JPH11330730A - 情報処理装置の耐環境カバー - Google Patents
情報処理装置の耐環境カバーInfo
- Publication number
- JPH11330730A JPH11330730A JP13691198A JP13691198A JPH11330730A JP H11330730 A JPH11330730 A JP H11330730A JP 13691198 A JP13691198 A JP 13691198A JP 13691198 A JP13691198 A JP 13691198A JP H11330730 A JPH11330730 A JP H11330730A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- environment
- front panel
- cover
- panel
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K5/00—Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
- H05K5/06—Hermetically-sealed casings
- H05K5/061—Hermetically-sealed casings sealed by a gasket held between a removable cover and a body, e.g. O-ring, packing
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造コストや組立コストが低く、然も、浸透
性の高い薬品や油が付着する虞れのある環境において
も、高いシール効果が得られる耐環境カバーを提供す
る。 【解決手段】 耐環境カバー４を装着すべき情報処理装
置１は、キャビネット11の前部に配備されたフロントパ
ネル２の前面にタッチ入力パネルを取り付けて構成され
る。耐環境カバー４は、全体が光透過性のシリコーンゴ
ム若しくはフッ素ゴムによって一体成形され、フロント
パネル２の前面及びその外周縁部20を被うべきトレイ状
のフロントシート部41と、断面が略楕円形を呈してフロ
ントパネル２の外周縁部20の背面に凹設された周溝21に
係合すべきＯリング部44とを一体に具えている。
性の高い薬品や油が付着する虞れのある環境において
も、高いシール効果が得られる耐環境カバーを提供す
る。 【解決手段】 耐環境カバー４を装着すべき情報処理装
置１は、キャビネット11の前部に配備されたフロントパ
ネル２の前面にタッチ入力パネルを取り付けて構成され
る。耐環境カバー４は、全体が光透過性のシリコーンゴ
ム若しくはフッ素ゴムによって一体成形され、フロント
パネル２の前面及びその外周縁部20を被うべきトレイ状
のフロントシート部41と、断面が略楕円形を呈してフロ
ントパネル２の外周縁部20の背面に凹設された周溝21に
係合すべきＯリング部44とを一体に具えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビネットの前
部にタッチ入力パネルが配備された各種の情報処理装置
を取付け盤に取り付ける構造において、入力操作等に伴
って装置内に薬品や油が侵入することを防止するための
耐環境カバーに関するものである。
部にタッチ入力パネルが配備された各種の情報処理装置
を取付け盤に取り付ける構造において、入力操作等に伴
って装置内に薬品や油が侵入することを防止するための
耐環境カバーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、図１に示す如く、電子回路等
を内蔵したキャビネット(11)の前部にフロントパネル
(２)を配備し、該フロントパネル(２)の前面に画面(10)
を具えると共に、該画面(10)を覆って透明のタッチ入力
パネル(６)を取り付けて構成される情報処理装置(１)が
知られている。尚、タッチ入力パネル(６)の表面には、
防滴や防塵を図るための樹脂製のフロントシート(12)が
貼着固定されている。
を内蔵したキャビネット(11)の前部にフロントパネル
(２)を配備し、該フロントパネル(２)の前面に画面(10)
を具えると共に、該画面(10)を覆って透明のタッチ入力
パネル(６)を取り付けて構成される情報処理装置(１)が
知られている。尚、タッチ入力パネル(６)の表面には、
防滴や防塵を図るための樹脂製のフロントシート(12)が
貼着固定されている。
【０００３】この様な情報処理装置(１)を取付け盤(図
示省略)に取り付ける場合には、図６の如く、フロント
パネル(２)の外周縁部(20)の背面に凹設された周溝(21)
にゴム製のＯリング(８)を装着する。そして、取付け盤
に形成された開口(51)にキャビネット(11)の背部を挿入
すると共に、取付け盤の開口縁部にフロントパネル(２)
の外周縁部(20)の背面を対向させ、適当な取付け具(図
示省略)を用いて、情報処理装置(１)を取付け盤(５)に
固定する。該取付け構造によれば、フロントパネル(２)
の外周縁部(20)の背面と取付け盤の開口縁の間がＯリン
グによってシールされ、薬品や油の侵入が防止される。
示省略)に取り付ける場合には、図６の如く、フロント
パネル(２)の外周縁部(20)の背面に凹設された周溝(21)
にゴム製のＯリング(８)を装着する。そして、取付け盤
に形成された開口(51)にキャビネット(11)の背部を挿入
すると共に、取付け盤の開口縁部にフロントパネル(２)
の外周縁部(20)の背面を対向させ、適当な取付け具(図
示省略)を用いて、情報処理装置(１)を取付け盤(５)に
固定する。該取付け構造によれば、フロントパネル(２)
の外周縁部(20)の背面と取付け盤の開口縁の間がＯリン
グによってシールされ、薬品や油の侵入が防止される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図６に
示す取付け構造においては、情報処理装置(１)が設置さ
れる環境によって、図１に示すフロントシート(12)とフ
ロントパネル(２)の間の接着層を透過することが可能な
浸透性の高い油や薬品が表面に付着することがあり、こ
の様な油や薬品がフロントシート(12)とフロントパネル
(２)の間から装置内に侵入する虞れがあった。この様な
問題に対し、フロントパネル前面を覆うことが可能なト
レイ状の透明樹脂シートと、フロントパネルと取付け盤
の間に介在してシール性を発揮すべき枠状のゴム製パッ
キンとを具え、ゴム製パッキンによって透明樹脂シート
の外周縁部を包み込む様に、ゴム製パッキンと透明樹脂
シートとを係合させたシール構造が提案されているが
(特開平8-234671号)、該構造においては、耐環境カバー
が透明樹脂シートとゴム製パッキンの２つの部材から構
成されているため、製造コストや組立コストが増大する
問題があった。
示す取付け構造においては、情報処理装置(１)が設置さ
れる環境によって、図１に示すフロントシート(12)とフ
ロントパネル(２)の間の接着層を透過することが可能な
浸透性の高い油や薬品が表面に付着することがあり、こ
の様な油や薬品がフロントシート(12)とフロントパネル
(２)の間から装置内に侵入する虞れがあった。この様な
問題に対し、フロントパネル前面を覆うことが可能なト
レイ状の透明樹脂シートと、フロントパネルと取付け盤
の間に介在してシール性を発揮すべき枠状のゴム製パッ
キンとを具え、ゴム製パッキンによって透明樹脂シート
の外周縁部を包み込む様に、ゴム製パッキンと透明樹脂
シートとを係合させたシール構造が提案されているが
(特開平8-234671号)、該構造においては、耐環境カバー
が透明樹脂シートとゴム製パッキンの２つの部材から構
成されているため、製造コストや組立コストが増大する
問題があった。
【０００５】本発明の目的は、製造コストや組立コスト
が低く、然も、浸透性の高い薬品や油が付着する虞れの
ある環境においても、高いシール効果が得られる耐環境
カバーを提供することである。
が低く、然も、浸透性の高い薬品や油が付着する虞れの
ある環境においても、高いシール効果が得られる耐環境
カバーを提供することである。
【０００６】
【課題を解決する為の手段】情報処理装置は、キャビネ
ット(11)の前部に配備されたフロントパネル(２)にタッ
チ入力パネル(６)を取り付けて構成され、取付け盤(５)
に形成された開口(51)にキャビネット(11)の背部を挿入
すると共に、取付け盤(５)の開口縁部にフロントパネル
(２)の外周縁部(20)の背面を対向させて、取付け盤(５)
に取り付けられるものである。本発明に係る耐環境カバ
ーは、全体が光透過性のゴム若しくは樹脂によって一体
成形され、フロントパネル(２)の前面及びその外周縁部
(20)を被うべきトレイ状のフロントシート部(41)と、フ
ロントシート部(41)の外周縁部の全周に内向きに突設さ
れ、フロントパネル(２)の背面に回り込むべき回り込み
部(43)と、回り込み部(43)の内周縁部の全周に内向きに
突設され、断面が略円形若しくは略楕円形を呈して、フ
ロントパネル(２)の外周縁部(20)の背面に凹設された周
溝(21)に係合すべきＯリング部(44)と、フロントシート
部(41)と回り込み部(43)の連結部の全周に外向きに突設
され、後方へ向かって拡大するスカート部(42)と、Ｏリ
ング部(44)の内周側端部の全周に内向きに突設された庇
部(45)とを一体に具えている。
ット(11)の前部に配備されたフロントパネル(２)にタッ
チ入力パネル(６)を取り付けて構成され、取付け盤(５)
に形成された開口(51)にキャビネット(11)の背部を挿入
すると共に、取付け盤(５)の開口縁部にフロントパネル
(２)の外周縁部(20)の背面を対向させて、取付け盤(５)
に取り付けられるものである。本発明に係る耐環境カバ
ーは、全体が光透過性のゴム若しくは樹脂によって一体
成形され、フロントパネル(２)の前面及びその外周縁部
(20)を被うべきトレイ状のフロントシート部(41)と、フ
ロントシート部(41)の外周縁部の全周に内向きに突設さ
れ、フロントパネル(２)の背面に回り込むべき回り込み
部(43)と、回り込み部(43)の内周縁部の全周に内向きに
突設され、断面が略円形若しくは略楕円形を呈して、フ
ロントパネル(２)の外周縁部(20)の背面に凹設された周
溝(21)に係合すべきＯリング部(44)と、フロントシート
部(41)と回り込み部(43)の連結部の全周に外向きに突設
され、後方へ向かって拡大するスカート部(42)と、Ｏリ
ング部(44)の内周側端部の全周に内向きに突設された庇
部(45)とを一体に具えている。
【０００７】上記本発明の耐環境カバー(４)を用いて、
情報処理装置(１)を取付け盤(５)に取り付ける場合、先
ず、耐環境カバー(４)を情報処理装置(１)のフロントパ
ネル(２)に装着する。これによって、耐環境カバー(４)
のフロントシート部(41)はフロントパネル(２)の前面及
び外周縁部(20)に密着し、Ｏリング部(44)は、フロント
パネル(２)の外周縁部(20)の周溝(21)に嵌まることにな
る。この状態で、取付け盤(５)に形成された開口(51)に
キャビネット(11)の背部を挿入すると共に、取付け盤
(５)の開口縁部にフロントパネル(２)の外周縁部(20)の
背面を対向させ、周知の締結手段によって情報処理装置
(１)を取付け盤(５)に固定する。
情報処理装置(１)を取付け盤(５)に取り付ける場合、先
ず、耐環境カバー(４)を情報処理装置(１)のフロントパ
ネル(２)に装着する。これによって、耐環境カバー(４)
のフロントシート部(41)はフロントパネル(２)の前面及
び外周縁部(20)に密着し、Ｏリング部(44)は、フロント
パネル(２)の外周縁部(20)の周溝(21)に嵌まることにな
る。この状態で、取付け盤(５)に形成された開口(51)に
キャビネット(11)の背部を挿入すると共に、取付け盤
(５)の開口縁部にフロントパネル(２)の外周縁部(20)の
背面を対向させ、周知の締結手段によって情報処理装置
(１)を取付け盤(５)に固定する。
【０００８】この結果、耐環境カバー(４)の回り込み部
(43)、Ｏリング部(44)及び庇部(45)は、フロントパネル
(２)の外周縁部(20)の背面と取付け盤(５)の表面の間で
挟圧され、両面に密着することになる。又、スカート部
(42)は拡開する方向に弾性変形して、取付け盤(５)の表
面に密着することになる。この様にして、耐環境カバー
(４)は取付け盤(５)の表面と広い面積で密着し、これに
よって、フロントパネル(２)と取付け盤(５)の間に高い
シール効果が得られる。
(43)、Ｏリング部(44)及び庇部(45)は、フロントパネル
(２)の外周縁部(20)の背面と取付け盤(５)の表面の間で
挟圧され、両面に密着することになる。又、スカート部
(42)は拡開する方向に弾性変形して、取付け盤(５)の表
面に密着することになる。この様にして、耐環境カバー
(４)は取付け盤(５)の表面と広い面積で密着し、これに
よって、フロントパネル(２)と取付け盤(５)の間に高い
シール効果が得られる。
【０００９】ここで、耐環境カバー(４)の資材として、
硬さの比較的低いもの(例えばＪＩＳのＫ６３０１に規
定された硬さＨＳ＝３０〜７０)を採用した場合、Ｏリ
ング部(44)は、外周縁部(20)背面の周溝(21)内に押し込
まれることによって、周溝(21)の断面形状に応じて容易
に弾性変形し、周溝(21)の底面及び両側面と面接触する
ことになる。この結果、更に高いシール効果が得られ
る。
硬さの比較的低いもの(例えばＪＩＳのＫ６３０１に規
定された硬さＨＳ＝３０〜７０)を採用した場合、Ｏリ
ング部(44)は、外周縁部(20)背面の周溝(21)内に押し込
まれることによって、周溝(21)の断面形状に応じて容易
に弾性変形し、周溝(21)の底面及び両側面と面接触する
ことになる。この結果、更に高いシール効果が得られ
る。
【００１０】又、耐環境カバー(４)の表面をタッチ入力
操作した際に表面に薬品や油が付着したとしても、フロ
ントシート部(41)がフロントパネル(２)の前面を被って
おり、該フロントシート部(41)は回り込み部(43)を経て
Ｏリング部(44)に連続して繋がっているので、付着した
薬品や油が装置内に侵入することはない。
操作した際に表面に薬品や油が付着したとしても、フロ
ントシート部(41)がフロントパネル(２)の前面を被って
おり、該フロントシート部(41)は回り込み部(43)を経て
Ｏリング部(44)に連続して繋がっているので、付着した
薬品や油が装置内に侵入することはない。
【００１１】尚、耐環境カバー(４)の少なくとも入力操
作面となる表面領域に抗菌処理を施すことによって、耐
環境カバー(４)の表面での菌の繁殖を阻止することが出
来、衛生的である。
作面となる表面領域に抗菌処理を施すことによって、耐
環境カバー(４)の表面での菌の繁殖を阻止することが出
来、衛生的である。
【００１２】
【発明の効果】本発明に係る情報処理装置の耐環境カバ
ーによれば、全体が一体成形されているので、製造コス
トや組立コストが低く、然も、浸透性の高い薬品や油が
付着する虞れのある環境においても、高いシール効果が
得られる。
ーによれば、全体が一体成形されているので、製造コス
トや組立コストが低く、然も、浸透性の高い薬品や油が
付着する虞れのある環境においても、高いシール効果が
得られる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面に沿って具体的に説明する。図１及び図２に示
す如く、情報処理装置(１)は、電子回路等を内蔵したキ
ャビネット(11)の前部に、画面(10)を具えたフロントパ
ネル(２)を配備して構成されており、フロントパネル
(２)の外周縁部(20)は、キャビネット(11)よりも外側へ
突出している。そして、該外周縁部(20)の背面には、周
溝(21)が凹設されている。フロントパネル(２)の前面に
は、画面(10)を被ってタッチ入力パネル(６)が取り付け
られ、該タッチ入力パネル(６)の表面には、透明のフロ
ントシート(12)が貼着固定されている。又、キャビネッ
ト(11)には、後述の如く取付け盤への取付けに用いられ
る複数の窓(13)が開設されている。
き、図面に沿って具体的に説明する。図１及び図２に示
す如く、情報処理装置(１)は、電子回路等を内蔵したキ
ャビネット(11)の前部に、画面(10)を具えたフロントパ
ネル(２)を配備して構成されており、フロントパネル
(２)の外周縁部(20)は、キャビネット(11)よりも外側へ
突出している。そして、該外周縁部(20)の背面には、周
溝(21)が凹設されている。フロントパネル(２)の前面に
は、画面(10)を被ってタッチ入力パネル(６)が取り付け
られ、該タッチ入力パネル(６)の表面には、透明のフロ
ントシート(12)が貼着固定されている。又、キャビネッ
ト(11)には、後述の如く取付け盤への取付けに用いられ
る複数の窓(13)が開設されている。
【００１４】耐環境カバー(４)は、ＪＩＳのＫ６３０１
に規定された硬さＨＳが約５０の透明、半透明、若しく
は乳白色のシリコーンゴム又はフッ素ゴムによって一体
成形されており、資材となるゴム中に抗菌剤を混合する
ことによって、カバー表面に抗菌処理が施されている。
該耐環境カバー(４)は、図３に示す如く、矩形トレイ状
のフロントシート部(41)と、フロントシート部(41)の外
周縁部の全周に内向きに突設された回り込み部(43)と、
回り込み部(43)の内周縁部の全周に内向きに突設されて
断面が略楕円形のＯリング部(44)と、フロントシート部
(41)と回り込み部(43)の連結部の全周に外向きに突設さ
れて後方へ向かって拡大するスカート部(42)と、Ｏリン
グ部(44)の内周側端部の全周に内向きに突設された庇部
(45)とから構成される。
に規定された硬さＨＳが約５０の透明、半透明、若しく
は乳白色のシリコーンゴム又はフッ素ゴムによって一体
成形されており、資材となるゴム中に抗菌剤を混合する
ことによって、カバー表面に抗菌処理が施されている。
該耐環境カバー(４)は、図３に示す如く、矩形トレイ状
のフロントシート部(41)と、フロントシート部(41)の外
周縁部の全周に内向きに突設された回り込み部(43)と、
回り込み部(43)の内周縁部の全周に内向きに突設されて
断面が略楕円形のＯリング部(44)と、フロントシート部
(41)と回り込み部(43)の連結部の全周に外向きに突設さ
れて後方へ向かって拡大するスカート部(42)と、Ｏリン
グ部(44)の内周側端部の全周に内向きに突設された庇部
(45)とから構成される。
【００１５】図５は、上記耐環境カバー(４)の主要部の
寸法を表わしている。図示の如く、耐環境カバー(４)の
フロントシート部(41)は、０.５ｍｍｍの厚さに形成さ
れており、フロントシート部(41)の表面からタッチ入力
操作を行なうことが可能である。又、耐環境カバー(４)
のＯリング部(44)は、幅が３ｍｍ、前方への突出量が
２.５ｍｍ、後方への突出量が１ｍｍに形成されてい
る。尚、耐環境カバー(４)のＯリング部(44)が嵌まり込
むべきフロントパネル(２)の周溝(21)は、幅が３.５ｍ
ｍ、深さが２.３ｍｍに形成されている。
寸法を表わしている。図示の如く、耐環境カバー(４)の
フロントシート部(41)は、０.５ｍｍｍの厚さに形成さ
れており、フロントシート部(41)の表面からタッチ入力
操作を行なうことが可能である。又、耐環境カバー(４)
のＯリング部(44)は、幅が３ｍｍ、前方への突出量が
２.５ｍｍ、後方への突出量が１ｍｍに形成されてい
る。尚、耐環境カバー(４)のＯリング部(44)が嵌まり込
むべきフロントパネル(２)の周溝(21)は、幅が３.５ｍ
ｍ、深さが２.３ｍｍに形成されている。
【００１６】図４(ａ)に示す如く、フロントパネル(２)
に耐環境カバー(４)を装着することによって、耐環境カ
バー(４)のフロントシート部(41)は、フロントパネル
(２)のフロントシート(12)及び外周縁部(20)に密着す
る。回り込み部(43)は、外周縁部(20)の背面の外側領域
に密着する。Ｏリング部(44)は、外周縁部(20)の周溝(2
1)に嵌まり込む。又、庇部(45)は、外周縁部(20)の背面
の内側領域に密着する。ここで、耐環境カバー(４)のＯ
リング部(44)は回り込み部(43)及び庇部(45)よりも約１
ｍｍだけ取付け盤(５)側へ突出している。
に耐環境カバー(４)を装着することによって、耐環境カ
バー(４)のフロントシート部(41)は、フロントパネル
(２)のフロントシート(12)及び外周縁部(20)に密着す
る。回り込み部(43)は、外周縁部(20)の背面の外側領域
に密着する。Ｏリング部(44)は、外周縁部(20)の周溝(2
1)に嵌まり込む。又、庇部(45)は、外周縁部(20)の背面
の内側領域に密着する。ここで、耐環境カバー(４)のＯ
リング部(44)は回り込み部(43)及び庇部(45)よりも約１
ｍｍだけ取付け盤(５)側へ突出している。
【００１７】図４(ｂ)に示す如く、耐環境カバー(４)を
装着した情報処理装置(１)を、取付け具(３)を用いて取
付け盤(５)に固定する。この際、取付け盤(５)に形成さ
れた開口(51)にキャビネット(11)の背部を挿入すると共
に、取付け盤(５)の開口縁部にフロントパネル(２)の外
周縁部(20)の背面を対向させる。そして、取付け具(３)
のフック片(32)をキャビネット(11)の窓(13)に係合さ
せ、取付け具(３)のねじ部材(31)をねじ込み方向に回転
させる。これによって、情報処理装置(１)は、フロント
パネル(２)が取付け盤(５)に圧着する方向の力を受け
て、取付け盤(５)に固定されることになる。
装着した情報処理装置(１)を、取付け具(３)を用いて取
付け盤(５)に固定する。この際、取付け盤(５)に形成さ
れた開口(51)にキャビネット(11)の背部を挿入すると共
に、取付け盤(５)の開口縁部にフロントパネル(２)の外
周縁部(20)の背面を対向させる。そして、取付け具(３)
のフック片(32)をキャビネット(11)の窓(13)に係合さ
せ、取付け具(３)のねじ部材(31)をねじ込み方向に回転
させる。これによって、情報処理装置(１)は、フロント
パネル(２)が取付け盤(５)に圧着する方向の力を受け
て、取付け盤(５)に固定されることになる。
【００１８】この状態で、耐環境カバー(４)の回り込み
部(43)、Ｏリング部(44)及び庇部(45)は、フロントパネ
ル(２)の外周縁部(20)の背面と取付け盤(５)の表面の間
で挟圧され、両面に密着することになる。スカート部(4
2)は拡開する方向に弾性変形して、取付け盤(５)の表面
に密着することになる。又、Ｏリング部(44)は、外周縁
部(20)の周溝(21)内に押し込まれることによって、周溝
(21)の断面形状に応じて容易に弾性変形し、周溝(21)の
底面及び両側面と面接触することになる。この様にし
て、耐環境カバー(４)は取付け盤(５)の表面と広い面積
で密着し、これによって、フロントパネル(２)と取付け
盤(５)の間に高いシール効果が得られるのである。
部(43)、Ｏリング部(44)及び庇部(45)は、フロントパネ
ル(２)の外周縁部(20)の背面と取付け盤(５)の表面の間
で挟圧され、両面に密着することになる。スカート部(4
2)は拡開する方向に弾性変形して、取付け盤(５)の表面
に密着することになる。又、Ｏリング部(44)は、外周縁
部(20)の周溝(21)内に押し込まれることによって、周溝
(21)の断面形状に応じて容易に弾性変形し、周溝(21)の
底面及び両側面と面接触することになる。この様にし
て、耐環境カバー(４)は取付け盤(５)の表面と広い面積
で密着し、これによって、フロントパネル(２)と取付け
盤(５)の間に高いシール効果が得られるのである。
【００１９】又、耐環境カバー(４)の表面をタッチ入力
操作した際に薬品や油が付着したとしても、フロントシ
ート部(41)がフロントシート(12)及びフロントパネル
(２)の外周縁部(20)を被っており、該フロントシート部
(41)は回り込み部(43)を経てＯリング部(44)に連続して
繋がっているので、表面に付着した薬品や油がフロント
シート(12)の接着層を透過して装置内に侵入することは
ない。
操作した際に薬品や油が付着したとしても、フロントシ
ート部(41)がフロントシート(12)及びフロントパネル
(２)の外周縁部(20)を被っており、該フロントシート部
(41)は回り込み部(43)を経てＯリング部(44)に連続して
繋がっているので、表面に付着した薬品や油がフロント
シート(12)の接着層を透過して装置内に侵入することは
ない。
【００２０】上記耐環境カバー(４)は、全体が一体成形
されているので、製造コストや組立コストが低く、然
も、上述の如く高いシール効果が得られるので、浸透性
の高い薬品や油が付着する虞れのある環境においても、
情報処理装置(１)にこの様な薬品や油が侵入することは
ない。更に、耐環境カバー(４)には抗菌処理が施されて
いるので、カバー表面で大腸菌などが繁殖する虞れはな
く、衛生的である。
されているので、製造コストや組立コストが低く、然
も、上述の如く高いシール効果が得られるので、浸透性
の高い薬品や油が付着する虞れのある環境においても、
情報処理装置(１)にこの様な薬品や油が侵入することは
ない。更に、耐環境カバー(４)には抗菌処理が施されて
いるので、カバー表面で大腸菌などが繁殖する虞れはな
く、衛生的である。
【００２１】尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に
限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の
変形が可能である。例えば、耐環境カバー(４)の資材
は、シリコーンゴムやフッ素ゴムに限らず、透明で耐環
境性(耐油性、耐薬品性等)及び柔軟性を有するものであ
れば、周知の種々のゴムや樹脂を採用することが出来
る。
限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の
変形が可能である。例えば、耐環境カバー(４)の資材
は、シリコーンゴムやフッ素ゴムに限らず、透明で耐環
境性(耐油性、耐薬品性等)及び柔軟性を有するものであ
れば、周知の種々のゴムや樹脂を採用することが出来
る。
【図１】本発明の耐環境カバーと情報処理装置を正面側
から見た一部破断斜視図である。
から見た一部破断斜視図である。
【図２】本発明の耐環境カバーと情報処理装置を背面側
から見た斜視図である。
から見た斜視図である。
【図３】耐環境カバーの拡大断面図である。
【図４】耐環境カバーを装着した情報処理装置を取付け
盤に取り付ける工程を示す断面図(ａ)(ｂ)である。
盤に取り付ける工程を示す断面図(ａ)(ｂ)である。
【図５】耐環境カバーの主要部の寸法を示す図である。
【図６】従来のＯリングを用いたシール構造を示す斜視
図である。
図である。
(１) 情報処理装置 (11) キャビネット (10) 画面 (12) フロントシート (２) フロントパネル (20) 外周縁部 (６) タッチ入力パネル (４) 耐環境カバー (41) フロントシート部 (42) スカート部 (43) 回り込み部 (44) Ｏリング部 (45) 庇部 (５) 取付け盤
Claims (5)
- 【請求項１】 キャビネット(11)の前部に配備されたフ
ロントパネル(２)にタッチ入力パネル(６)を取り付けて
構成される情報処理装置(１)の耐環境カバーであって、
全体が光透過性のゴム若しくは樹脂によって一体成形さ
れ、フロントパネル(２)の前面及びその外周縁部(20)を
被うべきトレイ状のフロントシート部(41)と、断面が略
円形若しくは略楕円形を呈してフロントパネル(２)の外
周縁部(20)の背面に係合すべきＯリング部(44)とを一体
に具えていることを特徴とする情報処理装置の耐環境カ
バー。 - 【請求項２】 フロントシート部(41)の外周端部とＯリ
ング部(44)とは、フロントパネル(２)の外周縁部(20)の
外周面から背面に回り込むべき回り込み部(43)によって
互いに連結されている請求項１に記載の耐環境カバー。 - 【請求項３】 フロントシート部(41)と回り込み部(43)
の連結部の全周には、外向きに突出すると共に後方へ向
かって拡大するスカート部(42)が形成されている請求項
１又は請求項２に記載の耐環境カバー。 - 【請求項４】 Ｏリング部(44)の内周側端部の全周に
は、内向きに突出する庇部(45)が形成されている請求項
１乃至請求項３の何れかに記載の耐環境カバー。 - 【請求項５】 少なくとも入力操作面となる表面領域に
は抗菌処理が施されている請求項１乃至請求項４の何れ
かに記載の耐環境カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13691198A JP3533330B2 (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 情報処理装置の耐環境カバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13691198A JP3533330B2 (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 情報処理装置の耐環境カバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11330730A true JPH11330730A (ja) | 1999-11-30 |
| JP3533330B2 JP3533330B2 (ja) | 2004-05-31 |
Family
ID=15186464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13691198A Expired - Lifetime JP3533330B2 (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 情報処理装置の耐環境カバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3533330B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2006043325A1 (ja) * | 2004-10-21 | 2008-05-22 | 三菱電機株式会社 | 屋外設置機器 |
| JP2009223432A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-01 | Toshiba Corp | 電子機器 |
| JP2009301144A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Fujitsu Ltd | 電子機器 |
| JP2010062220A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Denso Corp | 電子装置の筐体構造 |
| WO2012164676A1 (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-06 | Ｎｌｔテクノロジー株式会社 | 表示装置 |
| EP2590489A2 (de) * | 2011-11-07 | 2013-05-08 | Bernecker+Rainer Industrie-Elektronik Gesellschaft MbH | Hygienegerechtes Anzeige- und Bediengerät |
| JP2015531902A (ja) * | 2012-06-29 | 2015-11-05 | ダヴ | タッチコントロールモジュール |
| CN109874258A (zh) * | 2019-04-12 | 2019-06-11 | 安徽省尚展模具工业有限公司 | 一种汽车线路板内部安装的防水防撞结构 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2577895B2 (ja) | 1986-09-30 | 1997-02-05 | 三井精機工業株式会社 | スクロ−ル圧縮機のクランク軸構造 |
| JP3041997U (ja) | 1997-03-31 | 1997-10-03 | 株式会社東洋マーク製作所 | シュリンクパック材 |
-
1998
- 1998-05-19 JP JP13691198A patent/JP3533330B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2006043325A1 (ja) * | 2004-10-21 | 2008-05-22 | 三菱電機株式会社 | 屋外設置機器 |
| JP2009223432A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-01 | Toshiba Corp | 電子機器 |
| JP2009301144A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Fujitsu Ltd | 電子機器 |
| US8213166B2 (en) | 2008-06-10 | 2012-07-03 | Fujitsu Limited | Electronic device |
| JP2010062220A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Denso Corp | 電子装置の筐体構造 |
| US9501095B2 (en) | 2011-05-30 | 2016-11-22 | Nlt Technologies, Ltd. | Display device |
| JP6004347B2 (ja) * | 2011-05-30 | 2016-10-05 | Ｎｌｔテクノロジー株式会社 | 表示装置 |
| WO2012164676A1 (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-06 | Ｎｌｔテクノロジー株式会社 | 表示装置 |
| EP2590489A2 (de) * | 2011-11-07 | 2013-05-08 | Bernecker+Rainer Industrie-Elektronik Gesellschaft MbH | Hygienegerechtes Anzeige- und Bediengerät |
| EP2590489B1 (de) * | 2011-11-07 | 2022-10-26 | B&R Industrial Automation GmbH | Hygienegerechtes Anzeige- und Bediengerät |
| JP2015531902A (ja) * | 2012-06-29 | 2015-11-05 | ダヴ | タッチコントロールモジュール |
| CN109874258A (zh) * | 2019-04-12 | 2019-06-11 | 安徽省尚展模具工业有限公司 | 一种汽车线路板内部安装的防水防撞结构 |
| CN109874258B (zh) * | 2019-04-12 | 2020-12-22 | 安徽省尚展模具工业有限公司 | 一种汽车线路板内部安装的防水防撞结构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3533330B2 (ja) | 2004-05-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7420136B2 (en) | Compression ring button assembly | |
| JP4397529B2 (ja) | 電気スイッチ | |
| US20020079653A1 (en) | Portable electronic equipment | |
| CN1882226A (zh) | 便携式电子装置 | |
| JP2004158650A (ja) | 電磁波シールド及び防水構造型筐体 | |
| KR960035387A (ko) | Led 표시 장치 및 조립 구조 | |
| CN109392260B (zh) | 安装于工业设备的电子设备 | |
| JPH11330730A (ja) | 情報処理装置の耐環境カバー | |
| JP3765110B2 (ja) | 筐体構造 | |
| JP3665883B2 (ja) | 計器筐体の防水構造 | |
| US10738975B2 (en) | Thin waterproof work light | |
| EP1253049B1 (en) | Grommet | |
| JP6911796B2 (ja) | 多光軸光電センサ | |
| JP2002295682A (ja) | 防水構造およびこの防水構造に用いられる座金部材 | |
| JPH0670292U (ja) | 防水ケース構造 | |
| JP2520031B2 (ja) | 表示装置用多孔シ―トパッキン | |
| JPS63160117A (ja) | 押釦スイツチ | |
| JP2007223554A (ja) | ワイパシャフト防水構造 | |
| JP3084199B2 (ja) | グロメット | |
| JP2001155597A (ja) | 多光軸光電スイッチ | |
| JP2002111246A (ja) | 筐体の防水構造 | |
| JPH07205657A (ja) | 自動車ドアのシール体 | |
| JP3054916B2 (ja) | 柔軟性部品の筐体への取付構造 | |
| JP2594247Y2 (ja) | 電気接続箱 | |
| JP2002159123A (ja) | グロメットの嵌合構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040217 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040308 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080312 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120312 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120312 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312 Year of fee payment: 10 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |