JP5135873B2 - 電動モータおよび燃料ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、整流子に接触するブラシを備えた電動モータに関し、また、燃料を昇圧するポンプ部を電動モータとともに備えた燃料ポンプに関する。
従来より、整流子と接触するブラシを備えた電動モータが知られている(特許文献1〜3参照)。そして、特許文献1には、ブラシを整流子に押し付ける向きに付勢する弾性部材が記載されており、この弾性部材は、整流子の回転軸方向から見てブラシに対してオフセット配置されて弾性変形する本体部と、ブラシと当接して本体部の弾性変形力をブラシに伝達するアーム部とを有している。
そして、特許文献1〜3には明記されていないが、図10に示す如くアーム部933をブラシ81の軸中心L1の位置に当接させ、ブラシ81を整流子60に向けて垂直に押し付けるように設定するのが従来の一般的な構造である。
実開平5−95183号公報 特開2000−312458号公報 米国特許6952066号図面
ところで、整流子60は複数のセグメントから形成され、各セグメントとブラシ81とが接触することによって電機子へ供給する電流は断続される。この場合、ブラシ81と回転する整流子60との接触が解除されるとき、ブラシ81と整流子60との間では残留電流にともなう放電が生じやすい。そして、ブラシ81と整流子60との間に放電が生じると、ブラシ81および整流子60は電気的に摩耗し寿命が短縮するという問題が生じる。
この問題に対し、本願の発明者は、整流子60に対するブラシ81の押し付け状態によって、ブラシ81と整流子60との間に生じる放電が変化することを見出した。すなわち、ブラシ81と整流子60との間の放電は、ブラシ81のうち整流子60との接触を開始する側の部分である進入側接触部分813へ押し付けると減少し、整流子60との接触が解除される側の部分である解除側接触部分814へ押し付けると増加する。
そして、図10に示す従来の一般的な構造は、上述の如くアーム部933をブラシ81の軸中心L1に当接させていることが放電増加の原因となっていることが分かった。すなわち、アーム部933がブラシ81と当接する当接位置(力点位置)P1は、ブラシ81の磨耗にともなって図10の二点鎖線K2に示す軌跡上を移動し、ブラシ81の軸中心位置から整流子60の回転方向進行側に移動する。その結果、ブラシ81のうち解除側接触部分814が整流子60に押し付けられることとなり、ブラシ81と整流子60との間の放電は増加し、ブラシ81および整流子60の寿命短縮を招く。
そこで、本発明の目的は、ブラシと整流子との間の放電を低減し、ブラシおよび整流子を長寿命化する電動モータおよび燃料ポンプを提供することにある。
請求項1から5のいずれか一項記載の発明では、アーム部がブラシを押し付ける力点位置は、ブラシの軸中心に対して整流子の回転方向進行側と反対側に位置している。そのため、ブラシの磨耗にともなって整流子の回転方向進行側に上記力点位置が移動したとしても、その力点位置は、図10に示す従来構造に比べて回転方向進行側と反対側に位置することとなる。よって、ブラシが解除側へ押し付けられることを抑制でき、その結果、ブラシと整流子との間の放電を低減できるので、ブラシおよび整流子の寿命を長くできる。
また、弾性部材のアーム部は、弾性部材の壁部側の端部から弾性部材の中央部へ屈曲し、かつこの中央部からブラシ側へ突出している。弾性部材の壁部側の端部からアーム部を取り出すことにより、アーム部が屈曲しても、弾性部材の移動または傾きは壁部によって規制される。すなわち、アーム部が取り出されている弾性部材の壁部側の端部は、壁部によって移動が制限される。そのため、弾性部材に生じる傾き、および弾性部材によって押し付けられるブラシの傾きが低減される。したがって、ブラシと整流子とを確実に摺動させることができ、摩耗を低減することができる。
請求項2記載の発明では、整流子とは反対側の端部に回転方向進行側ほど軸方向の全長が短くなる傾斜面をブラシは有し、力点位置は傾斜面上に位置する。これにより、力点位置に作用する押付力は、傾斜面を介してブラシの回転方向進行側と反対側へ傾いて作用する。その結果、ブラシには回転方向進行側と反対側ほど大きな力が加わる。これにより、ブラシは回転方向進行側と反対側へ傾いて整流子に押し付けられる。従って、ブラシと整流子との間の放電が低減され、ブラシおよび整流子の寿命を長くすることができる。
請求項3記載の発明では、本体部から力点位置までのアーム部の長さを弾性部材の各々で異なる長さに設定することで、整流子の回転方向進行側と反対側に力点位置を位置させることを実現している。これによれば、本体部の軸中心からブラシの軸中心までの距離が弾性部材のいずれにおいても同じ長さにでき、回転軸方向から見て両本体部が対称となるように配置できる。
請求項5または6記載の発明では、弾性部材のアーム部は、回転軸中心を通る仮想直線と垂直な弾性部材の軸方向の中央部からブラシ側へ突出している。例えば弾性部材のアーム部に屈曲する部位を形成すると、その屈曲部分を支点としてアーム部にねじれが生じるおそれがある。アーム部にねじれが生じると、ブラシに移動方向への力が加わらず、ブラシの傾きを招くおそれがある。請求項5記載の発明では、弾性部材の軸方向の中央部からアーム部が突出することにより、弾性部材のアーム部の途中に屈曲部分が形成されない。そのため、弾性部材に生じる傾き、および弾性部材によって押し付けられるブラシの傾きが低減される。したがって、ブラシと整流子とを確実に摺動させることができ、摩耗を低減することができる。
請求項記載の発明では、本体部の軸中心からブラシの軸中心までの距離を弾性部材の各々で異なる長さとなるように本体部を配置することで、整流子の回転方向進行側と反対側に力点位置を位置させることを実現している。これによれば、本体部から力点位置までのアーム部の長さを弾性部材のいずれにおいても同じ長さにできる。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による燃料ポンプを図1〜図5に基づいて説明する。
図3は燃料ポンプ10全体を示す部分断面図であり、はじめに図3を用いて燃料ポンプ10の全体構造を説明する。
燃料ポンプ10は、例えば車両などの燃料タンクの内部に装着されるインタンク式のポンプである。燃料ポンプ10は、燃料タンクの内部の燃料をエンジンに供給する。燃料ポンプ10は、吸入した燃料を昇圧するポンプ部20と、ポンプ部20を駆動するモータ部30とを備えている。モータ部30はブラシ付きの直流モータである。燃料ポンプ10は略円筒状のハウジング11を備えている。ハウジング11の内壁面には、周方向へ永久磁石12が環状に設置されている。永久磁石12の内周側には、環状の永久磁石12と同心円上に電機子31が配置されている。
ポンプ部20は、ケーシング本体21およびケーシングカバー22の間に配置されるインペラ23等を有している。ケーシング本体21およびケーシングカバー22は、略C字形状のポンプ流路24を形成している。ケーシング本体21とケーシングカバー22の間には、インペラ23が回転可能に収容されている。ケーシング本体21およびケーシングカバー22は、例えばアルミニウムのダイカスト成形により形成されている。
ケーシング本体21は、ハウジング11の軸方向において一方の端部側に圧入により固定されている。ケーシング本体21の中央部には、軸受25が設置されている。ケーシングカバー22は、ケーシング本体21に被せられた状態でハウジング11の一方の端部にかしめなどにより固定されている。電機子31のシャフト32は、一方の端部が軸受25により回転可能に径方向に支持されている。シャフト32の他方の端部は、軸受27により回転可能に径方向に支持されている。
ケーシングカバー22は燃料を吸入する吸入口28を有している。ポンプ流路24において周縁部に羽根溝を有するインペラ23が回転すると、図示しない燃料タンクの内部の燃料は吸入口28からポンプ流路24に吸入される。ポンプ流路24に吸入された燃料はインペラ23の回転により昇圧され、モータ部30のポンプ室33へ吐出される。
ハウジング11の他方の端部、すなわちケーシング本体21およびケーシングカバー22とは反対側には、モータケーシング40および吐出側カバー50が設置されている。モータケーシング40は、吐出側カバー50とハウジング11との間に挟み込まれている。吐出側カバー50は、かしめによりハウジング11に固定されている。
図2は図3のII矢視図であり、この図2に示す如く、吐出側カバー50は燃料吐出部52およびコネクタ53を有している。
燃料吐出部52は、図3に示す如く燃料通路51および調圧弁54を有している。燃料通路51は、調圧弁54の弁部材55により開閉される。燃料ポンプ10の内部における燃料の圧力が所定値よりも大きくなると、弁部材55は燃料通路51を開放する。そして、ポンプ部20により昇圧された燃料は燃料吐出部52の吐出口57から、該吐出口57に接続された図示しない配管を通じて燃料ポンプ10の外部へ供給される。
図1は、吐出側カバー50を燃料ポンプ10から取り外した状態における図3のII矢視図であり、この図1および図2に示す如く、コネクタ53は正極側ターミナル561および負極側ターミナル562を有している。
図3に示すように、ハウジング11の内部空間には電機子31が回転可能に収容されている。電機子31は、コア34と、コア34の外周に巻かれたコイル35とを有している。整流子60は、円板状に形成されており、図3において電機子31の上方に設置されている。すなわち、整流子60は、電機子31のポンプ部20とは反対側に設置されている。整流子60は、弾性部材としてのスプリング91、92により押し付けられているブラシ81、82と接触する。なお、ブラシ81は正極ブラシ、ブラシ82は負極ブラシを示し、スプリング91は正極側スプリング、スプリング92は負極側スプリングを示す。なお、図3ではスプリング91、92の図示を省略している。
図1に示すように、正極側チョークコイル71は、正極側ターミナル561および正極ブラシ81に電気的に接続され、電源供給開始時に発生する電気ノイズを低減する。同様に、負極側チョークコイル72は、負極側ターミナル562および負極ブラシ82に電気的に接続され、電源供給開始時に発生する電気ノイズを低減する。また、両チョークコイル71の各々は、コア711、721と、コア711、721の周りに巻き回されているコイル712、722とを有している。
正極側チョークコイル71と正極側ターミナル561とは導電部材611により接続される。また、正極側チョークコイル71と正極ブラシ81とは導電部材621および正極側ピグテール631により接続される。同様にして、負極側チョークコイル72と負極側ターミナル562とは導電部材612により接続される。また、負極側チョークコイル72と負極ブラシ82とは導電部材622および負極側ピグテール632により接続される。
なお、ピグテール631、632は可撓性を有し、ブラシ81、82の軸方向への移動に追従して変形可能な導電部材である。
そして、図示しない電源からターミナル561、562に供給された電力は、図1に示すように、導電部材611、612、チョークコイル71、72、導電部材621、622、ピグテール631、632、ブラシ81、82、整流子60を順に経由して、電機子31のコイル35へ供給される。供給された電力により電機子31が回転すると、電機子31のシャフト32とともにインペラ23が回転する。また、電機子31が回転すると、それにともなって整流子60も回転する。このとき、整流子60は、ブラシ81、82との接触状態を維持しながら回転する。
電機子31のシャフト32とともにインペラ23が回転すると、吸入口28からポンプ流路24に燃料が吸入される。ポンプ流路24に吸入された燃料は、インペラ23の各羽根溝から運動エネルギーを受けてポンプ流路24からポンプ室33に吐出される。ポンプ室33に吐出された燃料は、電機子31の周囲および燃料通路51を経由して吐出口57から燃料ポンプ10の外部へ供給される。
次に、吐出側カバー50の内部空間における、ブラシ81、82、スプリング91、92等の各構造について詳細に説明する。
図4および図5は負極ブラシ82の配置を示す図3の拡大図である。これらの図4、図5および図1に示す如く、ブラシ81、82、スプリング91、92、チョークコイル71、72およびターミナル561、562等は、モータケーシング40の一部分である仕切部材41の吐出口57側に保持されている。仕切部材41は、吐出側カバー50内部の燃料通路を、図3に示すモータ収容通路411とブラシ収容通路412とに仕切っている。また、仕切部材41には、モータ収容通路411とブラシ収容通路412と連通させる燃料通過孔413が形成されている。よって、モータ収容通路411内の燃料は燃料通過孔413からブラシ収容通路412に吐出される。
なお、本実施形態に係るブラシ収容通路412は、吐出側カバー50と仕切部材41で囲まれた空間に相当し、このブラシ収容通路412には、ブラシ81、82、スプリング91、92、チョークコイル71、72、ターミナル561、562、導電部材611、612、621、622およびピグテール631、632等が収容されている。また、本実施形態に係るモータ収容通路411は、モータケーシング40、ハウジング11およびケーシング本体21で囲まれた空間に相当し、このモータ収容通路411には、整流子60、電機子31および永久磁石12等が収容されている。
両ブラシ81、82の各々は、ホルダ811、821の内部に収容されている。ホルダ811、821は軸方向に延びる筒形状であり、仕切部材41と樹脂にて一体に形成されている。図1中の斜線を付した部分はホルダ811、821の上端部分を示しており、ハッチングによる断面を示すものではない。そして、正極ブラシ81は正極側ホルダ811の内部を回転軸方向に移動可能に保持され、負極ブラシ82は負極側ホルダ821の内部を回転軸方向に移動可能に保持されている。
正極側スプリング91は、コイル状に形成されて弾性変形する正極側本体部912と、正極ブラシ81の上端に接触して正極側本体部912の弾性変形力を正極ブラシ81に伝達する正極側アーム部913とを有している。そして、正極側本体部912は、整流子60の回転軸方向から見て(図3のII矢視において)正極ブラシ81に対してオフセット配置されている。すなわち、図1に示す場合では、正極側本体部912は正極ブラシ81に対して右側にずらして配置されている。なお、正極側本体部912はコイル内部に位置する軸部材911により保持されている。
負極側スプリング92は、正極側スプリング91と同様の構造であり、負極側本体部922と負極側アーム部923とを有し、負極側本体部922は負極ブラシ82に対してオフセット配置されている。負極側本体部922はコイル内部に位置する軸部材921により保持されている。なお、両軸部材911、921は仕切部材41と樹脂にて一体に形成されている。また、両本体部912、922はコイル中心が図1の上下を向く向きに配置されている。
なお、両ターミナル561、562および両チョークコイル71、72は、仮想線K1に対して両本体部912、922の反対側に配置されている。また、図4に示すように、両スプリング91、92の本体部912、922、両ターミナル561、562、両チョークコイル71、72および両ブラシ81、82は、回転軸径方向において重複する位置に配置されている。これにより、燃料ポンプ10の軸方向(図4の上下方向)の小型化を図ることができる。
図5(A)は図1のA矢視図、図5(B)は図1のB矢視図である。図1および図5に示すように、両アーム部913、923の先端は、線材を湾曲させてなる当接部914、924が形成されている。より具体的に説明すると、当接部914、924は、ブラシ81、82と接触する側を凸とする向きに湾曲している。また、当接部914、924の湾曲端部が整流子60の回転方向進行側に向くように、当接部914、924は湾曲している。すなわち、図1のA矢視において正極側の当接部914は反時計回りに湾曲し、図1のB矢視において負極側の当接部924は反時計回りに湾曲している。
また、図5に示すように、ブラシ81、82の上端部分でありスプリング91、92の当接部914、924が当接する部分には、傾斜面812、822が形成されている。傾斜面812、822が傾斜する向きは、整流子60の回転方向進行側(図5の右側)ほど軸方向の全長が短くなる向きである。
図5(A)に示すように、正極ブラシ81の傾斜面812を正極側アーム部913が押し付ける力点位置P1は、正極ブラシ81の軸中心L1と整流子60の回転軸中心Oとを含む平面に対して整流子60の回転方向進行側と反対側に位置している。また、図5(B)に示すように、負極ブラシ82の傾斜面822を負極側アーム部923が押し付ける力点位置P2は、負極ブラシ82の軸中心L2に対して整流子60の回転方向進行側と反対側に位置している。
また、ブラシ81、82が磨耗していない状態(図5に示す状態)における力点位置P1、P2は、コイル中心点P3、P4よりも整流子60の反対側(図5の上側)に位置している。
図1に示すように、両ブラシ81、82は、整流子60の回転軸方向から見て回転軸中心Oに対して対称となるように配置されている。そして、回転軸中心Oを通り、かつ、両ブラシ81、82の軸中心L1、L2(図5参照)を通る仮想線をK1とすると、両スプリング91、92の本体部912、922は仮想線K1に対して同じ側に配置されている。
図1に示すように、整流子60の回転軸方向から見た場合において、正極側本体部912のコイル中心点P3から仮想線K1までの距離と、負極側本体部922のコイル中心点P4から仮想線K1までの距離とが同じ長さになるように両本体部912、922は配置されている。そして、回転軸方向から見た正極側アーム部913の長さL3(図5(A)参照)は、負極側アーム部923の長さL4(図5(B)参照)よりも短く設定されている。これにより、上述の如く両力点位置P1、P2は回転方向進行側と反対側に位置することとなる。
ここで、ブラシ81、82が整流子60と接触する面のうち、整流子60の回転方向進行側と反対側(図5の左側)に位置して回転する整流子60と接触を開始する部分を進入側接触部分813、823と呼び、回転方向進行側(図5の右側)に位置して回転する整流子60との接触が解除される部分を解除側接触部分814、824と呼び、以下に本実施形態による効果を説明する。
回転する整流子60とブラシ81、82との接触が解除されるとき、ブラシ81、82と整流子60との間では残留電流にともなう放電が生じる場合がある。そして、このような放電は、ブラシ81、82の進入側接触部分813、823を整流子60に押し付ける力を、解除側接触部分814、824を整流子60に押し付ける力よりも大きくすると減少する。このことは、ブラシ81、82と整流子60との間に流れる電流が、ブラシ81、82が整流子60に強く押し付けられて電気抵抗が低くなっている部分を多く流れることに起因する。
この点に鑑み本実施形態では、アーム部913、923がブラシ81、82を押し付ける力点位置P1、P2を、ブラシ81、82の軸中心L1、L2に対して整流子60の回転方向進行側と反対側に位置させている。
そのため、ブラシ81、82が整流子60に押し付けられる度合いは、解除側接触部分814、824に比べて進入側接触部分813、823の方が大きくなる。その結果、進入側接触部分813、823には解除側接触部分814、824に比べて電流が多く流れ、整流子60とブラシ81、82との接触が解除されるときにおける、解除側接触部分814、824と整流子60との間での残留電流が減少する。従って、上述の放電を抑制でき、ブラシ81、82および整流子60の寿命を長くできる。
さらに本実施形態によれば、ブラシ81、82のうちスプリング91、92の当接部914、924が当接する部分に傾斜面812、822を形成している。そして、これらの傾斜面812、822が傾斜する向きは、整流子60の回転方向進行側ほど軸方向の全長が短くなる向きである。
これによれば、力点位置P1、P2に作用する押付力は、傾斜面812、822を介してブラシ81、82の回転方向進行側と反対側へ傾いて作用する。その結果、ブラシ81、82が整流子60に押し付けられる度合いは、解除側接触部分814、824に比べて進入側接触部分813、823の方が大きくなる。従って、ブラシ81、82と整流子60との間の放電がより一層低減され、ブラシ81、82および整流子60の寿命をより一層長くすることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図6に示す。図6(A)は図1のA矢視図、図6(B)は図1のB矢視図である。なお、第1実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
上述の第1実施形態では、ブラシ81、82のうちスプリング91、92の当接部914、924が当接する部分に傾斜面812、822を形成しているのに対し、本実施形態では、これらの傾斜面812、822を廃止して、ブラシ81、82のうち当接部914、924が当接する部分を、ブラシ81、82の軸中心L1、L2に対して略垂直に広がる平面815、825としている。
なお、上述の第1実施形態と同様にして、アーム部913、923がブラシ81、82を押し付ける力点位置P1、P2は、ブラシ81、82の軸中心L1、L2に対して整流子60の回転方向進行側と反対側に位置している。そのため、第1実施形態と同様に解除側接触部分814、824と整流子60との間での残留電流を減少でき、ブラシ81、82および整流子60の寿命を長くできる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を図7に示す。なお、第1実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
上述の第1実施形態では、正極側アーム部913の長さL3を負極側アーム部923の長さL4よりも短く設定することで、両力点位置P1、P2を回転方向進行側と反対側に位置させることを実現している。これに対し、本実施形態では、両アーム部913、923の長さを同じ長さに形成し、以下に説明する如く両本体部912、922を第1実施形態とは異なる配置にすることで、両力点位置P1、P2を回転方向進行側と反対側に位置させることを実現している。
図7を用いてより具体的に説明すると、整流子60の回転軸方向から見た場合において、回転軸中心Oに対して対称となるように両ブラシ81、82を配置し、仮想線K1に対して同じ側に両本体部912、922を配置し、両アーム部913、923の長さを同じ長さに形成している。そして、正極側本体部912のコイル中心点P3から仮想線K1までの距離L5が、負極側本体部922のコイル中心点P4から仮想線K1までの距離L6よりも長くなるように両本体部912、922を配置している。これにより、上述の如く両力点位置P1、P2は回転方向進行側と反対側に位置することとなる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態を図8に示す。なお、第1実施形態と実質的に同一の構成部位には同一符号を付す。
第4実施形態では、弾性部材としての正極側スプリング95および負極側スプリング96の形状が第1実施形態と異なる。また、第4実施形態では、導電部材611、621やピグテール631、632などの部材の形状が第1実施形態と異なるものの、実質的な機能は同一である。第4実施形態では、回転軸中心Oを通る直線を仮想直線Lxとしたとき、この仮想直線Lxを対称軸として正極ブラシ81と負極ブラシ82とが対称に配置されている。
正極側スプリング95は、軸部材951に巻かれている。正極側スプリング95は、軸部材951に巻かれている正極側本体部952を有している。正極側スプリング95は、軸部材951の軸方向の両端部から軸方向の中央部にかけて巻かれており、この中央部から正極ブラシ81側へ正極側アーム部953が突出している。同様に、負極側スプリング96は、軸部材961に巻かれている。負極側スプリング96は、軸部材961に巻かれている負極側本体962を有している。負極側スプリング96は、軸部材962の軸方向の両端部から軸方向の中央部にかけて巻かれており、この中央部から負極ブラシ82側へ負極側アーム部963が突出している。このように正極側スプリング95の正極側本体部952および負極側スプリング96の負極側本体部962は、仮想直線Lxとは垂直に配置されている。
正極側スプリング95の正極側アーム部953は、正極側本体部952の軸方向中央部から正極ブラシ81側へ突出している。そして、正極側アーム部953は、正極側本体部952とは反対側の端部が正極ブラシ81と接している。このとき、正極側本体部952の軸方向の中央部、正極側アーム部953が突出して伸びる方向、および正極側アーム部953と正極ブラシ81とが接する接点954は、概ね同一の直線上に配置されている。
一方、負極側スプリング96の負極側アーム部963は、負極側本体部962の軸方向中央部から負極ブラシ82側へ突出している。そして、負極側アーム部963は、負極側本体部962とは反対側の端部が負極ブラシ82と接している。このとき、負極側本体部962の軸方向の中央部、負極側アーム部963が突出して伸びる方向、および負極側アーム部963と負極ブラシ82とが接する接点964は、概ね同一の直線上に配置されている。
第4実施形態では、正極側ホルダ811は、正極側ピグテール631が回転軸方向へ移動可能な溝に加え、正極側アーム部953が回転軸方向へ移動可能な溝を、正極側スプリング95と対向する壁部に有している。同様に、負極側ホルダ821は、負極側ピグテール632が回転軸方向へ移動可能な溝に加え、負極側アーム部963が回転軸方向へ移動可能な溝を、負極側スプリング96と対向する壁部に有している。
このように、第4実施形態では、正極側スプリング95の軸方向中央部から正極側アーム部953が突出し、負極側スプリング96の軸方向中央部から負極側アーム部963が突出している。そのため、正極側スプリング95の正極側アーム部953の取り出し部、正極側アーム部953、および正極側アーム部953と正極ブラシ81との接点954は概ね同一の直線上に配置されるとともに、負極側スプリング96の負極側アーム部963の取り出し部、負極側アーム部963、および負極側アーム部963と負極ブラシ82との接点964は概ね同一の直線上に配置される。これにより、正極側スプリング95または負極側スプリング96は、途中に屈曲部分が形成されず、正極ブラシ81または負極ブラシ82と確実に接する。その結果、正極側スプリング95の押し付け力は正極ブラシ81を移動方向すなわち回転軸方向へ加わり、負極側スプリング96の押し付け力は負極ブラシ82の移動方向へ加わる。これにより、正極ブラシ81および負極ブラシ82の回転軸に対する傾きは低減される。したがって、正極ブラシ81および負極ブラシ82と整流子60とを確実に摺動させることができ、正極ブラシ81および負極ブラシ82の摩耗を低減することができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態を図9に示す。なお、第1実施形態または第4実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付す。
第5実施形態では、弾性部材としての正極側スプリング97および負極側スプリング98の形状が第1実施形態と異なる。その他の構成は、第4実施形態と概ね同一である。第5実施形態では、回転軸中心Oを通る直線を仮想直線Lxとしたとき、この仮想直線Lxを対称軸として正極ブラシ81と負極ブラシ82とが対称に配置されている。
また、第5実施形態では、モータケーシング40の仕切部材41は、仮想直線Lxを含む位置に燃料通過孔413を有している。また、仕切部材41は、燃料通過孔413を内側に含み、正極ブラシ81と負極ブラシ82との間を区画する壁部414を有している。壁部414は、燃料通過孔413を内側に含みつつ、整流子60とは反対側へ突出している。
正極側スプリング97は、軸部材971に巻かれている。正極側スプリング97は、軸部材971に巻かれている正極側本体部972を有している。正極側スプリング97は、軸部材971の軸方向において壁部414とは反対側から壁部414側へ巻かれており、壁部414の端部から正極側アーム部973が引き出されている。正極側アーム部973は、正極側本体部972から正極ブラシ81側へ引き出されるとともに、正極側本体部972の軸方向へ折り曲げられている。さらに、正極側アーム部973は、正極側本体部972の軸方向中央部付近でさらに正極ブラシ81側へ折り曲げられ、端部が正極ブラシ81に接している。すなわち、正極側スプリング97の正極側アーム部973は、正極側本体部972から取り出された後、正極側本体部972の軸方向中央部から正極ブラシ81側へ突出している。そして、正極側アーム部973は、正極側本体部972とは反対側の端部が正極ブラシ81と接している。
負極側スプリング98は、軸部材981に巻かれている。負極側スプリング98は、軸部材981に巻かれている負極側本体部982を有している。負極側スプリング98は、軸部材981の軸方向において壁部414とは反対側から壁部414側へ巻かれており、壁部414側の端部から負極側アーム部983が引き出されている。負極側アーム部983は、負極側本体部982から負極ブラシ82側へ引き出されるとともに、負極側本体部982の軸方向へ折り曲げられている。さらに、負極側アーム部983は、負極側本体部982の軸方向中央部付近でさらに負極ブラシ82側へ折り曲げられ、端部が負極ブラシ82に接している。すなわち、負極側スプリング98の負極側アーム部983は、負極側本体部982から取り出された後、負極側本体部982の軸方向中央部から負極ブラシ82側へ突出している。そして、負極側アーム部983は、負極側本体部983とは反対側の端部が負極ブラシ82と接している。
第5実施形態では、正極側ホルダ811は、正極側ピグテール631が回転軸方向へ移動可能な溝に加え、正極側アーム部973が回転軸方向へ移動可能な溝を、正極側スプリング97と対向する壁部に有している。同様に、負極側ホルダ821は、負極側ピグテール632が回転軸方向へ移動可能な溝に加え、負極側アーム部983が回転軸方向へ移動可能な溝を、負極側スプリング98と対向する壁部に有している。
第5実施形態では、正極側スプリング97および負極側スプリング98は、いずれも仕切部材41の壁部414側の端部が壁部414と接することによって拘束されている。そのため、正極側アーム部973および負極側アーム部983を途中で折り曲げて屈曲させても、正極側本体部972および負極側本体部982は壁部414によってねじれが規制される。その結果、正極側スプリング97の押し付け力は正極側アーム部973を経由して正極ブラシ81の移動方向すなわち回転軸方向へ加わり、負極側スプリング98の押し付け力は負極側アーム部983を経由して負極ブラシ82の移動方向へ加わる。これにより、正極ブラシ81および負極ブラシ82の回転軸に対する傾きは低減される。したがって、正極ブラシ81および負極ブラシ82と整流子60とを確実に摺動させることができ、正極ブラシ81および負極ブラシ82の摩耗を低減することができる。
また、第5実施形態では、壁部414は燃料通過孔413を設けるために、仕切部材41から整流子60とは反対側へ立ち上がって形成されている。そのため、仕切部材41にあらかじめ設けられている壁部414を正極側スプリング97および負極側スプリング98のねじれの拘束に用いることにより、部品点数の増加を招くことなく、正極ブラシ81および負極ブラシ82の押し付け力を安定して確保することができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、ブラシ81、82の力点位置P1、P2はコイル中心点P3、P4よりも整流子60の反対側(図5の上側)に位置しているが、本発明の実施にあたり、力点位置P1、P2をコイル中心点P3、P4よりも整流子60側(図5の下側)に位置させてもよい。
また、上記各実施形態では、ポンプ部20を有する燃料ポンプ10に本発明による電動モータを適用しているが、本発明に係る電動モータは、ポンプ部20を有しないモータ単体にも適用できる。
また、上記の第4実施形態では各スプリング95、96の軸方向中央部から各アーム部953、963を取り出し、第5実施形態では各スプリング97、98の壁部414側の端部から各アーム部973、983を取り出し中央部で折り曲げる構成を例に説明した。しかし、本発明としては、スプリングのアーム部の取り出し部分と、アーム部とブラシとが接する力点部分が概ね同一の直線上に位置するようにスプリングの形状を設定することにより、スプリングのねじれによるブラシの傾きを低減することができる。したがって、第4実施形態または第5実施形態の例に限定されず、スプリングおよびアーム部の形状は任意に設定してもよい。
このように、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
本発明の第1実施形態に係る、吐出側カバーを燃料ポンプから取り外した状態における図3のII矢視図である。 図3のII矢視図である。 第1実施形態による燃料ポンプを示す断面図である。 負極ブラシ、負極側チョークコイルおよび負極側スプリングの配置関係を示す図3の拡大図である。 (A)は正極ブラシの配置を示す図1のA矢視図、(B)は負極ブラシの配置を示す図1のB矢視図である。 本発明の第2実施形態に係る図であり、(A)は正極ブラシの配置を示す図1のA矢視図、(B)は負極ブラシの配置を示す図1のB矢視図である。 本発明の第3実施形態に係る、吐出側カバーを燃料ポンプから取り外した状態における燃料ポンプの上面図である。 本発明の第4実施形態に係る、吐出側カバーを燃料ポンプから取り外した状態における燃料ポンプの上面図である。 本発明の第5実施形態に係る、吐出側カバーを燃料ポンプから取り外した状態における燃料ポンプの上面図である。 従来のブラシおよび弾性部材の構造を示す断面図である。
符号の説明
10:燃料ポンプ、20:ポンプ部、31:電機子、414:壁部、60:整流子、81:正極ブラシ、82:負極ブラシ、91、95、97:正極側スプリング(正極側弾性部材)、92、96、98:負極側スプリング(負極側弾性部材)、912、951、971:正極側本体部、913、953、973:正極側アーム部、922、962、982:負極側本体部、923、963、983:負極側アーム部、L1、L2ブラシの軸中心、P1、P2:力点位置

Claims (8)

  1. 電機子と、
    前記電機子に供給される電流を整流する整流子と、
    前記整流子と接触するブラシと、
    前記整流子の回転軸方向から見て前記ブラシに対してオフセット配置されて弾性変形する本体部、および前記ブラシと当接して前記本体部の弾性変形力を前記ブラシに伝達するアーム部を有し、前記ブラシを前記整流子に向けて押し付ける弾性部材と、
    前記電機子の前記整流子側に前記整流子と所定の間隔で設けられ、前記ブラシを移動可能に保持するモータケーシングと、
    を備え、
    前記ブラシは、前記モータケーシングに、前記回転軸方向から見て該回転軸中心を通る仮想直線を対称軸として含む壁部を挟んで対称に複数配置されており、
    前記弾性部材は、前記壁部を挟んで前記ブラシの各々に対して設けられ、
    前記アーム部は、前記弾性部材において前記壁部側の端部から前記弾性部材の軸方向の中央部へ屈曲し、かつ前記弾性部材の軸方向の中央部から前記ブラシ側へ突出し
    前記アーム部が前記ブラシを押し付ける力点位置は、前記ブラシの中心軸に対して前記整流子の回転方向進行側と反対側に位置している電動モータ。
  2. 前記ブラシは、前記整流子とは反対側の端部に前記回転方向進行側ほど軸方向の全長が短くなる傾斜面を有し、
    前記力点位置は前記傾斜面上に位置する請求項1記載の電動モータ。
  3. 前記ブラシは、前記回転軸方向から見て該回転軸中心に対して対称となるように複数配置されており、
    前記弾性部材は前記ブラシの各々に対して設けられ、
    前記本体部から前記力点位置までの前記アーム部の長さは、前記弾性部材の各々で異なる長さに設定されている請求項1または2記載の電動モータ。
  4. 前記ブラシは、前記回転軸方向から見て該回転軸中心に対して対称となるように複数配置されており、
    前記弾性部材は前記ブラシの各々に対して設けられ、
    前記本体部は、該本体部の軸中心から前記ブラシの中心軸までの距離が前記弾性部材の各々で異なる長さとなるように配置されている請求項1または2記載の電動モータ。
  5. 前記ブラシは、前記回転軸方向から見て該回転軸中心を通る仮想直線を対称軸として対称に複数配置されており、
    前記弾性部材は前記ブラシの各々に対して設けられ、
    前記アーム部は、前記弾性部材において前記仮想直線に垂直な軸方向の中央部から前記ブラシ側へ突出している請求項1記載の電動モータ。
  6. 前記弾性部材の軸方向の中央部、前記アーム部および前記ブラシの中心は、概ね同一の直線上に位置する請求項1記載の電動モータ。
  7. 前記弾性部材は、前記壁部側の端部が前記壁部と接している請求項記載の電動モータ。
  8. 請求項1からのいずれか一項記載の電動モータと、前記電機子の回転により駆動されて吸入した燃料を昇圧するポンプ部とを一体に備える燃料ポンプ。
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