JP2003181379A - 振動発生用モータ - Google Patents

振動発生用モータ

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JP2003181379A
JP2003181379A JP2001383623A JP2001383623A JP2003181379A JP 2003181379 A JP2003181379 A JP 2003181379A JP 2001383623 A JP2001383623 A JP 2001383623A JP 2001383623 A JP2001383623 A JP 2001383623A JP 2003181379 A JP2003181379 A JP 2003181379A
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JP
Japan
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weight
motor
rotor
vibration
core
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Pending
Application number
JP2001383623A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Nakagome
伸行 中込
Takeshi Shinoda
健 篠田
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動発生用モータにおいて、巻線部とコイル
間の絶縁不良の発生を抑制する。 【解決手段】 複数極コア4の複数個のコイル巻線部4
a、4b、4cにそれぞれコイルが巻回されたロータ3
を有し、重心を偏倚させることにより振動を発生させる
振動発生用モータ1は、隣接する2つのコイル巻線部4
a、4c間に形成される空間内に配設された金属製の重
り6を有し、重り6は、絶縁性を有する材料からなるカ
バー部材7に収納された状態でロータ3に取付けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えばゲームコン
トローラ、携帯電話、ページャ等の電子機器において、
電子機器本体を振動させるための振動発生用モータに関
する。 【0002】 【従来の技術】PC(Personal Computer)等の電算処
理機器の画像処理能力、計算能力等の進歩は目覚まし
く、高度なCG(Computer Graphics)描写や高速画像
処理が可能となってきている。このような進歩に伴い、
例えば、画像処理のための専用のハードウェアを持ち合
わせたようなゲーム専用機器やPCに対応したゲームソ
フトにおいても、より現実的な画像と現実的なシチュエ
ーションが楽しめるものが登場してきている。 【0003】さらに、このようなゲームを制御するため
のコントローラには、ゲームの状況に同期して、コント
ローラが振動する、いわゆるバイブレーション機能を備
えているものもある。このバイブレーション機能は、例
えば複数極コアの複数個のコイル巻線部にそれぞれコイ
ルが巻回されたロータを有し、重心を偏倚させることに
より振動を発生させる振動発生用モータにより実現され
る。 【0004】このような振動発生用モータは、ゲーム用
のコントローラだけではなく、携帯電話やページャ等に
も組込まれ、ユーザに着呼やメッセージの着信を通知す
るためにも使用されている。 【0005】従来の振動発生用モータ21は、例えば図
3に示すように、公知の構成の小型直流モータと同様
に、回転軸22により回転可能に支持されたロータ23
と、このロータ23の周囲に配設された永久磁石(図示
せず)とから構成されている。ロータ23は、3つの巻
線部24a、24b、24cからなるコア4を備え、こ
れら巻線部24a、24b、24cには、それぞれコイ
ル25a、25b、25cが巻回されている。 【0006】そして、これら各コイル25a、25b、
25cに対して、回転軸22に備えられたスリップリン
グ(図示せず)を介して、直流電圧を適宜の方向に印可
することにより、各コイル25a、25b、25cに発
生する磁束と永久磁石の磁束との相互作用によって、ロ
ータ23が一方向に回転駆動される。 【0007】ここで、コア24の互いに隣接する巻線部
24a及び巻線部24cの間に形成される空間には、重
り26が取付けられている。この重り26は、所定形状
に成形された2片の分銅から構成され、この2片の分銅
を上下から挟み込むようにして、コア24に取付けられ
ている。 【0008】このように構成された振動発生用モータ2
1では、ロータ23の重心が中心から一側にずれている
ため、ロータ23が回転すると、この回転に伴って、モ
ータ21振動するようになっている。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】ここで、上述のような
一対の分銅により構成される重り26が巻線24a、2
4c等の一部に接触し、巻線とコアの絶縁不良が生じ、
製品が正常に動作しないといった問題が生じることがあ
った。 【0010】本発明は、上述のような課題に鑑みてなさ
れたものであり、ロータにおいて巻線とコアの間に絶縁
不良を生じさせることのない振動発生用モータを提供す
ることを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る振動発生用モータは、複数極コアの
複数個のコイル巻線部にそれぞれコイルが巻回されたロ
ータを有し、重心を偏倚させることにより振動を発生さ
せる振動発生用モータにおいて、少なくとも隣接する2
つのコイル巻線部間に形成される空間内に配設された金
属製の重りと、フィルム、紙又はプラスチック絶縁性材
料により形成され、上記重りの少なくとも一部を覆い、
上記重りと上記コイル巻線部間を絶縁する絶縁カバーと
を備える。 【0012】本発明に係る振動発生用モータは、ロータ
が回転すると、コイル巻線部間に配設された重りにより
振動する。重りに絶縁性のカバーを装着することによ
り、巻線とコアの絶縁不良が防止される。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る振動発生用モ
ータについて、添付の図面を参照して詳細に説明する。 【0014】図1は、本発明の実施の形態として示す振
動発生用モータ1の外観を示す図である。振動発生用モ
ータ1は、基本的に回転軸2により回転可能に支持され
たロータ3と、このロータ3の周囲に配設された永久磁
石(図示せず)とから構成される。ロータ3は、3つの
巻線部4a、4b、4cからなるコア4を備え、これら
巻線部4a、4b、4cには、それぞれコイル5a、5
b、5cが巻回されている。 【0015】さらに、コア4の互いに隣接する巻線部4
a及び巻線部4cの間に形成される空間には、重り6が
取付けられている。この重り6は、例えばタングステン
Wを材料とする一対の重り片からなり、図1に示すよう
に、各重り片は、これらの巻線部4a及び巻線部4c間
に形成される空間に嵌合する略扇状の形状を有し、コア
4の外周形状に対応する部分が切欠かれるとともに、中
央に挿入孔6aが形成されている。 【0016】さらに、この具体例においては、この一対
の重り片の少なくとも一部は、それぞれフィルム又は紙
等の絶縁性材料からなるカバー部材7により覆われてい
る。このカバー部材の斜視図を図2に示す。カバー部材
7は、重り6を構成する一対の重り片に対してそれぞれ
独立して形成され、この具体例においては、扇状の重り
片の円弧状の外周面と、貼り合わせ面の反対面にあたる
表面のみを露出させ、他の重り片の全ての面を覆うよう
な形状を有している。また、カバー部材7には、重り6
の挿入孔6aに対応する位置に孔が設けられている。 【0017】重り6は、図1に示すように、カバー部材
7により覆われた一対の重り片をロータ3のコア4の一
部を挟み込むように上下から貼り合わせ、挿入孔にリベ
ット8を挿入して固定することによりコア4に装着され
ている。 【0018】この振動発生用モータ1では、外部からス
リップリング9を介してコイル5a、5b、5cに適切
な電流を流すことにより、各コイル5a、5b、5cに
発生する磁束とロータ3の周囲に設けられている永久磁
石の磁束との相互作用によって、ロータ3が所定の方向
に回転駆動される。上述のように、コア4の巻線部4
a、4c間には、重り6が取付けられ、これによりロー
タ3全体の重心が中心から偏倚しているため、ロータ3
の回転に伴ってこの振動発生用モータ1は、振動(バイ
ブレーション)を発生する。 【0019】本発明においては、上述のように、重り6
を絶縁性材料からなるカバー部材7で被覆しているた
め、コイル5a、5b、5cとコア4との間で絶縁不良
が生じる虞がなく、確実に動作する振動発生用モータを
提供することができる。また、カバー部材7がクッショ
ンとなるため、一対の重り片をスプリング性を有する状
態で挟み込むこととなるため、これら一対の重り片を安
定して固定することができる。 【0020】 【発明の効果】以上のように、本発明に係る振動発生用
モータは、少なくとも隣接する2つのコイル巻線部間に
形成される空間内に配設された金属製の重りと、絶縁性
材料により形成され、この重りの少なくとも一部を覆
い、重りと上記コイル巻線部間を絶縁する絶縁カバーと
を備えるので、重りが巻線に接触し、巻線とコア間の絶
縁不良が生じることによる動作不良の発生を抑制するこ
とができ、不良率の低い安定した振動発生用モータを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を適用した振動発生用モータの斜視図で
ある。 【図2】図1に示す振動発生用モータの重り用のカバー
部材の斜視図である。 【図3】従来の振動発生用モータの平面図である。 【符号の説明】 1 振動発生用モータ 2 回転軸 3 ロータ 4 コア 4a 巻線部 4b 巻線部 4c 巻線部 5a コイル 5b コイル 5c コイル 6 重り 7 カバー部材 8 リベット 9 スリップリング

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数極コアの複数個のコイル巻線部にそ
    れぞれコイルが巻回されたロータを有し、重心を偏倚さ
    せることにより振動を発生させる振動発生用モータにお
    いて、 少なくとも隣接する2つのコイル巻線部間に形成される
    空間内に配設された金属製の重りと、 絶縁性材料により形成され、上記重りの少なくとも一部
    を覆い、上記重りと上記コイル巻線部間を絶縁する絶縁
    カバーとを備える振動発生用モータ。
JP2001383623A 2001-12-17 2001-12-17 振動発生用モータ Pending JP2003181379A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110043061A1 (en) * 2008-04-30 2011-02-24 Nidec Copal Corporation Vibration motor
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