JP2009225501A - 燃料ポンプ - Google Patents
燃料ポンプ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009225501A JP2009225501A JP2008064505A JP2008064505A JP2009225501A JP 2009225501 A JP2009225501 A JP 2009225501A JP 2008064505 A JP2008064505 A JP 2008064505A JP 2008064505 A JP2008064505 A JP 2008064505A JP 2009225501 A JP2009225501 A JP 2009225501A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator unit
- cover
- rotor
- core
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
【解決手段】筒状のハウジングと、ハウジング内に回転可能に収容されているロータと、ハウジング内でロータの周囲に配設されているステータユニットと、ハウジングの端部を塞ぐカバーと、ロータの回転に伴って動作するポンプ部を備えた燃料ポンプ。ステータユニットは、コアと、コアを磁化させるコイルと、コアとコイルを一体に保持するホルダを有している。ホルダには、ロータ軸方向に伸びるとともにその先端部がカバーに固定されている延出部が、ロータ周方向に複数個形成されている。ハウジングには、ステータユニットを反カバー側から支持する支持部が設けられている。
【選択図】図1
Description
この燃料ポンプでは、ステータユニットの一端がカバーに当接しており、ステータユニットの反カバー側がハウジングの突部に当接している。すなわち、ステータユニットが、カバーとハウジングに挟まれて固定されている。
この燃料ポンプでは、ホルダの延出部の先端がカバーに固定されている。また、ステータユニットは、ハウジングの支持部によって反カバー側から支持されている。すなわち、ステータユニットは、延出部でカバーに固定されるとともに、カバーとハウジングに挟まれて固定されている。延出部はその先端部がカバーに固定されているので、カバーとハウジングによってステータユニットを挟み込む力が強いときには、延出部が撓むことができる。これによって、コアに高い応力が加わることが抑制される。
このような構成によれば、ステータコアを容易にカバーに固定することができる。
このような構成によれば、カバーとハウジングによってステータユニットを挟み込む力を、弾性部材によって緩和することができる。したがって、コアに高い応力が加わることがさらに抑制される。
ポンプケーシング74は、モータケーシング18の内孔に圧入されて、モータケーシング18に固定されている。ポンプケーシング74には、インペラ収容室79と、燃料吸入口78aと、燃料吐出口78bと、シャフト支持部76が形成されている。インペラ収容室79内には、インペラ72が収容されている。シャフト支持部76は、ロータ20のシャフト22を回転可能に支持している。ロータ20のシャフト22は、インペラ収容室79内まで延出されて、インペラ収容室79内でインペラ72と係合されている。これによって、インペラ72は、シャフト22と共に回転可能とされている。燃料吸入口78aは、インペラ収容室79と外部を連通している。燃料吐出口78bは、インペラ収容室79とモータ部50を連通している。
ヨーク24は、円筒形状を備えている。ヨーク24は、その内孔にシャフト22が圧入された状態でシャフト22に固定されている。ヨーク24は、磁性材料により形成されている。
磁石26は、円筒形状を備えている。磁石26は、その内孔にヨーク24が圧入された状態でヨーク24に固定されている。磁石26は、希土類ボンド磁石により形成されている。
シャフト22は、カバー30のシャフト支持部32とポンプケーシング74のシャフト支持部76によって、モータ部50内で回転可能に支持されている。これによって、ロータ20全体がモータ部50内で回転可能となっている。
ロータ20の周囲には、6個のコア42が配設されている。各コア42は、磁性材料からなっている。コア42は、ロータ20の周方向に均等角度間隔で配設されている。各コア42には、ロータ20側に突出するティース42aが形成されている。
各コア42のティース42aには、コイル44が巻回されている。コア42とコア42に巻回されているコイル44によって、電磁石45が形成されている。各コイル44には、外部から電力を供給可能とされている。
ホルダ46は、各コア42と各コイル44を接続する樹脂材料である。ホルダ46は、各コア42と各コイル44を内包した状態で一体成形されている。すなわち、ホルダ46によって各コア42とコイル44が物理的に接続され、これによって略筒形状のステータユニット40が形成されている。
図2は、図1の断面におけるカバー30とステータユニット40の接続部の拡大図を示している。図2に示すように、ホルダ46には、ロータ20の軸方向をカバー30側に伸びる延出部46aが形成されている。延出部46aは、6個のコア42の上面に対応する位置にそれぞれ形成されている。すなわち、ホルダ46には、6個の延出部46aが、ロータ20の周方向に沿って均等角度間隔で配置されている。延出部46aの先端部には、係合部46bが形成されている。
カバー30には、ステータユニット40の各係合部46bと対応する各位置に、係合部34が形成されている。各係合部34aは、対応する係合部46bと係合している。これによって、ステータユニット40が、カバー30に対してロータ20の軸方向に相対移動不可能に固定されている。
図3は、図1のIII−III線における断面図を示している。図3に示すように、各係合部34は、ロータ20の半径方向に凹んだ形状を備えている。したがって、係合部34の側面(ロータ20の半径方向に伸びる面)34aによって、延出部46aの周方向(ロータ20の周方向)の位置が規制されている。これによって、ステータユニット40が、カバー30に対してロータ20の周方向に相対移動(回転)不可能に固定されている。
以上に説明したように、各延出部46aの係合部46bが対応する係合部34と係合していることによって、ステータユニット40はカバー30に固定されている。
なお、延出部46aの基端部(係合部46bを除く部分)はカバー30と係合していない。すなわち、延出部46aの基端部は、ロータ20の半径方向及び周方向においていずれの部材とも接していない。したがって、延出部46aの基端部は撓むことができる。
このようにステータユニット40が固定されているので、カバー30とポンプケーシング74とでステータユニット40を挟み込む力が延出部46aの軸方向(延出部46aが伸びる方向)に加わる。すると、その力によって延出部46aが撓むことができる。したがって、コア42に加わる応力が緩和される。
また、延出部46aがカバー30に固定されているので、カバー30とポンプケーシング74によってステータユニット40を挟み込む力を比較的弱くしても、ステータユニット40を強固に固定することができる。したがって、ステータユニット40のコア42に応力が加わることを抑制することができる。
また、ステータユニット40がゴムブッシュ90を介してポンプケーシング74に支持されているので、ゴムブッシュ90によってもコア42に加わる応力が緩和される。
以上のように、本実施例の燃料ポンプ10では、コア42に応力が加わることが抑制される。したがって、応力によってコア42の磁気特性が変化することが抑制される。したがって、燃料ポンプ10を量産したときに、コア42の磁気特性のバラツキが少ない。量産する燃料ポンプ10のポンプ能力のバラツキを低減することができる。
また、上述した実施例では、ゴムブッシュ90を介してステータユニット40がポンプケーシング74に支持されていた。しかしながら、延出部46aで応力を十分に緩和できる場合には、ゴムブッシュ90を設置せずに、ポンプケーシング74とステータユニット40を当接させてもよい。例えば、図6に示すように、ホルダ46にポンプケーシング74側に延出する延出部46cを設け、その延出部46cをポンプケーシング74に当接させてもよい。この場合、延出部46cは、ロータ20の周方向に複数個形成することが好ましい。また、図7に示すように、延出部46cを弾性部材(図7の参照番号46d)で形成してもよい。また、図8に示すように、ポンプケーシング74の一部をステータユニット40に向けて延出させ(延出部74b)、延出部74bとコア42を当接させてもよい。
また、上述した実施例では、ポンプケーシング74を支持部(ステータユニット40をカバー30の反対側から支持する支持部)として用いた。しかしながら、図9に示すように、モータケーシング18の内壁面18aにその内壁面18aから突出する凸部18bを設け、凸部18bによってステータユニット40を反カバー側から支持するようにしてもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
18:モータケーシング
20:ロータ
22:シャフト
24:ヨーク
26:磁石
30:カバー
34:係合部
40:ステータユニット
42:コア
44:コイル
46:ホルダ
46a:延出部
46b:係合部
50:モータ部
70:ポンプ部
72:インペラ
74:ポンプケーシング
90:ゴムブッシュ
Claims (3)
- 筒状のハウジングと、
ハウジング内に回転可能に収容されているロータと、
ハウジング内でロータの周囲に配設されているステータユニットと、
ハウジングの端部を塞ぐカバーと、
ロータの回転に伴って動作するポンプ部、
を備え、
ステータユニットは、コアと、コアを磁化させるコイルと、コアとコイルを一体に保持するホルダを有しており、
ホルダには、ロータ軸方向に伸びるとともにその先端部がカバーに固定されている延出部が、ロータ周方向に複数個形成されており、
ハウジングには、ステータユニットを反カバー側から支持する支持部が設けられていることを特徴とする燃料ポンプ。 - 延出部の先端部が、カバーに係合していることを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプ。
- 弾性部材が、ハウジングの支持部とステータユニットの間に配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008064505A JP4963113B2 (ja) | 2008-03-13 | 2008-03-13 | 燃料ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008064505A JP4963113B2 (ja) | 2008-03-13 | 2008-03-13 | 燃料ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009225501A true JP2009225501A (ja) | 2009-10-01 |
JP4963113B2 JP4963113B2 (ja) | 2012-06-27 |
Family
ID=41241702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008064505A Expired - Fee Related JP4963113B2 (ja) | 2008-03-13 | 2008-03-13 | 燃料ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4963113B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011169247A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Jtekt Corp | 電動ポンプユニット |
US9441628B2 (en) | 2009-08-04 | 2016-09-13 | Jtekt Corporation | Electric pump unit |
JP2017103839A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | 日本電産サンキョーシーエムアイ株式会社 | モータの取付構造 |
KR20190139069A (ko) * | 2018-06-07 | 2019-12-17 | 현대모비스 주식회사 | 차량용 구동모터 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000032689A (ja) * | 1998-07-13 | 2000-01-28 | Denso Corp | 電動機の固定子及びその製造方法 |
JP2002189186A (ja) * | 2000-12-21 | 2002-07-05 | Nidec Copal Electronics Corp | 動圧軸受型光偏向器 |
JP2006211846A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Toyota Motor Corp | 回転電機 |
-
2008
- 2008-03-13 JP JP2008064505A patent/JP4963113B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000032689A (ja) * | 1998-07-13 | 2000-01-28 | Denso Corp | 電動機の固定子及びその製造方法 |
JP2002189186A (ja) * | 2000-12-21 | 2002-07-05 | Nidec Copal Electronics Corp | 動圧軸受型光偏向器 |
JP2006211846A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Toyota Motor Corp | 回転電機 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9441628B2 (en) | 2009-08-04 | 2016-09-13 | Jtekt Corporation | Electric pump unit |
JP2011169247A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Jtekt Corp | 電動ポンプユニット |
JP2017103839A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | 日本電産サンキョーシーエムアイ株式会社 | モータの取付構造 |
CN106816984A (zh) * | 2015-11-30 | 2017-06-09 | 日本电产三协Cmi株式会社 | 马达的安装构造 |
KR20190139069A (ko) * | 2018-06-07 | 2019-12-17 | 현대모비스 주식회사 | 차량용 구동모터 |
KR102584584B1 (ko) * | 2018-06-07 | 2023-10-05 | 현대모비스 주식회사 | 차량용 구동모터 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4963113B2 (ja) | 2012-06-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007032370A (ja) | 電動ポンプ | |
CN110873061A (zh) | 泵体及用于泵体的转子组件的制造方法 | |
JP2007321570A (ja) | 燃料ポンプ | |
JP2008064030A (ja) | 燃料ポンプ | |
JP4963113B2 (ja) | 燃料ポンプ | |
JP7080621B2 (ja) | アウターロータモータ及びこれを備える掃除機 | |
KR101103363B1 (ko) | 스테이터 및 이를 구비한 모터 | |
JP2005185083A (ja) | 電動機、これに用いられる弾性部材、および電動機の製造装置 | |
JP2008005689A (ja) | 燃料ポンプ | |
JP5479869B2 (ja) | 電動ベーンポンプ | |
JP2008005691A (ja) | 電動モータおよび燃料ポンプ | |
JP2008199740A (ja) | 燃料ポンプおよびその製造方法 | |
JP2013176277A (ja) | 軸受組立体及びそれを用いるモータ | |
JP6103883B2 (ja) | 電動ポンプ | |
JP6615016B2 (ja) | 電動ポンプ | |
JP2005207320A (ja) | 燃料ポンプ | |
JP4935187B2 (ja) | 電動モータおよび燃料ポンプ | |
JP2009225625A (ja) | ブラシ付き電動モータ | |
JP2008064029A (ja) | 燃料ポンプ | |
JP2008141943A (ja) | 直流モータ及び直流モータの製造方法 | |
JP2008223659A (ja) | 渦流ポンプ | |
KR20070109263A (ko) | 무정류자 전동기 | |
JP2015059436A (ja) | 燃料ポンプ | |
JP6305205B2 (ja) | マグネットロータ式モータ及び当該モータを含むポンプ | |
JP3972251B2 (ja) | 電動機およびそれを用いた燃料ポンプ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100330 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120117 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120321 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120321 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |