JP5622622B2 - 充電施設予約装置、方法及びシステム - Google Patents

充電施設予約装置、方法及びシステム Download PDF

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Description

本発明は、例えば電気自動車用の充電施設を予約するための装置、方法及びシステムに関するものである。
近年、環境保護の観点から、外部電源により充電可能な蓄電装置を備えた電気自動車やプラグインハイブリッド車が注目を集めている。これら電気自動車等に対して充電を行うために、駐車場、コンビニ、レストラン等に備えられた充電装置(以下、「充電施設」と総称する)が用いられる。
電気自動車等のインフラはまだ整備されておらず、ガソリンスタンドと比べると、充電施設の数は限られている。このため、電気自動車等が充電施設に到着したときに、充電施設が他の車両によって使用されている場合が多く、このような場合、当該充電施設が使用可能になるまで待機するか、あるいは、別の充電施設まで移動する必要があった。また、電気自動車等の充電時間は、一般的にガソリン車への給油時間よりも長いため、充電施設での待機時間が非常に長くなるという問題が生じていた。
そこで、特許文献1では、充電施設の位置情報と充電施設の利用可能情報とを、無線通信により電気自動車へ送信し、当該電気自動車の利用者によって選択された充電施設を予約することで、電気自動車が充電施設に到達してから直ちに充電を開始することを可能とする情報提供装置が開示されている。
また、特許文献2に記載の予約方法では、電気自動車の位置から検索した充電施設までの経路と到着時刻を計算し、到着予定時刻が予約時刻から大きく異なる場合には、予約時刻を修正し、あるいは、予約を取り消すようにしている。これにより、充電施設を効率的に運用することができる。
特開2003−262525号公報 特開2010−230615号公報
しかしながら、上記文献に記載の情報提供装置及び予約方法では、充電予約が先着順で受け付けられるため、予約なしで充電施設を利用する場合と実質的な差異がない。例えば、バッテリ残量に余裕がある電気自動車が充電施設を予約した直後に、同一の充電施設に対して、バッテリ残量が僅かな電気自動車からの充電予約が入ったとしても、後者に対しては充電施設が割り当てられることはなく、早急に充電を必要とする電気自動車が、より遠方の充電施設への移動を強いられるという状況が発生してしまう。
本発明は、上記に鑑みなされたものであり、複数の電気自動車の状況に応じて充電施設の予約を調整することにより、充電施設をより効果的に利用することを可能とする充電施設予約装置を提供することを目的とする。
本発明の充電施設予約装置は、車両から、バッテリ残量を含む車両情報と、前記充電施設への予約を要求する割当要求情報を受信する通信部と、前記バッテリ残量に基づき、前記車両への充電の優先度を示す優先度スコアを算出する優先度スコア算出部と、前記充電施設毎に、前記優先度スコアを前記車両の識別子と対応付けて記憶する充電要求割当テーブルと、前記車両からの前記割当要求情報を所定時間だけ受信した後、同一の前記充電施設に対する予約を行った前記車両が複数存在する場合には、当該複数の車両の中で前記優先度スコアが最も高い前記車両に対して、前記充電施設への予約を割り当てる予約割当処理を行う充電要求処理部を備えた構成を有する。
上記構成により、同一の充電施設に対する充電割り当ての要求が競合した場合に、優先度スコアに基づいて割り当てるべき車両を決定するようにしたから、例えば早急に充電を必要とする車両に対して充電施設を割り当てることができ、充電施設をより効率的に利用することが可能となる。
本発明の充電施設予約装置において、前記充電要求処理部は、前記充電要求割当テーブル内の前記優先度スコアが最上位である前記車両からの割当要求情報に対してのみ、前記充電施設を割り当てる優先割当処理を行った後、前記予約割当処理を行う。この構成により、優先度スコアが最も高い車両に対して充電施設を確実に割り当てることができる。
本発明の充電施設予約装置において、前記予約割当処理の前に、前記車両情報を所定時間だけ受け付ける予約受付処理を行うとともに、前記車両情報を発した前記車両に対して、充電予約が可能な充電施設のリストを送信する。この構成により、車両の運転手に対して、選択不能な充電施設を選択することを防止することができる。
本発明の充電施設予約装置において、前記車両情報は、前記車両の現在位置を示す現在位置情報を含み、さらに前記充電施設の位置情報を記憶する充電施設記憶部を備え、前記充電施設処理部は、前記充電施設の位置情報及び前記現在位置情報に基づいて前記車両と前記充電施設との距離を算出し、算出された距離が所定値以下である前記充電施設の情報のみを、受電予約が可能な充電施設のリストに含める構成を有する。この構成により、選択される可能性が少ない遠距離の充電施設を選択候補から除外することができ、充電施設の選択を効率よく行うことができる。
本発明の充電施設予約装置において、充電要求処理部は、前記予約割当処理を並列して行う複数の処理ユニットを備え、前記充電要求割当テーブルは、前記処理ユニットに対応して複数設けられている。この構成により、予約割当処理と充電要求受付処理を同時に行うことができ、処理効率の向上を図ることができる。
本発明の充電施設予約装置において、前記充電施設毎に設定された設定値及び/又は前記車両の優先度スコアに基づいて、前記充電施設における充電単価を算出する価格算出部と、前記車両ごとに、充電単価の上限値を示す上限単価を記憶する車両情報記憶部を備え、 前記充電要求処理部は、前記充電単価が前記上限単価よりも大きい充電施設に対しては充電予約を行わない構成を有する。この構成により、充電施設において、装置の稼働状況や利益率等の要素を考慮して、充電単価を設定することができるとともに、利用者が選択する可能性の少ない高額の充電施設を、例えば選択候補から除外することで、充電施設の選択を効率よく行うことができる。
本発明の充電施設予約装置において、前記充電要求処理部は、前記予約割当処理の前に、前記車両情報を所定時間だけ受け付ける予約受付処理を行うとともに、前記車両情報を発した前記車両に対して、充電予約が可能な充電施設のリストを、前記充電単価の情報とともに送信する。この構成により、充電予約が可能な充電施設の単価情報を、予約確定前に利用者に通知することができる。
本発明の充電施設予約装置において、前記充電要求処理部は、前記充電施設への予約を割り当てた前記車両に対応する情報を、前記充電要求割当テーブルから消去することを特徴とする。この構成により、割り当て済みの車両の優先度スコアが最も高いために、本来割り当てるべき車両に対して充電施設が割り当てられないといった状況をなくすことができる。
本発明の充電施設予約方法は、前記車両から、バッテリ残量を含む車両情報を受信するステップと、前記バッテリ残量に基づき、前記車両への充電の優先度を示す優先度スコアを算出するステップと、前記充電施設毎に、前記優先度スコアを前記車両の識別子と対応付けて、充電要求割当テーブルに記憶するステップと、前記充電施設への予約を要求する割当要求情報を受信するステップと、前記車両からの前記割当要求情報を所定時間だけ受信した後、同一の前記充電施設に対する予約を行った前記車両が複数存在する場合には、当該複数の車両の中で前記優先度スコアが最も高い前記車両に対して、前記充電施設への予約を割り当てる予約割当ステップとを備える。この構成により、例えば早急に充電を必要とする車両に対して充電施設を割り当てることができ、充電施設をより効率的に利用することが可能となる。
本発明の充電施設予約システムは、駆動用のバッテリが設けられた車両と、前記バッテリに対して充電を行うための充電施設を予約する予約調停サーバを備えており、前記車両は、前記バッテリの残量を検出するバッテリ残量検出部と、予約すべき充電施設を選択する選択部とを備え、前記予約調停サーバは、前記車両から、バッテリ残量を含む車両情報と、前記充電施設への予約を要求する割当要求情報を受信する通信部と、前記バッテリ残量に基づき、前記車両への充電の優先度を示す優先度スコアを算出する優先度スコア算出部と、前記充電施設毎に、前記優先度スコアを前記車両の識別子と対応付けて記憶する充電要求割当テーブルと、前記車両からの前記割当要求情報を所定時間だけ受信した後、同一の前記充電施設に対する予約を行った前記車両が複数存在する場合には、当該複数の車両の中で前記優先度スコアが最も高い前記車両に対して、前記充電施設への予約を割り当てる予約割当処理を行う充電要求処理部を備えた構成を有する。この構成によっても、上記と同様に、例えば早急に充電を必要とする車両に対して充電施設を割り当てることができ、充電施設をより効率的に利用することが可能となる。
本発明によれば、車両のバッテリ残量や、充電施設までの距離、充電単価などの情報に基づいて、充電を必要とする車両に対して優先的に充電施設を割り当てることができる。
本発明の実施形態に係る充電予約システムの構成を示す説明図 車両の構成を示すブロック図 予約調停サーバ及び充電施設の構成を示すブロック図 充電施設情報記憶部に記憶される情報の一例を示す説明図 利用者情報記憶部に記憶される情報の一例を示す説明図 車両割当テーブルに含まれる情報の一例を示す説明図 充電要求割当テーブルに含まれる情報の一例を示す説明図 メニュー画面の内容を示す説明図 充電予約調停処理の流れを示す説明図 充電予約受付処理の手順を示すフローチャート 優先割当処理の手順を示すフローチャート 充電施設選択画面の一例を示す説明図 充電施設選択画面の別の一例を示す説明図 一般割当処理の手順を示すフローチャート 割当決定処理の手順を示すフローチャート 割当通知処理の手順を示すフローチャート
本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る充電予約システムの構成を示す図である。充電予約システムは、複数の車両10−1,10−2,・・・10−mと、複数の充電施設12−1,12−2,・・・12−nと、予約調停サーバ14から構成される。予約調停サーバ14と充電施設12とは、有線または無線の通信回線16を介して接続されており、充電施設の情報や、予約確定の情報等を送受信する。また、予約調停サーバ14と車両10とは、無線の通信回線16を介して接続されており、充電を要求する情報や、充電施設の割当結果を示す情報などを送受信する。
図2は、車両10の構成を示すブロック図である。車両10は、例えば、電気自動車、プラグインハイブリッド車であり、駆動部20、バッテリ22、バッテリセンサ24及び車載端末装置26を備えている。
駆動部20は、図示しないモータ(ないしジェネレータ)と、駆動伝達機構と、駆動輪(車輪)とを備え、バッテリ22から供給される電力を受けてモータが駆動し、駆動伝達機構を介して、駆動力が駆動輪に伝達される。また、車両10の減速時には、モータがジェネレータとして機能し、車両10の駆動力を電気エネルギーとして回生し、発電された電力をバッテリ22に供給する。
バッテリ22は、駆動部20に電力を供給する蓄電装置であり、一般家庭に備えられた家庭用電源や、充電施設に備えられた充電用電源から電力の供給を受けて充電される。また、バッテリセンサ24は、例えば、バッテリ22の端子間電圧を検出する電圧センサと、バッテリ22に流れる充放電電流を検出する電流センサから構成され、これら電圧センサ及び電流センサで検出された端子間電圧及び充放電電流の測定値が、車載端末装置26に設けられたバッテリ残量検出部28に送られる。
車載端末装置26は、バッテリ残量検出部28、走行可能距離算出部30、通信部32、操作部34、GPS装置36、車速センサ38、方向センサ40、位置情報取得部42、地図DB44、経路案内部46、表示部48及びメモリ50を備える。
蓄電残量検出部28は、バッテリセンサ24から送られた電圧及び電流情報に基づいて、所定時間ごとにバッテリ22内の蓄電量(バッテリ残量)を算出する。本実施形態では、バッテリ残量の値は、完全に充電されたときの状態を「1」として、0から1の範囲内の値で定められる。なお、バッテリ残量は、公知の方法を用いて算出することができ、電圧情報、電流情報のいずれか一方に基づいて算出しても良い。また、バッテリ22の内部抵抗を測定して、バッテリ残量を算出しても良い。
走行可能距離算出部30は、バッテリ残量検出部28より受信したバッテリ残量情報(残量情報)に基づき、車両10が走行可能な距離(走行可能距離)を算出する。走行可能距離の算出方法としては、公知の方法を用いることができ、例えば、駆動部20の消費電力、路面状況、過去の走行データ等の情報に基づいて単位距離当たりの消費電力を算出し、この消費電力情報と残量情報とに基づいて、走行可能距離を算出することができる。
通信部32は、例えば無線通信モジュールであり、図1に示す通信ネットワーク16を介して、予約調停サーバ14との間で各種情報を送受信する。このような無線通信手段としては、例えば携帯電話網や無線WAN/LANを利用することができる。また、DSRCなど道路上に設置された通信装置との間で車路間通信を行うことで、予約調停サーバ14との間で情報の送受信を行っても良い。
操作部34は、例えばタッチパネル装置または操作ボタンであり、車載端末装置26をナビゲーション装置として利用する際、バッテリ22への充電を行うための充電施設12を予約する際、充電単価の上限値を設定する際に操作される。ここで、充電単価の上限値とは、車両10の利用者が許容する充電単価の上限値であり、後述する充電施設の予約の際に用いられる。
GPS装置36、車速センサ38、方向センサ40は、それぞれ、車両10の位置、速度、走行方位を検出するものであり、得られた位置情報、速度情報、走行方位情報は、位置情報取得部42に送られる。位置情報取得部42は、これらGPS装置36、車速センサ38、方向センサ40からの情報に基づき、車両10の現在位置(経度・緯度)を示す現在位置情報を取得する。また、地図DB44に記憶された道路データに基づき、公知のマップマッチング処理を行って、現在位置情報を補正しても良い。
地図DB44は、現在の道路状況を示す道路データと、ホテル、コンビニエンスストア、駅等の各種施設の名称及び位置を示す施設情報などの、地図を表示するためのデータ(地図データ)が記憶されている。また、地図DB44には、充電施設12の位置、名称等の情報が記憶されており、後述する充電施設12の予約の際に読み出される。
経路案内部46は、位置情報取得部42から送られる現在位置情報に基づき、車両10を中心とする一定範囲の地図データを、地図DB44から読み出して、これを表示部50へ送る。また、経路案内部46は、車載端末装置26がナビゲーション装置として利用されている場合は、利用者によって選択された目的地までの経路及び距離を算出し、経路情報及び目的地距離情報として出力する。
表示部48は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイが用いられ、経路案内部46から送られた地図データ及び現在位置データに基づき、車両10の現在位置を中心とした一定範囲の地図情報を表示するとともに、経路案内時には目的地までの経路情報もあわせて表示する。表示部48は、また、後述する充電施設の予約の際には、利用可能な充電施設を一覧表示する。
メモリ50は、車両10ごとに固有の識別番号(車両ID)、充電単価の上限値などの情報を記憶する不揮発性メモリと、現在の車両位置、走行可能距離、バッテリ残量、利用可能な充電施設情報等の情報を一時的に記憶する揮発性メモリとを備える。
図3は、充電施設12と予約調停サーバ14の構成を示すブロック図である。充電施設12は、通信部60、施設情報設定部62、予約情報記憶部64、充電装置66、及び充電制御部68を備える。通信部60は、公知の有線ないし無線通信モジュールであり、車両10及び充電施設12との間で、各種の情報を送受信する。
施設情報設定部62は、例えばパーソナルコンピュータ等の情報入力端末であり、施設名や充電単価係数といった情報が入力される。ここで、充電単価係数とは、単位容量あたりの充電価格を算出するために用いられる重み付け係数であり、この係数が高いほど、単位容量あたりの充電価格が高くなる。この充電単価係数は、充電施設12の運営者が、施設の予約状況、稼働率、他のサービス内容等の要素を考慮して、適宜定めることができる。なお、充電単価係数の代わりに、単位容量あたりの充電価格の情報を入力しても良い。
予約情報記憶部64は、充電施設12の予約状況を記憶するものであり、充電開始予定時間及び予定終了時間の情報が、充電予約を行った車両10の車両IDと対応付けて記憶される。
充電装置66は、車両10に備えられたコネクタに接続するための充電ケーブル、コネクタ、充電量・時間・価格等を表示するディスプレイと、充電開始ボタンが設けられている。また、充電装置66は、車両10と無線通信を行うための通信モジュールが設けられており、充電を行う車両10の車両IDを受信する。充電装置66は、単数であっても良いし、複数設けられていても良い。
充電制御部68は、充電装置66の動作制御を行うほか、車両10から受信された車両IDが、予約情報記憶部64に記憶された車両IDと同一であるか否かを判定して、車両IDが同一の場合にのみ、充電を許可する。また、充電制御部68は、充電時間及び充電単価に基づいて充電価格を算出するとともに、課金に必要な処理を行う。
予約調停サーバ14は、通信部70、充電施設情報記憶部72、車両情報記憶部74、優先度スコア算出部75、単価算出部76、充電要求処理部78、車両割当テーブル80、充電要求割当テーブル82、及び、メモリ84を備える。通信部70は、公知の有線ないし無線通信モジュールであり、車両10及び充電施設12との間で、各種の情報を送受信する。
充電施設情報記憶部72は、予約調停サーバ14と接続可能な全ての充電施設12の情報を記憶する。図4は、充電施設情報記憶部72に記憶された情報の一例を示したものであり、充電施設12の位置(経度、緯度)、施設名称、予約状況及び充電単価係数の情報が、施設IDに対応付けて記憶されている。ここで「予約状況」とは、一定時間内(例えば1時間以内)における充電施設12の予約状況を示したものであり、「予約済」とは、充電予約がなされていることを示している。この「予約済」の情報とともに、充電予約を行った車両10の車両IDを対応付けて記憶してもよい。これにより、車両10から予約取消要求がなされた場合に、充電施設12内の車両10が充電予約を行った車両と同一か否かを確認することができる。また、「仮予約」とは、後述する充電予約処理を行うため、一時的に充電施設12が予約されていることを示したものである。また、「空き」とは、「予約済」「仮予約」以外の状態を示したものであり、この「空き」状態の充電施設12のみに対して仮予約を行うことができる。
車両情報記憶部74は、予約調停サーバ14と接続可能な全ての車両10に関する情報を記憶する。図5は、車両情報記憶部74に記憶された情報の一例を示したものであり、車両の現在位置、バッテリ残量、走行可能距離、目的地までの距離、充電単価の上限情報が、車両IDに対応付けて記憶されている。なお、図5に示された各種の情報は、後述する充電要求とともに、車両10から予約調停サーバ14に送信される。なお、目的地までの距離情報は、車載端末装置26がカーナビゲーション装置として用いられている場合(すなわち、目的地までの経路が設定された場合)にのみ、車両10から予約調停サーバ14に送られる。また、充電単価の上限情報は、許容する充電単価の上限値を示したものであり、車両10の利用者によって適宜定められる。
優先度スコア算出部75は、車両10を充電施設12に割り当てるべき優先度を示した優先度スコアSを算出するものである。この優先度スコアSは、例えば次式により算出され、その値が大きいほど優先度が高いことが示される。
S=(D/R−(1−B))2+(1−B)・k
ここで、Rは充電施設を抽出する範囲を示す値であり、予約調停サーバ14において予め定められている。また、Dは車両10と充電施設12との距離であり、充電施設情報記憶部72に記憶された各充電施設12の位置情報と、車両情報記憶部74に記憶された車両10の現在位置情報に基づき、算出することができる。また、Bは車両情報記憶部74に記憶されたバッテリ残量、kは所定値である。
単価算出部76は、充電施設12における単位容量あたりの充電価格(充電単価)を、車両10ごとに算出するものであり、充電単価Pの算出方法については後述する。
充電要求処理部78は、車両10からの充電要求を受け付けた後、割り当てるべき充電施設12の候補を抽出して車両10に送信し、当該車両10の利用者によって選択された充電施設12の予約を確定する処理を行う。充電要求処理部78は、処理ユニット86とタイマ88を備える。
処理ユニット86は、複数の車両10からの充電要求を一定時間間隔で受け付けるとともに、複数の車両10から同一の充電施設12への予約がなされた場合は、優先度スコアが最も高い車両に対して、優先的に充電施設12を割り当てる。予約調停サーバ14は、複数の処理ユニット86を備えており(図9参照)、個々の処理ユニット86はそれぞれ独立して動作する。また、後述する車両割当テーブル80及び充電要求割当テーブル82は、処理ユニット86の数に対応して複数設けられている。
タイマ88は、後述する充電予約処理が開始されてからの時間を計時する。また、メモリ84は、車両10より受信した充電予約の情報や、処理ユニット86において決定された充電施設12の割当結果などの情報を、一時的に保存するものである。
図6は、車両割当テーブル80に記憶されている情報の一例を示したものである。車両割当テーブル80には、充電要求のあった車両10ごとに、当該車両の現在位置から所定距離Rの範囲内に存在する充電施設12について、施設IDと、車両10の優先度スコア(「スコア」)と、当該充電施設12における充電単価(「単価」)と、最優先情報(「優先」)とが記憶されている。
図7は、充電要求割当テーブル82に記憶された情報の一例を示したものであり、車両IDと優先度スコアの値が、充電施設IDに対応付けて記憶されている。また、充電要求割当テーブル82には、優先度スコアの高い順に車両IDの情報が並べられており、リストの最も上に配置されている車両IDが、優先度スコアが第1位の車両10、すなわち最優先で充電施設12を割り当てるべき車両であることが示される。例えば、図7の例では、施設IDが「00001」の充電施設12において、車両IDが「03453」で示される車両10の優先度スコアが第1位であり、車両IDが「00604」及び「25810」で示される車両の優先度スコアが、それぞれ第2位、第3位であることが示されている。
ここで、図6の車両割当テーブル80に含まれる充電単価Pは、単価算出部76において例えば次式で算出される。
P=(1+(S0−Su)・n・p)・A
上式において、Aは予約調停サーバ14で予め定められた基本単価、nは充電要求割当テーブル82にリストされた車両数(すなわち、充電要求を発した車両10の数)、pは充電施設12ごとに定められた充電単価係数、S0は充電要求割当テーブル82内の優先度スコアの最大値、Suは当該利用者IDの優先度スコアの値である。すなわち、本実施形態では、充電施設12への予約が可能な車両数と、優先度スコアの値と、充電単価係数の値に基づいて、個々の充電施設12における車両10への充電価格の値が変動する。
また、図6の割当テーブルのうち、「優先」で示される情報は、各充電施設12において、車両10の優先度スコアが第1位であるか否かを示す情報であり、「○」で示される充電施設12に対しては、優先度スコアが第1位(すなわち、最優先であると判定される車両)であることが示されている。すなわち、図6の例では、利用者ID「00001」に対応するユーザに対しては、施設IDが「00123」「24680」に対応する充電施設の仮割当リスト(充電要求割当テーブル82)においては、第1位の車両であることが示される。
以下、上記構成による充電施設予約システムの動作について説明する。図8は、車両10の表示部48に表示されるメニュー画面を示したものであり、目的地設定ボタン100、地図表示ボタン102,バッテリ状態表示ボタン104及び充電要求ボタン106が設けられている。目的地設定ボタン100は、車載端末装置26をカーナビゲーション装置として利用するために操作され、利用者により設定された目的地への経路情報を、地図画像と重ねて表示する。地図表示ボタン102は、自車両を中心とした一定範囲の地図画像を表示するために用いられる。また、バッテリ状態表示ボタン104は、バッテリ残量、走行距離、走行可能距離、燃費(単位電力当たりの走行距離)等の情報を表示する。充電要求ボタン106は、車両10の利用者が充電施設12を予約する際に操作され、車両ID、現在位置、バッテリ残量、走行可能距離、目的地、単価上限の情報を含む充電要求を、予約調停サーバ14へ送信する。
図9は、本実施形態における充電予約処理の流れを示した説明図である。充電予約処理は、車両10からの充電要求を受け付ける予約受付処理、優先度スコアが最も高い車両10に対して優先的に充電施設を割り当てる優先割当処理、複数の車両10からの充電予約が競合した場合に優先度の大小に応じて充電施設を割り当てる一般割当処理、及び、充電施設12に対して割当結果を送信して予約の確定を行う割当通知処理を含む。
充電予約処理を構成する各処理は、処理時間T単位で定義されるが、個々の処理を複数回繰り返して行うことができる。例えば、図9の例では、予約受付処理、優先割当処理及び割当通知処理については1回ずつ行われ、一般割当処理については2回繰り返して行われるので、充電予約処理の周期は時間5Tとなる。
また、充電要求処理部78における処理ユニット86の数は、充電予約処理全体に要する処理時間に応じて定められる。図9の例では、充電予約処理の全体が終了するまでに5Tかかることから、処理ユニット86が5つ設けられている。そして、各処理ユニット1〜5において、予約受付処理、優先割当処理、一般割当処理及び割当通知処理が、並列的に行われる。これにより、ある処理ユニットにおいて充電施設12への割当処理を行っている間、他の処理ユニットにおいて充電予約を受け付けることができるため、充電予約処理を効率良く行うことができる。
予約受付処理のフローチャートを図10に示す。充電予約処理が開始されると、予約調停サーバ14は、車両10より充電要求が送信されたか否かを検出する(S10)。予約調停サーバ14が充電要求を受信すると、充電要求に含まれる情報(車両10の利用者ID、現在位置、バッテリ残量、走行可能距離情報、目的地までの距離情報及び単価上限情報)を車両情報記憶部74に記憶することで、車両情報を更新する(S11)。
次に、充電要求処理部78の処理ユニット86は、充電要求を送信した車両10の現在位置情報と、充電施設情報記憶部72に記憶された充電施設12の情報より、充電要求を発した車両10から所定距離Rの範囲内に、利用状態が「空き」となっている充電施設12が存在するか否かを検出する(S12)。そして、所定距離R内に充電施設12が存在する場合(ステップS13において「Y」)、抽出された充電施設12の利用状態を「仮予約」と変更するとともに、検出された充電施設12の情報と、充電要求を発した車両10の情報に基づき、充電施設12ごとの優先度スコアを算出する(S14)。算出された優先度スコアの情報は、車両割当テーブル80及び充電要求割当テーブル82の対応する領域に記憶される(S15)。また、処理ユニット86は、充電要求割当テーブル82を参照して、優先度スコアが最大値を示す車両を抽出し、対応する車両割当テーブル80の「優先」情報を更新する。
一方、充電施設12が所定距離内に存在しない場合(ステップS13において「N」)、ステップS16に移り、処理ユニット86は、充電要求を発した車両10に対して、付近に充電施設が存在しない旨の情報を送信する。これにより、車両10の表示部48に、付近に充電施設が存在しない旨が表示され、当該車両10の運転手に通知される。
割当テーブル80,82が更新される(あるいは、充電施設が存在しない旨の通知が出される)と、処理ユニット86は、タイマ88を参照して、充電予約処理が開始してから所定時間Tが経過したか否かを判定する(S17)。時間Tが経過していない場合は、ステップS10に戻り、別の車両10から充電要求があるか否かを検出する。一方、時間Tが経過した場合は、予約受付処理を終了し、優先割当処理に移行する。
図11は、優先割当処理の動作を示すフローチャートである。処理ユニット86は、車両割当テーブル80及び充電要求割当テーブル82に記憶された各種情報に基づき、充電施設及び利用者毎に充電単価を算出する(S20)。
次に、処理ユニット86は、算出された「単価」の値が、車両情報記憶部74に記憶された「単価上限」の値を超えているか否かを検出し、単価上限を超えていない場合には、対応する車両割当テーブルの「単価」情報を更新する。一方、処理ユニット86は、算出された「単価」の値が、単価上限を超えている場合は、対応する車両割当テーブル80の情報を削除する(S21)。例えば、図6の例において、利用者ID「00001」に対応する単価上限が「20.0」である場合は、施設ID「03456」に対応する情報を、車両割当テーブル80より削除する。これにより、充電単価が高く、利用者が選択しないことが確実な充電施設12を、予め除外することができる。
その後、処理ユニット86は、充電要求を発した車両10に対し、車両割当テーブル80に記憶された施設ID、単価情報、優先情報と、処理ユニット86の識別情報を送信する(S22)。なお、これら充電単価の算出、割当テーブルの更新及び充電施設等の情報送信の各処理(ステップS20〜22)は、必ずしも優先割当処理において行われる必要はなく、予約受付処理において行っても良い。
これらの情報を受信した車両10は、地図DB44を参照して、施設IDに対応する住所、施設名の情報を抽出し、車両10の現在位置からの距離を算出し、現在のバッテリ残量と単価情報から充電価格を算出する。そして、車両10の表示部48は、図12に示す充電施設選択画面を表示する。
図12に示す充電施設選択画面には、充電予約が可能な充電施設12の住所、名称、現在位置からの距離、充電価格の情報を含む選択ボタン108,110が、例えば距離順に並べて表示されている。また、優先度スコアが第1位の充電施設12(図12の例では、「リストランテ○△」)の選択ボタン110に対して、例えばハイライト表示することで、優先度が最も高く、必ず予約できる充電施設であることを、利用者に確実に伝達することができる。
また、充電施設選択画面は、距離、価格及び地図の3つの表示モードを備えており、選択タブ112を操作することで切り替えて表示することができる。価格のタブが選択されると、選択ボタンが、充電価格が小さい順に表示される。また、地図のタブが選択されると、地図画面上に充電施設の情報が表示される。図13は、地図のタブが選択されたときの充電施設選択画面の例を示したものであり、地図画面上に、自車両10を示すマーク120と、充電施設を示すマーク122,124と、充電施設名及び充電価格を示す情報ボックス126,128が表示される。これにより、利用者は充電施設12の位置及び距離を直感的に認識することができる。なお、この表示モードにおいても、優先度スコアが第1位の充電施設に対応するマーク124及び/または情報ボックス128をハイライト表示させても良い。
図11において、利用者(車両10の運転手等)が、充電施設選択画面から所望の充電施設12を選択する。充電施設12の選択は、例えば第1希望、第2希望というように、複数の充電施設12を選択することができる。充電施設12が選択されると、選択された充電施設12の識別ID(第1希望及び第2希望)と、車両IDと、処理ユニット86の識別情報を含む割当要求が、車両10から予約調停サーバ14へ送信される。予約調停サーバ14が割当要求を受信すると(S23)、割当要求に対応する処理ユニット86は、車両割当テーブル80を参照し、選択された充電施設に対する優先度スコアが第1位である場合には(S24)、当該車両10に対して、選択された充電施設12を割り当てる(S25)。そして、当該車両10に対応する車両割当テーブル80及び充電要求割当テーブル82の情報を削除することで、割当テーブルを更新する(S26)。また、処理ユニット86は、充電施設情報記憶部72の予約「状況」の情報を、「仮予約」から「予約済」へ変更する。これにより、他の処理ユニット86において、当該充電施設が予約済みとなったことを認識することができる。
一方、選択された充電施設に対応する優先度スコアが第1位でない場合には、充電施設12の割り当てを決定することなく、割当要求の情報をメモリ84に保存する(S27)。これにより、優先割当処理においては、優先度スコアが第1位の利用者に対してのみ、充電施設12への割り当てを確実に行うことができるので、例えば、直ちに充電が必要となる車両10に対して、優先的に充電施設12を割り当てることが可能となる。
その後、処理ユニット86は、タイマ88を参照して、充電予約処理が開始してから時間2Tが経過したか否かを検出する(S28)。時間2Tが経過していない場合は、ステップS23に戻り、別の車両10より割当要求が受信されたか否かを検出する。一方、時間2Tが経過した場合は、優先割当処理を終了し、一般割当処理に移行する。
図14は、一般割当処理の動作を示すフローチャートである。まず、処理ユニット86は、優先割当処理において優先度スコアが第1位でなかったために充電施設12への割り当てがなされなかった割当要求に対して、充電施設12を割り当てるための割当決定処理を行う(S30)。
図15は、割当決定処理の動作を示すフローチャートである。処理ユニット86は、メモリ84に記憶されている割当要求の情報を読み出す(S40。以下、このステップで抽出された割当要求を、「処理対象割当要求」という)。そして、処理ユニット86は、処理対象割当要求に含まれる第1希望の充電施設の情報を抽出した後、これと同じ充電施設を選択している他の全ての割当要求の情報を読み出す(S41)。そして、処理ユニット86は、読み出された割当要求が複数であるか否か(すなわち、ある充電施設12が複数の車両10によって選択されているか否か)を判定する(S42)。
割当要求が1つのみ、すなわち、充電施設12を選択した車両が1つのみであった場合(ステップS42において「N」)、ステップS43に移行し、処理対象割当要求に対応する車両10に対して充電施設12を割り当てるとともに、当該車両10に対して、選択した充電施設12が割り当てられた旨の通知を行う(S43)。これにより、車両10の運転手は、自らが選択した充電施設を予約できたことを認識することができる。そして、処理ユニット86は、充電施設が割り当てられた車両10に対応する車両割当テーブル80及び充電要求割当テーブル82の情報を削除することで、割当テーブルを更新する(S44)。これにより、割り当て済みの車両10の優先度スコアが上位にあるために、本来割り当てるべき車両に対して充電施設12が割り当てられなくなることを防止することができる。
一方、割当要求が複数存在する場合(すなわち、ある充電施設12を選択した車両10が複数存在する場合)は、ステップS45に移行する。そして、処理ユニット86は、充電施設割当テーブル86を参照して、これら複数の割当要求のうち、処理対象割当要求に対応する車両10の優先度スコアが最上位であるか否か(すなわち、競合する複数の車両のなかで、最も優先度スコアが高いか否か)を判定する。その結果、処理対象割当要求に対応する車両10の優先度スコアが最上位である場合は、ステップS43に移って、処理対象割当要求に対応する車両10に対して充電施設12を割り当てるとともに、当該車両10に対して、選択した充電施設12が割り当てられた旨の通知を行う(S43)。
これに対し、処理対象割当要求に対応する車両10の優先度スコアが最上位でない場合は、処理ユニット86は、処理対象割当要求に対応する車両10に対し、第1希望の充電施設12を割り当てることができないと判断し、第2希望の充電施設12を割り当てることができるか否かを判断する。すなわち、処理ユニット86は、第2希望の充電施設12を選択している他の全ての割当要求の情報を読み出し(S46)、読み出された割当要求が複数であるか否かを判定する(S47)。
第2希望の充電施設を選択した割当要求が1つのみであった場合(ステップS47において「N」)、ステップS43に移行し、処理対象割当要求に対応する車両IDに対して充電施設12を割り当てるとともに、当該車両10に対して、選択した充電施設12が割り当てられた旨の通知を行い、割当テーブルを更新する(S44)。
一方、第2希望の充電施設を選択した割当要求が複数存在する場合、ステップS48に移って、処理対象割当要求に対応する車両10の優先度スコアが最上位であるか否かを判定する。その結果、処理対象割当要求に対応する車両10の優先度スコアが最上位である場合は、ステップS43に移って、処理対象割当要求に対応する車両IDに対して充電施設を割り当てるとともに、当該車両10に対して、選択した充電施設が割り当てられた旨の通知を行い、割当テーブルを更新する(S44)。
これに対し、処理対象割当要求に対応する車両IDの優先度スコアが最上位でない場合は、処理ユニット86は、処理対象割当要求に対応する車両10に対し、充電施設12を割り当てることができない旨の通知を行う(S49)。これにより、通知を受信した車両10の運転手に対し、別の充電施設12を選択するよう促すことができる。
その後、処理ユニット86は、処理対象割当要求をメモリ84から消去するとともに、メモリ84内に他の割当要求の情報が残っているか否か(すなわち、全ての割当要求が処理されたか否か)を判定し(S50)、割当要求が残っている場合は、ステップS40に戻って、再び割当処理を行う。一方、全ての割当要求が処理された場合(ステップS50において「Y」)は、割当決定処理を終了する。このとき、メモリ84に記憶されていた割当情報は、全て消去されている。
図14に戻って、優先割当処理時に受信していた割当要求に対して割当決定処理(S30)を行った後、処理ユニット86は、車両10から割当要求が受信されたか否かを検出し(S31)、受信された割当要求をメモリ84に記憶する(S32)。そして、処理ユニット86は、タイマ88を参照して、予約割当処理が開始してから時間3Tが経過したことを検出すると(S33)、ステップS34に移って、メモリ84内に記憶されている割当要求に対して、割当決定処理を行う。これにより、時間2Tから3Tの間に受信した全ての割当要求に対して、先着順ではなく優先度スコアに従って割当処理が行われるから、早急に充電を必要とする車両10に対して充電施設を確保することができる。したがって、充電施設を効果的に割り当てることができる。
割当決定処理の後、処理ユニット86は、上述したのと同様の処理を、繰り返して行う。すなわち、処理ユニット86は、時間4Tが経過するまで、車両10からの割当要求を受信する(S35〜S37)。そして、処理ユニット86は、時間3Tから4Tの間に受信した割当要求に対して、割当決定処理を行う(S38)。これにより、先着順ではなく優先度スコアに従って割当処理が行われ、早急に充電を必要とする車両10に対して充電施設を確保することができる。
割当決定処理(S38)が終了すると、一般割当処理が終了し、割当通知処理へ移行する。図16は、割当通知処理の動作を示すフローチャートである。処理ユニット86は、まず、割り当てが確定した充電施設12に対して、充電予約を行った車両の車両IDと、当該車両IDに対応する充電単価の情報を送信する(S60)。これら情報を受信した充電施設12は、充電予約を行った車両IDの情報と、充電単価の情報とを、予約情報記憶部64に記憶する。これにより、充電予約が完了する。
その後、処理ユニット86は、再び予約受付処理を行うために、車両割当テーブル80及び充電要求割当テーブル82をリセットする(S61)。また、処理ユニット86は、予約がなされなかった充電施設に対して、充電施設情報記憶部72の予約「状況」の情報を、「仮予約」から「空き」に変更する。これにより、別の処理ユニット86において、「空き」となった充電施設に対する予約の割り当てが可能となる。そして、処理ユニット86は、タイマ88を参照して時間T5が経過したか否かを判定し(S64)、時間T5が経過した場合に、再び予約受付処理へ移行する。
この割当通知処理中に、車両10から割当要求を受信した場合(S62)、既に割当処理は終了していることから、処理ユニット86は、割当要求を送信してきた車両10に対して、受付時間外である旨の情報を通知する(S63)。これにより、通知を受けた車両10において、選択した充電施設の予約ができなかったことを認識することができ、早急に充電要求を再送信することができる。
上記実施形態では、単独の予約調停サーバにおいて充電予約を処理する例について説明しているが、複数の予約調停サーバを用いて充電予約を処理しても良い。この場合は、例えば、個々の予約調停サーバは所定のエリア内に存在する充電施設を統括的に管理するとともに、個々の予約調停サーバを識別する識別子が設けられる。充電要求を行う車両10は、現在位置情報に基づき、当該車両の現在位置を統括する予約調停サーバにアクセスすることにより、予約処理を行うことができる。
上記実施形態では、各充電施設において単価係数の情報を入力しているが、その他にも、当該充電施設の広告情報を入力できるようにしてもよい。この広告情報は、予約調停サーバ14の充電施設情報記憶部74に記憶され、選択可能な充電施設の情報を車両10に通知する際に、あわせて送信される。これにより、車両10の表示部48に、選択可能な充電施設の情報とともに当該充電施設の広告が表示されるので、充電施設への集客効果を高めることができる。
また、上記実施形態において示した優先度スコア及び充電単価の算出式は、一つの例であって、これに限られることはなく、算出式及びパラメータを適宜変更することができる。また、上記実施形態では、車両の優先度スコアに応じて充電単価を変更しているが、車両10の優先度スコアにかかわらず、充電単価を共通としても良い。
上記実施形態では、予約受付処理、優先割当処理、一般割当処理の順番で処理を行っているが、予約受付処理及び/または優先割当処理を省略しても良い。たとえば、予約可能な充電施設のリストを表示することなく、車両10の利用者が充電施設を特定して、割当要求を送信しても良い。また、優先割当処理を行うことなく、予約受付処理が終了したら直ちに一般割当処理に移行しても良い。あるいは、一般割当処理のみを行うようにしても良い。
上記実施形態では、各車両において、第2希望までの充電施設を選択できるようにしているが、本発明はこれに限られることはなく、3つ以上の充電施設を選択してもよいし、充電施設を1つのみ選択可能としても良い。また、充電施設の選択を自動で行っても良く、例えば、優先度スコアが最も高い充電施設、充電料金が最も安い充電施設、あるいは、自車両から最も近い場所にある充電施設を自動で選択することができる。
また、上記実施形態では、充電予約処理の処理ステップ数に応じて複数の処理ユニットが設けられているが、処理ユニットを単数としても良い。これにより、予約調停サーバのコスト減を図ることができる。
上記実施形態では、充電要求を発した車両から所定距離の範囲内に充電施設が存在しない場合には、その旨を車両の運転手に通知しているが、充電施設が存在しない旨の情報を受信した車載端末装置において、自動的に充電要求を再送しても良い。あるいは、充電施設が存在しない旨の情報を車両に送信せずに、次に予約受付処理を行う処理ユニットに、充電要求を受け渡しても良い。この場合は、充電要求を受け取った処理ユニットにおいて、当該充電要求に対応する車両に対して、現在位置を問い合わせることで、車両の現在位置情報を更新する。これらの方法によれば、車両の運転手において、充電要求を再送する手間をなくすことが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、車両のバッテリ残量や、充電施設までの距離、充電単価などの情報に基づいて、充電を必要とする車両に対して優先的に充電施設を割り当てることができ、例えば電気自動車用の充電予約処理システムとして有用である。
10 車両
12 充電施設
14 予約調停サーバ
22 バッテリ
26 車載端末装置
28 バッテリ残量検出部
30 走行可能距離算出部
42 位置情報取得部
72 充電施設情報記憶部
74 車両情報記憶部
78 充電要求処理部
80 車両割当テーブル
82 充電要求割当テーブル
86 処理ユニット

Claims (10)

  1. 車両に備えられたバッテリに対して充電を行うための充電施設を予約する装置であって、
    前記車両から、バッテリ残量を含む車両情報と、前記充電施設への予約を要求する割当要求情報を受信する通信部と、
    前記バッテリ残量に基づき、前記車両への充電の優先度を示す優先度スコアを算出する優先度スコア算出部と、
    前記充電施設毎に、前記優先度スコアを前記車両の識別子と対応付けて記憶する充電要求割当テーブルと、
    前記車両からの前記割当要求情報を所定時間だけ受信した後、同一の前記充電施設に対する予約を行った前記車両が複数存在する場合には、当該複数の車両の中で前記優先度スコアが最も高い前記車両に対して、前記充電施設への予約を割り当てる予約割当処理を行う充電要求処理部を備え
    前記充電要求処理部は、前記充電要求割当テーブル内の前記優先度スコアが最上位である前記車両からの割当要求情報に対してのみ、前記充電施設への予約を割り当てる優先割当処理を行った後、前記予約割当処理を行うことを特徴とする充電施設予約装置。
  2. 前記予約割当処理の前に、前記車両情報を所定時間だけ受け付ける予約受付処理を行うとともに、前記車両情報を発した前記車両に対して、充電予約が可能な充電施設のリストを送信することを特徴とする、請求項1記載の充電施設予約装置。
  3. 前記車両情報は、前記車両の現在位置を示す現在位置情報を含み、
    前記充電施設の位置情報を記憶する充電施設記憶部を備え、
    前記充電要求処理部は、前記充電施設の位置情報及び前記現在位置情報に基づいて前記車両と前記充電施設との距離を算出し、算出された距離が所定値以下である前記充電施設の情報のみを、受電予約が可能な充電施設のリストに含めることを特徴とする請求項記載の充電施設予約装置。
  4. 前記充電要求処理部は、前記予約割当処理を並列して行う複数の処理ユニットを備え、
    前記充電要求割当テーブルは、前記処理ユニットに対応して複数設けられていることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の充電施設予約装置。
  5. 前記充電施設毎に設定された設定値及び/又は前記車両の優先度スコアに基づいて、前記充電施設における充電単価を算出する価格算出部と、
    前記車両ごとに、充電単価の上限値を示す上限単価を記憶する車両情報記憶部を備え、
    前記充電要求処理部は、前記充電単価が前記上限単価よりも大きい充電施設に対しては充電予約を行わないことを特徴とする、請求項1記載の充電施設予約装置。
  6. 前記充電要求処理部は、前記予約割当処理の前に、前記車両情報を所定時間だけ受け付ける予約受付処理を行うとともに、前記車両情報を発した前記車両に対して、充電予約が可能な充電施設のリストを、前記充電単価の情報とともに送信することを特徴とする請求項記載の充電施設予約装置。
  7. 前記充電要求処理部は、前記充電施設への予約を割り当てた前記車両に対応する情報を、
    前記充電要求割当テーブルから消去することを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の充電施設予約装置。
  8. 車両に備えられたバッテリに対して充電を行うための充電施設を予約する方法であって、
    前記車両から、バッテリ残量を含む車両情報を受信するステップと、
    前記バッテリ残量に基づき、前記車両への充電の優先度を示す優先度スコアを算出するステップと、
    前記充電施設毎に、前記優先度スコアを前記車両の識別子と対応付けて、充電要求割当テーブルに記憶するステップと、
    前記充電施設への予約を要求する割当要求情報を受信するステップと、
    前記充電要求割当テーブル内の前記優先度スコアが最上位である前記車両からの割当要求情報に対してのみ、前記充電施設への予約を割り当てる優先割当ステップと、
    前記車両からの前記割当要求情報を所定時間だけ受信した後、同一の前記充電施設に対する予約を行った前記車両が複数存在する場合には、当該複数の車両の中で前記優先度スコアが最も高い前記車両に対して、前記充電施設への予約を割り当てる予約割当ステップとを備えたことを特徴とする充電施設予約方法。
  9. 車両に備えられたバッテリに対して充電を行うための充電施設を予約する方法であって、
    前記車両から、バッテリ残量を含む車両情報を所定時間だけ受信するステップと、
    前記バッテリ残量に基づき、前記車両への充電の優先度を示す優先度スコアを算出するステップと、
    前記充電施設毎に、前記優先度スコアを前記車両の識別子と対応付けて、充電要求割当テーブルに記憶するステップと、
    前記車両情報を発した前記車両に対して、充電予約が可能な充電施設のリストを送信するステップと、
    前記充電施設への予約を要求する割当要求情報を所定時間だけ受信するステップと、
    前記充電要求割当テーブル内の前記優先度スコアが最上位である前記車両からの割当要求情報に対してのみ、前記充電施設への予約を割り当てる優先割当ステップと、
    同一の前記充電施設に対する予約を行った前記車両が複数存在する場合には、当該複数の車両の中で前記優先度スコアが最も高い前記車両に対して、前記充電施設への予約を割り当てる予約割当ステップとを備えたことを特徴とする充電施設予約方法。
  10. 駆動用のバッテリが設けられた車両と、前記バッテリに対して充電を行うための充電施設を予約する予約調停サーバを備えたシステムであって、
    前記車両は、
    前記バッテリの残量を検出するバッテリ残量検出部と、
    予約すべき充電施設を選択する選択部とを備え、
    前記予約調停サーバは、
    前記車両から、バッテリ残量を含む車両情報と、前記充電施設への予約を要求する割当要求情報を受信する通信部と、
    前記バッテリ残量に基づき、前記車両への充電の優先度を示す優先度スコアを算出する優先度スコア算出部と、
    前記充電施設毎に、前記優先度スコアを前記車両の識別子と対応付けて記憶する充電要求割当テーブルと、
    前記車両からの前記割当要求情報を所定時間だけ受信した後、同一の前記充電施設に対する予約を行った前記車両が複数存在する場合には、当該複数の車両の中で前記優先度スコアが最も高い前記車両に対して、前記充電施設への予約を割り当てる予約割当処理を行う充電要求処理部を備え
    前記充電要求処理部は、前記充電要求割当テーブル内の前記優先度スコアが最上位である前記車両からの割当要求情報に対してのみ、前記充電施設への予約を割り当てる優先割当処理を行った後、前記予約割当処理を行うことを特徴とする充電施設予約システム。


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