JP5636393B2 - ブレーキ機構 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1記載のブレーキ機構に係る。
従来の乳母車用ブレーキ機構は、後輪ハブにおける穴と係合されるブレーキペダルの歯構造を利用することを伴うものである。しかしながら、該ブレーキ機構は1つの対応する車輪にブレーキをかけるために使用されるのみであるため、ユーザは通常、緊急時において乳母車の2つの後輪に同時且つ迅速にブレーキをかけることができない。故に、乳母車の転倒又は滑りは、特にはユーザが乳母車を高速であるいは凹凸のある路上で前進させるよう動かすときに発生し得、座席の乳幼児を危険にさらしてしまう。
故に、操作が容易であり、高いブレーキ性能を備え、2つの車輪に同時にブレーキをかけることができる乳母車用のブレーキ機構をいかに設計するかは、乳母車の構造設計において懸案事項である。
上述を考慮して本発明は、2つの車輪に同時にブレーキをかけることができるブレーキ機構を与える、ことを目的とし、乳母車の操作利便性を高め、またユーザが緊急時に迅速に乳母車の左側車輪及び右側車輪にブレーキをかけ得るようにする。
これは、請求項1記載のブレーキ機構によって達成される。従属請求項は、対応する更なる展開及び向上に関連する。
以下の詳細な説明からより明らかとなる通り、本願におけるブレーキ機構は、乳母車に対して適用され、該乳母車は、乳母車の2つの側部において夫々配置される2つの脚部、第1の車輪の組、及び第2の車輪の組を有する。ブレーキ機構は、第1の車輪基部及び第2の車輪基部、連結部、受動ブレーキ装置、及び能動ブレーキ装置を有する。第1の車輪基部及び第2の車輪基部は、夫々2つの脚部上に取り付けられる。第1の車輪の組及び第2の車輪の組は、夫々第1の車輪基部及び第2の車輪基部に対してピボット可能に接続される。連結部は、第1の端部及び第2の端部を備える。受動ブレーキ装置は、第1の車輪基部に対して可動に接続され、また連結部の第1の端部に対して接続される。能動ブレーキ装置は、第2の車輪基部上に配置され、連結部の第2の端部に対して接続される。能動ブレーキ装置は、第1の係合部及び駆動部を有する。第1の係合部は、第2の車輪基部上に可動に配置される。駆動部は、第1の係合部に対して接続され、第2の車輪基部上に回転可能に配置される。駆動部は、第1の係合部を駆動するよう使用され、駆動部が第2の車輪基部に対してロック位置と解放位置との間において回転するときに受動ブレーキ装置を連結部を介して第1の車輪基部に対して動かすようにする。駆動部がロック位置において位置決めされるとき、受動ブレーキ装置、及び能動ブレーキ装置の第1の係合部は夫々、第1の車輪の組及び第2の車輪の組の回転を抑制し得る。
以下において本発明は、一例として添付の図面を参照して更に説明される。
本発明の一実施例に従った乳母車の部分図である。 図1中の第1の車輪の組、第2の車輪の組、及びブレーキ機構の分解図である。 駆動部が解放位置において位置決めされるときの図2中の第2の車輪基部及び能動ブレーキ装置の内部図である。 駆動部が解放位置において位置決めされるときの図2中の第1の車輪基部及び受動ブレーキ装置の内部図である。 駆動部がロック位置において位置決めされるときの図3中の第2の車輪基部及び能動ブレーキ装置の内部図である。 駆動部がロック位置において位置決めされるときの図4中の受動ブレーキ装置及び第1の車輪基部の内部図である。 本発明の第2の実施例に従ったブレーキ機構及び第2の車輪の組の部分分解図である。 解放位置において位置決めされる図7中の駆動部の図である。 駆動部が解放位置において位置決めされるときの図8中の能動ブレーキ装置及び第2の車輪基部の内部図である。 第2の車輪基部に対してロック位置まで回転する図8中の駆動部の図である。 駆動部がロック位置において位置決めされるときの図8中の能動ブレーキ装置及び第2の車輪基部の内部図である。 本発明の第3の実施例に従ったブレーキ機構及び第2の車輪の組の部分分解図である。 駆動部が解放位置において位置決めされるときの図12中の第2の車輪基部及び能動ブレーキ装置の内部図である。 駆動部がロック位置において位置決めされるときの図13中の第2の車輪基部及び能動ブレーキ装置の内部図である。 本発明の第4の実施例に従ったブレーキ機構、第1の車輪の組、第2の車輪の組、及び脚部の分解図である。 解放位置において位置決めされる図15中の駆動部の図である。 駆動部が解放位置において位置決めされるときの図16中の能動ブレーキ装置及び第2の車輪基部の内部図である。 駆動部が解放位置において位置決めされるときの図15中の受動ブレーキ装置及び第1の車輪基部の内部図である。 第2の車輪基部に対してロック位置まで回転する図16中の駆動部の図である。 第1の車輪の組のハブに係合される図15中の第2の係合部の図である。 本発明の第5の実施例に従ったブレーキ機構、第1の車輪の組、第2の車輪の組、及び脚部の分解図である。 解放位置において位置決めされる図21中の駆動部の図である。 第1の車輪の組のハブから離れる図21中の第2の係合部の図である。 第2の車輪基部に対してロック位置まで回転する図22中の駆動部の図である。 第1の車輪の組のハブに係合される図22中の第2の係合部の係合部分の図である。 駆動部がロック位置において位置決めされるときの図25中の脚部及び第1の車輪基部の断面図である。 本発明の第6の実施例に従ったブレーキ機構、第2の車輪の組、及び脚部の部分分解図である。 図27中のブレーキ機構、第1の車輪の組、及び脚部の部分分解図である。 駆動部が解放位置において位置決めされるときの第2の車輪基部及び能動ブレーキ装置の内部図である。 駆動部が解放位置において位置決めされるときの図28中の第1の車輪基部及び受動ブレーキ装置の内部図である。 駆動部がロック位置において位置決めされるときの図29中の第2の車輪基部及び能動ブレーキ装置の内部図である。 駆動部がロック位置において位置決めされるときの図30における第1の車輪基部及び受動ブレーキ装置の内部図である。
図1が参照される。図1は、本発明の第1の実施例に従った乳母車10の部分図である。乳母車10は、乳母車本体12、2つの脚部14、第1の車輪の組16、第2の車輪の組18、及びブレーキ機構20を有する。図1に示される通り、2つの脚部14は、乳母車本体12の2つの側部において夫々配置される。次に、図2は、第1の車輪の組16、第2の車輪の組18、及びブレーキ機構20の分解図である。図2に示される通り、ブレーキ機構20は、第1の車輪基部22、第2の車輪基部24、連結部26、能動ブレーキ装置28、及び受動ブレーキ装置30を有する。
前述の構成要素の構造設計に対するより詳細な説明は、以下に与えられる。第1の車輪基部22及び第2の車輪基部24は夫々、図1に示される2つの脚部14上に取り付けられる。図1中の第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18は夫々、シャフト17及び19を介して第1の車輪基部22及び第2の車輪基部24に対してピボット可能に接続される。連結部25の第1の端部P1及び第2の端部P2は、夫々第1の車輪基部22及び第2の車輪基部24を通って配置され、第1の端部P1は、第1の車輪基部22を通過した後に、受動ブレーキ装置30上の第2の係合部50の接続部分56に係合される。能動ブレーキ装置28は、第2の車輪基部24上に配置され、連結部26の第2の端部P2に対して接続される。能動ブレーキ装置28は、第1の係合部32及び駆動部34を有する。
第1の係合部32は、第2の車輪の組18と係合するよう使用される。第1の係合部32は、摺動ブロック36,係合ロッド38、及び第1のスプリング40を有する。摺動ブロック36の摺動シャフト42は、第2の車輪の組24を通って配置され、駆動部34のピボット穴42a及びピボット穴34aを通過するように図2中のピボット部43を利用することによって駆動部34に対してピボット可能に接続されるため、駆動部34は、第2の車輪基部24において回転可能に配置され得る。係合ロッド38は、摺動ブロック36の基部44を通過し、第2の車輪基部24のスロット穴46を通って配置される。該係合ロッド38は、締まり嵌めで基部44に対して組み立てられる。連結部26の第2の端部P2は、第2の車輪基部24を通過した後に基部44に対して接続される。第1のスプリング40は、望ましくは摺動シャフト42を囲み、且つ基部44及び第2の車輪基部24に対して圧縮状態において終端し、駆動部34を第2の車輪基部24上に位置付けるようにする。このようにして、圧縮状態における第1のスプリング40は、駆動部34が第2の車輪基部24に対して回転する(rotates relative to the second wheel base)ときに摺動ブロック36の基部44を押し得、連結部26の第2の端部P2を引くようにする。故に、係合ロッド38は、第2の車輪の組18のハブ48と係合されるよう第2の車輪基部24のスロット穴46に沿って適宜に引かれ得る。
受動ブレーキ装置30は、第2の係合部50及び第2のスプリング52を有する。第2の係合部50は、ピボット部54上のピボット穴54a及び第1の車輪基部22のピボット穴22aを通過するよう接続ロッド(図2中図示せず)を利用することによって、第1の車輪基部22に対してピボット可能に接続される。第1の端部P1は、第1の車輪基部22を通過した後に第2の係合部50の接続部56に対して接続される。第2のスプリング52は、第1の端部P1を囲むよう、並びに第1の車輪基部22及び接続部56に対して終端するよう使用される。
以下において、受動ブレーキ装置30、能動ブレーキ装置28、及び連結部26の連結が詳述される。図3及び図4が参照される。図3は、駆動部34が解放位置において位置決めされるときの図2中の第2の車輪基部24及び能動ブレーキ装置28の内部図である。図4は、駆動部34が解放位置において位置決めされるときの図2中の第1の車輪基部22及び受動ブレーキ装置30の内部図である。駆動部34がピボット部43を第2の車輪基部24に対して解放位置まで回転するためのピボット点とするとき、第2の車輪基部24及び連結部26の第2の端部P2に対する第1の係合部32の位置は、図3に示される通りであり、係合ロッド38及び第2の車輪の組18のハブ48は、互いから離れる。故に、第2の車輪の組18は、第2の車輪基部24に対して回転することができる。この時点では、駆動部34は第2の車輪基部24に対して上方向に動くよう摺動シャフト42を駆動し得るため、第2の車輪基部24及び基部44に対して終端する第1のスプリング40は、それに応じて圧縮される。このようにして、第1のスプリング40は、摺動ブロック36に対して下方向の弾性力を与え得るため、摺動ブロック36に対して接続される駆動部34は、着実に(steadily)解放位置において位置付けられ得る。
同時に、第1の車輪基部22及び連結部26の第1の端部P1に対する第1の係合部50の位置は、図4に示される通りである。駆動部34が解放位置において位置決めされるときに第1の端部P1が伸張されるため、連結部26の第2の端部P2と第2の車輪基部24の上方筐体との間の距離は、適宜短くされ得る。故に、第2の係合部50の係合部分58は、圧縮された第2のスプリング52から与えられる弾性力によって第1の車輪基部22に対して反時計回りに回転するよう、ピボット部54をピボット点とし、係合部分58が第1の車輪の組15のハブ60から離れるようにする(この時点では、第2のスプリング52は依然として圧縮されている)。即ち、駆動部34が図3に示される通り解放位置において位置決めされるとき、第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18は、夫々第1の車輪基部22及び第2の車輪基部24に対して回転し得るため、ユーザは、容易に前進するよう乳母車10を押すことができる。
次に、図5及び図6が参照される。図5は、駆動部34がロック位置において位置決めされるときの図3中の第2の車輪基部24及び能動ブレーキ装置28の内部図である。図6は、駆動部34がロック位置において位置決めされる時の図4中の受動ブレーキ装置30及び第1の車輪基部22の内部図である。ユーザが乳母車10にブレーキをかけるよう能動ブレーキ装置28を作動することを所望する場合、ユーザは、第2の車輪基部24に対して図3に示される解放位置から図5に示されるロック位置まで回転するよう、(例えば駆動部34を踏んで)駆動部34を押す必要があるのみである。故に、摺動ブロック36は、図5に示される連結部26の第2の端部P2を引くよう駆動部34の回転に従って下方向に動くことができ、また、第2の車輪の組18のハブ48に係合されるよう第2の車輪基部24の図2中のスロット穴46に沿って下方向に係合ロッド38を動かすことができる。このようにして、第2の車輪の組18は、第2の車輪基部24に対して回転することができない。この時点において、上述の通り、第1のスプリング40は依然として圧縮されているため、駆動部34は、第1のスプリング40から与えられる下方向の弾性力によって着実にロック位置において位置付けられ得る。
他方において、連結部26の第2の端部P2は、摺動ブロック36によって図5に示される位置まで引かれるため、連結部26の第1の端部P1は、適宜上方向に引かれ得、第1の車輪基部22に対して図4に示される位置から図6に示される位置まで回転するよう第2の係合部50を駆動するようにする。この時点において、圧縮された第2のスプリング52は、第1の車輪の組16のハブ60に係合されるよう第2の係合部50の係合部分58を駆動し得、第1の車輪の組16が第1の車輪基部22に対して回転することができないようにする。要するに、ユーザが図5に示されるロック位置まで回転するよう駆動部34を押すとき、乳母車10は、受動ブレーキ装置30、連結部26,及び能動ブレーキ装置28の連結を介して夫々第1の車輪基部22及び第2の車輪基部24に対する第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18の回転を抑制し、第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18に同時にブレーキをかけるという目的を達成するようにする。
ユーザが第1の係合部32及び第2の係合部50を解放することを所望する場合、ユーザは、図5に示されるロック位置から図3に示される解放位置まで駆動部34を押すことのみを必要とする。同時に、係合ロッド38は、第2の車輪の組18のハブ48から離されるよう、駆動部34の回転と共に第2の車輪基部24のスロット穴46に沿って上方向に動き得る。この時点において、連結部26の第2の端部P2は、摺動ブロック36によってもはや引かれないため、圧縮された第2のスプリング52は、第2の係合部40の接続部分56に対して弾性力を与え得、第2の係合部50は、第1の車輪基部22に対して図6に示される位置から図4に示される位置まで戻るよう回転し得る。故に、第2の係合部50の係合部分58は、第1の車輪の組16のハブ60から離され得る。このようにして、第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18は、夫々第1の車輪基部22及び第2の車輪基部24に対して回転し得るため、ユーザは、容易に前進するよう乳母車10を押すことができる。
更に、駆動部34がロック位置又は解放位置において位置決めさることに関わらず、圧縮される第2のスプリング52は、駆動部34を第2の車輪基部24上に位置決めするよう連結部26を介して駆動部34に対して弾性力を与えることができる。
次に、図7が参照される。図7は、本発明の第2の実施例に従ったブレーキ機構100及び第2の車輪の組18の部分分解図である。第1の実施例及び第2の実施例において言及されるいずれの構成要素も、同様の機能又は構造を有する構成要素を示す。即ち、ブレーキ機構100のパッシブ側において位置決めされる構成要素は、第1の車輪基部22及び受動ブレーキ装置30等である第1の実施例中のブレーキ機構20において位置決めされるものと同一であり、したがって関連付けられる説明は、単純にするよう省略される。ブレーキ機構100とブレーキ機構20との間の主な差異は、能動ブレーキ装置の構造設計、及び第1のスプリングの欠落である。
図7に示される通り、ブレーキ機構100は、連結部26(図7中は部分的にのみ示される)、第2の車輪基部102、及び能動ブレーキ装置104を有する。能動ブレーキ装置104は、第1の係合部106及び駆動部108を有する。第1の係合部106は、第2の車輪の組18のハブ48に係合するよう使用される。第1の係合部106は、摺動ブロック110及び係合ロッド112を有する。連結部26の第2の端部P2は、第2の車輪基部102を通過した後に摺動ブロック110に対して接続される。係合ロッド112は、摺動ブロック110のピボット穴110aを通過し、第2の車輪基部102のスロット穴114及び駆動部108の案内スロット116を通って配置される。駆動部108は、ピボット穴108a、及び第2の車輪基部102のピボット穴102aを通過するようピボット部43を利用することによって、第2の車輪基部102に対してピボット可能に接続される。第2の車輪の組18は、第2の車輪基部102のピボット穴102bを通過するようシャフト19を利用することによって第2の車輪基部102に対してピボット可能に接続される。
更に、本実施例において、図2に示される第2のスプリングはまた、圧縮状態における第2の係合部50の接続部分56及び第1の車輪基部22に対して終端し得る。故に、圧縮される第2のスプリング52は常に、連結部26を介して駆動部108に対して弾性力を与え得、駆動部108を第2の車輪基部102上において位置付けるようにする。関連の説明は、第1の実施例において説明されたものと同一であるため、ここでは省略される。
受動ブレーキ装置30、連結部26、及び能動ブレーキ装置104の連結に関するより詳細な説明は、以下において与えられる。図8及び図9が参照される。図8は、解放位置において位置決めされる図7中の駆動部108の図である。図9は、駆動部108が解放位置において位置決めされるときの図8中の第2の車輪基部102及び能動ブレーキ装置104の内部図である。駆動部108が第2の車輪基部102に対して図8に示される解放位置まで回転するとき、第2の車輪基部102及び連結部26の第2の端部P2に対する第1の係合部106の位置は、図9に示される通りであり、第2の車輪の組18のハブ48及び係合ロッド112は、互いから離される。即ち、第2の車輪の組18は、第2の車輪基部102に対して回転することができる。この時点において、圧縮される第2のスプリング52は、連結部26に対して弾性力を与えることができ、連結部26の第2の端部P2に第1の係合部106の摺動ブロック110をしっかりと引かせるようにする。故に、係合ロッド112は、駆動部108の案内スロット116の上端部に対してしっかりと終端し得る(図8に示される通り)。このようにして、駆動部108は、図8に示される解放位置において着実に位置付けられ得る。同一の時点において、図4に示される通り、第2の係合部50の係合部分58及び第1の車輪の組16のハブ60はまた、互いから離され、第1の車輪の組16が第1の車輪基部22に対して回転することが出来るようにする。
次に、図10及び図11が参照される。図10は、第2の車輪基部102に対してロック位置まで回転する図8中の駆動部108の図である。図11は、駆動部108がロック位置において位置決めされるときの図8中の能動ブレーキ装置104及び第2の車輪基部102の内部図である。ユーザが乳母車10にブレーキをかけるよう能動ブレーキ装置104を操作することを所望する場合、ユーザは、図8に示される解放位置から図10に示される解放位置まで回転するよう駆動部108を押す必要があるのみである。この時点において、駆動部108の回転と共に、駆動部108の案内スロット116の案内部116aは、スロット穴114に沿って動くよう係合ロッド112を案内し得、第2の車輪の組18のハブ48と係合されるようにする。故に、第2の車輪の組18は、第2の車輪基部102に対する回転をすることができない。更に、摺動ブロック110は、図11に示される位置まで動くよう連結部26の第2の端部P2を同時に引き得、続いて、圧縮される第2のスプリング52は、連結部26に対して弾性力を与え得、第2の端部P2が摺動ブロック110をしっかりと引くようにする。このようにして、係合ロッド112は、駆動部108の案内スロット116の係合部116bに対してしっかりと終端することができるため(図10に示される通り)、駆動部108は、ロック位置において着実に位置付けられ得る。
他方では、駆動部108がロック位置まで回転する間の連結部26及び受動ブレーキ装置30の連結は、第1の実施例におけるものと同一であるため(図4及び図6に示される通り)、ここでは省略される。要約すると、ユーザが図10に示されるロック位置まで回転するよう駆動部108を押すとき、乳母車10は、能動ブレーキ装置104、連結部26、及び受動ブレーキ装置30の連結を介して第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18の回転を抑制することができるため、第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18に同時にブレーキをかけるという目的は、達成され得る。
ユーザが第1の係合部106及び第2の車輪の組18の係合、及び第2の係合部05と第1の車輪の組16の係合を解放することを所望する場合、ユーザは、図10に示されるロック位置から図8に示される解放位置まで回転するよう駆動部108を押す必要があるのみである。この時点では、駆動部108の案内スロット116は、駆動部108の回転と共に第2の車輪基部102のスロット穴114に沿って上方向に動くよう係合ロッド112を案内し得るため、係合ロッド112は、第2の車輪の組18のハブ48から離され得る。
同時に、第1の実施例において言及された通り、第2の係合部50の係合部分58は、第1の車輪の組16のハブ60から離され得る。故に、第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18は、夫々第1の車輪基部22及び第2の車輪基部102に対して回転することができ、ユーザが容易に前方に動くよう乳母車10を押すことができるようにする。
図8及び図11に示される通り、能動ブレーキ装置104の駆動部108は更に、制限部分118及び120を有する。制限部分118は望ましくは、駆動部108の前方エッジにおいて位置決めされるリブであり、制限部分120は望ましくは、駆動部108の内部において位置決めされるリブである。故に、第2の車輪基部102に対する夫々の制限部分118及び120の終端を介して、駆動部108の回転範囲を抑制するという目的は、達成され得る。
次に、図12が参照される。図12は、本発明の第3の実施例に従ったブレーキ機構200及び第2の車輪の組18の部分分解図である。第1の実施例及び第3の実施例において言及されるいずれの構成要素も、同様の機能又は構造を有する構成要素を示す。即ち、ブレーキ機構200のパッシブ側において位置決めされる構成要素は、第1の車輪基部22及び受動ブレーキ装置30等である第1の実施例においてブレーキ機構20において位置決めされるものと同一であり、したがって簡明にするためにここでは関連される説明は省略される。
ブレーキ機構200とブレーキ機構20との間の主な差異は、能動ブレーキ装置及び制限部の構造設計である。図12に示される通り、ブレーキ機構200は、連結部26(図12中、部分的にのみ示される)、第2の車輪基部202、能動ブレーキ装置204、制限部206、及び伸縮スプリング208を有する。能動ブレーキ装置204は、第1の係合部210及び駆動部212を有する。
第1の係合部210は、第2の車輪の組18のハブ48と係合するよう使用される。第1の係合部210は、係合ブロック214及び接続ロッド216を有する。係合ブロック214は、連結部26の第2の端部P2に対して接続され、ピボット穴214a及び第2の車輪基部202のピボット穴202aを通過するよう接続ロッド(図12中図示せず)を利用することによって第2の車輪基部202に対してピボット可能に接続される。接続ロッド216は、駆動部212のピボット穴212a、係合ブロック214のピボット穴214b、及び第2の車輪基部202のピボット穴218を通って配置される。駆動部212は、ピボット穴212b及び第2の車輪基部202のピボット穴202bを通過するよう接続ロッド(図12中図示せず)を利用することによって第2の車輪基部202に対してピボット可能に接続されるため、駆動部212は、第2の車輪基部202に対してロック位置と解放位置との間で回転することができる。更には、第2の車輪の組18は、第2の車輪基部202のピボット穴202cを通過するようシャフト19を利用することによって第2の車輪基部202に対してピボット可能に接続される。駆動部212がロック位置に向かって動くとき、駆動部212は、スロット穴218に沿って動くよう接続ロッド216を駆動し得、係合ブロック214を第2の車輪の組18のハブ48に係合させ、連結部26の第2の端部P2を下方向に動くよう引くようにする。制限部206は、第2の車輪基部202の開口220を通って可動に配置される。伸縮スプリング208は、制限部206の内部において配置されるため、制限部206は、伸縮スプリング208から与えられる弾性力によって駆動部212に対して終端するよう押圧され得る。
受動ブレーキ装置30、連結部26、及び能動ブレーキ装置204の連結に関するより詳細な説明は、以下の通りである。図13が参照される。図13は、駆動部212が解放位置において位置決めされるときの図12中の第2の車輪基部202及び能動ブレーキ装置204の内部図である。駆動部212が第2の車輪基部202に対して図13に示される解放位置まで回転するとき、連結部26の第2の端部P2及び第2の車輪基部202に対する第1の係合部210の位置は、図13に示される通りであり、係合ブロック214及び第2の車輪の組18のハブ48は、互いから離される。即ち、第2の車輪の組18は、第2の車輪基部202に対して回転することができる。この時点において、図13に示される通り、制限部206は、伸縮スプリング208から与えられる弾性力によって第2の車輪基部202から外方向に突出し得るため、駆動部212の突出構造209に対して終端する。このようにして、駆動部212は、解放位置において着実に位置付けられ得る。
同時に、第1の車輪基部22及び連結部26の第1の端部P1に対する第2の係合部50の位置は、図4に示される通りであり、第2の係合部50の係合部分58及び第1の車輪の組16のハブ60は、互いから離される。即ち、駆動部212が図13に示される解放位置において位置決めされるとき、第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18は、夫々第1の車輪基部22及び第2の車輪基部202に対して回転することができる。
次に、図14が参照される。図14は、駆動部212がロック位置において位置決めされるときの図13中の第2の車輪基部202及び能動ブレーキ装置204の内部図である。ユーザが乳母車10にブレーキをかけるよう能動ブレーキ装置204を作動させることを所望する場合、ユーザは、第2の車輪基部202に対して図13に示される解放位置から図14に示されるロック位置まで回転するよう駆動部212を押すことが必要であるのみである。この時点において、接続ロッド216は、駆動部212の回転と共にスロット穴218に沿って動くよう係合ブロック214を駆動し得るため、係合ブロック214は、第2の車輪の組18のハブ48に係合され得る。故に、第2の車輪の組18は、第2の車輪基部202に対する回転を不可能にする。更には、係合ブロック214は、図13に示される位置から図14に示される位置まで動くよう連結部26の第2の端部P2を同時に引き得る。
制限部206及び駆動部212の連結に関しては、図13及び図14に示され得る。突出構造209は、互いに対して隣接する第1の表面209a及び第2の表面209bを備え、制限部206は、互いに対して隣接する第3の表面206a及び第4の表面206bを備える。駆動部212が解放位置において位置決めされるとき、制限部206の第3の表面206aは、独出構造209の第1の表面209aに対して終端し得(図13に示される通り)、駆動部212を解放位置において着実に位置付けるようにする。駆動部212が解放位置からロック位置まで回転する間、制限部206は、第2の車輪基部202の開口220に対して内方向に動くよう突出構造209によって押され得る。その後、制限部206は、駆動部212がロック位置まで動くまで、突出構造208の輪郭に沿って動くときに伸縮スプリング208から与えられる弾性力によって開口220に対して外方向に動き得る。この時点において、制限部206の第4の表面206bは、伸縮スプリング208から与えられる弾性力によって突出構造209の第2の表面209bに対して終端し得(図14に示される通り)、駆動部212をロック位置において着実に位置付けするようにする。駆動部212がロック位置まで回転する間の連結部26及び受動ブレーキ装置30の連結に関しては、第1の実施例において説明されたものと同一であるため、関連する説明はここでは省略される。
要約すれば、ユーザが図14に示されるロック位置まで回転するよう駆動部212を押すとき、乳母車10は、受動ブレーキ装置30、連結部26,及び能動ブレーキ装置204の連結を介して第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18の回転を制約することができるため、第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18に同時にブレーキをかけるという目的は、達成され得る。
ユーザが第1の係合部32及び第2の係合部50を解放することを所望する場合、ユーザは、図13に示される解放位置まで駆動部212を押す必要があるのみである。この時点において、接続ロッド216は、駆動部212の回転と共に第2の車輪基部202のスロット穴218にそって動くよう係合ブロック214を押し得、係合ブロック214を第2の車輪の組18のハブ48から分離させる。第1の実施例において説明された通り、第2の係合部50の係合部分58は、第1の車輪の組16のハブ60から同時に離れ得る。このようにして、第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18は、夫々第1の車輪基部22及び第2の車輪基部202に対して回転することができる。更に、図12及び図13に示される通り、ブレーキ機構200は、2つの衝撃吸収ブロック222を更に有し、該衝撃吸収ブロック222は、夫々第1の車輪基部22及び第2の車輪基部202内部において配置される。2つの衝撃吸収ブロック222は、乳母車10が受ける衝撃を吸収するよう使用される。
次に、図15が参照される。図15は、本発明の第4の実施例に従ったブレーキ機構300、第1の車輪の組16、第2の車輪の組18、及び脚部14の分解図である。第1の実施例及び第4の実施例において説明されるいずれの構成要素も、類似する機能又は構造を有する構成要素を示す。ブレーキ機構300と上述された実施例において説明されたブレーキ機構との間の差異は、能動ブレーキ装置及び受動ブレーキ装置、並びに能動ブレーキ装置及び受動ブレーキ装置に対する連結部の連結の構造設計である。
図15に示される通り、ブレーキ機構300は、連結部26、第1の車輪基部302、第2の車輪基部304、能動ブレーキ装置306、及び受動ブレーキ装置308を有する。能動ブレーキ装置306は、第1の係合部301及び駆動部312を有する。第1の係合部310は、駆動部312と一体的に形成される。駆動部312は、連結部26の第2の端部P2に対して接続され、ピボット穴312a及び第2の車輪基部304のピボット穴304aを通過するよう接続ロッドを利用することによって(図15中図示せず)、第2の車輪基部304に対してピボット可能に接続される。第2の車輪の組18は、第2の車輪基部304のピボット穴304bを通過するようシャフト19を利用することによって第2の車輪基部304に対してピボット可能に接続される。第1の係合部310は、駆動部312が第2の車輪基部304に対してロック位置まで回転するときに第2の車輪の組18のハブ48と係合するよう使用される。
受動ブレーキ装置308は、第2の係合部314及びトーションスプリング316を有する。第2の係合部314のピボット部318は、第1の車輪基部302のピボット穴302aを通過するよう接続ロッド(図15中図示せず)を利用することによって第1の車輪基部302に対してピボット可能に接続され、また、第1の車輪の組16は、第1の車輪基部302のピボット穴302bを通過するようシャフト17を利用することによって第1の車輪基部302に対してピボット可能に接続される。連結部26の第1の端部P1は、第2の係合部314の接続部分320に対して接続される。トーションスプリング316は、第1の車輪基部302及び第2の係合部314の接続部分320に対して終端する。トーションスプリング316は、第2の係合部314を駆動するよう使用され、第2の係合部314の係合部分322を第1の車輪の組16のハブ60と係合させるようにする。
受動ブレーキ装置308、連結部26、及び能動ブレーキ装置306の連結に対する更なる詳細な説明は、以下の通りである。図16、図17、及び図18が参照される。図16は、解放位置において位置決めされる図15中の駆動部312の図である。図17は、駆動部312が解放位置に位置決めされるときの図16中の能動ブレーキ装置306及び第2の車輪基部304の内部図である。図18は、駆動部312が解放位置において位置決めされるときの図15中の受動ブレーキ装置308及び第1の車輪基部302の内部図である。まず、図15及び図16に示される通り、第1の位置決め穴324及び第2の位置決め穴326は、駆動部312上に形成される。突出点328は、第2の車輪基部304上に形成される。突出点328は、駆動部312が第2の車輪基部304に対してロック位置まで回転するときには第1の位置決め穴324に係合するよう、また、駆動部312が第2の車輪基部304に対して解放位置まで回転するときには第2の位置決め穴326に係合するよう、使用される。
次に、駆動部312が第2の車輪基部304に対して図16に示される解放位置まで回転するとき、第2の車輪基部304及び連結部26の第2の端部P2に対する駆動部312の位置は図17に示され、また、第1の係合部310及び第2の車輪の組18のハブ48は、互いから離される。即ち、第2の車輪の組18は、第2の車輪基部304に対して回転することができる。上述された通り、駆動部312が解放位置まで回転するとき、突出点328は、第2の位置決め穴326に同時に係合され得る。故に、駆動部312は、解放位置において着実に位置付けられ得る。
同時に、第1の車輪基部302及び連結部26の第1の端部P1に対する第2の係合部314の位置は、図18に示される通りであり、第2の係合部314の係合部分322及び第1の車輪の組16のハブ60は、互いから離される。即ち、駆動部312が図16に示される解放位置において位置決めされるとき、第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18は、夫々第1の車輪基部302及び第2の車輪基部304に対して回転することができるため、ユーザは、より容易に前方に動くよう乳母車10を押すことができる。
次に、図19及び図20が参照される。図19は、第2の車輪基部304に対してロック位置まで回転する図16中の駆動部312の図である。図20は、第1の車輪の組16のハブ60に係合される図16中の第2の係合部314の図である。ユーザが乳母車10にブレーキをかけるよう能動ブレーキ装置306を作動させることを所望する場合、ユーザは、第2の車輪基部304に対して図16に示される解放位置から図19に示されるロック位置まで回転するよう駆動部312を押す必要があるのみである。この時点において、第1の係合部310は、駆動部312の回転と共に第2の車輪の組18のハブ48に係合され得、第2の車輪の組18が第2の車輪基部304に対して回転することをできないようにする。更には、第2の車輪基部304上の突出点328も同時に第1の位置決め穴324に係合され得るため、駆動部312は、着実にロック位置において位置付けられ得る。
他方では、連結部26の第2の端部P2がもはや駆動部312によって引かれないため、第2の係合部314は、トーションスプリング316から与えられる弾性力によって第1の車輪基部302に対して図18に示される位置から図20に示される位置まで回転し得、第2の係合部314の係合部分322を第1の車輪の組16のハブ60に係合させるようにする。要するに、ユーザが図10に示されるロック位置から回転するよう駆動部312を押すとき、乳母車10は、受動ブレーキ装置308、連結部26、及び能動ブレーキ装置306の連結を介して第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18の回転を抑制することができる。
ユーザが第1の係合部310及び第2の車輪の組18の係合、及び第2の係合部314及び第1の車輪の組16の係合を解放することを望む場合、ユーザは、第2の車輪基部304に対して図19に示されるロック位置から図16に示される解法位置まで駆動部312を押し、突出点328を第2の位置決め穴326に係合させる必要があるのみである。この時点において、第1の係合部310は、駆動部312の回転とともに第2の車輪の組18のハブ48から離され得る。受動ブレーキ装置308に関連する限り、連結部26の第2の端部P2は、トーションスプリング316から与えられる弾性力を克服するよう第2の係合部314の係合部分322を駆動し得、第2の係合部314を第1の車輪の組16のハブ60から離すようにする。故に、第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18は、夫々第1の車輪基部302及び第2の車輪基部304に対して回転し得る。
更には、図15、図17、及び図18に示される通り、ブレーキ機構300は、2つの衝撃吸収スプリング330及び2つの弾性シート332を更に有する。2つの衝撃吸収スプリング330は夫々、乳母車10が受ける衝撃を吸収するよう、第1の車輪基部302及び第2の車輪基部304の内部において配置される。2つの弾性シート332は夫々、脚部14と第1の車輪基部302との間、並びに脚部14と第2の車輪基部304との間において配置される。2つの弾性シート332は夫々、第1の車輪基部302及び第2の車輪基部304を脚部14へと固定するよう使用される。
次に、図21が参照される。図21は、本発明の第5の実施例に従ったブレーキ機構400、第1の車輪の組16、第2の車輪の組18、及び脚部14の分解図である。第4の実施例及び第5の実施例において記載されるいずれの構成要素も、類似する機能又は構造を有する構成要素を示す。ブレーキ機構400とブレーキ機構300との間の主な差異は、能動ブレーキ装置及び受動ブレーキ装置の構造設計である。図21に示される通り、ブレーキ機構400は、連結部26、第1の車輪基部402、第2の車輪基部404、能動ブレーキ装置406、及び受動ブレーキ装置408を有する。
能動ブレーキ装置406は、第1の係合部410及び駆動部412を有する。第1の係合部410、駆動部412、及び第2の車輪基部404は、互いにピボット可能であるよう互いに対して接続される。即ち、駆動部412は、ピボット穴412a及び第2の車輪基部404のピボット部404aを通過するよう接続ロッド(図21中図示せず)を利用することによって第2の車輪基部404に対してピボット可能に接続され、また、ピボット穴410b及び第2の車輪基部404のピボット部分404bを通過するよう接続ロッド(図21中図示せず)を利用することによって第1の係合部410に対してピボット可能に接続される。更に、第2の車輪の組18は、第2の車輪基部404のピボット穴404cを通過するようシャフト19を利用することによって第2の車輪基部404に対してピボット可能に接続される。連結部26の第2の端部P2は、第1の係合部410に対して接続される。駆動部412は、駆動部412が第2の車輪基部404に対してロック位置まで回転するときに第2の車輪の組18のハブ48に係合されるよう第1の係合部410を駆動するために使用される。
受動ブレーキ装置408は、第2の係合部414及びスプリング416を有する。第2の係合部414のピボット部分418は、ピボット穴418a及び第1の車輪基部402のピボット部分402aを通過するよう接続ロッド(図21中図示せず)を利用することによって第1の車輪基部402に対してピボット可能に接続される。第1の車輪の組16は、第1の車輪基部402のピボット穴402bを通過するようシャフト17を利用することによって第1の車輪基部402に対してピボット可能に接続される。更には、第2の係合部414の接続部分420は、連結部26の第1の端部P1に対して接続され、第1の車輪基部402のスロット穴422を通って配置される。スプリング416は、連結部26の第1の端部P1を囲み、第1の車輪基部402及び第2の係合部414の接続部分420に対して終端する。スプリング416は、駆動部412が第2の車輪基部404に対してロック位置まで回転するときに第1の車輪の組16のハブ60に係合されるよう第2の係合部414の係合部分424を駆動するために使用される。
受動ブレーキ装置408、連結部26、及び能動ブレーキ装置406の連結に関するより詳細な説明は、以下の通りである。図22及び図23が参照される。図22は、解放位置において位置決めされる図21中の駆動部412の図である。図23は、第1の車輪の組16のハブ60から離れる図21中の第2の係合部414の図である。駆動部412が第2の車輪基部404に対して図22中に示される解放位置まで回転するとき、駆動部412は、第1の係合部410を第2の車輪の組18のハブ48から離すよう、図22に示される位置まで回転するよう第1の係合部410を駆動し、連結部26の第2の端部P2は、それに従って引かれる。同時に、連結部26の第2の端部P2が第1の係合部410の回転と共に引かれるため、連結部26の第1の端部P1は、第1の車輪の組16(図23中図示せず)のハブ60から第2の係合部414の係合部分424を離すよう、スロット穴422に沿って上方向に動くよう第2の係合部414の接続部分420を引き得る。即ち、駆動部412が図22中に示される解放位置において位置決めされるとき、第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18は夫々、第1の車輪基部402及び第2の車輪基部404に対して回転することができる。
次に、図24、図25及び図26が参照される。図24は、第2の車輪基部404に対してロック位置まで回転する図22中の駆動部412の図である。図25は、第1の車輪の組16のハブ60に係合される図22中の第2の係合部414の係合部分424の図である。図26は、駆動部412がロック位置において位置決めされるときの図25中の脚部14及び第1の車輪基部402の断面図である。ユーザが乳母車10にブレーキをかけるよう能動ブレーキ装置406を操作することを所望する場合、ユーザは、第2の車輪基部404に対して図22に示される解放位置から図24に示されるロック位置まで回転するよう駆動部412を押すことを必要とするのみである。この時点において、第1の係合部410は、駆動部412の回転と共に第2の車輪の組18のハブ48と係合され、第2の車輪の組18が第2の車輪基部404に対して回転することができないようにする。
他方では、連結部26の第2の端部P2が駆動部412によってもはや引かれないため、スプリング416は、接続部分420が第1の車輪の組16のハブ60(図25中図示せず)に係合されるまで、スロット穴422に沿って第2の係合部414の接続部分420を動かすよう弾性力を与え得る。要するに、ユーザが図24に示されるロック位置まで回転するよう駆動部412を押すとき、乳母車10は、能動ブレーキ装置406、連結部26、及び受動ブレーキ装置408の連結を介して第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18の回転を抑制することができる。
ユーザが第1の係合部410及び第2の車輪の組18の係合、及び第2の係合部414及び第1の車輪の組16の係合を解放することを所望する場合、ユーザは、図24に示されるロック位置から図22に示される解放位置まで駆動部412を押す必要があるのみである。この時点において、第1の係合部410は、第2の車輪の組18のハブ48から離れる。受動ブレーキ装置408に関して、受動ブレーキ装置408は、スロット穴422に沿って上方向に動くよう第2の係合部414の接続部分420を駆動するよう、駆動部412によって与えられる引張力を利用することができる。故に、第2の係合部414の係合部分424は、第1の車輪の組16のハブ60から離され得る。このようにして、第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18は、夫々第1の車輪基部402及び第2の車輪基部404に対して回転することができる。
更には、図21及び図26に示される通り、ブレーキ機構400は、2つの衝撃吸収スプリング426及び2つの弾性シート428を更に有する。2つの衝撃吸収スプリング426は夫々、乳母車10が受ける衝撃を吸収するよう、脚部14と第1の車輪基部402(図26中図示せず)との間、並びに脚部14と第2の車輪基部404との間において配置される。2つの弾性シート428は夫々、脚部14と第1の車輪基部402との間、並びに脚部14と第2の車輪基部404との間において配置される。2つの弾性シート428は夫々、第1の車輪基部402及び第2の車輪基部404を脚部14上へと固定するよう使用される。
最後に、図27及び図28が参照される。図27は、本発明の第6の実施例に従ったブレーキ機構500、第2の車輪の組18、及び脚部14の部分分解図である。図28は、図27中のブレーキ機構500、第1の車輪の組16、及び脚部14の部分分解図である。第6の実施例及び第3の実施例において記載されるいずれの構成要素も、類似する機能又は構造を有する構成要素を示す。ブレーキ機構500とブレーキ機構200との間の主な差異は、能動ブレーキ装置及び受動ブレーキ装置の構造設計である。図27及び図28に示される通り、ブレーキ機構500は、連結部26(部分的にのみ図示)、制限部206、伸縮スプリング208、第1の車輪基部502、第2の車輪基部504、能動ブレーキ装置506、及び受動ブレーキ装置508を有する。
図27に示される通り、能動ブレーキ装置506は、第1の係合部510及び駆動部512を有する。第1の係合部510は、第2の車輪の組18のハブ48に係合するよう使用される。第1の係合部510は、係合ブロック514及び接続ロッド516を有する。係合ブロック514は、連結部26の第2の端部P2に対して接続され、ピボット穴514a及び第2の車輪基部504のピボット穴504aを通過するよう接続ロッド(図27中図示せず)を利用することによって第2の車輪基部504に対してピボット可能に接続される。接続ロッド516は、駆動部512のピボット穴512a、係合部514のピボット穴514b、及び第2の車輪基部504のスロット穴518を介して配置される。駆動部512は、ピボット穴512b及び第2の車輪基部504のピボット穴504bを通過するよう接続ロッド(図27中図示せず)を利用することによって第2の車輪基部504に対してピボット可能に接続されるため、駆動部512は、第2の車輪基部504に対してロック位置と解放位置との間において回転することができる。更に、第2の車輪の組18は、第2の車輪基部のピボット穴504cを通過するようシャフト19を利用することによって第2の車輪基部504に対してピボット可能に接続される。
図28に示される通り、受動ブレーキ装置508は、第2の係合部520及びスプリング522を有する。第2の係合部520は、摺動ブロック524及び係合ロッド526を有する。連結部26の第1の端部P1は、摺動ブロック524に対して接続される。係合ロッド526は、摺動ブロック524を通過し、第1の車輪基部502のスロット穴528を通って配置される。スプリング522は、摺動ブロック524及び第1の車輪基部502に対して終端する。スプリング522は、駆動部512が第2の車輪基部504に対してロック位置まで回転するとき摺動ブロック524を駆動するよう使用される。このようにして、係合ロッド526は、第1の車輪の組16のハブ60に係合されるよう適宜スロット穴528に沿って動くことができる。更には、第1の車輪の組16は、第1の車輪基部502のピボット穴502aを通過するようシャフト17を利用することによって第1の車輪基部502に対してピボット可能に接続される。
能動ブレーキ装置506、連結部26、及び受動ブレーキ装置508の連結に対するより詳細な説明は、以下の通りである。図29が参照される。図29は、駆動部512が解放位置において位置決めされるときの第2の車輪基部504及び能動ブレーキ装置506の内部図である。駆動部512が第2の車輪基部504に対して図29に示される解放位置まで回転するとき、第2の車輪基部504及び連結部26の第2の端部P2に対する第1の係合部510の位置は図29に示される通りであり、係合ブロック514及び第2の車輪の組18のハブ48は互いから離される。即ち、第2の車輪の組18は、第2の車輪基部504に対して回転することができる。この時点において、図19に示される通り、制限部206の内部において配置される伸縮スプリング208は、制限部206に弾性力を与え得、制限部206は、駆動部512の突出構造209に対して終端するよう第2の車輪基部504から外方向に突出し得る。故に、駆動部512は、解放位置において位置付けられ得る。
同時に、第1の車輪基部502及び連結部26の第1の端部P1に対する第2の係合部520の位置は、図30に示される通りである。図30は、駆動部512が解放位置において位置決めされるときの図28中の受動ブレーキ装置308及び第1の車輪基部502の内部図である。第2の係合部520の係合ロッド526はまた、第1の車輪の組16のハブ60から離れる。即ち、駆動部512が図29に示される解放位置において位置決めされるとき、第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18は夫々、第1の車輪基部502及び第2の車輪基部504に対して回転し得る。
次に、図31及び図32が参照される。図31は、駆動部512がロック位置において位置決めされるときの図29中の第2の車輪基部504及び能動ブレーキ装置506の内部図である。図32は、駆動部512がロック位置において位置決めされるときの図30中の第1の車輪基部502及び受動ブレーキ装置508の内部図である。ユーザが乳母車10にブレーキをかけるよう能動ブレーキ装置512を作動させることを所望する場合、ユーザは、第2の車輪基部504に対して図29に示される解放位置から図31に示されるロック位置まで回転するよう駆動部512を押すことを必要とするのみである。この時点において、駆動部512の回転を有して、接続ロッド516は、第2の車輪の組18のハブ48に係合されるようスロット穴518に沿って係合ブロック514を動かし得、第2の車輪の組18が第2の車輪基部504に対して回転することができないようにする。他方では、連結部26の第2の端部P2が係合ブロック514によってもはや引かれないため、摺動ブロック524は、スプリング522から与えられる弾性力によって第1の車輪基部502に対して図30に示される位置から図32に示される位置まで動き得、第1の車輪の組16のハブ60に係合されるようスロット穴528に沿って係合ロッド526を動かすようにする。要するに、ユーザが図31に示されるロック位置まで回転するよう駆動部512を押すとき、乳母車10は、能動ブレーキ装置506、連結部26、及び受動ブレーキ装置508の連結を介して第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18の回転を抑制することができる。
第6の実施例における制限部206及び突出構造209の構造上の関係は、第3の実施例のかかる構造上の関係とは対向する。即ち、駆動部512が解放位置において位置決めされるとき、制限部206の第4の表面206bは、突出構造209(図29中図示せず)の第2の表面209bに対して終端し得るため、駆動部512は、解放位置において着実に位置付けられ得る。駆動部512がロック位置において位置決めされるとき、制限部206の第3の表面206aは、突出構造209(図31中図示せず)の第1の表面209aに対して終端し得るため、駆動部512は、ロック位置において着実に位置付けられ得る。第6の実施例における制限部206及び突出構造209に関するより詳細な説明は、第3の実施例において説明されるものと類似するためここでは省略される。
ユーザが第1の係合部510及び第2の係合部520を解放することを所望する場合、ユーザは、図29に示される解放位置まで駆動部512を押す必要があるのみである。この時点において、接続ロッド516は、第2の車輪の組18のハブ48から離されるよう駆動部512の回転と共に第2の車輪基部504のスロット穴518に沿って係合ブロック514を押し得る。同時に、第2の係合部520の係合ロッド526はまた、第1の車輪の組16のハブ60から離され得る。この湯尾にして、第1の車輪の組16及び第2の車輪の組18は夫々、第1の車輪基部502及び第2の車輪基部504に対して回転することができる。
第3の実施例において説明される衝撃吸収ブロックの処理、並びに第4の実施例及び第5の実施例において説明される衝撃吸収スプリングは、互いに対して適用され得る。更には、能動ブレーキ装置及び受動ブレーキ装置、並びに第4の実施例において説明される連結部26との関連付けられる連結の構造設計は、第54の実施例において説明されるものに類似するため、第4の実施例及び第5の実施例における受動ブレーキ装置の処理はまた、互いに対して適用される。
要約すると、乳母車にブレーキをかけるよう夫々左側車輪及び右側車輪上に配置される従来利用されるブレーキ機構と比較して、本発明は、乳母車の車輪に同時にブレーキをかけるという目的を達成するよう、能動ブレーキ装置、受動ブレーキ装置、及び連結部の連結を利用する。このようにして、本発明は、乳母車の操作利便性を高め且つ連結の設計を介してブレーキ機構の構造設計を単純化させるばかりではなく、ユーザが緊急時において乳母車の左側車輪及び右側車輪に迅速にブレーキをかけられるようにし、転倒又は滑りから乳母車を防ぐようにする。故に、乳母車に座る乳幼児の安全性は、更に確実なものとされる。更には、上述された実施例において記載される能動ブレーキ装置及び受動ブレーキ装置の係合構成要素の一方又は両方は、回転するよう互いに対して係合されるため、本発明によって与えられるブレーキ機構は、従来のブレーキ機構よりも更に安全であり、更に単純であり、更に耐久性がある。
10 乳母車
12 乳母車本体
14 脚部
16 第1の車輪の組
17 シャフト
18 第2の車輪の組
19 シャフト
20 ブレーキ機構
22 第1の車輪基部
24 第2の車輪基部
26 連結部
P1 連結部の第1の端部
P2 連結部の第2の端部
28 能動ブレーキ装置
30 受動ブレーキ装置
32 第1の係合部
34 駆動部
34a ピボット穴
36 摺動ブロック
38 係合ロッド
40 第1のスプリング
42 摺動シャフト
42a ピボット穴
43 ピボット部
44 基部
50 第2の係合部
52 第2のスプリング
54 ピボット部
56 接続部分
58 係合部分
60 ハブ
100 ブレーキ機構
102 第2の車輪基部
102a ピボット穴
102b ピボット穴
104 能動ブレーキ装置
106 第1の係合部
108 駆動部
108a ピボット穴
110 摺動ブロック
112 係合ロッド
114 スロット穴
116 案内スロット
118 制限部分
120 制限部分
200 ブレーキ機構
202 第2の車輪基部
202a ピボット穴
202b 係合穴
204 能動ブレーキ装置
206 制限部
206a 第3の表面
206b 第4の表面
208 伸縮スプリング
209 突出構造
209a 第1の表面
209b 第2の表面
210 第1の係合部
212 駆動部
212a ピボット穴
212b ピボット穴
214 係合ブロック
214a ピボット穴
214b ピボット穴
216 接続ロッド
218 スロット穴
220 開口
222 衝撃吸収ブロック
300 ブレーキ機構
302 第1の車輪基部
302a ピボット穴
302b ピボット穴
304 第2の車輪基部
304a ピボット穴
304b ピボット穴
306 能動ブレーキ装置
308 受動ブレーキ装置
310 第1の係合部
312 駆動部
312a ピボット穴
314 第2の係合部
316 トーションスプリング
318 ピボット部
320 接続部分
322 係合部分
324 第1の位置決め穴
326 第2の位置決め穴
328 突出点
330 衝撃吸収スプリング
332 弾性シート
400 ブレーキ機構
402 第1の車輪基部
404 第2の車輪基部
404a ピボット部
404b ピボット部分
404c ピボット穴
406 能動ブレーキ装置
408 受動ブレーキ装置
410 第1の係合部
410a ピボット部
410b ピボット部
412 駆動部
412a ピボット穴
414 第2の係合部
416 スプリング
418 ピボット部
420 接続部分
422 スロット穴
424 係合部分
426 衝撃吸収スプリング
428 弾性シート
500 ブレーキ機構
502 第1の車輪基部
504 第2の車輪基部
504a ピボット穴
504b ピボット穴
504c ピボット穴
506 能動ブレーキ装置
508 受動ブレーキ装置
510 第1の係合部
512 駆動部
512a ピボット穴
512b ピボット穴
514 係合ブロック
514a ピボット穴
514b ピボット穴
516 接続ロッド
518 スロット穴
520 第2の係合部
522 スプリング
524 摺動ブロック
526 係合ロッド
528 スロット穴

Claims (8)

  1. 乳母車用のブレーキ機構であって、
    該乳母車は、該乳母車の2つの側部において夫々配置される2つの脚部と、第1の車輪の組と、第2の車輪の組とを有し、
    当該ブレーキ機構は、
    前記2つの脚部において夫々取り付けられる第1の車輪基部及び第2の車輪基部と、
    第1の端部及び第2の端部を備える連結部と、
    前記第1の車輪基部に対して可動に接続され、且つ前記連結部の前記第1の端部に対して接続される、受動ブレーキ装置と、
    前記第2の車輪基部において配置され、且つ前記連結部の前記第2の端部に対して接続される、能動ブレーキ装置と、
    を有し、
    前記第1の車輪の組及び前記第2の車輪の組は夫々、前記第1の車輪基部及び前記第2の車輪基部に対してピボット可能に接続され、
    前記能動ブレーキ装置は、
    前記第2の車輪基部において可動に配置される第1の係合部と、
    該第1の係合部に対して接続され、且つ前記第2の車輪基部において回転可能に配置される駆動部と、
    を有し、
    該駆動部は、前記第1の係合部を駆動するよう使用され、該駆動部が前記第2の車輪基部に対して解放位置とロック位置との間において回転するときに、前記受動ブレーキ装置を前記連結部を介して前記第1の車輪基部に対して動かすようにし、
    前記駆動部が前記ロック位置において位置決めされるとき、前記受動ブレーキ装置及び前記能動ブレーキ装置の前記第1の係合部は、夫々前記第1の車輪の組及び前記第2の車輪の組の回転を抑制
    前記第1の係合部は、前記連結部の前記第2の端部に対して接続され、前記駆動部が前記第2の車輪基部に対して前記ロック位置まで回転するときに前記受動ブレーキ装置を前記第1の車輪の組と係合させるよう前記連結部を引くために使用され、
    前記受動ブレーキ装置は、第2の係合部と第2のスプリングとを有し、
    該第2の係合部は、ピボット部と、接続部と、係合部とを有し、
    該ピボット部は、前記第1の車輪基部に対してピボット可能に接続され、
    前記連結部の前記第1の端部は、前記接続部に対して接続され、
    前記第2のスプリングは、前記連結部の前記第1の端部を囲み、前記第1の車輪基部及び前記接続部で終端し、
    前記第2のスプリングは、前記駆動部が前記第2の車輪基部に対して前記解放位置まで回転するときに、前記係合部を前記第1の車輪基部のハブから離すために前記接続部を押すよう使用され、
    前記駆動部は、前記第2の車輪基部に対してピボット可能に接続され、
    前記第1の係合部は、摺動ブロックと係合ロッドとを有し、
    前記連結部の前記第2の端部は、該摺動ブロックに対して接続され、
    前記係合ロッドは、前記摺動ブロックを通過し、前記第2の車輪基部のスロット穴及び前記駆動部の案内スロットを通って配置され、
    前記案内スロットは、案内部及び係合部を有し、
    前記案内スロットの案内部は、前記スロット穴に沿って前記係合ロッドを前記第2の車輪の組のハブに係合させるよう案内するよう、また、前記摺動ブロックが前記連結部を引くよう駆動するよう、使用され
    前記第2のスプリングが前記連結部に対して弾性力を与えることにより、前記係合ロードは、前記案内部の前記係合部に対して終端することができる、
    ことを特徴とするブレーキ機構。
  2. 前記駆動部は、前記第2の車輪基部に対してピボット可能に接続され、
    前記第1の係合部は、係合ブロックと接続ロッドとを有し、
    該係合ブロックは、前記連結部の前記第2の端部に対して接続され、前記第2の車輪基部に対してピボット可能に接続され、
    前記接続ロッドは、前記駆動部及び前記係合ブロックに対してピボット可能に接続され、前記第2の車輪基部のスロット穴を通って配置され、
    前記駆動部は、前記第2の車輪の組のハブと係合されるよう前記スロット穴に沿って前記係合ブロックを動かすよう前記接続ロッドを駆動するよう、また前記連結部を介して前記第1の車輪基部の回転を抑制するために前記受動ブレーキ装置を駆動させるよう、使用される、
    ことを特徴とする請求項1記載のブレーキ機構。
  3. 前記能動ブレーキ装置は、制限部と、伸縮スプリングとを更に有し、
    該制限部は、前記第2の車輪基部を通って可動に配置され、
    前記伸縮スプリングは、前記駆動部が前記第2の車輪基部に対して前記解放位置又は前記ロック位置まで回転するときに弾性力を与えるよう制限部において配置され、前記駆動部の回転を抑制するよう前記制限部を駆動して前記駆動部で終端するようにさせる、
    ことを特徴とする請求項記載のブレーキ機構。
  4. 前記駆動部は、突出構造を備え、
    該突出構造は、互いに近接する第1の表面と第2の表面とを備え、
    前記制限部は、互いに近接する第3の表面と第4の表面とを備え、
    該第3の表面は、前記駆動部が前記解放位置において位置決めされるときに前記第1の表面で終端し、
    前記第4の表面は、前記駆動部が前記ロック位置において位置決めされるときに前記第2の表面で終端する、
    ことを特徴とする請求項記載のブレーキ機構。
  5. 前記受動ブレーキ装置は、弾性部と第2の係合部とを有し、
    前記弾性部は、前記第1の車輪基部と前記第2の係合部との間において配置され、
    前記弾性部は、前記駆動部が前記第2の車輪基部に対して前記ロック位置まで回転するときに前記第2の係合部を前記第1の車輪の組と係合されるように押すよう使用される、
    ことを特徴とする請求項1記載のブレーキ機構。
  6. 前記駆動部において、第1の位置決め穴及び第2の位置決め穴が形成され、
    突出点は、前記第2の車輪基部において形成され、
    該突出点は、前記駆動部が前記第2の車輪基部に対して前記ロック位置まで回転するときに前記第1の位置決め穴と係合され、また、前記駆動部が前記解放位置まで回転するときに前記第2の位置決め穴と係合される、
    ことを特徴とする請求項記載のブレーキ機構。
  7. 前記駆動部は、前記第2の車輪基部に対してピボット可能に接続され、
    前記第1の係合部は、係合ブロックと接続ロッドとを有し、
    該係合ブロックは、前記連結部の前記第2の端部に対して接続され、且つ前記第2の車輪基部に対してピボット可能に接続され、
    前記接続ロッドは、前記駆動部及び前記係合ブロックに対してピボット可能に接続され、且つ前記第2の車輪基部のスロット穴を通って配置され、
    前記駆動部は、前記接続ロッドを駆動させるよう使用され、前記駆動部が前記第2の車輪基部に対して前記ロック位置まで回転するときに前記係合ブロックを前記第2の車輪の組のハブと係合されるよう前記スロット穴に沿って動かすようにする、
    ことを特徴とする請求項記載のブレーキ機構。
  8. 前記能動ブレーキ装置は更に、制限部と伸縮スプリングとを有し、
    該制限部は、前記第2の車輪基部を通って可動に配置され、
    前記伸縮スプリングは、前記制限部の内側に配置され、
    該伸縮スプリングは、前記駆動部が前記第2の車輪基部に対して前記解放位置又は前記ロック位置まで回転するときに弾性力を与えるよう使用され、前記駆動部の回転を抑制するよう前記制限部を前記駆動部で終端させるようにする、
    ことを特徴とする請求項記載のブレーキ機構。
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