JP5619447B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Description

この発明は、自動二輪車などに用いられる燃料供給装置に関するものである。
一般に、自動二輪車や四輪車は、燃料供給装置を有しており、燃料供給装置は、燃料タンク内の燃料を、インジェクタの配管に向かって圧送するものである。燃料供給装置は、燃料ポンプと、燃料ポンプを内包するフランジユニットとを有している。燃料ポンプは、燃料タンク内の燃料を吸入し、インジェクタの配管に向かって圧送するためのものである。また、フランジユニットは、燃料タンクに固定されると共に、燃料ポンプを内包する。燃料ポンプは、フランジユニットによって支持され、燃料タンク内に配される。
燃料ポンプは、アウトレットカバーを有している。アウトレットカバーには、ブラシホルダ部や、端子保持部が形成されている。ブラシホルダには、ブラシが収容され、端子保持部には、端子が固定されている。そして、ブラシと、端子とは、ピグテールを介して電気的に接続されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−275520号公報
一般に、絶縁性を確保するため、端子同士の接触は防止されなければならない。上述の実施形態では、異なる形状の端子が、アウトレットカバー内に、隣接して配置されている。これによって、端子同士の接触は防止され、絶縁性は確保される。しかしながら、端子の形状が異なると、各端子は共有化されず、部品管理を容易に行うことができなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、同一形状の端子が、互いに接触することなく配置されたアウトレットカバーを備えた燃料ポンプを提供することを目的とする。これによって、端子の共有化が図られ、部品管理は容易になる。
請求項1に記載された発明は、有底筒形状のアウトレットカバーと、アウトレットカバーに固定された第1および第2の端子と、第1および第2の端子と各々電気的に接続されたブラシと、第1および第2の端子とブラシとを電気的に接続するピグテールとを有する燃料ポンプにおいて、第1および第2の端子は、各々、同一形状で形成されており、アウトレットカバーの外周縁には、第1および第2の端子が各々固定される一対の端子保持部が形成され、アウトレットカバーには、ブラシを収容する一対のブラシホルダ部が形成されており、第1および第2の端子は、各々、端子保持部に保持される第1の延出部と、ピグテールが接続される第2の延出部を有しており、第1および第2の端子の第1の延出部は、第1および第2の端子がアウトレットカバーに取り付けられた状態でブラシホルダ部とアウトレットカバーの中心位置を通る直線上であって、互いにアウトレットカバーの中心位置に対して点対称となる位置に配置され、第1および第2の端子の第2の延出部は、アウトレットカバーの内周面に沿って配置されており、互いにアウトレットカバーの中心位置に対して点対称となる位置に配置されていることを特徴とすることを特徴とする燃料ポンプである。

請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された燃料ポンプにおいて、ピグテールは、端子とブラシホルダ部との間に形成されたピグテール可動空間内に配されていることを特徴とする燃料ポンプである。
請求項3に記載された発明は、請求項1に記載された燃料ポンプにおいて、端子とブラシは、ピグテールによって電気的に接続されており、ピグテールは、端子保持部とブラシホルダ部との間に形成されたピグテール可動空間内に配されていることを特徴とする燃料
ポンプである。
請求項4に記載された発明は、請求項2又は請求項3のいずれか1項に記載された燃料ポンプにおいて、端子は、略U字状に形成されていることを特徴とする燃料ポンプである。


請求項5に記載された発明は、請求項4に記載された燃料ポンプにおいて、第2の延出部には、開口部が形成されていることを特徴とする燃料ポンプである。
請求項6に記載された発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載された燃料ポンプと、燃料ポンプを内包する有底筒形状のフランジユニットとを備えた燃料供給装置において、フランジユニットは、フランジユニットの底面から突出形成された余剰燃料排出部と、余剰燃料排出部内に収容されたプレッシャレギュレータとを有し、アウトレットカバーは、一対の端子に固定される旗型端子を備え、プレッシャレギュレータと一対の旗型端子とは、同一直線上に配されることを特徴とする燃料供給装置である。
請求項7に記載された発明は、請求項6に記載された燃料ポンプにおいて、アウトレットカバーには、燃料ポンプ内の燃料を吐出する吐出部が形成されており、旗型端子と吐出部とは、アウトレットカバーの外周縁に配されていることを特徴とする燃料供給装置である。
本発明によれば、端子保持部と、ブラシホルダ部と、アウトレットカバーの中心位置は、同一直線上に配されている。そのため、同一形状の端子は、互いに接触することなく、アウトレットカバー内に配置される。これによって、端子の共有化が図られ、部品管理は容易になる。
燃料供給装置の斜視図である。 燃料供給装置の断面図である。 燃料供給装置の部分断面図である。 アウトレットカバーの斜視図である。 本発明の第一実施形態における端子の斜視図である。 本発明の第一実施形態における端子を備えたアウトレットカバーの内面の斜視図である。 本発明の第一実施形態における端子を備えたアウトレットカバーの内面図である。 本発明の第二実施形態における端子の斜視図である。 本発明の第二実施形態における端子を備えたアウトレットカバーの内面図である。 本発明の第三実施形態における端子の斜視図である。 本発明の第三実施形態における端子を備えたアウトレットカバーの内面図である。
以下、燃料供給装置1について説明する。
図1に示されるように、燃料供給装置1は、有底筒形状のフランジユニット2と、フランジユニット2によって支持される燃料ポンプ3と、燃料ポンプ3内と連通するフィルタユニット4とを有している。
以下、フランジユニット2について説明する。
フランジユニット2は、円筒形状のホルダ部21と、円板形状のフランジ部22と、インジェクタの配管(不図示)に連通する排出管23とを有している。ホルダ部21は、燃料ポンプ3を内包するためものである。そして、フランジユニット2は、フランジ部22を介して、燃料タンクの上面に固定される。
ホルダ部21の開口周縁部21aには、円板形状の支持プレート27が固定されている。支持プレート27上には、燃料ポンプ3が配置されている。燃料ポンプ3は、支持プレート27によって支持されると共に、フランジユニット2内に内包される。そして、フランジユニット2が、フランジ部22を介して、燃料タンクの上面に固定されると、燃料ポンプ3は、燃料タンク内に配される。なお、燃料ポンプ3は、フィルタユニット4を介して、燃料タンク内の燃料を吸入し、フランジユニット2の排出管23を介して、インジェクタの配管に向かって圧送するためのものである。
以下、フィルタユニット4について説明する。
フィルタユニット4は、燃料を濾過するサクションフィルタ41を有しており、サクションフィルタ41は、吸入管42を介して、燃料ポンプ3内と連通する。そのため、燃料ポンプ3が燃料タンク内の燃料を吸入する際、燃料タンク内の燃料は、サクションフィルタ41によって濾過され、吸入管42を介して、燃料ポンプ3内に吸入される。なお、吸入管42は、略円筒状に形成された樹脂部材である。
以下、燃料供給装置1の内部構造について説明する。
図2に示されるように、排出管23には、余剰燃料排出部24と、排出部25とが形成されている。排出管23は、排出部25を介して、燃料ポンプ3と連通している。そのため、燃料ポンプ3によって吸入された燃料は、排出部25を介して、排出管23内に圧送される。また、排出管23は、余剰燃料排出部24を介して、燃料タンク内と連通している。そのため、排出管23内の燃料は、余剰燃料排出部24を介して、燃料タンク内に戻される。余剰燃料排出部24内には、プレッシャレギュレータ70が収容されているため、排出管23内の燃料の流量は調整され、排出管23内の圧力は、所定の圧力値に保たれる。なお、余剰燃料排出部24の開口周縁部24aには、一対の鍔部24bが径方向内側に向かって突出形成されている。そして、プレッシャレギュレータ70は、一対の鍔部24bによって支持される。
図3に示されるように、フランジユニット2の底面は、アウトレットカバー30の底面と対向して配置される。すなわち、フランジユニット2の余剰燃料排出部24は、アウトレットカバー30の底面と対向して配置される。本実施の形態において、フランジ部22の底面は、アウトレットカバー30の底面から、予め定められた距離L1だけ離れている。
旗型端子63a、63bの上面は、アウトレットカバー30の底面から、予め定められた距離L2だけ離れている。余剰燃料排出部24の鍔部24bは、アウトレットカバー30の底面から予め定められた距離L3だけ離れている。距離L3は、距離L2よりも短いため、鍔部24bは、旗型端子63a、63bの上面よりも下方に配される。そのため、余剰燃料排出部24が、アウトレットカバー30の中心位置Xと略同軸上に配されると、旗型端子63a、63bは、余剰燃料排出部24の側面と対向する。
旗型端子63a、63b間の距離L5は、プレッシャレギュレータ70が収容された余剰燃料排出部24の直径R1よりも大きい。そのため、旗型端子63a、63bは、プレッシャレギュレータ70がアウトレットカバー30の底面に投影される投影面と重なることはない。すなわち、プレッシャレギュレータ70が旗型端子63a、63bと接触する
ことは無い。したがって、フランジ部22の底面を、アウトレットカバー30の底面に近接させ、燃料供給装置1を小型化した場合であっても、プレッシャレギュレータ70が旗型端子63a、63bと接触することは無い。
以下、アウトレットカバー30について説明する。
図4に説明されるように、アウトレットカバー30の外周縁には、凹部34a、34bと、吐出部37とが形成されている。なお、吐出部37には、不図示のチェックバルブが収容されている。凹部34a、34bには、アウトレットカバー30の内側から端子50a、50bが圧入されている。そして、端子50a、50bには、旗型端子63a、63bが固定されている。旗型端子63a、63bは、端子50a、50bに対して直交配置される接続部63c、63dを有しており、接続部63c、63dには、リード線62が接続されている。旗型端子63a、63bは、アウトレットカバー30の凹部34a、34b内で、端子50a、50bに接続される。そのため、旗型端子63a、63bの接続部63c、63dは、アウトレットカバー30の底面から、大きく離れることはない。
また、図3、図4に示されるように、旗型端子63a、63bと、プレッシャレギュレータ70とは、同一直線上に配されている。そして、旗型端子63a、63bと、吐出部37は、アウトレットカバー30の外周縁に配置されている。そのため、旗型端子63a、63bと同様に、吐出部37は、プレッシャレギュレータ70がアウトレットカバー30の底面に投影される投影面と重なることはない。したがって、フランジユニット2の底面に大型のプレッシャレギュレータ70を配置した場合であっても、フランジ部22は、アウトレットカバー30に近接して配置され、燃料供給装置1は小型化される。
以下、本発明の第1の実施形態における端子50a、50bを備えたアウトレットカバー30について説明する。
図5に示されるように、第1の実施形態における端子50a、50bは、略U字形状の金属板材であって、板形状の本体部51と、長尺の第1の延出部52と、短尺の第2の延出部53とを有しており、第1、第2の延出部52、53は、本体部51の一方の側面から延出形成されている。なお、端子50a、50bは、金属板材からプレス加工により打ち抜かれた板材を、曲げ加工することにより成形されたものである。第1の延出部52は、中央部52aと、先端部52bとを有している。中央部52aは、アウトレットカバー30に圧入され、先端部52bは、アウトレットカバー30の凹部34a、34b内で、旗型端子63a、63bと接続される。そして、第2の延出部53は、溶着部53aを有しており、溶着部53aには、ピグテール60が溶着される。なお、第1の実施形態において、第1、第2の延出部52、53は、対向することなく、平行に並んで形成されている。そのため、ピグテール60を、第2の延出部53の溶着部53a上に配置した場合であっても、作業者は、第1の延出部52によって妨げられることなく、ピグテール60を、第2の延出部53の溶着部53aに溶着することができる。
また、端子50a、50bの本体部51には、押圧部54が形成されており、押圧部54は、第1の延出部52と同一直線上に配されている。そのため、作業者は、押圧部54を押圧し、端子50a、50bをアウトレットカバー30に圧入することができる。これによって、第1の延出部52は、アウトレットカバー30に対し、ほぼ垂直に圧入され、歪むことはない。
図6に示されるように、アウトレットカバー30には、第1、第2のブラシホルダ部31a、31bと、第1、第2の端子保持部32a、32bが形成されている。そして、第1の端子保持部32aと、第2の端子保持部32bとは、アウトレットカバー30の中心位置Xを中心として、点対称となる位置に形成される。そして、第1、第2の端子保持部32a、32bには、端子50a、50bの中央部52aが圧入される。また、第1、第
2の端子保持部32a、32bは、同一形状に形成されている。そのため、第1の端子保持部32aに圧入される端子50aの形状を、第2の端子保持部32bに圧入される端子50bの形状と同一にした場合であっても、端子50aと、端子50bとは、互いに干渉することなく、第1、第2の端子保持部32a、32bに圧入される。また、端子50aと、端子50bとは、同一形状に形成されているため、端子50aを第2の端子保持部32bに圧入し、端子50bを第1の端子保持部32aに圧入することもできる。すなわち、端子50a、50b同士の絶縁性を確保した上で、端子50a、50bの共有化が図られ、部品管理は容易に行われる。
また、端子50aの第1の延出部52が、端子保持部32aに圧入されると、本体部51は端子保持部32aを跨ぎ、第2の延出部53は、アウトレットカバー30のA部側に配される。同様にして、端子50bの第1の延出部52が、端子保持部32bに圧入されると、本体部51は端子保持部32bを跨ぎ、第2の延出部53は、アウトレットカバー30のB部側に配される。なお、端子50a、50bの本体部51は、内側に向かってわずかに屈曲しているため、端子50a、50bの本体部51は、アウトレットカバー30の内周面に沿って配置される。
また、第1、第2の端子保持部32a、32bと、アウトレットカバー30の中心位置Xとは、同一直線上に配されている。そして、中央部52aが端子保持部32a、32bに圧入されると、第2の延出部53は、ブラシホルダ部31a、31bから離れた位置に配される。すなわち、第2の延出部53は、ブラシ61から十分に離れて配置され、ピグテール60は、端子保持部32a、32bを跨いで、アウトレットカバー30のA部、B部側に配される。そして、第1の延出部52と、ブラシホルダ部31a、31bとの間には、ピグテール可動空間Sが形成され、ピグテール60は、ピグテール可動空間S内に余裕を持って配される。したがって、ブラシ61は、ピグテール60によって拘束されることなく作動し、不図示のディスクコンミテータと摺接する。
また、アウトレットカバー30の開口周縁部33には、不図示のマグネットの位置決め用の舌片部33aと台座部33bとが、形成されている。舌片部33aは、アウトレットカバー30のB部側に配され、台座部33bは、アウトレットカバー30のA部側に配されている。舌片部33aおよび、台座部33bには、これらを補強するためのリブ33cが形成されている。そのため、アウトレットカバー30を樹脂成型した場合であっても、舌片部33a、および台座部33bがアウトレットカバー30の内側に向かって反り返ることはない。さらに、アルコール燃料などの燃料を用いた場合であっても、舌片部33a、および、台座部33bの反りは、リブ33cによって防止される。
以下、本発明の第2の実施形態における端子150a、150bを備えたアウトレットカバー30について説明する。
図8に示されるように、端子150a、150bは、略U字形状の金属板材であって、板形状の本体部151と、長尺の第1の延出部152と、短尺の第2の延出部153とを有している。第1の延出部152は、本体部151の一方の側面から延出形成されており、第2の延出部153は、他方の側面から延出形成されている。そして、端子150a、150bの第1、第2の延出部152、153は、同一の方向に向かって屈曲形成されており、第1、第2の延出部152、153は、本体部151に対して、直交するようにして形成されている。なお、端子150a、150bは、金属板材からプレス加工により打ち抜かれた板材を、曲げ加工することにより成形されたものである。第1の延出部152は、中央部152aと、先端部152bとを有している。中央部152aは、アウトレットカバー30に圧入され、先端部152bは、アウトレットカバー30の凹部34a、34b内で、旗型端子63a、63bに接続される。そして、第2の延出部153は、溶着部153aを有しており、溶着部153aには、ピグテール60が溶着される。
図9に示されるように、アウトレットカバー30には、第1、第2のブラシホルダ部31a、31bと、第1、第2の端子保持部32a、32bが形成されている。そして、第1の端子保持部32aと、第2の端子保持部32bとは、アウトレットカバー30の中心位置Xを中心として、点対称となる位置に形成される。また、第1、第2の端子保持部32a、32bは、同一形状に形成されている。そのため、端子150aの形状を、端子150bの形状と同一にした場合であっても、端子150aと、端子150bとは、互いに干渉することなく、第1、第2の端子保持部32a、32bに圧入される。すなわち、端子150a、150b同士の絶縁性を確保した上で、端子150a、150bの共有化が図られ、部品管理は容易に行われる。
また、端子150aの第1の延出部152が、端子保持部32aに圧入されると、本体部151は端子保持部32上に配され、第2の延出部153は、アウトレットカバー30のA部側に配される。同様にして、端子150bの第1の延出部152が、端子保持部32bに圧入されると、本体部151は端子保持部32b上に配され、第2の延出部153は、アウトレットカバー30のB部側に配される。
端子保持部32a、32bと、ブラシホルダ部31a、31bと、アウトレットカバー30の中心位置Xは、同一直線上に形成されている。そして、中央部152aが端子保持部32a、32bに圧入されると、第2の延出部153は、ブラシホルダ部31a、31bから離れた位置に配される。すなわち、第2の延出部153は、ブラシ61から十分に離れて配置され、ピグテール60は、端子保持部32a、32bの壁面に沿って案内され、アウトレットカバー30のA部、B部側に配される。そして、端子保持部32a、32bの壁面と、ブラシホルダ部31a、31bとの間には、ピグテール可動空間Sが形成され、ピグテール60は、ピグテール可動空間S内に配される。ピグテール可動空間Sは、ピグテール60の直径よりも大きく形成されているため、ブラシ61は、ピグテール60によって拘束されることなく作動し、不図示のディスクコンミテータと摺接する。
以下、本発明の第3の実施形態における端子250a、250bを備えたアウトレットカバー30について説明する。
図10に示されるように、端子250a、250bは、略U字形状の金属板材であって、板形状の本体部251と、本体部251の一方の側面から延出形成された長尺の第1の延出部252と、他方の側面から延出形成された短尺の第2の延出部253とを有している。そして、端子250a、250bの第1、第2の延出部252、253は、同一の方向に向かって屈曲形成されている。すなわち、第1、第2の延出部252、253は、本体部251に対して、直交するようにして屈曲形成され、互いに対向する。なお、端子250a、250bは、金属板材からプレス加工により打ち抜かれた板材を、曲げ加工することにより成形されたものである。第1の延出部252は、中央部252aと、先端部252bとを有している。中央部252aは、アウトレットカバー30に圧入され、先端部252bは、アウトレットカバー30の凹部34a、34b内で、旗型端子63a、63bに接続される。そして、第2の延出部253は、溶着部253aを有しており、溶着部253aには、ピグテール60が溶着される。溶着部253aには、開口部253bが形成されており、ピグテール60は開口部253bから引き出されている。
図11に示されるように、アウトレットカバー30には、第1、第2のブラシホルダ部31a、31bと、第1、第2の端子保持部32a、32bが形成されている。そして、第1の端子保持部32aと、第2の端子保持部32bとは、アウトレットカバー30の中心位置Xを中心として、点対称となる位置に形成される。また、第1、第2の端子保持部32a、32bは、同一形状に形成されている。そのため、端子250aの形状を、端子250bの形状と同一にした場合であっても、端子250aと、端子250bとは、互い
に干渉することなく、第1、第2の端子保持部32a、32bに圧入される。すなわち、端子250a、250b同士の絶縁性を確保した上で、端子250a、250bの共有化が図られ、部品管理は容易に行われる。
端子保持部32a、32bと、ブラシホルダ部31a、31bと、アウトレットカバー30の中心位置Xは、同一直線上に形成されている。そして、中央部252aが端子保持部32a、32bに圧入されると、第2の延出部253は、ブラシホルダ部31a、31bと対向する位置に配される。端子250a、250bには、開口部253b1が形成されているため、端子保持部32a、32bの壁面と、ブラシホルダ部31a、31bとの間には、ピグテール可動空間Sが形成される。そして、ピグテール60は、ピグテール可動空間S内に配される。ピグテール可動空間Sは、ピグテール60の直径よりも大きく形成されているため、ピグテール60は、端子250a、250bや、ブラシホルダ部31a、31bと、接触することなく作動する。そして、ブラシ61は、ピグテール60によって拘束されることなく作動し、不図示のディスクコンミテータと摺接する。
1 燃料供給装置
2 フランジユニット
3 燃料ポンプ
4 フィルタユニット
21 ホルダ部
21a 開口周縁部
22 フランジ部
23 排出管
24 余剰燃料排出部
24a 開口周縁部
24b 鍔部
25 排出部
27 支持プレート
30 アウトレットカバー
31a、31b ブラシホルダ部
32a、32b 端子保持部
33 開口周縁部
33a 舌片部
33b 台座部
33c リブ
34a、34b 凹部
37 吐出部
41 サクションフィルタ
42 吸入管
50a、50b 端子(第1の実施形態)
51 本体部
52 第1の延出部
52a 中央部
52b 先端部
53 第2の延出部
53a 溶着部
54 押圧部
60 ピグテール
61 ブラシ
63a、63b 旗型端子
63c、63d 接続部
70 プレッシャレギュレータ
150a、150b 端子(第2の実施形態)
151 本体部
152 第1の延出部
152a 中央部
152b 先端部
153 第2の延出部
153a 溶着部
250a、250b 端子(第2の実施形態)
251 本体部
252 第1の延出部
252a 中央部
252b 先端部
253 第2の延出部
253a 溶着部
253b 開口部
L1 フランジ部22と、アウトレットカバー30と間の距離
L2 旗型端子63a、63bと、アウトレットカバー30との間の距離
L3 鍔部24bと、アウトレットカバー30との間の距離
L5 旗型端子間の距離
R1 余剰燃料排出部24の直径
S ピグテール可動空間
X アウトレットカバー30の中心位置

Claims (7)

  1. 有底筒形状のアウトレットカバーと、前記アウトレットカバーに固定された第1および第2の端子と、前記第1および第2の端子と各々電気的に接続されたブラシと、前記第1および第2の端子と前記ブラシとを電気的に接続するピグテールとを有する燃料ポンプにおいて、
    前記第1および第2の端子は、各々、同一形状で形成されており、前記アウトレットカバーの外周縁には、前記第1および第2の端子が各々固定される一対の端子保持部が形成され、前記アウトレットカバーには、前記ブラシを収容する一対のブラシホルダ部が形成されており、前記第1および第2の端子は、各々、前記端子保持部に保持される第1の延出部と、前記ピグテールが接続される第2の延出部を有しており、前記第1および第2の端子の第1の延出部は、前記第1および第2の端子が前記アウトレットカバーに取り付けられた状態で前記ブラシホルダ部と前記アウトレットカバーの中心位置を通る直線上であって、互いに前記アウトレットカバーの中心位置に対して点対称となる位置に配置され、前記第1および第2の端子の第2の延出部は、前記アウトレットカバーの内周面に沿って配置されており、互いに前記アウトレットカバーの中心位置に対して点対称となる位置に配置されていることを特徴とすることを特徴とする燃料ポンプ。
  2. 請求項1に記載された燃料ポンプにおいて、前記ピグテールは、前記端子と前記ブラシホルダ部との間に形成されたピグテール可動空間内に配されていることを特徴とする燃料ポンプ。
  3. 請求項1に記載された燃料ポンプにおいて、
    前記端子と前記ブラシは、ピグテールによって電気的に接続されており、前記ピグテー
    ルは、前記端子保持部と前記ブラシホルダ部との間に形成されたピグテール可動空間内に
    配されていることを特徴とする燃料ポンプ。
  4. 請求項2又は請求項3のいずれか1項に記載された燃料ポンプにおいて、 前記端子は、略U字状に形成されていることを特徴とする燃料ポンプ。
  5. 請求項4に記載された燃料ポンプにおいて、前記第2の延出部には、開口部が形成され
    ていることを特徴とする燃料ポンプ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載された前記燃料ポンプと、前記燃料ポンプ
    を内包する有底筒形状のフランジユニットとを備えた燃料供給装置において、
    前記フランジユニットは、前記フランジユニットの底面から突出形成された余剰燃料排
    出部と、前記余剰燃料排出部内に収容されたプレッシャレギュレータとを有し、前記アウ
    トレットカバーは、前記一対の端子に固定される旗型端子を備え、前記プレッシャレギュ
    レータと、前記一対の旗型端子とは、同一直線上に配されることを特徴とする燃料供給装
    置。
  7. 請求項6に記載された燃料ポンプにおいて、
    前記アウトレットカバーには、前記燃料ポンプ内の燃料を吐出する吐出部が形成されて
    おり、前記旗型端子と、前記吐出部とは、前記アウトレットカバーの外周縁に配されていることを特徴とする燃料供給装置。
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