JP2014232673A - 照明用光源及び照明装置 - Google Patents

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康一 中村
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Abstract

【課題】熱伸縮による全長の変化を吸収できる照明用光源を提供する。
【解決手段】照明器具のソケットに装着される照明用光源(直管形LEDランプ1)であって、長尺状の基台30と、基台30を覆う長尺状の透光性カバー20と、基台30に配置された発光モジュール(LEDモジュール10)と、ソケットに対向し、透光性カバー20の長手方向の端部に設けられた口金(第2口金70)とを備え、基台30は、当該基台30の長手方向に沿って口金(第2口金70)に対して相対的に可動するように構成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、照明用光源及びこれを備えた照明装置に関する。
発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)等の半導体発光素子は、小型、高効率及び長寿命であることから、様々な製品の光源として期待されている。中でも、LEDを用いたランプ(LEDランプ)の研究開発が盛んに進められている。
この種のLEDランプとして、例えば、直管形蛍光灯に代替する直管形のLEDランプ(直管形LEDランプ)が知られている(特許文献1)。
直管形LEDランプには、例えば、長尺状のガラス管を外郭筐体として用いて、当該ガラス管内に長尺状の金属製の基台を配置する構造のものがある。また、半円筒状の樹脂製の透光性カバーと長尺状の金属製の基台とを組み合わせることで長尺状の外郭筐体を構成する構造のものもある。
このように構成される直管形LEDランプは、長尺状の外郭筐体の両端部に設けられた口金と、基台の上に配置された1つ又は複数のLEDモジュールと、LEDモジュールを点灯させるための点灯回路等とを備える。LEDモジュールは、例えば、基板と、基板の上に実装された複数のLEDとを備える。
特開2009−043447号公報
直管形LEDランプを構成する部材は、その多くが金属又は樹脂によって構成されているので、熱の影響を受けて伸縮する。この結果、直管形LEDランプの管軸方向の長さ(全長)が変化するという問題がある。例えば、温度が上昇して部材が熱膨張すると、全長が長くなる。一方、温度が低下して部材が熱収縮すると、全長が短くなる。
特に、樹脂は金属よりも線膨張係数が大きいことから、各部材については、金属製とするよりも樹脂製とする方が伸縮量(膨張量又は収縮量)が大きくなり、全長の変化も大きくなる。また、110形の直管形LEDランプは、全長が2m以上もあることから、伸縮量が大きく、全長の変化も大きい。
例えば、直管形LEDランプを構成する部材の一つにLEDモジュールを配置するための基台(ヒートシンク)があるが、110形の直管形LEDランプにおいて50℃温度上昇すると、アルミニウム製の基台(アルミベース)は約3mm膨張し、樹脂製の基台(樹脂ベース)は約8mm膨張する。
直管形LEDランプは両側の口金が照明器具のソケット(ブラケット)で挟まれる構造となっているので、熱膨張によって基台等が伸びて直管形LEDランプの全長が長くなると、直管形LEDランプによってソケットを押す力が強くなってしまい、ソケットが破損するおそれがある。
一方、熱収縮によって基台等が縮んで直管形LEDランプの全長が短くなると、口金がソケットから外れてしまい、直管形LEDランプが落下するおそれがある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、熱伸縮による全長の変化を吸収できる照明用光源及び照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る照明用光源の一態様は、照明器具のソケットに装着される照明用光源であって、長尺状の基台と、前記基台を覆う長尺状の透光性カバーと、前記基台に配置された発光モジュールと、前記透光性カバーの長手方向の端部に設けられた口金とを備え、前記口金は、前記ソケットに対向する口金本体を有し、前記基台は、当該基台の長手方向に沿って前記口金本体に対して相対的に可動するように構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る照明用光源の一態様において、前記口金本体に設けられた貫通孔に遊貫され、かつ、前記基台の長手方向の端部に固定された棒状部材と、前記口金本体と前記基台の前記端部との間に挟まれた弾性部材とを備える、としてもよい。
また、本発明に係る照明用光源の一態様において、前記弾性部材は、前記棒状部材を軸として巻回するコイルバネである、としてもよい。
また、本発明に係る照明用光源の一態様において、前記棒状部材は、ネジであり、前記口金本体における前記貫通孔が設けられた位置には、前記ネジのネジ頭を収納する凹部が設けられており、前記凹部は、前記ネジ頭が前記貫通孔を貫通しないように前記ネジ頭を係止するように構成されている、としてもよい。
また、本発明に係る照明用光源の一態様において、前記口金本体の内部に配置され、前記基台の長手方向の端部に固定された内部口金と、前記口金本体に設けられた貫通孔に遊貫され、かつ、前記内部口金に固定された口金ピンと、前記口金本体と前記内部口金との間に挟まれた弾性部材とを備える、としてもよい。
また、本発明に係る照明用光源の一態様において、前記弾性部材は、前記口金ピンを軸として巻回するコイルバネである、としてもよい。
また、本発明に係る照明用光源の一態様において、前記口金は、給電用の口金である、としてもよい。
また、本発明に係る照明用光源の一態様において、前記透光性カバーと前記基台とによって長尺筒状の外郭筐体をなしている、としてもよい。
また、本発明に係る照明装置の一態様は、上記いずれかの照明用光源と、前記照明用光源が装着された前記照明器具とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る照明装置の一態様において、前記照明器具の前記ソケットは、ソケット本体と、前記ソケット本体に設けられ、前記口金が接続される接続部材とを備え、前記接続部材は、前記基台の長手方向に沿って前記ソケット本体に対して相対的に可動する、としてもよい。
本発明によれば、熱伸縮による全長(ランプ長)の変化を口金で吸収することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの概観斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの分解斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの断面図である。 図4Aは、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプにおける第1口金の斜視図である。 図4Bは、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプにおける第1口金の斜視図である。 図5Aは、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプにおける第2口金の斜視図である。 図5Bは、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプにおける第2口金の斜視図である。 図6は、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプにおける第2口金周辺の断面図である。 図7(a)は、第1口金(2ピン口金)に対応した給電側ソケットの一例を示す斜視図であり、図7(b)は、第2口金(1ピン口金)に対応した非給電側ソケットの一例を示す斜視図である。 図8は、照明器具に直管形LEDランプを装着するときの装着方法の一例を説明するための図である。 図9Aは、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプにおける第2口金周辺の断面図である(照明器具に取り付ける前)。 図9Bは、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプにおける第2口金周辺の断面図である(照明器具に取り付けた時)。 図9Cは、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプにおける第2口金周辺の断面図である(照明器具に取り付けた後の熱膨張時)。 図9Dは、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプにおける第2口金周辺の断面図である(照明器具に取り付けた後の熱収縮時)。 図10(a)は、第1口金(2ピン口金)に対応した給電側ソケットの他の一例を示す斜視図であり、図10(b)は、第2口金(1ピン口金)に対応した非給電側ソケットの他の一例を示す斜視図である。 図11は、照明器具に直管形LEDランプを装着するときの装着方法の他の一例を説明するための図である。 図12は、本発明の実施の形態2に係る直管形LEDランプにおける第2口金周辺の拡大断面図である。 図13Aは、本発明の実施の形態2に係る直管形LEDランプにおける第2口金周辺の断面図である(照明器具に取り付けた後の熱膨張時)。 図13Bは、本発明の実施の形態2に係る直管形LEDランプにおける第2口金周辺の断面図である(照明器具に取り付けた後の熱収縮時)。 図14は、本発明の実施の形態2の変形例に係る直管形LEDランプにおける第2口金周辺の拡大断面図である。 図15は、本発明の実施の形態3に係る直管形LEDランプにおける第2口金周辺の拡大断面図である。 図16は、LEDモジュールの変形例の構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る照明用光源及び照明装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、工程(ステップ)、工程の順序などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
以下の実施の形態では、照明用光源の一例として、直管形蛍光灯に代替する直管形LEDランプについて説明する。また、本実施の形態において、直管形LEDランプの管軸方向(長手方向)をX軸方向とし、X軸と直交する一の方向(短手方向)をY軸方向とし、X軸及びY軸に直交する方向をZ軸方向とする。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプ1の全体構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの概観斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、直管形LEDランプ1は、長尺筒状の外郭筐体(外郭部材)が長尺状の透光性カバー20と長尺状の基台30とに分離可能に構成された分割型の構造となっている。つまり、透光性カバー20と基台30とを組み合わせることによって、両端部に開口を有する筒状の外郭筐体が構成される。
また、外郭筐体の長手方向(X軸方向)の両端部には、第1口金60及び第2口金70が取り付けられている。本実施の形態では、第1口金60のみの片側一方から給電を行う片側給電方式が採用されている。第1口金60及び第2口金70が照明器具のソケットに装着されることによって直管形LEDランプ1が照明器具に支持される。
図2に示すように、直管形LEDランプ1は、LEDモジュール10と、透光性カバー20と、基台30と、コネクタ線41及び42と、押さえ部材50と、第1口金(給電用口金)60と、第2口金(非給電用口金)70と、点灯回路80と、ネジ91と、コイルバネ92とを備える。直管形LEDランプ1は、例えば、110形の直管形LEDランプであって、ランプ全長が約2367mmである。
以下、直管形LEDランプ1の各構成部材について、図2とともに図3を用いて詳述する。図3は、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの断面図である。
(LEDモジュール)
図2に示すように、LEDモジュール10は、直管形LEDランプ1の光源であり、透光性カバー20に覆われる形で基台30の上に配置される。基台30に載置されたLEDモジュール10は、押さえ部材50によって基台30に固定される。
LEDモジュール10は、長尺状であって、基台30の長手方向(X軸方向)に沿って複数並べられる。本実施の形態では、4つのLEDモジュール10を用いて、短辺部分が互いに隣り合うように直線状に配置されている。
本実施の形態におけるLEDモジュール10は、表面実装(SMD:Surface Mount Device)型の発光モジュールであって、基板11と、基板11に実装された複数のLED素子12と、LED素子12を発光させるための電力を受ける接続端子13又は14と、複数のLED素子12を電気的に接続するための所定形状にパターン形成された金属配線(不図示)とを備える。基板11が基台30の載置面上に載置されることで、LEDモジュール10が基台30の載置面上に載置される。
基板11は、LED素子12を実装するための実装基板である。基板11としては、樹脂をベースとする樹脂基板、金属をベースとするメタルベース基板、セラミックからなるセラミック基板、又は、ガラスからなるガラス基板等を用いることができる。樹脂基板としては、例えば、ガラス繊維とエポキシ樹脂とからなるガラスエポキシ基板(CEM−3、FR−4等)、紙フェノールや紙エポキシからなる基板(FR−1等)、又は、ポリイミド等からなる可撓性を有するフレキシブル基板を用いることができる。メタルベース基板としては、例えば、表面に絶縁膜が形成された、アルミニウム合金基板、鉄合金基板又は銅合金基板等を用いることができる。本実施の形態では、基板11として、CEM−3の両面基板を用いている。
基板11は、長尺状の基板である。基板11は、矩形基板の一部が切り欠かれたような形状になっており、基板11には、切り欠き部11a(凹部)が設けられている。つまり、切り欠き部11aは、基板11の端部の一部を切り欠くようにして形成することができる。例えば、切り欠き部11aは、矩形基板の短辺の中央部分を残すように、対向する長辺端部から内方に後退するように一対で設けられている。本実施の形態における基板11は、図2に示すように、長尺状の矩形基板の4つの角部が切り欠かれたような形状となっている。
このように、長尺状の矩形基板に切り欠き部11aが存在する結果、切り欠かれずに残った部分は、矩形基板の主面水平方向で長手方向に突出する凸部11bとなる。つまり、凸部11bは、矩形基板の短辺側の一部から長手方向に延在するように設けられる。
なお、基板11としては、切り欠き部11aが設けられていない矩形基板を用いても構わない。
LED素子12は、発光素子の一例であって、基板11上に実装される。本実施の形態では、複数のLED素子12が、基板11の長手方向に沿ってライン状に一列配置される形で実装されている。
各LED素子12は、LEDチップと蛍光体とがパッケージ化された、いわゆるSMD型の発光素子である。各LED素子12は、図3に示すように、パッケージ12aと、パッケージ12aに配置されたLEDチップ12bと、LEDチップ12bを封止する封止部材12cとを備える。LED素子12は、例えば、白色光を発する白色LED素子を用いることができる。
パッケージ12aは、白色樹脂等によって成型された容器であり、逆円錐台形状の凹部(キャビティ)を備える。凹部の内側面は傾斜面となっており、LEDチップ12bからの光を上方に反射させるように構成されている。
LEDチップ12bは、パッケージ12aの凹部の底面に実装されている。LEDチップ12bは、単色の可視光を発するベアチップであり、ダイアタッチ材(ダイボンド材)によって、パッケージ12aの凹部の底面にダイボンディング実装されている。LEDチップ12bとしては、例えば通電されると青色光を発光する青色LEDチップを用いることができる。
封止部材12cは、光波長変換体である蛍光体を含む蛍光体含有樹脂であって、LEDチップ12bからの光を所定の波長に波長変換(色変換)するとともに、LEDチップ12bを封止してLEDチップ12bを保護する。封止部材12cは、パッケージ12aの凹部に充填されており、当該凹部の開口面まで封入されている。封止部材12cとしては、例えばLEDチップ12bが青色LEDである場合、白色光を得るために、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系の黄色蛍光体粒子をシリコーン樹脂に分散させた蛍光体含有樹脂を用いることができる。これにより、黄色蛍光体粒子は青色LEDチップの青色光によって励起されて黄色光を放出するので、封止部材12cからは、励起された黄色光と青色LEDチップの青色光との合成光として白色光が放出される。なお、封止部材12cに、シリカ等の光拡散材も含有させても構わない。
このように構成されるLED素子12は、正極及び負極の2つの電極端子を有しており、これらの電極端子と基板11に形成された配線とが電気的に接続されている。
接続端子(電極端子)13及び14は、LED素子12を発光させるための直流電力を、LEDモジュール10の外部から受電する外部接続端子である。本実施の形態における接続端子13及び14は、ソケット型に構成されており、樹脂製のソケットと、直流電力を受電するための導電部(ピン)とを有する。当該導電部は、基板11上に形成された金属配線と電気的に接続されている。
接続端子13のソケットには、コネクタ線41の装着部41aが装着される。これにより、接続端子13は、コネクタ線41を介して直流電力の供給を受ける。接続端子13が受電した直流電力がLED素子12に供給される。
接続端子14は、点灯回路80の入力端子であり、給電用口金である第1口金60に最も近い位置に配置されたLEDモジュール10の基板11に設けられている。接続端子14は、コネクタ線42を介して第1口金60の口金ピン61と電気的に接続される。
接続端子14のソケット部分(開口部分)には、コネクタ線42の装着部42aが装着される。これにより、接続端子14は、コネクタ線42を介して直流電力の供給を受ける。接続端子14が受電した直流電力は、点灯回路80によって所望の電圧値に変換されてLED素子12に向けて出力される。なお、点灯回路80から出力される直流電力は、当該点灯回路80の回路素子が実装された基板11上のLED素子12だけではなく、コネクタ線41を介して第2口金70側へのLEDモジュール10のLED素子12にも順次供給される。
なお、接続端子13及び14としては、ソケット型ではなく、矩形状等にパターン形成された金属電極とすることもできる。
また、図示しないが、金属配線は、銅(Cu)等の金属からなり、基板11上に所定形状でパターン形成されている。
さらに、LEDモジュール10の光取り出し効率を向上させるために、基板11の表面に白レジストを形成してもよい。白レジストを形成することによって、基板11の絶縁性(耐圧)を向上させることができるとともに金属配線の酸化を抑制できる。また、白レジストは高反射性を有するので、LEDモジュール10の光取り出し効率を向上させることができる。
(透光性カバー)
透光性カバー20は、外郭筐体(ランプ筐体)の外面の一部を構成し、透光性を有する長尺状のカバー部材である。透光性カバー20は、複数のLEDモジュール10が配置された基台30を覆うように構成されている。つまり、透光性カバー20は、LEDモジュール10を保護している。
図2に示すように、透光性カバー20は、長尺円筒の一部をその長手方向(ランプの管軸方向と平行な方向)に沿って切り欠いて形成された主開口を有する切り欠き円筒部材である。
また、図3に示すように、透光性カバー20の内面及び外面の輪郭形状は、X軸方向から見たときにおいて(透光性カバー20の長手方向を法線とする平面で切断したときの断面視において)、真円リングの一部が切り欠かれた形状となっている。なお、X軸方向から見たときの透光性カバー20の内面及び外面の輪郭形状は、楕円の一部が切り欠かれた形状となっていてもよい。
透光性カバー20の主開口の開き角(長尺円筒の軸(X軸)を中心としたときにおける主開口の開き角)θは、例えば、270°であり、240°以上300°以下とすることができる。つまり、X軸方向からみたときの透光性カバー20の形状は半円を越えている。具体的には、透光性カバー20は基台30の一部を覆っており、透光性カバー20の主開口の端部は、基台30を越えた位置に存在する。
また、透光性カバー20の周方向の両端部(主開口の端部)には、爪部20aが形成されている。2つの爪部20aは、透光性カバー20の周方向の端部が内方に屈曲するように構成されている。各爪部20aは、透光性カバー20の長手方向の一方の端部から他方の端部にわたって連続して形成されている。
透光性カバー20の爪部20aの各々は、基台30の外郭部32の凹部に係止されており、透光性カバー20は、基台30を挟み込むようにして基台30に固定される。
透光性カバー20は、透光性材料を用いて形成することができ、例えば、アクリル(PMMA)やポリカーボネート(PC)等の樹脂材料又はガラス材料を用いて形成することができる。
なお、LEDモジュール10からの光を拡散させるために、透光性カバー20に光拡散機能を持たせてもよい。例えば、透光性カバー20の内面又は外面に光拡散シート又は光拡散膜を形成すればよい。具体的には、シリカや炭酸カルシウム等の光拡散材(微粒子)を含有する樹脂や白色顔料を透光性カバー20の内面又は外面に付着させることで、乳白色の光拡散膜を形成することができる。
その他に、透光性カバー20の内部又は外部に設けられたレンズ構造物、あるいは、透光性カバー20に形成された凹部又は凸部を設けることによって、透光性カバー20に光拡散機能を持たせることもできる。例えば、透光性カバー20の内面又は外面にドットパターンを印刷したり、透光性カバー20の一部を加工したりすることができる。あるいは、透光性カバー20そのものを、光拡散材が分散された樹脂材料等を用いて成形してもよい。
このように、透光性カバー20に光拡散機能を持たせることによって、LEDモジュール10から放射された光を、透光性カバー20を通過する際に拡散させることができる。特に、本実施の形態のように、SMD型のLED素子12が離間して配置されていると、光のつぶつぶ感(輝度ばらつき)が発生するが、透光性カバー20に光拡散機能を持たせることで、光のつぶつぶ感を抑制することができる。
(基台)
基台30は、外郭筐体(ランプ筐体)の外面の一部を構成し、LEDモジュール10を支持するための長尺状の支持基台である。基台30には複数のLEDモジュール10が載置される。
また、基台30は、LEDモジュール10で発生する熱を放熱させるためのヒートシンク(放熱体)でもある。基台30は外面の一部がランプ外部に露出しているので、LEDモジュール10から基台30に伝導した熱を効率良くランプ外部に放熱させることができる。基台30は熱伝導率が高い材料によって構成することが好ましく、アルミニウム等の金属材料又は熱伝導率の高い樹脂等の非金属材料によって構成することができる。本実施の形態における基台30は、金属製の基台(金属基台)であり、例えば、アルミニウムの押し出し材とすることができる。なお、基台30は、引き抜き材としてもよい。
基台30は、透光性カバー20の主開口を塞ぐようにして透光性カバー20と組み合わされる。図3に示すように、基台30と透光性カバー20とが一体化された状態で、基台30を長手方向(X軸方向)から見た場合、基台30の露出部分の先端に沿った輪郭線と透光性カバー20の外面に沿った輪郭線とで略真円が構成される。つまり、基台30と透光性カバー20とで構成される外郭筐体は、直管形蛍光灯のガラス管(直管)と略同形状である。
図3に示すように、基台30は、LEDモジュール10(基板11)を載置するための載置部31と、少なくとも一部が外部(ランプ外の大気中)に露出する外郭部32と、空洞部分である中空部33と、連結部34と、孔部35とを有する。
載置部31は、略板状に構成されており、LEDモジュール10(基板11)を載置するための載置面を有する。載置部31の載置面は、透光性カバー20の内面に対面している。
また、載置部31における基台30の短手方向(Y軸方向)の両端部には溝部31a(レール)が設けられている。各溝部31aは、断面形状が逆L字状に構成されており、基台30の長手方向の一方の端部から他方の端部にわたって(X軸方向に)延設されている。
各溝部31aの窪みには、LEDモジュール10の基板11の長辺端部と押さえ部材50の端部とがスライドにより挿入されている。例えば、LEDモジュール10と押さえ部材50とは、基台30の端部から順にスライドさせながら挿入される。
外郭部32は、断面形状が概略円弧状であって、円弧の両端部分の各々が載置部31の両端部の各々に接続されるように構成されている。外郭部32は、外郭筐体の外面を構成しており、外郭部32の外面には複数の凹部が形成されている。透光性カバー20の爪部20aを外郭部32の凹部に挿入し、透光性カバー20を基台30の奥にスライドさせていくことにより、透光性カバー20と基台30とを組み合わせることができる。つまり、透光性カバー20は、基台30に対してスライド可能な状態で取り付けられている。なお、外郭部32の凹部は、基台30の長手方向の一方の端部から他方の端部にわたって連通している。
中空部33は、載置部31と外郭部32とで囲まれる中空領域である。中空部33は、基台30の長手方向の一方の端部から他方の端部に連通している。中空部33を設けることによって、基台30を軽量化することができる。なお、中空部33には、電源回路、調光回路、人感センサ又はリード線等のランプ部品を配置しても構わない。
連結部34は、載置部31と外郭部32とで囲まれる中空領域において、載置部31と外郭部32とを連結するように構成されている。
孔部35は、基台30と第1口金60及び第2口金70とをネジ止めするためのネジ孔である。本実施の形態において、基台30は引き抜き材であるので、孔部35は、基台30の長手方向の一方の端部から他方の端部にわたって連通している。つまり、孔部35は、基台30の長手方向の両端部に設けられており、孔部35の一方端には第2口金70を挿通させたネジ91がねじ込まれ、孔部35の他方端には、第1口金60を挿通させたネジがねじ込まれる。
(コネクタ線)
図2に示すように、コネクタ線41は、隣り合うLEDモジュール10同士を電気的に接続する導電線であり、隣り合うLEDモジュール10の接続端子13同士を電気的に接続する。コネクタ線41を介して一方のLEDモジュール10から他方のLEDモジュール10へと電力が供給される。なお、本実施の形態では、4つのLEDモジュール10は、コネクタ線41によって直列接続となるように接続されている。
コネクタ線41は、例えばハーネスと呼ばれるケーブル線であって、LEDモジュール10の接続端子13に装着される装着部(コネクタ部)41aと、電流が流れる電力供給線41bとを有する。
装着部41aは、電力供給線41bの両端部に設けられており、LEDモジュール10の接続端子13(ソケット)と嵌合するように構成された略矩形状の樹脂成形部と、当該樹脂成形部に設けられた導電部とからなる。電力供給線41bは、例えば1本のリード線によって構成することができる。
コネクタ線42は、第1口金60(給電用口金)の口金ピン61と点灯回路80とを電気的に接続する導電線である。口金ピン61で受電した電力は、コネクタ線42を介して点灯回路80に供給される。
コネクタ線42は、例えばハーネスと呼ばれるケーブル線であって、第1口金60に隣接するLEDモジュール10の接続端子14に装着される装着部(コネクタ部)42aと、電流が流れる一対の電力供給線42bと、口金ピン61に接続される接続部(コネクタ部)42cとを有する。
装着部42aは、一対の電力供給線42bの一端に共通して設けられている。装着部42aは、接続端子14のソケット部分に嵌合するように構成された略矩形状の樹脂成形部と、当該樹脂成形部に設けられた導電部とからなる。一対の電力供給線42bは、一対のリード線によって構成することができる。接続部42cは、一対の電力供給線42bの他端の各々に設けられている。各接続部42cは、金属製のコネクタであり、一対の口金ピン61の各々とかしめ等によって物理的及び電気的に接続される。
(押さえ部材)
押さえ部材50は、LEDモジュール10の基板11を基台30に押さえるように構成されている。押さえ部材50は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリカーボネート(PC)等の樹脂材料によって形成することができる。なお、押さえ部材50は、樹脂以外の材料で形成してもよく、例えば、金属材料によって構成することができる。
基台30上に隣り合うように並べられた2つの基板11は、一方の基板11の凸部11bと他方の基板11の凸部11bとが隣接するように配置されている。押さえ部材50は、基板11の切り欠き部11aから基板11を跨ぐように基台30の上に配置されている。これにより、基板11の凸部11bは、押さえ部材50によって基台30に押さえつけられる。
(第1口金)
第1口金60は、LEDモジュール10(LED素子12)に電力を供給するための給電用口金であり、外郭筐体の長手方向(X軸方向)の一方の端部に設けられる。第1口金60は、LEDモジュール10のLED素子12を点灯させるための電力をランプ外部から受ける。
第1口金60は、透光性カバー20と基台30とを一体化することによって構成される外郭筐体の長手方向の一方の端部を蓋するようにキャップ状に構成されている。つまり、第1口金60は、透光性カバー20及び基台30の長手方向の一方の端部を覆うように設けられる。
ここで、図4A及び図4Bを用いて、第1口金60の詳細構成について説明する。図4A及び図4Bは、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプにおける第1口金の構成を示す斜視図である。
第1口金60は、一対の口金ピン(給電ピン)61と、口金本体62と、突出部63と、リブ64とを有する。
一対の口金ピン61は、LEDモジュール10を発光させるための電力を照明器具等の外部機器から受ける導電ピンであり、真ちゅう等の金属材料によって構成されている。第1口金60を照明器具のソケットに装着させることによって、一対の口金ピン61は照明器具に内蔵された電源装置から直流電力を受ける状態となる。
一対の口金ピン61は、口金本体62の底部62bを貫通するように設けられており、口金本体62の底部62bから外方に向かって突出するとともに口金本体62の開口部62a側に向かって突出するように構成されている。本実施の形態における第1口金60は、JEL801に準拠した直管形LEDランプにおけるL形ピン口金であるので、口金ピン61はL字形である。
口金本体62は、第1口金60の外郭をなし、開口部62a及び底部62bを有する有底筒状に構成されている。本実施の形態における口金本体62は、有底円筒形状であり、円形の開口部62aと円板状の底部62bとを有する。口金本体62は、例えば、PBT等の樹脂材料によって構成することができる。なお、突出部63及びリブ64は、口金本体62と一体成形されているので、突出部63及びリブ64も樹脂材料によって構成されている。第1口金60は、例えば、口金ピン61と樹脂材料とを用いたインサート成形によって作製することができる。
このように構成される口金本体62は、直管形LEDランプ1が照明器具に装着されたときに、照明器具のソケットに対向する。具体的には、口金本体62の底部62bの外面がソケットの外面に対面する。
突出部63は、底部62bから開口部62aに向かう方向に延設された板状の押さえ部材である。本実施の形態における突出部63は、基台30に配置された基板11を基台30に押さえつける基板押さえ部である。具体的には、突出部63と基台30とよって基板11の長手方向の端部を挟持することで、基板11が基台30に固定されている。また、突出部63を設けることによって、口金ピン61と基台30との絶縁性を確保することもできる。
なお、突出部63は、基板11ではなく基台30の表面を押さえつけるように構成してもよい。特に、外郭筐体が円筒状の直管であって、基台(ヒートシンク)が直管内に配置されているような場合、突出部63を、基台30を直管内面に押さえつける基台押さえ部としてもよい。これにより、突出部63と直管とで基台30を挟持することができる。
また、突出部63の裏面には、基板11の表面に接触する凸部63aが設けられている。本実施の形態において、凸部63aは突条で2箇所に設けられている。このように、樹脂からなる凸部63aを設けることによって、突出部63と基台30とで基板11を挟み込むときに凸部63aがつぶれるように変形(縮小)するので、基板11の厚さや突出部63(第1口金60)に寸法バラツキがあっても、当該寸法バラツキを吸収することができる。また、突出部63(第1口金60)と基台30とで基板11をきつく挟持できるので、基板11を強固に保持できる。
リブ64は、突出部63を補強するための補強リブであり、突出部63及び底部62bに立設している。これにより、突出部63によって基板11を押さえつけたときに、突出部63が変形したり折れたりすること等を防止できる。
なお、本実施の形態において、第1口金60は、ランプ外部の電源装置から直流電力を受けるように構成したが、点灯回路80が交流電力を直流電力に変換する回路を有するように構成し、直管形LEDランプ1が電源装置を内蔵されるように構成してもよい。この場合、一対の口金ピン61は、例えば商用100Vの交流電源から交流電力を受けることになり、電源装置を含む点灯回路80に供給される。
(第2口金)
第2口金70は、外郭筐体の長手方向の他方の端部に設けられる。具体的には、第2口金70は、透光性カバー20と基台30とを一体化することによって構成される外郭筐体の長手方向の他方の端部を蓋するようにキャップ状に構成されている。つまり、第2口金70は、透光性カバー20及び基台30の長手方向の他方の端部を覆うように設けられる。
ここで、図5A及び図5Bを用いて、第2口金70の詳細構成について説明する。図5A及び図5Bは、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプにおける第2口金の斜視図である。
第2口金70は、口金ピン(非給電ピン)71と、口金本体72と、突出部73と、リブ74と、貫通孔75と、凹部76とを有する。
口金ピン71は、真ちゅう等の金属材料によって構成された断面T字状の導電ピンである。口金ピン71は、口金本体72の底部72bから外方に向かって突出するように構成されている。
本実施の形態において、第2口金70は給電機能を有さない。したがって、第2口金70は、照明器具との取り付け部として機能する。これにより、口金ピン71は、照明器具への取り付けピンとして機能する。このため、口金ピン71は、底部72bに埋め込んで形成されており、底部72bを貫通していないが、底部72bを貫通していてもよい。
口金本体72は、第1口金60の口金本体62と同様に、第2口金70の外郭をなし、開口部72a及び底部72bを有する有底筒状に構成されている。本実施の形態における口金本体72は、有底円筒形状であり、円形の開口部72aと円板状の底部72bとを有する。口金本体72は、例えば、PBT等の樹脂材料によって構成することができる。なお、突出部73及びリブ74は、口金本体72と一体成形されているので、突出部73及びリブ74も樹脂材料によって構成されている。第2口金70は、例えば、口金ピン71と樹脂材料とを用いたインサート成形によって作製することができる。
このように構成される口金本体72は、第1口金60の口金本体62と同様に、直管形LEDランプ1が照明器具に装着されたときに、照明器具のソケットに対向する。具体的には、口金本体72の底部72bの外面がソケットの外面に対面する。
突出部73は、第1口金60の突出部63と同様に、底部72bから開口部72aに向かう方向に延設された板状の押さえ部材である。本実施の形態における突出部73は、基台30に配置された基板11を基台30に押さえつける基板押さえ部である。具体的には、突出部73と基台30とよって基板11の長手方向の端部を挟持することで、基板11が基台30に固定されている。
なお、突出部73は、第1口金60の突出部63と同様に、基板11ではなく基台30の表面を押さえつけるように構成してもよい。
また、第1口金60の突出部63と同様に、突出部73の裏面には、基板11の表面に接触する凸部73aが設けられている。本実施の形態において、凸部73aは突条で2箇所に設けられている。このように、樹脂からなる凸部73aを設けることによって、第1口金60の凸部63aと同様に、基板11の厚さや突出部73(第2口金70)の寸法バラツキを吸収できる。また、突出部73(第2口金70)と基台30とで基板11をきつく挟持できるので、基板11を強固に保持できる。
リブ74は、第1口金60のリブ64と同様に、突出部73を補強するための補強リブであり、突出部73及び底部72bに立設している。これにより、突出部73によって基板11を押さえつけたときに、突出部73が変形したり折れたりすること等を防止できる。
貫通孔75は、口金本体72の底部72bを貫通するように設けられている。貫通孔75には、ネジ91(図3)が挿通される。また、貫通孔75を挿通させたネジ91は、孔部35にねじ込まれる。したがって、貫通孔75は、基台30の孔部35と対向するように設けられており、貫通孔75の孔軸と孔部35の孔軸とは一致する。
本実施の形態において、貫通孔75は、ネジ91のガイド孔であって、ネジ91のネジ軸が摺動するように構成されている。したがって、貫通孔75の孔径はネジ91のネジ軸の径とはほぼ同じであり、貫通孔75とネジ91との間には僅かな隙間しか設けられていない。
凹部(ザグリ部)76は、口金本体72の底部72bにおける貫通孔75が設けられた位置に設けられている。凹部76には、ネジ91のネジ頭が収納される。また、凹部76は、ネジ91のネジ頭が貫通孔75を貫通しないようにネジ91のネジ頭を係止するように構成されている。具体的には、凹部76の開口径が貫通孔75の孔径よりも大きくなっており、ネジ91のネジ頭が凹部76の底面に引っ掛かるように構成されている。
なお、本実施の形態において、第2口金70は、電気的な機能を有さず、照明器具との取り付け部のみとして機能させたが、これに限らない。例えば、第2口金70にアース機能を持たせてもよい。具体的には、口金ピン71を口金本体72の底部72bを貫通させて、口金ピン71の外側の部分を照明器具を介して接地させるとともに、口金ピン71の内側の部分をリード線等によって金属製の基台30と接続する。これにより、口金ピン71をアースピンとして機能させることができ、基台30を接地させることができる。
(点灯回路)
図3に示される点灯回路80は、LEDモジュール10におけるLED素子12を点灯するためのLED点灯回路である。点灯回路80は、1つ又は複数の回路素子(回路部品)によって構成される。本実施の形態における回路素子は、LEDモジュール10の基板11を利用して基板11に直接実装されているが、基板11とは別の回路基板を用意し、この回路基板に回路素子を実装してもよい。回路素子としては、整流回路やヒューズ素子である。その他必要に応じて、抵抗、コンデンサ、コイル、ダイオード又はトランジスタ等を用いてもよい。
また、点灯回路80の入力端子として、接続端子14が設けられている。接続端子14は、点灯回路80を構成する回路素子と電気的に接続されている。
このように構成される点灯回路80は、例えば、コネクタ線42を介して入力される直流電圧を、LED素子12を発光させるための所定の電圧値に調整して出力する。点灯回路80から出力される直流電力は、例えば基板11に形成された金属配線を介して当該LEDモジュール10のLED素子12に供給される。
なお、点灯回路80を保護するために回路カバーを設けてもよい。
(ネジ)
図3に示されるネジ91は、棒状部材の一例であって、例えば、ネジ頭とネジ軸とを有する雄ねじである。ネジ軸には、ネジ溝が切られている。
ネジ91は、基台30の長手方向の端部に固定される。具体的には、基台30は、第2口金70の貫通孔75を挿通させて基台30の孔部35にねじ込まれる。
ネジ91は、貫通孔75に遊貫される。つまり、ネジ91は、第2口金70の口金本体72には固定されておらず、貫通孔75内を摺動可能である。本実施の形態において、ネジ91は、X軸方向に沿って貫通孔75内を摺動する。したがって、ネジ91のネジ軸における貫通孔75に摺動する箇所には、ネジ溝(螺合部)を設けないことが好ましい。
また、第1口金60と基台30とを固定するためのネジも用いられている。このネジは、第1口金60の貫通孔を挿通させて基台30の孔部35にねじ込まれる。
なお、本実施の形態では、棒状部材としてネジを用いたが、第2口金70の貫通孔75を挿通して基台30に固定されるものであれば、ネジ以外の棒状部材を用いてもよい。
(弾性部材)
図3に示されるコイルバネ92は、弾性部材の一例であって、例えば、細長い金属線を螺旋状に巻回することによって構成される。コイルバネ92は、力が加えられると直線方向に弾性変形し、加えられた力を取り去るとバネ復元力によって元の状態に戻る性質を有する。
コイルバネ92は、第2口金70と基台30の端部との間に介在するように配置される。また、本実施の形態において、コイルバネ92にはネジ91の軸部が挿入される。
なお、弾性部材として、コイルバネを用いたが、加えられた力に応じて変形し、加えられた力を取り去れば元の形に戻る性質を有するものであれば、コイルバネ以外の弾性部材を用いてもよい。
(直管形LEDランプの特徴構成と作用効果)
次に、本実施の形態に係る直管形LEDランプの特徴構成について、図6を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプにおける第2口金周辺の断面図である。
図6に示すように、本実施の形態に係る直管形LEDランプ1では、第2口金70の貫通孔75を挿通させたネジ91が基台30の孔部35にねじ込まれており、基台30とネジ91とは固定されている。一方、ネジ91は、上述のとおり、第2口金70の口金本体72には固定されておらず、貫通孔75に遊貫されている。
これにより、ネジ91が固定された基台30は、当該基台30の長手方向に沿って、第2口金70の口金本体72に対して相対的に可動する。つまり、基台30は、直管形LEDランプ1におけるプランジャーとして機能し、ネジ91とは連動するが、口金本体72とは連動することなく、基台30の長手方向に沿って動く。例えば、基台30は、口金本体72の底部72bの位置が変化しなくても、当該基台30の端部の位置が変化するように動くことができる。
また、本実施の形態では、口金本体72と基台30の端部との間にはコイルバネ92が挟まれている。具体的には、コイルバネ92は、口金本体72の底部72bの底面と基台30の端部の端面とに挟まれている。さらに、コイルバネ92は、ネジ91のネジ軸を軸として巻回するように構成されている。
また、本実施の形態において、コイルバネ92は、基台30と口金本体72とに固定されている。例えば、コイルバネ92の一方端が基台30の端部に固着されており、コイルバネ92の他方端が口金本体72の底部72bに固着されている。
このように構成される直管形LEDランプ1は、第1口金60及び第2口金70を図7に示されるソケットに装着することによって、照明器具に取り付けられる。図7(a)は、第1口金(2ピン口金)に対応した給電側ソケットの一例を示す斜視図であり、図7(b)は、第2口金(1ピン口金)に対応した非給電側ソケットの一例を示す斜視図である。
図7(a)に示すように、給電側ソケット110には、直管形LEDランプ1の第1口金60の一対の口金ピン61が挿入される挿入孔111が設けられている。さらに、給電側ソケット110には、口金ピン61を鉛直下方から挿入できるように、挿入孔111の下方端を開放する口金ピン挿入用開口111aが設けられている。
また、図7(b)に示すように、非給電側ソケット120には、直管形LEDランプ1の第2口金70の口金ピン71が挿入される挿入孔121が設けられている。さらに、非給電側ソケット120にも、口金ピン71を鉛直下方から挿入できるように、挿入孔121の下方端を開放する口金ピン挿入用開口121aが設けられている。
ここで、図8を用いて、図7(a)及び図7(b)に示される給電側ソケット110及び非給電側ソケット120が設けられた照明器具100に直管形LEDランプ1を装着するときの方法について説明する。図8は、照明器具に直管形LEDランプを装着するときの装着方法の一例を説明するための図である。
まず、図8(a)に示すように、水平に維持した状態で直管形LEDランプ1を反重力方向に持ち上げて、直管形LEDランプ1における第1口金60及び第2口金70を、鉛直下方から給電側ソケット110及び非給電側ソケット120に挿入する。このとき、口金ピン61及び71は、図7(a)及び図7(b)に示される口金ピン挿入用開口111a及び121aから挿入して、第1口金60を給電側ソケット110に対向させるとともに、第2口金70を非給電側ソケット120に対向させる。
続いて、図8(b)に示すように、管軸(X軸)を中心として直管形LEDランプ1を90度回転させる。これにより、図8(c)に示すように、直管形LEDランプ1を照明器具100に取り付けることができる。
これにより、直管形LEDランプ1と照明器具100とを備える照明装置を構成することができる。
次に、本実施の形態に係る直管形LEDランプの作用効果について、図9A〜図9Dを用いて説明する。図9A〜図9Dは、それぞれ、照明器具に取り付ける前、照明器具に取り付けた時、熱膨張時及び熱収縮時における本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの第2口金周辺の断面図である。
図9Aに示すように、直管形LEDランプ1を照明器具100に取り付ける前は、コイルバネ92には力が加わっていないか、力が加わっていても僅かである。
そして、図8のようにして直管形LEDランプ1を照明器具100に取り付けると、図9Bに示すように、第2口金70の口金本体72が非給電側ソケット120から押圧力を受けて、第2口金70は若干押し込まれる。
このとき、非給電側ソケット120に対する基台30及びネジ91の位置は変わらないので、基台30の端部の端面と口金本体72の底部72bの底面との距離が短くなる。これにより、コイルバネ92に力が加わってコイルバネ92が縮み、ネジ91の軸部が貫通孔75内を摺動してネジ91のネジ頭が凹部76の底面から僅かに浮いた状態となる。
そして、図9Bの状態において、LEDモジュール10の点灯等により基台30の周辺温度が上昇すると、基台30は熱膨張する。このとき、図9Cに示すように、基台30は、当該基台30の長手方向に伸びるので、基台30の端部の端面と口金本体72の底部72bの底面との距離が短くなる。このとき、コイルバネ92に圧縮力が加わってコイルバネ92は縮むことになる。
また、ネジ91は貫通孔75に遊貫されているので、ネジ91は、軸部が貫通孔75内を摺動するようにして非給電側ソケット120に近づくように(紙面右方向)に移動する。これにより、ネジ91のネジ頭が凹部76の底面からさらに浮いた状態となる。
このように、本実施の形態における直管形LEDランプ1によれば、基台30が熱膨張しても、基台30が第2口金70の口金本体72に対して相対的に可動するように構成されているので、非給電側ソケット120に対する口金本体72の位置は変わらない。つまり、基台30の熱膨張分を吸収することができる。
その後、LEDモジュール10の消灯等により基台30の周辺温度が元に戻ると、熱収縮して基台30が元の大きさとなり、図9Bの状態に戻る。
なお、凹部76は、基台30の熱膨張分を考慮して深めに形成することが好ましく、凹部76の深さ(ザグリ量)は、ネジ91のネジ頭の高さと基台30の熱膨張量とを考慮して決定するとよい。例えば、凹部76の深さは、基台30が熱膨張したときにネジ91のネジ頭が凹部76からはみ出さないような値に設定するとよい。これにより、基台30が熱膨張してもネジ91のネジ頭は凹部76内でしか移動しないので、ネジ91のネジ頭がソケットに接触することを回避することができる。
一方、図9Bの状態において、基台30の周辺温度が低下すると、基台30は熱収縮する。このとき、図9Dに示すように、基台30は、当該基台30の長手方向に縮むので、基台30の端部の端面と口金本体72の底部72bの底面との距離が長くなる。このとき、コイルバネ92に引っ張り力が加わってコイルバネ92は伸びることになる。
また、ネジ91は貫通孔75に遊貫されているので、ネジ91は、軸部が貫通孔75内を摺動するようにして非給電側ソケット120側から離れるように(紙面左方向)に移動する。つまり、ネジ91のネジ頭が凹部76の底面に近づく。この場合、ネジ91のネジ頭が貫通孔75を貫通しないように構成されており、ネジ91の首部分が凹部76の底面に掛止される。
このように、本実施の形態における直管形LEDランプ1によれば、基台30が熱収縮しても、基台30が口金本体72に対して相対的に可動するように構成されているので、非給電側ソケット120に対する口金本体72の位置は変わらない。つまり、基台30の熱収縮分を吸収することができる。
その後、基台30の周辺温度が元に戻ると、熱膨張して基台30が元の大きさとなり、図9Bの状態に戻る。
以上、本実施の形態に係る直管形LEDランプ1によれば、基台30は第2口金70(口金本体72)に対して相対的に可動するので、基台30の熱伸縮による直管形LEDランプ1の全長変化を吸収することができる。
これにより、温度上昇時に第2口金70が非給電側ソケット120を押すことによって非給電側ソケット120が破損してしまうことを抑制できる。また、温度低下時に第2口金70が非給電側ソケット120から外れて直管形LEDランプ1が照明器具100から脱落してしまうことを抑制できる。
しかも、本実施の形態では、第2口金70(口金本体72)と基台30との間にコイルバネ92が挟まれているので、第2口金70と基台30との相対的な可動を制限することができ、第2口金70と基台30との距離の変化量(減少量又は増加量)をコイルバネ92の変化量(縮み量又は伸び量)とすることができる。つまり、基台30の熱伸縮量(熱膨張量又は熱収縮量)をコイルバネ92によって吸収することができる。
なお、本実施の形態では、基台30が第2口金70(口金本体72)に対して相対的に可動するように構成したが、透光性カバー20についても第2口金70(口金本体72)に対して相対的に可動するように構成してもよい。
これにより、基台30の熱伸縮よる直管形LEDランプ1の全長変化を吸収するだけではなく、透光性カバー20の熱伸縮による直管形LEDランプ1の全長変化についても吸収することができる。この場合、透光性カバー20は、第2口金70の口金本体72内の空間領域(スペース)に入り込む形で透光性カバー20の熱膨張量を吸収することができる。つまり、透光性カバー20の熱膨張量と基台30の熱膨張量の差分を吸収することができる。
特に、本実施の形態における透光性カバー20は樹脂製であって熱伸縮量が大きいので、透光性カバー20についても第2口金70(口金本体72)に対して相対的に可動することによって、直管形LEDランプ1の全長変化を効果的に抑制できる。
また、本実施の形態では、直管形LEDランプ自身の構造によって直管形LEDランプの全長変化を吸収するように構成したが、さらに照明器具によって直管形LEDランプの全長変化を吸収するように構成してもよい。
例えば、図10に示すような給電側ソケット及び非給電側ソケットを用いて、補助的に直管形LEDランプ1の全長変化を吸収させてもよい。図10(a)は、第1口金(2ピン口金)に対応した給電側ソケットの他の一例を示す斜視図であり、図10(b)は、第2口金(1ピン口金)に対応した非給電側ソケットの他の一例を示す斜視図である。
図10(a)に示すように、給電側ソケット210には、直管形LEDランプ1の第1口金60の一対の口金ピン61が挿入される挿入孔211が設けられている。
また、図10(b)に示すように、非給電側ソケット220は、ソケット本体と、ソケット本体に取り付けられたプランジャー222と、プランジャー222に形成された挿入孔221と、ソケット本体に内蔵されたコイルバネ(不図示)とを備える。
挿入孔221には、直管形LEDランプ1の第2口金70の口金ピン71が挿入される。プランジャー222は、直管形LEDランプ1の第2口金70の口金ピン71が接続される接続部材であり、ソケット本体に対して基台30の長手方向に沿って相対的に可動する。具体的には、プランジャー222は、ソケット本体内に内蔵されたコイルバネを利用して摺動可能に構成されている。これにより、熱による伸縮によって直管形LEDランプ1の全長(ランプ長)が変化しても、プランジャー222の可動によって直管形LEDランプ1の全長変化を吸収することができる。
ここで、図11を用いて、図10(a)及び図10(b)に示される給電側ソケット210及び非給電側ソケット220が設けられた照明器具200に直管形LEDランプ1を装着するときの方法について説明する。図11は、照明器具に直管形LEDランプを装着するときの装着方法の他の一例を説明するための図である。照明器具に直管形LEDランプを装着するときの装着方法の一例を説明するための図である。
この場合、まず、図10(a)に示すように、直管形LEDランプ1の第2口金70の口金ピン71を非給電側ソケット220の挿入孔221(図10(b)参照)に挿入するようにして、第2口金70を非給電側ソケット220に対して斜め方向から押し当てる。
続いて、図10(b)に示すように、第1口金60が給電側ソケット210に対向するように第1口金60を持ち上げて、直管形LEDランプ1を水平にする。このとき、同図に示すように、非給電側ソケット220のプランジャー222は直管形LEDランプ1からの押圧力によってコイルバネ223を縮めるようにしてソケット本体内に押し込まれる。このため、直管形LEDランプ1は、コイルバネ223のバネ弾性力によって付勢された状態となる。
その後、図10(c)に示すように、直管形LEDランプ1によるプランジャー222への押圧力を開放する。これにより、コイルバネ223のバネ復元力によってプランジャー222が元の位置にまで押し戻されて、第1口金60の一対の口金ピン61が給電側ソケット210の挿入孔211(図10(a)参照)に挿入される。
続いて、同図に示すように、管軸を中心として直管形LEDランプ1を90度回転させる。これにより、図10(d)に示すように、直管形LEDランプ1を照明器具200に装着することができる。
これにより、直管形LEDランプ1と照明器具200とを備える照明装置を構成することができる。
このように、照明器具のソケットにプランジャーを設けることによって、直管形LEDランプ1自身の構造によって直管形LEDランプ1の全長変化を吸収するだけではなく、照明器具によっても直管形LEDランプ1の全長変化を吸収することができる。
特に、直管形LEDランプ1を構成する外郭筐体(基台30及び透光性カバー20)は、樹脂製の場合に熱膨張によるサイズ変動が大きいので、直管形LEDランプ1自身の構造だけでは直管形LEDランプ1の全長変化を吸収することができない場合がある。したがって、照明器具によって補助的に直管形LEDランプ1の全長変化を吸収することによって、ソケットの破損等をより確実に回避できる。
なお、直管形LEDランプ1の全長変化を吸収する構造は、非給電側ソケット220ではなく、給電側ソケット210に設けてもよいし、非給電側ソケット220と給電側ソケット210の両方に設けてもよい。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る直管形LEDランプについて、図12を用いて説明する。図12は、本発明の実施の形態2に係る直管形LEDランプにおける第2口金周辺の拡大断面図である。
本実施の形態に係る直管形LEDランプが実施の形態1の直管形LEDランプと異なる点は、第2口金の構成である。
図12に示すように、本実施の形態における第2口金70Aは、口金ピン71Aと、口金本体72A1と、内部口金72A2と、コイルバネ92Aとを有する。なお、第2口金70Aは、実施の形態1と同様に、透光性カバー20及び基台30の長手方向の他方の端部に設けられる。
口金ピン71Aは、棒状部材の一例であって、内部口金72A2から外方に向かって突出するように構成されている。口金ピン71Aは、一端が内部口金72A2に固定されており、他端が口金本体72A1から露出するように口金本体72A1に設けられた貫通孔75Aを挿通される。
また、口金ピン71Aは、口金本体72A1の貫通孔75Aに遊貫される。つまり、口金ピン71Aは、内部口金72A2には固定されているが、口金本体72A1には固定されておらず、貫通孔75A内を摺動可能となっている。本実施の形態において、口金ピン71Aは、X軸方向に沿って貫通孔75A内を摺動する。
なお、口金ピン71Aは、実施の形態1の口金ピン71と同様に、断面T字状の導電ピンである。
口金本体72A1は、第2口金70Aの外郭をなし、開口部及び底部を有する有底筒状に構成されている。本実施の形態における口金本体72A1は、有底円筒形状であり、内部口金72A2を覆うように構成される。口金本体72A1は、例えば、PBT等の樹脂材料によって構成することができる。
口金本体72A1は、直管形LEDランプ1が照明器具に装着されたときに、照明器具のソケットに対向する。具体的には、口金本体72A1の底部の外面がソケットの外面に対面する。
内部口金72A2は、口金本体72A1の内部に配置される。内部口金72A2は、口金本体72A1に対して相対的に可動するように構成されている。つまり、内部口金72A2は、口金本体72A1には固定されておらず、口金本体72A1内をガタつくことなく摺動する。したがって、内部口金72A2の外径は口金本体72A1の内径とほぼ同じであり、内部口金72A2と口金本体72A1との間には僅かな隙間しか設けられていない。
また、内部口金72A2は、基台30の長手方向の端部に固定されている。図12に示すように、例えば、内部口金72A2は、ネジ91Aを当該内部口金72A2に設けられた貫通孔を挿通させて基台30の孔部35にねじ込むことによって基台30に固定される。
なお、内部口金72A2には、実施の形態1の口金本体72と同様に、突出部73及びリブ74が設けられている。また、内部口金72A2は、例えば、PBT等の樹脂材料によって構成することができる。
貫通孔75Aは、口金本体72A1を貫通するように設けられている。貫通孔75Aには、口金ピン71Aが挿通される。本実施の形態において、貫通孔75Aは、口金ピン71Aのガイド孔であって、口金ピン71Aのピン軸が摺動するように構成されている。したがって、貫通孔75Aの孔径は口金ピン71Aのピン軸の径とはほぼ同じであり、貫通孔75Aと口金ピン71Aとの間には僅かな隙間しか設けられていない。
コイルバネ92Aは、弾性部材の一例であって、実施の形態1のコイルバネ92と同様の構成である。コイルバネ92Aは、口金本体72A1と内部口金72A2との間に挟まれている。なお、コイルバネ92Aの一方端が口金本体72A1に固定されており、コイルバネ92Aの他方端が内部口金72A2に固定されている。
本実施の形態において、コイルバネ92Aには口金ピン71Aが挿入されており、コイルバネ92Aは、口金ピン71Aを軸として巻回されている。
以上、本実施の形態に係る直管形LEDランプでは、第2口金70A(口金本体72A1)の貫通孔75Aを挿通させた口金ピン71Aが基台30に固定された内部口金72A2に固定されている。一方、口金ピン71Aは、上述のとおり、口金本体72A1には固定されておらず、貫通孔75Aに遊貫されている。
これにより、基台30及び口金ピン71Aは、当該基台30の長手方向に沿って、口金本体72A1に対して相対的に可動する。つまり、基台30は、口金ピン71Aとは連動するが、口金本体72A1とは連動することなく、基台30の長手方向に沿って動く。
次に、本実施の形態に係る直管形LEDランプの作用効果について、図13A及び図13Bを用いて説明する。図13A及び図13Bは、それぞれ、直管形LEDランプを照明器具に取り付け後の熱膨張時及び熱収縮時における本発明の実施の形態1に係る直管形LEDランプの第2口金周辺の断面図である。
図13Aに示すように、LEDモジュール10の点灯等により基台30の周辺温度が上昇すると基台30が熱膨張して、基台30に固定された内部口金72A2と口金本体72A1との距離が短くなる。このとき、コイルバネ92Aに圧縮力が加わってコイルバネ92Aは縮むことになる。
また、口金ピン71Aは口金本体72A1の貫通孔75Aに遊貫されているので、口金ピン71Aは、貫通孔75A内を摺動するとともに非給電側ソケット120の挿入孔121内の奥側(紙面右方向)に移動する。
このように、本実施の形態における直管形LEDランプによれば、基台30が熱膨張しても、基台30が口金本体72A1に対して相対的に可動するように構成されているので、非給電側ソケット120に対する口金本体72A1の位置は変わらない。つまり、基台30の熱膨張分を吸収することができる。
なお、その後、LEDモジュール10の消灯等により基台30の周辺温度が元に戻ると、熱収縮して基台30が元の大きさとなる。
一方、図13Bに示すように、基台30の周辺温度が低下すると基台30が熱収縮して、内部口金72A2と口金本体72A1との距離が長くなる。
また、口金ピン71Aは貫通孔75Aに遊貫されているので、口金ピン71Aは、貫通孔75A内を摺動するとともに非給電側ソケット120の挿入孔121内の手前側(紙面左方向)に移動する。
このように、本実施の形態における直管形LEDランプによれば、基台30が熱収縮しても、基台30が口金本体72A1に対して相対的に可動するように構成されているので、非給電側ソケット120に対する口金本体72A1の位置は変わらない。つまり、基台30の熱収縮分を吸収することができる。
なお、その後、基台30の周辺温度が元に戻ると、熱膨張して基台30が元の大きさとなる。
以上、本実施の形態に係る直管形LEDランプによれば、実施の形態1と同様に、基台30は口金本体72A1に対して相対的に可動するので、基台30の熱伸縮による直管形LEDランプの全長変化を吸収することができる。
また、本実施の形態でも、口金本体72A1と内部口金72A2との間にコイルバネ92Aが挟まれているので、基台30の熱伸縮量(熱膨張量又は熱収縮量)をコイルバネ92Aによって吸収することができる。
また、本実施の形態では、透光性カバー20が口金本体72A1に対して相対的に可動する。これにより、基台30の熱伸縮よる直管形LEDランプ1の全長変化を吸収するだけではなく、透光性カバー20の熱伸縮による直管形LEDランプ1の全長変化についても吸収することができる。
また、本実施の形態では、実施の形態1と異なり、基台30の熱伸縮によって口金ピン71Aの位置が移動する。したがって、照明器具のソケットにおける口金ピン71Aとの接続部分も可動する構造とすることが好ましく、例えば、第2口金70Aを装着するソケットとしては、図10(b)に示すような非給電側ソケット220を用いるとよい。これにより、口金ピン71Aとソケットとの安定した接続状態を維持させることができる。
また、本実施の形態では、口金ピン71Aをコイルバネ92A内に挿入させたが、図14に示すように、口金ピン71Aをコイルバネ92A内に挿入させずに、コイルバネ92Aを口金本体72A1と内部口金72A2との間に挟んでもよい。この場合、口金本体72A1と内部口金72A2とが安定して保持されるように、管軸を中心として複数のコイルバネ92Aを対称的に配置するとよい。例えば、図14に示すように、2つのコイルバネ92Aを口金ピン71Aを中心にZ軸方向に配置することができる。なお、コイルバネ92Aは、3つ以上用いてもよい。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3に係る直管形LEDランプについて、図15を用いて説明する。図15は、本発明の実施の形態3に係る直管形LEDランプにおける第2口金周辺の拡大断面図である。
本実施の形態に係る直管形LEDランプが実施の形態1の直管形LEDランプと異なる点は、第2口金の構成である。
図15に示すように、本実施の形態における第2口金70Bは、口金ピン71Bと、口金本体72Bとを有する。なお、本実施の形態では、コイルバネは用いられていない。第2口金70Bは、実施の形態1と同様に、透光性カバー20及び基台30の長手方向の他方の端部に設けられる。
口金ピン71Bは、棒状部材の一例であって、口金本体72Bから外方に向かって突出するように構成されている。また、口金ピン71Bは、非給電側ソケット120(挿入孔121)と口金本体72Bとの間に所定の隙間dがあくように長くしている。本実施の形態における隙間dは、基台30や透光性カバー20が熱膨張したとしても、口金本体72Bが非給電側ソケット120に当接しないような距離に設定されている。つまり、非給電側ソケット120と口金本体72Bとの間に隙間は、少なくとも、長尺状の外郭筐体(基台30及び透光性カバー)の熱膨張による直管形LEDランプの全長変化の分だけ設けられている。
なお、口金ピン71Bは、実施の形態1の口金ピン71と同様に、断面T字状の導電ピンである。
また、口金本体72Bは、基台30の長手方向の端部に固定されている。図15に示すように、例えば、口金本体72Bは、ネジ91Bを口金本体72Bに設けられた貫通孔を挿通させて基台30の孔部35にねじ込むことによって基台30に固定される。
なお、口金本体72Bには、実施の形態1の口金本体72と同様に、突出部73及びリブ74が設けられている。また、口金本体72Bは、例えば、PBT等の樹脂材料によって構成することができる。
以上、本実施の形態に係る直管形LEDランプでは、口金ピン71Bを長くして、非給電側ソケット120と口金本体72Bとの間に所定の隙間dを設けている。これにより、基台30や透光性カバー20の熱膨張による直管形LEDランプの全長変化を隙間dによって吸収することができる。つまり、基台30や透光性カバー20が熱膨張して直管形LEDランプの全長が伸びたとしても、口金ピン71Bが非給電側ソケット120の挿入孔121内を摺動し、口金本体72Bと非給電側ソケット120との衝突を回避することができる。
なお、本実施の形態では、実施の形態1と異なり、基台30や透光性カバー20の熱伸縮によって口金ピン71Bの位置が移動する。したがって、実施の形態2と同様に、照明器具のソケットにおける口金ピン71Bとの接続部分も可動する構造とすることが好ましく、例えば、第2口金70Bを装着するソケットとしては、図10(b)に示すような非給電側ソケット220を用いるとよい。
(その他)
以上、本発明に係る照明用光源及び照明装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態1〜3では、非給電側の第2口金70において基台30の熱膨張によるランプ長の変化を吸収できるように構成したが、給電側の第1口金60において基台30の熱膨張によるランプ長の変化を吸収できるように構成してもよい。つまり、基台30が第1口金60に対して相対的に可動するように構成してもよい。あるいは、基台30が第1口金60及び第2口金70の両方に対して相対的に可動するように構成してもよい。この場合、両側の口金から給電を受ける両側給電方式としても構わない。
但し、給電側の第1口金60には電気的な接続が行われているので、上記実施の形態1〜3のように、基台30は非給電側の第2口金70に対して相対的に可動するように構成する方がよい。
また、上記実施の形態1〜3において、第1口金60はL形口金としたが、G13口金としても構わない。また、第2口金70の口金ピン71を2本とし、第2口金70もG13口金としてもよい。このように、2つの口金のうち一方を1本ピン(1ピン)とし、他方を2本(2ピン)とする1ピン−2ピンの口金構造としてもよいし、2つの口金をいずれも2本ピン(2ピン)とする2ピン−2ピンの口金構造としてもよい。
また、上記実施の形態1〜3において、ネジ91は第2口金70の貫通孔75を遊貫するように構成したが(つまり、ネジ91が第2口金70の凹部76内を移動するように構成したが)、これに限らない。例えば、ネジ91に代えて、バネ機構等の弾性機構を有して軸方向に伸び縮みして長さが変化する棒状部材を用いてもよい。この場合、コイルバネ92を用いる必要が無く、また、当該棒状部材は基台30に固定されるとともに第2口金70にも固定されていてもよい。
また、上記実施の形態1〜3では、外郭筐体が透光性カバー20と基台30とによって構成された直管形LEDランプを例にとって説明したが、これに限らない。例えば、透光性カバー20に代えて長尺円筒状の直管(ガラス管やプラスチック管等)を用いて、当該直管の内部に基台30を収納するように構成された直管形LEDランプとしても構わない。この場合、直管と基台30とは強固に固定せずに、基台30は、口金に対してだけではなく、直管に対しても相対的に可動するように構成するとよい。
また、上記実施の形態1〜3では、110形の直管形LEDランプを例に説明したが、110形以外の直管形LEDランプとしてもよい。また、直管形LEDランプに限らず、一端に口金を有する長尺状の照明用光源にも適用することができる。
また、上記実施の形態1〜3では、LEDモジュール10として、パッケージ化されたLED素子12を用いたSMD型のLEDモジュールとしたが、これに限らない。具体的には、図16に示すように、基板11上に複数のLEDチップ12Aが直接実装され、複数のLEDチップを封止部材15(蛍光体含有樹脂)によって一括封止した構成であるCOB(Chip On Board)型のLEDモジュール10Aとしても構わない。
また、上記実施の形態1〜3において、LEDモジュール(LED素子)は、青色LEDチップと黄色蛍光体とによって白色光を放出するように構成したが、これに限らない。例えば、演色性を高めるために、黄色蛍光体に加えて、さらに赤色蛍光体や緑色蛍光体を混ぜても構わない。また、黄色蛍光体を用いずに、赤色蛍光体及び緑色蛍光体を含有する蛍光体含有樹脂を用いて、これと青色LEDチップとを組み合わせることによりに白色光を放出するように構成することもできる。
また、上記実施の形態1〜3において、LEDチップは、青色以外の色を発光するLEDチップを用いても構わない。例えば、紫外線発光のLEDチップを用いる場合、蛍光体粒子としては、三原色(赤色、緑色、青色)に発光する各色蛍光体粒子を組み合わせたものを用いることができる。さらに、蛍光体粒子以外の波長変換材を用いてもよく、例えば、波長変換材として、半導体、金属錯体、有機染料、顔料など、ある波長の光を吸収し、吸収した光とは異なる波長の光を発する物質を含んでいる材料を用いてもよい。
また、上記実施の形態1〜3において、発光素子としてLEDを例示したが、半導体レーザ等の半導体発光素子、又は、有機EL(Electro Luminescence)や無機EL等のEL素子等、その他の固体発光素子を用いてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 直管形LEDランプ(照明用光源)
10、10A LEDモジュール(発光モジュール)
11 基板
11a 切り欠き部
11b 凸部
12 LED素子(発光素子)
12a パッケージ
12b LEDチップ
12c、15 封止部材
12A LEDチップ
13、14 接続端子
20 透光性カバー
20a 爪部
30 基台
31 載置部
31a 溝部
32 外郭部
33 中空部
34 連結部
35 孔部
41、42 コネクタ線
41a、42a 装着部
41b、42b 電力供給線
42c 接続部
50 押さえ部材
60 第1口金
61、71、71A、71B 口金ピン
62、72、72A1、72B 口金本体
62a、72a 開口部
62b、72b 底部
63、73 突出部
63a、73a 凸部
64、74 リブ
70、70A、70B 第2口金(口金)
72A2 内部口金
75、75A 貫通孔
76 凹部
80 点灯回路
91、91A、91B ネジ(棒状部材)
92、92A コイルバネ(弾性部材)
100、200 照明器具
110、210 給電側ソケット
111、121、211、221 挿入孔
111a、121a 口金ピン挿入用開口
120、220 非給電側ソケット
222 プランジャー(接続部材)
223 コイルバネ

Claims (10)

  1. 照明器具のソケットに装着される照明用光源であって、
    長尺状の基台と、
    前記基台を覆う長尺状の透光性カバーと、
    前記基台に配置された発光モジュールと、
    前記透光性カバーの長手方向の端部に設けられた口金とを備え、
    前記口金は、前記ソケットに対向する口金本体を有し、
    前記基台は、当該基台の長手方向に沿って前記口金本体に対して相対的に可動するように構成されている
    照明用光源。
  2. 前記口金本体に設けられた貫通孔に遊貫され、かつ、前記基台の長手方向の端部に固定された棒状部材と、
    前記口金本体と前記基台の前記端部との間に挟まれた弾性部材とを備える
    請求項1に記載の照明用光源。
  3. 前記弾性部材は、前記棒状部材を軸として巻回するコイルバネである
    請求項2に記載の照明用光源。
  4. 前記棒状部材は、ネジであり、
    前記口金本体における前記貫通孔が設けられた位置には、前記ネジのネジ頭を収納する凹部が設けられており、
    前記凹部は、前記ネジ頭が前記貫通孔を貫通しないように前記ネジ頭を係止するように構成されている
    請求項2又は3に記載の照明用光源。
  5. 前記口金本体の内部に配置され、前記基台の長手方向の端部に固定された内部口金と、
    前記口金本体に設けられた貫通孔に遊貫され、かつ、前記内部口金に固定された口金ピンと、
    前記口金本体と前記内部口金との間に挟まれた弾性部材とを備える
    請求項1に記載の照明用光源。
  6. 前記弾性部材は、前記口金ピンを軸として巻回するコイルバネである
    請求項5に記載の照明用光源。
  7. 前記口金は、給電用の口金である
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明用光源。
  8. 前記透光性カバーと前記基台とによって長尺筒状の外郭筐体をなしている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明用光源。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の照明用光源と、
    前記照明用光源が装着された前記照明器具とを備える
    照明装置。
  10. 前記照明器具の前記ソケットは、
    ソケット本体と、
    前記ソケット本体に設けられ、前記口金が接続される接続部材とを備え、
    前記接続部材は、前記基台の長手方向に沿って前記ソケット本体に対して相対的に可動する
    請求項9に記載の照明装置。
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