JP5654591B2 - El表示パネル、el表示パネルを備えたel表示装置、有機el表示装置、およびel表示パネルの製造方法 - Google Patents
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Description
さらに樹脂の量を増やすことも考えられるが、これ以上の樹脂量の増加は、EL基板とCFとの間隔を均一に保つことを困難にし、適切ではない。
本発明は、樹脂量を増やすことなく、発光層に相当する領域において樹脂が充填されていない未充填部分を低減したEL表示パネルを提供することを目的とする。
つまり、R、G、Bに対応する各CF層全体で、樹脂が拡がる際の通路となる凹部を形成しているので、CFに樹脂を滴下した場合に、画素間隔壁上面の凸部に樹脂が拡がりづらくなる一方で、凹部となる各CF層上には樹脂が拡がり易くなる。
また、本発明の一態様に係るEL表示パネルでは、別途特別な材料を用いて画素間隔壁上に凸部を形成するのではなく、CF層という既存材料を延設させることにより画素間隔壁上に凸部を形成するので、簡易な構成により未充填部分を低減することができる。
本発明の一態様であるEL表示パネルは、赤色光を出力する第1発光部、緑色光を出力する第2発光部、及び青色光を出力する第3発光部を一単位とする画素が行列状に複数配列されたEL基板と、前記EL基板の光の出力側に設けられたカラーフィルターのベースと、前記カラーフィルターのベースの前記EL基板側に形成され、前記第1発光部に対応する第1領域、前記第2発光部に対応する第2領域、及び前記第3発光部に対応する第3領域の各々を区画するカラーフィルターの隔壁と、前記第1領域を区画する両側の隔壁の上面から前記両側の隔壁の側面及び前記両側の隔壁によって区画された第1領域に対応するベースの表面、に沿った形状に窪んで形成され、所望の赤色光を透過する第1カラーフィルター層と、前記第2領域を区画する両側の隔壁の上面から前記両側の隔壁の側面及び前記両側の隔壁によって区画された第2領域に対応するベースの表面、に沿った形状に窪んで形成され、所望の緑色光を透過する第2カラーフィルター層と、前記第3領域を区画する両側の隔壁の上面から前記両側の隔壁の側面及び前記両側の隔壁によって区画された第3領域に対応するベースの表面、に沿った形状に窪んで形成され、所望の青色光を透過する第3カラーフィルター層と、前記第1カラーフィルター層、前記第2カラーフィルター層、及び前記第3カラーフィルター層と、前記EL基板との間に充填された樹脂層と、を具備し、隣接する第1画素と第2画素との間に対応する前記カラーフィルターの隔壁は共通しており、共通している隔壁の幅は、各画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域間の各々の前記カラーフィルターの隔壁の幅より広く、前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で端部となる領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第2画素側の隔壁の上面に形成された第1部分が、前記第2画素側に延設され、かつ、前記第2画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で前記第1画素に隣接する領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第1画素側の隔壁の上面に形成された第2部分に重畳することで、前記隣接する第1画素と第2画素との間の前記共通した隔壁上において、前記第1部分と前記第2部分とが重畳している構成とした。
画素間隔壁上には、CF層が重畳されているため、CF全体としてみた場合には、逆に、凸部が形成されることになる。そして、この凸部に対して、画素に対応する領域に形成されたR、G、Bに対応する各CF層全体として凹部が形成されている。
CFに樹脂を滴下した際に各CF層上に樹脂が拡がりやすくなるので、CFとEL基板とを貼り合わせた際の、すなわち、EL表示パネルにおける、発光層に相当する領域での樹脂の未充填部分を低減することができる。
ここで、本発明の別の態様として、前記第2画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で前記第1画素に隣接する領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第1画素側の隔壁の上面に形成された第2部分は、前記第1画素側に延設されているとしてもよい。
このため、隣接する第1画素と第2画素に対応する各領域に樹脂が均等に拡がり易くなるので、各領域で樹脂の充填度合いに差が生じ難くなる。また、各領域に樹脂が均等に拡がり易くなることで、何れの領域においても樹脂の未充填部分を低減することができる。
前記隣接する第1画素と第2画素との間に対応する前記カラーフィルターの隔壁上において、隣接するCF層の端部同士が重畳しているだけでなく、前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の各領域に形成されたCF層を第3画素側に延設させるので、EL表示パネルにおいて樹脂の未充填部分をより一層低減することができる。
そして、この凸部に対して、画素に対応する領域に形成されたR、G、Bに対応する各CF層全体として凹部が形成されている。
CFに樹脂を滴下した際に各CF層上に樹脂が拡がりやすくなるので、CFとEL基板とを貼り合わせた際の、すなわち、EL表示パネルにおける、発光層に相当する領域での樹脂の未充填部分を低減することができる。
このように、本態様によれば、隔壁を有さないCFを用いたEL表示パネルであっても、EL表示パネルにおける、発光層に相当する領域での樹脂の未充填部分を低減することができる。
ここで、本発明の別の態様として、前記隣接する第1画素と第2画素との間に対応する領域の中央部において、前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で端部となる領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第2画素側の端部は、前記第2画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で前記第1画素に隣接する領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第1画素側の端部に重畳しているとしてもよい。
このため、隣接する第1画素と第2画素に対応する各領域に樹脂が均等に拡がり易くなるので、各領域で樹脂の充填度合いに差が生じ難くなる。また、各領域に樹脂が均等に拡がり易くなることで、何れの領域においても樹脂の未充填部分を低減することができる。
本態様のEL表示パネルでは、前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の各領域に形成されたCF層は、前記第3画素側に延設されている。これにより、前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の各領域に形成されたCF層と、前記第3画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の各領域に形成されたCF層との間隔を狭めることができる。
前記隣接する第1画素と第2画素との画素間領域において、隣接するCF層の端部同士が重畳しているだけでなく、前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の各領域に形成されたCF層を第3画素側に延設させるので、EL表示パネルにおいて樹脂の未充填部分をより一層低減することができる。
本態様のEL表示装置では、上記同様の理由により、EL表示パネルにおいて発光層に相当する領域での樹脂の未充填部分を低減することができる。
ここで、本発明の別の態様として、前記第1発光部、前記第2発光部、及び前記第3発光部の各々は、有機発光部であるとしてもよい。
ここで、本発明の別の態様として、有機EL表示パネルを備えた有機EL表示装置としてもよい。
本態様の有機EL表示装置では、上記同様の理由により、EL表示パネルにおいて発光層に相当する領域での樹脂の未充填部分を低減することができる。
ここで、本発明の別の態様として、前記隣接する第1画素と第2画素との間に対応する前記カラーフィルターの隔壁の上面の中央部において、前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で端部となる領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第2画素側の隔壁の上面に形成された第1部分は、前記第2画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で前記第1画素に隣接する領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第1画素側の隔壁の上面に形成された第2部分に重畳しているとしてもよい。
ここで、本発明の別の態様として、前記隣接する第1画素と第2画素との間に対応する領域の中央部において、前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で端部となる領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第2画素側の端部は、前記第2画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で前記第1画素に隣接する領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第1画素側の端部に重畳しているとしてもよい。
[実施の形態1]
<表示装置1の全体構成>
本実施の形態に係る表示装置1の全体構成について、図1を用い説明する。図1は、表示装置1の全体構成を模式的に示すブロック図である。
また、駆動制御部20は、4つの駆動回路21〜24と制御回路25とから構成されている。
<有機EL表示パネル10の構成>
(有機EL表示パネル10の概略構成)
有機EL表示パネル10の構成について詳細に説明する。図2は、実施の形態1の有機EL表示パネル10の要部を模式的に示す部分断面図である。図2に示すように、実施の形態1の有機EL表示パネル10では、TFT基板101上に層間絶縁膜102が形成されており、この層間絶縁膜102上に、陽極103aがサブピクセル単位で行列状にパターニングして形成されている。
陽極103a間、及び陽極103aと補助電極103bとの間にはバンク104が形成されており、バンク104で規定された領域内において陽極103a上には、所定の色の有機発光層105が積層されている。さらに、有機発光層105上には、陰極106及び封止層107が、それぞれバンク104で規定された領域を超えて隣接する有機発光層105及び補助電極103bのものと連続するように形成されている。
また、カラーフィルター(以下、「CF」という)の基板本体111の一方の面(EL基板11に対向する対向面)にブラックマトリクス(以下、「BM」という)112及びR、G、Bに対応した各CF層113が配設されている。
以上、説明した各構成要素(111〜113)をまとめてCF12という。
EL基板11とCF12との間には、樹脂封止層121が充填されている。
(CF12の構成)
─BM112の配置位置─
続いて、CF12の構成について詳細に説明する。図3(a)は、BM112の配置位置を模式的に示す図である。図3(a)において、白抜き領域は、BM112が形成されていない領域を示している。X軸方向に隣り合う3つの白抜き領域(第1領域114、第2領域115、第3領域116)を一単位とし、図3(a)に示すように、これが行列状に複数形成されている。BM112は、行列状に形成された、第1領域114、第2領域115、及び第3領域116の各々を区画するように形成されている。
また、EL基板11における陽極103aの端部にはコンタクトホールが形成され、陽極103aのコンタクトホール周辺の領域は、発光が規制される。そのため、CF12において当該コンタクトホール周辺の領域に対応する領域もBM112が形成される。その結果、Y軸方向のBM112は、サブピクセル間BM112に比べて、幅広になっている。
図3(b)は、実施の形態1のCFにおけるBM112とCF層113との配置関係を模式的に示す図である。図3(b)に示すように、X軸方向に隣り合う3つのCF層113(R)、(G)、(B)を1単位とし、これが行列状に複数形成されている。また、CF層113(R)及びCF層113(B)がそれぞれ、互いの方向に延設している。そのため、CF層113(R)及びCF層113(B)のX軸方向の幅が、CF層113(G)のX軸方向の幅に比べて、広くなっている。
図4(a)は、実施の形態1のCF12の構成を示す部分断面図(図3のA−A’断面)であり、図4(b)は、実施の形態1のCF12の構成を示す部分断面図(図3のB−B’断面)である。図4(a)に示すように、各CF層113(R)、(G)、(B)は、両側のBM112の端部上面に一部が乗り上げた状態で形成されている。ここで、CF層113(R)及びCF層113(B)に着目すると、CF層113(R)における、画素間BM112上面に形成された部分がCF層113(B)側に、CF層113(B)における、画素間BM112上面に形成された部分がCF層113(R)側にそれぞれ延設しており、かつ、それらが重畳している。
また、本実施の形態のCF12では、画素間BM112の中央部において、当該画素間BM112上面に形成されたCF層113(R)及びCF層113(B)の部分同士が重畳している。
このように、実施の形態1のCF12では、画素間BM112上面に凹部が存在しない構成となっている。
その結果、BM112上面に形成された、隣接するCF層113b(B)、113c(B)の部分同士の間隔l2は、後述する比較用のCFにおける間隔l5(図6(c)参照)(すなわち、CF層113c(B)側に延設しない場合)と比較し、狭くなっている。間隔l2は、図4(a)に示す間隔l1(CF層113(R)における、サブピクセル間BM112上面に形成された部分と、隣接するCF層113(G)における、当該サブピクセル間BM112上面に形成された部分との間隔)と同一、または所定の近似値の範囲内であることが好ましい。所定の近似値の範囲内とは、間隔l1に対して例えば0.5〜1.5倍の範囲内である。間隔l1は、例えば10μmである。その場合には、間隔l2は、5〜15μmであることが望ましい。
続いて、有機EL表示パネル10における各部の材料等について詳細に説明する。
<各部構成>
TFT基板101は、例えば、無アルカリガラス、ソーダガラス、無蛍光ガラス、燐酸系ガラス、硼酸系ガラス、石英、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエチレン、ポリエステル、シリコーン系樹脂、又はアルミナ等の絶縁性材料の基板本体上に、TFT、配線部材、および前記TFTを被覆するパッシベーション膜など(図示せず)を形成した構成である。また、前記基板本体は有機樹脂フィルムであってもかまわない。
陽極103a及び補助電極103bは、Al(アルミニウム)、あるいはアルミニウム合金で形成されている。なお、陽極103は、例えば、Ag(銀)、銀とパラジウムと銅との合金、銀とルビジウムと金との合金、MoCr(モリブデンとクロムの合金)、NiCr(ニッケルとクロムの合金)等で形成されていても良い。本実施の形態1に係る有機EL表示パネル10はトップエミッション型であるので、陽極103は、光反射性の材料で形成されていることが好ましい。
封止層107は、有機発光層105等が水分に晒されたり、空気に晒されたりすることを抑制する機能を有し、例えば、SiO(酸化シリコン)、SiN(窒化シリコン)、SiON(酸窒化シリコン)、SiC(炭化ケイ素)、SiOC(炭素含有酸化シリコン)、AlN(窒化アルミニウム)、Al2O3(酸化アルミニウム)等の材料で形成される。有機EL表示パネル10はトップエミッション型であるので、封止層107は、光透過性の材料で形成されることが好ましい。
BM112は、有機EL表示パネル10の表示面への外光の照り返しや外光の入射を防止し、表示コントラストを向上させる目的で設けられる黒色層である。例えば光吸収性及び遮光性に優れる黒色顔料を含む紫外線硬化樹脂材料で構成される。
樹脂封止層121は、外部からの水分やガスの侵入を防止する目的で配設され、各種透明樹脂材料(エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂等)で構成される。樹脂材料の粘度は、樹脂材料の拡がり具合と密着性とを考慮し設定される必要があり、例えば、500mPa・sである。
続いて、CF12の製造工程を例示する。図5は、CF12の製造工程の一例を示す図である。まず、紫外線硬化樹脂(例えば紫外線硬化アクリル樹脂)材料を主成分とし、これに黒色顔料を添加してなるBM材料を溶媒に分散させ、BMペーストを調整する。これを基板本体111の一方の面に塗布する(図5(a))。
その後、塗布・溶媒除去したBMペーストを焼成し、パターンマスク及び未硬化のBMペーストを除去して現像し、キュアすると、図5(c)に示すように、バンク104の位置に合わせたBM112が完成する。
その後、キュアを行い、パターンマスク及び未硬化のペースト(R)を除去して現像すると、図5(d)に示すように、CF層113(R)が形成される。
上記CF層113(R)形成工程を各色のCF材料について同様に繰り返すことで、CF層113(G)、(B)を形成する。これにより、各有機発光層105の位置に合わせてCF層113(G)、(B)が形成される(図5(e)、(f))。
以上の工程を経ることで、本実施の形態のCF12が完成する。
この後の工程について簡単に説明すると、完成したCF12の外周部分に、所定の工程を経て完成したEL基板11と当該CF12とを封止するためのシール材(DAM)のペーストを塗布し、さらに、CF12の外周部分を除く部分に樹脂封止用の樹脂材料(FILL)を、所定の間隔を空けて滴下していく。滴下が終了すると、その後、真空状態においてEL基板11とCF12とを貼り合わせた後、焼成して封止工程を完了すると、有機EL表示パネル10が完成する。
続いて、本実施の形態におけるCF12と比較用のCFとで、樹脂の拡がり具合にどのような違いがあるかについて説明する。ここで、比較用のCFとして、画素間BM112上に形成されたCF層の部分を延設していないものを用いる。以下、比較用のCFについて説明する。
比較用のCFにおけるBMの配置位置に関しては、図3(a)に示したものと同様である。図6(a)は、比較用のCFのBMとCF層との配置関係を模式的に示す図である。図6(a)に示すように、X軸方向に隣り合う3つのCF層213(R)、(G)、(B)を1単位とし、これが行列状に複数形成されている。この点については、図3(b)で示したものと同様である。ただし、比較用のCFでは、CF層213(R)、(G)、(B)の各々のX軸方向及びY軸方向の幅は、同一である。
図6(b)は、比較用のCFの構成を示す部分断面図(図6(a)のC−C’断面)であり、図6(c)は、比較用のCFの構成を示す部分断面図(図6(a)のD−D’断面)である。図6(b)に示すように、各CF層213(R)、(G)、(B)は、両側のBM212の端部上面に一部が乗り上げた状態で形成されている。この点については、実施の形態1のCF12と同様である。ただし、CF層213(R)に着目すると、CF層213(R)における、画素間BM上面に形成された部分が、隣接するCF層213(B)側に延設されていない。続いてCF層213(B)に着目すると、CF層213(R)と同様、CF層213(B)における、画素間BM上面に形成された部分が、隣接するCF層213(R)側に延設されていない。すなわち、CF層213(R)及びCF層213(B)における、画素間BM上面に形成された部分とサブピクセル間BM上面に形成された部分の幅は、同一である。
このように、比較用のCFでは、X軸方向及びY軸方向ともに、画素間BM212上において幅広の凹部が形成されている。
(比較用のCFにおける樹脂の拡がり具合)
図7(a)は、比較用のCFに樹脂2211を複数滴、滴下した状態を示す模式図及び比較用のCFでの樹脂の拡がり具合を示す模式図である。図7(b)は、樹脂2211が滴下された状態における、比較用のCFの構成を示す模式図(図7(a)のE−E’断面)である。
図8は、比較用のCFを用いた有機EL表示パネル1000の構成を模式的に示す部分断面端面図である。図8において白塗り領域は、樹脂が充填されていない未充填領域を示す。図8に示すように、比較用のCFを用いた有機EL表示パネル1000では、CFとEL基板とを貼り合わせる際の圧力により、有機発光層側に樹脂が一部拡がるものの、未充填部分を排除するには至っていない。
なお、ここでは、Y軸方向への拡がりについて説明したが、X軸方向への拡がりについても幅広の凹が存在するため、同様のことが言える。
(本実施の形態のCF12における樹脂の拡がり具合)
続いて、本実施の形態のCF12に樹脂を滴下した場合の拡がり具合について説明する。図9(a)は、実施の形態1のCFに樹脂を滴下した状態を示す模式図及び実施の形態1のCFでの樹脂の拡がり具合を示す模式図である。図9(b)は、樹脂が滴下された状態における、実施の形態1のCF12の構成を示す模式図(図9(a)のF−F’断面)である。
そのため、BM112と各CF層とで段差が生じているものの、画素間BM上面には幅広の凹部は存在していない。
その結果、CFとEL基板とを貼り合わせた際には、図2に示したように、有機発光層に相当する領域に樹脂が充填される。
また、本実施の形態のCF12では、画素間BM112の中央部において、当該画素間BM112上面に形成されたCF層113(R)及びCF層113(B)の部分同士が重畳している。このため、図9(b)に示すように、隣接する画素に対応する各領域に樹脂が均等に拡がり易くなるので、各領域で樹脂の充填度合いに差が生じ難くなる。また、各領域に樹脂が均等に拡がり易くなることで、何れの領域においても樹脂の未充填部分を低減することができる。
ついては、図10を用いて説明する。図10(a)は、実施の形態1のCF12での樹脂の拡がり具合を示す模式図であり(図9(a)の領域A)、図10(b)は、樹脂が滴下された状態における、実施の形態1のCFの構成を示す模式図(図9(a)のG−G’断面)である。図4(a)、(b)に示したように、画素間BM112上面における間隔l2は、サブピクセル間BM112における間隔l1と同一または所定の近似値の範囲内である。そのため、BM112と各CF層113(R)、(G)、(B)とで段差が生じているものの、画素間BM112上面には幅広の凹部は存在しない。よって、画素間BM上面の凹部に樹脂が真っ先に拡がっていくのではなく、図10(a)、(b)に示すように、樹脂はCF12上を同心円状に拡がっていく。
多量に拡がるということを抑制することができる。
以上のように本実施の形態によれば、CF層113(B)における、画素間BM112の上面に形成された部分が、隣接するCF層113(R)側に延設され、かつ、CF層113(R)における、画素間BM112の上面に形成された部分に重畳している。
画素間BM112上には、CF層113(R)、(G)が重畳されているため、CF12全体としてみた場合には、逆に、凸部が形成されることになる。そして、この凸部に対して、画素に対応する領域に形成された各CF層113(R)、(G)、(B)全体として凹部が形成されている。
CF12に樹脂を滴下した際に各CF層113上に樹脂が拡がりやすくなるので、CF12とEL基板11とを貼り合わせた際の、すなわち、有機EL表示パネル10における、有機発光層に相当する領域での樹脂の未充填部分を低減することができる。
[変形例1−1]
続いて、CFにおける各CF層をストライプ状に形成した一変形例について説明する。図11は、変形例1−1におけるBMとCF層との配置関係を模式的に示す図である。図11に示すように、CF層113(R)及びCF層113(B)がそれぞれ、互いの方向に延設している。この点においては、図3(b)で示したCF12と共通している。ただし、変形例1−1のCF12では、各CF層113(R)、(G)、(B)がストライプ状に形成されている。すなわち、Y軸方向においては、各CF層113(R)、(G)、(B)は、サブピクセルに相当する領域毎にパターニングされるのではなく、連続して形成されている。
なお、BM112の配置位置に関しては図3(a)で示したものと同様である。
[実施の形態2]
本実施の形態では、BMが形成されず、R、G、Bに対応する各CF層のみが形成されたCFについて説明する。
<有機EL表示パネル10の構成>
(有機EL表示パネル10の概略構成)
本実施の形態の有機EL表示パネル10の構成について詳細に説明する。図12は、実施の形態2の有機EL表示パネル10の要部を模式的に示す部分断面図である。図12に示すように、基板本体111の一方の面(EL基板11に対向する対向面)で、かつ、有機発光層105(R)、(G)、(B)に対応する各領域に、対応する色のCF層113(R)、(G)、(B)がそれぞれ形成されている。
続いて、CF12の構成について詳細に説明する。図13(a)は、実施の形態2のCF層の配置関係を模式的に示す図である。図13(a)に示すように、CF層113(R)及びCF層113(B)がそれぞれ、互いの方向に延設している。そのため、CF層113(R)及びCF層113(B)のX軸方向の幅が、CF層113(G)のX軸方向の幅に比べて、広くなっている。
図13(b)において、CF層113(R)及びCF層113(B)に着目すると、CF層113(R)のCF層113(B)側の端部と、CF層113(B)のCF層113(R)側の端部とが重畳している。
また、図13(a)及び図13(c)に示すように、CF層113(B)は、Y軸方向に延設している。隣接するCF層113(B)の間隔l7は、図13(b)に示した間隔l6と同一、または所定の近似値の範囲内であることが好ましい。所定の近似値の範囲内については、実施の形態1で述べた通りである。
以上のように、CF層113(R)、(G)、(B)のみが形成されたCFでは、隣接するCF層間の領域が、CF全体としてみた場合に凹部となるが、上述したように、CF層113(R)及びCF層113(G)をそれぞれ互いの方向に延設し、かつ、それらを重畳させることにより、隣接するCF層間の領域に、CF全体としてみた場合に凸部を形成することができる。そして、この凸部に対して、CF層113(R)、(G)、(B)全体として凹部が形成されるので、CFに樹脂を滴下した場合に、隣接するCF層間の領域における凸部に樹脂が拡がりづらくなる一方で、凹部となる各CF層113(R)、(G)、(B)上には樹脂が拡がり易くなる。
また、本実施の形態のCF12において、各CF層113(R)、(G)、(B)をY軸方向に延設することにより、隣接するCF層間の領域における凹部を狭めることができる。その結果、CF層上への樹脂の拡がりを促進することができる。
なお、各CF層113(R)、(G)、(B)が、ストライプ状に形成されていてもよい。
(補足)
以上、本発明に係る有機EL表示パネル10について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施の形態に限られないことは勿論である。
(1)上記実施の形態におけるEL基板11において、陽極103aと有機発光層105との間には、必要に応じて、ホール注入層、ホール輸送層またはホール注入兼輸送層が介挿されていてもよいし、陰極106と有機発光層105との間には、必要に応じて、電子注入層、電子輸送層または電子注入兼輸送層が介挿されていてもよい。
(2)上記実施の形態では、有機EL表示パネル10のCF12を例に挙げて説明したが、このCF12を無機EL表示パネルに適用してもよい。
(3)上記実施の形態では、第1領域114、第2領域115、及び第3領域116の各々を区画する隔壁として、BM112を例に挙げて説明したが、各領域を区画する隔壁として機能すればBM112に限らない。例えば、黒色顔料以外の色の顔料を含む紫外線硬化樹脂材料からなる隔壁であってもよい。
(4)上記実施の形態では、画素間BM112の中央部において隣接するCF層の端部同士が重畳している構成としたが、重畳位置は中央部に限らない。画素間BM112上面で隣接するCF層の端部同士が重畳していればよい。
(5)上記実施の形態では、画素の端部に対応する領域にCF層113(B)とCF層113(R)とが形成されていたが、配置関係はこれに限定されず、例えば、画素の端部に対応する領域にCF層113(G)が形成されていてもよい。
(6)上記実施の形態では、図4(b)に示すように、CF層113b(B)の一端である、CF層113c(B)側のBM112上面に形成された部分が、CF層113c(B)側に延設し、当該部分が、CF層113b(B)の他端である、CF層113a(B)側のBM112上面に形成された部分より長くなっているとしたが、これに限らず、間隔l2が上記所定の近似値の範囲内になっていれば次のような構成でもよい。例えば、BM112上面に形成された、隣接するCF層113の部分同士がそれぞれ、互いの方向に延設しているとしてもよい。
(7)上記各実施の形態では、表示装置1の外観を示さなかったが、例えば、図14に示すような外観を有するものとすることができる。
(8)上記図7(a)に比較用のCFに樹脂を滴下した際の樹脂の拡がり具合を示す模式図を示したが、図15は、実際に比較用のCFに樹脂を滴下した際の樹脂の拡がり具合を示す写真である。図15からも、樹脂が、CF層上ではなく、画素間BM上から拡がり始めることが確認できる。
(9)上記実施の形態及び上記各変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
10 有機EL表示パネル
20 駆動制御部
21−24 駆動回路
25 制御回路
101 TFT基板
102 層間絶縁膜
103a 陽極
103b 補助電極
104 バンク
105 有機発光層
106 陰極
107 封止層
111 基板
112 ブラックマトリクス
113 CF層
121 樹脂封止層
Claims (29)
- 第1発光部、第2発光部、及び第3発光部を一単位とする画素が行列状に複数配列されたEL基板と、
前記EL基板の光の出力側に設けられたカラーフィルターのベースと、
前記カラーフィルターのベースの前記EL基板側に形成され、前記第1発光部に対応する第1領域、前記第2発光部に対応する第2領域、及び前記第3発光部に対応する第3領域の各々を区画するカラーフィルターの隔壁と、
前記第1領域を区画する両側の隔壁の上面から前記両側の隔壁の側面及び前記両側の隔壁によって区画された第1領域に対応するベースの表面、に沿った形状に窪んで形成され、所望の赤色光を透過する第1カラーフィルター層と、
前記第2領域を区画する両側の隔壁の上面から前記両側の隔壁の側面及び前記両側の隔壁によって区画された第2領域に対応するベースの表面、に沿った形状に窪んで形成され、所望の緑色光を透過する第2カラーフィルター層と、
前記第3領域を区画する両側の隔壁の上面から前記両側の隔壁の側面及び前記両側の隔壁によって区画された第3領域に対応するベースの表面、に沿った形状に窪んで形成され、所望の青色光を透過する第3カラーフィルター層と、
前記第1カラーフィルター層、前記第2カラーフィルター層、及び前記第3カラーフィルター層と、前記EL基板との間に樹脂が充填された樹脂層と、を具備し、
隣接する第1画素と第2画素との間に対応する前記カラーフィルターの隔壁は共通しており、
共通している隔壁の幅は、各画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域間の各々の前記カラーフィルターの隔壁の幅より広く、
前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で端部となる領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第2画素側の隔壁の上面に形成された第1部分が、前記第2画素側に延設され、かつ、前記第2画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で前記第1画素に隣接する領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第1画素側の隔壁の上面に形成された第2部分に重畳することで、
前記隣接する第1画素と第2画素との間の前記共通した隔壁上において、前記第1部分と前記第2部分とが重畳している
EL表示パネル。 - 前記第1部分と前記第2部分とが重畳している部分とその部分に対向する前記EL基板の部分との間に存在する樹脂層の部分の厚みは、前記重畳している部分以外の樹脂層の厚みよりも薄い
請求項1記載のEL表示パネル。 - 各画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域間の各々の前記カラーフィルターの隔壁上において、前記第1カラーフィルター層、前記第2カラーフィルター層、及び前記第3カラーフィルター層の各々は、離間している
請求項1または2に記載のEL表示パネル。 - 前記第2画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で前記第1画素に隣接する領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第1画素側の隔壁の上面に形成された第2部分は、前記第1画素側に延設されている
請求項1から3のいずれか1項に記載のEL表示パネル。 - 前記隣接する第1画素と第2画素との間に対応する前記カラーフィルターの隔壁の上面の中央部において、
前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で端部となる領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第2画素側の隔壁の上面に形成された第1部分は、
前記第2画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で前記第1画素に隣接する領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第1画素側の隔壁の上面に形成された第2部分に重畳している
請求項4記載のEL表示パネル。 - 前記EL基板は、前記第1画素と前記第2画素との間に補助電極が配置され、
前記共通している隔壁は、前記補助電極と対向する位置に形成されている
請求項1〜5のいずれか1項に記載のEL表示パネル。 - 前記樹脂は封止樹脂である、
請求項1〜6のいずれか1項に記載のEL表示パネル。 - 前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の各領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第2画素と交差する方向に隣接する第3画素側の隔壁の上面に形成された第3部分が、前記第3画素側に延設されることにより、
前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の各領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第3画素側の隔壁の反対側の隔壁の上面に形成された部分より長くなっている
請求項1〜7のいずれか1項に記載のEL表示パネル。 - 第1発光部、第2発光部、及び第3発光部を一単位とする画素が行列状に複数配列されたEL基板と、
前記EL基板の光の出力側に設けられたカラーフィルターのベースと、
前記第1発光部に対応するベースの表面の領域である第1領域に形成され、所望の赤色光を透過する第1カラーフィルター層と、
前記第2発光部に対応するベースの表面であって、第1カラーフィルター層と所定の間隔で離間した第2領域に形成され、所望の緑色光を透過する第2カラーフィルター層と、
前記第3発光部に対応するベースの表面であって、第2カラーフィルター層と、前記所定の間隔と同一、あるいは所定の近似値の範囲内で離間した第3領域に形成され、所望の青色光を透過する第3カラーフィルター層と、
前記第1カラーフィルター層、前記第2カラーフィルター層、及び前記第3カラーフィルター層と、前記EL基板との間に樹脂が充填された樹脂層と、を具備し、
第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で端部となる領域に形成されたカラーフィルター層は、前記第1画素に隣接する第2画素側に延設され、かつ、前記端部となる領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第2画素側の端部は、前記隣接する第1画素と第2画素との間において、前記第2画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で前記第1画素に隣接する領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第1画素側の端部に重畳している
EL表示パネル。 - 前記第1画素側の端部に重畳している部分とその部分に対向する前記EL基板の部分との間に存在する樹脂層の部分の厚みは、前記重畳している部分以外の樹脂層の厚みよりも薄い
請求項9記載のEL表示パネル。 - 前記第2画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で前記第1画素に隣接する領域に形成されたカラーフィルター層は、前記第1画素側に延設されている
請求項9または10に記載のEL表示パネル。 - 前記隣接する第1画素と第2画素との間に対応する領域の中央部において、
前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で端部となる領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第2画素側の端部は、前記第2画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で前記第1画素に隣接する領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第1画素側の端部に重畳している
請求項11記載のEL表示パネル。 - 前記EL基板は、前記第1画素と前記第2画素との間に補助電極が配置されている、
請求項9〜12のいずれか1項に記載のEL表示パネル。 - 前記樹脂は封止樹脂である、
請求項9〜13のいずれか1項に記載のEL表示パネル。 - 前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の各領域に形成されたカラーフィルター層は、前記第2画素と交差する方向に隣接する第3画素側に延設されている
請求項9〜14のいずれか1項に記載のEL表示パネル。 - 前記第1発光部、前記第2発光部、及び前記第3発光部の各々は、有機発光部である、
請求項1〜15のいずれか1項に記載のEL表示パネル。 - 請求項1〜16のいずれか1項に記載のEL表示パネルを備えた、
EL表示装置。 - 請求項16に記載のEL表示パネルを備えた、
有機EL表示装置。 - 第1発光部、第2発光部、及び第3発光部を一単位とする画素が行列状に複数配列されたEL基板を準備する第1工程と、
カラーフィルターのベースを準備する第2工程と、
前記ベース上であって、前記ベースの前記EL基板と対向させる側に、前記第1発光部に対応する第1領域、前記第2発光部に対応する第2領域、及び前記第3発光部に対応する第3領域の各々を区画するカラーフィルターの隔壁を形成する第3工程と、
前記第1領域を区画する両側の隔壁の上面から前記両側の隔壁の側面及び前記両側の隔壁によって区画された第1領域に対応するベースの表面、に沿った形状に窪んで、所望の赤色光を透過する第1カラーフィルター層を形成する第4工程と、
前記第2領域を区画する両側の隔壁の上面から前記両側の隔壁の側面及び前記両側の隔壁によって区画された第2領域に対応するベースの表面、に沿った形状に窪んで、所望の緑色光を透過する第2カラーフィルター層を形成する第5工程と、
前記第3領域を区画する両側の隔壁の上面から前記両側の隔壁の側面及び前記両側の隔壁によって区画された第3領域に対応するベースの表面、に沿った形状に窪んで、所望の青色光を透過する第3カラーフィルター層を形成する第6工程と、
前記第1カラーフィルター層、前記第2カラーフィルター層、及び前記第3カラーフィルター層と、前記EL基板との間に樹脂を充填する第7工程とを具備し、
隣接する第1画素と第2画素との間に対応する前記カラーフィルターの隔壁は共通しており、
共通している隔壁の幅は、各画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域間の各々の前記カラーフィルターの隔壁の幅より広く、
前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で端部となる領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第2画素側の隔壁の上面に形成された第1部分が、
前記第2画素側に延設され、かつ、前記第2画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で前記第1画素に隣接する領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第1画素側の隔壁の上面に形成された第2部分に重畳することで、
前記隣接する第1画素と第2画素との間の前記共通した隔壁上において、前記第1部分と前記第2部分とが重畳している
EL表示パネルの製造方法。 - 前記第1部分と前記第2部分とが重畳している部分とその部分に対向する前記EL基板の部分との間に存在する樹脂層の部分の厚みは、前記重畳している部分以外の樹脂層の厚みよりも薄い
請求項19記載のEL表示パネルの製造方法。 - 各画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域間の各々の前記カラーフィルターの隔壁上において、前記第1カラーフィルター層、前記第2カラーフィルター層、及び前記第3カラーフィルター層の各々は、離間している
請求項19または20に記載のEL表示パネルの製造方法。 - 前記第2画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で前記第1画素に隣接する領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第1画素側の隔壁の上面に形成された第2部分は、前記第1画素側に延設されている
請求項19から21のいずれか1項に記載のEL表示パネルの製造方法。 - 前記隣接する第1画素と第2画素との間に対応する前記カラーフィルターの隔壁の上面の中央部において、
前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で端部となる領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第2画素側の隔壁の上面に形成された第1部分は、
前記第2画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で前記第1画素に隣接する領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第1画素側の隔壁の上面に形成された第2部分に重畳している
請求項22記載のEL表示パネルの製造方法。 - 前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の各領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第2画素と交差する方向に隣接する第3画素側の隔壁の上面に形成された第3部分が、前記第3画素側に延設されることにより、
前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の各領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第3画素側の隔壁の反対側の隔壁の上面に形成された部分より長くなっている
請求項19〜23のいずれか1項に記載のEL表示パネルの製造方法。 - 第1発光部、第2発光部、及び第3発光部を一単位とする画素が行列状に複数配列されたEL基板を準備する第1工程と、
カラーフィルターのベースを準備する第2工程と、
前記第1発光部に対応するベースの表面の領域である第1領域に、所望の赤色光を透過する第1カラーフィルター層を形成する第3工程と、
前記第2発光部に対応するベースの表面であって、第1カラーフィルター層と所定の間隔で離間した第2領域に、所望の緑色光を透過する第2カラーフィルター層を形成する第4工程と、
前記第3発光部に対応するベースの表面であって、第2カラーフィルター層と、前記所定の間隔と同一、あるいは所定の近似値の範囲内で離間した第3領域に、所望の青色光を透過する第3カラーフィルター層を形成する第5工程と、
前記第1カラーフィルター層、前記第2カラーフィルター層、及び前記第3カラーフィルター層と、前記EL基板と、の間に樹脂を充填する第6工程とを具備し、
第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で端部となる領域に形成されたカラーフィルター層は、前記第1画素に隣接する第2画素側に延設され、かつ、前記端部となる領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第2画素側の端部は、前記隣接する第1画素と第2画素との間において、前記第2画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で前記第1画素に隣接する領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第1画素側の端部に重畳している
EL表示パネルの製造方法。 - 前記第1画素側の端部に重畳している部分とその部分に対向する前記EL基板の部分との間に存在する樹脂層の部分の厚みは、前記重畳している部分以外の樹脂層の厚みよりも薄い
請求項25記載のEL表示パネルの製造方法。 - 前記第2画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で前記第1画素に隣接する領域に形成されたカラーフィルター層は、前記第1画素側に延設されている
請求項25または26に記載のEL表示パネルの製造方法。 - 前記隣接する第1画素と第2画素との間に対応する領域の中央部において、
前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で端部となる領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第2画素側の端部は、前記第2画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の中で前記第1画素に隣接する領域に形成されたカラーフィルター層の、前記第1画素側の端部に重畳している
請求項27記載のEL表示パネルの製造方法。 - 前記第1画素に対応する前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域の各領域に形成されたカラーフィルター層は、前記第2画素と交差する方向に隣接する第3画素側に延設されている
請求項25〜28のいずれか1項に記載のEL表示パネルの製造方法。
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