JP5066255B2 - 振動モータ - Google Patents

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Description

本発明は、各種携帯通信機器(例えば携帯電話)、携帯情報端末機器、遊戯機器等に内蔵させて、例えば、呼び出し機能の振動発生源として利用される小型の振動モータに関するものである。
従来、このような分野の技術として、特開2003−181379号公報がある。この公報に記載された振動モータは、巻線部にコイルが巻かれたコアを有し、巻線部間に重り(錘)が配置されている。この重りは、上下に2分割された扇形状の重り片からなり、上側の重り片を巻線間に上から挿入し、下側の重り片を巻線間に下から挿入し、この状態で、上側の重り片と下側の重り片とをリベットにより連結させる。さらに、重りは、電気絶縁性材料からなるカバー部材によって被覆されているので、コイルとコアとの間で絶縁不良を発生させないようにしている。
しかしながら、上側の重り片を巻線間に上から挿入し、下側の重り片を巻線間に下から挿入する。その後、巻線部の端部で周方向に延在するウイング部を、上側の重り片と下側の重り片と挟み込むようにした状態で、上側の重り片と下側の重り片とをリベットにより連結させる必要があるので、重りの組立て構造が複雑になり、組立て作業性が煩雑になる。しかも、振動モータの小型化のために重りを小さくした場合であっても、上側の重り片と下側の重り片との連結に必要な固定力を確保するために、リベットを必要以上に小さくすることができない。これによって、タングステンからなる重りの体積に占める軟質材のリベットの割合が大きくなり、重りの質量を確保し難く、これによって、モータの振動量が低下してしまうといった問題点がある。
本発明は、コアに対する錘の組立て作業性が良く、小型化の促進に適した振動モータを提供することを目的とする。
本発明に係る振動モータは、コイルが巻かれる巻線部と、この巻線部の端部から円周方向に延在するウイング部とからなる複数の突極が中央部から放射状に突出して、回転軸線を中心に回転するコアと、突極に固定された錘とを有する振動モータにおいて、
錘は、
隣接するウイング部を挟み込むようにウイング部に沿って延在する第1及び第2の錘部と、
第1の錘部と第2の錘部との間に形成されて、隣接するウイング部がコアの径方向に挿入される差込み部と、
差込み部を分断するように第1の錘部と第2の錘部とを回転軸線方向に連結して、隣接するウイング部間に挿入される第3の錘部とを備えたことを特徴とする。
この振動モータに利用される錘は、コアの径方向に差し込むようにしてコアに装着させている。すなわち、第1及び第2の錘部をガイドにしながら、錘の差込み部内にコアの各ウイング部が差し込まれるので、コアに対する錘の組付け作業性が非常によい。そして、このような挿入作業によって、モータを振動させ易い場所である突極間に、錘の一部をなす第3の錘部を配置させているので、モータの高振動を確保させることができる。さらに、第1及び第2の錘部は、ウイング部に沿って延在するので、第1及び第2の錘部におけるウイング部上の部分をも振動に有効に寄与させることができるので、モータの小型化によってコアの径が小さくなった場合でも、この部分で錘の質量を確保することができ、モータの小型化によるモータの振動量の低下を抑制することができる。
また、錘は、第1の錘部と第2の錘部とを連結して、ウイング部の周面に形成された凹部内に挿入される係止部を更に備えると好適である。
コアに錘を装着させるにあたって、ウイング部の凹部の壁面に錘の係止部を突き当てることで、錘の位置決めを容易に行うことができる。しかも、この係止部は、錘の一部をなしているので、モータの振動に寄与させることができる。
また、錘は、第3の錘部に隣接して、第1及び第2の錘部から突極間に向けて突出する第1及び第2のカシメ部を更に備えると好適である。
第1のカシメ部と第2のカシメ部とが近づくように、第1及び第2のカシメ部を回転軸線方向に加圧することで、錘を回転軸線方向に抜け難くすることができ、このようなカシメ作業によって、錘をコアに簡単に且つ確実に固定させることができる。また、コイルの近くでレーザ溶接を施工する必要がないので、レーザによるコイルの断線を回避させることができる。さらには、モータを振動させ易い場所である突極間に、錘の一部を構成している第1及び第2のカシメ部を配置させているので、第3の錘部と相俟って係止部をモータの高振動に寄与させることができる。
また、一対の第1のカシメ部は、第3の錘部を両側から挟み込むように一体化し、一対の第2のカシメ部は、第1のカシメ部に対向して配置されると共に、第3の錘部から離間していると好適である。
第2のカシメ部は、第3の錘部から離間しているので、第2のカシメ部は、カシメ作業により曲げ易くなっている。従って、タングステンなどの硬質材からなる錘にカシメ作業を適用し易く、カシメ時に錘の割れや破損が起こり難くなる。
また、一対の第2のカシメ部間には、径方向に延在するライザ部が挿入されると好適である。
ライザ部がコアの径方向に延在することで、モータを薄型化させることができ、このようなライザ部に邪魔されることなく、第3の錘部をコアの径方向に延ばすことができ、錘部の質量の増大を可能にしている。
本発明によれば、コアに対する錘の組立て作業性が良く、振動モータの小型化の促進が容易になる。
本発明に係る振動モータの一実施形態を示す外観斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 本発明に係る振動モータの分解斜視図である。 上ケースアッセンブリを示す分解斜視図である。 下ケースアッセンブリを示す分解斜視図である。 ロータアッセンブリ及び錘を示す分解斜視図である。 ロータアッセンブリ及び錘を示す斜視図である。 ロータアッセンブリ及び錘を示す平面図である。 ロータアッセンブリに錘を組み付ける前の状態を示す平面図である。 本発明に係る振動モータに適用する錘を示す斜視図である。 錘を別の角度から見た斜視図である。 錘をさらに別の角度から見た斜視図である。 本発明に係る振動モータが搭載された携帯電話を示す斜視図である。 本発明に係る振動モータが搭載された携帯情報端末機器を示す斜視図である。 本発明に係る振動モータが搭載された遊戯機器を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る振動モータの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、小型の振動モータ1は、携帯通信機器(例えば携帯電話)に内蔵させて、呼び出し機能の振動発生源として利用される直径約10mm、厚さ約3mmのコイン型をなし、組立て作業を容易にするために、ステータを構成する上ケースアッセンブリ10と、モータ1のベースをなす下ケースアッセンブリ20と、ロータを構成するロータアッセンブリ30と、給電を可能にするブラシアッセンブリ45と、高比重金属(例えばタングステン)からなる錘50とから構成されている。
図3及び図4に示すように、上ケースアッセンブリ10は、非磁性材料(例えばステンレス)からなるカップ状の上ケース11と、上ケース11の内壁面に接着剤により固定されると共に、軟磁性材料からなるCリング状のバックヨーク13と、バックヨーク13の内壁面に接着剤により固定されるOリング状のマグネット14とから主として構成されている。
バックヨーク13には、その両端13a,13bの離間部分Rが設けられ、この離間部分Rがマグネット14の磁壁Pから90°の位置(すなわちS極の中心位置)に配置されることで、磁気回路を効率的に作り出すことができる。なお、磁壁Pとは、マグネット14のN極とS極との境界を意味する。
そこで、バックヨーク13には、この下端から径方向に突出する一対の舌片13cが形成され、マグネット14には、各舌片13cが入り込む一対の切欠き部14aが形成されている。そして、バックヨーク13の舌片13cをマグネット14の切欠き部14a内に挿入することで、バックヨーク13に対するマグネット14の正確な位置決めが達成される。
さらに、バックヨーク13には、上ケース11の上側の周縁の一部を、凹状に加工することで内側に向けて突出させた凸部11aが形成されている。そして、この凸部11aをバックヨーク13の離間部分R内に挿入させることで、上ケース11に対するバックヨーク13の位置決めが達成される。
図5に示すように、下ケースアッセンブリ20は、上ケース11に対してレーザ溶接によって接合される非磁性材料(例えばステンレス)からなる皿状の下ケース21と、下ケース12の中央に固定されたシャフト22とからなり、下ケース21には、皿状の本体部21aから径方向に延在する張り出し部21bが設けられている。さらに、下ケース21には、ブラシアッセンブリ45が固定され、張り出し部21b上にブラシアッセンブリ45が配置される。
図6〜図8に示すように、シャフト22に対し回転自在に軸支されたロータアッセンブリ30は、コイル31と、コイル31が巻き付けられるコア32と、コイル31に電流を供給するためのコミテータ33と、コミテータ33を保持するためのコミテータホルダ34と、コア32の中央孔32aに圧入されると共に、シャフト22が挿入される軸孔36aを有する円筒状の軸受36と、火花及びノイズの発生を防止するためのバリスタ37とからなる。
この振動モータ1は、2極3スロットであり、コア32は、打ち抜き加工された厚さ0.2mmの珪素鋼板を3枚積層することにより作り出されている。コミテータ33は、銅製薄板のプレス成形によって作られた3枚のコミテータセグメント38からなる。各コミテータセグメント38は、回転軸線Lに沿って延在する断面円弧状のブラシ摺接部38aと、コイル31が結線されると共に、コア32の径方向に延在してスロット内に突出するライザ部38bと、ブラシ摺接部38aとライザ部38bとを連結するL字状の連結部38cとからなる(図2参照)。なお、コア32は、単板であってもよい。
3個のコミテータセグメント38は、例えばインサート成形によってコミテータホルダ34に組み付けられて、コミテータアッセンブリが構成される。このコミテータアッセンブリは、コミテータホルダ34の中央孔34a内に軸受36を圧入することで、コア32と一体化する。
さらに、リング状のバリスタ37は、コミテータホルダ34の周縁に設けられた各立設部34bで挟持され、バリスタ37の中央孔37b内に軸受36の頂部が挿入される。このようにして、コア32上とバリスタ37を固定した後、コイル31の電線31aがライザ部38bの先端に巻き付けられ、各電線31aとライザ部38bとバリスタ37の各電極37aとを半田Hによって電気的に接続させる。
図5に示すように、ブラシアッセンブリ45は、下ケース21に取付け可能な板状の本体部46と、この本体部46から突出して、各コミテータセグメント38のブラシ摺接部38aに接触する一対のブラシ片47と、本体部46の端部で上ケース11から露出する一対のターミナル48とからなる。そして、ブラシ片47とターミナル48とは本体部46内で接続されている。ロータアッセンブリ30の軸受36の軸孔36a内にシャフト22を挿入した後に、ブラシアッセンブリ45は、下ケース21に径方向から装着され、上ケース11と下ケース21との組合わせによって出現する矩形の開口49(図1参照)から一部が径方向に露出する。
図8〜図12に示すように、コア32に錘50が固定される。このコア32は、軸受36が圧入される中央孔32aをもったリング状の中央部39(図6参照)と、この中央部39から放射状に突出する突極40a,40b,40cとからなる。等間隔に配置された各突極40a,40b,40cは、コイル31が巻かれる巻線部41a,41b,41cと、巻線部41a,41b,41cの端部から円周方向に延在するウイング部42a,42b,42cとからなる。
錘50は、隣接するウイング部42a,42bを上下で挟み込むようにウイング部42a,42bに沿って延在する第1及び第2の錘部51a,51bと、第1の錘部51aと第2の錘部51bとの間で延在して、隣接するウイング部42a,42bの挿入を可能にしたスリット状の差込み部52と、差込み部52を左右に分断するように第1の錘部51aと第2の錘部51bとを回転軸線L方向に連結して、隣接するウイング部42a,42b間(すなわちスロット)に挿入される第3の錘部53とを備えている。
第3の錘部53は、ウイング部42aの端とウイング部42bの端との間の隙間Bと略同等の幅を有しているので、第3の錘部53の左右(周方向)のガタツキをウイング部42a,42bによって抑制することができる。
この錘50は、コア32に対して径方向に差し込むように装着される。このとき、上下で平行に延在する第1及び第2の錘部51a,51bをガイドにしながら、錘50の差込み部52内にコア32の各ウイング部42a,42bが差し込まれるので、コア32に対する錘50の組付け作業性が非常によい。そして、このような挿入作業によって、モータ1を振動させ易い場所である突極40aと突極40bとの間(すなわちスロット)に、錘50の一部をなす第3の錘部53が配置されるので、モータ1の高振動を確保させることができる。
さらに、第1及び第2の錘部51a,51bは、ウイング部42a,42bに沿って延在するので、第1及び第2の錘部51a,51bにおけるウイング部42a,42b上の部分をも振動に有効に寄与させることができる。モータ1の小型化によってコア32の径が小さくなった場合でも、この部分で錘50の質量を確保することができ、モータ1の小型化によるモータ1の振動量の低下を抑制することができる。
コア32に対する錘50の組付け作業性を更に良好にするために、ウイング部42a,42bの外径部の周面には凹部43a,43bが形成され、錘50には、第1の錘部51aと第2の錘部51bとを連結して、ウイング部42a,42bの凹部43a,43b内に挿入され且つ嵌合する係止部54a,54bが設けられている。
凹部43a,43bと係止部54a,54bは、互いに三角形状をなし、密着する。また、図9に示すように、凹部43aの二壁面のうちの一方の壁面43aAは、装着方向Aと略同一方向に延在し、凹部43bの二壁面のうちの一方の壁面43bAは、装着方向Aと略同一方向に延在する。同様に、係止部54aの二壁面のうちの一方の壁面54aAは、差込み方向Aと略同一方向に延在し、係止部54bの二壁面のうちの一方の壁面54bAは、差込み方向Aと略同一方向に延在する。
これによって、錘50の装着作業時に、凹部43a,43b内に係止部54a,54bを簡単且つ確実に入り込ませることができ、凹部43a,43bの他方の壁面43aB,43bBに錘50の係止部54a,54bの他方の壁面54aB,54bBを突き当てることで、錘50の差込み方向(装着方向)奥側の位置決めを容易且つ確実に達成することができる。しかも、この係止部54a,54bは、錘50の一部をなしているので、モータ1の振動に寄与させることができる。
コア32に対する錘50の組付け作業性を更に良好にするために、錘50には、左右一対の第1のカシメ部56a,56bと第2のカシメ部57a,57bとが設けられている。各カシメ部56a,56b,57a,57bは、回転軸線L方向でも対をなしており、矩形のブロック状をなす第3の錘部53に隣接すると共に、第1及び第2の錘部51a,51bからウイング部42a,42bを越えて突極40a,40b間に向けて突出する。
そして、下方に位置する第1のカシメ部56a,56bを台などで支持して、上方から第2のカシメ部57a,57bの打点K(図8参照)を上方から加圧することで、第1のカシメ部56a,56bと第2のカシメ部57a,57bとが近づくように、第1及び第2のカシメ部56a,56b,57a,57bが回転軸線L方向にカシメられる。その結果、錘50を回転軸線L方向に抜け難くすることができ、このようなカシメ作業によって、錘50をコア32に簡単に且つ確実に固定させることができる。
また、コイル31の近くでレーザ溶接を施工する必要がないので、レーザによるコイル31の断線を回避させることができる。さらには、モータ1を振動させ易い場所である突極40a,40b間に、錘50の一部を構成している第1及び第2のカシメ部56a,56b,57a,57bを配置させているので、各カシメ部56a,56b,57a,57bは、第3の錘部53と相俟ってモータ1の高振動に寄与される。
さらに、三角形状をなす一対の第1のカシメ部56a,56bは、第3の錘部53を両側から挟み込むように第3の錘部53に一体化している。これに対し、三角形状をなす一対の第2のカシメ部57a,57bは、第1のカシメ部56a,56bに対向して配置されると共に、第3の錘部53から離間する。
このように、第2のカシメ部57a,57bは、第3の錘部53から離間しているので、第2のカシメ部57a,57bは、カシメ作業により曲げ易くなっている。従って、タングステンなどの硬質材からなる錘50にカシメ作業を適用し易く、カシメ時に錘50の割れや破損が起こり難くなる。
さらに、第2のカシメ部57a,57b間で第3の錘部53の上方に凹部58が形成され、径方向に延在するライザ部38bがこの凹部58内に挿入される。ライザ部38bがコア32の径方向に延在することで、モータ1の薄型化を可能にし、このようなライザ部38bに邪魔されることなく、第3の錘部53をコア32の径方向に延ばすことができ、錘50の質量を増大させることができる。
図8及び図9に示すように、他の突極41cのウイング部42cにも、突極40a,40bと同様の形状をなす凹部43cが設けられている。これによって、錘50は、いずれの突極40a,40b,40cであっても装着させることができ、コア32に対する錘50の組付け作業性が極めて良好になる。
本発明は、前述した実施形態に限定されないことは言うまでもない。例えば、コア32に対して錘50をレーザ溶接で固定してもよく、カシメとレーザ溶接とを併用してもよい。
以上、本発明に係る振動モータの実施形態について種々説明したが、コア32の突極40a、40bに錘50が固定された、かかる振動モータ1を搭載して、各種の振動報知機器を形成することができる。図13に示すように、携帯通信機器、例えば携帯電話100の筐体内部に振動モータ1を搭載して携帯電話機100の回路基板101と振動モータ1のターミナル48とを接続することにより、振動報知機能を有する携帯通信機器を形成することができる。また、図14に示すように、携帯情報端末機器110、例えば、PDAや携帯型デジタルプレーヤの筐体内部に振動モータ1を搭載して携帯情報端末機器110の回路基板111と振動モータ1のターミナル48とを接続することにより、振動報知機能を有する携帯情報端末機器を形成できる。また、図15に示すように、遊戯機器120、例えばゲーム機のコントローラの筐体内部に振動モータ1を搭載して遊戯機器120の回路基板121と振動モータ1のターミナル48とを接続することにより、振動報知機能を有する遊戯機器を形成することができる。遊戯機器120は、携帯型ゲーム機本体やパチンコのハンドル等でも良い。これらは、着信があったとき、操作がされたとき、画面を操作者がタッチしたとき等や、ゲームの進行状況に合わせて適宜、振動モータを回転させることで振動を発生させる。

Claims (9)

  1. コイルが巻かれる巻線部と、前記巻線部の端部から円周方向に延在するウイング部とからなる複数の突極が中央部から放射状に突出して、回転軸線を中心に回転するコアと、
    前記突極に固定された錘とを有する振動モータにおいて、
    前記錘は、
    隣接する前記ウイング部を挟み込むように前記ウイング部に沿って延在する第1及び第2の錘部と、
    前記第1の錘部と前記第2の錘部との間に形成されて、隣接する前記ウイング部が前記コアの径方向に挿入される差込み部と、
    前記差込み部を分断するように前記第1の錘部と前記第2の錘部とを前記回転軸線方向に連結して、隣接する前記ウイング部間に挿入される第3の錘部とを備えたことを特徴とする振動モータ。
  2. 前記錘は、前記第1の錘部と前記第2の錘部とを連結して、前記ウイング部の周面に形成された凹部内に挿入される係止部を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の振動モータ。
  3. 前記錘は、前記第3の錘部に隣接して、前記第1及び第2の錘部から前記突極間に向けて突出する第1及び第2のカシメ部を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の振動モータ。
  4. 一対の前記第1のカシメ部は、第3の錘部を両側から挟み込むように一体化し、一対の第2のカシメ部は、前記第1のカシメ部に対向して配置されると共に、前記第3の錘部から離間していることを特徴とする請求項3に記載の振動モータ。
  5. 一対の前記第2のカシメ部間には、径方向に延在するライザ部が挿入されることを特徴とする請求項4に記載の振動モータ。
  6. 請求項1に記載の振動モータを搭載する振動報知機器。
  7. 請求項1に記載の振動モータを搭載する携帯通信機器。
  8. 請求項1に記載の振動モータを搭載する携帯情報端末機器。
  9. 請求項1に記載の振動モータを搭載する遊戯機器。
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