JP5658097B2 - 吸着剤組成物、放射性セシウム吸着剤及びそれを用いた放射性セシウムの分離方法 - Google Patents
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(1)紺青と、鉄及び酸化鉄の少なくともいずれかの磁性体と、キチン、キトサン、セルロース、及びポリ乳酸からなる群より選択される少なくとも一種の生分解性物質と、前記生分解性物質以外の高分子化合物とを必須成分として含有し、前記生分解性物質の含有割合が、1〜40質量%である吸着剤組成物。
(2)前記高分子化合物が、熱可塑性樹脂、ゴム状弾性体、又は親水性ポリマーである前記(1)に記載の吸着剤組成物。
(3)前記高分子化合物が、分子内に水酸基、アミノ基、及びカルボキシル基からなる群より選択される少なくとも一種の官能基を分子内に有する親水性ポリマーの架橋体又は水不溶性金属塩である前記(1)に記載の吸着剤組成物。
(5)粒径1μm〜5cmの粒状物である前記(4)に記載の放射性セシウム吸着剤。
本発明の吸着剤組成物は、紺青、鉄又は酸化鉄、及び高分子化合物を必須成分として含有する。以下、その詳細について説明する。
紺青は、フェロシアン化第二鉄を主成分とする青色顔料である。フェロシアン化第二鉄は、下記一般式(1)で表される化合物である。なお、下記一般式(1)中、MはK、NH4、Na、又はFeを示し、nはMの価数を示す。
M1/nFe[Fe(CN)6] ・・・(1)
磁性体は、鉄と酸化鉄の少なくともいずれかである。いずれの磁性体であっても、微粉末、粉末、又は粒子の状態のものを用いることが好ましい。鉄としては、微鉄粉(Fe)が好ましい。また、酸化鉄としては、酸化第一鉄(FeO)、酸化第二鉄(Fe2O3)、及び四酸化三鉄(Fe3O4)の微粉末が好ましい。これらの磁性体を含有させることで、吸着剤組成物及びこれを用いて得られる放射性セシウム吸着剤に磁性を付与することができる。このため、電磁分離機、超伝導磁気分離装置等を使用すれば、放射性セシウムを吸着させた後の放射性セシウム吸着剤を、簡易かつ安全に分離及び回収することができる。また、これらの磁性体は、顔料としての着色効果を有する成分である。このため、黒色、赤色、紫色、及びこれらを混合した色に吸着剤組成物及び放射性セシウム吸着剤を色分けすることが可能である。このため、色分けにより吸着剤としての効果の強弱等の分類が可能である。さらに、鉄や酸化鉄は比較的安価な磁性体である。このため、本発明の吸着剤組成物は、経済的な面でも利点がある。
高分子化合物としては、粒子状、繊維状、フィルム状、シート状、円筒状、及び金型にて賦形された所定形状を有する成形体に成形可能なものであれば特に限定されない。ただし、紺青の熱変性温度が180℃付近であることから、180℃以下の温度で成形可能な高分子化合物であることが好ましく、140℃以下の温度で成形可能な高分子化合物であることがさらに好ましい。なお、成形温度を好ましい温度(例えば180℃以下)とすべく、吸着剤組成物に可塑剤を含有させることも好ましい。
本発明の吸着剤組成物には、生分解性物質を含有させることが好ましい。生分解性物質を含有する吸着剤組成物を用いて得られる放射性セシウム吸着剤を汚染物(土壌、水等)に施工すると、放射性セシウムの吸着能が経時的に向上する。このように経時的に吸着能が向上する機構については、以下のように推測される。例えば、放射性セシウム吸着剤に含まれる生分解性物質が微生物により徐々に分解されると、生分解性物質が存在した箇所に微細な穴(空洞)が形成される。形成された微細な穴(空洞)が、水が流通しうる流通路として機能し、吸着成分である紺青と放射性セシウムとの接触部位が広がるためであると推測される。また、回収後の保管期間中に樹脂が分解し、全体の体積が減少しやすくなるといった利点もある。
本発明の吸着剤組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて「その他の成分」を添加することができる。「その他の成分」としては、可塑剤、界面活性剤、低級・多価アルコール、グリセリン、無機フィラー、金属石鹸、無機・有機顔料、紫外線吸収剤、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、増粘剤、香料、油分等を挙げることができる。
本発明の吸着剤組成物を用いれば、放射性セシウム吸着剤を製造することができる。なお、各成分の分散性を向上させるべく、マスターバッチを調製することが好ましい。マスターバッチは、例えば、紺青、磁性体、及び樹脂等の高分子化合物と、各種の結着剤とを、押出機やロール等の混練機を使用して混練することで得られる。結着剤としては、金属石鹸、無機フィラー、界面活性剤、及びワックス等を用いることができる。なかでも、結着剤としてはワックスが好ましい。なお、これらの結着剤は、一種単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
また、本発明の吸着剤組成物は、結着剤をさらに含有させて分散液とすることもできる。分散液とすることで、例えば支持基材等を含浸させ、又は支持基材等に塗布することにより、支持基材の表面上に吸着層を設けた放射性セシウム吸着剤を容易に製造することができる。結着剤としては、液状重合体、液状重合性モノマー、バインダー樹脂、金属石鹸、界面活性剤、及びワックス等を用いることができる。なかでも、結着剤としては液状重合体、液状重合性モノマーが好ましい。これらの結着剤は、一種単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
上述の吸着剤組成物を用いることで、本発明の放射性セシウム吸着剤を製造することができる。吸着剤に放射性セシウムを吸着させた場合には、吸着剤自体が強い放射線を発することが想定されるので、人が直接取り扱うこと等が困難となる。しかしながら、本発明の放射性セシウム吸着剤には磁性体が含有されているので、磁力を利用した遠隔操作等による分離及び回収が可能である。このため、作業者等の被曝の危険性を低減させることができる。
本発明の放射性セシウムの分離方法は、汚染物に含まれる放射性セシウムを、前述の放射性セシウム吸着剤に吸着させた後、放射性セシウムが吸着した放射性セシウム吸着剤を、汚染物から磁力により分離することを含む方法である。前述の通り、本発明の放射性セシウム吸着剤は鉄等の磁性体を含有するものである。このため、放射性セシウムを吸着させた後の放射性セシウム吸着剤を、磁力により簡易に汚染物から分離及び回収することができる。すなわち、本発明の放射性セシウムの分離方法によれば、磁力を利用した遠隔操作等による放射性セシウム吸着剤の分離及び回収が可能であるので、作業者等の被曝の危険性を低減させることができる。
紺青20質量部、酸化鉄20質量部、分子量4000のポリエチレンワックス20質量部、低密度ポリエチレン40質量部、及びフェノール系酸化防止剤0.2質量部をヘンシェルミキサーで混合した。二軸押出機を使用して140℃の成形温度でペレットを造粒し、マスターバッチを得た。得られたマスターバッチ5部、及びポリプロピレン45部を混合した後、溶融紡糸機を使用し、成形温度(溶融紡糸温度)140℃の条件で紡糸して太さ20μmの繊維を得た。得られた繊維には、2.0質量%の紺青が含有されていることを確認した。得られた繊維を長さ10mmに切断し、内径12mmのカラムに30質量部充填した。硝酸セシウム70mg/L、及び硫酸ナトリウム200g/Lを含有する硝酸セシウム水溶液(中性)500mLを、2mL/分の速度でカラムに通過させた。カラムから流出した流出液のセシウム濃度を原子吸光分析装置(検出限界:0.006mg/L)を使用して測定した。下記式(2)に従って算出した除染係数は「3.5」であった。
除染係数=硝酸セシウム水溶液のセシウム濃度/流出液のセシウム濃度
・・・(2)
低密度ポリエチレンに代えて、アクリル酸エチル単位の含有割合が10質量%のエチレンアクリル酸エチル共重合体40質量部を用いたこと以外は、前述の参考例1と同様にしてマスターバッチを得た。また、参考例1と同様にして繊維を得た。参考例1と同様にして測定及び算出した除染係数は「5.5」であった。
ポリ乳酸10質量部、コーンスターチ70質量部、モノステアリン酸ソルビタン0.1、紺青10質量部、及び酸化鉄10質量部をヘンシルミキサーで混合して吸着剤組成物を得た。得られた吸着剤組成物を二軸押出機に投入し、シリンダー温度を180℃として押出成形して成形体を得た。また、得られた成形体を切断して試験用成形体を得た。得られた試験用成形体を使用し、前述の参考例1と同様にして測定及び算出した除染係数は「127.3」であった。
紺青を用いなかったこと以外は、前述の参考例1と同様にしてマスターバッチを得た。また、参考例1と同様にして繊維を得た。参考例1と同様にして測定及び算出した除染係数は「1.2」であった。
Claims (6)
- 紺青と、鉄及び酸化鉄の少なくともいずれかの磁性体と、キチン、キトサン、セルロース、及びポリ乳酸からなる群より選択される少なくとも一種の生分解性物質と、前記生分解性物質以外の高分子化合物とを必須成分として含有し、
前記生分解性物質の含有割合が、1〜40質量%である吸着剤組成物。 - 前記高分子化合物が、熱可塑性樹脂、ゴム状弾性体、又は親水性ポリマーである請求項1に記載の吸着剤組成物。
- 前記高分子化合物が、分子内に水酸基、アミノ基、及びカルボキシル基からなる群より選択される少なくとも一種の官能基を分子内に有する親水性ポリマーの架橋体又は水不溶性金属塩である請求項1に記載の吸着剤組成物。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載の吸着剤組成物を用いて得られる放射性セシウム吸着剤。
- 粒径1μm〜5cmの粒状物である請求項4に記載の放射性セシウム吸着剤。
- 汚染物に含まれる放射性セシウムを、請求項4又は5に記載の放射性セシウム吸着剤に吸着させた後、
前記放射性セシウムが吸着した前記放射性セシウム吸着剤を、前記汚染物から磁力により分離することを含む放射性セシウムの分離方法。
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