JPH09168503A - 内視鏡の防水構造 - Google Patents

内視鏡の防水構造

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JPH09168503A
JPH09168503A JP7331256A JP33125695A JPH09168503A JP H09168503 A JPH09168503 A JP H09168503A JP 7331256 A JP7331256 A JP 7331256A JP 33125695 A JP33125695 A JP 33125695A JP H09168503 A JPH09168503 A JP H09168503A
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JP
Japan
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ring
endoscope
adhesive
waterproof structure
sealing
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JP7331256A
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Hiromitsu Shibuya
洋満 渋谷
Kiyoshi Kamiki
喜好 神木
Masako Takagi
雅子 高木
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】Oリングによるシール部の水密性が内視鏡使用
を長期間続けても良好な状態に保たれて、水漏れ事故の
発生しにくい内視鏡の防水構造を提供すること。 【解決手段】互いに係合するあい異なる部品1,2の間
に、その隙間を通って外部から水が侵入するのを防ぐた
めにシール用のOリング4を装着した内視鏡の防水構造
において、上記のあい異なる部品1,2の間に、上記O
リング4と並列に接着剤充填部5を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、互いに係合する
あい異なる部品の間にシール用のOリングが装着された
内視鏡の防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、使用後に必ず洗浄液で洗浄す
る必要があり、さらにエチレンオキサイドガスやオート
クレーブによる滅菌処理等も行われる。したがって、内
視鏡は外部から水が侵入しないシール構造にする必要が
ある。
【0003】そこで、一般に、外部に通じる位置にある
互いに係合するあい異なる部品の間には、シール用のO
リングが装着されている。Oリングとしては、弾力性の
あるゴム材料やプラスチック材料が用いられている。
【0004】しかし、Oリングには製造時や内視鏡への
組み付け時に多少の歪みや傷などが生じる場合があり、
Oリングが取り付けられる部品側にも歪みや傷等が存在
する場合がある。そしてそのような歪みや傷があると、
それによって生じた隙間から内視鏡内に水が侵入してい
わゆる水漏れ事故の原因になる場合がある。
【0005】そこで従来は、内視鏡を組み立てる際に、
Oリングの周囲やOリング装着溝内等にグリースや油を
塗布し、そのグリースや油が隙間内に入り込んで、完全
な水密性が確保されるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、Oリングが長
期間にわたってグリースや油に触れていると、Oリング
が膨潤したり変形して水密性が保たれなくなったり、内
視鏡使用後に繰り返し行われる洗浄消毒あるいは滅菌処
理によってグリースや油が次第に除去されてしまい、水
密性が保たれなくなって水漏れ事故の原因になる場合が
ある。
【0007】そこで本発明は、Oリングによるシール部
の水密性が内視鏡使用を長期間続けても良好な状態に保
たれて、水漏れ事故の発生しにくい内視鏡の防水構造を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の防水構造は、互いに係合するあい
異なる部品の間に、その隙間を通って外部から水が侵入
するのを防ぐためにシール用のOリングを装着した内視
鏡の防水構造において、上記のあい異なる部品の間に、
上記Oリングと並列に接着剤充填部を形成したことを特
徴とする。
【0009】なお、上記接着剤充填部が、上記Oリング
に接触して形成されていてもよく、上記接着剤充填部
が、上記Oリングから離れて形成されていてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図1において、1は、内視鏡の外面に露
出する部品、例えばアース端子であり、内視鏡のコネク
タ部または操作部の外壁2に突出して取り付けられてい
る。
【0011】アース端子1は、中間に形成された鍔部1
aが外壁2の表面部分に当接し、奥の部分で外壁2と螺
合して固定されている。その螺合部Aと鍔部1aとの間
には、アース端子1と外壁2との隙間部分に円周溝3が
形成されていて、その中に、Oリング4が潰された状態
で嵌め込まれている。Oリング4は弾力性のあるゴム材
またはプラスチック材によって形成されている。
【0012】したがって、外部からアース端子1と外壁
2との間の隙間を通って侵入しようとする水等は、基本
的にはこのOリング4によって止められて、外壁2から
内側に水が侵入しないようになっている。
【0013】そのOリング4が装着された円周溝3から
離れてそれより少し奥の部分には、アース端子1と外壁
2との境界部分に、アース端子1と外壁2の両方にまた
がって第2の円周溝5が形成されている。
【0014】第2の円周溝5は、Oリング4が嵌め込ま
れた円周溝3と並列に全周に形成されていて、その内部
には例えばエポキシ系又はシリコン系等の耐水性のある
接着剤6が充填されている。なお、接着剤6として、一
般にシーリング材と称して用いられているゴム系のもの
を用いてもよい。
【0015】このように構成することにより、長期の使
用によってOリング4のシール性が不完全になってその
部分に隙間が発生しても、そこから内部に侵入しようと
する水は第2の円周溝5に充填されている接着剤6で止
められ、水漏れに至らない。
【0016】図2は、本発明の第2の実施の形態を示し
ており、第2の円周溝5を形成せずに、円周溝3内のO
リング4の周囲の隙間部分に接着剤6を充填したもので
ある。このように構成することにより、Oリング4に接
着剤6が接触するが、上述の第1の実施の形態と同様の
効果が得られる。ただし、接着剤6は硬化しないタイプ
のものを用いるのが望ましい。
【0017】図3は、本発明の第3の実施の形態を示し
ており、接着剤6を充填する第2の円周溝7を円周溝3
より表面側に(この実施の形態においては、外壁2の外
表面に露出して)設けたものである。
【0018】このように構成すると、接着剤6にひび割
れ等ができるまでは接着剤6によって防水シールが行わ
れ、長期間の使用によって接着剤6のシール性が破損し
たあとは、Oリング4によってさらにシール性が維持さ
れ、結果として、第1の実施の形態と同様の効果が得ら
れる。
【0019】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、内視鏡の外表面に通じるどのような部
分に適用してもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、互いに係合するあい異
なる部品の間に、シール用のOリングと並列に接着剤充
填部を形成したことにより、Oリングと接着剤充填部の
何方か一方のシール性が損なわれても他方によってさら
にシール性が維持されるので、内視鏡使用を長期間続け
ても水密性が良好な状態に保たれて、水漏れ事故が発生
しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の部分断面図であ
る。
【図3】本発明の第3の実施の形態の部分断面図であ
る。
【符号の説明】
1 アース端子 2 外壁 3 円周溝 4 Oリング 5,7 第2の円周溝 6 接着剤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに係合するあい異なる部品の間に、そ
    の隙間を通って外部から水が侵入するのを防ぐためにシ
    ール用のOリングを装着した内視鏡の防水構造におい
    て、 上記のあい異なる部品の間に、上記Oリングと並列に接
    着剤充填部を形成したことを特徴とする内視鏡の防水構
    造。
  2. 【請求項2】上記接着剤充填部が、上記Oリングに接触
    して形成されている請求項1記載の内視鏡の防水構造。
  3. 【請求項3】上記接着剤充填部が、上記Oリングから離
    れて形成されている請求項1記載の内視鏡の防水構造。
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