JP5624561B2 - シフト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、変速機のレンジ選択に基づいて、変速機の接続状態を電気的に切り換えるシフトバイワイヤ(SBW)方式によるシフト装置に関する。
従来からシフトバイワイヤ方式のシフト装置が知られている。このシフト装置は、例えば、運転者によるジョイスティック方式のシフトレバーの操作に基づいてアクチュエータを電気的に作動させ、前記アクチュエータによって自動変速機の接続状態を切り換えている。
この種のシフト装置に関し、例えば、特許文献1には、シフトレバーが自動的に復帰するホームポジションを有し、前記ホームポジションから複数の方向へ連続的にシフトレバーを操作することによって自動変速機の各レンジを選択することが可能なシフト装置が開示されている。
特開2008−302792号公報
ところで、特許文献1に開示されたシフト装置では、自動変速機における各レンジがそれぞれ異なる位置で選択されるように構成されているため、シフトレバーの移動範囲が大きくなり、シフト装置全体が大型化するおそれがある。
また、特許文献1に開示されたシフト装置では、シフト位置として、ホームポジションX、ニュートラルポジションN、リバースポジションR、及びドライブポジションD等の多数のポジションが設けられ、各ポジションに対応してシフトレバーが所定のシフト位置に確実に移動したことを検出するための多数のセンサ素子(例えば、磁気ホール素子)やゲート数が必要となり、製造コストが高騰するおそれがある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、レンジ選択機構の移動範囲を抑制して装置全体を小型化すると共に、レンジ選択機構の位置を検出する構造を簡素化して製造コストを低減することが可能なシフト装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、変速機のNレンジ及び前記Nレンジ以外の1以上の他のレンジを選択するレンジ選択機構と、前記レンジ選択機構の動作後に前記レンジ選択機構が自動復帰するホーム位置と、前記レンジ選択機構を前記ホーム位置から所定の方向へ移動させた他の位置とを備えるシフト装置において、前記変速機は、前記他のレンジの中から少なくとも1つの所定のレンジが選択され、且つ前記レンジ選択機構が前記ホーム位置にある状態で、前記レンジ選択機構に対して第1の所定操作を行うことで常に前記Nレンジが選択され、前記Nレンジが選択され、且つ前記レンジ選択機構が前記ホーム位置にある状態で、前記第1の所定操作を継続しながら前記レンジ選択機構に対して第2の所定操作を行うことで前記Nレンジ以外の前記他のレンジが選択されることを特徴とする。
本発明によれば、レンジ選択機構がホーム位置でどのレンジ(Nレンジ以外の他のレンジ)であっても、レンジ選択機構に対して第1の所定操作を行うことで常にNレンジが選択され、前記Nレンジ選択後、第1の所定操作を継続しながら第2の所定操作を行うことでNレンジ以外の所望の他のレンジを選択することができるため、Nレンジ専用の位置(移動ゲート)を設けることが不要となる。この結果、本発明では、レンジ選択機構の移動範囲を小さくすることができると共に、レンジ選択機構の位置を検出するための構造が簡素化されて製造コストを低減することができる。
また、本発明は、前記第1の所定操作が、ボタンを操作することであること、又は、前記レンジ選択機構をシフトレバーの軸方向に沿って押し込む操作であることを特徴とする。
本発明によれば、第1の所定操作がボタンを操作することであることにより、自動車に一般的に用いられているシフトロック解除ボタンを操作した状態でレンジ選択機構を操作するのと同様な感覚で第2の所定操作へ移行することができ、操作者が違和感を持つことなく操作することができる。また、本発明によれば、第1の所定操作がレンジ選択機構であるシフトレバーをその軸方向に沿って押し込む操作とすることにより、例えば、押しボタン等の機構を設ける必要がなく、レンジ選択機構において操作者が把持する部分を小型化することができる。
さらに、本発明は、変速機のNレンジ及び前記Nレンジ以外の1以上の他のレンジを選択するレンジ選択機構と、前記レンジ選択機構の動作後に前記レンジ選択機構が自動復帰するホーム位置と、前記レンジ選択機構を前記ホーム位置から所定の方向へ移動させた他の位置とを備えるシフト装置において、前記変速機は、前記他のレンジの中から少なくとも1つの所定のレンジが選択され、且つ前記レンジ選択機構が前記ホーム位置にある状態で、前記レンジ選択機構に対して第1の所定操作を1回行うことで常に前記Nレンジが選択され、前記Nレンジが選択され、且つ前記レンジ選択機構が前記ホーム位置にある状態で、前記レンジ選択機構に対して第2の所定操作を行うことで前記Nレンジ以外の前記他のレンジが選択され、前記第2の所定操作は、前記第1の所定操作を繰り返すことであることを特徴とする。
本発明によれば、第2の所定操作が第1の所定操作を繰り返す操作とすることにより、例えば、押しボタン等の機構を設ける必要がなく、レンジ選択機構の最小の操作範囲(移動範囲)でNレンジ以外の他のレンジを選択することができる。
さらにまた、本発明は、前記他のレンジの1つがDレンジであり、前記変速機は、前記Dレンジが選択された状態で前記第2の所定操作を行うと、前記第2の所定操作を行う毎に前記変速機のギヤ段が1段変化するマニュアルモードとなることを特徴とする。
本発明によれば、Dレンジが選択された状態で第2の所定操作を行うことにより通常の自動走行モードからマニュアルモードに切り換えることができるため、マニュアルモードを選択する専用の装置を設ける必要がない。この結果、本発明では、シフト装置を大型化させることがなく、マニュアルモードを選択する機構を付加することができる。
またさらに、本発明は、前記変速機が、前記第2の所定操作が行われ、前記レンジ選択機構が前記ホーム位置に自動復帰した後、所定時間内であれば前記第1の所定操作が行われたとしても前記Nレンジのレンジ選択を無効とすることを特徴とする。
本発明によれば、第2の所定操作が行われてレンジ選択機構がホーム位置に自動復帰した後、所定時間内に第1の所定操作が行われたとしてもNレンジのレンジ選択が無効とされるため、第2の所定操作が行われた後の誤操作を防止することができる。
またさらに、本発明は、変速機のNレンジ及び前記Nレンジ以外の1以上の他のレンジを選択するレンジ選択機構と、前記レンジ選択機構の動作後に前記レンジ選択機構が自動復帰するホーム位置と、前記レンジ選択機構を前記ホーム位置から所定の方向へ移動させた他の位置とを備えるシフト装置において、前記変速機は、前記他のレンジの中から少なくとも1つの所定のレンジが選択され、且つ前記レンジ選択機構が前記ホーム位置にある状態で、前記レンジ選択機構を前記他の位置に移動させることで常に前記Nレンジが選択され、前記他の位置で前記Nレンジが選択された後、前記レンジ選択機構を前記他の位置で所定時間保持することで、前記Nレンジ以外の前記他のレンジが選択されることを特徴とする。
本発明によれば、レンジ選択機構がホーム位置でどのレンジ(Nレンジ以外の他のレンジ)であっても、レンジ選択機構を他の位置に移動させることで常にNレンジが選択され、前記Nレンジ選択後、レンジ選択機構を他の位置で所定時間保持することでNレンジ以外の所望の他のレンジを選択することができるため、Nレンジ専用の位置(移動ゲート)を設けることが不要となる。この結果、本発明では、レンジ選択機構の移動範囲を小さくすることができると共に、レンジ選択機構の位置を検出するための構造が簡素化されて製造コストを低減することができる。さらに、本発明では、特別な装置を付加することがなくNレンジ以外の他のレンジを選択することができる。
またさらに、本発明は、変速機のNレンジ及び前記Nレンジ以外の1以上の他のレンジを選択するレンジ選択機構と、前記レンジ選択機構の動作後に前記レンジ選択機構が自動復帰するホーム位置と、前記レンジ選択機構を前記ホーム位置から所定の方向へ移動させた他の位置とを備えるシフト装置において、前記変速機は、前記レンジ選択機構によってPレンジが選択されて前記レンジ選択機構が前記ホーム位置にある状態で、前記レンジ選択機構を第1方向に移動させることでRレンジ又はDレンジが選択され、前記レンジ選択機構によって前記Rレンジ又はDレンジが選択された状態で、前記レンジ選択機構を前記第1方向とは異なる第2方向に移動させることでNレンジが選択されることを特徴とする。
本発明によれば、レンジ選択機構によって走行レンジ(例えば、Dレンジ、Lレンジ又はRレンジ)が選択されてレンジ選択機構がホーム位置にある状態で、レンジ選択機構に対して第4の所定操作(例えば、レンジ選択機構のホーム位置から他の位置への移動操作)を行うことでNレンジが選択され、又は、走行レンジの走行方向と同一方向で且つギヤ段が異なる走行レンジ(Lレンジ)が選択される。この結果、本発明では、走行レンジから走行レンジの走行方向と同一方向で且つギヤ段が異なる走行レンジへ簡便に切り換えることができると共に、特別な装置を必要とすることがなく、走行レンジの走行方向と同一方向で且つギヤ段が異なる走行レンジとすることができる。
本発明によれば、レンジ選択機構の移動範囲を抑制して装置全体を小型化すると共に、レンジ選択機構の位置を検出する構造を簡素化して製造コストを低減することが可能なシフト装置を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係るシフト装置が組み込まれたシフト操作システムのブロック図である。 図1に示すシフト装置が組み込まれた自動車の車室前方の斜視図である。 (a)は、本発明の第1実施形態に係るシフト装置の平面図、(b)は、前記シフト装置を構成するシフトレバーの一部省略側面図、(c)は、前記シフト装置を操作してレンジ切り換えを行うシフトパターンを示す説明図である。 (a)は、本発明の第1実施形態の第1変形例に係るシフト装置の平面図、(b)は、前記シフト装置を構成するシフトレバーの一部省略側面図、(c)は、前記シフト装置を操作してレンジ切り換えを行うシフトパターンを示す説明図である。 (a)は、本発明の第1実施形態の第2変形例に係るシフト装置の平面図、(b)は、前記シフト装置を構成するシフトレバーの一部省略側面図、(c)は、前記シフト装置を操作してレンジ切り換えを行うシフトパターンを示す説明図である。 (a)は、本発明の第1実施形態の第3変形例に係るシフト装置の平面図、(b)は、前記シフト装置を構成するシフトレバーの一部省略側面図、(c)は、前記シフト装置を操作してレンジ切り換えを行うシフトパターンを示す説明図である。 (a)は、本発明の第1実施形態の第4変形例に係るシフト装置の平面図、(b)は、前記シフト装置を構成するシフトレバーの一部省略側面図、(c)は、前記シフト装置を操作してレンジ切り換えを行うシフトパターンを示す説明図である。 (a)は、本発明の第1実施形態の第5変形例に係るシフト装置の平面図、(b)は、前記シフト装置を構成するシフトレバーの一部省略側面図、(c)は、前記シフト装置を操作してレンジ切り換えを行うシフトパターンを示す説明図である。 (a)は、本発明の第1実施形態の第6変形例に係るシフト装置の平面図、(b)は、前記シフト装置を構成するシフトレバーの一部省略側面図、(c)は、前記シフト装置を操作してレンジ切り換えを行うシフトパターンを示す説明図である。 (a)は、本発明の第2実施形態に係るシフト装置の平面図、(b)は、前記シフト装置を構成するシフトレバーの一部省略側面図、(c)は、前記シフト装置を操作してレンジ切り換えを行うシフトパターンを示す説明図である。 (a)は、本発明の第3実施形態に係るシフト装置の平面図、(b)は、前記シフト装置を構成するシフトレバーの一部省略側面図、(c)は、前記シフト装置を操作してレンジ切り換えを行うシフトパターンを示す説明図である。 (a)は、本発明の第3実施形態の第1変形例に係るシフト装置の平面図、(b)は、前記シフト装置を構成するシフトレバーの一部省略側面図、(c)は、前記シフト装置を操作してレンジ切り換えを行うシフトパターンを示す説明図である。 (a)は、本発明の第3実施形態の第2変形例に係るシフト装置の平面図、(b)は、前記シフト装置を構成するシフトレバーの一部省略側面図、(c)は、前記シフト装置を操作してレンジ切り換えを行うシフトパターンを示す説明図である。 (a)は、本発明の第3実施形態の第3変形例に係るシフト装置の平面図、(b)は、前記シフト装置を構成するシフトレバーの一部省略側面図、(c)は、前記シフト装置を操作してレンジ切り換えを行うシフトパターンを示す説明図である。 (a)は、本発明の第3実施形態の第4変形例に係るシフト装置の平面図、(b)は、前記シフト装置を構成するシフトレバーの一部省略側面図、(c)は、前記シフト装置を操作してレンジ切り換えを行うシフトパターンを示す説明図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るシフト装置が組み込まれたシフト操作システムのブロック図、図2は、図1に示すシフト装置が組み込まれた自動車の車室前方の斜視図である。
<シフト操作システム>
図1に示されるシフト操作システム100において、自動変速機(変速機)1(以下、AT1という)には、制御装置2とシフト装置10とが電気的に接続されている。AT1は、トルクコンバータ3を介してエンジン4のエンジン出力軸(図示せず)に連結されている。AT1の油圧制御部5には、AT1のレンジ切り換えを行うための電動アクチュエータ6が設けられている。この場合、前記油圧制御部5及び電動アクチュエータ6は、制御装置2から出力される制御信号に基づいて駆動制御される。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係るシフト装置10は、車室内前方に設けられ、シフトバイワイヤ方式(SBW方式)で制御装置2と電気的に接続されている。この場合、シフト装置10の操作状況に対応した検出信号が制御装置2に導入され、前記制御装置2は、シフト装置10から導入された検出信号に基づいて油圧制御部5及び電動アクチュエータ6を制御する。
AT1のシフトレンジは、Pレンジ(パーキングレンジ)、Rレンジ(リバースレンジ)、Nレンジ(ニュートラルレンジ)、Dレンジ(ドライブレンジ)及びLレンジ(ローレンジ)を有する(図3(c)参照)。この場合、Nレンジが選択されたとき、AT1のエンジン4側と図示しない駆動輪側との動力伝達が遮断された状態に設定され、また、後記する第3ボタン20(図3(a)参照)が押圧されてPレンジが選択されたとき、図示しないパーキングロック機構が作動してAT1の出力軸7が機械的にロックされる。
図3(a)は、本発明の第1実施形態に係るシフト装置の平面図、図3(b)は、前記シフト装置を構成するシフトレバーの一部省略側面図である。
第1実施形態に係るシフト装置10は、運転者によって操作されるシフトレバー12を備え、このシフトレバー12は、シフトロッド12bと、前記シフトロッド12bの先端部に連結されて運転者の手で握ることが可能に設けられたシフトノブ12aとを有する。この場合、シフトレバー12は、レンジ選択機構として機能するものであり、このレンジ選択機構は、シフトレバー12等のレバー方式に限定されるものではなく、例えば、図示しないダイヤルを所定方向に回動させてレンジ切換を行うダイヤル方式や、図示しないボタン操作によってレンジ切換を行うボタン方式等によって構成されてもよい。
なお、第1実施形態では、インストルメントパネル14にシフトレバー12が配置された所謂インパネシフトを例示しているが(図2参照)、これに限定されるものではなく、例えば、シフトレバー12がフロアに配置されたフロアシフト、又はシフトレバー12がステアリングコラムに配置されたコラムシフトのいずれであってもよい。
前記シフトノブ12aの移動方向と略直交する一側面には、図3(b)に示されるように、押圧することによってシフトレバー12のロック状態を解除すると共に、Nレンジを選択する第1ボタン16と、押圧することによってLレンジ又はDレンジを選択し、又は、選択されたLレンジ又はDレンジを解除する第2ボタン18が設けられる。
なお、この第1ボタン16及び第2ボタン18は、例えば、ボタン本体が押圧されることによりオフ状態からオン状態に切り換わると共に、ボタン本体から手を離して押圧状態を解除することによりオン状態からオフ状態に切り換わるスイッチや、ボタン本体が一旦押圧されることによりオン状態にロックされ、再度ボタン本体が押圧されることにより前記オン状態のロックが解除されるスイッチとして構成される。
シフトレバー12のシフト位置は、略直線状に所定距離だけ離間して配置された3つの位置からなり、中央に配置されたホーム位置(図面上では、「HOME位置」と記載)と、第1経路22を介して前記ホーム位置よりも上側に配置されたA位置(他の位置)と、第2経路24を介して前記ホーム位置よりも下側に配置されたB位置(他の位置)とによって構成される。なお、このシフト位置を構成する3つの位置は、図3(a)の向って左側に、矩形状の破線中に便宜上示しており、以下の実施形態及び変形例でも同様である。
この場合、シフトレバー12は、常時、ホーム位置に静止した状態にあり、操作者がシフトレバー12を上方又は下方に移動させてA位置又はB位置からなるシフト位置が選択された後、操作者がシフトレバー12から手を離すことにより、図示しないレバー復帰機構を介して自動的にシフトレバー12がホーム位置に復帰するように設けられている。
なお、第1実施形態では、従来技術のような「Nレンジ」専用の位置(シフト位置)が設けられていない点で、従来技術と相違している。この点については、後記で詳細に説明する。
シフトレバー12が直線状に移動可能な第1経路22及び第2経路24に隣接する台板26上には、中央に配置された「N」の英文字表記と、前記「N」の表記の上方に配置される「R」の英文字表記と、前記「N」の表記の下方に配置される「D」の英文字表記とが設けられる。この「N」を間にして上方に「R」が配置され、「N」の下方に「D」が配置された「R−N−D」の上下配置(上下順序)は、従来から使用されているシフト装置の表記と同様のものである。
また、台板26の上部には、押圧することにより、Pレンジを選択する第3ボタン20が設けられる。この第3ボタン20は、第1ボタン16及び第2ボタン18と同様に、押圧することによりオフ状態からオン状態に切り換わるスイッチとして構成される。
なお、第1〜第3ボタン16、18、20のいずれかが押圧されてオフ状態からオン状態となることにより、各ボタンに対応するオン信号が制御装置2にそれぞれ導入され、制御装置2は、各第1〜第3ボタン16、18、20がそれぞれオン状態となったことを認識した後、制御対象に対して所定の制御信号を導出して制御を遂行する。
従って、後記するように、第1ボタン16が押圧されることがなく、例えば、手当たり誤操作等によってシフトレバー12がホーム位置から他の位置に移動した場合であっても、制御装置2は、第1ボタン16からのオン信号を受け取っていないため、このシフト切換は無効であると判断して、制御対象に対して何ら制御信号を導出しない。この場合、シフトレバー12のレンジ切換操作は、無効であって従前のレンジに保持される。
Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジ、Lレンジの各レンジでは、例えば、図示しないソレノイドによって構成されたシフトロック機構によってシフトレバー12がロック状態に保持される。このシフトレバー12のロック状態では、シフトレバー12が所定の位置に保持されたままシフトレバー12を他の位置に移動させることができないため、例えば、操作者等による手当たり誤操作を防止することができる。
この場合、第1ボタン16を押圧することにより前記シフトレバー12のロック状態を解除することができ、ロック状態が解除されることによりシフトレバー12をホーム位置から上方のA位置又は下方のB位置へ移動させることが可能となる。なお、前記シフトレバー12のロック状態の解除は、ソレノイドのような機械的構成ではなく、例えば、制御装置2に設けられた図示しないプログラム(シーケンス制御)に基づいて解除されるようにしてもよい。
ホーム位置よりも上方のA位置及び下方のB位置へシフトレバー12を移動させた際、図示しない当接部材が機械的に当接してシフトレバー12が一定(所定)の突き当て位置に到達する。従って、操作者にとってシフト位置が不明となることがなく、操作者におけるシフトレバー12の操作安定性を向上させることができる。
第1実施形態に係るシフト装置10が組み込まれたシフト操作システム100は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
図3(c)は、第1実施形態に係るシフト装置を操作してレンジ切り換えを行うシフトパターンを示す説明図である。図3(c)において、横方向上欄を示す「現段」とは、シフトレバー12が現段階においてどのレンジにあるかを示し、一方、縦方向の各欄を示す「操作」とは、操作者が現段階のレンジからどのような操作をして次のレンジに移行したかを示すものである。なお、第1ボタン16及び第2ボタン18に関し、「押」はボタン操作の一例を示し、「−」は、ボタン操作をしないことを意味する。
第1実施形態では、図示しないシフトロック機構によってシフトレバー12が所定のシフト位置でロック状態にあり、シフトレバー12は、ホーム位置(H位置)で静止した移動できない状態に保持される。そこで、操作者は、シフトレバー12を所望のシフト位置に移動しようとする場合、第1ボタン16を押圧しながらホーム位置から上方のA位置又は下方のB位置まで移動させる。
例えば、「現段」がPレンジにあるとき、操作者によって第1ボタン16が押圧されることによってシフトレバー12のロック状態が解除されると共に、Nレンジにレンジ切換が行われ(P→N)、さらに、「操作」で第1ボタン16を押圧しながらシフトレバー12を第1経路22に沿ってホーム位置から上方のA位置に移動させることにより、AT1のシフトレンジがRレンジに切り換わり(N→R)、又は、シフトレバー12を第2経路24に沿ってホーム位置から下方のB位置に移動させることにより、AT1のシフトレンジがDレンジに切り換わる(N→D)。なお、第1ボタン16が押圧されないときには、Nレンジへのレンジ切換がなされず「現段」のPレンジに保持されると共に、図示しないシフトロック機構によってシフトレバー12がロック状態にあるため、ホーム位置からA位置又はB位置への移動ができないように設けられている。
例えば、「現段」がRレンジにあるとき、操作者によって第1ボタン16が押圧されることによってNレンジにレンジ切換が行われ(R→N)、さらに、「操作」で第1ボタン16を押圧しながらシフトレバー12を第1経路22に沿ってホーム位置から上方のA位置に移動させることにより、シフトレンジがRレンジにそのまま保持され、又は、シフトレバー12を第2経路24に沿ってホーム位置から下方のB位置に移動させることにより、AT1のシフトレンジがDレンジに切り換わる(N→D)。なお、第1ボタン16が押圧されないときには、Nレンジへのレンジ切換がなされず「現段」のRレンジに保持されると共に、図示しないシフトロック機構によってシフトレバー12がロック状態にあるため、ホーム位置からA位置又はB位置への移動ができないように設けられている。
例えば、「現段」がNレンジにあるとき、操作者によって第1ボタン16が押圧されることによってNレンジにそのまま保持され、さらに、「操作」で第1ボタン16を押圧しながらシフトレバー12を第1経路22に沿ってホーム位置から上方のA位置に移動させることにより、AT1のシフトレンジがRレンジに切り換わり(N→R)、又は、シフトレバー12を第2経路24に沿ってホーム位置から下方のB位置に移動させることにより、AT1のシフトレンジがDレンジに切り換わる(N→D)。なお、第1ボタン16が押圧されないときには、Nレンジへのレンジ切換がなされず「現段」のNレンジに保持されると共に、図示しないシフトロック機構によってシフトレバー12がロック状態にあるため、ホーム位置からA位置又はB位置への移動ができないように設けられている。
例えば、「現段」がDレンジにあるとき、操作者によって第1ボタン16が押圧されることによってNレンジにレンジ切換が行われ(D→N)、さらに、「操作」で第1ボタン16を押圧しながらシフトレバー12を第1経路22に沿ってホーム位置から上方のA位置に移動させることにより、AT1のシフトレンジがRレンジに切り換わり(N→R)、又は、シフトレバー12を第2経路24に沿ってホーム位置から下方のB位置に移動させることにより、AT1のシフトレンジがそのままDレンジに保持される。なお、第1ボタン16が押圧されないときには、Nレンジへのレンジ切換がなされず「現段」のDレンジに保持されると共に、図示しないシフトロック機構によってシフトレバー12がロック状態にあるため、ホーム位置からA位置又はB位置への移動ができないように設けられている。
例えば、「現段」がLレンジにあるとき、操作者によって第1ボタン16が押圧されることによってNレンジにレンジ切換が行われ(L→N)、さらに、「操作」で第1ボタン16を押圧しながらシフトレバー12を第1経路22に沿ってホーム位置から上方のA位置に移動させることにより、AT1のシフトレンジがRレンジに切り換わり(N→R)、又は、シフトレバー12を第2経路24に沿ってホーム位置から下方のB位置に移動させることにより、AT1のシフトレンジがDレンジに切り換わる(N→D)。なお、第1ボタン16が押圧されないときには、Nレンジへのレンジ切換がなされず「現段」のLレンジに保持されると共に、図示しないシフトロック機構によってシフトレバー12がロック状態にあるため、ホーム位置からA位置又はB位置への移動ができないように設けられている。
上記のいずれの操作パターンであっても、シフトレバー12がホーム位置からA位置又はB位置まで移動した後、操作者がシフトレバー12から手を離すことにより、シフトレバー12はホーム位置に自動的に復帰する。従って、シフトレバー12は、Rレンジ又はDレンジの状態において、ホーム位置で静止した状態に保持される。
次に、「操作」で第2ボタン18が押圧された場合について説明する。
「現段」がPレンジ/Rレンジ/Nレンジのいずれかであるとき、操作者が第2ボタン18を押圧しても、シフトレンジが現段階にあるレンジにそのまま保持されると共に、シフトレバー12のロック状態が解除されていないため(第1ボタン16が押圧されていないため)、シフトレバー12をホーム位置からA位置又はB位置へ移動させることができない。
また、「現段」がDレンジにあるとき、操作者が第2ボタン18を押圧することによりAT1のシフトレンジがLレンジに切り換わり、これとは反対に「現段」がLレンジにあるとき、操作者が第2ボタン18を押圧することによりAT1のシフトレンジがDレンジに切り換わる。
第1実施形態では、例えば、「現段」がホーム位置でNレンジにあるとき、第1ボタン16を押圧した状態でシフトレバー12をホーム位置からA位置(R表記)まで移動させることでRレンジが選択され(N→R)、シフトレバー12がホーム位置に自動的に復帰した後、続いて、第1ボタン16を押圧することにより、シフトレバー12をホーム位置にそのまま保持状態でNレンジに切り換えることができる(R→N)。
第1実施形態では、シフトレバー12がホーム位置にあって「現段」のシフトレンジがどのレンジであっても操作者が第1ボタン16を押圧することにより必然的にNレンジに切り換わり、操作者は、第1ボタン16の押圧状態を維持しながら、3つのシフト位置中の中央であるホーム位置からR表記又はD表記に対応するA位置又はB位置へシフトレバー12を移動させることにより、NレンジからRレンジ又はDレンジへ切り換えることができる(N→R、N→D)。
このように、第1実施形態では、A位置又はB位置のシフト位置の意味が台板26に英文字で表記された「R」又は「D」と対応するように設定されており、操作者は、従来から存在するオートマチックトランスミッションのシフトレバー操作とよく似た見た目で対処することが可能であり、違和感がなくシフト操作を安定して行うことができる。
また、第1実施形態では、図示しないシフトロック機構によってシフトレバー12がホーム位置でロック状態にあり、第1ボタン16を押圧してロック状態を解除しないかぎりシフトレバー12を移動させることができないため、シフト操作がわかりやすく良好なシフト操作フィーリングを得ることができる。
なお、第1実施形態において、第1の所定操作は、第1ボタン16を押圧することであり、第2の所定操作は、第1ボタン16を押圧したままシフトレバー12をホーム位置からA位置又はB位置へ移動させることである。
従って、第1実施形態では、「現段」においてレンジ選択機構(シフトレバー12)がホーム位置でどのレンジであっても、レンジ選択機構(シフトレバー12)に対して第1の所定操作(第1ボタン16の押圧)を行うことで常にNレンジが選択され、前記Nレンジ選択後、第2の所定操作(第1ボタン16を押圧したままシフトレバー12をホーム位置からA位置又はB位置へ移動させる)を行うことでNレンジ以外の所望の他のレンジ(Dレンジ、Rレンジ)を選択することができるため、Nレンジ専用の位置(移動ゲート)を設けることが不要となる。この結果、第1実施形態では、レンジ選択機構(シフトレバー12)の移動範囲を小さくすることができると共に、レンジ選択機構(シフトレバー12)の位置を検出するための構造が簡素化されて製造コストを低減することができる。
また、第1実施形態では、第1の所定操作が第1ボタン16の押圧操作とすることにより、自動車に一般的に用いられているシフトロック解除ボタンを操作した状態でシフトレバーを操作するのと同様な感覚で第2の所定操作へ移行することができ、操作者が違和感を持つことなく操作することができる利点がある。
さらに、第1実施形態では、第2の所定操作がシフトレバー12をホーム位置から他の位置(A位置又はB位置)に移動させる操作とすることにより、例えば、押しボタン等の機構を設ける必要がなく、シフトレバー12の最小の操作範囲(移動範囲)でNレンジ以外の他のレンジを選択することができる。
なお、第1実施形態では、シフトレバー12をホーム位置から上方のA位置又は下方のB位置へ移動させる第2の所定操作が行われ、シフトレバー12がホーム位置に自動復帰した後、図示しないタイマ回路で設定された所定時間内であれば第1ボタン16を押圧するという第1の所定操作が行われたとしてもNレンジのレンジ選択を無効としている。この点については、以下に説明する第1実施形態の第1〜第6変形例についても、同様である。
これによれば、第2の所定操作が行われてシフトレバー12がホーム位置に自動復帰した後、予め図示しないタイマ回路で設定された所定時間内に第1の所定操作(第1ボタン16の押圧操作)が行われたとしてもNレンジのレンジ選択が無効とされるため、第2の所定操作が行われた後の誤操作を防止することができる。
次に、第1実施形態の第1〜第6変形例を図4〜図9に基づいて説明する。なお、以下に記載する変形例及び他の実施形態において、前記第1実施形態と同一の構成要素には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略すると共に、前記第1実施形態と異なる構成乃至作用効果のみを記載する。
<第1実施形態−第1変形例>
図4に示される第1変形例では、各レンジにおいてシフトレバー12をロック状態とすることがなく移動可能に設けられると共に、仮に誤操作によってシフトレバー12が移動した場合であってもレンジ切換を無効とする点で第1実施形態と異なっている。従って、第1変形例では、第1ボタン16がロック状態解除機能を有していない。換言すると、第1ボタン16を押圧しなくてもシフトレバー12がホーム位置からA位置又はB位置へ移動可能に設けられているが、誤操作等によってシフトレバー12が移動した場合であっても、そのレンジ切換動作を無効とすることによって対処している。
すなわち、制御装置2は、第1ボタン16からのオン信号があったときにのみシフトレバー12の移動によるレンジ切換を有効と判断し、第1ボタン16からオン信号がなくオフ信号のままシフトレバー12の移動によるレンジ切換を無効と判断する。従って、第1変形例では、シフトレバー12のロック状態を解除するロック解除機構が不要となり、より一層製造コストを低減させることができる。
<第1実施形態−第2変形例>
図5に示される第2変形例では、第2ボタン18を押圧することにより、通常の自動走行モードからマニュアル走行モード(Man)に切り換わり、又は、マニュアル走行モード(Man)から通常の自動走行モードに切り換わるように構成されている点で第1実施形態と異なっている。このマニュアル走行モード(Man)は、シフトレバー12をホーム位置から上方のA位置へ移動させる操作を行う毎にAT1のギヤ段が1段増加(Up)すると共に、シフトレバー12をホーム位置から下方のB位置へ移動させる操作を行う毎にAT1のギヤ段が1段減少(Down)するように構成されている。
例えば、「現段」がDレンジにあるとき、操作者によって第2ボタン18が押圧されることによって通常の自動走行モードからマニュアル走行モード(Man)に切り換わり、さらに、「操作」でシフトレバー12を第1経路22に沿ってホーム位置から上方のA位置に移動させることにより、AT1のギヤ段が1段増加し(1Up)、又は、シフトレバー12を第2経路24に沿って下方のB位置に移動させることにより、AT1のギヤ段が1段減少する(1Down)。
なお、「現段」がマニュアル走行モード(Man)にあるとき、操作者によって第2ボタン18が押圧されることによってマニュアル走行モード(Man)から通常の自動走行モードに切り換わるが、その際、第1ボタン16を押圧することがなくシフトレバー12をホーム位置からA位置又はB位置へ移動させてもこのレンジ切換は無効となる。
この第2変形例では、マニュアル走行モード(Man)におけるギヤ段の変化をシフトレバー12の移動によって行っているが、例えば、ハンドルに設けられた図示しない切り換えスイッチでギヤ段の段数を1段ずつ増減変更するようにしてもよい。
また、第2変形例では、「現段」でDレンジが選択された状態で第2の所定操作(第2ボタン18の押圧操作)を行うことにより通常の自動走行モードからマニュアルモードに切り換えることができるため、マニュアル走行モードを選択する専用の装置を設ける必要がない。この結果、第2変形例では、シフト装置10を大型化させることがなく、マニュアル走行モードを選択する機構を付加することができる。
<第1実施形態−第3変形例>
図6に示される第3変形例では、「現段」が自動走行モードのDレンジにあるときに第1ボタン16を押圧しないでシフトレバー12をホーム位置からA位置又はB位置に移動させるように操作すると、通常の自動走行モードからマニュアル走行モードに切り換わるように構成されている点で第1実施形態及びその第1、第2変形例と異なっている。
この場合、シフトレバー12をホーム位置から上方のA位置に移動させることによりAT1のギヤ段を1段増加させる操作となり、シフトレバー12をホーム位置から下方のB位置に移動させることによりAT1のギヤ段を1段減少させる操作となる。また、第3変形例では、第1実施形態及びその第1、第2変形例と異なって第2ボタン18が不要となり、装置構成を簡素化することができる。
さらに、第3変形例では、第1ボタン16がマニュアル走行モードの解除機能を有しており、「現段」がマニュアル走行モードのときに第1ボタン16が押圧されることにより、通常の自動走行モードのNレンジが選択され、さらに、第1ボタン16を押圧しながらシフトレバー12をホーム位置から上方のA位置又は下方のB位置へ移動させることにより、NレンジからRレンジ又はDレンジへとレンジ切換を行うことができる。
<第1実施形態−第4変形例>
図7に示される第4変形例では、「現段」がRレンジにあるときに第1ボタン16を押圧することがなく、シフトレバー12をホーム位置から下方のB位置に移動させることによりRレンジからNレンジに切り換わるように構成されていると共に(R→N)、「現段」がDレンジにあるときに第1ボタン16を押圧することがなく、シフトレバー12をホーム位置から上方のA位置に移動させることによりNレンジに切り換わるように構成されている(D→N)点で第1実施形態と相違している。
また、前記のようにして「現段」がNレンジに切り換わったとき、シフトレバー12をホーム位置からB位置に移動させることによりDレンジに切り換わるように構成されている(N→D)。
換言すると、第4変形例では、「現段」がRレンジにあるときにDレンジへ切り換えようとする場合、ホーム位置にあるシフトレバー12をB位置側に向かって連続して2回の移動操作(シフト操作)を行うことにより、簡便にRレンジからDレンジに切り換えることができる。なお、これとは反対に、「現段」がDレンジにあるときにRレンジに切り換えようとする場合には、従来から存在するオートマチックトランスミッションのシフトレバー操作と同様に、NレンジからRレンジへのレンジ切換をするために第1ボタン16を押圧する必要があり、第4変形例では、第1ボタン16を押圧しないでNレンジからRレンジへのレンジ切換が無効となっている。
<第1実施形態−第5変形例>
図8に示される第5変形例では、第4変形例において、第2ボタン18を押圧したときのLレンジ選択機能及びLレンジ解除機能を、マニュアル走行モードの選択機能及び解除機能に代替させた点で相違している。第5変形例におけるその他の機能は、第4変形例と同一である。
<第1実施形態−第6変形例>
図9に示される第6変形例では、第5変形例で設けられている第2ボタン18を不要とし、「現段」がDレンジにあるときに第1ボタン16を押圧することがなく、シフトレバー12をホーム位置から下方のB位置へ移動させたときに通常の自動走行モードからマニュアル走行モードに切り換わるように構成されている点で相違している。なお、「現段」がDレンジにあるときに第1ボタン16を押圧することがなく、シフトレバー12をホーム位置から上方のA位置へ移動させたときは、第5変形例と同様に、DレンジからNレンジへのレンジ切換が行われる。
この第6変形例では、第2ボタン18が不要となるため、構造を簡素化してより一層製造コストを低減することができる。
<第2実施形態>
図10は、本発明の第2実施形態に係るシフト装置及びそのシフトパターンを示す説明図である。
図10(c)において、「要求」とは、操作者が現段階のレンジ状態から操作したい所望の動作をいう。また、「維持」とは、「現段」が「P/R/N/D」のいずれかのレンジ位置にあるとき、図示しないシフトロック機構によってシフト位置がホーム位置(H)で「現段」における各レンジ(P→Pレンジ、R→Rレンジ、N→Nレンジ、D→Dレンジ)に保持されている状態をいう。さらに、「シフトロック」の横欄において、「BRK」とは、操作者が図示しないブレーキペダルを踏み込むことによってシフトレバー12のロック状態が解除されてシフトレバー12の操作(軸方向への押圧動作)が可能となることをいう。
さらにまた、「PUSH」とは、操作者がシフトレバー12を軸方向に沿って押圧する動作をいい、「PUSH+R」又は「PUSH+D」とは、操作者がシフトレバー12を軸方向に沿って押圧したままシフトレバー12をホーム位置から上方のA位置(R)又は下方のB位置(D)へ移動させることをいう。
なお、第2実施形態におけるシフトレバー12のシフト位置が、略直線状に所定距離だけ離間して配置された3つの位置からなり、中央に配置されたホーム位置と、ホーム位置の上方に配置されたA位置と、ホーム位置の下方に配置されたB位置(他の位置)とによって構成される点は、第1実施形態と同一である。また、第2実施形態では、Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジ、Lレンジの各レンジにおいて、例えば、図示しないソレノイドによって構成されたシフトロック機構によってシフトレバー12がロック状態に保持される点も、第1実施形態と同一である。
この第2実施形態では、先ず、図示しないブレーキペダルを踏み込んでシフトレバー12のロック状態を解除して前記シフトレバー12の操作が可能となった状態において、第1実施形態の第1ボタン16に代替してシフトレバー12を軸方向に沿って押圧することにより、シフトレバー12のロック状態を解除すると共に、シフトレンジをNレンジに選択する機能を備えている。操作者によるシフトレバー12の軸方向への押圧は、シフトノブ12aのみが軸方向に沿って変位するようにしてもよいし、又はシフトノブ12a及びシフトロッド12bからなるシフトレバー12全体が軸方向に沿って変位するようにしてもよい。なお、第2実施形態では、シフトレバー12を軸方向に沿って変位させるようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば、レンジ選択機構としてダイヤル方式が選択された場合、図示しないダイヤルを軸方向に押し込んで所定角度だけ周方向に回動させる操作も含まれることは勿論である。
第2実施形態では、例えば、「現段」がPレンジにあって操作者がPレンジからDレンジに切り換えようとする場合、操作者が図示しないブレーキペダルを踏み込んでシフトレバー12のロック状態を解除して前記シフトレバー12を操作できる状態にすると共に、シフトレバー12を軸方向に押圧したまま下方のB位置へシフトレバー12を移動させることにより、レンジ位置をDレンジに切り換えることができる。
なお、第2実施形態では、第1に、図示しないブレーキペダルを踏み込んでシフトレバー12のロック状態が解除されて前記シフトレバー12を操作可能とし、第2に、シフトレバー12を軸方向に沿って押圧することによってシフトレバー12のロック状態を解除するという2段階の動作を連続して行うことにより、車両を停止させた状態で確実にシフトレバー12のロック状態を解除することができる。但し、「現段」がRレンジ又はDレンジにあって操作者がRレンジ又はDレンジからNレンジに切り換える場合(R→N、D→N)、及び、「現段」がDレンジ又はLレンジにあって操作者がDレンジをLレンジに切り換える場合又はLレンジをDレンジに切り換える場合(D→L、L→D)には、操作者による図示しないブレーキの踏み込み動作が不要となる(「BRK」不要)。
また、第2実施形態において、第1の所定操作は、シフトレバー12を軸方向に沿って押圧することであり、第2の所定操作は、シフトレバー12を押圧したままシフトレバー12をホーム位置からA位置又はB位置へ移動させることである。
さらに、第2実施形態において、第1の所定操作がシフトレバー12を軸方向に沿って押し込む操作とすることにより、例えば、押しボタン等の機構を設ける必要がなく、シフトレバー12において操作者が把持する部分であるシフトノブ12aを小型化することができる。
<第3実施形態>
図11に示される第3実施形態では、第1ボタン16及びシフトレバー12を各位置でロックするシフトロック機構を不要として、より一層構造の簡素化を図っている点で第1実施形態と相違している。また、第3実施形態では、「現段」でPレンジにある場合、シフトレバー12をホーム位置からA位置又はB位置へ移動させることによりNレンジに切り換わり、又は、「現段」でRレンジにある場合、シフトレバー12をホーム位置から下方のB位置へ移動させることによりNレンジに切り換わり、若しくは、「現段」でDレンジにある場合、シフトレバー12をホーム位置から上方のA位置へ移動させることによりNレンジに切り換わるように構成されている点で第1実施形態と異なっている。
すなわち、第3実施形態では、シフトレバー12がホーム位置にある状態において、前記シフトレバー12をホーム位置からA位置又はB位置へ移動させるという第1の所定操作を行うことによって、Nレンジが選択されるように設けられている点で第1実施形態と異なっている。この場合、第1の所定操作が、シフトレバー12をホーム位置からA位置又はB位置のいずれへ移動させるかは、「現段」において予め設定されている所定のレンジによって異なっている。
また、第3実施形態では、第1の所定操作がシフトレバー12をホーム位置からA位置又はB位置へ移動させる操作とすることにより、例えば、押しボタン等の機構を設ける必要がなく、シフトレバー12において操作者が把持する部分であるシフトノブ12aを小型化することができる。
前記したように、例えば、「現段」がPレンジであれば、ホーム位置からA位置又はB位置のどちらへシフトレバー12を移動させてもNレンジへ切り換わるのに対し、例えば、「現段」がRレンジであるときは、英文字表記の上下位置(上下順序)に対応させてホーム位置から下方のB位置へシフトレバー12を移動させたときにのみNレンジに切り換わり(上方のA位置へシフトレバー12を移動させた場合にはシフト切換が無効とされる)、さらに、例えば、「現段」がDレンジであるときは、英文字表記の上下位置(上下順序)に対応させて上方のA位置へシフトレバー12を移動させたときにのみNレンジに切り換わる(下方のB位置へシフトレバー12を移動させた場合にはシフト切換が無効とされる)。
続いて、第3実施形態において、レンジ位置がNレンジに切り換わった後では、何らボタンを押圧することがなく(シフトレバー12がロックされた状態にないため)、シフトレバー12をホーム位置から上方のA位置へ移動させることにより、NレンジからRレンジに切り換わり(N→R)、一方、シフトレバー12をホーム位置から下方のB位置へ移動させることによりNレンジからDレンジに切り換わる(N→D)。
この場合、第3実施形態において、第2の所定操作は、ボタンを押圧することがなく、単に、シフトレバー12をホーム位置からA位置又はB位置へ移動させる点で第1実施形態と異なっている。
第3実施形態では、例えば、「現段」がPレンジにあるとき、シフトレバー12をホーム位置から上方のA位置へ2回だけ連続して移動させることにより、レンジ位置がPレンジからRレンジに切り換わり、一方、シフトレバー12をホーム位置から下方のB位置へ2回だけ連続して移動させることにより、レンジ位置がPレンジからDレンジに切り換わる。なお、「現段」がPレンジにあるとき、シフトレバー12をホーム位置から下方のB方向へ1回だけ移動させホーム位置に戻った後、続けてシフトレバー12をホーム位置からA方向へ1回だけ移動させることによっても、レンジ位置をPレンジからRレンジに切り換えることができる。
さらに、第3実施形態において、例えば、「現段」がDレンジにあるとき、シフトレバー12をホーム位置から上方のA位置へ2回だけ連続して移動させることにより、レンジ位置がDレンジからRレンジに切り換わる。さらに、例えば、「現段」がRレンジにあるとき、シフトレバー12をホーム位置から下方のB位置へ2回だけ連続して移動させることにより、レンジ位置がRレンジからDレンジに切り換わる。
このように第3実施形態では、シフトレバー12をホーム位置からA位置又はB位置へ1回又は2回移動させることにより、所望のレンジ位置を簡便に選択することができる。なお、第2ボタン18は、Lレンジ選択機能及び解除機能を有してもよいし、又は、マニュアル走行モードへ切り換わる機能を有するようにいずれであってもよい。この点は、第1実施形態の第1、第2変形例と同一であるため、その詳細な説明を省略する。
以下に、第3実施形態の変形例について、図12〜図15に基づいて詳細に説明する。
<第3実施形態−第1変形例>
図12に示される第1変形例では、第3実施形態と比較して、第2ボタン18を不要にすると共に、「現段」がDレンジにあるときにシフトレバー12を操作することによってLレンジを選択することができるようにした点に特徴がある。
すなわち、第1変形例では、「現段」がDレンジにある場合、シフトレバー12をホーム位置から下方のB位置へ移動させることによって、レンジ位置がDレンジからLレンジに切り換わるように設けられている。第1変形例では、前記第3実施形態と比較して第2ボタン18が不要となって構造を簡素化することができると共に、第2ボタン18を押圧することがなくシフトレバー12の操作のみでLレンジを選択することができる利点がある。
また、第1変形例では、例えば、「現段」がLレンジであるとき、シフトレバー12をホーム位置から上方のA位置へ3回連続して移動させることにより、レンジ位置をLレンジからRレンジへ切り換えることができる(L→D→N→R)。この場合、ホーム位置からA位置への1回目の移動によってLレンジからDレンジへ切り換わり(L→D)、同様にしてホーム位置からA位置への2回目の移動によってDレンジからNレンジに切り換わり(D→N)、同様にしてホーム位置からA位置への3回目の移動によってNレンジからRレンジへ切り換わる(N→R)。なお、この第1変形例では、第3実施形態で切り換え可能に設けられていたマニュアル走行モードへの切り換え機能を有していない。
第1変形例において、例えば、「現段」がLレンジにあってRレンジに切り換える場合には、ホーム位置から上方のA位置へ連続的に2回移動させる略一操作が第1の所定操作となり、その他は、第3実施形態と同一であるため、その詳細な説明を省略する。
第1変形例では、シフトレバー12によって走行レンジ(Dレンジ、Lレンジ又はRレンジ)が選択されてシフトレバー12がホーム位置にある状態で、シフトレバー12に対して第4の所定操作(シフトレバー12のホーム位置から上方のA位置又は下方のB位置への移動操作)を行うことでNレンジが選択され、又は、走行レンジの走行方向と同一方向で且つギヤ段が異なる走行レンジ(Lレンジ)が選択される。この結果、第1変形例では、走行レンジから走行レンジの走行方向と同一方向で且つギヤ段が異なる走行レンジへ簡便に切り換えることができると共に、特別な装置を必要とすることがなく、走行レンジの走行方向と同一方向で且つギヤ段が異なる走行レンジとすることができる。
<第3実施形態−第2変形例>
図13に示される第2変形例では、第3実施形態と比較して、「現段」がPレンジにある場合、Nレンジを経由することがなく直接的にRレンジ又はDレンジが選択可能に設けられている点に特徴がある。
すなわち、第2変形例では、「現段」がPレンジにある場合、英文字表記の上下位置(上下順序)に対応してホーム位置から上方のA位置へシフトレバー12を1回移動させることにより、レンジ位置をPレンジからRレンジへ切り換えることができると共に、ホーム位置から下方のB位置へシフトレバー12を1回移動させることにより、レンジ位置をPレンジからDレンジへ切り換えることができる。
換言すると、第2変形例では、レンジ選択機構として機能するシフトレバー12によって非走行レンジ(Pレンジ、Nレンジ)が選択されている現段階状態で、第3の所定操作としてシフトレバー12をホーム位置から上方のA位置又は下方のB位置へ1回だけ移動させることにより、Nレンジが選択されることがなく前記Nレンジ以外の他のレンジ(Dレンジ、Rレンジ)が選択されるように設けられている。
この点に関して、第3実施形態では、「現段」がPレンジにある場合、ホーム位置から上方のA位置又は下方のB位置へシフトレバー12を連続して2回移動させてレンジ位置をRレンジ又はDレンジに切り換えていたのに対し、第2変形例では、ホーム位置からA位置又はB位置への1回の移動のみよってPレンジからRレンジ又はDレンジへ切り換えることができ、レンジ切換動作をより迅速にして簡素化することができる利点がある。
なお、第2変形例では、「現段」がPレンジにあるときにNレンジに切り換える場合、第1に、ホーム位置から下方のB位置にシフトレバー12を1回移動させた後(P→D)、第2に、さらに続けてホーム位置から上方のA位置にシフトレバー12を1回移動させることにより(D→N)、レンジ位置をPレンジからNレンジに切り換えることができる(P→N)。同様にして、第2変形例では、「現段」がPレンジにあるときにNレンジに切り換える場合、第1に、ホーム位置から上方のA位置にシフトレバー12を1回移動させた後(P→R)、第2に、さらに続けてホーム位置から下方のB位置にシフトレバー12を1回移動させることにより(R→N)、レンジ位置をPレンジからNレンジに切り換えることができる(P→N)。
第2変形例では、シフトレバー12によって非走行レンジ(Pレンジ)が選択されてシフトレバー12がホーム位置にある状態で、シフトレバー12に対して第3の所定操作(シフトレバー12をホーム位置から上方のA位置又は下方のB位置へ移動させる操作)を行うことでNレンジが選択されることがなく、Nレンジ以外の他のレンジ(Rレンジ又はDレンジ)を簡便に選択することができる。この結果、第2変形例では、非走行レンジ(Nレンジ又はPレンジ)からNレンジを経由しないでNレンジ以外の他のレンジ(Rレンジ又はDレンジ)へ移行する特別の装置を設ける必要がなく、装置の小型・軽量化を達成することができる。
また、第2変形例では、Pレンジが選択されている場合にNレンジを選択することがなく、シフトレバー12を他の位置に移動させるだけでRレンジ又はDレンジからなる他のレンジを簡便に選択することができるため、例えば、駐車状態から走行を開始するとき等の操作性を向上させることができる。
<第3実施形態−第3変形例>
図14に示される第3変形例は、前記第1変形例と前記第2変形例とを併合した点に特徴があり、その詳細な説明を省略する。
<第3実施形態−第4変形例>
図15に示される第4変形例では、「現段」がRレンジ又はDレンジにあるときにDレンジ又はRレンジにレンジを切り換えようとする場合、ホーム位置にあるシフトレバー12をA位置又はB位置へ1回目の移動操作でNレンジに切り換えた後、前記シフトレバー12を移動したA位置又はB位置で所定時間保持することによってRレンジ又はDレンジに切り換わる点に特徴がある。なお、移動させた位置でシフトレバー12を保持する所定時間は、制御装置2と電気的に接続される図示しないタイマ回路によって適宜設定することができる。
すなわち、第4変形例では、「現段」がRレンジにあるときにDレンジに切り換えようとする場合、第1に、ホーム位置から下方のB位置にシフトレバー12を1回移動させた後(R→N)、第2に、さらに続けて移動したB位置でシフトレバー12を所定時間だけ保持することにより(N→D)、レンジ位置をRレンジからDレンジに直接切り換えることができる(R→D)。
同様にして、第4変形例では、「現段」がDレンジにあるときにRレンジに切り換えようとする場合、第1に、ホーム位置から上方のA位置にシフトレバー12を1回移動させた後(D→N)、第2に、さらに続けて移動したA位置でシフトレバー12を所定時間だけ保持することにより(N→R)、レンジ位置をDレンジからRレンジに直接切り換えることができる(D→R)。
このように、第4変形例では、RレンジとDレンジとの間で相互に切り換える場合、ホーム位置からA位置又はB位置にシフトレバー12を移動させる第1の所定操作と、シフトレバー12の移動状態を所定時間だけ保持するという第2の所定操作とが密接不可分な略一操作として構成されることにより、シフトレバー12の操作を簡略化してシフトレバー12の操作性を向上させることができる。
なお、第4変形例において、「現段」がLレンジにある場合にRレンジに切り換えるとき、第1変形例と同様に、ホーム位置から上方のA位置へ連続してシフトレバー12を3回移動させることにより、LレンジからRレンジへ切り換えるができる点は、第1変形例と同一である。
第4変形例では、シフトレバー12がホーム位置でどのレンジであっても、シフトレバー12を他の位置(A位置又はB位置)に移動させることで常にNレンジが選択され、前記Nレンジ選択後、シフトレバー12を他の位置(A位置又はB位置)で所定時間保持することでNレンジ以外の所望の他のレンジを選択することができるため、Nレンジ専用の位置(移動ゲート)を設けることが不要となる。この結果、第4変形例では、シフトレバー12の移動範囲を小さくすることができると共に、シフトレバー12の位置を検出するための構造が簡素化されて製造コストを低減することができる。さらに、第4変形例では、特別な装置を付加することがなくNレンジ以外の他のレンジを選択することができる。
以上、本発明を上述した複数の実施形態及びその変形例で説明しているが、これに限定されるものではなく、例えば、「現段」がNレンジである場合、ボタン操作を行うことがなくシフトレバー12を移動操作するのみでDレンジを選択するようにしてもよい。このようにすることにより、従来技術におけるオートマチックトランスミッションの操作と同様に、NレンジからDレンジへ切り換えることができる。また、「現段」がDレンジ又はRレンジである場合、ボタン操作又はシフトレバー12の移動操作のいずれであっても、Nレンジを選択することができるようにするとよい。
さらに、シフトレバー12の移動によるレンジ切換操作が車両に反映された場合、例えば、図示しない音発生手段から発生される音によって操作者に知らせるようにするとよい。これとは反対に、シフトレバー12の移動によるレンジ切換操作が車両に反映されない場合には、例えば、警告音やインストルメントパネル14の表示部における表示によって操作者に知らせるようにするとよい。なお、要求される所望のレンジとしてRレンジが選択された場合にのみ、他のレンジ選択の場合と比較して音や表示の方法を変えるようにするとよい。
1 自動変速機(AT、変速機)
2 制御装置
10 シフト装置
12 シフトレバー(レンジ選択機構)
16、18、20 第1〜第3ボタン(ボタン)

Claims (8)

  1. 変速機のNレンジ及び前記Nレンジ以外の1以上の他のレンジを選択するレンジ選択機構と、前記レンジ選択機構の動作後に前記レンジ選択機構が自動復帰するホーム位置と、前記レンジ選択機構を前記ホーム位置から所定の方向へ移動させた他の位置とを備えるシフト装置において、
    前記変速機は、前記他のレンジの中から少なくとも1つの所定のレンジが選択され、且つ前記レンジ選択機構が前記ホーム位置にある状態で、前記レンジ選択機構に対して第1の所定操作を行うことで常に前記Nレンジが選択され、
    前記Nレンジが選択され、且つ前記レンジ選択機構が前記ホーム位置にある状態で、前記第1の所定操作を継続しながら前記レンジ選択機構に対して第2の所定操作を行うことで前記Nレンジ以外の前記他のレンジが選択されることを特徴とするシフト装置。
  2. 前記第1の所定操作は、ボタンを操作することであることを特徴とする請求項1に記載のシフト装置。
  3. 前記レンジ選択機構は、シフトレバーを有し、
    前記第1の所定操作は、前記シフトレバーを該シフトレバーの軸方向に沿って押し込む操作であることを特徴とする請求項1に記載のシフト装置。
  4. 変速機のNレンジ及び前記Nレンジ以外の1以上の他のレンジを選択するレンジ選択機構と、前記レンジ選択機構の動作後に前記レンジ選択機構が自動復帰するホーム位置と、前記レンジ選択機構を前記ホーム位置から所定の方向へ移動させた他の位置とを備えるシフト装置において、
    前記変速機は、前記他のレンジの中から少なくとも1つの所定のレンジが選択され、且つ前記レンジ選択機構が前記ホーム位置にある状態で、前記レンジ選択機構に対して第1の所定操作を1回行うことで常に前記Nレンジが選択され、
    前記Nレンジが選択され、且つ前記レンジ選択機構が前記ホーム位置にある状態で、前記レンジ選択機構に対して第2の所定操作を行うことで前記Nレンジ以外の前記他のレンジが選択され、
    前記第2の所定操作は、前記第1の所定操作を繰り返すことであることを特徴とするシフト装置。
  5. 前記他のレンジの1つはDレンジであり、
    前記変速機は、前記Dレンジが選択された状態で前記第2の所定操作を行うと、前記第2の所定操作を行う毎に前記変速機のギヤ段が1段変化するマニュアルモードとなることを特徴とする請求項1に記載のシフト装置。
  6. 前記変速機は、前記第2の所定操作が行われ、前記レンジ選択機構が前記ホーム位置に自動復帰した後、所定時間内であれば前記第1の所定操作が行われたとしても前記Nレンジのレンジ選択を無効とすることを特徴とする請求項1に記載のシフト装置。
  7. 変速機のNレンジ及び前記Nレンジ以外の1以上の他のレンジを選択するレンジ選択機構と、前記レンジ選択機構の動作後に前記レンジ選択機構が自動復帰するホーム位置と、前記レンジ選択機構を前記ホーム位置から所定の方向へ移動させた他の位置とを備えるシフト装置において、
    前記変速機は、前記他のレンジの中から少なくとも1つの所定のレンジが選択され、且つ前記レンジ選択機構が前記ホーム位置にある状態で、前記レンジ選択機構を前記他の位置に移動させることで常に前記Nレンジが選択され、
    前記他の位置で前記Nレンジが選択された後、前記レンジ選択機構を前記他の位置で所定時間保持することで、前記Nレンジ以外の前記他のレンジが選択されることを特徴とするシフト装置。
  8. 変速機のNレンジ及び前記Nレンジ以外の1以上の他のレンジを選択するレンジ選択機構と、前記レンジ選択機構の動作後に前記レンジ選択機構が自動復帰するホーム位置と、前記レンジ選択機構を前記ホーム位置から所定の方向へ移動させた他の位置とを備えるシフト装置において、
    前記変速機は、前記レンジ選択機構によってPレンジが選択されて前記レンジ選択機構が前記ホーム位置にある状態で、前記レンジ選択機構を第1方向に移動させることでRレンジ又はDレンジが選択され、
    前記レンジ選択機構によって前記Rレンジ又はDレンジが選択された状態で、前記レンジ選択機構を前記第1方向とは異なる第2方向に移動させることでNレンジが選択されることを特徴とするシフト装置。
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