JP5647173B2 - フレーム組立用隅金具、フレーム組立用縦桟部材及び横桟部材並びにフレーム - Google Patents
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Description
そこで、本出願人は、このような問題を解決するため、特許文献3に示すようなフレーム組立用隅金具及びフレームを過去に提案している。
このものは、隅金具を使用してフレームを組み立てることにより、組立工数の低減および製品コストの低減に大きく寄与するものである。
部の外面が、それぞれ嵌め込まれるようにしたから、隅金具外面において、縦桟部材と2つの横桟部材、2つの横桟部材同士の結合部分が図に示すように、綺麗に嵌り合い、しかも凸部と凹部の嵌り合いにより、前記結合状態が堅固なものとなり、結合強度が増すため、フレームに加わる力を軽減することができる。この結果、フレームが歪むなどのフレーム変形を抑えることができ、フレーム強度を高めることができる。
請求項6に係るフレーム組立用縦桟部材及び横桟部材によれば、前記結合部分はテーパ面同士が突き合わせられるため、該結合部分に加わる応力を低減することができ、前記結合部分の摩耗、破損などを抑えることができ、フレーム強度をより高めることができ、フレーム寿命を延長することができる。
本発明に係るフレーム組立用隅金具、フレーム組立用縦桟部材および横桟部材並びにフレームの一例として、配電盤の筐体を構成する方形体形状のフレームを組み立てるために使用する隅金具、この隅金具によって連結した縦桟部材および横桟部材並びにこの隅金具によって組み立てたフレームは次のように構成される、
これらの図において、隅金具Sは上下の4隅にそれぞれ配置されており、縦方向に相対向する隅金具S間には、それぞれ縦桟部材1〜4が橋し渡しされ、各縦桟部材1〜4の端部は、それぞれ隅金具Sの縦連結部13に差し込まれる。また、横方向に相対向する隅金具S間には、それぞれ横桟部材5〜12が橋し渡しされ、各横桟部材5〜12の端部は、それぞれ隅金具Sの横連結部14、15に差し込まれる。そして、各隅金具Sと縦桟部材1〜4および横桟部材5〜12とが、リベットiおよびボルトにより締結され、フレームFが形成される。
S 隅金具
c ラチット爪
d 係合爪
e、f スリット孔
g、h 突起
i リベット
o 凹部
p、r 凸部
q 凹部
1〜4 縦桟部材
5〜12 横桟部材
13 縦連結部
14、15 横連結部
16〜19 第1〜第4の部材
20 固定具
21 吊り具
22 ベース部品
23、24 カバー
25 ドア
Claims (10)
- 複数の縦桟部材と複数の横桟部材を着脱可能に連結することにより方形体に組み立てられるフレームの各隅部に配設されて、1本の該縦桟部材の端部と2本の該横桟部材の端部を連結するフレーム組立用隅金具であって、縦方向に延びる筒の形をなし、前記縦桟部材の端部が該筒の外周部に差し込まれる1つの縦連結部と、該縦連結部の内側に隣り合って互いに直交する2つの側面の下部または上部から互いに直交して延びる筒の形をなし、前記横桟部材の端部が該筒の外周部に差し込まれる2つの横連結部と、を備えると共に、3枚の略L字形板部がそれぞれの外角によって方形体の角部形状をなすように立体的に連なり、3方向に互いに直交して張り出す略L字形片を備えた第1の部材と、該第1の部材の1つの略L字形片が張り出す部位の内面部に嵌合固定され、該部位と伴に筒をなす略L字形断面形状の第2の部材と、他の略L字片が張り出す部位の内面部に嵌合固定され、該部位と伴に筒をなす略L字形断面形状の第3の部材と、さらに他の略L字片が張り出す部位の内面部に嵌合固定され、該部位と伴に筒をなす略L字形断面形状の第4の部材と、を備え、前記1つの縦連結部を前記第1の部材の1つの略L字形片と第2の部材によって構成し、前記2つの横連結部のうちの一方の横連結部を前記第1の部材の他の1つの略L字形片と第3の部材によって構成し、他方の横連結部を前記第1の部材のさらに他の1つの略L字形片と第4の部材によって構成する一方、前記縦連結部および横連結部は、前記縦桟部材および横桟部材に締結部材によって締結されることを特徴とするフレーム組立用隅金具。
- 前記第1の部材の各略L字形片の両側先端部は、先端から後端に向かって高くなるテーパ状のラチット爪を有し、前記第2の部材、第3の部材および第4の部材の前記第1の部材への嵌合固定状態のときに各略L字形片の両側先端部と対応する両角部は、該嵌合時に前記ラチット爪を乗り越えて該ラチット爪の終部と係合する係合爪を有する一方、前記第2の部材の外面壁と前記第1の部材への嵌合固定状態のときに該第1の部材に当接する端面壁とには、それぞれスリット孔を有し、前第3の部材および第4の部材の前記第1の部材への嵌合固定状態のときに前記第2の部材の外面壁に当接する端面壁は、該嵌合時に前記スリット孔に差し込まれる突起をそれぞれ有することを特徴とする請求項1記載のフレーム組立用隅金具。
- 前記ラチット爪の先端部は、前記縦桟部材の端部を前記隅金具の第2の部材外周面に差し込む際および前記横桟部材の端部を該隅金具の第3の部材あるいは第4の部材の外周面に差し込む際に、当該隅金具と該縦桟部材および該横桟部材との電気的導通を図るべく、当該縦桟部材および当該横桟部材の内面の塗装部分と干渉して該塗装部分を剥がすエッジ部を備えたことを特徴とする請求項2記載のフレーム組立用隅金具。
- 前記締結部材はリベットであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のフレーム組立用隅金具。
- 請求項1〜4のいずれか1つに記載のフレーム組立用隅金具によって連結される縦桟部材及び横桟部材であって、縦桟部材は、一部コーナー部分が切除された略方形筒形の断面形状を有する長尺部材から形成され、該縦桟部材の両端部には、両側縁部分が切除されてそれぞれ2つの凹部が形成される一方、横桟部材は2種類設けられ、それぞれ一部コーナー部分が切除された略方形筒形の断面形状を有する長尺部材から形成され、2種類のうち一種の横桟部材は、両端部それぞれにおいて内側に向く2つの壁の各角部が切除されて凸部が形成され、他種の横桟部材は、その両端部それぞれの外側角部に連なる2つの壁のうちの上側または下側に位置する壁において内側縁部分が切除されて凹部が形成され、前記2つの壁のうちの下方または上方に延びる壁は、角部が切除されて凸部が形成され、もって、これら縦桟部材と横桟部材の各端部を、隅金具の1つの縦連結部と2つの横連結部に嵌め込んだ際に、前記縦桟部材の2つの凹部に前記2つの横桟部材の一方の凸部が、一方の横桟部材の他方の凸部が他方の横桟部材の凹部に、前記縦桟部材の端部の内面に前記他方の横桟部材の端部の外面が、それぞれ嵌め込まれることを特徴とするフレーム組立用縦桟部材及び横桟部材。
- 前記縦桟部材の凹部の内面、前記一方の横桟部材の凸部の外面および前記他方の横桟部材の凸部の外面と凹部の内面は、互いに連なる直線面とテーパ面とをそれぞれ備えて形成されることを特徴とする請求項5記載のフレーム組立用縦桟部材及び横桟部材。
- 前記横桟部材の端部に、該横桟部材を横連結部に差し込んだ際に第2の部材の外面壁に形成されたスリット孔に差し込まれる突起を形成したことを特徴とする請求項5または6記載のフレーム組立用縦桟部材及び横桟部材。
- 請求項1〜4のいずれか1つに記載のフレーム組立用隅金具を上下の4隅に配置し、縦方向に相対向する前記隅金具間に橋し渡しした縦桟部材と、横方向に相対向する前記隅金具間に橋し渡しした横桟部材を前記隅金具によって着脱可能に連結することにより方形体に組み立てられることを特徴とするフレーム。
- 前記フレームの上部の隅における横桟部材同士の連結個所内側に配置され、該フレームを他部に固定する固定具またはフレームを吊るための吊り具のベース部品であって、前記連結個所内側に配置された状態で、前記横桟部材に締結され、かつ、該横桟部材に形成された係合孔に差し込まれる係合突起が両端部に形成されたベース板と、該ベース板に固定され、前記固定具または吊り具のボルトがねじ嵌合されるナットと、を有するベース部品を備えたことを特徴とする請求項8記載のフレーム。
- 前記フレームの開放された面を塞ぐカバーを備え、該カバーのうちのフレーム側面におけるカバーは、その上端部と下端部に、前記横桟部材の下端および上端にそれぞれ形成された係合孔に係合される係合片をそれぞれ備えたことを特徴とする請求項8または9記載のフレーム。
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