JP5624570B2 - ディンプル成形バニシング工具、及びディンプル成形バニシング方法 - Google Patents

ディンプル成形バニシング工具、及びディンプル成形バニシング方法 Download PDF

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Description

本発明は、ボールを加工対象面に接触させて当該加工対象面にディンプルを成形するためのディンプル成形バニシング工具、及びディンプル成形バニシング方法に関する。
軸受等の摺動部材の摺動面に、潤滑油を保持し得る微細なディンプルを成形して摺動面の摩擦抵抗を低減する技術が存在する。このような摺動面等の加工対象面にディンプルを成形する表面処理として、いわゆるWPC処理(微粒子ショットピーニング)によるディンプル成形、レーザー加工によるディンプル成形等が知られている。
WPC処理によるディンプル成形は、通常のピーニング加工よりも微細な粒子を高速で噴射して加工対象面に衝突させてディンプルを成形する表面処理である。また、レーザー加工によるディンプル成形は、専用の加工機を用いて加工対象面にレーザー光を照射してディンプルを成形する表面処理である。
また、マンドレルに回転自在に外嵌される筒状のフレームに、複数の転動体を回転自在かつフレームの外周面から径方向に出没自在に保持し、加工機に装着されるマンドレルの回転に伴ってマンドレルの外周面に形成された凸部がボール等の転動体と係合して、加工対象面であるワークの内周面に対して転動体を振動させながら転動させるバニシング工具を用いて、加工対象面にディンプルを成形する表面処理が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4575899号公報
しかしながら、コンプレッサの構成部品における溝部の側面等の狭小部の加工対象面に対して、ディンプルを成形する表面処理を施す場合、次のような課題があった。
すなわち、WPC処理では、表面処理を行うたびに粒子の噴射が必要であり、加工コストが高くなるため効率的とは言い難い。また、レーザー加工は、このような溝部の側面等の狭小部の加工対象面に適用することが困難である。
さらに、前記特許文献1に記載のバニシング工具は、ワークに形成された孔等の内周面に挿入されて内周面の表面処理に使用する工具であるため、例えば溝の側面等の加工対象面に対する表面処理にそのまま適用できるものではない。しかも、溝部の側面等の狭小部の加工対象面に対して工具を用いる場合にはおのずと工具径が小さくなりディンプルの成形時に工具が撓んでしまうため、全ての転動体を加工対象面に確実に接触させてディンプルの成形を行うことが困難である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、溝部の側面等の狭小部の加工対象面に対してディンプルを効率良く確実に成形することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、一端側を加工機に装着して回転させるマンドレルと、前記マンドレルの他端側に外嵌されて固定され、前記マンドレルの外周面に接触する複数のボールを保持するフレームと、を備え、前記マンドレル及び前記フレームの回転に伴い前記外周面上の前記ボールを加工対象面に接触させて当該加工対象面にディンプルを成形するためのディンプル成形バニシング工具であって、前記ディンプルの成形時の前記マンドレルが撓んだ状態における、前記外周面における前記加工対象面側の前記ボールとの接触面と、前記加工対象面との間の前記加工対象面に垂直な方向の距離についての前記加工機側とその反対側との差が、前記マンドレルが撓む前の該マンドレルの軸心を前記加工対象面に平行にした状態におけるものよりも小さくなるように、前記マンドレルの前記外周面の直径が設定されていることを特徴とするディンプル成形バニシング工具である。
この発明によれば、ディンプルの成形時において、バニシング工具の径が小さいためにマンドレルが撓んだとしても、マンドレルが撓んだ状態で外周面上に配置された全てのボールがより均一な強さで加工対象面に押し付けられる。これにより、例えば溝部の側面等の狭小部の加工対象面における所定領域の全面に、概ね均一な深さの多数のディンプルを成形することができる。
すなわち、溝部の側面等の狭小部の加工対象面に対してディンプルを効率良く確実に成形することが可能となる。
したがって、加工対象面に非常に細かい均一なディンプルを形成して該ディンプルに潤滑油を保持することができるため、加工対象面における油切れを防止して摩擦抵抗を低減し、摺動特性を向上させることができる。
また、ディンプル成形バニシング工具は、マシニングセンタ、NCフライス盤等の汎用的な加工機(工作機械)に装着して使用できるため、容易かつ安価に必要とされる形状のディンプルを形成することが可能となる。
また、請求項2に係る発明は、一端側を加工機に装着して回転させるマンドレルと、前記マンドレルの他端側に外嵌されて固定され、前記マンドレルの外周面に接触する複数のボールを保持するフレームと、を備え、前記マンドレル及び前記フレームの回転に伴い前記外周面上の前記ボールを加工対象面に接触させて当該加工対象面にディンプルを成形するためのディンプル成形バニシング工具であって、前記ディンプルの成形時の前記マンドレルが撓んだ状態における、前記マンドレルの軸心を含み前記加工対象面に垂直な平面により切断された前記外周面の前記加工対象面側の切断線と、前記平面により切断された前記加工対象面の切断線との平行度が、前記マンドレルが撓む前の状態におけるものよりも小さくなるように、前記マンドレルの前記外周面の直径は、前記加工機側と反対側の方が前記加工機側よりも大きく設定されていることを特徴とする。
この発明によれば、加工対象面が平面である場合に適用でき、ディンプルの成形時のマンドレルが撓んだ状態において、外周面の加工対象面側の切断線と加工対象面の切断線とが概ね平行となるため、外周面上に配置された全てのボールをより均一な強さで加工対象面に押し付けることができる。
また、請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のディンプル成形バニシング工具であって、前記マンドレルの前記外周面は、前記加工機側と反対側に行くほど拡径した円錐台の側面形状を呈していることを特徴とする。
この発明によれば、マンドレルが撓んだ状態において外周面の加工対象面側の切断線が厳密には曲線となって直線とはならないものの、外周面の加工対象面側の切断線と加工対象面の切断線との平行度を十分小さくすることが可能である。ここで、マンドレルの外周面を円錐台の側面形状に形成することは、マンドレル自体の製造工程において、真直な円柱側面形状に形成することに対して僅かな変更で対応することができる。
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のディンプル成形バニシング工具であって、前記ボールは、前記フレームの周方向において間隔を空けて複数配置されると共に、前記フレームの軸心に平行な方向において間隔を空けて複数配置されることを特徴とする。
この発明によれば、加工対象面に多数のディンプルをより効率的に成形することが可能となる。
また、請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のディンプル成形バニシング工具であって、前記フレームは、前記マンドレルに外嵌され、前記ボールが装着される第1貫通孔が形成されたフレーム本体と、前記フレーム本体に外嵌され、前記ボールを前記フレームの外周面から径方向外方に突出させると共に前記ボールの前記第1貫通孔からの脱落を規制する第2貫通孔が前記第1貫通孔と対応する位置に形成されたフレームカバーと、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、ボールを保持するための孔の形成等の加工が容易となり、ディンプル成形バニシング工具の製造作業性が向上する。
前記目的を達成するため、請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のディンプル成形バニシング工具を用いて、前記ボールを前記加工対象面に接触させて当該加工対象面にディンプルを成形するディンプル成形バニシング方法である。
この発明によれば、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の発明と同様の作用効果を奏することができる。
本発明によれば、溝部の側面等の狭小部の加工対象面に対してディンプルを効率良く確実に成形することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るディンプル成形バニシング工具の全体構成を示す半断面図である。 図1に示されるバニシング工具の使用状態例を示す概略斜視図である。 マンドレルが撓む前の状態におけるマンドレルの前部周辺を示す模式図である。 ディンプルの成形時のマンドレルが撓んだ状態におけるマンドレルの前部周辺を示す模式図である。 ディンプルの成形時のマンドレルが撓んだ状態におけるマンドレルの前部周辺を模式的に示す斜視図である。 バニシング工具によるディンプルの成形の様子を示す図であり、(a)は加工対象面に対向する位置から見た概略図、(b)は(a)に示される加工対象面に成形されたディンプルの拡大図である。 バニシング工具を加工対象面に向けて押し込む押込み量を変化させたときの様子を示す模式図であり、(a)は押込み量が小さい場合、(b)は押込み量が適切である場合、(c)は押込み量が大きい場合を示す。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るディンプル成形バニシング工具(以下、単に「バニシング工具」ともいう。)の全体構成を示す半断面図である。図1では、バニシング工具の軸心CLの上側を断面図で示し、下側を側面図で示している。なお、説明を明確にするため、図1に示すようにバニシング工具における前後の方向を設定する。
図1に示すように、バニシング工具1は、後端側をマシニングセンタ、NCフライス盤等の加工機(図示せず)に装着して回転させるマンドレル2と、マンドレル2の前端側に外嵌されて固定され、マンドレル2の外周面23に接触する複数のボール3を保持するフレーム4と、を備えている。
マンドレル2は、全体として丸棒形状に構成されており、加工機に装着されるシャンク部21と、フレーム4が外嵌される本体部22とを備えている。マンドレル2は、シャンク部21と本体部22とが一体に形成された一体形状の部材で構成されており、余分な振動の伝達の抑制、剛性の向上、安定したしなりの確保等が図られている。
シャンク部21は、図1に示すようなストレート形状の他、テーパ形状のもの等、装着される加工機に適合できるように種々の形状が採用される。本体部22は、シャンク部21に連続する胴部24と、胴部24よりも小径に形成され、ボール3が接触する外周面23を有する前部25とを備えている。但し、前部25は、必ずしも胴部24よりも小径でなくてもよい。
フレーム4は、全体として概ね円筒形状を呈しており、マンドレル2に外嵌されるフレーム本体41と、フレーム本体41に外嵌されるフレームカバー42とを備えている。
フレーム本体41は、ボール3が装着される第1貫通孔43が形成された保持部44と、保持部44よりも大径に形成されフレーム4をマンドレル2に取り付けるための取付部45と、保持部44と取付部45とを繋ぐ中間部46とを備えている。第1貫通孔43の内径は、ボール3の直径よりも僅かに大きく形成されており、第1貫通孔43内にボール3が嵌入されて保持されるようになっている。
フレーム本体41の取付部45の後側には、円周上等角度間隔の位置に形成された半径方向に沿う複数(例えば3つ)のねじ孔47が形成されている。また、マンドレル2の胴部24の外周面には、断面V字形状の環状凹部26が形成されている。そして、止めねじ61をねじ孔47にねじ込んで、胴部24に形成された環状凹部26の内面に押し付けることにより、フレーム4はマンドレル2に固定される。このとき、止めねじ61の先端が環状凹部26の内面のうちの前側斜面に当接するように、ねじ孔47及び環状凹部26の前後方向の位置が設定されている。これにより、フレーム本体41の中間部46の後側端面が、マンドレル2の胴部24の前側端面に当接され、フレーム4はマンドレル2に対して確実に位置決めされる。
フレーム4のフレーム本体41は、保持部44とこれよりも大径の取付部45とを中間部46で繋いだ段差形状を呈しており、大径の取付部45においてマンドレル2に固定する構成となっている。このように構成すれば、段差の殆どない円筒形状のフレームと比較した場合、剛性が向上すると共に、マンドレル2への強固な固定が可能となり、バニシング工具1の先端側(前側)の変位を抑制して、より安定させることができる。
フレームカバー42は円筒形状を呈しており、このフレームカバー42には、第2貫通孔48がフレーム本体41の第1貫通孔43と対応する位置に形成されている。第2貫通孔48の内径は、ボール3の直径よりも小さく形成されており、第2貫通孔48は、ボール3の一部をフレーム4の外周面から径方向外方に突出させると共にボール3の第1貫通孔43からの脱落を規制する機能を有している。
フレームカバー42は、第1貫通孔43の位置と第2貫通孔48の位置とが合致するようにフレーム本体41に外嵌されて、複数(例えば2つ)のクランプ5によってフレーム本体41に固定される。クランプ5は、L字形状を呈しており、ねじ部材62が挿通される貫通孔53が形成された取付部51と、フレームカバー42をフレーム本体41との間で挟持する挟持部52とを備えている。また、フレーム本体41の取付部45の前側には、円周上等角度間隔の位置に形成された半径方向に沿う複数(例えば2つ)のねじ孔49が形成されている。そして、ねじ部材62を貫通孔53に挿通させてねじ孔49にねじ込むことにより、フレームカバー42は、クランプ5とフレーム本体41との間で挟持されて固定される。
フレーム4は、ここでは、フレーム本体41とフレームカバー42との2つの別部材を備えて構成されている。このように構成すれば、ボール3を保持するための孔の形成等の加工が容易となり、バニシング工具1の製造作業性が向上する。但し、フレーム4は、フレーム本体41とフレームカバー42とが一体に形成された一体形状の部材で構成されてもよい。
ボール3は、フレーム4の周方向において間隔を空けて複数配置されると共に、フレームの軸心CL(バニシング工具1と共通の軸心)に平行な方向(以下、「軸方向」ともいう。)において間隔を空けて複数配置されている。このように構成すれば、加工対象面7(図2参照)に多数のディンプル71(図4参照)をより効率的に成形することが可能となる。ここで、ボール3の配置レイアウトに応じて、フレーム本体41における第1貫通孔43の位置、及びフレームカバー42における第2貫通孔48の位置が決定される。
図1では、ボール3は、フレーム4の周方向に90度ずつ間隔を空けた4つの周方向位置の各々において軸方向に複数並んだボール列をなして配置されており、かつ隣接するボール列間でボール3の位置を軸方向に少しずつずらしている。但し、加工対象面7(図2参照)の大きさや材質等に応じて、ボール3の設置数、周方向/軸方向のボール3の設置間隔等のボール3の配置レイアウトは、適宜変更可能である。
図2は、図1に示されるバニシング工具の使用状態例を示す概略斜視図である。図3は、マンドレルが撓む前の状態におけるマンドレルの前部周辺を示す模式図である。図4は、ディンプルの成形時のマンドレルが撓んだ状態におけるマンドレルの前部周辺を示す模式図である。図5は、ディンプルの成形時のマンドレルが撓んだ状態におけるマンドレルの前部周辺を模式的に示す斜視図である。なお、図3及び図4において、説明の便宜上、マンドレル2の形状は誇張して描かれており、ボール3の数も実際とは異なって描かれている(図7も同様)。また、図5において、説明の便宜上、マンドレル2の形状は誇張して描かれており、ボール3は図示省略している。
図2に示すように、バニシング工具1は、マンドレル2及びフレーム4の回転に伴い外周面23(図1参照)上のボール3をワークWの加工対象面7に接触させて当該加工対象面7にディンプル71(図4参照)を成形するための工具である。加工対象面7は、ここでは、ワークWに形成された溝部Sの側面である。
図3〜図5に示すように、最も先端側(前側)のボール3が加工対象面7に丁度僅かに接触する位置(図3参照)から、さらにP方向(図2参照)に所定の押込み量だけバニシング工具1が加工対象面7に向けて押し込まれると(図4参照)、マンドレル2の軸心CL(バニシング工具1と共通の軸心)は先端側に行くほど加工対象面7と反対側に撓んでマンドレル2の先端において最大撓み量δとなり、加工対象面7にディンプル71が成形される。
本実施形態では、ディンプル71の成形時のマンドレル2が撓んだ状態(図4及び図5参照)における、外周面23における加工対象面7側のボール3との接触面23aと、加工対象面7との間の加工対象面7に垂直な方向の距離Lについての加工機側(後側)とその反対側(前側)との差が、マンドレル2が撓む前の状態(図3参照)におけるものよりも小さくなるように、マンドレル2の外周面23の直径が、加工対象面7の形状に応じて軸心CLに沿って変化して設定されている。具体的には、接触面23aと加工対象面7との間の距離Lは、マンドレル2が撓む前の状態(図3参照)では前側の方が後側よりも小さいが、マンドレル2が撓んだ状態(図4及び図5参照)では外周面23の前側と後側とで概ね同一である。ここで、マンドレル2が撓む前の状態とは、換言すれば、加工対象面7からの反力がないと仮定した場合におけるマンドレル2の撓みがない状態をいう。
また、本実施形態では、ディンプル71の成形時のマンドレル2が撓んだ状態(図5参照)における、マンドレル2の軸心CLを含み加工対象面7に垂直な平面Mにより切断された外周面23の加工対象面7側の切断線27と、前記平面Mにより切断された加工対象面7の切断線72との平行度が、マンドレル2が撓む前の状態におけるものよりも小さくなるように、マンドレル2の外周面23の直径は、加工機側と反対側(前側)の方が加工機側(後側)よりも大きく設定されている。ここでの加工対象面7は、加工対象面7自体のみならず加工対象面7を含む平面を意味する概念である。具体的には、外周面23の加工対象面7側の切断線27と加工対象面7の切断線72とは、マンドレル2が撓む前の状態(図3参照)では前側に行くほど接近していて平行ではないが、マンドレル2が撓んだ状態(図4参照)では概ね平行である。ここで、平行度とは、基準直線からの平行であるべき直線の狂いの大きさ(誤差)をいう。
このような構成によれば、本実施形態のような加工対象面7が平面である場合に適用でき、ディンプル71の成形時のマンドレル2が撓んだ状態において、外周面23の加工対象面7側の切断線27と加工対象面7の切断線72とが概ね平行となるため、外周面23上に配置された全てのボール3をより均一な強さで加工対象面7に押し付けることができる。
そして、本実施形態では、マンドレル2の前部25の外周面23は、加工機側と反対側(前側)に行くほど拡径した円錐台の側面形状を呈している。すなわち、マンドレル2の外周面23は、所定の傾斜角度(例えば10分、すなわち1/6度)を有する先太のテーパ形状に形成されている。このように構成すれば、マンドレル2が撓んだ状態(図4参照)において外周面23の加工対象面7側の切断線27が厳密には曲線となって直線とはならないものの、外周面23の加工対象面7側の切断線27と加工対象面7の切断線72との平行度を十分小さくすることが可能である。ここで、マンドレル2の外周面23を円錐台の側面形状に形成することは、マンドレル2自体の製造工程において、真直な円柱側面形状に形成することに対して僅かな変更で対応することができる。
なお、マンドレル2、ボール3、及びフレーム4には耐久性が要求されるため、特殊合金鋼を使用し、熱処理をして硬度および靭性を向上させている。また、使用条件によっては、DLC、TIN、TICN等の表面コーティング処理をしてさらに耐久性を向上させることもできる。また、マンドレル2やボール3の材質として、超硬合金やセラミック材等を使用することもできる。
次に、図1〜図5に加えて図6及び図7を参照して、前記のように構成されたバニシング工具1を用いたディンプル成形バニシング方法について説明する。
図6は、バニシング工具によるディンプルの成形の様子を示す図であり、(a)は加工対象面に対向する位置から見た概略図、(b)は(a)に示される加工対象面に成形されたディンプルの拡大図である。図7は、バニシング工具を加工対象面に向けて押し込む押込み量を変化させたときの様子を示す模式図であり、(a)は押込み量が小さい場合、(b)は押込み量が適切である場合、(c)は押込み量が大きい場合を示す。
まず、電源(図示せず)の起動によって、例えばNCフライス盤等の加工機(図示せず)に装着されたバニシング工具1が所定の回転速度で、R方向(図2参照)に回転させられる。このとき、マンドレル2にフレーム4が固定されているため、両者は一体となって回転する。
続いて、図2及び図6に示すように、バニシング工具1は、ボール3を加工対象面7に向けて押し込む押込み量が所定値に設定された状態で、溝部Sの延在方向に沿ってQ方向に、所定の送り速度で送られる。
これにより、図6に示すように、回転するマンドレル2の外周面23上でフレーム4に保持されたボール3が、ワークWの溝部Sの側面である加工対象面7に断続的に接触して、加工対象面7の所定領域の全面にわたって多数のディンプル71が成形される。ここで、ディンプル71の深さは、ワークWの反発力等の関係から、ボール3の押込み量よりも小さくなる。
ディンプル71は、マンドレル2の周方向、すなわちQ方向に沿って横方向配列ピッチP1の間隔で、マンドレル2の軸心CLに平行な方向である軸方向に沿って縦方向配列ピッチP2の間隔で加工対象面7に成形される(図6(b)参照)。ここでは、横方向配列ピッチP1はバニシング工具1の1回転当たりのQ方向の送り量、縦方向配列ピッチP2はフレーム4の円周上90度間隔で隣接するボール列間でボール3の位置を軸方向にずらした量に相当する。
加工対象面7に対するディンプル71の成形が終了すると、バニシング工具1がワークWから離間させられて、バニシング工具1の回転が停止される。
ここで、最も先端側(前側)のボール3が加工対象面7に丁度僅かに接触する位置から、さらにバニシング工具1を加工対象面7に向けて押し込む前記押込み量は、予め実験により決定される。
図7(a)に示すように、押込み量が小さ過ぎると、マンドレル2の撓みが小さいため、先端側(前側)に行くほど拡径した外周面23上の前側に配置されたボール3の方が後側に配置されたボール3よりも強く加工対象面7に押し付けられる。このため、前側に成形されるディンプル71の深さは後側に成形されるディンプル71の深さよりも大きくなり、最悪の場合には後側にディンプル71が成形されない虞も生じる。また、図7(c)に示すように、押込み量が大き過ぎると、マンドレル2の撓みが大きくなるため、外周面23上の後側に配置されたボール3の方が前側に配置されたボール3よりも強く加工対象面7に押し付けられる。このため、後側に成形されるディンプル71の深さは前側に成形されるディンプル71の深さよりも大きくなり、最悪の場合には前側にディンプル71が成形されない虞も生じる。一方、図7(b)に示すように、押込み量が適切であると、マンドレル2が撓んだ状態で外周面23の加工対象面7側の切断線27と加工対象面7の切断線72とが概ね平行となるため、外周面23上の前側に配置されたボール3と後側に配置されたボール3とがより均一な強さで加工対象面7に押し付けられる。これにより、前側に成形されるディンプル71の深さと後側に成形されるディンプル71の深さとが概ね均一となる。
したがって、図7(b)に示すような概ね均一な深さのディンプル71が加工対象面7に成形されるような押込み量を、実験により求めて決定する。
ディンプル71の大きさ、深さ、配列ピッチ、配列態様等は、加工条件(バニシング工具1の回転速度、送り速度)、ボール3の直径・配置レイアウト・数量、マンドレル2の外周面23の傾斜角度(テーパ角度)、ボール3の加工対象面7への押付け力等を変更することにより調整され得る。また、この際に、ワークWの加工対象面7の材質(硬度)も考慮される。
バニシング工具1は、ここでは、深さが20mm〜50mmで幅が20mm程度の溝部Sの側面である加工対象面7に対するディンプル71の成形に適用可能に構成される。大きさ等の条件の異なる溝部Sに適用する場合には、設計段階で径や長さのサイズが異なるバニシング工具1が製作されるか、あるいはマンドレル2からフレーム4及びボール3が取り外されて仕様の異なるものと交換されることによって、対応可能である。
前記したように、本実施形態のバニシング工具1は、後端側を加工機に装着して回転させるマンドレル2と、マンドレル2の前端側に外嵌されて固定され、マンドレル2の外周面23に接触する複数のボール3を保持するフレーム4と、を備えており、マンドレル2及びフレーム4の回転に伴い外周面23上のボール3を加工対象面7に接触させて当該加工対象面7にディンプル71を成形する。ここで、ディンプル71の成形時のマンドレル2が撓んだ状態における、外周面23における加工対象面7側のボール3との接触面23aと、加工対象面7との間の加工対象面7に垂直な方向の距離Lについての前側と後側との差が、マンドレル2が撓む前の状態におけるものよりも小さくなるように、マンドレル2の外周面23の直径が設定されている。
このような本実施形態によれば、ディンプル71の成形時において、バニシング工具1の径が小さいためにマンドレル2が撓んだとしても、マンドレル2が撓んだ状態で外周面23上に配置された全てのボール3がより均一な強さで加工対象面7に押し付けられる。これにより、例えば溝部Sの側面等の狭小部の加工対象面7における所定領域の全面に、概ね均一な深さの多数のディンプル71を成形することができる。
すなわち、溝部Sの側面等の狭小部の加工対象面7に対してディンプル71を効率良く確実に成形することが可能となる。
したがって、ワークWの加工対象面7に非常に細かい均一なディンプル71を形成して該ディンプル71に潤滑油を保持することができるため、加工対象面7における油切れを防止して摩擦抵抗を低減し、摺動特性を向上させることができる。
また、バニシング工具1は、マシニングセンタ、NCフライス盤等の汎用的な加工機(工作機械)に装着して使用できるため、容易かつ安価に必要とされる形状のディンプルを形成することが可能となる。
以上、本発明について、実施形態に基づいて説明したが、本発明は、前記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、前記実施形態に記載した構成を適宜組み合わせ乃至選択することを含め、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
例えば、前記実施形態では、バニシング工具1の軸心CLが鉛直方向に沿った状態で立形の加工機に装着した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、バニシング工具1の軸心CLが水平方向に沿った状態で横形の工作機械に装着して使用することも可能である。
また、前記実施形態では、加工対象面7が鉛直軸と平行な平面である場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、例えば加工対象面7が水平面で切断した断面において(平面視して)曲がっている場合にも適用可能である。具体的には、本発明は、加工対象面7が、コンプレッサの構成部品におけるスクロール溝の側面である場合や、ワークWに形成された孔等の内周面である場合等にも適用可能である。また、本発明は、加工対象面7が鉛直軸に対して傾斜した平面である場合にも適用することができる。
このような場合、バニシング工具1は、例えば5軸加工機に装着され、軸心CLを加工対象面7に平行にして使用することができる。すなわち、加工対象面7の形状や角度等を考慮して、バニシング工具1が装着される加工ヘッド(図示せず)の互いに直交するX軸、Y軸、及びZ軸の3軸方向の移動制御と、ワークWが固定されるワーク固定部(図示せず)のA/B軸、及びC軸の2つの軸回りの回転(回動)制御とが組み合わされて実行されて、ワークWの加工対象面7に対するディンプル71の成形が行われる。
さらに、本発明は、加工対象面7が、例えば鉛直面で切断した断面において(正面視して)曲がっている場合にも適用可能である。この場合、ディンプル71の成形時のマンドレル2が撓んだ状態において、接触面23aと加工対象面7との間の距離Lがマンドレル2の外周面23の前側と後側とで概ね同一となるように、外周面23の直径が、加工対象面7の曲がった形状に応じて軸心CLに沿って変化して、設定されることになる。
また、前記実施形態では、フレーム4に形成された1つの円形状の貫通孔に1つのボール3が装着されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、フレーム4に長円形状の貫通孔を形成し、この長円形状の貫通孔に複数のボール3が装着されるように構成することも可能である。
1 ディンプル成形バニシング工具
2 マンドレル
23 外周面
23a 接触面
27 切断線
3 ボール
4 フレーム
41 フレーム本体
42 フレームカバー
43 第1貫通孔
48 第2貫通孔
7 加工対象面
71 ディンプル
72 切断線
CL 軸心
L 距離
M 平面

Claims (6)

  1. 一端側を加工機に装着して回転させるマンドレルと、
    前記マンドレルの他端側に外嵌されて固定され、前記マンドレルの外周面に接触する複数のボールを保持するフレームと、を備え、
    前記マンドレル及び前記フレームの回転に伴い前記外周面上の前記ボールを加工対象面に接触させて当該加工対象面にディンプルを成形するためのディンプル成形バニシング工具であって、
    前記ディンプルの成形時の前記マンドレルが撓んだ状態における、前記外周面における前記加工対象面側の前記ボールとの接触面と、前記加工対象面との間の前記加工対象面に垂直な方向の距離についての前記加工機側とその反対側との差が、前記マンドレルが撓む前の該マンドレルの軸心を前記加工対象面に平行にした状態におけるものよりも小さくなるように、前記マンドレルの前記外周面の直径が設定されていることを特徴とするディンプル成形バニシング工具。
  2. 一端側を加工機に装着して回転させるマンドレルと、
    前記マンドレルの他端側に外嵌されて固定され、前記マンドレルの外周面に接触する複数のボールを保持するフレームと、を備え、
    前記マンドレル及び前記フレームの回転に伴い前記外周面上の前記ボールを加工対象面に接触させて当該加工対象面にディンプルを成形するためのディンプル成形バニシング工具であって、
    前記ディンプルの成形時の前記マンドレルが撓んだ状態における、前記マンドレルの軸心を含み前記加工対象面に垂直な平面により切断された前記外周面の前記加工対象面側の切断線と、前記平面により切断された前記加工対象面の切断線との平行度が、前記マンドレルが撓む前の状態におけるものよりも小さくなるように、前記マンドレルの前記外周面の直径は、前記加工機側と反対側の方が前記加工機側よりも大きく設定されていることを特徴とするディンプル成形バニシング工具。
  3. 前記マンドレルの前記外周面は、前記加工機側と反対側に行くほど拡径した円錐台の側面形状を呈していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のディンプル成形バニシング工具。
  4. 前記ボールは、前記フレームの周方向において間隔を空けて複数配置されると共に、前記フレームの軸心に平行な方向において間隔を空けて複数配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のディンプル成形バニシング工具。
  5. 前記フレームは、
    前記マンドレルに外嵌され、前記ボールが装着される第1貫通孔が形成されたフレーム本体と、
    前記フレーム本体に外嵌され、前記ボールを前記フレームの外周面から径方向外方に突出させると共に前記ボールの前記第1貫通孔からの脱落を規制する第2貫通孔が前記第1貫通孔と対応する位置に形成されたフレームカバーと、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のディンプル成形バニシング工具。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のディンプル成形バニシング工具を用いて、前記ボールを前記加工対象面に接触させて当該加工対象面にディンプルを成形するディンプル成形バニシング方法。
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