JP5658379B2 - ランプ及び照明装置 - Google Patents

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    • F21Y2115/10Light-emitting diodes [LED]

Description

本発明は、ランプ及び照明装置に関し、例えば、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を用いた直管形のLEDランプ及びこれを備えた照明装置に関する。
LEDは、高効率及び長寿命であることから、従来から知られる蛍光灯や白熱電球等の各種ランプにおける新しい光源として期待されており、LEDを用いたランプ(LEDランプ)の研究開発が進められている。
LEDランプとしては、両端部に電極コイルを有する直管形蛍光灯に代替する直管形のLEDランプ(直管形LEDランプ)、あるいは、電球形蛍光灯や白熱電球に代替する電球形のLEDランプ(電球形LEDランプ)等がある。例えば、特許文献1には、従来に係る直管形LEDランプが開示されている。
特開2009−043447号公報
直管形LEDランプは、例えば、長尺状の直管と、直管の両端部に設けられた一対の口金と、直管内に収納された複数のLEDモジュールとを備える。各口金は、樹脂によって成型されており、直管の両端の開口を塞ぐようにして直管の端部を覆うように設けられている。つまり、直管の端部と口金とは互いに重なるように配設されている。また、各LEDモジュールは、実装基板と、実装基板に実装された複数のLEDとによって構成されている。なお、直管内には、その他にも、LEDモジュールを点灯させるための駆動回路や配線等が配設されている。
このように構成される直管形LEDランプでは、口金と直管の加工ばらつき等によって、口金と直管とが重なる領域において口金と直管との間に隙間が存在する場合がある。特に、ガラス部材は外径のばらつきが大きいことから樹脂部材よりも寸法公差を大きくしておかなければならない。このため、ガラス製の直管を用いると、口金と直管との間には隙間が発生してしまう。
このように口金と直管との間に隙間が存在すると、この隙間から、LEDモジュール(LED)が発する光の波長に引き寄せられた虫が直管内に侵入したり、大気中のホコリや水分が直管内に侵入したりする。この結果、直管内に侵入した虫やホコリ、水分によって、配線等がショートしたり、直管内の電子部品が劣化したりするという問題がある。また、侵入した虫の死骸(黒い粒々)によって見栄えが悪くなるという問題もある。
特に、LEDは長寿命であって長期間ランプ交換が不要であるので、LEDランプとしては、虫やホコリ、水分が直管内に蓄積するのは好ましくない。つまり、LEDランプでは、虫やホコリ、水分の浸入による上記問題が致命的になりかねない。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、虫やホコリ、水分などが浸入することを抑制することのできるランプ及び照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るランプの一態様は、長尺筒状の筐体と、前記筐体の長手方向に沿って前記筐体内に配置された複数の発光素子と、内径が前記筐体の外径よりも大きく、前記筐体の長手方向の端部を覆うように設けられた筒状の口金と、前記口金と前記筐体との隙間を封止する封止部材とを備え、前記封止部材は、前記隙間を密封するように前記筐体の周方向の全周に形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るランプの一態様において、前記口金は、当該口金の周方向に当該口金の内面に設けられた第1溝部を有し、前記封止部材は、前記第1溝部に形成されている、としてもよい。
また、本発明に係るランプの一態様において、前記口金は、当該口金の周方向とは異なる方向に前記第1溝部と連続して設けられた第2溝部を有する、としてもよい。
また、本発明に係るランプの一態様において、前記第2溝部は、前記口金の外方に向かって突出するように前記第1溝部から延設されている、としてもよい。
また、本発明に係るランプの一態様において、前記封止部材は、接着剤である、としてもよい。
また、本発明に係るランプの一態様において、前記封止部材は、金属又は樹脂に接着剤を付着させたものからなる環状部材である、としてもよい。この場合、前記封止部材は、切り欠き部を有する、としてもよい。
また、本発明に係るランプの一態様において、前記封止部材は、前記口金の開口端縁と前記筐体の外面とを跨ぐように形成されている、としてもよい。この場合、前記封止部材は、接着剤である、としてもよい。
また、本発明に係るランプの一態様において、前記封止部材は、前記口金の内面と前記筐体の外面との隙間に形成された第1封止部材と、前記口金の開口端縁と前記筐体の外面とを跨ぐように形成された第2封止部材とを含む、としてもよい。この場合、前記第1封止部材及び前記第2封止部材は、接着剤である、としてもよい。あるいは、前記第1封止部材は、金属又は樹脂に接着剤を付着させたものからなる環状部材であり、前記第2封止部材は、接着剤である、としてもよい。
また、本発明に係るランプの一態様において、前記口金は、当該口金の軸方向に沿って複数に分割可能であり、前記封止部材は、分割された前記口金同士の境目に形成されている、としてもよい。
また、本発明に係るランプの一態様において、さらに、前記筐体内に配置された長尺状の基板を備え、前記複数の発光素子の各々は、前記基板に実装されている、としてもよい。
あるいは、本発明に係るランプの一態様において、さらに、前記筐体内に配置された長尺状の基台と、前記基台の上に実装された複数の容器とを備え、前記複数の発光素子の各々は、前記複数の容器の各々に実装されている、としてもよい。
また、本発明に係るランプの一態様において、前記筐体は、ガラス製であり、前記口金は、樹脂製である、としてもよい。
また、本発明に係る照明装置の一態様は、上記いずれかのランプを備えることを特徴とする。
本発明によれば、筐体内に、虫やホコリ、水分などが浸入することを抑制することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの概観斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの分解斜視図である。 図3Aは、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの管軸方向における要部断面図である。 図3Bは、図3AのA−A’線における本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの断面図である。 図4は、本発明の実施の形態1に係るLEDモジュール(COBタイプ)の平面図である。 図5は、本発明の他の実施の形態に係るLEDモジュール(SMDタイプ)の斜視図である。 図6は、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大側面図である。 図7Aは、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大断面図である。 図7Bは、図7Aにおいて筐体を透過して見たときの要部拡大断面図である。 図8は、図7AのA−A’線における本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの断面図である。 図9は、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大斜視図である。 図10Aは、本発明の実施の形態2に係る直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大断面図である。 図10Bは、本発明の実施の形態2に係る直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大斜視図である。 図11は、本発明の実施の形態3に係る直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大断面図である。 図12Aは、本発明の実施の形態4に係る直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大断面図である。 図12Bは、本発明の実施の形態4に係る直管形LEDランプにおける封止部材の正面図である。 図13の(a)は、本発明の実施の形態4に係る直管形LEDランプにおける封止部材の変形例の構成を示す側面図であり、図13の(b)は、同封止部材の正面図である。 図14Aは、本発明の実施の形態5に係る直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大断面図である。 図14Bは、本発明の実施の形態5に係る直管形LEDランプにおける封止部材の正面図である。 図15は、本発明の実施の形態6に係る直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大断面図である。 図16は、本発明の実施の形態7に係る直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大断面図である。 図17Aは、本発明の実施の形態7の変形例に係る直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大断面図である。 図17Bは、本発明の実施の形態7の変形例に係る直管形LEDランプにおける口金の組み立て方法を説明するための図である。 図18は、本発明の実施の形態8に係る照明装置の概観斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係るランプ及び照明装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、工程、工程の順序などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプ1について説明する。
[ランプの全体構成]
図1を用いて、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプ1の全体構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係るランプの概観斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態1に係る直管形LEDランプ1は、従来の直管形蛍光灯に代替する照明用光源である直管形LEDランプである。直管形LEDランプ1は、LEDモジュール10と、LEDモジュール10を収納する長尺状の筐体20と、筐体20の長手方向(管軸方向)の一方の端部に設けられた第1口金である給電用口金(給電側口金)30と、筐体20の長手方向の他方の端部に設けられた第2口金である非給電用口金(非給電側口金)40と、LEDモジュール10が配置される第1基台50及び第2基台54(図1では不図示)と、LEDモジュール10に電力を供給するコネクタ60と、LEDモジュール10が発する光を所定の方向に反射する反射部材70(図1では不図示)と、第1基台50を筐体20に取り付けるための取り付け部材80(図1では不図示)と、LEDモジュール10を発光させるための点灯回路90(不図示)とを備える。なお、本実施の形態では、給電用口金30のみの片側一方から給電を行う片側給電方式が採用されている。
以下、直管形LEDランプ1の各構成部材について、図2、図3A及び図3Bを用いて詳述する。図2は、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの分解斜視図である。図3Aは、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの管軸方向における要部断面図である。図3Bは、図3AのA−A’線における本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの断面図である。
[LEDモジュール]
直管形LEDランプ1では、図2に示すように、長尺状のLEDモジュール10が筐体20の管軸方向に沿って複数配置される。ここで、各LEDモジュール10の詳細構成について、図2を参照しながら、図4を用いて説明する。図4は、本発明の実施の形態1に係るLEDモジュールの平面図である。
図4に示すように、LEDモジュール10は、LEDチップが基板上に直接実装されたCOB(Chip On Board)型の発光モジュールであって、基板11と、複数のLED(ベアチップ)12と、LED12を封止する封止部材13と、モジュール外部からLED12を発光させるための電力の供給を受ける電極端子14とを備える。なお、図示しないが、LEDモジュール10には、LED12同士を電気的に接続するとともにLED12に電力を供給するための金属配線、LED12と金属配線とを電気的に接続するための金ワイヤ、及び、LED12を保護するための保護素子等が設けられている。
基板11は、LED12を実装するための実装基板である。本実施の形態では、基板11として、筐体20の管軸方向に長尺状をなす矩形基板を用いている。図2に示すように、基板11は、LED12が実装される面である第1面(第1主面)11aと、第1面11aとは反対側の面である第2面(第2主面)11bとを有する。LED12は基板11の第1面11aにのみ実装されている。なお、後述するように、LEDモジュール10は、基板11の第2面11bと第2基台54の載置面とが接触するように、第2基台54に載置される。
基板11としては、アルミナや窒化アルミニウム等からなる透光性を有するセラミックス基板、アルミニウム合金などの金属からなるメタルベース基板、ガラス基板、又は、ガラスエポキシ基板やフレキシブル基板等、樹脂で構成された樹脂基板等を用いることができる。
LED12は、発光素子の一例であって、基板11上に実装される。図2及び図4に示すように、基板11には、複数のLED12が基板11の長手方向に沿ってライン状に一列配置されている。各LED12は、単色の可視光を発するベアチップであり、ダイアタッチ材(ダイボンド材)によって基板11上にダイボンディングされている。LED12としては、例えば通電されると青色光を発光する青色LEDチップを用いることができる。なお、本実施の形態において、筐体20内の全てのLED12は同じ光特性を有する。
複数のLED12は、金属配線又は金ワイヤ等によって、直列接続、並列接続、又は直列接続と並列接続との組み合わせ接続となるように構成することができる。
封止部材13は、光波長変換体である蛍光体を含む蛍光体含有樹脂であって、LED12からの光を所定の波長に波長変換(色変換)するとともに、LED12を樹脂封止してLED12を保護する。封止部材13は、基板11上の全てのLED12を一括封止するようにLED12の配列方向に沿って直線状に形成されている。このように、封止部材13が個々のLED12を封止するのではなく複数のLED12を一括して封止しているので、隣り合うLED12間の封止部材13からも白色光を放出させることができる。
封止部材13としては、例えばLED12が青色LEDである場合、白色光を得るために、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系の黄色蛍光体粒子をシリコーン樹脂に分散させた蛍光体含有樹脂を用いることができる。これにより、黄色蛍光体粒子は青色LEDチップの青色光によって励起されて黄色光を放出するので、封止部材13からは、励起された黄色光と青色LEDチップの青色光とによって白色光が放出される。なお、封止部材13に、シリカ等の光拡散材も含有させても構わない。
電極端子14は、LED12を発光させるための直流電力を受電してLED12に給電する給電部(外部接続端子)である。本実施の形態における電極端子14は、ソケット型に構成されており、直流電力を受電するための導電ピンを有する。当該導電ピンは、基板11上に形成された金属配線と電気的に接続されている。なお、電極端子14(ソケット)にコネクタ60の装着部61が装着されることにより、電極端子14はコネクタ60から電力の供給を受ける。
なお、本実施の形態では、COB型のLEDモジュール10を用いたが、図5に示すような表面実装(SMD:Surface Mount Device)型のLEDモジュール10Aを用いても構わない。SMD型のLEDモジュール10Aは、基板11と、基板11上に一列に実装された複数のLED素子15Aとを備える。LED素子15Aは、非透光性樹脂(白樹脂等)によって成型された容器であるパッケージ(キャビティ)16Aと、パッケージ16Aの凹部底面に実装されたLED12(LEDチップ)と、パッケージ16Aの凹部に充填され、LED12を封止する蛍光体含有樹脂である封止部材13と、金属配線等とを備える。なお、図示しないが、複数のLED素子15Aは、基板11上にパターン形成された金属配線等によって互いに電気的に接続されるとともに電極端子14と電気的に接続されている。
[筐体]
筐体20は、透光性を有する直管(チューブ)であり、図2に示すように、両端部に開口を有する長尺筒状の外郭部材(挿通管)である。筐体20には、LEDモジュール10、第1基台50、第2基台54、及び点灯回路90等が収納される。
筐体20は、透光性材料によって構成することができ、ガラス管(ガラスバルブ)又はプラスチック管等を用いることができる。例えば、筐体20として、シリカ(SiO2)が70〜72[%]のソーダ石灰ガラスによって構成された直管(ガラス管)、又は、アクリルやポリカーボネート等の樹脂材料からなる直管(プラスチック管)を用いることができる。
また、筐体20が、LEDモジュール10からの光を拡散させるための光拡散機能を有する光拡散部を備えるように構成してもよい。これにより、LEDモジュールから放射された光を、筐体20を通過する際に拡散させることができる。光拡散部としては、例えば、筐体20の内面又は外面に形成された光拡散シート又は光拡散膜等がある。具体的には、シリカや炭酸カルシウム等の光拡散材(微粒子)を含有する樹脂や白色顔料を筐体20の内面又は外面に付着させることで、乳白色の光拡散膜を形成することができる。その他の光拡散部として、筐体20の内部又は外部に設けられたレンズ構造物、あるいは、筐体20に形成された凹部又は凸部がある。例えば、筐体20の内面又は外面にドットパターンを印刷したり、筐体20の一部を加工したりすることで、筐体20に光拡散機能(光拡散部)を持たせることもできる。あるいは、筐体20そのものを、光拡散材が分散された樹脂材料等を用いて成形することで、筐体20に光拡散機能(光拡散部)を持たせることもできる。
なお、筐体20としては、気密性の確保を容易にするために、一体成型された非分割型の筐体を用いることが好ましいが、径方向の断面形状が略半球状となっている半割り構造の分割型筐体を用いてもよい。但し、筐体20として分割型筐体を用いる場合は、筐体20の気密性を確保するとよい。また、筐体20は、必ずしも円筒状である必要はなく、角筒状とすることもできる。
[給電用口金]
給電用口金(第1口金)30は、LEDモジュール10に電力を供給するための口金であって、LEDモジュール10のLED12を点灯させるための電力をランプ外部から受ける。給電用口金30は、略有底円筒形状に構成されており、筐体20の長手方向の一方を蓋するように設けられる。本実施の形態における給電用口金30は、図2に示すように、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等の合成樹脂からなる給電用口金本体31と、真ちゅう等の金属材料からなる一対の給電ピン32とからなる。
給電用口金30は、当該給電用口金30の軸方向に沿って複数に分割可能に構成されている。本実施の形態における給電用口金本体31は、筐体20の管軸を通る平面を分割面として上下半分に分解可能に構成されており、第1給電用口金本体部311と第2給電用口金本体部312とによって構成される。なお、給電用口金30は、給電ピン32を点灯回路90のソケットにリード線を介して電気的に接続した後に、第1給電用口金本体部311及び第2給電用口金本体部312で給電ピン32と筐体20の端部と第2基台54とを挟み込んだ状態で、第1給電用口金本体部311と第2給電用口金本体部312とをネジ止めすることにより、筐体20の端部に取り付けられる。
一対の給電ピン32は、給電用口金本体31の底部から外方に向かって突出するように構成されており、LEDモジュール10のLED12を点灯させるため、照明器具等の外部機器から所定の電力を受ける受電ピンとして機能する。例えば、給電用口金30を照明器具のソケットに装着させることによって、一対の給電ピン32は照明器具に内蔵された電源装置から直流電力を受ける状態となる。なお、一対の給電ピン32は、リード線によって筐体20内の点灯回路90と接続されており、一対の給電ピン32が受電した直流電力は点灯回路90に供給される。
[非給電用口金]
非給電用口金40は、ランプの他端において照明器具のソケットに係止され、ランプ本体を支持する。非給電用口金40は、略有底円筒形状に構成されており、筐体20の長手方向の他方の端部を蓋するように設けられる。本実施の形態における非給電用口金40は、図2に示すように、PBT等の合成樹脂からなる非給電用口金本体41と、真ちゅう等の金属材料からなる1本の非給電ピン42とからなる。
非給電用口金40は、給電用口金30と同様に、非給電用口金40の軸方向に沿って複数に分割可能に構成されている。本実施の形態における非給電用口金本体41は、筐体20の管軸を通る平面を分割面として上下半分に分解可能に構成されており、第1非給電用口金本体部411と第2非給電用口金本体部412とによって構成される。なお、非給電用口金40は、接続部材43によって非給電ピン42を第1基台50に取り付けた後に、第1非給電用口金本体部411及び第2非給電用口金本体部412で非給電ピン42と筐体20の端部と第2基台54とを挟み込んだ状態で、第1非給電用口金本体部411と第2非給電用口金本体部412とをネジ止めすることにより、筐体20の端部に取り付けられる。
非給電ピン42は、非給電用口金本体41の底部から外方に向かって突出するように構成される。
なお、非給電用口金40にアース機能を持たせても構わない。この場合、非給電ピン42は、アースピンとして機能し、照明器具を介して接地される。
[基台]
第1基台50及び第2基台54は、いずれも金属製であり、LEDモジュール10で発生する熱を放熱するヒートシンクとして機能するとともに、LEDモジュール10を載置及び固定するための基台として機能する。
第1基台50は、ヒートシンクの外郭を構成する部材であり、図2に示すように、筐体20の全長とほぼ同じ長さの長尺状に構成されている。第1基台50は、例えば、亜鉛めっき鋼板等の金属板を折り曲げ加工等することによって形成することができる。
第1基台50は、長尺状の底部(底板部)と、第1壁部51及び第2壁部52とを有する。第1壁部51及び第2壁部52は、底部における第1基台50の短手方向(基板11の幅方向)の両端部に形成され、当該第1基台50の短手方向においてLEDモジュール10の基板11の両側面を挟むように構成されている。すなわち、第1壁部51は、基板11の一方の側面に対面し、第2壁部52は、基板11の他方の側面に対面するように形成されている。第1壁部51及び第2壁部52は、第1基台50を構成する金属板を折り曲げ加工することによって衝立状に形成されている。図3Bに示すように、LEDモジュール10の基板11は第1壁部51と第2壁部52とによって挟持されており、LEDモジュール10は、第1壁部51と第2壁部52とによって基板11の短手方向の動きが規制された状態で第1基台50に配置される。
また、図2及び図3Bに示すように、第1壁部51には、当該第1壁部51から第2壁部52に向かって突出する複数の第1突出部51aが形成されている。同様に、第2壁部52には、当該第2壁部52から第1壁部51に向かって突出する複数の第2突出部52aが形成されている。図3Bに示すように、第1突出部51a及び第2突出部52aは、LEDモジュール10における基板11の第1面11aにおいて係止するような係止爪として構成されている。これにより、LEDモジュール10(基板11)は、基板11の第1面11aに対して垂直な方向における動きが規制され、第1突出部51aと第2突出部52aとによって当該LEDモジュール10が上方に飛び出さないようにして第1基台50に固定されている。
また、図3Aに示すように、第1基台50の底部には、第2基台54を付勢するための付勢部53が形成されている。付勢部53は、例えば第1基台50を構成する金属板の一部を切り起こして形成された板バネとして形成することができる。このように構成された付勢部53は、反射部材70に当接するように構成されており、板バネの弾性力による付勢によって反射部材70(第2基台54)に対して押圧を付与している。これにより、LEDモジュール10(基板11)は、第1突出部51a及び第2突出部52aと付勢部53との間において押圧を受けた状態で保持される。
第2基台54は、長尺状の基板からなり、第1基台50とLEDモジュール10の基板11との間に配置される中板ヒートシンクである。第2基台54には、LEDモジュール10(基板11)が載置される。すなわち、第2基台54と基板11の第2面11bとが接触した状態で、LEDモジュール10は第2基台54に配置される。なお、第2基台54には、LEDモジュール10の他に点灯回路90も載置される。
なお、第2基台54は、金属等の高熱伝導性材料によって構成することが好ましく、本実施の形態では、熱伝導率が237[W/m・K]であるアルミニウムによって構成されたアルミ板を用いた。
[コネクタ]
コネクタ60は、隣り合うLEDモジュール10同士を電気的に接続する導電線であり、LEDモジュール10の電極端子14に装着される装着部(コネクタ部)61と、電極端子14を介してLEDモジュール10に供給する電力を通すための電力供給線62とを有する。
装着部61は、電力供給線62の両端部に設けられており、電極端子14と嵌合するように構成された略矩形状の樹脂成形部と、当該樹脂成形部に設けられた導電部とからなる。また、電力供給線62は、ハーネスと呼ばれるリード線によって構成されている。本実施の形態において、コネクタ60は直流電力を通すように構成されており、電力供給線62は、高圧側供給線と低圧側供給線とからなる。
なお、給電用口金30に最も近いLEDモジュール10と点灯回路90とがコネクタ60によって電気的に接続されることで、点灯回路90からLEDモジュール10へと直流電力が供給される。また、隣り合うLEDモジュール10同士も、コネクタ60を介して一方のLEDモジュール10から他方のLEDモジュールへと電力が供給される。
[反射部材]
図2に示すように、反射部材70は、ランプの光取り出し効率を向上させるために、LEDモジュール10が発する光を一定の方向に反射するように構成されている。反射部材70は、電気絶縁性及び光反射性を有する材料によって構成されており、例えば、二軸延伸ポリエステル(PET)フィルム等からなる絶縁反射シートを加工することによって構成することができる。
本実施の形態において、反射部材70は、断面コの字状に加工されており、第1基台50における第1壁部51の内面と面接触する第1反射面部と、第2壁部52の内面に面接触する第2反射面部とを有する。これにより、LEDモジュール10からの光は、反射部材70の第1反射面部及び第2反射面部によって反射される。
また、反射部材70は、第1基台50と第2基台54との間に配置される。具体的に、反射部材70は、第1基台50の段差部に載置されており、反射部材70の第1基台50側の面は第1基台50の付勢部53(不図示)の弾性力によって付勢されている。
[取り付け部材]
図3Aに示すように、第1基台50の底部には形成された開口には、取り付け部材80が取り付けられている。取り付け部材80は、第1基台50が第1基台50の長手方向に対して可動する状態で第1基台50に取り付けられている。
取り付け部材80は、第1基台50の底部に形成された開口に掛合する掛合片81と、筐体20の内面側に対向する凹部82とを有する。
掛合片81は、第1基台50の長手方向において、第1基台50の底部における開口の縁部とは隙間をあけて配置されるとともに、当該開口の縁部に掛合するようにして構成されている。具体的に、掛合片81は、第1基台50の底部の筐体20側の面に引っ掛かるようにしてフック状に形成されている。また、図3Bに示すように、取り付け部材80の凹部82にはシリコーン樹脂等の接着剤83が充填されており、この接着剤83によって取り付け部材80と筐体20とが接着固定される。
このように、取り付け部材80は、筐体20に対しては接着固定されているが、第1基台50に対しては可動であり、取り付け部材80は第1基台50に対して摺動するように構成されている。本実施の形態では、取り付け部材80の掛合片81と第1基台50とが摺動するように構成されている。
[点灯回路]
点灯回路90は、LEDモジュール10におけるLED12の点灯状態を制御するためのLED点灯回路(LED制御回路)であって、入力された直流電力を整流等してLED12に通電するための所望の電圧を出力する回路を備える。図2に示すように、本実施の形態において、点灯回路90は、回路基板90aと、回路基板90aに実装された複数の回路素子からなる回路素子群90bとを備える。
回路基板90aは、実装された電子部品を互いに配線するための所定の配線パターン(不図示)が形成されたプリント基板であり、例えばガラスエポキシ基板等を用いることができる。
回路素子群90bは、LEDモジュール10のLED12を点灯させるための複数の回路素子によって構成される。回路素子群90bは、例えば入力された直流電力を整流するダイオードブリッジ回路(整流回路)及びヒューズ素子等によって構成される。回路素子群90bとしては、その他必要に応じて、抵抗、コンデンサ、コイル、ダイオード又はトランジスタ等を用いてもよい。
また、点灯回路90は、給電用口金30に設けられた一対の給電ピン32から直流電力を受電する入力ソケット90c(入力部)と、LEDモジュール10に対して直流電力を出力する出力ソケット90d(出力部)とを備える。入力ソケット90cには、リード線を介して一対の給電ピン32と電気的に接続された入力コネクタ端子が差し込まれる。また、出力ソケット90dには、リード線を介してLEDモジュール10と電気的に接続された出力コネクタ端子が差し込まれる。なお、入力ソケット90c及び出力ソケット90dとは、回路基板90aに形成された配線パターンによって回路素子群90bの回路素子と電気的に接続されている。
このように構成される点灯回路90は、第2基台54上に載置され、点灯回路カバー91によって覆われる。点灯回路カバー91は絶縁樹脂によって構成されており、点灯回路90を保護する。
以上のように構成される直管形LEDランプ1において、LEDモジュール10、第1基台50、第2基台54、コネクタ60、反射部材70、取り付け部材80、点灯回路90、点灯回路カバー91、給電ピン32及び非給電ピン42は、長尺状の光源モジュールとして一体化される。すなわち、各構成部材が一体化された光源モジュールは、各構成部材同士の電気的及び物理的な接続が完了した状態である。そして、この光源モジュールを筐体20に挿通させた後に、給電用口金本体31及び非給電用口金本体41を筐体20の両端部のそれぞれに取り付けることにより、直管形LEDランプ1が完成する。
次に、図6〜図9を用いて、本実施の形態に係る直管形LEDランプ1の特徴構成について、本発明に至った経緯も含めて説明する。
図6〜図9は、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの要部拡大図である。図6は、同直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大側面図である。図7Aは、同直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大断面図であり、図7Bは、図7Aにおいて筐体を透過して見たときの要部拡大断面図である。図8は、図7AのA−A’線における断面図である。図9は、同直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大斜視図である。なお、本実施の形態において、筐体20の管軸方向(長手方向)をX軸方向とし、X軸と直交する方向(LEDモジュール10の基板11の短手方向)をY軸方向とし、X軸及びY軸に直交する方向をZ軸方向とする。
図6に示すように、給電用口金30は、筐体20の長手方向の端部を覆うように設けられている。また、給電用口金30は、図7Aに示すように、筐体20の端部と重なり合うようにして筐体20の端部に配設されている。
ここで、給電用口金30及び筐体20にはそれぞれ寸法公差が設定されているので、実際に製造された給電用口金30及び筐体20には、それぞれ製造ばらつきがある。このため、給電用口金30と筐体20との間には隙間が存在することがある。つまり、給電用口金30と筐体20とが重なる領域に隙間が存在することがある。特に、ガラス部材は外径のばらつきが大きいことから、樹脂部材よりも寸法公差を大きく設定しておかなければならない。このため、ガラス製の筐体20を用いると、給電用口金30と筐体20との間には、意図せずに隙間が発生してしまう。
具体的には、図7Aに示すように、樹脂製の給電用口金30の内径がガラス製の筐体20の外径よりも大きくなってしまい、給電用口金30と筐体20との間には隙間が発生する。つまり、給電用口金30の内面と筐体20の外面との間の空間が隙間となって存在することになる。
図7Aでは、給電用口金30の開口端部において、給電用口金30の内径(D1)が筐体20の外径(D2)よりも大きくなっており、給電用口金30と筐体20との間には、給電用口金30(筐体20)の径方向(Y軸方向)に距離d(=D1−D2)の隙間が存在する。本実施の形態において、距離dは、給電用口金30の開口端部において、筐体20の管軸(X軸)に対して垂直な方向(Y軸)における給電用口金30と筐体20との間の距離である。
なお、本実施の形態において、給電用口金30及び非給電用口金40は、PBT製とし、それぞれその内径D1(mm)は、D1=27.5±0.4(Min=27.1mm)である。また、本実施の形態において、筐体20は、ガラス管とし、その外径D2(mm)は、D2=25.5±1.5(Max=27.0mm)としている。したがって、この場合、距離dは、最大で3.9mm(27.9mm−24.0mm)、最小でも0.1mm(27.1mm−27.0mm)となり、給電用口金30と筐体20との間には少なくとも0.1mmの隙間が生じる。
このように、給電用口金30と筐体20との間に隙間が存在すると、この隙間から、LEDモジュール10が発する光の波長に引き寄せられた虫が筐体20内に侵入したり、大気中のホコリや水分が筐体20内に入り込んだりする。この結果、筐体20内に入った虫やホコリ、水分によって、配線等がショートしたり、筐体20内の電子部品が劣化したりするという問題がある。また、侵入した虫が筐体20内で動き回ったり、その死骸(黒い粒々)によって見栄えが悪くなったりするという問題がある。
特に、LEDは長寿命であって長期間ランプ交換が不要であるので、LEDランプでは、時間の経過とともに、筐体20内に、虫やホコリ、水分が、どんどん蓄積されていく。このため、LEDランプでは、虫やホコリ、水分の浸入による上記問題が致命的になりかねない。
なお、この問題は、非給電用口金40でも同様であり、樹脂製の非給電用口金40と筐体20との間には隙間が発生する。
そこで、本実施の形態では、給電用口金30と筐体20との間の隙間を封止(シール)するために、当該隙間に封止部材(シール部材)313を設けている。つまり、封止部材313によって、給電用口金30と筐体20との間の隙間を封止している。以下、この構成について詳細に説明する。なお、非給電用口金40についても同様であるので、以下、給電用口金30についてのみ説明する。
図7A及び図7Bに示すように、給電用口金30は、当該給電用口金30の円筒部分の周方向に沿って当該給電用口金30の内面に設けられた2つの凸部31aを有する。本実施の形態における2つの凸部31aの各々は、給電用口金本体31(第1給電用口金本体部311、第2給電用口金本体部312)の一部であって、給電用口金本体31の内面全周に凸状に設けられている。2つの凸部31aは、X軸方向に一定の間隔をあけて設けられており、2つの凸部31aの間は第1溝部31bとなっている。つまり、第1溝部31bは、2つの凸部31a同士の間の凹状の領域(凹部)である。したがって、第1溝部31bは、給電用口金30の内面全周に設けられている。
また、図7Bに示すように、給電用口金30には、当該給電用口金30の筒軸(X軸)と平行な方向に沿って、第1溝部31bと連続して設けられた第2溝部31cが設けられている。第2溝部31cは、2つの凸部31aのうち給電ピン32に近い方の凸部31aの一部を給電ピン32側に開放するように当該凸部31aをL字状に屈曲かつ延設させることによって形成することができる。つまり、第2溝部31cは、第1溝部31bと連通するように形成されており、給電ピン32に近い方の凸部31aの屈曲させた部分同士の間の領域である。この凸部31aを屈曲させて延設させた2つの部分のうちの一方は、第1給電用口金本体部311に形成されており、他方は第2給電用口金本体部312に形成されている。すなわち、第2溝部31cは、第1給電用口金本体部311と第2給電用口金本体部312との境目(分割部分)に跨がるように形成されている。
なお、給電用口金30には、当該給電用口金30と筐体20とを位置決めするための凸部31dが設けられている。例えば、筐体20の開口端部を凸部31dに当接させることによって、給電用口金30と筐体20との相対的な位置を決定することができる。
そして、本実施の形態では、図7A、図7B及び図8に示すように、給電用口金本体31(給電用口金30)の内面と筐体20の外面との間の隙間のうち、少なくとも給電用口金30(筐体20)の径方向(YZ平面)の全隙間を埋めるように封止部材313が形成されている。つまり、封止部材313は、給電用口金本体31(給電用口金30)の内面と筐体20の外面との間の隙間を密封する密封部材であって、筐体20の周方向の全周に形成されている。本実施の形態において、封止部材313は、第1溝部31bに沿って給電用口金30の周方向の全周に形成されている。このように、給電用口金30と筐体20との間の隙間が密閉されているので、給電用口金30と筐体20との間の隙間を介して、筐体20内に虫やホコリ、水分が浸入することを抑制することができる。
本実施の形態における封止部材313は、シリコーン樹脂からなる接着剤である。なお、封止部材313の材料としては、虫やホコリ、水分の通過を阻止できる材料であればよく、給電用口金30と筐体20との間の隙間を気密封止できる材料を用いることが好ましい。なお、封止部材313としては、シリコーン樹脂の他に、エポキシ樹脂やセメント等の接着剤を用いることもできる。
封止部材313の具体的な塗布方法としては、まず、ディスペンサによって、第1給電用口金本体部311の第1溝部31bに沿って、凸部31aの高さよりも高くなるように、かつ、第1溝部31b内に隙間なく、封止部材313を塗布する。また、第2給電用口金本体部312についても同様に、第2給電用口金本体部312の第1溝部31bに沿って、凸部31aの高さよりも高くなるように、かつ、第1溝部31b内に隙間なく、封止部材313を塗布する。
その後、第1給電用口金本体部311及び第2給電用口金本体部312によって給電ピン32と筐体20の端部と第2基台54とを挟み込んだ状態で、第1給電用口金本体部311と第2給電用口金本体部312とをネジ止めすることにより、第1給電用口金本体部311及び第2給電用口金本体部312と筐体20とを固定する。これにより、給電用口金30と筐体20との間の隙間が封止部材313によって密封される。
このとき、本実施の形態では、図8に示すように、給電用口金30と筐体20との間の空間のうち給電用口金30の径方向の空間には隙間なく封止部材313を形成するために、上述のように第1溝部31bからはみ出すように封止部材313を多めに塗布している。
このため、余分な封止部材313がLEDモジュール10側に大きく漏れ出して、給電用口金30で覆われていない部分の筐体20にまで封止部材313が形成されてしまい、この漏れ出した封止部材313によってランプの外観を見苦しくしたり、ゴミを付着させたりする場合がある。
そこで、本実施の形態では、給電ピン32側が開放するように第2溝部31cを設けている。これにより、封止部材313を多めに塗布した場合でも、第2溝部31cを利用して余分な封止部材313を給電ピン32側に逃がすことができる。具体的には、封止部材313が塗布された第1給電用口金本体部311及び第2給電用口金本体部312と筐体20等とを挟み込んだときに、第1溝部31bからはみ出した余分な封止部材313を第2溝部31cに誘導させることができる。
これにより、余分な封止部材313を給電ピン32側に逃がすことができるので、余分な封止部材313が筐体20の外表面に漏れ出すことを抑制することができる。したがって、余分な封止部材313によってランプの外観を見苦しくしたり、ゴミを付着させたりすることを抑制することができる。
また、本実施の形態において、第1給電用口金本体部311と第2給電用口金本体部312とが分割されて構成されている。この場合、第1給電用口金本体部311と第2給電用口金本体部312とのわずかな隙間(分割部分)から水分等が浸入してくる場合がある。
そこで、本実施の形態では、図8及び図9に示すように、第1給電用口金本体部311と第2給電用口金本体部312との境目に第2溝部31cを形成している。これにより、第2溝部31cに余分な封止部材313に誘導することで、第1給電用口金本体部311と第2給電用口金本体部312との境目の隙間をも封止することができる。したがって、第1給電用口金本体部311と第2給電用口金本体部312とのわずかな隙間から水分等が浸入することを抑制することができる。なお、第1給電用口金本体部311と第2給電用口金本体部312との境目(隙間)から水分等が浸入することを抑制するために、余分な封止部材313を第2溝部31cに逃がすのではなく、積極的に第2溝部31cに封止部材313を塗布しても構わない。
以上、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプ1によれば、給電用口金30と筐体20との間の隙間、及び、非給電用口金40と筐体20との間の隙間が、封止部材313によって封止されている。これにより、虫やホコリ、水分が、給電用口金30と筐体20との間の隙間から筐体20内に浸入することを抑制することができる。したがって、筐体20内に侵入した虫やホコリ、水分によって、配線等がショートしたり、筐体20内の電子部品が劣化したりすることを抑制することができる。また、侵入した虫が筐体20の中で動き回ったり、その死骸によって見栄えが悪くなったりすることも抑制できる。
また、本実施の形態では、給電用口金30(非給電用口金40)と筐体20との間の隙間を密封する封止部材313として、流動性を有する接着剤を用いている。これにより、給電用口金30、非給電用口金40及び筐体20における径寸法ばらつきや軸ズレを容易に吸収することができる。
つまり、給電用口金30、非給電用口金40及び筐体20は、設計寸法に公差があるので、各成形品には径寸法のばらつきがある。したがって、給電用口金30(非給電用口金40)と筐体20との間の隙間はランプごとに異なっている。そこで、本実施の形態のように、隙間を密封する封止部材313として流動性を有する接着剤を用いることにより、ランプごとに隙間(距離d)のばらつきがあったとしても、このランプごとの隙間のばらつきを吸収することができる。また、給電用口金30、非給電用口金40及び筐体20を組み合わせる際に、お互いの軸がずれて管軸に垂直な面において距離dが一様になっていない場合がある。つまり、周方向において距離dが大きい箇所と小さい箇所とが存在する場合がある。そこで、本実施の形態のように、隙間を密封する封止部材313として流動性を有する接着剤を用いることにより、1ランプ内における周方向の隙間(距離d)のばらつきを吸収することができる。
このように、本実施の形態に係る直管形LEDランプによれば、気密性、防水性及び防湿性に優れた直管形LEDランプを実現することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る直管形LEDランプについて、図10A及び図10Bを用いて説明する。図10Aは、本発明の実施の形態2に係る直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大断面図であり、図10Bは、同直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大斜視図である。
本実施の形態に係る直管形LEDランプは、実施の形態1に係る直管形LEDランプ1に対して、給電用口金及び非給電用口金における封止部材の形成位置が異なる。
図10A及び図10Bに示すように、本実施の形態における給電用口金30Aでは、封止部材314が、筐体20の外面と給電用口金30Aとを跨ぐように、給電用口金30A(筐体20)の周方向の全周に形成されている。
封止部材314は、実施の形態1と同様に、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂又はセメント等の接着剤を用いることができる。
封止部材314の具体的な塗布方法としては、まず、ネジ止めなど他の固定方法により給電用口金30Aを筐体20に取り付けた後に、給電用口金30Aの開口端縁と筐体20の外面との間の隙間(給電用口金30と筐体20との境界部分)を埋めるようにして、ディスペンサによって、シリコーン樹脂等の接着剤からなる封止部材314を塗布する。例えば、ディスペンサを筐体20(給電用口金30)の周方向に1周させて、筐体20の外面と給電用口金30Aとの境界部分を覆うようにして封止部材314を塗布する。
次に、必要に応じて、刷毛等によって、塗布した封止部材314を、給電用口金30の開口端縁と筐体20の外面との間の隙間の奥に押し込むことで、封止部材314を当該隙間に埋め込む。その後、さらに必要に応じて、隙間部分から筐体20の露出面にはみ出している封止部材314を拭き取る。
以上、本発明の実施の形態2に係る直管形LEDランプによれば、実施の形態1と同様に、給電用口金30Aと筐体20との間の隙間が封止部材314によって封止されている。これにより、虫やホコリ、水分が、給電用口金30Aと筐体20との間の隙間から筐体20内に浸入することを抑制することができる。
また、本実施の形態によれば、給電用口金30A(非給電用口金)と筐体20との間の隙間を密封する封止部材314として流動性を有する接着剤を用いているので、実施の形態1と同様に、給電用口金30A(非給電用口金)及び筐体20における径寸法ばらつきや軸ズレを容易に吸収することができる。
なお、非給電用口金においても給電用口金30Aと同様の構成とすることができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3に係る直管形LEDランプについて、図11を用いて説明する。図11は、本発明の実施の形態3に係る直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大断面図である。
本実施の形態に係る直管形LEDランプは、実施の形態1に係る直管形LEDランプ1に、さらに、実施の形態2における封止部材314の構成を付加したものである。
すなわち、図11に示すように、本実施の形態における給電用口金30Bには、2つの封止部材313、314が設けられている。
封止部材(第1封止部材)313は、周方向に形成された第1溝部31bに沿って給電用口金30Bの周方向の全周に形成されており、給電用口金本体31(給電用口金30B)の内面と筐体20の外面との間の隙間を給電用口金30Bの周方向において密封している。
また、封止部材(第2封止部材)314は、筐体20の外面と給電用口金30Bとを跨ぐように、給電用口金30B(筐体20)の周方向の全周に形成されている。
封止部材313及び314は、実施の形態1、2と同様に、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂又はセメント等の接着剤を用いることができる。
封止部材313及び314の具体的な塗布方法としては、まず、実施の形態1と同様に、封止部材313を給電用口金30Bに塗布して、第1給電用口金本体部311と第2給電用口金本体部312とをネジ止めすることによって、第1給電用口金本体部311及び第2給電用口金本体部312と筐体20とを固定する。その後、実施の形態2と同様に、筐体20の外面と給電用口金30Bとの境界部分の全周を覆うようにして封止部材314を塗布する。その後、必要に応じて、封止部材314を隙間の奥に押し込んだり、筐体20の露出面にはみ出している封止部材314を拭き取ったりしてもよい。
以上、本発明の実施の形態3に係る直管形LEDランプによれば、給電用口金30Bと筐体20との間の隙間が2つの封止部材313及び314によって二重に封止されている。これにより、実施の形態1、2と比べて、虫やホコリ、水分が、給電用口金30Bと筐体20との間の隙間から筐体20内に浸入することを一層抑制することができる。
また、本実施の形態によれば、給電用口金30B(非給電用口金)と筐体20との間の隙間を密封する封止部材313及び314として流動性を有する接着剤を用いているので、実施の形態1、2と同様に、給電用口金30B(非給電用口金)及び筐体20における径寸法ばらつきや軸ズレを容易に吸収することができる。
なお、非給電用口金においても給電用口金30Bと同様の構成とすることができる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4に係る直管形LEDランプについて、図12A及び図12Bを用いて説明する。図12Aは、本発明の実施の形態4に係る直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大断面図であり、図12Bは、同直管形LEDランプにおける封止部材の正面図である。
本実施の形態に係る直管形LEDランプは、実施の形態1に係る直管形LEDランプ1に対して、封止部材の材料が異なる。
本実施の形態における封止部材315は、図12A及び図12Bに示すように、金属からなる環状部材である。封止部材315は、例えば、ステンレス製のOリングを用いることができる。本実施の形態では、封止部材315として、外径が28.0mm、内径が27.0mm、幅が5.0mmのSUS304からなるOリングに接着剤を付着させたものを用いた。
また、本実施の形態における給電用口金30Cにおいて、封止部材315は、周方向に形成された第1溝部31bに沿って給電用口金30Cの周方向の全周に形成されており、給電用口金本体31(給電用口金30C)の内面と筐体20の外面との間の隙間を給電用口金30Cの周方向において密封している。つまり、封止部材315は、給電用口金本体31の内面と筐体20の外面との間の隙間のうち給電用口金30の径方向の全隙間を埋めるように構成されている。
以上、本発明の実施の形態4に係る直管形LEDランプによれば、給電用口金30Cと筐体20との間の隙間が封止部材315によって封止されている。これにより、虫やホコリ、水分が、給電用口金30Cと筐体20との間の隙間から筐体20内に浸入することを抑制することができる。
なお、非給電用口金においても給電用口金30Cと同様の構成とすることができる。
また、本実施の形態における封止部材315は、実施の形態3における封止部材(第1封止部材)313にも適用することができる。この場合、封止部材(第1封止部材)313は金属からなる環状部材であり、封止部材(第2封止部材)314は、樹脂からなる接着剤である。
(実施の形態4の変形例)
また、実施の形態4において、図13に示すような構成の封止部材315Aを用いることもできる。図13は、実施の形態4における封止部材の変形例の構成を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。図13に示すように、封止部材315Aは、図12Bに示す封止部材315に切り欠き部315Aaを設けたものである。切り欠き部315Aaは、封止部材315の一部を切断することによって形成された間隙である。
このように、切り欠き部315Aaを有する封止部材315Aを用いることによって、筐体20の外径の寸法ばらつきを切り欠き部315Aaによって吸収することができる。特に、筐体20がガラス管の場合は寸法ばらつきが大きいので、切り欠き部315Aaを有する封止部材315Aを用いることが好ましい。
但し、この場合、切り欠き部315Aaから虫やホコリ、水分が侵入することを抑制するために、給電用口金本体31(第1給電用口金本体部311及び第2給電用口金本体部312)と筐体20とが固定されたときに、切り欠き部315Aaにおける対向端部同士が接触して切り欠き部315Aa(隙間)がなくなるように構成することが好ましい。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5に係る直管形LEDランプについて、図14A及び図14Bを用いて説明する。図14Aは、本発明の実施の形態5に係る直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大断面図であり、図14Bは、同直管形LEDランプにおける封止部材の正面図である。
本実施の形態に係る直管形LEDランプは、実施の形態1に係る直管形LEDランプ1に対して、封止部材の材料が異なる。
本実施の形態における封止部材316は、図14A及び図14Bに示すように、樹脂からなる環状部材である。封止部材316は、例えば、ゴム等の弾性部材を用いることができ、本実施の形態では、樹脂製のOリング(パッキン)に接着剤を付着させたものを用いている。
また、本実施の形態における給電用口金30Dにおいて、封止部材316は、周方向に形成された第1溝部31bに沿って給電用口金30Dの周方向の全周に形成されており、給電用口金本体31(給電用口金30D)の内面と筐体20の外面との間の隙間を給電用口金30Dの周方向において密封している。つまり、封止部材316は、実施の形態4と同様に、給電用口金本体31の内面と筐体20の外面との間の隙間のうち給電用口金30Dの径方向の全隙間を埋めるように構成されている。
以上、本発明の実施の形態5に係る直管形LEDランプによれば、給電用口金30Dと筐体20との間の隙間が封止部材316によって封止されている。これにより、虫やホコリ、水分が、給電用口金30Dと筐体20との間の隙間から筐体20内に浸入することを抑制することができる。
なお、非給電用口金においても給電用口金30Dと同様の構成とすることができる。
また、本実施の形態における封止部材316は、実施の形態3における封止部材(第1封止部材)313にも適用することができる。この場合、封止部材(第1封止部材)313は樹脂からなる環状部材であり、封止部材(第2封止部材)314は、樹脂からなる接着剤である。
また、本実施の形態においても、図13と同様に、封止部材316の一部に切り欠き部を設けても構わない。これにより、切り欠き部によって、筐体20の外径の寸法ばらつきを吸収することができる。但し、この場合も同様に、給電用口金本体31と筐体20とが固定されたときに、切り欠き部(隙間)がなくなるように構成することが好ましい。
(実施の形態6)
次に、本発明の実施の形態6に係る直管形LEDランプについて、図15を用いて説明する。図15は、本発明の実施の形態6に係る直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大断面図である。
本実施の形態に係る直管形LEDランプは、実施の形態1に係る直管形LEDランプ1に対して、筐体の構造、給電用口金(非給電用口金)の構造及び封止部材の材料が異なる。
本実施の形態における筐体20Eは、凹部20Eaを備える。凹部20Eaは、筐体20Eの長手方向の端部の外面に形成されるとともに、筐体20Eの円筒の周方向の全周に形成されている。
また、本実施の形態における給電用口金30Eは、凹部31eを備える。凹部31eは、給電用口金本体31(第1給電用口金本体部311、第2給電用口金本体部312)の内面に形成されるとともに、給電用口金本体31の周方向の全周に形成されている。なお、給電用口金30Eの凹部31eは、筐体20Eの凹部20Eaに対向するようにして形成されている。
また、本実施の形態における封止部材317は、実施の形態5と同様に、樹脂からなる環状部材であって、例えば、樹脂製のOリング(パッキン)に接着剤を付着させたものである。封止部材317は、筐体20Eの凹部20Eaと給電用口金30Eの凹部31eとの間に挟まれるように配置されている。また、封止部材317は、凹部20Ea及び凹部31eに沿って、筐体20E(給電用口金30E)の周方向の全周に形成されており、給電用口金本体31(給電用口金30E)の内面と筐体20の外面との間の隙間を給電用口金30Eの周方向において密封している。つまり、封止部材317は、給電用口金本体31の内面と筐体20Eの外面との間の隙間のうち給電用口金30Eの径方向の全隙間を埋めるように構成されている。
以上、本発明の実施の形態6に係る直管形LEDランプによれば、給電用口金30Eと筐体20Eとの間の隙間が封止部材317によって封止されている。これにより、虫やホコリ、水分が、給電用口金30Dと筐体20との間の隙間から筐体20内に浸入することを抑制することができる。
しかも、本実施の形態では、封止部材317が筐体20Eの凹部20Ea及び給電用口金30Eの凹部31eのそれぞれと嵌合しているので、給電用口金30Eと筐体20Eとの間の隙間を、より一層気密封止することができる。
なお、非給電用口金においても給電用口金30Eと同様の構成とすることができる。
(実施の形態7)
次に、本発明の実施の形態7に係る直管形LEDランプについて、図16を用いて説明する。図16は、本発明の実施の形態7に係る直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大断面図である。
本実施の形態に係る直管形LEDランプは、実施の形態1に係る直管形LEDランプ1に対して、給電用口金(非給電用口金)の構造が異なる。
図16に示すように、本実施の形態における給電用口金30Fでは、第1給電用口金本体部311と第2給電用口金本体部312とを結合するために、第2給電用口金本体部312に係止爪31fが設けられている。なお、図示しないが、第1給電用口金本体部311には、係止爪31fが係止される係止穴が設けられている。係止爪31fは、第1給電用口金本体部311と第2給電用口金本体部312とを結合する際に、第1給電用口金本体部311と第2給電用口金本体部312とを跨ぐように構成されており、第1給電用口金本体部311の係止穴に係止する凸部を有する。
以上、本発明の実施の形態7に係る直管形LEDランプによれば、実施の形態1の効果に加えて、第1給電用口金本体部311と第2給電用口金本体部312とを容易に組み立てることができるという効果を奏する。
なお、本実施の形態における給電用口金30Fの構成は、非給電用口金にも適用することができる。また、本実施の形態における給電用口金30Fの構成は、実施の形態2〜6にも適用することができる。
(実施の形態7の変形例)
また、実施の形態7において、給電用口金を図17Aに示すような構成とすることもできる。図17Aは、本発明の実施の形態7の変形例に係る直管形LEDランプの給電側端部における要部拡大断面図である。
図16に示す給電用口金30Fでは係止爪31fが筐体20側の凸部31aの近傍に形成されており、給電ピン32側の凸部31a(特にL字部分の箇所)の周辺に段差が生じている。この段差によって、シリコーン樹脂等の封止部材313が乗りにくくなる。
そこで、本変形例における給電用口金30Gでは、図17Aに示すように、係止爪31fを給電ピン32側の凸部31a(特にL字部分があった箇所)の周辺に形成している。これにより、係止爪31fを形成したとしてもシリコーン樹脂等の封止部材313を容易に乗せることができる。
この点について、図17Bを用いて説明する。図17Bは、本発明の実施の形態7の変形例に係る直管形LEDランプにおける口金の組み立て方法を説明するための図である。
図17Bに示すように、第1給電用口金本体部311と第2給電用口金本体部312とを組み合わせる際(図17Bの(a))、第1給電用口金本体部311における対向する凸部(ガイド)31aの間と第2給電用口金本体部312における対向する凸部(ガイド)31aの間に、封止部材313として例えばシリコーン樹脂を塗布する。このとき、第2給電用口金本体部312では、係止爪31fの一部にもシリコーン樹脂を塗布する(図17Bの(b))。その後、係止爪31fの凸部を第1給電用口金本体部311の係止穴に割り込ませることで、第1給電用口金本体部311に塗布されたシリコーン樹脂と第2給電用口金本体部312に塗布されたシリコーン樹脂とが接合する(図17Bの(c))。これにより、封止部材313を所望に塗布することができる。
以上、本発明の実施の形態7の変形例に係る直管形LEDランプによれば、実施の形態7の効果に加えて、封止部材313を所望に塗布することができるという効果を奏する。これにより、より確実に給電用口金30と筐体20との間の隙間を封止することができる。
なお、本変形例における給電用口金30Gの構成は、非給電用口金にも適用することができる。また、本変形例における給電用口金30Gの構成は、実施の形態2〜6にも適用することができる。
(実施の形態8)
次に、本発明の実施の形態に係る照明装置2について、図18を用いて説明する。図18は、本発明の実施の形態8に係る照明装置の概観斜視図である。
図18に示すように、本発明の実施の形態に係る照明装置2は、ベースライトであって、直管形LEDランプ1と照明器具100とを備える。
直管形LEDランプ1は、上記の実施の形態1〜6に係る直管形LEDランプ1のいずれかであって、照明装置2の照明用光源として用いられる。なお、本実施の形態では、図16に示すように、2本の直管形LEDランプ1を用いている。
照明器具100は、直管形LEDランプ1と電気的に接続され、かつ、当該直管形LEDランプ1を保持する一対のソケット110と、ソケット110が取り付けられた器具本体120とを備える。器具本体120は、例えばアルミ鋼板をプレス加工等することによって成形することができる。また、器具本体120の内面は、直管形LEDランプ1から発せられた光を所定方向(例えば、下方である)に反射させる反射面となっている。
このように構成される照明器具100は、例えば天井等に固定具を介して装着される。なお、照明器具100には、直管形LEDランプ1の点灯を制御するための回路等が内蔵されていてもよい。また、直管形LEDランプを覆うようにカバー部材が設けられていてもよい。
(その他変形例等)
以上、本発明に係るランプ及び照明装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態において、給電用口金及び非給電用口金は、2分割された分割型の口金を用いたが、分割されていない非分割型の口金としても構わない。非分割型の口金は、例えば、樹脂成型によって形成することができる。
また、上記実施の形態において、直管形LEDランプは、給電用口金30のみの片側から給電を行う片側給電方式としたが、両側から給電を行う両側給電方式としても構わない。この場合、第2口金として、非給電用口金40に代えて、給電用口金30を用いればよい。
また、上記実施の形態において、給電用口金30は、一対のL形ピンの給電ピン32を有するL形口金としたが、G13口金としても構わない。同様に、非給電用口金40もG13口金としてもよい。このように、2つの口金のうち一方を1本ピン(1ピン)とし、他方を2本(2ピン)とする1ピン−2ピンの口金構造としてもよいし、2つの口金をいずれも2本ピン(2ピン)とする2ピン−2ピンの口金構造としてもよい。
また、上記実施の形態において、給電用口金30は、直流電力を受電するように構成したが、交流電力を受電するように構成しても構わない。なお、給電用口金30が交流電力を受電する場合、点灯回路90には、交流電力を直流電力に変換する回路が含まれる。
また、上記実施の形態において、LEDモジュールは、青色LEDチップと黄色蛍光体とによって白色光を放出するように構成したが、これに限らない。例えば、赤色蛍光体及び緑色蛍光体を含有する蛍光体含有樹脂を用いて、これと青色LEDと組み合わせることによりに白色光を放出するように構成しても構わない。あるいは、青色LEDチップよりも短波長である紫外光を放出する紫外LEDチップと主に紫外光により励起されて青色光、赤色光及び緑色光を放出する青色蛍光体粒子、緑色蛍光体粒子及び赤色蛍光体粒子とによって白色光を放出するように構成してもよい。
また、上記実施の形態において、発光素子としてLEDを例示したが、半導体レーザ等の半導体発光素子、又は、有機EL(Electro Luminescence)や無機EL等のEL素子、その他の固体発光素子を用いてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
本発明は、LED等の発光素子を用いたランプ、例えば直管形LEDランプ及びこれを備えた照明装置等として広く利用することができる。
1 直管形LEDランプ
2 照明装置
10、10A LEDモジュール
11 基板
11a 第1面
11b 第2面
12 LED
13、313、314、315、315A、316、317 封止部材
14 電極端子
15A LED素子
16A パッケージ
20、20E 筐体
20Ea 凹部
30、30A、30B、30C、30D、30E、30F、30G 給電用口金
31 給電用口金本体
31a、31d 凸部
31b 第1溝部
31c 第2溝部
31e 凹部
31f 係止爪
32 給電ピン
40 非給電用口金
41 非給電用口金本体
42 非給電ピン
43 接続部材
50 第1基台
51 第1壁部
51a 第1突出部
52 第2壁部
52a 第2突出部
53 付勢部
54 第2基台
60 コネクタ
61 装着部
62 電力供給線
70 反射部材
80 取り付け部材
81 掛合片
82 凹部
83 接着剤
90 点灯回路
90a 回路基板
90b 回路素子群
90c 入力ソケット
90d 出力ソケット
91 点灯回路カバー
100 照明器具
110 ソケット
120 器具本体
311 第1給電用口金本体部
312 第2給電用口金本体部
315Aa 切り欠き部
411 第1非給電用口金本体部
412 第2非給電用口金本体部

Claims (10)

  1. 長尺筒状の筐体と、
    前記筐体の長手方向に沿って前記筐体内に配置された複数の発光素子と、
    内径が前記筐体の外径よりも大きく、前記筐体の長手方向の端部を覆うように設けられた筒状の口金と、
    前記口金と前記筐体との隙間を封止する封止部材とを備え、
    前記封止部材は、金属又は樹脂に接着剤を付着させたものからなり一部が切断された切り欠き部を有する環状部材であり、前記隙間を密封するように前記筐体の周方向の全周に形成されている、
    ランプ。
  2. 前記口金は、当該口金の周方向に当該口金の内面に設けられた第1溝部を有し、
    前記封止部材は、前記第1溝部に形成されている、
    請求項1に記載のランプ。
  3. 前記口金は、当該口金の周方向とは異なる方向に前記第1溝部と連続して設けられた第2溝部を有する、
    請求項2に記載のランプ。
  4. 前記第2溝部は、前記口金の外方に向かって突出するように前記第1溝部から延設されている、
    請求項3に記載のランプ。
  5. 長尺筒状の筐体と、
    前記筐体の長手方向に沿って前記筐体内に配置された複数の発光素子と、
    内径が前記筐体の外径よりも大きく、前記筐体の長手方向の端部を覆うように設けられた筒状の口金と、
    前記口金と前記筐体との隙間を封止する封止部材とを備え、
    前記封止部材は、前記口金の内面と前記筐体の外面との隙間に形成された第1封止部材と、前記口金の開口端縁と前記筐体の外面とを跨ぐように形成された第2封止部材とを含み、
    前記第1封止部材は、金属又は樹脂に接着剤を付着させたものからなり一部が切断された切り欠き部を有する環状部材であり、
    前記第2封止部材は、接着剤である、
    ランプ。
  6. 前記口金は、当該口金の軸方向に沿って複数に分割可能であり、
    前記封止部材は、分割された前記口金同士の境目に形成されている、
    請求項1〜のいずれか1項に記載のランプ。
  7. さらに、前記筐体内に配置された長尺状の基板を備え、
    前記複数の発光素子の各々は、前記基板に実装されている、
    請求項1〜のいずれか1項に記載のランプ。
  8. さらに、前記筐体内に配置された長尺状の基台と、前記基台の上に実装された複数の容器とを備え、
    前記複数の発光素子の各々は、前記複数の容器の各々に実装されている、
    請求項1〜のいずれか1項に記載のランプ。
  9. 前記筐体は、ガラス製であり、
    前記口金は、樹脂製である、
    請求項1〜のいずれか1項に記載のランプ。
  10. 請求項1〜のいずれか1項に記載のランプを備える、
    照明装置。
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