみを倍増させるような演出表示を切り替え後の特別図柄遊技として表示するとよい。
請求項7に係わる発明は、前記表示制御手段は、前記演出表示部で前記普通図柄遊技の演出表示を行なっている間に行われた前記特別図柄遊技の遊技結果が外れであって、前記演出表示部にて前記普通図柄遊技が継続される場合は、前記演出表示部に一時的に前記特別図柄遊技に係わる演出表示であって普通図柄遊技の継続を報知する演出表示を行い、再び前記普通図柄遊技に係る演出表示に戻す
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の遊技機である。
本発明に係わる遊技機によれば、普通図柄遊技が通常より当たり易い特定状態になった場合に、演出表示部の表示を普通図柄遊技の演出表示に切り替えるので、当たりが出易くなって遊技者にとって重要度が増したときには普通図柄遊技を演出表示によって楽しむことができると共に、普通図柄遊技の遊技結果を認識し易くなる。すなわち、演出表示部に演出表示する遊技を切り替えることで、通常状態では特別図柄遊技に遊技者の注目を集めつつ、普通図柄遊技で当たりの出易い特定状態においては遊技者の注目を普通図柄遊技に集めることが可能になり、演出表示部を有効活用して2つの遊技をその遊技状態に応じて遊技者の注目を引くように演出表示することができる。また普通図柄遊技の演出表示中に特別図柄遊技に係わる演出を音で行なうので、遊技者は演出表示部で普通図柄遊技の演出を楽しみながら、特別図柄遊技の遊技結果を音で認識することができる。また、複数の演出表示部に特別図柄遊技と普通図柄遊技の遊技結果をそれぞれ表示する場合は、視線の移動が発生し、視線が落ち着かずに遊技に集中できないが、音を利用することで視線を移動することなく2つの遊技結果を把握することができる。
また、特別図柄遊技の遊技結果が特定の識別情報で当たった場合に、その当たりに基づく特別図柄遊技状態の終了後に演出表示部の表示を普通図柄遊技の演出表示に切り替えるものでは、特別図柄遊技状態の楽しみである遊技価値を遊技者に与えた後は特別図柄遊技に関連する遊技が落着するので、このタイミングで演出表示部での演出表示を普通図柄遊技に切り替えれば、普通図柄遊技に対する遊技者の注目を集め易く、遊技の興趣を高めることができる。たとえば、先のタイミングで普通図柄遊技の当たり確率を高めれば効果的である。さらに、どの識別情報で当たりになるかによって演出表示部で表示される演出表示が変化するので、次にどの識別情報で当たりになるかを期待感を持ちながら楽しむことができる。
普通図柄遊技の演出表示中に特別図柄遊技の遊技結果が当たりになる場合に、その特別図柄遊技を演出表示部に割り込み表示するものでは、普通図柄遊技を演出表示部に表示している途中でも、遊技者は大当たりが発生したことを演出表示部において確実に認識できるので、安心して普通図柄遊技の演出を楽しむことができる。
特に、特別図柄遊技に係わる当たりの識別情報を割り込み表示するものでは、当たりに係わる識別情報を認識することができ、その当たりに伴って発生する特別図柄遊技状態に対しての興趣を高めることができる。
また、当たりの識別情報を割り込み表示した後に、特別図柄遊技の演出表示に切り替えるものでは、遊技者は大当たりが発生する過程を演出表示部での演出表示を通じて楽しむことができ、大当たりに達する興奮を充分に味わうことができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わる遊技機10を示す正面図である。遊技機10は、一般にパチンコ機と称される装置であり、遊技者の発射操作により球が打ち出されることで遊技が進行する遊技機本体10aと、これに付設され、有価価値カードの挿入により球を貸し出すカードユニット(CR球貸機)10bとから構成されている。
遊技機本体10aは、遊技者の発射操作によって打ち出された球が移動しながら落下する遊技領域としての遊技盤11を有している。遊技盤11の下方には、貸出球や払出球を貯留する上受け皿12が設置され、さらにその下方には上受け皿12から溢れた球を貯留する下受け皿13が設置されている。下受け皿13の右横には、球の発射操作を行なうためのハンドル14が設けてある。
遊技盤11には、落下する球の流れに変化を与えるための釘(図示省略)や風車15、各種の入賞口16、17、18、19、普通図柄作動ゲート20、可変表示装置21、普通図柄表示装置22、装飾ランプ23などが設けてある。さらに遊技盤11の最下部には、いずれの入賞口にも入らず落下してきた球を機外に排出するためのアウト口24が設けてある。
入賞口の1つである始動口16は、一般に始動チャッカーと称されるものであり、始動口16へ球が入賞することにより特別図柄遊技の実行権が確保される。特別図柄遊技は、常時は可変表示装置21を用いた可変表示として実行される。確保された実行権のうち実行が保留されているものの数(保留球数)は、特別図柄保留ランプ25の点灯個数によって遊技者に報知される。たとえば、保留球数の上限は4個に設定される。
また、入賞口の1つである第2始動口19は、始動口16と共に始動チャッカーとして機能する。第2始動口19は、図示省略のソレノイドなどで駆動され、その入賞口が球の入賞し難い閉状態と入賞容易な開状態とに変化するように構成されている。第2始動口19は通常は閉状態にあり、普通図柄表示装置22で「当たり」が出た場合に所定時間(たとえば、1秒)開状態にされる。
普通図柄作動ゲート20は通過口として構成された入賞口であり、普通図柄作動ゲート20を球が通過することにより普通図柄遊技の実行権が確保される。普通図柄遊技は、常時は普通図柄表示装置22を用いた可変表示として実行される。
普通図柄表示装置22は、左右に設けた2灯のLEDで構成され、一方は「当たり」に、他方は「外れ」に割り当てられている。これら2灯のLEDが交互点灯することが普通図柄表示装置22での普通図柄遊技であり、「当たり」のLEDが点灯した状態で交互点灯が停止すると「当たり」が確定する。
可変表示装置21は、画像を表示する液晶ディスプレイなどの表示装置で構成され、演出表示部としての機能を有する。可変表示装置21には、CRT表示器、ドラムユニット、LED、有機ELディスプレイなどを採用することも可能である。
可変表示装置21で実行される可変表示には、特別図柄遊技と普通図柄遊技とがあり、常時は特別図柄遊技が実行され、特別な遊技状態のとき普通図柄遊技に切り替え制御されるようになっている。
可変表示装置21で実行される特別図柄遊技は、表示領域上で識別情報(図柄)がスクロール変動し、このスクロール変動が停止して最終的に確定表示された図柄の組み合わせ(表示結果)が、予め定めた特定の組み合わせ(特定表示結果)の場合に「大当たり」になる可変表示である。本実施の形態では、「0」〜「9」の中の任意の数字を表わした図柄が3つ表示部で可変表示され、特定表示結果として、いわゆるスロットル遊技のように「777」など同一数字が揃う表示結果が確定すると大当たりになる特別図柄遊技を実行するようになっている。特別図柄遊技の表示結果が特定表示結果に確定すると、所定の遊技価値を遊技者に付与可能な特別図柄遊技状態(大当たり遊技)が発生する。
また、可変表示装置21で実行される普通図柄遊技はその遊技結果(当たり・外れ)を示す図柄をアニメーションなどで表示する可変表示である。本実施の形態では、バーゲンセールの棚の中から「当たり」、「外れ」の模様が付されたTシャツを選択するような可変表示を実行する。
大入賞口17は、特別図柄遊技状態を生成するための入賞口であり、一般にアタッカーと称される。大入賞口17は、ソレノイドなどで駆動され、その入賞口が球の入賞し難い通常の閉状態と入賞容易な開状態とに変化するように構成されている。
可変表示装置21で実行された特別図柄遊技の表示結果が特定表示結果に確定すると、大入賞口17が所定回数開閉されて特別図柄遊技状態が形成され、大当たり遊技が実行される。大入賞口17が所定時間(たとえば30秒)開いて閉じる動作をラウンドと呼び、特別図柄遊技状態が発生すると、大入賞口17の開閉が、たとえば15ラウンド行なわれる。
大当たりの表示結果である特定表示結果には、確変図柄や普通図柄遊技の時短図柄などの特定図柄で構成されたものと、特定図柄以外の非特定図柄で構成されたものとがある。
特定図柄で構成された特定表示結果(特別表示結果)が確定表示されると、いわゆる確変大当たりになる。確変大当たりが発生すると、その大当たりに基づく特別図柄遊技状態が終了した以後の特別図柄遊技において大当たりの出現する確率が、次に大当たりが出るまで通常よりも高く設定される。このように、通常時(低確率状態)に比べて特定表示結果(大当たり)の出現確率が向上された遊技状態を確率変動状態(高確率状態)という。
また、時短図柄で構成された特定表示結果が確定表示されると、いわゆる時短大当たりになる。時短大当たりが発生すると、その大当たりに基づく特別図柄遊技状態が終了した以後の一定期間の普通図柄遊技において、その1回あたりの所要時間(開始から停止までに要する時間)を通常よりも短縮して普通図柄遊技の実行頻度を上げると共に、普通図柄遊技で当たりが出た場合に第2始動口19が開状態にされる時間が通常より長くなって、特別図柄遊技の実行権の取得が通常よりも容易に設定される。このような遊技状態を時短モード(普通図柄遊技高確率状態または時間短縮状態)という。
本実施の形態では、奇数の図柄を特定図柄とし、偶数の図柄を非特定図柄とするように設定してある。特定図柄の中でも「1」、「3」、「5」、「9」を確変図柄とし、「7」を時短図柄とする。
次に、遊技機本体10aの回路構成について説明する。
図2は、遊技機本体10aの制御に用いられる各種制御基板およびそれに関連する構成要素を示している。制御基板には、主基板100、表示器制御基板120、払出制御基板140、ランプ制御基板150、音声制御基板160、発射制御基板170、電源基板180などがある。
このうち主基板100は、遊技機10全体の動作を制御する機能を果たす。主基板100は、CPU(中央処理装置)、ROM(リード・オンリ・メモリ)、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)を主要部として構成されている。また、球の入賞を検知するスイッチなど各種のスイッチ191から検知信号を入力するためのゲート回路、他の制御基板へ各種のデータを出力したり、大入賞口17などの駆動信号をソレノイド192などへ出力したり、点灯指示の信号を普通図柄LED193へ出力したりするためのラッチ回路、CPUに与えるクロック信号を生成するクロック回路などを備えている。
主基板100は、各入賞口に設けたスイッチから球の入賞検知を表わした信号が入力されると、必要な賞球数をCPUで演算し、払出個数を表わした賞球データを払出制御基板140に対して出力する機能を果たす。
また、始動口16または第2始動口19から球の入賞検知を表わす信号が入力されると、乱数値を取得し、可変表示装置21で実行する特別図柄遊技の表示結果(遊技結果)を「大当たり」と「外れ」のいずれにするかをこの乱数値に基づいて決定する。さらに、この決定に基づいて特別図柄遊技の遊技演出の種類(変動パターン)と、表示結果を構成する図柄の種類(停止図柄・確定図柄)とを決定し、これらを特別図柄遊技の制御データとして表示器制御基板120、ランプ制御基板150、音声制御基板160へ出力する機能を果たす。特別図柄遊技の表示結果が「大当たり」の場合は、大入賞口17の開閉を制御し、特別図柄遊技状態を生成する機能を果たす。
さらに主基板100は普通図柄作動ゲート20から球の通過検知を表わす信号が入力された場合にも乱数値を取得し、普通図柄表示装置22などで実行する普通図柄遊技の表示結果(遊技結果)を「当たり」と「外れ」のいずれにするかをこの乱数値に基づいて決定する。この決定結果に従い、普通図柄表示装置22の普通図柄LED193の点灯などを制御して普通図柄遊技を実行する。普通図柄遊技の結果が「当たり」の場合は、第2始動口19を一時的に開状態に制御するようになっている。
表示器制御基板120は、主基板100から受信した制御データに基づいて可変表示装置21で特別図柄遊技などを実行する機能を果たす。すなわち、受信した制御データに従って画像データを作成し、これを可変表示装置21に出力して表示させる機能を果たす。表示器制御基板120は、所定の画像処理手順(プログラム)や画像制御データを予め記憶したROM、プログラムを実行するCPU、RAM、画像制御IC、表示用の画像データを記憶したROM、主基板100との間の入出力インターフェイスなどから構成される。
払出制御基板140は、主基板100から受信した賞球データに基づいて球を払い出す動作制御と、カードユニット10bからの指示に基づいて貸出球を払い出す動作の制御とを行なう。
ランプ制御基板150は、主基板100からの制御データや点灯指示に基づいて遊技状態ランプや装飾ランプ23の点灯制御を行なう機能を果たす。
音声制御基板160は、主基板100から送られてくる制御データに基づいて、演出用の効果音や音声などの出力制御を行なう音演出部としての機能を果たす。また、異常状態を知らせるための警告音などの制御を行なう。
発射制御基板170は、球を遊技盤11へ発射する図示省略の発射モータをハンドル14の操作に基づいて制御する機能を果たす。
電源基板180は、各制御基板やその他の電気部品に対してそれぞれに応じた電圧の電源を供給する機能を果たす。
図3は、可変表示装置21で実行される特別図柄遊技の基本的な流れの一例を示している。
可変表示装置21の表示領域は3つの表示部21a、21b、21cに分割され、同図(b)に示すように、それぞれの表示部で図柄(識別情報)が縦方向へスクロールする可変表示が開始される。そして、同図(c)〜(e)に示すように、所定時間経過後に表示部毎に図柄が順次停止表示される。ここでは、同図(e)に示すように、3つの表示部に確定表示された図柄がすべて同一に揃う状態を特定表示結果(大当たり)と定めてある。
同図(d)に示すように、特定表示結果が確定表示される前に、最後の表示部を1つ残して他の2つの表示部に同一の図柄が停止表示された状態をリーチ態様という。なお、リーチ態様とは一般に、一部の識別情報が未確定で、その一部の識別情報によっては特定表示結果になる可能性のある表示態様をいう。特定表示結果以外の表示結果は外れ態様であり、リーチ態様を経て出現した外れ態様を、特に、外れリーチ態様という。
特別図柄遊技は上記のように3つの表示部で行なわれるものに限定されず、2つの表示部あるいは4つ以上の表示部で図柄が可変表示するものであってもよい。リーチ態様において停止表示される図柄の数は、表示部の数(表示結果を構成する図柄の数)に応じて変わり、通常は、「表示部の数−1」になる。また、図柄のスクロールは縦方向に限らず、横方向や斜め、その他ランダムな方向でもかまわない。
図4は、特別図柄遊技および普通図柄遊技の表示制御に係わる機能構成を示している。
主基板100は、特別図柄遊技や普通図柄遊技の実行を制御する表示制御手段101として機能する。詳細には、特別図柄遊技に係わる制御を行なう特別図柄遊技制御手段102と、普通図柄遊技に係わる制御を行なう普通図柄遊技制御手段106と、可変表示装置21に表示する演出表示を所定の条件に基づいて特別図柄遊技と普通図柄遊技とに切り替える切替制御手段110としての機能を果たす。
特別図柄遊技制御手段102は、当否決定手段103、図柄決定手段104、変動パターン決定手段105としての機能を含む。当否決定手段103は、特別図柄遊技の表示結果を特定表示結果(大当たり)にするか否かを決定する。図柄決定手段104は、特定表示結果を構成する識別情報(図柄)の種類を決定する。変動パターン決定手段105は、特別図柄遊技の演出の流れを表わした変動パターンを予め定めた複数種類の中から決定する。
より詳細には、当否決定手段103は、始動口16または第2始動口19への球の入賞を検出した際に取得した乱数値に基づいて、特別図柄遊技の表示結果を特定表示結果(大当たり)にするか否かを決定する。図柄決定手段104は、始動口16または第2始動口19への球の入賞を検出した際に取得したもう1つの乱数値に基づいて、特別図柄遊技の表示結果を構成する識別情報(停止図柄)の種類を決定する。
変動パターン決定手段105は、当否決定手段103の決定した表示結果(大当たり・外れ)などに応じた変動パターンを、予め用意してある複数種類の中から所定の確率分布に従って選択する。変動パターンを選択するための確率分布は、高確率状態用と低確率状態用とが用意してあり、現在の遊技状態に対応する確率分布に従って変動パターンを選択するようになっている。
変動パターンは、特別図柄遊技の演出態様や演出の流れを表わす変動演出態様と、表示結果(停止図柄)と、変動時間とを表わしている。変動時間は、特別図柄遊技を開始してから終了するまでの時間である。たとえば、変動パターンとしては「再抽選」がある。「再抽選」は、特定表示結果(大当たり)を仮停止表示した後に可変表示を再開し、この可変表示を停止させて最終的な表示結果を確定表示する演出態様である。
一方、普通図柄遊技制御手段106は、普図当否決定手段107、普図変動パターン決定手段108としての機能を含む。
普図当否決定手段107は、普通図柄表示装置22で行なう普通図柄遊技の表示結果を当たりにするか否かを決定する。普図変動パターン決定手段108は、当否決定手段103の決定した表示結果(当たり・外れ)に応じた普通図柄遊技の変動パターンを、予め用意してある複数種類の中から選択する。
普通図柄遊技制御手段106は、普図変動パターン決定手段108が決定した変動パターンに従って普通図柄表示装置22の点灯を制御する。
切替制御手段110は、可変表示装置21に普通図柄遊技または特別図柄遊技のいずれの演出表示を表示すべきかをその時点の遊技状態などに基づいて選択し、その選択結果に基づいて可変表示装置21に演出表示を行なわせる機能と、音による演出を行なわせる機能とを有する。演出表示は該当する実行コマンドを表示器制御基板120に送信することで実現され、音による演出は音声制御基板160に所定の実行コマンドを送信することで実現される。
詳細には、時短図柄で「大当たり」になった場合は、その「大当たり」に係わる特別図柄遊技状態の終了後に時短モードとなったとき、可変表示装置21に表示すべき演出表示を特別図柄遊技から普通図柄遊技に切り替える機能を果たす。また、上記の切り替え後に所定条件の成立により時短モードが終了したとき、可変表示装置21に表示する演出表示を普通図柄遊技から特別図柄遊技に戻す機能を果たす。
また、可変表示装置21に普通図柄遊技を演出表示するように切り替えている間に行なわれた特別図柄遊技で「外れ」が出たときは、特別図柄遊技の遊技結果を音で遊技者に報知する機能を果たす。具体的には、音声演出の実行コマンドを音声制御基板160に送信する。
割込表示手段111は、可変表示装置21に普通図柄遊技を演出表示するように切り替えている間に行なわれた特別図柄遊技で「大当たり」の遊技結果が出るときに、この特別図柄遊技に係わる演出表示を普通図柄遊技に割り込んで可変表示装置21に表示する機能を果たす。具体的には、普通図柄遊技に係わる演出表示が実行中か否かに係わらず任意のタイミングで特別図柄遊技に係わる演出表示の実行コマンドを表示器制御基板120に送信して割り込み表示を行なうようになっている。
図5は、遊技機本体10aで実行される特別図柄遊技に係わる制御の流れを示している。始動口16または第2始動口19に球が入賞すると(ステップS201;Y)、当否決定手段103は、大当たり判定乱数値と図柄乱数とを取得し(ステップS202)、大当たり判定乱数値が「大当たり」に相当する値か否かを判定する(ステップS203)。
図柄決定手段104は、この判定結果が「大当たり」の場合は、先の図柄乱数を用いて大当たりの特定表示結果を構成する停止図柄を決定する。また、「外れ」の場合は、外れの表示結果を構成する停止図柄を決定する(ステップS204)。変動パターン決定手段105は変動パターンを決定するための変動パターン乱数を取得し、その乱数値と先の判定結果(「大当たり」か「外れ」か)とから変動パターンを決定する(ステップS205)。
その後、切替制御手段110は、現在の遊技状態が時短モード中か否かを示す時短フラグのオンオフ状態を調べる(ステップS206)。時短モードでないとき(時短フラグオフのとき)は(ステップS206;N)、可変表示装置21に特別図柄遊技を演出表示すべき遊技状態であり、時短モードのとき(時短フラグオンのとき)は(ステップS206;Y)、可変表示装置21に普通図柄遊技を演出表示すべき遊技状態である。そこで、時短フラグがオフで大当たりの判定結果が「外れ」の場合は(ステップS206;N、S208;N)、先に決定した変動パターンと「外れ」の停止図柄とを含む実行コマンドを表示器制御基板120に送信し、「外れ」の特別図柄遊技に係わる演出表示を可変表示装置21に表示させて(ステップS223)、処理を終了する(エンド)。
時短フラグがオフで、当否決定手段103による判定結果が「大当たり」の場合は(ステップS206;N、S208;Y)、先に決定した変動パターンと「大当たり」の停止図柄とを含む実行コマンドを表示器制御基板120に送信し、「大当たり」の特別図柄遊技に係わる演出表示を可変表示装置21に表示させる(ステップS209)。
そして、今回の「大当たり」(特定表示結果)を構成する停止図柄が「時短図柄」か否かを判定し(ステップS213)、「時短図柄」である場合は(ステップS213;Y)、大当たり遊技を1ラウンド実行した後(ステップS215)、時短フラグをオンにする(ステップS216)。そして、時短モードの残り継続回数を示す時短カウンタを、最大継続回数(たとえば「50」)に設定する(ステップS217)。これにより遊技状態が時短モードに入るので、切替制御手段110は、これ以後に可変表示装置21に演出表示する対象を特別図柄遊技から普通図柄遊技に切り替えて(ステップS218)、処理を終了する(エンド)。
また、今回の「大当たり」(特定表示結果)を構成する停止図柄が「確変図柄」である場合は(ステップS213;N、S214;Y)、大当たり遊技を15ラウンド実行した後(ステップS219)、遊技状態が確率変動状態であるか否かを示す確変フラグをオンにして(ステップS220)、処理を終了する(エンド)。なお、確変フラグは、特別図柄遊技で次の「大当たり」が出たときにオフにされる。一方、停止図柄が「時短図柄」でも「確変図柄」でもない場合は(ステップS213;N、S214;N)、大当たり遊技を15ラウンド実行して(ステップS221)処理を終了する(エンド)。
時短フラグがオンに設定されているときは(ステップS206;Y)、可変表示装置21に普通図柄遊技を優先的に演出表示すべき遊技状態である。そこで、時短フラグがオンでかつ当否決定手段103による今回の判定結果が「外れ」の場合は(ステップS206;Y、S207;N)、特別図柄遊技を音による演出で実行する(ステップS222)。詳細には、予め用意してある複数種類の中から音演出パターンを選択し、その音演出パターンを音声制御基板160に送信して、音による演出を実行させる。
普通図柄遊技の演出表示中に特別図柄遊技に係わる演出を音で行なうことにより、遊技者は可変表示装置21にて普通図柄遊技に係わる演出表示を楽しみながら、特別図柄遊技の遊技結果を音で認識することができる。すなわち、普通図柄遊技の演出表示に集中しながら、特別図柄遊技の遊技結果を知ることができる。
なお、音演出パターンの中には、可変表示装置21への演出表示を伴うものがある。その音演出パターンが選択された場合には、普通図柄遊技に係わる演出表示に割り込んで一時的に特別図柄遊技に係わる演出表示が実行され、再び普通図柄遊技に係わる演出表示に戻るようになっている。
また、時短フラグがオンに設定され、当否決定手段103による判定結果が「大当たり」の場合は(ステップS206;Y、S207;Y)、普通図柄遊技の演出表示に割り込んで特別図柄遊技を可変表示装置21に表示する。詳細には、「大当たり」を示すいずれかの特別停止態様である仮停止図柄を可変表示装置21に割り込み表示する(ステップS210)。
さらに、この「大当たり」の発生によって時短モードが終了するので、時短カウンタをリセットし、時短フラグをオフにする(ステップS211)。また、切替制御手段110は、これ以後に可変表示装置21に演出表示する対象を普通図柄遊技から特別図柄遊技に切り替える(ステップS212)。そして、今回の特別図柄遊技に係わる演出表示の続きを実行する。たとえば、先に割り込み表示した仮停止図柄が再変動して最終的な停止図柄を表示する、いわゆる「再抽選」に係わる演出表示を実行する。これにより、普通図柄遊技への割り込みを一時的に当たりの仮停止図柄で表示して、その後の停止図柄に係わる可変表示を行ない遊技者の興趣を高めることができる。
特別図柄遊技の演出表示が終了すると、その最終的な停止図柄に応じた(「確変図柄」、「時短図柄」、それ以外の図柄)特別図柄遊技状態を発生させるなどして(ステップS213以降)処理を終了する。このように、普通図柄遊技の演出表示中に特別図柄遊技の遊技結果が「大当たり」になった場合には、その特別図柄遊技を可変表示装置21に割り込み表示するので、遊技者は「大当たり」が発生したことを可変表示装置21において確実に認識することができ、割り込みが発生していないときは安心して可変表示装置21での普通図柄遊技に係わる演出表示を楽しむことができる。
なお、本処理のステップS201では始動口16または第2始動口19への入賞によって特別図柄遊技の実行を開始したが、既に保留球が確保されている場合は、保留球に基づく実行権によって特別図柄遊技を実行し、その分、保留球数を減らすようになっている。
図6は遊技機本体10aで実行される普通図柄遊技に係わる制御の流れを示している。普通図柄作動ゲート20を球が通過すると(ステップS301;Y)、普図当否決定手段107は、普通図柄遊技の「当たり」判定に用いる乱数を取得し、この乱数値に基づいて普通図柄遊技の「当たり」/「外れ」を判定する(ステップS302)。また、普図変動パターン決定手段108は、変動パターンを決定するための乱数を取得し、この乱数値と先の判定結果とから普通図柄遊技に係わる変動パターンを決定する(ステップS303)。
その後、切替制御手段110は、現在の遊技状態が時短モード中か否かを示す時短フラグのオンオフ状態を調べる(ステップS304)。時短フラグがオフの場合は(ステップS304;N)、可変表示装置21に特別図柄遊技を演出表示すべき遊技状態である。そこで、今回の普通図柄遊技を普通図柄表示装置22において実行する(ステップS305)。すなわち、普通図柄表示装置22のLEDを交互点灯した後、先の判定結果に応じて「当たり」/「外れ」のいずれかのLEDを点灯させた状態で交互点灯を終了させるという遊技を実行する。
普通図柄遊技の遊技結果が「外れ」の場合は(ステップS311;N)、処理を終了する(エンド)。普通図柄遊技の遊技結果が「当たり」の場合は(ステップS311;Y)、第2始動口19を開状態にし(ステップS312)、その後、所定の時間経過(ステップS313;Y)または第2始動口19に規定数の球が入賞したとき(ステップS314;Y)、第2始動口19を閉状態して(ステップS315)、処理を終了する(エンド)。
時短フラグがオンの場合は(ステップS304;Y)、可変表示装置21に普通図柄遊技を演出表示すべき遊技状態なので、切替制御手段110は、先に決定した普通図柄遊技用の変動パターンと「当たり」/「外れ」の判定結果とを含む実行コマンドを表示器制御基板120に送信し、普通図柄遊技に係わる演出表示を可変表示装置21に表示させる(ステップS306)。なお、同時に普通図柄遊技の判定結果を普通図柄表示装置22に点灯表示している。
普通図柄遊技の実行完了後、時短カウンタの値を「1」減算する(ステップS307)。減算後の時短カウンタの値が「0」の場合は(ステップS308;Y)、時短フラグをオフする(ステップS309)。これにより時短モードが終了するので、切替制御手段110は、これ以後に可変表示装置21に演出表示する対象を普通図柄遊技から特別図柄遊技に切り替える(ステップS310)。
その後、もしくは時短カウンタが「0」でない場合は(ステップSS308;N)、今回の普通図柄遊技の遊技結果が「当たり」か否かを判定し、「当たり」の場合は(ステップS311;Y)、第2始動口19の開放処理を行なって(ステップS312〜S315)処理を終了し(エンド)、「外れ」の場合は(ステップS311;N)そのまま処理を終了する(エンド)。
なお、本処理のステップS301では普通図柄作動ゲート20を球が通過することによって普通図柄遊技の実行を開始したが、既に普通図柄遊技用の保留球が確保されている場合は、保留球に基づく実行権によって特別図柄遊技を実行して、その分、保留球数を減らすようになっている。
図7は、時短モードのときに可変表示装置21で行なわれる演出表示の一例を示している。
時短モード中は、普通図柄遊技が優先的に実行されている。この例での普通図柄遊技はバーゲンセールを模していて、まず、3人の客400が棚401の中からTシャツ402を探している様子が表示され(同図(a))、その後、普通図柄遊技の遊技結果を示すTシャツ402を客400が棚401から選び出す様子を表示して(同図(b))1回分の普通図柄遊技に係わる演出表示が終了する。
同図(b)や同図(d)は、普通図柄遊技の遊技結果が「当たり」であることを示す画面であり、「当」の文字が描かれたTシャツ402を選び出している。このときは、先に説明したように第2始動口19が開状態になる。(f)は、普通図柄遊技の遊技結果が「外れ」の場合であることを示す画面であり、「外」の文字の描かれたTシャツ402aを選び出している。
時短モードが継続している間、同図(a)〜(f)に示すような演出表示が繰り返し行なわれる。時短モード中の特別図柄遊技で「大当たり」が出ない場合は、普通図柄遊技が最大継続回数(たとえば50回)実行されたとき時短モードが終了し、可変表示装置21に演出表示する対象が普通図柄遊技から特別図柄遊技に戻るように切り替えられる。
時短モード中に特別図柄遊技に係わる当否の判定が行なわれた場合は、その結果が音または割り込み表示によって遊技者に通知される。具体的には、遊技者に対して特別図柄遊技に係わる当否の判定が行なわれた旨を報知するためのアナウンス音(「ピンポンパンポ〜ン バーゲンチャンス」)が流れる(同図(g)、(h))。
ここで、特別図柄遊技の当否結果が「大当たり」の場合は、時短モードの終了を表わす「終了」というアナウンス音と共に、3枚のTシャツ402bが表示される。そのTシャツ402bは特定表示結果を構成する停止図柄(ここでは「4」)を示す模様が示される(同図(k))。
続けて、割り込み用の変動パターンを用いて同図(l)に示すように、エレベータの扉403が閉まる様子を表示し、時短モードが終了することを遊技者に示す。この表示に続いてエレベータガール404が再抽選を行なう旨を報知する(同図(m))。そして、再抽選の可変表示が開始され、同図(n)が示すように図柄決定手段104で決定した停止図柄で構成された特別表示結果が表示される。以後は、可変表示装置21に特別図柄遊技が演出表示される状態に切り替わる。
同図(l)、(m)に示すように、演出表示を割り込み表示させた後に再抽選の演出表示を行なうことで、遊技者は大当たりが発生する過程を可変表示装置21での演出表示を通じて楽しむことができ、大当たりに達する興奮を充分に味わうことができる。また、可変表示装置21における演出表示を普通図柄遊技から特別図柄遊技にスムースに切り替えることができる。さらに、遊技者に時短モードが終了したことを確実に理解させることができる。
一方、時短モード中に行なわれた特別図柄遊技の当否結果が「外れ」の場合は、以下のような演出が実行される。
遊技者に対して特別図柄遊技に係わる当否の判定が行なわれた旨を報知するためのアナウンス音(「ピンポンパンポ〜ン バーゲンチャンス」)を流した後(同図(g)、(h))、「頑張ってくださ〜い」という「外れ」を示すアナウンス音が流れる(同図(i)、(j))。「外れ」の場合は、時短モードが継続され、可変表示装置21には普通図柄遊技に係わる演出表示が継続表示される(同図(a)に戻る)。
また、遊技者の興趣と可変表示装置21への注目とを高めるために、「大当たり」が出た場合と同様に、時短モードの終了を示す「終了」というアナウンス音を流し、その後、同図(o)に示すように3枚のTシャツ402c、402d、402eの模様に「継続中」の文字を表示し、実は「大当たり」ではなく、時短モードが継続されることを遊技者に報知するような流れの演出表示を行なってもよい。
図8は、可変表示装置21で普通図柄遊技を実行中に特別図柄遊技を実行する場合の各種演出パターンを示す演出パターンテーブル500の一例を示している。各演出パターンは、遊技の進行パターンを示しており、その最初のフェーズは、一様に、特別図柄遊技に係わる判定が行なわれたことを表わす「ピンポンパンポ〜ン バーゲンチャンス」というアナウンス音を出すように設定されている。
特別図柄遊技の遊技結果が「当たり」の場合は、図中の最下段に示すように、「終了」のアナウンスの後、「再抽選図柄」を演出表示し、可変表示装置21の表示対象を特別図柄遊技に切り替えるという、演出パターンになっている。
また、特別図柄遊技の遊技結果が「外れ」の場合は、普図変動パターン決定手段108が決定した変動パターンに対応する音演出パターンが選択される。音演出パターンが「終了」の場合には、「終了」の音を流した後、「継続中」の文字を演出表示する演出パターンに設定されている。特別図柄遊技の遊技結果が「外れ」の場合の各演出パターンでは、可変表示装置21の表示対象が普通図柄遊技に維持される。
なお、本テーブルでは当たりの割り込み演出パターンが1つであるが、複数種類の演出パターンを用意して、変動パターンを決定する乱数に基づいて選択するようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
実施の形態では、時短モードになった場合に普通図柄遊技を可変表示装置21で表示していたが、時短モードでなくとも、普通図柄遊技で当たりの出易い特定状態になったときに普通図柄遊技を可変表示装置21で演出表示するようにしてもよい。また、普通図柄遊技と特別図柄遊技とのいずれを可変表示装置21に演出表示すべきかを判断し、その時々の遊技状態に応じて判断して表示対象を切り替えるようにしてもよい。要するに、その時々で遊技者がもっとも高い関心を抱くと思われる方が可変表示装置21に演出表示されるように切り替えればよい。
また、実施の形態では、可変表示装置21で普通図柄遊技に係わる演出表示を行なっている間に行なわれる特別図柄遊技の演出を音で行なうようにしたが、音だけではなく、装飾ランプ23などを併用してその演出効果を高めてもよい。また、特別図柄遊技の結果が「外れ」の場合にも特別図柄遊技に係わる画像を割り込み表示するように構成しても構わない。
また、実施の形態では、普通図柄遊技の「当たり」は1種類のみであったが、「当たり」を複数種類設け、その種類を、たとえば、Tシャツの模様を変化させるなどして遊技者に報知し、当たりの種類に応じて第2始動口19を開状態にする時間の長さや規定入賞数などを変化させてもよい。
なお、実施の形態で示した普通図柄遊技に係わる演出表示の内容は一例であり、他の内容であってもかまわない。たとえば、バーゲンセールではなく、抽選会やスポーツ競技などを模したものであってもよい。
また、回路の基板構成は実施の形態に示したものに限らず、どのような構成でもよい。たとえば、ランプ制御基板150と音声制御基板160とを1つの基板にまとめたり、ランプ制御基板150と音声制御基板160と表示器制御基板120とを一体構成とした演出制御基板を用いたりしてもよい。この場合、表示遊技実行手段の機能は演出制御基板により実行される。
このほか、本発明の実施の形態では、遊技機10をパチンコ機として説明したが、演出表示部に演出表示を行なうものであれば、他の種類の遊技機であってもかまわない。
本発明の実施の形態に係わる遊技機を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係わる遊技機の回路構成全体を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる遊技機の可変表示装置で実行される特別図柄遊技の流れを示す説明図である。 遊技機の制御に係わる機能構成を示すブロック図である。 特別図柄遊技に係わる制御を示す流れ図である。 普通図柄遊技に係わる制御を示す流れ図である。 時短モード設定時に可変表示装置で行なわれる普通図柄遊技の演出表示の一例を示す説明図である。 時短モード設定時の特別図柄遊技に係わる当否の判定が行なわれた場合に実行される演出パターンテーブルの一例を示す説明図である。
符号の説明
10…遊技機
10a…遊技機本体
10b…カードユニット(CR球貸機)
11…遊技盤
12…上受け皿
13…下受け皿
14…ハンドル
15…風車
16…始動口
17…大入賞口
18…入賞口
19…第2始動口
20…普通図柄作動ゲート
21…可変表示装置
22…普通図柄表示装置
23…装飾ランプ
24…アウト口
25…特別図柄保留ランプ
100…主基板
101…表示制御手段
102…特別図柄遊技制御手段
103…当否決定手段
104…図柄決定手段
105…変動パターン決定手段
106…普通図柄遊技制御手段
107…普図当否決定手段
108…普図変動パターン決定手段
110…切替制御手段
111…割込表示手段
120…表示器制御基板
140…払出制御基板
150…ランプ制御基板
160…音声制御基板
170…発射制御基板
180…電源基板
191…各種スイッチ
192…ソレノイド
193…普通図柄LED
400…客
401…棚
402…普通図柄遊技の遊技結果を示す図柄としてのTシャツ
403…エレベータの扉
404…エレベータガール
500…演出パターンテーブル

Claims (7)

  1. 始動条件の成立に基づいて複数種類の識別情報を変動表示させる特別図柄遊技と、当たりが出た場合に前記始動条件の成立し易い状態が発生する普通図柄遊技とを実行可能な遊技機において、
    遊技に関する画像を演出表示するための演出表示部と、
    遊技の演出を音で行なう音演出部と、
    前記演出表示部および前記音演出部による遊技の演出を制御する表示制御手段と
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記普通図柄遊技が通常より当たりの出易い特定状態になった場合に、前記演出表示部の表示を前記特別図柄遊技の演出表示から前記普通図柄遊技の演出表示に切り替えると共に、前記演出表示部で前記普通図柄遊技の演出表示を行なっている間は前記特別図柄遊技に係わる演出を前記音演出部に行わせ、
    前記音演出部での前記特別図柄遊技の演出は、前記特別図柄遊技の演出開始音を報知した後に、前記特別図柄遊技の遊技結果を音で報知するものである
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 始動条件の成立に基づいて複数種類の識別情報を変動表示させた後にこの変動表示を停止させて遊技結果を表示すると共に、その遊技結果が当たりの場合に遊技者に所定の遊技価値が付与される特別図柄遊技状態が発生する特別図柄遊技と、当たりが出た場合に前記始動条件の成立し易い状態が発生する普通図柄遊技とを実行可能な遊技機において、
    遊技に関する画像を演出表示するための演出表示部と、
    遊技の演出を音で行なう音演出部と、
    前記演出表示部および前記音演出部による遊技の演出を制御する表示制御手段と
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記特別図柄遊技の遊技結果が特定の識別情報で当たりになった場合は、その当たりに基づいて発生した特別図柄遊技状態が終了した後に、前記演出表示部の表示を前記特別図柄遊技の演出表示から前記普通図柄遊技の演出表示に切り替えると共に、前記演出表示部で前記普通図柄遊技の演出表示を行なっている間は前記特別図柄遊技に係わる演出を前記音演出部に行わせ、
    前記音演出部での前記特別図柄遊技の演出は、前記特別図柄遊技の演出開始音を報知した後に、前記特別図柄遊技の遊技結果を音で報知するものである
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 前記表示制御手段は、前記演出表示部で前記普通図柄遊技の演出表示を行なっている間に、前記特別図柄遊技の遊技結果が当たりになるときは、その特別図柄遊技を前記演出表示部に割り込み表示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 始動条件の成立に基づいて複数種類の識別情報を変動表示させた後にこの変動表示を停止させて遊技結果を表示すると共に、その遊技結果が当たりの場合に遊技者に所定の遊技価値が付与される特別図柄遊技状態が発生する特別図柄遊技と、当たりが出た場合に前記始動条件の成立し易い状態が発生する普通図柄遊技とを実行可能な遊技機において、
    遊技に関する画像を演出表示するための演出表示部と、
    遊技の演出を音で行なう音演出部と、
    前記演出表示部および前記音演出部による遊技の演出を制御する表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記特別図柄遊技の遊技結果が特定の識別情報で当たりになり、かつその当たりに基づいて発生した特別図柄遊技状態が終了した後に前記特別図柄遊技の始動条件の成立が通常よりも容易に得られる遊技状態になった場合は、前記演出表示部の表示を前記特別図柄遊技の演出表示から前記普通図柄遊技の演出表示に切り替えると共に、前記演出表示部で前記普通図柄遊技の演出表示を行なっている間は前記特別図柄遊技に係わる演出を前記音演出部に行わせ、かつ前記音演出部での前記特別図柄遊技の演出は前記特別図柄遊技の演出開始音を報知した後に、前記特別図柄遊技の遊技結果を音で報知するものであり、前記演出表示部で前記普通図柄遊技の演出表示を行なっている間に行われる前記特別図柄遊技の遊技結果が当たりになるときは、その特別図柄遊技を前記演出表示部に割り込み表示する
    ことを特徴とする遊技機。
  5. 前記表示制御手段は、前記演出表示部で前記普通図柄遊技の演出表示を行なっている間に、前記特別図柄遊技の遊技結果が当たりになるときは、その遊技結果に係わる当たりの識別情報を前記演出表示部に割り込み表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の遊技機。
  6. 前記表示制御手段は、前記遊技結果に係わる当たりの識別情報を前記演出表示部に割り込み表示した後、前記演出表示部の表示を前記特別図柄遊技の演出表示に切り替える
    ことを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
  7. 前記表示制御手段は、前記演出表示部で前記普通図柄遊技の演出表示を行なっている間に行われた前記特別図柄遊技の遊技結果が外れであって、前記演出表示部にて前記普通図柄遊技が継続される場合は、前記演出表示部に一時的に前記特別図柄遊技に係わる演出表示であって普通図柄遊技の継続を報知する演出表示を行い、再び前記普通図柄遊技に係る演出表示に戻す
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の遊技機。
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