JP2011064157A - 燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
小型の燃料供給装置を提供する。
【解決手段】
燃料供給装置1は、燃料タンク内に配される燃料ポンプ4と、燃料ポンプ4を内包する有底筒形状のフランジユニット2と、燃料ポンプ4に連通するフィルタユニット6とを有している。フランジユニット2は、筒形状の連通部12を有し、連通部12には、プレッシャレギュレータ20が収容される。燃料ポンプ4は、蓋形状のカバー53を有しており、カバー53には、旗型端子66を備えた一対の端子63が立設されている。連通部12は、一対の旗型端子66の間に配されるため、プレッシャレギュレータ20は、旗型端子66と接触することなく、カバー53の底部53iに対して近接して配置される。すなわち、フランジユニット2とカバー53の底部53iとの間の距離が短縮されるため、燃料供給装置1は、小型化される。
【選択図】図1

Description

この発明は、自動二輪車などに用いられる燃料供給装置に関するものである。
一般に、自動二輪車や四輪車は、インジェクタの配管に燃料を供給する燃料供給装置を有している。燃料供給装置は、インジェクタの配管に向かって燃料を供給する燃料ポンプと、燃料タンクに固定されるフランジユニットとを有しており、燃料ポンプは、フランジユニットに支持される。また、燃料ポンプは、燃料を吸入するポンプ部と、ポンプ部を駆動する回転子とを有している。
また、フランジユニットは、燃料ポンプの内部と連通する排出管を有しており、排出管の一方の端部にはインジェクタの配管が連結され、排出管の他方の端部には、プレッシャレギュレータが取り付けられている。燃料ポンプ内に吸入された燃料は、フランジユニットの排出管を介してインジェクタの配管に向かって流れる。なお、排出管内の圧力は、排出管の他方の端部に取り付けられたプレッシャレギュレータによって調整され、所定の圧力値に保たれる(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−291867
上述した燃料供給装置において、プレッシャレギュレータは、フランジユニットの底部に取り付けられ、ケースユニットのカバーの底部と対向して配置される。なお、カバーの底部には、外部電源と電気的に接続される端子がプレッシャレギュレータに向けて立設されている。プレッシャレギュレータは、端子の上方に離間して配置されているため、端子と接触することはない。しかしながら、プレッシャレギュレータは、端子の上方に配置されるため、フランジユニットの底部とカバーの底部との間の距離は長くなり、燃料供給装置は大型化されてしまう。
本発明の目的は、フランジユニットの底部とカバーの底部との間の距離を短くし、小型の燃料供給装置を提供することにある。
請求項1に記載された発明は、燃料タンクの上面に固定される略有底筒形状のフランジユニットと、フランジユニットに支持され、燃料タンク内の燃料を吸入する燃料ポンプとを備えた燃料供給装置において、 フランジユニットは、フランジユニットの底部に一体形成された略筒状の排出部と、排出部内に収容されるプレッシャレギュレータとを有し、燃料ポンプは、排出部に近接して配置され、該燃料ポンプを覆う略有底円筒形状のカバーと、カバーの外周縁に対向して立設された一対の端子と、端子に固定される一対の旗型端子とを有し、プレッシャレギュレータは、一対の旗型端子の間に配置されることを特徴とする燃料供給装置である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された燃料供給装置において、 排出部の開口周縁部には、プレッシャレギュレータを支持する鍔部が形成されており、鍔部は、旗型端子の上面よりも、カバーの底部に近接して配されていることを特徴とする燃料供給
装置である。
請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2のいずれか1項に記載された燃料供給装置において、カバーの底部の外周縁には、互いに対向し一対の凹部が形成されており、一対の凹部内において、旗型端子が、端子に固定されていることを特徴とする燃料供給装置である。
本発明によると、プレッシャレギュレータは、旗型端子の間に配されている。そのため、プレッシャレギュレータは、旗型端子と接触することなく、カバーの底面に対して近接して配置される。すなわち、前述した従来の燃料供給装置に比べて、フランジユニットの底部とカバーの底部との間の距離が短くなるため、本発明に係る燃料供給装置は、小型化される。
図5の燃料供給装置1のA−A断面の部分拡大図である。 アウトレットカバー53の斜視図である。 端子63の斜視図である。 アウトレットカバー53の正面図である。 燃料供給装置1の斜視図である。 図5の燃料供給装置1のB−B断面図である。 第2実施形態のアウトレットカバー153の正面図である。 第2実施形態の端子163の斜視図である。 第3実施形態のアウトレットカバー253の正面図である。 第3実施形態のアウトレットカバー253の斜視図である。 第3実施形態の端子263の斜視図である。
(第1の実施形態)以下に、本発明の第1の実施形態であるアウトレットカバー(カバー)を備えた燃料供給装置について、図1から図6を基に説明する。図1は、図5の燃料供給装置のA−A断面の部分拡大図である。また、図2は、アウトレットカバーの斜視図である。図3は、端子の斜視図である。図4は、図3にてCの方向からみたアウトレットカバーの正面図である。図5は、燃料供給装置の斜視図である。図6は、図5の燃料供給装置のB−B断面図である。
図1に示されるように、有底円筒形状のフランジユニット2は、有底筒形状のフランジ部(フランジユニット2の底部)10と、筒形状のホルダ部30とを有している。フランジ部10は、インジェクタの配管(不図示)に連結する排出管11と、フランジ部10の略中央に形成された排出部12と、排出部12に収容されたプレッシャレギュレータ20とを有しており、排出管11は、排出部12内のプレッシャレギュレータ20を介して、燃料タンク内と連通する。なお、プレッシャレギュレータ20は、Oリング26を介して、排出部12内に配されているため、排出部12とプレッシャレギュレータ20との間のシール性は確保される。排出部12は、排出管11に対して略垂直に一体形成されており、排出部12の開口周縁部12hには、一対の鍔部12kが形成されている。排出部12内に配されたプレッシャレギュレータ20は、開口周縁部12hに形成された一対の鍔部12kによって支持されている。
アウトレットカバー(カバー)53は、樹脂材にて有底筒状に形成された成形部材であって、フランジ部10に対向して配されている。また、図2に示されるように、アウトレットカバー53の外周縁には、一対の端子63が互いに対向して立設されており、端子6
3には、旗型端子66が固定される。旗型端子66は、リード線69を保持するリード線保持部67と、リード線保持部67に対して略垂直に形成された固定部68とを有しており、固定部68は、端子63に圧入される。なお、リード線69は、不図示の外部電源と電気的に接続されるため、端子63には、旗型端子66を介して、外部電源から電流が供給される。
図1に示されるように、フランジ部10は、アウトレットカバー53の底部53iから、予め定められた距離L1だけ離れた位置に配され、旗型端子66のリード線保持部67の上面67aは、アウトレットカバー53の底部53iから、予め定められた距離L2だけ離れた位置に配される。また、排出部12の鍔部12kは、アウトレットカバー53の底部53iから予め定められた距離L3だけ離れた位置に配され、プレッシャレギュレータ20を支持する。なお、距離L3は、距離L2よりも短いため、鍔部12kは、旗型端子66のリード線保持部67の上面67aよりも下方に配される。したがって、プレッシャレギュレータ20は、アウトレットカバー53の底部53iの上方にて旗型端子66の間に配される。
また、旗型端子66は、アウトレットカバー53の底部53iの中心位置53xから、予め定められた距離L5だけ離れた位置に配されており、距離L5は、排出部12の半径R1よりも長い。排出部12は、アウトレットカバー53の中心位置53xと略同軸の中線X上に配されるため、旗型端子66は、排出部12の側面と対向して配される。すなわち、プレッシャレギュレータ20は、旗型端子66の間に配される。距離L5は、排出部12の半径R1よりも長いため、プレッシャレギュレータ20が旗型端子66と接触することは無い。そのため、フランジ部10は、アウトレットカバー53の底部53iに近接して配される。したがって、距離L1は、短縮され、燃料供給装置1は小型化される。
図2に示されるように、端子63は、アウトレットカバー53に陥没形成された凹部54に立設されており、凹部54は、アウトレットカバー53の中心位置53xを中心として、点対称となる位置に形成されている。そのため、一対の端子63の延出部65bは、平行に配置される。端子63の延出部65bには、旗型端子66の固定部68が圧入され、一対の旗型端子66のリード線保持部67は、アウトレットカバー53の中心位置53xから、排出部12の半径R1よりも離れて配置される。旗型端子66は、くの字形状をしているため、一対の旗型端子66のリード線保持部67が、排出部12と干渉することはない。したがって、排出部12は、旗型端子66の間に配される。
また、旗型端子66の固定部68は、アウトレットカバー53の底部53iに陥没形成された凹部54内に配される。そのため、旗型端子66のリード線保持部67は、アウトレットカバー53の底部53iに近接して配置される。旗型端子66は、くの字形状をしているため、旗型端子66のリード線保持部67は、アウトレットカバー53の底部53iとフランジ部10との間に配される。すなわち、アウトレットカバー53の底面53iから、旗型端子67の上面67aまでの間の距離L2は短縮され、フランジ部10は、フランジ部10は、アウトレットカバー53の底部53iに近接して配置される。すなわち、燃料供給装置1は、軸方向において、小型化される。
燃料タンク内の燃料は、燃料ポンプ4によって吸入されると、フランジユニット2の排出管11に圧送される。排出管11に圧送された燃料は、排出管11内の圧力に応じて、プレッシャレギュレータ20から排出される。
また、アウトレットカバー53には、吐出管70が一体形成されており、吐出管70には、チェックバルブ72が収容されている。フランジユニット2の排出管11は、チェックバルブ72が収容された吐出管70を介して、燃料ポンプ4内に連通する。すなわち、
フランジユニット2の排出管11は、吐出部13、吐出管70を介して、燃料ポンプ4内と連通する。燃料ポンプ4内の圧力が所定の圧力値よりも高くなると、吐出部13は、チェックバルブ72によって開放されるため、燃料ポンプ4内の燃料は、排出管11内に圧送される。そして、燃料ポンプ4内の圧力が所定の圧力値よりも低くなると、吐出部13は、チェックバルブ72によって封鎖されるため、排出管11内の燃料は、燃料ポンプ4内に逆流することはない。
図3に示されるように、端子63は、板形状の本体部64を有しており、本体部64の一方の端部64aには、本体部64の一方の側部64cから延出部65aが延出形成され、本体部64の他方の端部64bには、本体部64の他方の側部64dから延出部65bが延出形成されている。延出部65a、延出部65bは、本体部64に対して略垂直に屈曲形成されており、延出部65bには、旗型端子66が圧入され、延出部65aには、ピグテール61が溶着される。
次に、端子63について図3に基づき説明する。端子63は、導電性の金属板材から形成されており、板形状の本体部64と、本体部64の両端64a,64bから、本体部64に対し略垂直に同じ方向に延出している延出部65a,65bとを有し、略U字形状なす。ここで、延出部65aは、本体部64の側部62cから延出し、延出部55bは、本体部64において側部62cに対し反対に位置する側部64dから延出するとともに、延出部65a,65bは互いに略平行に配置されている。なお、端子63は、導電性の金属板材からプレス加工により打ち抜かれた板材を、曲げ加工することにより成形される。
図4に示されるように、アウトレットカバー53内には、回転子40のシャフト45の一方の端部45aを回転自在にする軸受け部55と、軸受け部55を中心として点対称となる位置に配された一対のブラシ収容部56と、ブラシ収容部56に対向して配された端子保持部57とが一体形成されている。ブラシ収容部56内には、ブラシ59が収容されており、ブラシ59は、不図示のスプリングによって付勢される。また、ブラシ59には、ピグテール61が接続されており、ブラシ59に接続されたピグテール61は、端子63に溶着される。なお、ピグテール61が溶着された端子63は、端子保持部57に固定される。
アウトレットカバー53内に形成された端子保持部57は、ブラシ収容部56と略平行に形成された壁部57oと、アウトレットカバー53の底部53iを貫通して形成された圧入孔部57pとを有している。端子63の延出部65bが、圧入孔部57pに圧入されると、ピグテール61が溶着された延出部65aは、壁部57oに近接して配置される。なお、圧入孔部57pは、ブラシ収容部56と軸受け部55とを通過する中心線Y上に配される。そのため、圧入孔部57pに延出部65bが圧入されると、延出部65aは、中心線Y上から予め定められた距離L4だけ離れた位置に配される。壁部57oは、ブラシ収容部56から、ピグテール61の直径よりも離れて配置されているため、ピグテール61は、壁部57oや、ブラシ収容部56と摩擦することなく、ブラシ59の動きに伴って移動する。したがって、ブラシ収容部56内で、スプリングによって付勢されたブラシ59は、ピグテール61によって規制されることは無い。
さらに、ピグテール61は、延出部65aに対して直交して配置され、延出部65aの先端に溶着される。そのため、端子63の延出部65bが圧入孔部57pに圧入されると、ピグテール61は、アウトレットカバー53の底部53iに近接する位置に配される。
前述したように、ピグテール61に接続されたブラシ59は、ブラシ収容部56内に配され、スプリングによって付勢される。ピグテール61が、アウトレットカバー53の底部53iに近接して配置されると、ブラシ59は、ピグテール61によって。アウトレッ
トカバー53の底部53iに向かって牽引される。したがって、ブラシ59は、ブラシ収容部56から飛び出ることなく、ブラシ収容部56内に配置される。
なお、圧入孔部57pおよび壁部57oは、軸受け部55を中心として、点対称となる位置に形成されている。そのため、圧入孔部57pに圧入される一対の端子63は、各々、同一の形状で形成される。端子63の形状が同一であるため、端子63は効率良く製造され、端子63の管理は、容易になる。
図5、図6に示されるように、燃料供給装置1は、インジェクタの配管(不図示)と連結される排出管11を備えた有底筒形状のフランジユニット2と、フランジユニット2によって支持される燃料ポンプ4と、燃料ポンプ4内と連通するフィルタユニット8とを有しており、フランジユニット2は、燃料タンクの上面に固定され、燃料ポンプ4は、燃料タンク内に配される。燃料ポンプ4が駆動すると、燃料タンク内の燃料は、フィルタユニット8を介して、燃料ポンプ4内に吸入され、フランジユニット2の排出管11を介して、インジェクタの配管に向かって圧送される。
燃料ポンプ4は、回転子40と、回転子40を内包するケースユニット50とを有しており、ケースユニット50は、回転子40を内包する円筒形状のヨーク52と、ヨーク52の一方の開口周縁部52eに配される蓋形状のアウトレットカバー53と、ヨーク52の他方の開口周縁部52fに配されるポンプ部80とを有している。なお、ポンプ部80は、鍔状に形成された開口周縁部51fによって支持され、アウトレットカバー53は、ハウジング51の開口周縁部51eによって、ヨーク52の開口周縁部52eにカシメ固定される。したがって、回転子40は、アウトレットカバー53とポンプ部80とによって回転自在に支持され、アウトレットカバー53に収容されたブラシ59を介して、外部電源と電気的に接続する。
回転子40は、磁性材料からなるロータコア41と、ロータコア41に圧入されたシャフト45とを有しており、ロータコア41には、絶縁材料からなるインシュレータ42を介して、コイル43が巻装されている。回転子40のシャフト45の一方の端部45aは、ディスクコンミテータ44を有しており、アウトレットカバー53に形成された軸受け部55によって回転自在に支持される。回転子40のシャフト45の他方の端部45bは、ポンプ部80内に配されたインペラ81を有しており、ポンプ部80によって回転自在に支持される。
シャフト45の一方の端部45aに固定されたディスクコンミテータ44は、略円板状に形成されており、ディスクコンミテータ44の平面には、複数のセグメント44qが等間隔に形成されている。そして、ディスクコンミテータ44の外周面には、複数のライザー部44rが等間隔に形成されている。ディスクコンミテータ44は、アウトレットカバー53の底部53iと対向して配置されるため、スプリングによって付勢されたブラシ59は、セグメント44qに摺接する。また、複数のライザー部44rには、各々、ロータコア41に巻装されたコイル43がヒュージングによって接続されている。
回転子40を内包するヨーク52は、磁性材料によって筒状に形成されており、ヨーク52の内周面には、一対のマグネット75が磁極を異にして配置されており、回転子40は、マグネット75と対向して配置される。回転子40は、アウトレットカバー53内に収容されたブラシ59を介して、外部電源と電気的に接続されているため、回転子40は、ヨーク52内を回転する。
なお、一対のマグネット75は、アウトレットカバー53の開口周縁部53hに形成された舌片部53nに沿って、ヨーク52内に配置される。ヨーク52内に配置されたマグ
ネット75の周方向の動きを防止するため、舌片部53nと対向する位置にバネ材(不図示)が配置される。ヨーク52の内周面に配置されたマグネット75は、アウトレットカバー53に形成された舌片部53nと、舌片部53nと対向する位置に配されたバネ材とによって、周方向に動くことはない。
ヨーク52の他方の開口周縁部52fに固定されるポンプ部80は、蓋形状の第1カバー83と、蓋形状の第2カバー84と、第1カバー83と第2カバー84との間に配されるリング部材85とを有しており、回転子40のシャフト45の他方の端部45bに挿入されるインペラ81は、第1カバー83、第2カバー84内で回転する。第1カバー83は、燃料ポンプ4内と連通し、第2カバー84は、フィルタユニット8と連通する。回転子40の回転に伴って、インペラ81がインペラ収容部82内を回転すると、燃料タンク内の燃料は、フィルタユニット8によって濾過され、第2カバー84を介して、インペラ収容部82内に吸入される。インペラ収容部82内に吸入された燃料は、第1カバー83を介して燃料ポンプ4内に圧送される。
燃料ポンプ4を内包するフランジユニット2は、燃料ポンプ4を支持する円筒形状のホルダ部30と、フランジユニット2を燃料タンクに固定するフランジ部10と、外部電源と接続されるコネクタ部33とを有しており、フランジ部10は、インジェクタの配管と連通する排出管11と、排出管11に連通する排出部12、吐出部13とを有しており、取り付け部34を介して燃料タンクの上面に固定される。
前述したように、排出部12に配されるプレッシャレギュレータ20は、有底筒形状のプレッシャレギュレータハウジング21と、円柱形状の台座部22とを有し、台座部22は、プレッシャレギュレータハウジング21内に圧入される。また、プレッシャレギュレータハウジング21は、プレッシャレギュレータハウジング21の底部21iに支持されたスプリング23と、台座部22に当接する弁体24とを有しており、弁体24は、ガイド部材25を介して、スプリング23によって付勢され、台座部22に当接する。なお、スプリング23と、弁体24との間には、ガイド部材25が配されているため、弁体24には、スプリング23の荷重が均等に加えられる。そのため、燃料ポンプ4が停止すると、弁体24は台座部22に着座し、燃料ポンプ4が作動すると、弁体24は、台座部22から離脱する。台座部22から離脱した弁体24は、排出管11内の圧力に応じて、わずかに移動するため、プレッシャレギュレータ20を介して燃料タンク内に向かって排出される燃料の流量は、調整される。すなわち、排出管11内の圧力は、プレッシャレギュレータ20によって、所定の圧力値に保たれる。
フランジユニット2のホルダ部30は、略円筒形状に形成された樹脂部材であって、ホルダ部30の開口周縁部30hから延出形成された3本の脚部31と、脚部31の間に配されたフューエルユニット固定部32とを有している。
なお、ホルダ部30の開口周縁部30hには、円板形状の支持プレート35が配されている。支持プレート35の外周面には、突起部35iが形成されており、突起部35iは、脚部31に形成された開口部31jと係合する。したがって、燃料ポンプ4は、燃料タンクに固定されるフランジユニット2と、脚部31に固定される支持プレート35とによって、燃料タンク内で支持される。
また、フューエルユニット固定部32には、フューエルユニット6が固定される。フューエルユニット6は、燃料タンク内の燃料の残量を検出する液面計であって、箱形状のゲージ部90と、ゲージ部90に支持された揺動アーム91とを有しており、ゲージ部90は、フューエルユニット固定部32に取り付けられる。揺動アーム91の一方の端部91aは、ゲージ部90によって回転自在に支持され、揺動アーム91の他方の端部91bは
、フロート92を有している。
また、フューエルユニット6のゲージ部90は、検出基板(不図示)と、検出基板と接する接点(不図示)とを有している。フロート92が、燃料タンク内の燃料の残量に応じて移動すると、揺動アーム91は、それに伴ってゲージ部90を中心として回動する。揺動アーム91が回転すると、検出基板に接触する接点が切り替わるため、燃料タンク内の燃料の残量は検出される。
フィルタユニット8は、燃料を濾過するサクションフィルタ93と、サクションフィルタ93とポンプ部80とを連通する吸入管94とを有しており、吸入管94は、略円筒状に形成された樹脂部材であって、ポンプ部80に圧入される。ポンプ部80は、フィルタユニット8の吸入管94を介して、サクションフィルタ93と連通するため、サクションフィルタ93によって濾過された燃料は、吸入管94を通って、ポンプ部80内に吸入される。
(第2の実施形態)第2の実施形態の燃料供給装置におけるアウトレットカバー153と、これに用いられる端子163とについて、図7、図8に基づいて説明する。なお、第2の実施形態の燃料供給装置は、第1の実施形態の燃料供給装置に対し、アウトレットカバーと端子の形状のみが異なり、その他の部分については、同一である。従って、以下、第2の実施形態の燃料供給装置におけるアウトレットカバー153と、これに用いられる端子163とについてのみ説明し、その他の部分については同一の符号を付し、説明を省略する。
図7、図8に示されるように、端子163は、板形状の本体部164を有しており、本体部164の一方の側部164cには、延出部165aが延出形成され、本体部164の他方の側部164dには、延出部165bが延出形成されている。延出部165a、延出部165bは、本体部164に対して略垂直に屈曲形成されており、延出部165aは、延出部165bに対向する。なお、延出部165bには、旗型端子66が圧入され、延出部165aには、ブラシ59に接続されたピグテール61が溶着される。そのため、アウトレットカバー153に端子163を固定すると、延出部165aは、ブラシ収容部56に対向して配される。
ピグテール61は、延出部165aの内側面に溶着され、端子163に形成された開口部200を介して、ブラシ59と接続される。そのため、ピグテール61は、端子163によって規制されることなく作動し、ピグテール61に接続されたブラシ59は、ピグテール61によって拘束されることなく作動し、ディスクコンミテータ44と摺接する。
(第3の実施形態)第3の実施形態におけるアウトレットカバー253と、これに用いられる端子263について、図9、図10、図11に基づいて説明する。なお、第3の実施形態の燃料供給装置は、第2の実施形態と同様に、第1の実施形態の燃料供給装置に対し、アウトレットカバーと端子の形状のみが異なり、その他の部分については、同一である。従って、以下、第3の実施形態の燃料供給装置におけるアウトレットカバー253と、これに用いられる端子263とについてのみ説明し、その他の部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図9、図10に示されるように、端子263の延出部265bと、ブラシ59は、仮想線Z上に配され、延出部265aは、仮想線Z上から離れて配されている。すなわち、延出部265bは、延出部265aと、アウトレットカバー253の内周面との間に配されることはない。そのため、アウトレットカバー253の肉厚tを、アウトレットカバー253の内側に向かって厚くすることができ、アウトレットカバー253は、大型化するこ
とはない。アウトレットカバー253の肉厚tが厚くなると、アウトレットカバー253の強度は向上する。そのため、延出部265bを圧入孔部57pに圧入しても、アウトレットカバー253に割れが発生することはない。
また、端子263において、延出部265aと、延出部265bとは、対向することなく、平行に並んで配されている。したがって、第1、第2の実施形態における端子63、163のように延出部65a,65b、165a、165bを本体部64、164に対して、大きく屈曲させる加工が不要となる。そのため、第1、第2の実施形態における端子63、163に比べて、端子263は容易に製造される。また、延出部265aと、延出部265bとが、並んで配されているため、作業者は、ピグテール61を、延出部265aに、容易に溶着することができる。
また、アウトレットカバー253の舌片部53n、および、台座部53mには、これらを補強するためのリブ53rが形成されている。そのため、アウトレットカバー253を成型した場合であっても、舌片部53n、および台座部53mが、アウトレットカバー253の内側に向かって反りを抑えることができる。さらに、舌片部53n、台座部53mが膨潤した場合であっても、アウトレットカバー253の内側に向かって反りを抑えることができる。
さらに、舌片部53n、台座部53mにリブ53rが形成されると、舌片部53n、台座部53mには、当接部53sが形成される。アウトレットカバー253を成型した際に、金型に形成されたピン等を、アウトレットカバー253の当接部53sに突き当てることができる。したがって、アウトレットカバー253は、ピン等によって、金型から外される。
図11に示されるように、端子263は、くの字形状に板形状の本体部264と、本体部264の側部264cから所定の間隔を隔てて同じ方向に延出形成された第1、延出部265a、265bと、本体部264の側部264dから隆起した押圧部264eとを有している。第1、延出部265a、265bは、互いに略平行に配置されており、押圧部264eと、延出部265bとは、本体部264を挟んで互いに反対側に配置されるとともに、仮想線W上に配されている。
端子263の延出部265aには、ピグテール61が溶着される。そして、端子263の延出部265bは、アウトレットカバー253の圧入孔部57pに圧入される。なお、圧入孔部57pに圧入された延出部265bには、旗型端子66が、固定される。
押圧部264eは隆起しているため、端子263の延出部265bが、アウトレットカバー253の圧入孔部57pに圧入される際に、押圧部264eは、作業者によって押圧される。前述したように、押圧部264eと、アウトレットカバー253に圧入される延出部265bとは、仮想線W上に配されているため、押圧部254eが押圧されると、延出部265bは歪むことなく、圧入孔部57pに圧入される。
また、端子263の本体部264は、僅かに屈曲形成されているため、延出部265bが圧入孔部57pに圧入されると、端子263の本体部264は、アウトレットカバー253の内周面に沿って配置される。延出部265aは、ブラシ59の背面から十分に離れて配置されるため、延出部265aに溶着されたピグテール61は、端子263の本体部264に沿って配され、ブラシ59と接続される。そのため、ピグテール61は、端子263によって規制されることなく作動し、ピグテール61に接続されたブラシ59は、ピグテール61によって拘束されることなく作動し、ディスクコンミテータ44と摺接する。
1 燃料供給装置
2 フランジユニット
4 燃料ポンプ
6 フューエルユニット
8 フィルタユニット
10 フランジ部(フランジユニットの底部)
11 排出管
12 排出部
12h 開口周縁部
12k 鍔部
13 吐出部
20 プレッシャレギュレータ
21 ハウジング
21i 底部
22 台座部
23 スプリング
24 弁体
25 ガイド部材
26 Oリング
30 ホルダ部
30h 開口周縁部
30j 開口部
31 脚部
31j 開口部
32 フューエルユニット固定部
33 コネクタ部
34 取り付け部
35 支持プレート
35i 突起部
40 回転子
41 ロータコア
42 インシュレータ
43 コイル
44 ディスクコンミテータ
44q セグメント
44r ライザー部
45 シャフト
45a、45b 端部
50 ケースユニット
51 ハウジング
51e、51f 開口周縁部
52 ヨーク
52e、52f 開口周縁部
53、153、253 アウトレットカバー(カバー)
53h 開口周縁部
53i 底部
53m 台座部
53n 舌片部
53r リブ
53s 当接部
53x 中心位置
54 凹部
55 軸受け部
56 ブラシ収容部
57 端子保持部
57o 壁部
57p 圧入孔部
59 ブラシ
61 ピグテール
63 端子
64 本体部
64a、64b 端部
64c、64d 側部
65a、65b 延出部
66 旗型端子
67 リード線保持部
68 固定部
69 リード線
70 吐出管
72 チェックバルブ
75 マグネット
76 バネ材
80 ポンプ部
81 インペラ
82 インペラ収容部
83 第1カバー
84 第2カバー
85 リング部材
90 ゲージ部
91 揺動アーム
91a、91b 端部
92 フロート
93 サクションフィルタ
94 吸入管
L1 フランジ部とアウトレットカバーの底部との間の距離
L2 リード線保持部の上面とアウトレットカバーの底部との間の距離
L3 鍔部とアウトレットカバーの底部との間の距離
L4 延出部と、中心線Yとの間の距離
L5 旗型端子とアウトレットカバーの中心位置との間の距離
R1 排出部の半径
X、Y 中線
163 端子
164 本体部
164c、164d 側部
165a、165b 延出部
200 開口部
263 端子
264 本体部
264c、264d 側部
264e 押圧部
265a、265b 延出部

Claims (3)

  1. 燃料タンクの上面に固定される略有底筒形状のフランジユニットと、前記フランジユニットに支持され、前記燃料タンク内の燃料を吸入する燃料ポンプとを備えた燃料供給装置において、
    前記フランジユニットは、前記フランジユニットの底部に一体形成された略筒状の排出部と、前記排出部内に収容されるプレッシャレギュレータとを有し、前記燃料ポンプは、前記排出部に近接して配置され、該燃料ポンプを覆う略有底円筒形状のカバーと、前記カバーの外周縁に対向して立設された一対の端子と、前記端子に固定される一対の旗型端子とを有し、前記プレッシャレギュレータは、前記一対の旗型端子の間に配置されることを特徴とする燃料供給装置。
  2. 請求項1に記載された燃料供給装置において、
    前記排出部の開口周縁部には、前記プレッシャレギュレータを支持する鍔部が形成されており、前記鍔部は、前記旗型端子の上面よりも、前記カバーの底部に近接して配されていることを特徴とする燃料供給装置。
  3. 請求項1または請求項2のいずれか1項に記載された燃料供給装置において、
    前記カバーの底部の外周縁には、互いに対向し一対の凹部が形成されており、前記一対の凹部内において、前記旗型端子が、前記端子に固定されていることを特徴とする燃料供給装置。
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