JP5620790B2 - レーザ加工装置及びレーザ加工装置の制御方法 - Google Patents
レーザ加工装置及びレーザ加工装置の制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5620790B2 JP5620790B2 JP2010244727A JP2010244727A JP5620790B2 JP 5620790 B2 JP5620790 B2 JP 5620790B2 JP 2010244727 A JP2010244727 A JP 2010244727A JP 2010244727 A JP2010244727 A JP 2010244727A JP 5620790 B2 JP5620790 B2 JP 5620790B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- printing section
- command signal
- output timing
- processing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
そこで、特許文献1に開示されるレーザ加工装置では、レーザ光の出力レベルに応じたずらし時間を設定し、そのずらし時間分先行してオン指令信号を出力することにより、レーザ照射応答特性を相殺して加工品質を維持するようにしている。
特許文献1に開示されたレーザ加工装置では、レーザ光の出力レベルに応じたずらし時間を設定しているが、非印字区間の距離に応じたずらし時間を設定する思想は開示されていない。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のレーザ加工装置において、前記第三の演算部は、前記非印字区間に続く印字開始点を基準として前記オン指令信号の出力タイミングを演算することを要旨とする。
請求項4の発明は、請求項1又は2に記載のレーザ加工装置において、前記第三の演算部は、前記印字区間の終点を基準として、該印字区間に続く非印字区間上で出力される前記オン指令信号の出力タイミングを演算することを要旨とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレーザ加工装置において、前記出力タイミング調整手段は、前記非印字区間の距離と印字区間のレーザ光強度とに基づいて、前記オン指令信号の出力タイミングを調整することを要旨とする。
レーザ出射ユニット1の制御部2には、コンソールCSの操作に基づいて、マーキング情報が設定される。マーキング情報は、印字区間及び非印字区間の走査データ、印字区間のレーザ光出力レベルを設定するデータ、レーザ光の出力開始位置の座標データ、印字区間及び非印字区間の走査速度を設定するデータ等であり、設定された各データがメモリ3に格納されている。走査速度は、例えば加工対象物の材質に応じて変更する。
前記ドライバ4b,4cは、前記オン指令信号S2,S3に基づいて第二及び第三の励起用半導体レーザ6a,6bを駆動する。第二及び第三の励起用半導体レーザ6b,6cは、発振波長が後記第二の希土類ドープ光ファイバ12の希土類元素を励起するために適した値に設定されている。
前記レーザ増幅器14は、第二の希土類ドープ光ファイバ12を備えている。この第二の希土類ドープ光ファイバ12は、希土類元素(例えばイットリビウムYb)を含むガラスファイバである。
前記制御部2は、レーザ加工動作に先立って、コンソールCSから入力される文字、図形等のデータに基づき、当該文字、図形等を線要素に分解し、各線要素毎に始点、中点及び終点を含む所定間隔毎の複数の点についてそれぞれ座標データを生成し、メモリ3に格納する。
また、前記座標データには前記オン指令信号S2,S3を出力させるためのオン指令データが設定されている。そして、前記制御部2は、メモリ3から読み出した座標データにオン指令データが付加されている場合には、その座標データに応じた制御信号S4を走査制御部22に出力するとともに、オン指令信号S2,S3をドライバ4b,4cに出力する。
前記制御部2は、非印字区間に続いて印字を開始する際、前記オン指令信号S2,S3の出力タイミングを調整する機能を備えている。図7に示す文字を印字する場合、P1を印字開始点とすると、印字するための走査順は各文字を一筆書きするように、P1→P3→P4→P2→P3→P4→P5→P5となる。すると、P2→P3と、P4→P5は印字区間の間に位置する非印字区間である。
図2は、図4に示す数値データに基づいて、前記出射停止時間Toffと立上時間との関係をグラフ化したものである。制御部2は、前記出射停止時間Toffと立上時間との数値データに基づいて関係近似曲線K1を得るための近似補正式を演算し、任意の出射停止時間Toffに対する立上時間を演算可能となっている。
図6は、このレーザ加工装置での印字処理動作時における制御部2の動作を示す。コンソールCSの操作に基づいてマーキング情報が設定され、そのマーキング情報に基づいて印字動作が開始されると、制御部2はマーキング情報に基づいて印字区間及び非印字区間の座標データ(ベクトルデータ)を作成する(ステップ11)。
(1)非印字区間に続いて印字区間を印字するとき、印字開始位置の印字欠けの発生を防止することができる。
(2)非印字区間の距離に応じて、オン指令信号S2,S3の出力タイミングを最適に調整することができる。
(3)非印字区間の距離に応じて、オン指令信号S2,S3の出力タイミングを制御部2で自動的に演算して走査データに付加することができる。
・非印字区間の距離に応じた始点補正値を、あらかじめ設定されたテーブルから読み出すようにしてもよい。
・非印字区間の距離に応じた始点補正値に対し、さらに加工対象物Wを印字するレーザ光の光強度に応じた補正を加えてもよい。すなわち、非印字区間に続いて印字区間を印字するとき、印字開始位置のレーザ光の強度が低いほど遅れ時間が大きくなるので、図4に示す立上時間にレーザ光の強度に基づく遅れ時間を加え、その立上時間に基づいて視点補正値を演算するようにしてもよい。
・非印字区間の距離が一定値以下であれば、オン指令信号の出力タイミングを補正する処理を省略してもよい。例えば図4において、ジャンプ距離が約2000ピクセル以下では、始点補正値が0となるので、ジャンプ距離が2000ピクセル未満の場合には始点補正値を演算する処理を行わず、2000ピクセル以上の場合に始点補正値を演算する処理を行うようにしてもよい。この結果、ジャンプ距離が短い場合には、制御部2の負荷を軽減して、印字動作を高速化することができる。
・非印字区間の線分については、座標データを所定間隔毎に生成する処理を省略してもよい。この場合には、始点補正値を印字開始位置から逆算して設定することができないため、印字区間の印字終了時刻から所定時間後にオン指令信号を出力するように設定して、非印字区間の印字開始位置の走査に先立ってオン指令信号を出力するようにしてもよい。
・印字位置の走査を開始する走査始点から印字開始点までの間のオン指令信号のオフ時間に基づいて、印字開始点の走査タイミングに先立ってオン指令信号を出力する始点補正値を演算するようにしてもよい。
前記第一〜第三の演算部は、数値データに基づいて補正式を算出し、該補正式に基づいて前記オン指令信号の出力タイミングを演算する。
Claims (6)
- オン指令信号に基づいて、加工対象物を加工可能とした光強度のレーザ光を出射するレーザ出射手段と、
前記加工対象物上で前記レーザ光の照射点を走査して、前記加工対象物を印字するヘッドユニットと、
マーキング情報に基づいて前記オン指令信号の出力タイミングデータを生成する制御部と
を備えたレーザ加工装置において、
前記制御部には、
前記マーキング情報に基づいて、非印字区間の距離を算出する距離算出手段と、
前記非印字区間の距離に基づいて、前記オン指令信号の出力タイミングを調整する出力タイミング調整手段とを備え、
前記出力タイミング調整手段は、
前記非印字区間の距離に基づいて前記レーザ光の出射停止時間を演算する第一の演算部と、
前記出射停止時間に基づく前記レーザ出射手段の出射遅れ時間を算出する第二の演算部と、
前記出射遅れ時間を相殺するように、前記オン指令信号の出力タイミングを演算する第三の演算部と
を備えたことを特徴とするレーザ加工装置。 - 請求項1に記載のレーザ加工装置において、
前記出力タイミング調整手段は、非印字区間の距離が一定値以下の場合に、オン指令信号の出力タイミングの調整を行わないことを特徴とするレーザ加工装置。 - 請求項1又は2に記載のレーザ加工装置において、
前記第三の演算部は、前記非印字区間の終点を基準として前記オン指令信号の出力タイミングを演算することを特徴とするレーザ加工装置。 - 請求項1又は2に記載のレーザ加工装置において、
前記第三の演算部は、前記印字区間の終点を基準として、該印字区間に続く非印字区間上で出力される前記オン指令信号の出力タイミングを演算することを特徴とするレーザ加工装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレーザ加工装置において、
前記出力タイミング調整手段は、前記非印字区間の距離と印字区間のレーザ光強度とに基づいて、前記オン指令信号の出力タイミングを調整することを特徴とするレーザ加工装置。 - オン指令信号に基づいて、加工対象物を加工可能とした光強度のレーザ光を出射するレーザ出射手段と、
前記加工対象物上で前記レーザ光の照射点を走査して、前記加工対象物を印字するヘッドユニットと、
マーキング情報に基づいて前記オン指令信号の出力タイミングデータを生成する制御部と
を備えたレーザ加工装置の制御方法において、
前記制御部が、前記マーキング情報に基づいて、非印字区間の距離を算出する工程と、
前記制御部が、前記非印字区間の距離に基づいて、前記オン指令信号の出力タイミングを調整する工程とを有し、
前記オン指令信号の出力タイミングを調整する工程において前記制御部は、
前記非印字区間の距離に基づいて前記レーザ光の出射停止時間を演算し、
前記出射停止時間に基づく前記レーザ出射手段の出射遅れ時間を算出し、
前記出射遅れ時間を相殺するように、前記オン指令信号の出力タイミングを演算することを特徴とするレーザ加工装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010244727A JP5620790B2 (ja) | 2010-10-29 | 2010-10-29 | レーザ加工装置及びレーザ加工装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010244727A JP5620790B2 (ja) | 2010-10-29 | 2010-10-29 | レーザ加工装置及びレーザ加工装置の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012096254A JP2012096254A (ja) | 2012-05-24 |
JP5620790B2 true JP5620790B2 (ja) | 2014-11-05 |
Family
ID=46388794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010244727A Active JP5620790B2 (ja) | 2010-10-29 | 2010-10-29 | レーザ加工装置及びレーザ加工装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5620790B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6907769B2 (ja) * | 2017-07-10 | 2021-07-21 | ブラザー工業株式会社 | レーザ加工装置、制御データ生成装置、およびレーザ加工装置の制御方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06292986A (ja) * | 1993-04-09 | 1994-10-21 | Nippon Steel Corp | レーザ加工装置の制御方法 |
JP2003311449A (ja) * | 2002-04-26 | 2003-11-05 | Fuji Photo Film Co Ltd | レーザーマーキング方法及び装置 |
JP2004148322A (ja) * | 2002-10-28 | 2004-05-27 | Sunx Ltd | レーザマーキング装置 |
JP2009006387A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Sunx Ltd | レーザ加工装置 |
-
2010
- 2010-10-29 JP JP2010244727A patent/JP5620790B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012096254A (ja) | 2012-05-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4445217B2 (ja) | レーザマーキング装置 | |
EP2363927A2 (en) | Laser processing apparatus | |
JP6305270B2 (ja) | レーザ加工装置及びワーキングディスタンス測定方法 | |
JP2010171131A (ja) | レーザ光源装置およびレーザ加工装置 | |
JP3411852B2 (ja) | レーザマーキング装置 | |
JP2009056474A (ja) | レーザ加工装置及び加工方法 | |
JP4957474B2 (ja) | レーザマーキング装置 | |
JP5620790B2 (ja) | レーザ加工装置及びレーザ加工装置の制御方法 | |
JP6604078B2 (ja) | レーザ加工装置 | |
US10773343B2 (en) | Laser machining apparatus that irradiates laser beam for machining surface of workpiece | |
JP7468171B2 (ja) | レーザ加工装置および加工方法 | |
JP2009006387A (ja) | レーザ加工装置 | |
JP3364171B2 (ja) | レーザマーカ | |
JP4718916B2 (ja) | レーザマーキング装置 | |
JP2015196168A (ja) | レーザ加工装置、加工データ作成装置、及びプログラム | |
JP5248353B2 (ja) | レーザ加工装置 | |
JP4461740B2 (ja) | レーザマーキング装置 | |
CN114981034A (zh) | 激光加工装置以及激光加工装置的控制方法 | |
JP2005007471A (ja) | レーザマーカの印字制御方法 | |
JP2010149158A (ja) | レーザマーキング装置、コントローラ及び記憶媒体 | |
TWI844834B (zh) | 為不同雷射器類型確定雷射控制信號之方法及雷射繪圖機以及用於此的振鏡打標雷射器 | |
JP6981442B2 (ja) | レーザマーカ | |
JP6745072B2 (ja) | レーザマーカ装置 | |
JP2004130355A (ja) | 2次元バーコード印字方法および装置 | |
JP5999051B2 (ja) | レーザ発振装置、レーザ加工装置及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130904 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140613 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140701 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140822 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140909 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140919 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5620790 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |