JP2000032689A - 電動機の固定子及びその製造方法 - Google Patents

電動機の固定子及びその製造方法

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JP2000032689A
JP2000032689A JP10197608A JP19760898A JP2000032689A JP 2000032689 A JP2000032689 A JP 2000032689A JP 10197608 A JP10197608 A JP 10197608A JP 19760898 A JP19760898 A JP 19760898A JP 2000032689 A JP2000032689 A JP 2000032689A
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Motoya Ito
元也 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転子の持つ磁束を有効にトルクに変換可能
であり、製造が容易な電動機の固定子およびその製造方
法を提供することを目的とする。 【解決手段】 回転子7と所定の間隔で対向する継鉄部
15および継鉄部15と一体に成形され外径方向に突出
して周方向に並ぶ複数のティース16を有する内周部鉄
心12と、ティース16に巻回された巻線14と、巻線
14が巻回されたティース16の外周端を固定する外周
部鉄心13とを備え、内周部鉄心12の継鉄部15の各
ティース16間には、継鉄部15の磁性体を改質して構
成した非磁性部17が備えられていることを特徴として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機の固定子に
関し、例えば車両用燃料ポンプ等のポンプ装置にに適用
可能なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電動機の固定子として、特開平1
0−42497号公報に開示されているものが知られて
いる。この固定子では、図3に示すように、固定子鉄心
を内周部鉄心12と外周部鉄心13とに分割可能にし
て、内周部鉄心12のティース16に界磁巻線14を巻
回後、外周部鉄心13を内周部鉄心12に圧入等によっ
て組付けて、界磁巻線14の巻回作業性を容易にしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図3に示した
ような構造では、回転子7の外周部のマグネット10と
対向して配置される内周部鉄心12の継鉄部15の内周
面が周方向に繋がった形状となるため、各磁極(ティー
ス16)がそれぞれ部分的に繋がっている。そして、そ
の部分から磁極が短絡してしまい、界磁巻線14と鎖交
する有効な磁束Φが減少してしまう。そのため、マグネ
ット10のもつ磁束密度を有効にトルクに変換できず、
十分なトルクを発生できないという問題があった。
【0004】また、前記従来技術には、内周部鉄心の継
鉄部の各ティース間を分離した構造も示されている。こ
の構造では上記問題は発生しないが、内周部鉄心12が
分離してしまうため、内周部鉄心12を外周部鉄心13
に保持させるのが難しく、製造が困難であるという問題
があった。また、内周部鉄心12の内周面と回転子7の
外周面との間の隙間には、回転子7の回転に伴って流体
の流れが発生する。内周部鉄心12の継鉄部15が分離
しているときには、内周部鉄心12の内周面に凹凸が生
じ、その分離部の凹凸形状によって流体の流れが阻害さ
れるため、回転子7の回転抵抗が増加し、電動機の効率
が低下するという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、回転子の持つ磁束を有効にトルクに変換可能であ
り、製造が容易な電動機の固定子およびその製造方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、回転子(7)と所定の
間隔で対向する継鉄部(15)および継鉄部(15)と
一体に成形され外径方向に突出して周方向に並ぶ複数の
ティース(16)を有する内周部鉄心(12)と、ティ
ース(16)に巻回された巻線(14)と、巻線(1
4)が巻回されたティース(16)の外周端を固定する
外周部鉄心(13)とを備え、内周部鉄心(12)の継
鉄部(15)の各ティース(16)間には、継鉄部(1
5)の磁性体を改質して構成した非磁性部(17)が備
えられていることを特徴としている。
【0007】これによると、回転子(7)から出た磁束
は内周部鉄心(12)の継鉄部(15)を通ってティー
ス(16)へ流れていく。この時、継鉄部(15)の各
ティース(16)間には非磁性部(17)が設けられて
いるため、隣り合うティース(16)同士は磁気的に絶
縁されている。そのため、回転子(7)から内周部鉄心
(12)の継鉄部(15)に入った磁束は、全てティー
ス(16)へ流れて巻線(14)と鎖交するため、磁束
の無駄がなく、十分なトルクを発生することができる。
【0008】また、非磁性部(17)は、継鉄部(1
5)の磁性体を改質して構成されているため、内周部鉄
心(12)の継鉄部(15)は周方向に繋がっている。
そのため、内周部鉄心(12)を外周部鉄心(13)に
保持させるのが容易になり、非磁性部(17)を別部材
で形成し、継鉄部(15)に組付ける場合と比較して組
立工数及びコストを削減できる。
【0009】さらに、内周部鉄心(12)の継鉄部(1
5)が周方向に繋がった構造であるため、内周部鉄心
(12)の内周面に凹凸が形成されないようにすること
が可能となる。従って、内周部鉄心(12)の内側で、
回転子(7)が回転する際に発生する流体の流れが凹凸
で阻害されることがなく、電動機の効率を向上させるこ
とが可能となる。
【0010】また、請求項1から請求項4に記載の固定
子は、請求項5及び請求項6に記載しているように、電
動機及びポンプ装置に適用できる。固定子(6)の非磁
性部(17)は内周部鉄心(12)と一体成形されてお
り、内周部鉄心(12)の内周面には凹凸が形成されな
いようにすることが可能である。そのため、内周部鉄心
(12)の内側で、回転子(7)が回転する際に発生す
る流体の流れが凹凸で阻害されることがなく、電動機及
びポンプ装置の効率を向上させることが可能となる。特
に、粘性の高い車両用燃料のポンプ装置に適用されると
きには、この効果は顕著となる。
【0011】請求項7に記載の発明では、内周部鉄心
(12)を磁性体で形成し、内周部鉄心(12)の継鉄
部(15)の各ティース(16)間の磁性体を改質して
非磁性部(17)を形成した後、ティース(16)に巻
線(14)を巻回し、巻線(14)が巻回された内周部
鉄心(12)を円筒状の外周部鉄心(13)内側に挿嵌
して固定することを特徴としている。
【0012】これによれば、内周部鉄心(12)と外周
部鉄心(13)が分離した構造となっているため、ティ
ース(16)に巻線(14)を巻回することが容易とな
る。また、内周部鉄心(12)の継鉄部(15)の各テ
ィース(16)間を分離させることなく、非磁性部(1
7)を成形している。そのため、円筒形の外周部鉄心
(13)の内側に、巻線(14)が巻回された内周部鉄
心(12)を挿嵌するだけで、各ティース(16)の外
周端を固定することができ、固定子の製造が容易とな
る。
【0013】なお、上記した括弧内の符号は、後述する
実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。図1は本発明の電動機の固定子が取
り付けられるポンプ装置の断面図であり、図2は図1の
A−A断面でのマグネットロータ及び固定子の断面図で
ある。このポンプ装置は例えば車両等の燃料タンク内に
配置されるもので、燃料タンクから内燃機関の燃料噴射
装置に燃料を供給するものである。
【0015】ポンプ装置1は電動機部2、ポンプ部3お
よび吐出部4から構成されている。電動機部2は円筒状
のケーシング5内に、固定子6、マグネット回転子7、
駆動回路8等を備えて構成されている。マグネット回転
子7は、鉄系の焼結金属からなる円筒状のロータコア9
の外周にフェライト等からなる4つのマグネット10が
接着固定されたものである。なお、マグネット10は周
方向に一定間隔でN極とS極とが反転するように着磁さ
れている。ロータコア9には、その軸方向に貫通孔が設
けられており、貫通孔にはシャフト11が圧入固定され
ている。
【0016】固定子6はマグネット回転子7の外周の径
方向に所定の間隔をもって配置されており、内周部鉄心
12、外周部鉄心13及び界磁巻線14で構成される。
内周部鉄心12は鉄−クロム系合金、フェライト系ステ
ンレス鋼、またはマルテンサイト系ステンレス鋼等の軟
磁性部材の鋼板を積層したものである。また、外周部鉄
心13はケイ素鋼板を積層して形成されている。
【0017】内周部鉄心12は、円筒状の継鉄部15と
この継鉄部15から外周方向へ等間隔に突設される6本
のティース16とからなる。このティース16の外周端
面は内周部鉄心の軸を中心とする円弧状に形成され、外
周部鉄心13の内側に隙間なく挿入可能とされている。
また、継鉄部15の隣接するティース16の間は、熱処
理を施すことにより非磁性部17が形成されている。即
ち、内周部鉄心12の継鉄部15の周方向に等間隔に非
磁性部17が設けられている。この非磁性部17は、軟
磁性部材である継鉄部15の隣接するティース16間の
一部に、ニッケルなどのオーステナイト生成元素または
それを主成分とする合金組成を制御することにより、非
磁性のオーステナイト相の溶融改質部を得たものであ
る。すなわち、軟磁性部材にCO2レーザを照射しなが
ら、Niワイヤを所定の速度でレーザ照射部に供給し
て、軟磁性部材とNiワイヤとを溶融、希釈させて合金
化することにより、継鉄部15の隣接するティース16
の間に非磁性部17の溶融改質部を形成するというもの
である。
【0018】継鉄部15の隣接するティース16の間に
非磁性部17が形成された後、内周部鉄心12の隣接す
る各ティース16間の間隙(スロット)18を利用し
て、ティース16には図2の紙面垂直方向に3相の界磁
巻線14が巻き付けられる。この結果、ティース16と
界磁巻線14とで磁極が形成される。ここに界磁巻線1
4は、一連または単独の巻枠(例えばボビン、スプール
など)19にコイルを形成し、これを巻枠19ごと内周
部鉄心12の外周側からスロット18に挿入する方法に
より装着できる。なお、界磁巻線14は、巻線材を直接
ティース16に巻き付けることも可能である。
【0019】円筒状の外周部鉄心13の内側には、ティ
ース16に界磁巻線14が巻き付けられた内周部鉄心1
2が圧入固定される。このとき、上述のように、ティー
ス16の外周端面と外周部鉄心13の内周面との間には
隙間が形成されず、相互に密着している。そのため、テ
ィース16の外周端面と外周部鉄心13の内周面との間
にエアギャップが形成されず、磁気抵抗の増加が防止さ
れている。このようにして内周部鉄心12と外周部鉄心
13とを組み合わせた後、界磁巻線14全体、即ちスロ
ット18内及びコイルエンド部分20を絶縁性樹脂でモ
ールドする。このようにして形成された固定子6は、ケ
ーシング5の内側に挿入されて固定されている。
【0020】シャフトホルダー21は固定子6の上端内
側に圧入固定されており、シャフトホルダー21の中央
に設けられている孔には下方から軸受22が圧入固定さ
れている。また、ポンプケーシング23は固定子6の下
端内側及びケーシング5の下部内側に圧入固定されてお
り、ポンプケーシング23の中央に設けられている孔に
は軸受24が圧入固定されている。そして、軸受22、
24ににより、マグネット回転子7に固定されているシ
ャフト11が回転可能に支持されている。なお、このポ
ンプケーシング23は、後述するインペラ28の収容部
も形成している。
【0021】シャフトホルダー21の上部の窪み部に
は、モーター駆動回路8を内蔵する回路ホルダー25が
圧入固定されている。回路ホルダー25には、モーター
駆動回路8と界磁巻線14とを接続する中間端子26が
インサート成形されている。ポンプ部3は、電動機部2
の下部に設けられ、ポンプケーシング23、ポンプカバ
ー27及びインペラ28から構成される。ポンプケーシ
ング23の下部には、インペラ28を収容する凹部23
a及び流路23bが形成されている。凹部23aの軸方
向の深さは、インペラ28の厚さよりも数μmから数十
μm深くなるように構成される。
【0022】ポンプカバー27は、ケーシング5の下部
に挿入され、かしめ等によって固定されている。また、
ポンプカバー27の上側中央に設けられている支持穴2
7aによってシャフト11が支持されている。また、ポ
ンプカバー27には、ポンプケーシング23の流路23
bに連通するように吸入ポート27bが穿設されてい
る。
【0023】流路23bは後述するインペラ28の各羽
根の周囲を取り囲むように形成されている。そして、流
路23bの始端側はポンプカバー27の形成された吸入
ポート27bと連通し、該流路23bは例えば300度
程度の角度範囲に渡って周方向に延びている。円盤状の
インペラ28はポンプケーシング23の下部の凹部23
aに収容されている。また、インペラ28の中央孔には
シャフト11が嵌合されており、マグネット回転子7の
作動に連動して回転駆動される。該インペラ28の外周
側は、流路23bへ延びている。また、その上下の外周
部には、全周に渡って多数の羽根が上下で互いに位相を
ずらして列設されている。なお、羽根は上下同位相とし
てもよい。
【0024】吐出部4を形成する有底円筒状のエンドカ
バー29は、モーター駆動回路8を覆うように、ケーシ
ング5の上端内側に圧入固定されている。エンドカバー
29の底部には、上方に向けて突出した吐出パイプ29
aが形成されている。吐出パイプ29aは流路23bと
連通している。そして、吸入ポート27bから吸入され
た燃料は、流路経23bを経て、吐出パイプ29aから
内燃機関の燃料噴射装置に供給される。
【0025】次に、本発明のポンプ装置1の作動につい
て説明する。図示しないバッテリから図示しない給電端
子を介して駆動回路8に電圧が印加される。駆動回路8
からは、マグネット回転子7の回転位置に応じてスロッ
ト18内に巻回された3相の界磁巻線14のうちの2相
に通電される。すなわち、電動機部は3相全波方式であ
る。なお、マグネット回転子7の回転位置は、界磁巻線
14に発生する誘起電圧を基に計算されている。
【0026】駆動回路8から界磁巻線14に電流が流さ
れるとティース16が励磁されて磁極が形成される。そ
して、内周部鉄心12の内側に配置されているマグネッ
ト回転子7のマグネット10との吸引力若しくは反発力
により、マグネット回転子7が回転し始める。そして、
このマグネット回転子7の回転に合わせて、通電する2
相の組み合わせ及び通電方向を駆動回路8が変更し、励
磁されるティース16の磁性を順次変える。これによ
り、マグネット回転子7は連続して回転する。
【0027】マグネット回転子7の回転は、シャフト1
1によってインペラ28に伝達される。インペラ28が
回転駆動されることにより、燃料タンク内の燃料は吸入
ポート27bから流路23bに吸引される。そして、該
流路23b内で圧送しつつ、吐出パイプ29aから吐出
される。本実施形態の電動機部2において、マグネット
10から出た磁束は内周部鉄心12の継鉄部15を通っ
てティース16へ流れていく。この時、継鉄部15の各
ティース16間には非磁性部17が設けられているた
め、隣り合うティース16同士は磁気的に絶縁されてい
る。そのため、マグネット10から内周部鉄心12の継
鉄部15にへ入った磁束は、全てティース16へ流れて
巻線14と鎖交するため磁束の無駄がなく、十分なトル
クを発生することができる。なお、本実施形態において
は、回転子として外周部にマグネット10を有するマグ
ネット回転子7を用いた。しかし、回転子にコイルを巻
回し、そのコイルに流れる電流の方向を変化させること
によって電磁石を形成するタイプの回転子を用いてもよ
い。
【0028】また、本実施形態では、非磁性部17は内
周部鉄心12のティース16間を熱処理を施すことによ
って得ている。そのため、非磁性部17を別部材で形成
し、継鉄部15に組付ける必要がなく、組立工数及びコ
ストを削減できる。本実施形態では、界磁巻線14は、
巻枠19にコイルを形成し、それをティース16の外径
側から組付けている。巻枠19を用いることにより、直
接ティース16にコイルを巻回するより巻線14のスロ
ット18内への装着が容易となる。また、巻枠19を用
いることにより、コイルをスロット18内に隙間なく巻
くことも容易となる。そして、スロット18内のコイル
の占積率を向上させることにより、電動機の効率を向上
することができる。
【0029】また、本実施形態では、外周部鉄心13は
円筒状に形成されているので、巻線14が装着された内
周部鉄心12を外周部鉄心13の内側に挿入するだけ
で、各ティース16の外周端を固定できる。また、ティ
ース16の外周端と外周部鉄心13の内周面とは密着し
ているので、その間にエアギャップが形成されず、磁気
抵抗の増加が防止されている。
【0030】また、本実施形態の固定子6の非磁性部1
7は内周部鉄心12と一体成形されており、内周部鉄心
12の内周面には凹凸が形成されていない。そのため、
内周部鉄心12の内側で、マグネット回転子7が回転す
る際に発生する流体の流れが内周部鉄心12の内周面の
凹凸で阻害されることがなく、電動機及びポンプ装置の
効率を向上させることが可能となる。特に本実施形態の
ように、粘性の高い車両用燃料のポンプ装置1に適用さ
れるときには、この効果は顕著となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すポンプ装置の断面図
である。
【図2】本発明の一実施形態を示す固定子及び回転子の
断面図である。
【図3】従来の電動機の固定子及び回転子の断面図であ
る。
【符号の説明】
6…固定子、7…マグネット回転子、9…ロータコア、
10…マグネット、11…シャフト、12…内周部鉄
心、13…外周部鉄心、14…界磁巻線、15…継鉄
部、16…ティース、17…非磁性部、18…スロッ
ト、19…巻枠。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H002 AA07 AA09 AB04 AB06 AB07 AB08 AC04 AC06 AC07 5H615 AA01 BB01 BB14 PP01 PP02 PP06 PP08 PP10 PP13 PP24 PP25 PP28 QQ02 QQ12 QQ19 QQ26 RR07 SS05 SS18 SS19 SS24 SS44 TT04 TT05 TT16 TT26

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子(7)に対向して配置される電動
    機の固定子において、 前記回転子(7)と所定の間隔で対向する継鉄部(1
    5)および該継鉄部(15)と一体に成形され外径方向
    に突出して周方向に並ぶ複数のティース(16)を有す
    る内周部鉄心(12)と、 前記ティース(16)に巻回された巻線(14)と、 前記巻線(14)が巻回された前記ティース(16)の
    外周端を固定する外周部鉄心(13)とを備え、 前記内周部鉄心(12)の継鉄部(15)の各ティース
    (16)間には、前記継鉄部(15)の磁性体を改質し
    て構成した非磁性部(17)が備えられていることを特
    徴とする電動機の固定子。
  2. 【請求項2】 前記非磁性部(17)は、前記内周部鉄
    心(12)を磁性体で成形した後、熱処理をすることに
    より形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    電動機の固定子。
  3. 【請求項3】 前記巻線(14)は巻枠(19)に巻回
    されており、該巻枠(19)は外周側から前記ティース
    (16)に嵌入されていることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の電動機の固定子。
  4. 【請求項4】 前記外周部鉄心(13)は円筒状であ
    り、該外周部鉄心(13)の内周面に前記ティース(1
    6)の外径端が密着していることを特徴とする請求項1
    から請求項3のいずれか1つに記載の電動機の固定子。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれか1つに
    記載の電動機の固定子(6)と、 前記継鉄部(15)の内側に所定の間隔で対向して配置
    される回転子(7)とを備えることを特徴とする電動
    機。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の電動機の前記回転子
    (7)の一端側には、前記回転子(7)の回転によって
    駆動されるポンプ部(3)が設けられていることを特徴
    とするポンプ装置。
  7. 【請求項7】 回転子(7)に対向して配置される電動
    機の固定子の製造方法において、 前記回転子(7)と所定の間隔で対向する継鉄部(1
    5)および該継鉄部(15)と一体に成形され外径方向
    に突出して周方向に並ぶ複数のティース(16)を有す
    る内周部鉄心(12)を磁性体で形成し、 前記継鉄部(15)の各ティース(16)間の磁性体を
    改質して非磁性部(17)を形成した後、 前記ティース(16)に巻線(14)を巻回し、 前記巻線(14)が巻回された内周部鉄心(12)を円
    筒状の外周部鉄心(13)内側に挿嵌して固定すること
    を特徴とする電動機の固定子の製造方法。
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