JP6745072B2 - レーザマーカ装置 - Google Patents
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Description
光ファイバを増幅媒質として利用してパルス状のレーザ光を出射するレーザ出射部と、
前記レーザ出射部から出射された前記レーザ光を樹脂製のカード媒体に向けて照射して前記カード媒体を走査するレーザ照射部と、
前記レーザ出射部および前記レーザ照射部の動作を制御する制御部と、を備え、
前記レーザ出射部は、励起光を増幅する一次増幅部を有し、前記一次増幅部による増幅光を二次増幅部による増幅を経ることなくそのまま前記レーザ光として出射するように構成されており、
前記制御部は、前記レーザ光のパルスおよび照射位置を制御することで、前記カード媒体の表面にドットを所定解像度で配列するとともに、前記ドットとは別に補完ドットを配置するように構成されている
ことを特徴とするレーザマーカ装置が提供される。
先ず、本実施形態に係るレーザマーカ装置の全体構成について説明する。
図1は本実施形態に係るレーザマーカ装置の概略構成例を模式的に示す説明図である。
レーザ出射部10は、カード媒体2への描画(マーキング)に必要なレーザ光を出射するレーザ光源として機能するもので、光ファイバを増幅媒質として利用してパルス状のレーザ光を出射するように構成されている。つまり、レーザ出射部10は、ファイバレーザを用いて構成されたものである。ファイバレーザを用いることで、レーザ出射部10は、YAGレーザ等の固体レーザに比べると、高品質かつ安定した出力を効率的に得ることができる。
図2(a)は、MOPA(Master Oscillator Power Amplifier)型ファイバレーザの構成例であり、シードLD(Laser Diode)111およびパルスジェネレータ112からなるレーザ励起部110と、励起LD121、アイソレータ122、カプラ123および希土類ドープファイバ124からなる一次増幅部120と、励起LD131、アイソレータ132、バンドパスフィルタ133、ポンプコンバイナ134および希土類ドープファイバ135からなる二次増幅部130と、伝送ファイバ140と、コリメータ150と、を備えてファイバレーザが構成されている。
図2(b)は、パルスファイバレーザの構成例であり、励起LD211およびコンパイラ212からなるレーザ励起部210と、高反射率FBG(Fiber Bragg Grating)221、Ybファイバ222、音響光学スイッチ(AO−Qスイッチ)223、低反射率FBG224およびアイソレータ225からなる一次増幅部220と、ファイバ増幅器からなる二次増幅部230と、伝送ファイバ240と、アイソレータコリメータ250と、を備えてファイバレーザが構成されている。
つまり、図2(b)および(b)のいずれの構成例においても、ファイバレーザは、レーザ励起部110,210、一次増幅部120,220および二次増幅部130,230を備えて構成されている。このように、励起光の増幅を2段階に分けて行うのは、1段階のみでは達成できないエネルギーのレーザ光を得るためである。
レーザ照射部20は、レーザ出射部10から出射されたレーザ光を、樹脂製のカード媒体2に向けて照射し、そのカード媒体2の表面を走査するように構成されている。つまり、レーザ照射部20は、レーザ光の照射によってカード媒体2の表面を走査することで、そのカード媒体2の表面へのレーザ光による描画(マーキング)を行うものである。
制御部30は、レーザ出射部10およびレーザ照射部20の動作を制御するものである。具体的には、制御部30は、レーザ出射部10によるレーザ光の出射タイミング、レーザ照射部20における各駆動モータの動作等について、それぞれに動作指示を与えてコントロールするようになっている。
次に、上述した構成のレーザマーカ装置1における処理動作例について説明する。
図4および図5は、本実施形態に係るレーザマーカ装置の制御部による動作制御の具体的な態様を例示する説明図である。
本実施形態によれば、以下に述べる一つまたは複数の効果が得られる。
以上、本発明の一実施形態を具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
図6は、他の実施形態に係るレーザマーカ装置の制御部による動作制御の具体的な態様を例示する説明図である。
図6に示す例では、補完ドット2bがドット2aと重なる位置に配置されている。具体的には、マルチパルス制御の場合において、制御部30は、一つの周期Pの間に複数のパルスのレーザ光を出射している間、ガルバノユニット21の動作を制限するように(図中における「Galv」参照)、レーザ照射部20に対して動作指示を与える。これにより、カード媒体2の表面には、ドット2aと重なる位置に補完ドット2bが形成されることになる。
このような態様の制御を行った場合であっても、上述した実施形態の場合と同様に、濃度諧調表現の自由度を確保することができ、その結果として良好な描画画質を実現することができる。
Claims (4)
- 光ファイバを増幅媒質として利用してパルス状のレーザ光を出射するレーザ出射部と、
前記レーザ出射部から出射された前記レーザ光を樹脂製のカード媒体に向けて照射して前記カード媒体を走査するレーザ照射部と、
前記レーザ出射部および前記レーザ照射部の動作を制御する制御部と、を備え、
前記レーザ出射部は、励起光を増幅する一次増幅部を有し、前記一次増幅部による増幅光を二次増幅部による増幅を経ることなくそのまま前記レーザ光として出射するように構成されており、
前記制御部は、前記レーザ光のパルスおよび照射位置を制御することで、前記カード媒体の表面にドットを所定解像度で配列するとともに、前記ドットとは別に補完ドットを配置するように構成されており、
前記補完ドットは、前記ドットが配列される副走査方向における各ドット間には配置されず、前記ドットの主走査方向に沿って配置される
ことを特徴とするレーザマーカ装置。 - 前記一次増幅部は、前記カード媒体へのマーキングに必要な最低限エネルギーが得られる程度に前記励起光を増幅するものである
ことを特徴とする請求項1に記載のレーザマーカ装置。 - 前記補完ドットは、前記ドットによる濃度を面積諧調によって濃度補完するものである
ことを特徴とする請求項1または2に記載のレーザマーカ装置。 - 前記所定解像度は、人間の眼の解像限界に対応して設定された解像度である
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のレーザマーカ装置。
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