JP5632482B2 - シガレット・チップのチップ・カバーにエンボシングを施す方法 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1のプリアンブルに基づき、エンボシング装置であって該エンボシング装置の少なくとも2つのエンボシング・ローラの間に導入された少なくとも1つの平らな材料上に規定可能なパターンをエンボシング(embossing;エンボス加工)するためのエンボシング装置に関する。
本発明はまた、シガレット・チップ(cigarette tip;シガレット先端部)のチップ・カバー(tip cover;先端部カバー)にエンボシングを施す方法に関する。
加えて、本発明は、エンボシング・ローラであって、隆起ポイント、具体的には角錐台状ポイントによって形成されたエンボシング構造を有しており、隆起ポイントは、少なくとも1つの第1ラジアル周面区分及び少なくとも1つの第2ラジアル周面区分に配置されている、エンボシング・ローラに関する。
「チップ・カバー」という用語は本明細書中では、「チップ・カバー紙」を意味するように定義されるが、しかし「チップ・カバー」という用語は、使用される材料がいつも紙である必要はないことを表すために使用され、ひいては、「チップ・カバー紙」は、任意のその他の好適な材料、例えばプラスチック・フォイル、セロファンなどから形成することができる。
「エンボシング・トラック」という用語は本明細書中では、材料ウェブをエンボシングすることができるエンボシング・シリンダのケーシング面の表面区分を意味するように定義される。シングル・トラック・エンボシング・シリンダによってシングル・トラックをエンボシングすることができるのに対して、ツイン・トラック・エンボシング・シリンダを用いて、相並んで走行する2つの材料ウェブに同時にエンボシングを施すことができる。シングル・トラック・エンボシング・シリンダは従って、その幅、及び、材料ウェブ上にパターンをエンボシングする際に用いるエンボシング構造の数及び配列に関して種々異なっていてよい。
エンボシング・トラックを備えた装置が、例えば国際公開第2007/107167号パンフレットから公知である。この公知の装置は、エンボシング・ローラと、エンボシング・ローラよりも表面硬度が低い対向ローラとを含んでいる。さらに、雄エンボシング・ローラが設けられており、この雄エンボシング・ローラは、雌エンボシング・ローラと相互接続するように配置されている。
上述の種類の装置は、例えば国際公開第08/122589号パンフレットから公知である。この公知の装置において、フレーム内に堅く保持された2つのエンボシング・ローラは、エンボシング・ローラの側方に配置された歯車によって同期される。この公知の実施形態の欠点は主として、ローラ動作の同期が構造に起因して行われるタイプであるため、ローラ間の間隔が固定的であることが必要であり、ローラ間に案内される材料の厚さが変化すると、エンボシング・プロセスとともに問題が生じるおそれがあることである。
従って本発明の目的は、被エンボシング材料の厚さが変化しても、信頼性高いエンボシングが可能であるように、エンボシング・ローラを同期することである。
この課題は本発明によれば、請求項1の特徴部の特徴により、2つのエンボシング・トラックを含む上述の種類のエンボシング装置によって達成される。
本発明による解決手段は、エンボシング・ローラ間に案内された材料の厚さの変動を相殺し、そしてその際にエンボシング・ローラの動作の同期を維持することを可能にする。
本発明の有利の実施形態の場合、第1表面区分及び第2表面区分の隆起ポイントが列を成して配置されており、第1表面区分の列と、第2表面区分の列とが互いにオフセットされており、長手方向軸線に対して平行な方向で見て、第1表面区分の2つの列の間に、第2表面区分の1つの列が位置することになる。こうして、同期手段の別の部分との係合が最小限になるときに、エンボシング・ローラの同期手段の一部が完全に係合していることを保証することができる。従って、ローラの全ての相互位置において、ローラ動作の同期が保証される。
隆起ポイントが歯の形態を成していることによって、2つのローラの同期手段が互いに極めて良好に噛み合うことを保証することができる。
歯が角錐台の形態を成していることによって、歯の相互の噛み合いを最適化することができる。
製造しやすさによって特徴づけられる本発明の1つの変更形の場合、異なるエンボシング・トラックに割り当てられたエンボシング・ローラの同期手段が同様であるように構成されている。
例えば同期手段がエンボシング・ローラの表面上に、互いに平行な列を成して配置されていることによって、良好な同期を達成することができる。
ロゴを付与するために、少なくとも1つの第1エンボシング・ローラが、特に少なくとも1つの画像又は少なくとも1つの図形文字をエンボシング又はパーフォレーティング(perforating;穴あけ加工)するための少なくとも1つのエンボシング構造/パーフォレーション構造を有することができ、そして少なくとも1つの第2エンボシング・ローラの、エンボシング構造に対応する地点が、対向プリント面を備えていてよい。
画像又は図形文字、例えばロゴを信頼性高く付与することを保証するために、エンボシング構造は、好適な平滑化された表面層上に付与されている。
厚さが変化する材料を使用することに関して、少なくとも2つのエンボシング・ローラを互いにフレキシブルに押し付けることができるならば、これも有利である。
ローラ動作をモニタリングするために、エンボシング装置は、エンボシング・ローラの互いの相対位置を検出するためのセンサを含むことができる。
本発明の有利な変更形によれば、センサは回転角センサとして構成されていてよい。回転角センサを使用すると、回転するエンボシング・ローラ間の相対角度を迅速に且つ信頼性高く定義することが可能になる。
本発明の好ましい実施形態によれば、エンボシング・ローラのうちの1つはモータによって駆動することができ、そして第2のエンボシング・ローラは、ケーシング面上に配置されて互いに係合する同期手段によって駆動することができる。
エンボシング・ローラの表面上に同期手段が必ずしも設けられていなくてよい場合に当てはまるように、シンプルな構造を有することを特徴とする本発明の異なる変更形によれば、それぞれのエンボシング・ローラは固有のモータによって駆動することができる。
好ましくは、すぐ前の段落に記載された本発明の実施形態におけるエンボシング装置は、センサ、及びエンボシング・ローラのモータに接続された制御装置を含むことができ、制御装置は、センサによって制御装置に伝送されたデータに基づいて、基準相対位置と測定相対位置との差を補償するために、エンボシング・ローラの速度を変化させるように構成されている。
シンプルな構造によって特徴づけられた別の有利な変更形において、エンボシング装置は電動モータを含んでおり、電動モータは、それぞれのエンボシング・ローラのための駆動軸を同時に同じ速度で駆動し、エンボシング・ローラは互いに平行であるように配置されている。
駆動軸のうちの第1の駆動軸に第1のエンボシング・ローラが配置されており、第2の駆動軸は、少なくとも1つの力結合部材を介して、第1の駆動軸に対して平行な軸を駆動し、この平行な軸には、第2のエンボシング・ローラが配置されていることによって、2つのエンボシング・ローラの動作をシンプルに同期することができる。
第1駆動軸及び第2駆動軸が互いに一体的であるように構成されることによって、エンボシング・ローラをさらに構造的にシンプルにし、そして信頼性高く同期することができる。
エンボシング装置が、被エンボシング材料に作用する輻射線源及び/又は熱源を含んでいることによって、被エンボシング材料を熱可塑性変形させることができる。
材料上の、エンボシングされるべき構造の正確な位置決めを可能にするために、エンボシング装置は、被エンボシング材料上のエンボシング構造/パーフォレーション構造によって形成されたパターンの位置を検出するための、エンボシング・ローラの下流側に配置された光学測定装置を含むことができる。
高度な信頼性によって特徴づけられる本発明の1つの変更形によれば、光学測定装置は画像認識ユニットであってよい。
さらにエンボシング装置は、形成されたパターンの検出位置と基準位置との間の偏差を補償するように構成することができる。
材料上に施されたインプリント(imprint)と調和して正確なエンボシングを可能にする本発明の別の有利な変更形において、エンボシング装置は、材料のエンボシング前に、被エンボシング材料上の連続する少なくとも2つのインプリントの間の距離を検出するように、そしてこの距離に基準距離からの偏差がある場合に、材料の長手方向の伸長を、検出された偏差に応じて変化させるように構成されている。
本発明の好ましい変更形において、エンボシング装置が、被エンボシング材料上に施された少なくとも1つのインプリントの位置を検出するための、エンボシング・ローラの上流側に配置された少なくとも1つの光学測定装置と、エンボシング・ローラの上流側に配置されて、被エンボシング材料の長手方向張力を変化させるように被エンボシング材料に作用する少なくとも1つの制動装置とを含み、そして少なくとも1つの制御装置が設けられていて、制御装置は、インプリントに基準位置からの偏差がある場合に制動装置を作動させるように構成されていて、これにより被エンボシング材料の長手方向張力が、制動装置によって被エンボシング材料に加えられる力に従って変化させられるようになっており、制動装置によって被エンボシング材料に加えられる力は、検出された位置偏差に依存する。制動装置を使用することによって、被エンボシング材料のウェブ張力を簡単に変えることができる。
有利には、制動装置が少なくとも2つの制動ローラを含んでいてよく、制動ローラの間に、被エンボシング材料が案内される。制動ローラを使用することは、材料の張力を制御するのに極めて好適である。それというのも、材料の裂断限界に達することなしにローラを回転させることが常に可能であるように、材料の張力を調節することができるからである。
2つの制動ローラの加圧力を互いに調節することができることにより、被エンボシング材料のウェブの長手方向張力は極めて効果的に制御することができる。
被エンボシング材料上のインプリントの位置を識別するために、インプリントの保存された特徴的フィーチャ、又はインプリントの画像と、被エンボシング材料上にプリントされたインプリントの画像又は特徴的フィーチャとを比較するように構成されていてよい。
被エンボシング材料の表面上のインプリントの正しい位置決めを見極めるために、制御装置は、被エンボシング材料上に施された少なくとも2つの連続するインプリントの間の距離を検出するように、そしてこの距離が基準距離と相応しているかどうかをチェックするように構成することができる。
インプリントの位置の最適な修正を可能にする本発明の有利な実施形態の場合、制御装置は、検出距離に基準距離からの偏差がある場合に、この偏差を補償するのに必要な、被エンボシング材料に加えられるべき力の量を検出するように構成することもできる。
材料の厚さが変化しても、ひいては材料の伸長挙動が変化しても、連続的に良好な結果を達成できることを特徴とする、本発明の特に有利な変更形において、エンボシング装置は、少なくとも1つのエンボシングされたパターンの位置が少なくとも1つのインプリントに対して、基準位置に相当するか否かを、エンボシング・ローラの下流側に配置された光学測定装置に基づいてチェックするように構成されており、制動装置に接続された制御装置は、インプリント及びエンボシングされたパターン相互の基準位置偏差を補償するために、エンボシング・ローラの下流側に接続された光学測定装置の位置チェックの測定結果に応じて、制動装置によって被エンボシング材料上に加えられる力を制御するように構成されている。
本発明による装置は、シガレットのチップ・カバー材料にエンボシングを施す方法において特に有利に使用することができる。
本発明の低廉な変更形において、チップ・カバー材料として紙が使用される。原則的に、チップ・カバーは、任意の他の好適な材料、例えばプラスチック・フォイル又は積層体、例えばアルミニウム積層紙、セロファン、蒸着材料、布地などから形成することもできる。
従って、本発明の1つの実施形態において、チップ・カバー材料としてフォイルが使用され、具体的には熱エンボシング・フォイル、又は熱エンボシング・フォイルで被覆された材料が使用される。熱エンボシング・フォイルはエンボシングの前に加熱することができる。
本発明の方法によれば、材料のエンボシング前に、被エンボシング材料上の連続する少なくとも2つのインプリントの間の距離を検出することができ、そしてこの距離に基準距離からの偏差がある場合、材料の長手方向の伸長を、検出された偏差に応じて変化させることができる。
本発明の有利な変更形によれば、エンボシング・ローラの上流側に配置された少なくとも1つの光学測定装置によって、被エンボシング・チップ・カバー材料上に施された少なくとも1つのインプリントの位置を検出し、エンボシング・ローラの上流側に接続されて被エンボシング・チップ・カバー材料に作用する少なくとも1つの制動装置によって、被エンボシング・チップ・カバー材料の長手方向張力を変化させ、そして少なくとも1つの制御装置が設けられていてよく、制御装置は、インプリントに基準位置からの偏差がある場合に制動装置を作動させ、これにより被エンボシング・チップ・カバー材料の長手方向張力が、制動装置によって被エンボシング・チップ・カバー材料に加えられる力に従って変化させられるようになっており、制動装置によって被エンボシング・チップ・カバー材料に加えられる力は、検出された偏差に依存する。
本発明の特に有利な変更形において、被エンボシング・チップ・カバー材料はプレテンション(pretension:予張力)を与えられる。材料にプレテンションを与えることの効果は、制動力を低減することによりチップ・カバー材料の長手方向伸長を低減し得ることである。こうして、被エンボシング材料ウェブの搬送方向及び搬送方向とは反対方向の両方で長さを修正することができる。
本発明による方法の好ましい変更形によれば、画像認識ユニット内に保存されたインプリントの保存済み特徴的フィーチャ、又はインプリントの保存済み画像と、被エンボシング材料上に施されたインプリントの記録済みの画像又は特徴的フィーチャとを比較することができる。
本発明の方法の有利な発展形によれば、制御装置によって、被エンボシング材料上に施された連続的な少なくとも2つのインプリントの間の距離を検出することができ、そしてこの距離が基準距離に相当するか否かをチェックすることができる。
基準距離と検出距離との間に差がある場合に、この偏差を補償するのに必要な、制動装置によって材料に加えられるべき力を、制御装置によって規定することができる。
エンボシング・ローラの下流側に設けられた画像認識ユニットを使用して、少なくとも1つのインプリントに対する少なくとも1つのエンボシングされたパターンの位置が基準位置に相当するか否かをチェックすることも可能であり、インプリント及びエンボシングされたパターンの基準位置偏差を補償するために、エンボシング・ローラの下流側に設けられた画像認識ユニットの位置チェックの結果に応じて、制動装置によって被エンボシング材料上に加えられる力が制御される。
上述の問題点は、エンボシング・ローラの少なくとも1つの第1ラジアル周面区分及び少なくとも1つの第2ラジアル周面区分のエンボシング構造が、側方に、そしてラジアル周方向に互いにオフセットされるように配置されている、冒頭で述べた種類のエンボシング・ローラを用いて解決することができる。「表面区分」という用語はこの場合、ローラの長手方向又はローラの高さに対して横方向で見て、ローラの円筒ケーシング面上に相並んで互いに平行に周面として延びる領域であって、隆起ポイント、特に角錐台によって形成されたエンボス構造を有する領域を意味する。エンボシング構造とは、個々のロゴをエンボシングするために必要となる、1ローラのひとまとまりの隆起ポイント群として定義される。同一の周面区分上に、ローラの回転方向において、複数のエンボシング構造が相前後して配置されている。これらのエンボシング構造は、対応する対向構造、特に角錐台構造と調和して、好ましくは同様のロゴをエンボシングする。
図面に概略的に示されたいくつかの非制限的な模範実施形態を参照しながら、本発明、並びに更なる利点の全てをより詳細に以下に説明する。
本発明による装置を示す。 本発明による装置の第1変更形の2つのエンボシング・ローラを示す正面図である。 図1のエンボシング・ローラを示す側面図である。 図1のエンボシング・ローラのうちの一方を示す斜視図である。 本発明による装置の第2変更形に基づくシングル・トラック・エンボシング・ローラを示す平面図である。 本発明による装置の第3変更形に基づくツイン・トラック・エンボシング・ローラを示す平面図である。 エンボシング構造が同期手段によって形成されているツイン・トラック・エンボシング・ローラを示す平面図である。 図7のエンボシング・ローラを駆動するための駆動ローラを示す平面図である。 三トラック・エンボシング設計を示す平面図である。 駆動ローラ及び2つのエンボシング・ローラを含むエンボシング・ステーションを示す斜視図である。 被エンボシング構造の鏡像化を示す図である。 図4のツイン・トラック・エンボシング・ローラによってエンボシングされたチップ・カバー材料の2つのトラックの区分を示す平面図である。 本発明による装置の第4変更形を示す図である。 本発明による装置の第5変更形を示す図である。 本発明による装置の第6変更形を示す図である。 本発明による方法を説明するための原理図である。 本発明による方法を説明するための更なる原理図である。
先ず念のため述べておくが、種々に記載された模範実施形態において、同じ部分には同じ符号及び同じ構成部分名が与えられており、明細書全体に含まれる開示内容は、同じ符号及び同じ構成部分名を有する同じ部分に当てはめることができる。明細書に使用される位置に関する詳細、例えば上、下、側方なども、そのときに説明され示されている図面に関するものであって、位置が変更した場合には、新しい位置に合わせられることになる。さらに、種々の模範実施形態からの個々の特徴又は特徴の組み合わせも、それら自体で独立した本発明の解決手段となる。
図面を、互いに関連させて包括的に説明する。
図1に示されているように、本発明による装置1は2つ又は3つ以上のエンボシング・ローラ2及び3を含むことができる。これらのエンボシング・ローラ2及び3の間に、平らな被エンボシング材料4が案内される。エンボシング・ローラ2及び3の動作は、本発明に基づいて互いに同期されている。エンボシング・ローラ2及び3の同期は、エンボシング・ローラ2及び3のケーシング面全体にわたって分配された同期手段によって、或いは電子的及び/または電気機械的に実施することができる。
図2に示されているように、エンボシング・ローラ2及び3は、2つ又は3つ以上のエンボシング・トラック5及び6を含むことができる。エンボシング・トラック5及び6によって、1つの材料ウェブ4をそれぞれエンボシングすることができる。エンボシング・ローラ2及び3のケーシング面上に配置された同期手段7,8によって同期が行われる場合、同期手段7,8は異なるエンボシング・トラック5,6に割り当てられる。異なるエンボシング・トラック5,6に割り当てられた同じエンボシング・ローラ2の同期手段7及び8は、本発明によれば互いにオフセットされるように配置されている。「オフセット」という用語は本明細書では、考察されているエンボシング・ローラの回転方向、又は回転方向とは反対方向において定義される。
エンボシング・ローラの同期手段7,8は、エンボシング・ローラ2,3のケーシング面全体にわたって分配された隆起ポイントであってよく、そして下記でさらに詳細に説明するエンボシング構造又は対向部分を含む表面区分を除いて、それぞれ割り当てられたエンボシング・ローラ2,3のケーシング面を本質的にカバーしている。同期手段7,8の領域内で、エンボシング・ローラ2,3のケーシング面は、例えば図3に示されているように互いに合同であるように構成されている。同じエンボシング・ローラ2,3の同期手段7,8、又は全てのエンボシング・ローラ2,3の同期手段7,8を同様であるように構成することもできる。
さらに、第1ラジアル周面区分の隆起ポイントは、同じエンボシング・ローラの第2周面区分の隆起ポイントに対してオフセットされるように配置されている。図2及び4に示された本発明の変更形によれば、前記表面区分はエンボシング・トラック6及び5に相当する。
しかし図5によれば、エンボシング・ローラのシングル・トラック実施形態の場合、エンボシング・ローラはラジアル周面区分9,10を有することができ、これらの周面区分の同期手段7及び8は互いにオフセットされるように配置されている。
図3及び4に示されているように、隆起ポイント又は同期手段7,8は、角錐台形の歯11として構成することができる。信頼性高い噛み合いを保証する他の歯形状、例えば円錐台歯形状も可能である。2つのエンボシング・ローラの歯の噛み合い中の角錐台形の歯11の図示の事例において、第1ローラ2の1つの歯11は第2のローラ3の4つの歯11と常に接触しており、或いは4つの歯11によって取り囲まれている。
また図2,4及び5に示されているように、同期手段7,8は、エンボシング・ローラ2及び3の表面上に平行な列を成して配置することができる。さらに、図5に符号9及び10によって示された第1及び第2表面区分又はエンボシング・トラック5,6の列は、互いにオフセットされていてよい。この場合、長手方向軸線に対して平行な方向で見て、第1表面区分9又はエンボシング・トラック6の2つの列の間に、第2表面区分10又はエンボシング・トラック5の1つの列が位置することになり、その逆のことも言える。すなわち例えば図4に示された実施形態の場合、第1エンボシング・トラック6の角錐の切頭先端によって形成されて、エンボシング・ローラ2の長手方向軸線に対して平行に延びる列12がそれぞれ、角錐間に位置していてやはりエンボシング・ローラ2の長手方向軸線に対して平行に延びる谷13の延長上に設けられている。角錐の切頭先端は図4の破線によって示されているのに対して、その間の谷は、自由面として示されている。
前段落において述べた列又は歯11の配置によって、エンボシング・ローラ2又は3の特に良好な同期を、これらのケーシング面を介して達成することができる。それというのも、角錐形の歯11の一部が常に互いに係合しているからである。ここで念のため述べておくが、エンボシング・ローラ2及び3の歯11を同様に構成することができる。しかしながら、エンボシング・ローラ2の歯11は、エンボシング・ローラ3の歯11よりも短く又は長く構成することも可能である。
図1〜5に示された本発明の実施形態の場合、エンボシング・ローラ2,3のうちの一方を固定して駆動することができるのに対して、他方のローラを軸に自由に回転できるように設け、そしてばね力によって空気圧式又は他の方式で、駆動されるエンボシング・ローラ2又は3に調節可能な圧力でフレキシブルに押し付けることができる。第2エンボシング・ローラ2又は3は、ケーシング面に配置された噛み合い同期手段7,8によって駆動される。
平らな材料上に、以後「ロゴ」と呼ぶ文字又は画像などをエンボシングするために、エンボシング・ローラのうちの一方は、少なくとも1つの対応するエンボシング構造/パーフォレーション構造14を含むことができる。本明細書中に使用される「ロゴ」という用語はこのように、エンボシング構造/パーフォレーション構造14によってエンボシングされるあらゆる文字、装飾エレメント、画像エレメントなどを含む。
エンボシング構造/パーフォレーション構造14は、エンボシング・ローラ2の好適に平滑化された表面層に付与することができる。エンボシング・ローラのうちの第2のローラ3には、エンボシング構造14に対応するポイントに、対向プリント面を設けることができる。
ロゴに対応するエンボシング構造14は、ロゴの基準表示に対して2回鏡像化した状態でエンボシング・ローラ2,3のうちの一方に付与することができる。鏡像化はこの場合、鉛直方向軸線を中心として、そして水平方向軸線を中心として行うことができる。図4において、エンボシング構造14は、2回鏡像化された「R」である。本発明のこの実施形態は、上記のものからのエンボシング、すなわち図3に示されているような、上側エンボシング・ローラ2上にエンボシング構造14が配置されている状態からのエンボシングに特に適している。同じことがもちろん、側方に変位された複数のエンボシング構造14を有する、図5及び6に示された本発明の実施形態にも当てはまる。これらのエンボシング構造も2回鏡像化されていてよい。
図11は、前述の鏡像化をどのように理解するべきかを説明するために更なる例を示す。この場合、エンボシングされるべきロゴ、この事例では「LOGO」は先ず、幾何学的軸線(b)を中心として、続いて幾何学的軸線(c)を中心として鏡像化されている。
図5によれば、シングル・トラック・エンボシング・ローラ15が複数のエンボシング構造/パーフォレーション構造14を有することができる。エンボシング構造/パーフォレーション構造14は、エンボシング・ローラ15の側方にそしてラジアル周方向に互いにオフセットされるように配置されている。図5は、エンボシング・トラックを1つしか有さないエンボシング・ローラ15に関するものであるが、ツイン・トラック又はマルチ・トラック型エンボシング・ローラ、例えば図4に示されたエンボシング・ローラ2が、側方にそしてラジアル周方向に互いにオフセットされたエンボシング構造14を備えたやはり1つ又は2つ以上のエンボシング・トラック5,6を有することももちろん可能である。図6は、このようなエンボシング・ローラを、2つのエンボシング・トラック5,6及びオフセットされたエンボシング構造14を有する状態で示している。
図7に示されているように、エンボシング・ローラ45のエンボシング構造14は、同期手段7及び8によって形成することができるので、当該エンボシング・ローラ45には、同期手段7,8が、プリントされるべきロゴの領域内にだけ配置されている。
図8に示されているように、同期手段7,8を備えた駆動ローラ46は、同様の角錐台形の同期手段47を有することができる。これらの同期手段は駆動ローラ46の表面全体にわたって均一に分配されている。
図9は、オフセットされた3つのエンボシング・トラック48,49,50によって、本発明による解決手段を明らかにする。同期手段によって形成されたエンボシング構造14は、互いにオフセットされており、これにより駆動ローラ46の同期手段47の永久的な係合を保証する。
図10によれば、本発明によるエンボシング・ステーション51は、オフセットされたエンボシング構造を有するローラ45と、表面全体にわたって角錐台47が設けられた2つのローラ46とを含むことができる。
エンボシング構造14をオフセットすることによって、エンボシング・ローラ45及び駆動ローラ46の同期手段7,8,47を永久的に係合させることができる。
また図1に示されているように、本発明によるエンボシング装置1は、被エンボシング材料4上の、エンボシング構造/パーフォレーション構造14によって形成されたパターンの位置を検出するための画像認識ユニット16を含むこともできる。
この画像認識ユニット16によって、例えば図12に示された長手方向距離(d)、及びプリント装置17によってプリントされたインプリント18と、エンボシング・ローラ2,3によってエンボシングされたロゴ19との間の側方距離(e)を検出することができる。「インプリント」という用語は本明細書中では、付与形式とは無関係に、文字、グラフィック又はニューメリカル・エレメント、装飾エレメント、画像エレメントなどを含む、材料4の視認可能な変化として定義される。具体的には、ここで定義された「インプリント」という用語はまた、グラフィック画像に加えて、材料4のエンボシング又はパーフォレーションを含む。材料4上にパターン19のエンボシング前に施されるエンボシング又はパーフォレーションの場合、プリント装置17の代わりに、好適なエンボシング/パーフォレーション装置を設けることができる。もちろん、インプリント18の付与は、パターン19のエンボシングの直前に行う必要はない。従って例えば、材料4には、異なる場所でインプリント18を施し、次いで場合によってはこれを一時的に保管した後、本発明によるエンボシング装置1の場所に材料4を運び、加工することもできる。
エンボシングされたロゴ19の測定位置と基準位置との間に偏差が存在する場合には、これを相応に修正することができる。
基準値からの長さの偏差は、被エンボシング材料4を伸長させることによって補償することができる。長さの偏差を修正する別の方法は、プリント装置17とエンボシング・ローラ2及び3との間の材料4の走行長さを延長又は短縮することである。このために、プリント装置17、又はエンボシング・ローラ2及び3を含有するエンボシング・ステーション20を相応に移動させることができる。このことは自動的に制御することができる。こうして、プリント装置及び/又はエンボシング・ステーション20は、定置の駆動装置と接続された制御装置21によって相応に移動させることができる。移動を容易にするために、プリント装置17及び/又はエンボシング・ステーション20はローラ又はホイール上に取り付けることができる。ガイドを改善するために、プリント装置17又はエンボシング・ステーション20はレール上を走行することもできる。
エンボシングされたロゴ19とインプリント18との間の側方距離(c)の偏差は、例えば、エンボシング・ローラ2,3の位置を側方に変化させること、又はエンボシング・ローラ2,3の上流側に接続された、ここには図示されていない回転フレームによって修正することができる。
図13に示された本発明の実施形態によれば、各エンボシング・ローラ2,3は、その固有のモータ22,23によって駆動することができる。この事例において、エンボシング・ローラ2,3のケーシング面を介して同期が行われることが絶対に必要なわけではなく、このことは電子的又は電気機械的な制御装置によって実施することもできる。
エンボシング・ローラ2,3の移動は、センサ24,25によってモニタリングすることができる。これによりエンボシング・ローラ2,3の互いの相対位置を検出することができる。センサ24,25は例えば回転角センサとして構成することができる。さらにエンボシング装置は、センサ24,25及びエンボシング・ローラ2,3のモータ22,23に接続された制御装置26を含むことができる。制御装置は、センサによってこれに伝送されたデータを参照しながら、基準相対位置と測定相対位置との差を補償するためにエンボシング・ローラ2,3の速度を変化させるように構成されている。こうして、2つのエンボシング・ローラ2,3は、電子制御式に同期することができる。
図14に示されているように、エンボシング装置は電動モータ27を含むことができる。電動モータは、エンボシング・ローラ2,3のための駆動軸28,29を同じ速度で駆動する。エンボシング・ローラ2,3は、互いに平行になるように配置されている。本発明のこの実施形態の場合、エンボシング・ローラ2,3の動作の同期は、電動モータ27自体によって達成することができる。電動モータ27は両エンボシング・ローラ2,3を同じ速度で駆動する。こうして、エンボシング・ローラ2,3は好ましくは、エンボシング・ローラのケーシング面の互いの相対位置の簡単な維持を補償するために、同じ断面直径又は断面周囲を有している。
好ましくは、第1及び第2の駆動軸28,29は、互いに一体になるように形成されている。駆動軸28,29の一体的な構成によって、駆動軸28,29、次いでエンボシング・ローラ2の回転動作の同期を簡単に達成することができる。こうして、第1エンボシング・ローラ2は、例えば駆動軸28によって直接に駆動することができる一方、第2エンボシング・ローラ3は、駆動軸28に対して平行な軸30によって駆動することができる。駆動軸29は、力結合部材31、例えば歯付きベルトなどによって軸30に結合することができる。
さらに、図13及び14に示された本発明の変更形の場合、エンボシング・ローラ2,3のうちの一方は所定の位置に固定することができるのに対して、エンボシング・ローラ2,3のうちの他方は、エンボシング・ローラ2,3のうちの第1のローラに調節可能な圧力でフレキシブルに押し付けることができる。
また、本発明の上述の実施形態の場合、本発明によるエンボシング装置は、被エンボシング材料4に作用する、符号32によって図1に示された輻射線源及び/又は熱源、例えば輻射加熱又は対流加熱装置を含むことができる。
図15に示されているように、本発明による装置33は、本発明の更なる変更形によれば、被エンボシング材料4上に施されたインプリント18の位置を検出するための、エンボシング・ローラ2,3の上流側に配置された更なる画像認識ユニット34を含むことができる。
さらに、エンボシング・ローラ2,3の上流側に位置する、被エンボシング材料4に作用する制動装置35を設けることにより、被エンボシング材料4の長手方向張力を変化させることができる。制動装置35は2つの制動ローラ36.37を含むことができる。これらの制動ローラ36.37間に、被エンボシング材料4が搬送方向で案内される。
制動ローラ36及び37は自由に回転可能になるように取り付けることができる。さらに制動ローラ36及び37のうちの一方、例えば制動ローラ37を固定軸に取り付けることができるのに対して、他方の制動ローラ36は、ばね力によって空気圧式又は他の方式で、制動ローラ37に調節可能な圧力でフレキシブルに押し付けることができる。この場合、制動ローラ37の軸は、ここには図示されていないフレーム内で、制動ローラ36の方向及び反対方向に可動に案内することができる。
2つの制動ローラ36,37を有する代わりに、相応の対向圧力面に圧着するただ1つの制動ローラ36又は37を有することも可能である。材料4は、制動ローラと対向圧力面との間で走行することができる。対向圧力面は、例えばロッドの湾曲面区分によって形成することができる。ロッドの長手方向軸線は、制動ローラ36又は37の回転軸に対して平行に配置することができる。このように、制動装置35は、対向圧力面と協働する少なくとも1つの制動ローラ36,37を含むことができる。被エンボシング材料は制動ローラ36,37と対向圧力面との間に案内される。
さらに、制動ローラ36,37の代わりに、締め付けエレメントを例えば制動ブロックの形態で使用することができる。制動ブロックは互いに向かう方向に動かすことができ、これらの間に材料を案内することができる。2つの可動制動ブロックを使用する代わりに、対向圧力面に向かって動かすことのできるただ1つの制動ブロックを設けることもできる。こうして、本発明のこの変更形に基づく制動装置35は、少なくとも1つの制動ブロックを含むこともできる。この制動ブロックは対向圧力面に向かって、又は別の制動ブロックに向かって動かすことができる。材料4は制動ブロック又は少なくとも1つの制動ブロックと対向圧力面との間で搬送方向に案内される。
本発明の更なる変更形によれば、被エンボシング材料4が巻き取られてロールにされる場合、巻き取り装置に制動装置を設けることができる。巻き取り装置の制動装置は所期ウェブ張力に従って作動させることができる。この場合には、付加的な制動装置を省くことができる。この実施形態は主に、インプリント18が、巻き取られた材料4に既に施されている本発明の変更形に適している。
本発明の変更形の全てにおいて、ウェブ張力のための測定エレメントとして、補償ローラ又はトラックのないウェブ張力測定ローラを使用することができる。
搬送方向は矢印によって図15に示されている。被エンボシング材料4は、搬送方向で作用する引張り力によってエンボシング・ローラの方向に引張られる。この引張り力は、エンボシング・ローラ2及び3によって、又はエンボシング・ローラ2,3の下流側に接続された引張り装置によって生成することができる。エンボシング・ローラ2,3の場合によっては下流側に配置された引張り装置は、被駆動巻き取りローラ38として構成することができる。被駆動巻き取りローラには、材料4をエンボシング後に巻き取ることができる。
本発明による装置33は、制御装置39、例えば好適にプログラミングされたマイクロプロセッサ又は信号プロセッサを含むこともできる。この制御装置39は、インプリント18の位置に基準位置からの偏差がある場合、制動装置35を作動させるように構成されている。このように、被エンボシング材料4の長手方向張力は、制動装置35によって材料4に加えられる力に従って変化させることができる。換言すれば、被エンボシング材料4は、制動装置35によって加えられる力により抑制され、搬送方向に作用する引張り力によって長手方向に伸長させられる。材料4の伸長はこのように、制動装置35によって加えられる力を調節することによって、一定の引張り力で制御することができる。従って、検出された位置偏差は制動装置35によって修正することができる。
このために制御装置35は、検出距離に基準距離からの偏差がある場合、被エンボシング材料4に制動装置によって加えられるべき、偏差を補償するのに必要な力を決定するように構成することができる。このことは例えば、制御装置39に接続されたメモリ40内に保存された調節されるべき力の値又は量を、制御装置39からの偏差がある場合に読み取り、そしてこれを制動装置35に送信することによって実施される。設定されるべき力の値は、アナログ又はデジタルの形で送信することができる。さらに値の代わりに、この値に対して比例する信号を制動装置35に送ることもできる。
制動装置35によって加えられるべき力の値又は量は、具体的な材料4に対して実験的に予め確立することができる。実験的に検出された値から、例えば規定の引張り力における具体的な材料に対する伸長長さ、加えられる制動力との関係に関する曲線を割り出すことができる。こうして、デジタル信号処理の当業者によく知られている標準的な方法の全て、例えば補間、カルマン・フィルタリングなどを用いることができる。
検出された曲線輪郭から、連続的な位置偏差に対して、制動装置35によって加えられるべき力の対応する値又は量を検出することもできる。
上記実施形態の代わりに、又はこれに加えて、具体的な被エンボシング材料の伸長挙動を記述するための、連続体力学の数学モデルを、所要の制動力を割り出すために用いることができる。
さらに、エンボシング装置33は、エンボシング・ローラ2,3の下流側の画像認識ユニット16を参照しながら、インプリント18に対するエンボシングされたパターン19の位置が基準位置に相当するか否かをチェックするように構成することができる。画像認識ユニット16,33は、例えば好適にプログラミングされたマイクロプロセッサ又は信号プロセッサ、及びこれらに接続されたデジタルフォト又はビデオカメラの形態を成していてよい。インプリント18の画像又はインプリント18の特徴的フィーチャは、画像認識ユニット16,33の内部メモリ内に記憶することができる。画像認識ユニット16,33はこの場合には、インプリントの保存された特徴的フィーチャ、又はインプリント18の画像と、被エンボシング材料4上にプリントされたインプリントの記録済みの画像、又は特徴的フィーチャとを比較するように構成することができる。エンボシング・ローラ2,3の下流側に配置された画像認識ユニット16は、メモリ内のエンボシングされたパターン19の画像又は特徴的フィーチャを記憶することもできる。
画像認識自体は例えば光学式文字認識「OCR」によって実施することができる。さらにここで念のために述べておくと、ここで述べた種々異なる構成部分を組み合わせて単一の構成部材にすることもできる。同じことが具体的には、使用される制御装置にも当てはまり、従って画像認識ユニット16,33は、2つのカメラに接続された共同制御装置を有することができる。
制動装置35に接続された制御装置39は、エンボシング・ローラ2,3の下流側に接続された画像認識ユニット16の位置チェックの測定結果に応じて、制動装置35によって被エンボシング材料4上に加えられる力を制御するように構成することができる。このようにして、インプリント18及びエンボシングされたパターン19相互の基準位置のいかなる偏差も修正することができる。この項に記載した制御装置の実施形態は、保存値を参照した制御を可能にする上記実施形態と有利な形で組み合わせることができる。こうして、検出値は一方では制御のための出発値として使用することができ、そして他方ではまた、保存値を付加的に用いることにより、不適切な調節力値が制御装置39から制動装置35へ誤って伝送されるのが防止される。
ここで念のために述べておくならば、上述の画像認識ユニット16及び33の代わりに、インプリント18及びパターン19の位置を検出するために、他の光学測定装置42を設けることもできる。このような光学測定装置42は例えば光源43と感光性センサ44とを含んでいてもよい。光源43は例えば可視光、UV、又は赤外範囲の光を発することができる。光源43はレーザーの形態を成すこともできる。センサ44によって、例えば被エンボシング材料4を透過しそして光源43によって発せられた光の強度を測定することができ、そして強度変動によって、材料4上のインプリント18又はパターン19の位置を検出することができる。もちろん、インプリント18又はパターン19の位置を検出するいかなる他の方法も可能である。こうして、例えばUV活性着色顔料を、UV光によって励起することができるインプリント18に添加することもできる。位置は、インプリントによって放射されるUV光を検知することによって検出することができる。
本発明による装置によって達成される利点は、シガレット・チップのためのチップ・カバーを製造するための本発明による方法によって提供することもできることである。本発明による方法において、被エンボシング材料はチップ・カバー材料である。この材料はしかし、既に上述したように、紙又はプラスチックである必要はない。熱エンボシング・フォイルで被覆された材料を使用すると、例えばチップ・カバーを生産してこれにエンボシングを施すのに特に適していることが判った。チップ・カバーは、エンボシング・ローラ2,3を通して案内する前に、輻射線源及び/又は熱源32、例えば輻射又は対流加熱によって処理又は加熱される。熱エンボシング・フォイルは、輻射線源、例えばUVランプを使用することによって、エンボシング前に溶融することもできる。エンボシング・ローラ2,3の上流側に接続された画像認識ユニット34を用いる本発明による方法によって、被エンボシング・チップ・カバー材料上に施されるインプリント18の位置を検出することができる。インプリント18に基準位置からの偏差Δlが存在する場合、制動装置35が作動させられる。
図16の上側の図に示されたチップ・カバー紙41上には、基準位置が距離(l)によって定められている。図16の画像認識ユニット34の下側の図に示すように、インプリント18間の基準距離(l)よりも小さな距離(l’)が検出された場合、エンボシング・ローラ2,3と制動装置35との間の材料ウェブ4が、差(Δl)の程度だけ伸長させられるように、制動装置35を作動させることができる。このことの効果は、エンボシング・ローラ2,3によるパターン19のエンボシングを、インプリント18と正確に整合した状態で実施し得ることである。従って例えば、距離(l’)が不規則であっても、インプリント18と正確に整合した状態で、例えばインプリント上にパターン19を正確にエンボシングすることが可能である。
また、本発明による方法との関連においても、インプリント18及びエンボシングされたパターン19の位置を検出することに対して、エンボシング装置33との関連で上述したことが当てはまる。従って、インプリント18及びパターン19の位置、又は対応する距離は、これに適した任意の他の光学測定方法によって検出することができる。上記測定方法、具体的には画像認識ユニット16及び33の使用は一例にすぎず、本発明の概念は、特定の測定方法に限定されるものではない。
図17に示すように、1’>lであり、ひいてはチップ・カバー材料41の伸長によっては修正することができない、基準位置からの偏差を修正可能にするために、チップ・カバー材料41には、制動装置35によって長手方向にプレテンションを与えることができる。
制動装置35によってチップ・カバー材料41に加えられる締め付け力を低減することによって、プレテンションを与えられたチップ・カバー材料41の伸長を量(Δl)だけ低減することができる。
制動装置35によってプレテンションを与える代わりに、チップ・カバー材料が、巻き取られたロールとして提供される場合、チップ・カバー材料に巻き取り装置の制動装置によってプレテンションを与えることもできる。巻き取り装置に対する制動力を低減することによって、プレテンションを与えられたチップ・カバー材料41の伸長を量Δlだけ低減することができる。
本発明による方法によって、インプリント18の、基準位置からのいかなる種類の偏差も、チップ・カバー材料41の長手方向において補償することができる。
チップ・カバー紙の伸長は、エンボシング装置33との関連において上述したように、制御装置によって制御及び/または実現することができる。
最後に、模範的実施形態は、本発明による解決手段の考えられ得る実施変更形を示すにすぎず、本発明は具体的に示された実施変更形に限定されることはない。具体的には、個々の実施変更形の組み合わせも可能であり、そしてこれらの変更可能性は、本発明の技術的処置に関する教示に基づいて、この技術分野の当業者の能力範囲内にある。本発明のコンセプトを実現し、そして具体的に記載又は表示されていないか又は図示され記載された実施変更形の個々の詳細を組み合わせることによって可能になる、全ての考えられ得る実施変更形も、本発明の範囲に含まれる。保護範囲はまた、本発明による装置の個々の構成部分が本発明の実施に必須のものであるならば、このような構成部分にも及ぶ。

Claims (44)

  1. エンボシング装置であって該エンボシング装置の少なくとも2つのエンボシング・ローラの間に導入された少なくとも1つの平らな材料(4)上に規定可能なパターンをエンボシングするためのエンボシング装置(1,33)において、
    前記エンボシング・ローラの動作が互いに同期されており、
    前記エンボシング・ローラ(2,3)はまた、少なくとも2つのエンボシング・トラック(5,6)を有しており、
    前記エンボシング・ローラ(2,3)の動作は、互いに係合する同期手段であって、前記エンボシング・ローラ(2,3)のケーシング面の全体にわたって分配され、異なるエンボシング・トラック(5,6)に割り当てられた同期手段(7,8)によって同期され、同じエンボシング・ローラ(2,3)の種々のエンボシング・トラック(5,6)に対応する同期手段(7,8)が、互いにオフセットされている、
    エンボシング装置。
  2. 前記少なくとも2つのエンボシング・ローラ(2,3,15)の同期手段(7,8)は、エンボシング・ローラ(2,3,15)のケーシング面全体にわたって分配された隆起ポイントであり、前記エンボシング・ローラ(2,3,15)のケーシング面は、前記同期手段(7,8)の領域内で互いに合同であるように構成されており、少なくとも1つの第1ラジアル周面区分(9)の隆起ポイントは、同じエンボシング・ローラ(2,3,15)の少なくとも1つの第2表面区分(10)の隆起ポイントに対してオフセットされるように配置されている、請求項1に記載のエンボシング装置。
  3. 前記第1表面区分(9)及び前記第2表面区分(10)の隆起ポイントが列(12,13)を成して配置されており、前記第1表面区分(9)の列(12)が、前記第2表面区分(10)の列(13)に対してオフセットされており、前記エンボシング・ローラ(2,3,15)の長手方向軸線(a)に対して平行な方向で見て、前記第1表面区分(9)の2つの列(12)の間に、前記第2表面区分(10)の1つの列(13)が位置することになる、請求項2に記載のエンボシング装置。
  4. 前記隆起ポイントが歯(11)の形態を成している、請求項2または請求項3に記載のエンボシング装置。
  5. 前記歯(11)が角錐台の形態を成している、請求項4に記載のエンボシング装置。
  6. 同じエンボシング・ローラ(2,3,15)の前記同期手段(7,8)が、同様であるように構成されている、請求項1から請求項5のいずれか一つの請求項に記載のエンボシング装置。
  7. 前記同期手段(7,8)が前記エンボシング・ローラ(2,3,15)の表面上に、平行な列(12,13)を成して配置されている、請求項1から請求項6のいずれか一つの請求項に記載のエンボシング装置。
  8. 少なくとも1つの第1エンボシング・ローラ(2,3,15)が、特に少なくとも1つの画像又は少なくとも1つの図形文字(18)をエンボシング又はパーフォレーティングするための少なくとも1つのエンボシング構造/パーフォレーション構造(14)を含み、少なくとも1つの第2エンボシング・ローラの、前記エンボシング構造(14)に対応するポイントが、対向プリント面を備えている、請求項1から請求項7のいずれか一つの請求項に記載のエンボシング装置。
  9. 前記エンボシング・ローラ(2,3,15)のうちの第1のエンボシング・ローラは複数のエンボシング構造/パーフォレーション構造(14)を含んでおり、前記エンボシング構造/パーフォレーション構造は側方に、前記エンボシング・ローラ(2,3,15)のラジアル周方向に互いにオフセットされて配置されている、請求項8に記載のエンボシング装置。
  10. 前記エンボシング構造(14)が、好適な平滑化された表面層上に付与されている、請求項8または請求項9に記載のエンボシング装置。
  11. 前記少なくとも2つのエンボシング・ローラ(2,3,15)を互いにフレキシブルに押し付けることができる、請求項1から請求項10のいずれか一つの請求項に記載のエンボシング装置。
  12. 前記エンボシング・ローラ(2,3,15)の互いの相対位置を検出するためのセンサ(24,25)を含む、請求項1から請求項11のいずれか一つの請求項に記載のエンボシング装置。
  13. 前記センサ(24,25)が回転角センサとして構成されている、請求項12に記載のエンボシング装置。
  14. 前記エンボシング・ローラ(2,3,15)のうちの1つはモータによって駆動することができ、第2エンボシング・ローラ(2,3,15)は、前記ケーシング面の上に配置されて互いに係合する前記同期手段(7,8)によって駆動することができる、請求項1から請求項13のいずれか一つの請求項に記載のエンボシング装置。
  15. 各エンボシング・ローラ(2,3)が固有のモータ(22,23)によって駆動される、請求項1から請求項13のいずれか一つの請求項に記載のエンボシング装置。
  16. 前記エンボシング装置が、センサ(24,25)、及び前記エンボシング・ローラのモータ(22,23)に接続された制御装置(26)を含んでおり、前記制御装置は、前記センサ(24,25)によって前記制御装置に伝送されたデータを参照しながら、基準相対位置と測定相対位置との差を補償するために、前記エンボシング・ローラ(2,3)の速度を変化させるように構成されている、請求項15に記載のエンボシング装置。
  17. 前記エンボシング装置は電動モータ(27)を含んでおり、前記電動モータは、エンボシング・ローラ(2,3)のための駆動軸(28,29)を同時に同じ速度で駆動し、前記エンボシング・ローラ(2,3)は互いに平行に配置されている、請求項1から請求項16のいずれか一つの請求項に記載のエンボシング装置。
  18. 前記エンボシング・ローラのうちの第1のエンボシング・ローラ(2)が第1駆動軸(28)によって直接に駆動され、第2駆動軸(29)が少なくとも1つの力結合部材(31)を介して、第1駆動軸(28)に対して平行な軸(30)を駆動し、前記平行な軸には、前記エンボシング・ローラのうちの第2のエンボシング・ローラ(3)が配置されている、請求項17に記載のエンボシング装置。
  19. 前記第1駆動軸及び前記第2駆動軸(28,29)が互いに一体的であるように形成されている、請求項18に記載のエンボシング装置。
  20. 前記エンボシング装置は、被エンボシング材料(4)に作用する輻射線源及び熱源(32)の少なくといずれか一方を含んでいる、請求項1から請求項19のいずれか一つの請求項に記載のエンボシング装置。
  21. 前記エンボシング装置は、被エンボシング材料上の前記エンボシング構造/パーフォレーション構造(14)によって形成されたパターンの位置を検出するための、エンボシング・ローラの下流側に接続された光学測定装置を含む、請求項1から請求項20のいずれか一つの請求項に記載のエンボシング装置。
  22. 前記光学測定装置が画像認識ユニット(16)である、請求項21に記載のエンボシング装置。
  23. 前記エンボシング装置は、形成されたパターンの検出位置と基準位置との偏差を補償するように構成されている、請求項21または請求項22に記載のエンボシング装置
  24. 前記エンボシング装置が、前記材料(4)のエンボシング前に、被エンボシング材料(4)上の連続する少なくとも2つのインプリント(18)の間の距離(l’)を検出するように、この距離(l’)に基準距離(l)からの偏差がある場合に、前記材料(4)の長手方向の伸長を、検出された偏差(Δl)に応じて変化させるように構成されている、請求項1から請求項23のいずれか一つの請求項に記載のエンボシング装置。
  25. 前記エンボシング装置が、被エンボシング材料(4)上に施された少なくとも1つのインプリント(18)の位置を検出するための、前記エンボシング・ローラ(2,3)の上流側に接続された少なくとも1つの光学測定装置と、前記エンボシング・ローラ(2,3)の上流側に接続されて、前記被エンボシング材料(4)の長手方向張力を変化させるように前記被エンボシング材料(4)に作用する少なくとも1つの制動装置(35)とを含み、少なくとも1つの制御装置(39)が設けられていて、前記制御装置は、前記インプリント(18)に基準位置からの偏差(Δl)がある場合に前記制動装置(36)を作動させるように構成されていて、これにより被エンボシング材料(4)の長手方向張力が、前記制動装置(35)によって被エンボシング材料(4)に加えられる力に従って変化させられるようになっており、前記制動装置によって被エンボシング材料(4)に加えられる力は、検出された偏差(Δl)に依存する、請求項24に記載のエンボシング装置。
  26. 前記光学測定装置は画像認識ユニット(34)である、請求項25に記載のエンボシング装置。
  27. 前記制動装置(35)が少なくとも2つの制動ローラ(36,37)を含み、前記制動ローラの間に、被エンボシング材料が案内される、請求項25に記載のエンボシング装置。
  28. 前記少なくとも2つの制動ローラ(36,37)の表面圧力を調節することができる、請求項25から請求項27のいずれか一つの請求項に記載のエンボシング装置。
  29. 前記画像認識装置(34)は、前記インプリント(18)の保存された特徴的フィーチャ、又は前記インプリント(18)の画像と、被エンボシング材料(4)上にプリントされたインプリント(18)の画像又は特徴的フィーチャとを比較するように構成されている、請求項25から請求項28のいずれか一つの請求項に記載のエンボシング装置。
  30. 前記制御装置(39)は、被エンボシング材料(4)上に施された少なくとも2つの連続するインプリント(18)の間の距離(1’)を検出するように、この距離(l’)が基準距離(l)と相応しているかどうかをチェックするように構成されている、請求項25から請求項29のいずれか一つの請求項に記載のエンボシング装置。
  31. 前記制御装置(39)はまた、検出距離(l’)に基準距離(l)からの偏差がある場合に、この偏差を補償するのに必要とされる力であって、被エンボシング材料(4)に加えられるべき力の値、又はこの値に対して比例する信号を少なくとも1つの制動装置(35)に伝送するように構成されている、請求項30に記載のエンボシング装置。
  32. 前記エンボシング装置(33)は、前記少なくとも1つのインプリント(18)に対する前記少なくとも1つのエンボシングされたパターン(19)の位置が基準位置に相当するか否かを、前記エンボシング・ローラ(2,3)の下流側に配置された光学測定装置を参照しながらチェックするように構成されており、前記制動装置(35)に接続された前記制御装置(39)は、前記インプリント(18)及びエンボシングされたパターン(19)相互の基準位置偏差を補償するために、前記エンボシング・ローラ(2,3)の下流側に接続された光学測定装置の位置チェックの測定結果に応じて、前記制動装置(35)によって被エンボシング材料(4)上に加えられる力を制御するように構成されている、請求項25から請求項31のいずれか一つの請求項に記載のエンボシング装置。
  33. シガレット・チップのためのチップ・カバー材料(41)にエンボシングを施す方法であって、前記チップ・カバー材料(41)にエンボシングを施すために、請求項1から請求項32のいずれか一つの請求項に記載の装置を使用する、エンボシングを施す方法。
  34. チップ・カバー材料(41)として紙が使用される、請求項33に記載の方法。
  35. チップ・カバー材料としてフォイルが使用され、具体的には熱エンボシング・フォイル、又は熱エンボシング・フォイルで被覆された材料が使用される、請求項34に記載の方法。
  36. 前記フォイル、又は前記熱エンボシング・フォイルで被覆された材料がエンボシングの前に加熱される、請求項35に記載の方法。
  37. 前記材料(4)のエンボシング前に、被エンボシング材料(4)上の連続する少なくとも2つのインプリント(18)の間の距離(l’)を検出し、該距離(l’)に基準距離(l)からの偏差(Δl)がある場合、前記材料(4)の長手方向の伸長を、検出された偏差(Δl)に応じて変化させる、請求項33から請求項36のいずれか一つの請求項に記載の方法。
  38. 前記エンボシング・ローラ(2,3)の上流側に配置された少なくとも1つの光学測定装置によって、エンボシングされる前記チップ・カバー材料(41)上に施された少なくとも1つのインプリント(18)の位置を検出し、前記エンボシング・ローラ(2,3)の上流側に接続されて、エンボシングされる前記チップ・カバー材料(41)に作用する少なくとも1つの制動装置(35)によって、エンボシングされる前記チップ・カバー材料(41)の長手方向張力を変化させ、少なくとも1つの制御装置(39)が設けられていて、前記制御装置は、前記インプリントに基準位置からの偏差(Δl)がある場合に前記制動装置(35)を作動させ、これによりエンボシングされる前記チップ・カバー材料の長手方向張力が、前記制動装置(35)によって前記チップ・カバー材料に加えられる力に従って変化させられるようになっており、前記制動装置(35)によって、エンボシングされる前記チップ・カバー材料に加えられる力は、検出された偏差(Δl)に依存する、請求項37に記載の方法。
  39. エンボシングされる前記チップ・カバー材料(41)がプレテンションを与えられる、請求項37または請求項38に記載の方法。
  40. 光学的測定装置としては、画像認識装置(34)が使用され、前記インプリント(18)の保存された特徴的フィーチャ、又は前記インプリント(18)の保存された画像と、エンボシングされる前記チップ・カバー材料(41)上にプリントされたインプリント(18)の記録済みの画像又は特徴的フィーチャとが比較される、請求項38または請求項39に記載の方法。
  41. 制御装置(39)によって、エンボシングされる前記チップ・カバー材料(41)上に連続して施された少なくとも2つのインプリントの間の距離(l’)が検出され、該距離(l’)が基準距離(l)に相当するか否かを見るためにチェックされる、請求項38から請求項40のいずれか一つの請求項に記載の方法。
  42. 基準距離(l)と検出距離(l’)との間に偏差(Δ1)がある場合に、この偏差(Δ1)を補償するのに必要とされる力であって、前記制動装置(35)によって、エンボシングされる前記チップ・カバー材料(41)に加えられるべき力が、制御装置(39)によって調節される、請求項41に記載の方法。
  43. 前記エンボシング・ローラ(2,3)の下流側に接続された光学測定装置によって、前記少なくとも1つのインプリント(18)に対する前記少なくとも1つのエンボシングされたパターン(19)の位置が基準位置に相当するか否かがチェックされ、前記インプリント(18)及びエンボシングされたパターン(19)相互の基準位置偏差(Δ1)を補償するために、前記エンボシング・ローラ(2,3)の下流側に接続された前記画像認識ユニット(16)の位置チェックの測定結果に応じて、前記制動装置(35)によって、エンボシングされる前記チップ・カバー材料(41)上に加えられる力が制御される、請求項38から請求項42のいずれか一つの請求項に記載の方法。
  44. 請求項1から請求項32のいずれか一つの請求項に記載のエンボシング装置のためのエンボシング・ローラであって、前記エンボシング・ローラが、隆起ポイント、具体的には角錐台状ポイントによって形成されたエンボス構造を含み、前記隆起ポイントは、少なくとも1つの第1ラジアル周面区分及び少なくとも1つの第2ラジアル周面区分(9,10)に配置されており、エンボシング・ローラ(15,36)の少なくとも1つの第1ラジアル周面区分及び少なくとも1つの第2ラジアル周面区分(9,10)のエンボシング構造(14)は、側方に、ラジアル周方向に互いにオフセットされるように配置されている、エンボシング・ローラ。
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