JPH089995B2 - モ−タ式燃料ポンプ - Google Patents
モ−タ式燃料ポンプInfo
- Publication number
- JPH089995B2 JPH089995B2 JP10676587A JP10676587A JPH089995B2 JP H089995 B2 JPH089995 B2 JP H089995B2 JP 10676587 A JP10676587 A JP 10676587A JP 10676587 A JP10676587 A JP 10676587A JP H089995 B2 JPH089995 B2 JP H089995B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel pump
- brush
- pair
- armature
- pump housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/04—Feeding by means of driven pumps
- F02M37/08—Feeding by means of driven pumps electrically driven
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、雑音成分を抑制するためのチョークコイル
を内蔵したモータ式燃料ポンプに関する。
を内蔵したモータ式燃料ポンプに関する。
「従来の技術」 従来、自動車用インタンク燃料ポンプなどに使用され
るモータ式燃料ポンプにおいて、チョークコイルを燃料
ポンプの外側に装着したものは一般的であるが、チョー
クコイルが燃料ポンプに内蔵されている例は少ない。チ
ョークコイルは、抑制すべき雑音成分の周波数に応じた
適切なインダクタンスを持つものであり、大き過ぎるイ
ンダクタンスまたは小さ過ぎるインダクタンスのチョー
クコイルによっては良好な雑音防止性能は得られない。
チョークコイルは、雑音発生源に近接して設けられると
雑音防止性能が高いので、燃料ポンプ内に装着すること
が望まれていたが、所望の雑音防止性能を満足する体格
のチョークコイルを２個ともに小形な燃料ポンプ内に収
納する組付性の良い構造は工夫されていないのが現状で
ある。
るモータ式燃料ポンプにおいて、チョークコイルを燃料
ポンプの外側に装着したものは一般的であるが、チョー
クコイルが燃料ポンプに内蔵されている例は少ない。チ
ョークコイルは、抑制すべき雑音成分の周波数に応じた
適切なインダクタンスを持つものであり、大き過ぎるイ
ンダクタンスまたは小さ過ぎるインダクタンスのチョー
クコイルによっては良好な雑音防止性能は得られない。
チョークコイルは、雑音発生源に近接して設けられると
雑音防止性能が高いので、燃料ポンプ内に装着すること
が望まれていたが、所望の雑音防止性能を満足する体格
のチョークコイルを２個ともに小形な燃料ポンプ内に収
納する組付性の良い構造は工夫されていないのが現状で
ある。
例えば、ドイツ国特許第2702404号には、雑音防止の
ために一対のチョークコイルとコンデンサとを燃料ポン
プ内に内蔵する構成が開示されている。この燃料ポンプ
は筒状の整流子を有し、ブラシを径方向に配置したモー
タを採用し、チョークコイルとコンデンサとを燃料ポン
プの断面の平面上に並べ、特にチョークコイルはその長
手方向がアーマチャの軸方向と直角となるように配置し
ている。
ために一対のチョークコイルとコンデンサとを燃料ポン
プ内に内蔵する構成が開示されている。この燃料ポンプ
は筒状の整流子を有し、ブラシを径方向に配置したモー
タを採用し、チョークコイルとコンデンサとを燃料ポン
プの断面の平面上に並べ、特にチョークコイルはその長
手方向がアーマチャの軸方向と直角となるように配置し
ている。
「発明が解決しようとする問題点」 ところが、上記従来技術の構成では、筒状整流子を採
用し、ブラシを径方向に配置しているため、燃料ポンプ
の外径を小型化することが困難であった。
用し、ブラシを径方向に配置しているため、燃料ポンプ
の外径を小型化することが困難であった。
また、上記従来技術の構成では、基板上にブラシホル
ダを設け、この基板上にブラシスプリングやチョークコ
イル、コンデンサなどを配置しているため、部品点数が
多く、組立工数も多いという問題点があった。
ダを設け、この基板上にブラシスプリングやチョークコ
イル、コンデンサなどを配置しているため、部品点数が
多く、組立工数も多いという問題点があった。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、燃料ポンプの
外径の小型化を図りながら、チョークコイルを燃料ポン
プ内に内蔵でき、しかもブラシやチョークコイルなどを
容易に組付けることができるモータ式燃料ポンプを提供
することを目的とする。
外径の小型化を図りながら、チョークコイルを燃料ポン
プ内に内蔵でき、しかもブラシやチョークコイルなどを
容易に組付けることができるモータ式燃料ポンプを提供
することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明は上記目的を達成するために、第１発明では、 円筒状の燃料ポンプハウジング、 前記燃料ポンプハウジングの一端側に設けられるポン
プ部、 前記燃料ポンプハウジングの中間部に設けられ、前記
燃料ポンプハウジングの長手方向に回転軸を一致させて
回転可能に軸支され、前記燃料ポンプハウジングの他端
側に向けて形成された面形整流子を備えるアーマチャ
と、前記アーマチャの軸方向からブラシスプリングによ
り付勢されて前記面形整流子に接触される一対のブラシ
と、界磁磁石とを有し、前記ポンプ部を駆動するモータ
部、 前記燃料ポンプハウジングの他端側に設けられる第１
部材と、この第１部材に組み合わされて前記第１部材と
の間に収容空間を形成する第２部材とを有し、前記アー
マチャの回転軸を軸支するとともに、前記ポンプ部から
吐出され前記燃料ポンプハウジング内を経由した燃料を
通過させる吐出部、 前記吐出部に設けられ、前記アーマチャの軸方向に沿
って突出する一対の給電端子、および 前記吐出部に収容され、前記給電端子と前記ブラシと
の間に接続されて雑音を防止する少なくともチョークコ
イルを含む雑音防止素子 を備え、 前記一対のブラシが移動可能に案内されて前記ブラシ
スプリングとともに前記第１部材と前記第２部材との間
の収容空間に収容されるとともに、前記少なくともチョ
ークコイルを含む雑音防止素子がその長手方向を前記ア
ーマチャの軸方向に一致させて前記一対のブラシと並列
に位置して前記第１部材と前記第２部材との間に、前記
雑音防止素子に含まれる前記チョークコイルの一端と前
記給電端子とが電気的に接続される接続部と、前記チョ
ークコイルの他端と前記ブラシとが電気的に接続される
接続部とが収容されることを特徴とするモータ式燃料ポ
ンプという技術手段を採用する。
プ部、 前記燃料ポンプハウジングの中間部に設けられ、前記
燃料ポンプハウジングの長手方向に回転軸を一致させて
回転可能に軸支され、前記燃料ポンプハウジングの他端
側に向けて形成された面形整流子を備えるアーマチャ
と、前記アーマチャの軸方向からブラシスプリングによ
り付勢されて前記面形整流子に接触される一対のブラシ
と、界磁磁石とを有し、前記ポンプ部を駆動するモータ
部、 前記燃料ポンプハウジングの他端側に設けられる第１
部材と、この第１部材に組み合わされて前記第１部材と
の間に収容空間を形成する第２部材とを有し、前記アー
マチャの回転軸を軸支するとともに、前記ポンプ部から
吐出され前記燃料ポンプハウジング内を経由した燃料を
通過させる吐出部、 前記吐出部に設けられ、前記アーマチャの軸方向に沿
って突出する一対の給電端子、および 前記吐出部に収容され、前記給電端子と前記ブラシと
の間に接続されて雑音を防止する少なくともチョークコ
イルを含む雑音防止素子 を備え、 前記一対のブラシが移動可能に案内されて前記ブラシ
スプリングとともに前記第１部材と前記第２部材との間
の収容空間に収容されるとともに、前記少なくともチョ
ークコイルを含む雑音防止素子がその長手方向を前記ア
ーマチャの軸方向に一致させて前記一対のブラシと並列
に位置して前記第１部材と前記第２部材との間に、前記
雑音防止素子に含まれる前記チョークコイルの一端と前
記給電端子とが電気的に接続される接続部と、前記チョ
ークコイルの他端と前記ブラシとが電気的に接続される
接続部とが収容されることを特徴とするモータ式燃料ポ
ンプという技術手段を採用する。
第２発明では、円筒状の燃料ポンプハウジング、 前記燃料ポンプハウジングの一端側に設けられるポン
プ部、 前記燃料ポンプハウジングの中間部に設けられ、前記
燃料ポンプハウジングの長手方向に回転軸を一致させて
回転可能に軸支され、前記燃料ポンプハウジングの他端
側に向けて形成された面形整流子を備えるアーマチャ
と、前記アーマチャの軸方向からブラシスプリングによ
り付勢されて前記面形整流子に接触される一対のブラシ
と、界磁磁石とを有し、前記ポンプ部を駆動するモータ
部、 前記燃料ポンプハウジングの他端側に設けられ、前記
アーマチャの回転軸を軸支するベアリングを保持するベ
アリング保持部材と、このベアリング保持部材に組み合
わされて前記ベアリング保持部材との間に収容空間を形
成する覆い部材とを有し、前記ポンプ部から吐出され前
記燃料ポンプハウジング内を経由した燃料を通過させる
吐出部、 前記吐出部の前記覆い部材に貫通配置され、前記アー
マチャの軸方向に沿って突出する一対の給電溶の端子
棒、および 前記収容空間に収容され、前記端子棒と前記ブラシと
の間に接続されて雑音を防止する少なくともチョークコ
イルを含む雑音防止素子、 を備え、 前記覆い部材には、前記燃料ポンプハウジング内を経
由した燃料を通過させる管状の吐出口が設けられ、 前記一対のブラシと前記ブラシスプリングとが、前記
収容空間に収容されるとともに、前記一対のブラシは、
前記ベアリング保持部材に移動可能に保持されており、 前記雑音防止素子は、その長手方向を前記アーマチャ
の軸方向に一致させて、前記一対のブラシと並列に前記
収容空間に収容され、 前記雑音防止素子に含まれるチョークコイルの一端が
接続された金属プレートが、前記ベアリング保持部材に
保持され、 前記雑音防止素子に含まれるチョークコイルの他端
は、前記ブラシと電気的に接続されており、 前記金属プレートには、前記覆い部材を前記ベアリン
グ保持部材に組み付けた状態で、前記端子棒の端部を受
け入れて電気的に接続する受入部が形成されていること
を特徴とするモータ式燃料ポンプという技術的手段を採
用する。
プ部、 前記燃料ポンプハウジングの中間部に設けられ、前記
燃料ポンプハウジングの長手方向に回転軸を一致させて
回転可能に軸支され、前記燃料ポンプハウジングの他端
側に向けて形成された面形整流子を備えるアーマチャ
と、前記アーマチャの軸方向からブラシスプリングによ
り付勢されて前記面形整流子に接触される一対のブラシ
と、界磁磁石とを有し、前記ポンプ部を駆動するモータ
部、 前記燃料ポンプハウジングの他端側に設けられ、前記
アーマチャの回転軸を軸支するベアリングを保持するベ
アリング保持部材と、このベアリング保持部材に組み合
わされて前記ベアリング保持部材との間に収容空間を形
成する覆い部材とを有し、前記ポンプ部から吐出され前
記燃料ポンプハウジング内を経由した燃料を通過させる
吐出部、 前記吐出部の前記覆い部材に貫通配置され、前記アー
マチャの軸方向に沿って突出する一対の給電溶の端子
棒、および 前記収容空間に収容され、前記端子棒と前記ブラシと
の間に接続されて雑音を防止する少なくともチョークコ
イルを含む雑音防止素子、 を備え、 前記覆い部材には、前記燃料ポンプハウジング内を経
由した燃料を通過させる管状の吐出口が設けられ、 前記一対のブラシと前記ブラシスプリングとが、前記
収容空間に収容されるとともに、前記一対のブラシは、
前記ベアリング保持部材に移動可能に保持されており、 前記雑音防止素子は、その長手方向を前記アーマチャ
の軸方向に一致させて、前記一対のブラシと並列に前記
収容空間に収容され、 前記雑音防止素子に含まれるチョークコイルの一端が
接続された金属プレートが、前記ベアリング保持部材に
保持され、 前記雑音防止素子に含まれるチョークコイルの他端
は、前記ブラシと電気的に接続されており、 前記金属プレートには、前記覆い部材を前記ベアリン
グ保持部材に組み付けた状態で、前記端子棒の端部を受
け入れて電気的に接続する受入部が形成されていること
を特徴とするモータ式燃料ポンプという技術的手段を採
用する。
「作用」 以上に述べた本発明の構成による作用を説明する。
第１発明では、吐出部に形成された給電端子へ給電さ
れると、ブラシを介してアーマチャの面形整流子に給電
され、モータ部のアーマチャが回転し、ポンプ部が駆動
される。そして、ポンプ部は燃料を吸入して燃料ポンプ
ハウジング内に吐出し、この燃料は燃料ポンプハウジン
グ内を経由して吐出部に形成された吐出口から、外部の
燃料消費装置へ供給される。このとき、吐出部に収容さ
れる雑音防止素子に含まれるチョークコイルは、モータ
部の作動に伴う電気雑音の発生を抑制する。
れると、ブラシを介してアーマチャの面形整流子に給電
され、モータ部のアーマチャが回転し、ポンプ部が駆動
される。そして、ポンプ部は燃料を吸入して燃料ポンプ
ハウジング内に吐出し、この燃料は燃料ポンプハウジン
グ内を経由して吐出部に形成された吐出口から、外部の
燃料消費装置へ供給される。このとき、吐出部に収容さ
れる雑音防止素子に含まれるチョークコイルは、モータ
部の作動に伴う電気雑音の発生を抑制する。
ここで、ブラシとブラシスプリングとは吐出部を構成
する第１部材と第２部材との間に収容され、ブラシはア
ーマチャの面形整流子に接触するべくアーマチャの軸方
向に沿って移動可能に案内される。このため、面形整流
子を採用することで燃料ポンプの外径が小型化されると
ともに、ブラシとブラシスプリングとの支持、案内構造
を簡単にできる。
する第１部材と第２部材との間に収容され、ブラシはア
ーマチャの面形整流子に接触するべくアーマチャの軸方
向に沿って移動可能に案内される。このため、面形整流
子を採用することで燃料ポンプの外径が小型化されると
ともに、ブラシとブラシスプリングとの支持、案内構造
を簡単にできる。
また、雑音防止素子も吐出部を構成する第１部材と第
２部材との間に収容される。しかも、雑音防止素子は、
その長手方向をアーマチャの軸方向に一致させてブラシ
と並列に位置して収容されるため、アーマチャの軸方向
に沿って移動可能に案内されるブラシとともに第１部材
と第２部材との間の空間を有効に利用して、燃料ポンプ
の外径、および軸方向寸法の大型化を招くことなく吐出
部内に収容される。
２部材との間に収容される。しかも、雑音防止素子は、
その長手方向をアーマチャの軸方向に一致させてブラシ
と並列に位置して収容されるため、アーマチャの軸方向
に沿って移動可能に案内されるブラシとともに第１部材
と第２部材との間の空間を有効に利用して、燃料ポンプ
の外径、および軸方向寸法の大型化を招くことなく吐出
部内に収容される。
さらに、雑音防止素子に含まれるチョークコイルの一
端と給電端子との電気的接続と、雑音防止素子に含まれ
るチョークコイルの他端とブラシとの電気的接続も第１
部材と第２部材との間の収容空間内においてなされるた
め、ブラシ、ブラシスプリング、および雑音防止素子の
組付け、さらにはこれらの電気部品の電気的接続を吐出
部において容易に行うことができる。
端と給電端子との電気的接続と、雑音防止素子に含まれ
るチョークコイルの他端とブラシとの電気的接続も第１
部材と第２部材との間の収容空間内においてなされるた
め、ブラシ、ブラシスプリング、および雑音防止素子の
組付け、さらにはこれらの電気部品の電気的接続を吐出
部において容易に行うことができる。
第２発明によれば、覆い部材には、端子棒が貫通して
配置されており、かつ、金属プレートには、覆い部材を
前記ベアリング保持部材に組み付けた状態で、端子棒の
端部を受け入れて電気的に接続する受入部が形成されて
いるので、覆い部材をベアリング保持部材に組付けると
同時に、端子棒と金属プレートとの電気的接続が完了す
る。
配置されており、かつ、金属プレートには、覆い部材を
前記ベアリング保持部材に組み付けた状態で、端子棒の
端部を受け入れて電気的に接続する受入部が形成されて
いるので、覆い部材をベアリング保持部材に組付けると
同時に、端子棒と金属プレートとの電気的接続が完了す
る。
「実施例」 次に、本発明の実施例を第１図から第４図について説
明する。
明する。
第１図に示されるように、本実施例の燃料ポンプは、
円筒状の燃料ポンプハウジング19の下端部に設けられた
ポンプ部Ｉと、中間部に設けられたモータ部IIと、上端
部に設けられた吐出部IIIとにより構成されている。ポ
ンプ部Ｉは、ポンプカバー３とポンプケーシング４の間
に再生ポンプ形式の羽根車２を収容している。ポンプケ
ーシング４には軸受７によってアーマチャ１の回転軸1a
が回転自在に軸支されており、この回転軸1aには羽根車
２が固定されている。ポンプカバー３と燃料ポンプハウ
ジング19との間には環状の弾性部材５が設けられてい
る。なお回転軸1aの下面はスラスト受６によって受けら
れている。モータ部IIは、アーマチャ１と界磁磁石９に
よって主に構成されている。第２図に示されるように、
円弧状に形成された２個の界磁磁石９の間には非磁性体
のストッパー23と、上端にガイド8aを折曲げ形成される
とともに、両側端を折曲げた略Ｃ字状のばね片８とを挿
入して両磁石９の位置決めがなされており、ばね片８お
よびストッパー23とアーマチャ１の間に燃料通路が形成
されている。第１図に示されるように、アーマチャ１の
面形整流子1bには、ベアリング保持部材10の縦穴10cに
挿入されたブラシ12が軸方向から接触されている。
円筒状の燃料ポンプハウジング19の下端部に設けられた
ポンプ部Ｉと、中間部に設けられたモータ部IIと、上端
部に設けられた吐出部IIIとにより構成されている。ポ
ンプ部Ｉは、ポンプカバー３とポンプケーシング４の間
に再生ポンプ形式の羽根車２を収容している。ポンプケ
ーシング４には軸受７によってアーマチャ１の回転軸1a
が回転自在に軸支されており、この回転軸1aには羽根車
２が固定されている。ポンプカバー３と燃料ポンプハウ
ジング19との間には環状の弾性部材５が設けられてい
る。なお回転軸1aの下面はスラスト受６によって受けら
れている。モータ部IIは、アーマチャ１と界磁磁石９に
よって主に構成されている。第２図に示されるように、
円弧状に形成された２個の界磁磁石９の間には非磁性体
のストッパー23と、上端にガイド8aを折曲げ形成される
とともに、両側端を折曲げた略Ｃ字状のばね片８とを挿
入して両磁石９の位置決めがなされており、ばね片８お
よびストッパー23とアーマチャ１の間に燃料通路が形成
されている。第１図に示されるように、アーマチャ１の
面形整流子1bには、ベアリング保持部材10の縦穴10cに
挿入されたブラシ12が軸方向から接触されている。
第１図に示されるように、吐出部IIIのハウジング部
材はベアリング保持部材10と覆い部材11とに二分割され
ており、吐出口25を有する覆い部材11とベアリング保持
部材10との間に隙間26が形成されている。ベアリング保
持部材10に保持されたベアリング18の周辺とこの隙間26
は、滞流防止穴10aによって連通している。また、ブラ
シ12のピッグテール12aはブラシ長手方向と直角方向に
引き出され、前記縦穴10cはピッグテール12aが上下に移
動することができるように一部開口した形状に形成され
ている。この縦穴10cはポンプ内部とベアリング保持部
材10および覆い部材11間の隙間26とを連通する冷却通路
10bに続けられている。また、覆い部材11には吐出穴11a
が穿設されている。この吐出穴11aには、きのこ形の逆
止弁27が設けられており、逆止弁27は吐出口25に接続さ
れた配管の内圧によって吐出穴11aを閉じる方式のもの
である。
材はベアリング保持部材10と覆い部材11とに二分割され
ており、吐出口25を有する覆い部材11とベアリング保持
部材10との間に隙間26が形成されている。ベアリング保
持部材10に保持されたベアリング18の周辺とこの隙間26
は、滞流防止穴10aによって連通している。また、ブラ
シ12のピッグテール12aはブラシ長手方向と直角方向に
引き出され、前記縦穴10cはピッグテール12aが上下に移
動することができるように一部開口した形状に形成され
ている。この縦穴10cはポンプ内部とベアリング保持部
材10および覆い部材11間の隙間26とを連通する冷却通路
10bに続けられている。また、覆い部材11には吐出穴11a
が穿設されている。この吐出穴11aには、きのこ形の逆
止弁27が設けられており、逆止弁27は吐出口25に接続さ
れた配管の内圧によって吐出穴11aを閉じる方式のもの
である。
ベアリング保持部材10と覆い部材11の材料は、ガラス
繊維入りのポリフチレンテレフタレートまたはポリアセ
タールなどが好適である。また、ポンプカバー３、羽根
車２およびポンプケーシング４の材料はガラス繊維入り
のフェノール樹脂またはPPSなどが好適である。燃料ポ
ンプハウジング19の材料は鉄である。
繊維入りのポリフチレンテレフタレートまたはポリアセ
タールなどが好適である。また、ポンプカバー３、羽根
車２およびポンプケーシング４の材料はガラス繊維入り
のフェノール樹脂またはPPSなどが好適である。燃料ポ
ンプハウジング19の材料は鉄である。
第１図および第３図に示されるように、円筒状のコア
15aを有するチョークコイル15は、アーマチャ１の軸方
向に長手方向を一致させた縦穴20に収納されている。こ
の縦穴20は、同様にアーマチャ１の軸方向に長手方向を
一致させたブラシ12を収納するための前記縦穴10cとと
もにベアリング保持部材10に、壁を隔てて隣接させて穿
設されている。ベアリング保持部材10の上部には、ブラ
シを押え板13第１図に断面で示されたＬ字状に垂下する
腕部分13bにより埋込み固着されており、このブラシ押
え板13によりブラシ12がブラシスプリング14を介して面
形整流込1bに押し付けられ接触されている。ブラシ押え
板13の側部に穿設された略Ｕ字形の挟持部13aには、ブ
ラシ12から導出されたピッグテール12aの先端が圧着接
合されている。第３図に示されるように、ブラシ押え板
13から側方へ略Ｌ字状に延出された腕部の先端には略Ｕ
字形の挟持部13cが設けられており、この挟持部13cに
は、チョークコイル15の一端15bが圧着接合されてい
る。チョークコイル15の他端15cは、端子穴16aを穿設さ
れた金属プレート16の挟持部16bに圧着接合されてお
り、金属プレート16の端子穴16aには第１図に示される
ように、端子棒17が圧入されている。金属プレート16の
側方から下方へ垂下された折曲部16cは、ベアリング保
持部材10と覆い部材11の間に挟持されている。
15aを有するチョークコイル15は、アーマチャ１の軸方
向に長手方向を一致させた縦穴20に収納されている。こ
の縦穴20は、同様にアーマチャ１の軸方向に長手方向を
一致させたブラシ12を収納するための前記縦穴10cとと
もにベアリング保持部材10に、壁を隔てて隣接させて穿
設されている。ベアリング保持部材10の上部には、ブラ
シを押え板13第１図に断面で示されたＬ字状に垂下する
腕部分13bにより埋込み固着されており、このブラシ押
え板13によりブラシ12がブラシスプリング14を介して面
形整流込1bに押し付けられ接触されている。ブラシ押え
板13の側部に穿設された略Ｕ字形の挟持部13aには、ブ
ラシ12から導出されたピッグテール12aの先端が圧着接
合されている。第３図に示されるように、ブラシ押え板
13から側方へ略Ｌ字状に延出された腕部の先端には略Ｕ
字形の挟持部13cが設けられており、この挟持部13cに
は、チョークコイル15の一端15bが圧着接合されてい
る。チョークコイル15の他端15cは、端子穴16aを穿設さ
れた金属プレート16の挟持部16bに圧着接合されてお
り、金属プレート16の端子穴16aには第１図に示される
ように、端子棒17が圧入されている。金属プレート16の
側方から下方へ垂下された折曲部16cは、ベアリング保
持部材10と覆い部材11の間に挟持されている。
第２図および第３図に示されるように、ベアリング保
持部材10には吐出穴10dが穿設されており、この吐出穴1
0dは、ベアリング保持部材10と覆い部材11の間の隙間26
に開口されている。
持部材10には吐出穴10dが穿設されており、この吐出穴1
0dは、ベアリング保持部材10と覆い部材11の間の隙間26
に開口されている。
なお、第２図、第３図に示されるように、ブラシ12、
チョークコイル15、ブラシ押え板13、金属プレート16、
および端子棒17などの部品は、一対のものであり、これ
らの一対の部品を収容、あるいは固定する縦穴なども対
をなして形成されている。
チョークコイル15、ブラシ押え板13、金属プレート16、
および端子棒17などの部品は、一対のものであり、これ
らの一対の部品を収容、あるいは固定する縦穴なども対
をなして形成されている。
また、アーマチャ１の回転軸を中心とする円の直径上
にほぼ一致して一対のブラシ12が配置され、その直径で
分割された一方の半円（第３図の上側）領域に吐出孔10
d、吐出孔11a、吐出口25を配置し、他方の半円領域に端
子棒17からチョークコイル15を経由してブラシ12に至る
電気部品類が配置されている。また、第２図、第３図に
示されるように、ブラシ12、チョークコイル15、ブラシ
押え板13、金属プレート16および端子棒17などの電気部
品は燃料ポンプの中心を通る縦断線に対して左右対称と
なるよう配置されている。
にほぼ一致して一対のブラシ12が配置され、その直径で
分割された一方の半円（第３図の上側）領域に吐出孔10
d、吐出孔11a、吐出口25を配置し、他方の半円領域に端
子棒17からチョークコイル15を経由してブラシ12に至る
電気部品類が配置されている。また、第２図、第３図に
示されるように、ブラシ12、チョークコイル15、ブラシ
押え板13、金属プレート16および端子棒17などの電気部
品は燃料ポンプの中心を通る縦断線に対して左右対称と
なるよう配置されている。
そして、この実施例では、ベアリング保持部材10が本
発明にいう第１部材を構成し、覆い部材11が第２部材を
構成している。また、チョークコイル15が雑音防止素子
を構成している。
発明にいう第１部材を構成し、覆い部材11が第２部材を
構成している。また、チョークコイル15が雑音防止素子
を構成している。
「作動」 上記構成によれば、本実施例の燃料ポンプを組付ける
場合には、第４図に示されるように、チョークコイル15
はブラシ12と同様に縦方向からベアリング保持部材10に
挿入組付され、チョークコイル15の両端は挿入側に長手
方向に伸ばされ、その両端はベアリング保持部材10に圧
入固定されたブラシ押え板13と、ベアリング保持部材10
上に当接された金属プレート16に圧着接合によって電気
的に結合される。チョークコイル15の一端が圧着接合さ
れたブラシ押え板13の他端の挟持部にはブラシ12のピッ
グテール12aが圧着接合される。次に、ベアリング保持
部材10に上方から覆い部材11を嵌合すると、金属プレー
ト16の端子穴16aに端子棒17が圧入される。
場合には、第４図に示されるように、チョークコイル15
はブラシ12と同様に縦方向からベアリング保持部材10に
挿入組付され、チョークコイル15の両端は挿入側に長手
方向に伸ばされ、その両端はベアリング保持部材10に圧
入固定されたブラシ押え板13と、ベアリング保持部材10
上に当接された金属プレート16に圧着接合によって電気
的に結合される。チョークコイル15の一端が圧着接合さ
れたブラシ押え板13の他端の挟持部にはブラシ12のピッ
グテール12aが圧着接合される。次に、ベアリング保持
部材10に上方から覆い部材11を嵌合すると、金属プレー
ト16の端子穴16aに端子棒17が圧入される。
電気的接続は、端子棒17、金属プレート16、チョーク
コイル15、およびブラシ12を介して行なわれ、更に面形
整流子1bを介してアーマチャ１に電流が供給される。そ
して、ブラシ12と面形整流子1bとの接触整流に基づいて
発生する雑音成分は、端子棒17に接続される外部導線に
流れる前に、チョークコイル15の巻線およびコア15aに
よって抑制される。
コイル15、およびブラシ12を介して行なわれ、更に面形
整流子1bを介してアーマチャ１に電流が供給される。そ
して、ブラシ12と面形整流子1bとの接触整流に基づいて
発生する雑音成分は、端子棒17に接続される外部導線に
流れる前に、チョークコイル15の巻線およびコア15aに
よって抑制される。
「効果」 以上述べたように、第１発明に係るモータ式燃料ポン
プによれば、面形整流子を採用することで燃料ポンプ全
体の外径が小型化されるとともに、ブラシと雑音防止素
子とをの長手方向を一致させて並列に配置したことで、
外径はもちろん、軸方向の長さをも必要以上に大きくす
ることなく雑音防止素子が内蔵され、しかもブラシ、ブ
ラシスプリング、および雑音防止素子を内蔵する吐出部
を第１部材と第２部材とに分割したため、ブラシ、ブラ
シスプリング、および雑音防止素子の組付け、さらには
これら電気部品の電気的接続を吐出部において容易に行
うことができるという優れた効果がある。
プによれば、面形整流子を採用することで燃料ポンプ全
体の外径が小型化されるとともに、ブラシと雑音防止素
子とをの長手方向を一致させて並列に配置したことで、
外径はもちろん、軸方向の長さをも必要以上に大きくす
ることなく雑音防止素子が内蔵され、しかもブラシ、ブ
ラシスプリング、および雑音防止素子を内蔵する吐出部
を第１部材と第２部材とに分割したため、ブラシ、ブラ
シスプリング、および雑音防止素子の組付け、さらには
これら電気部品の電気的接続を吐出部において容易に行
うことができるという優れた効果がある。
第２発明に係るモータ式燃料ポンプによれば、覆い部
材をベアリング保持部材に組付けると同時に、端子棒
が、金属プレートの受入部に受け入れられ、端子棒とチ
ョークコイルとの電気的接続が完了する。したがって、
電気的な接続と機械的な組付とが同時に完了するので、
組付け行程の短縮を図ることができ、モータ式燃料ポン
プの製造原価低減を図ることができるという効果があ
る。
材をベアリング保持部材に組付けると同時に、端子棒
が、金属プレートの受入部に受け入れられ、端子棒とチ
ョークコイルとの電気的接続が完了する。したがって、
電気的な接続と機械的な組付とが同時に完了するので、
組付け行程の短縮を図ることができ、モータ式燃料ポン
プの製造原価低減を図ることができるという効果があ
る。
第１図は本発明の実施例の燃料ポンプを示す縦断面図、
第２図はアーマチャを抜取った状態における第１図のＤ
−Ｄ線による断面図、第３図は覆い部材を取去った状態
において一部を断面して示す拡大上面図、第４図は結線
状態を模式的に示す断面図である。 １……アーマチャ、1a……回転軸、1b……面形整流子、
２……羽根車、10……ベアリング保持部材、10c……縦
穴、11……覆い部材、12……ブラシ、12a……ピッグテ
ール、13……ブラシ押え板、14……ブラシスプリング、
15……チョークコイル、16……金属プレート、17……端
子棒、18……ベアリング、19……燃料ポンプハウジン
グ、20……縦穴、Ｉ……ポンプ部、II……モータ部、II
I……吐出部。
第２図はアーマチャを抜取った状態における第１図のＤ
−Ｄ線による断面図、第３図は覆い部材を取去った状態
において一部を断面して示す拡大上面図、第４図は結線
状態を模式的に示す断面図である。 １……アーマチャ、1a……回転軸、1b……面形整流子、
２……羽根車、10……ベアリング保持部材、10c……縦
穴、11……覆い部材、12……ブラシ、12a……ピッグテ
ール、13……ブラシ押え板、14……ブラシスプリング、
15……チョークコイル、16……金属プレート、17……端
子棒、18……ベアリング、19……燃料ポンプハウジン
グ、20……縦穴、Ｉ……ポンプ部、II……モータ部、II
I……吐出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０２Ｋ 23/66 Ａ
Claims (5)
- 【請求項１】円筒状の燃料ポンプハウジング、 前記燃料ポンプハウジングの一端側に設けられるポンプ
部、 前記燃料ポンプハウジングの中間部に設けられ、前記燃
料ポンプハウジングの長手方向に回転軸を一致させて回
転可能に軸支され、前記燃料ポンプハウジングの他端側
に向けて形成された面形整流子を備えるアーマチャと、
前記アーマチャの軸方向からブラシスプリングにより付
勢されて前記面形整流子に接触される一対のブラシと、
界磁磁石とを有し、前記ポンプ部を駆動するモータ部、 前記燃料ポンプハウジングの他端側に設けられる第１部
材と、この第１部材に組み合わされて前記第１部材との
間に収容空間を形成する第２部材とを有し、前記アーマ
チャの回転軸を軸支するとともに、前記ポンプ部から吐
出され前記燃料ポンプハウジング内を経由した燃料を通
過させる吐出部、 前記吐出部に設けられ、前記アーマチャの軸方向に沿っ
て突出する一対の給電端子、および 前記吐出部に収容され、前記給電端子と前記ブラシとの
間に接続されて雑音を防止する少なくともチョークコイ
ルを含む雑音防止素子、 を備え、 前記一対のブラシが移動可能に案内されて前記ブラシス
プリングとともに前記前記第１部材と前記第２部材との
間の収容空間に収容されるとともに、前記少なくともチ
ョークコイルを含む雑音防止素子がその長手方向を前記
アーマチャの軸方向に一致させて前記一対のブラシと並
列に位置して前記第１部材と前記第２部材との間の収容
空間に収容され、 前記第１部材と前記第２部材との間に、前記雑音防止素
子に含まれるチョークコイルの一端と前記給電端子が電
気的に接続される接続部と、前記チョークコイルの他端
と前記ブラシとが電気的に接続される接続部とが収容さ
れることを特徴とするモータ式燃料ポンプ。 - 【請求項２】前記雑音防止素子は、一対のチョークコイ
ルを備えることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
載のモータ式燃料ポンプ。 - 【請求項３】前記チョークコイルの端子と前記ブラシと
は、前記第１部材と前記第２部材との間の収容空間に収
容され、前記チョークコイルの端子が圧着接合される狭
持部と、前記ブラシのピッグテールが圧着接合される狭
持部とを有する金属板製の一対の導電部材によって電気
的に接続されることを特徴とする特許請求の範囲第２項
に記載のモータ式燃料ポンプ。 - 【請求項４】前記第１部材は、 前記アーマチャの軸方向に沿って形成され前記一対のブ
ラシと前記ブラシスプリングとを収容する一対のブラシ
収容部と、 前記アーマチャの軸方向に沿って前記ブラシ収容部と並
列に形成され前記一対のチョークコイルを収容する一対
のチョークコイル収容部と を備え、 前記導電部材が前記第１部材に固定されるとともに、前
記ブラシスプリングを押さえるよう配置されることを特
徴とする特許請求の範囲第３項に記載のモータ式ポン
プ。 - 【請求項５】円筒状の燃料ポンプハウジング、 前記燃料ポンプハウジングの一端側に設けられるポンプ
部、 前記燃料ポンプハウジングの中間部に設けられ、前記燃
料ポンプハウジングの長手方向に回転軸を一致させて回
転可能に軸支され、前記燃料ポンプハウジングの他端側
に向けて形成された面形整流子を備えるアーマチャと、
前記アーマチャの軸方向からブラシスプリングにより付
勢されて前記面形整流子に接触される一対のブラシと、
界磁磁石とを有し、前記ポンプ部を駆動するモータ部、 前記燃料ポンプハウジングの他端側に設けられ、前記ア
ーマチャの回転軸を軸支するベアリングを保持するベア
リング保持部材と、このベアリング保持部材に組み合わ
されて前記ベアリング保持部材との間に収容空間を形成
する覆い部材とを有し、前記ポンプ部から吐出され前記
燃料ポンプハウジング内を経由した燃料を通過させる吐
出部、 前記吐出部の前記覆い部材に貫通配置され、前記アーマ
チャの軸方向に沿って突出する一対の給電用の端子棒、
および 前記収容空間に収容され、前記端子棒と前記ブラシとの
間に接続されて雑音を防止する少なくともチョークコイ
ルを含む雑音防止素子、 を備え、 前記覆い部材には、前記燃料ポンプハウジング内を経由
した燃料を通過させる管状の吐出口が設けられ、 前記一対のブラシと前記ブラシスプリングとが、前記収
容空間に収容されるとともに、前記一対のブラシは、前
記ベアリング保持部材に移動可能に保持されており、 前記雑音防止素子は、その長手方向を前記アーマチャの
軸方向に一致させて、前記一対のブラシと並列に前記収
容空間に収容され、 前記雑音防止素子に含まれるチョークコイルの一端が接
続された金属プレートが、前記ベアリング保持部材に保
持され、 前記雑音防止素子に含まれるチョークコイルの他端は、
前記ブラシと電気的に接続されており、 前記金属プレートには、前記覆い部材を前記ベアリング
保持部材に組み付けた状態で、前記端子棒の端部を受け
入れて電気的に接続する受入部が形成されていることを
特徴とするモータ式燃料ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10676587A JPH089995B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | モ−タ式燃料ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10676587A JPH089995B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | モ−タ式燃料ポンプ |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5231655A Division JPH0785642B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | モータ式燃料ポンプ |
| JP7157603A Division JP2776304B2 (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | モータ式燃料ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63272994A JPS63272994A (ja) | 1988-11-10 |
| JPH089995B2 true JPH089995B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=14441999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10676587A Expired - Lifetime JPH089995B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | モ−タ式燃料ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089995B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7358636B2 (en) | 2003-11-27 | 2008-04-15 | Denso Corporation | Electric motor having resilient member and apparatus for manufacturing the same |
| KR101431557B1 (ko) * | 2013-05-07 | 2014-08-19 | 현담산업 주식회사 | 자동차용 전동기식 연료펌프의 어퍼 바디 조립구조 |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2634242B2 (ja) * | 1989-05-31 | 1997-07-23 | 三菱電機株式会社 | インタンク式電動ポンプ |
| JPH0333494A (ja) * | 1989-06-29 | 1991-02-13 | Mitsubishi Electric Corp | インタンク式電動ポンプ |
| JPH0340871U (ja) * | 1989-08-28 | 1991-04-19 | ||
| JPH0747966Y2 (ja) * | 1989-11-22 | 1995-11-01 | 愛三工業株式会社 | 電動ポンプ |
| JPH03102089U (ja) * | 1990-02-07 | 1991-10-24 | ||
| GB2243250B (en) * | 1990-04-17 | 1994-08-03 | Mitsubishi Electric Corp | An in-tank type motor-operated pump incorporating an electrical noise suppressor |
| US5013221A (en) * | 1990-06-06 | 1991-05-07 | Walbro Corporation | Rotary fuel pump with pulse modulation |
| US5221130A (en) * | 1991-04-30 | 1993-06-22 | At&T Bell Laboratories | Choke-coil fixture for miniature motors |
| US5697769A (en) * | 1995-09-25 | 1997-12-16 | Walbro Corporation | Fuel pump outlet assembly |
| JPH11241659A (ja) | 1998-02-25 | 1999-09-07 | Mitsubishi Electric Corp | 燃料供給装置 |
| JP2007321570A (ja) | 2006-05-30 | 2007-12-13 | Denso Corp | 燃料ポンプ |
| BRPI0912792B1 (pt) * | 2008-06-25 | 2019-09-10 | Honda Motor Co Ltd | dispositivo de bomba elétrica |
| US20140314591A1 (en) * | 2013-04-18 | 2014-10-23 | Delphi Technologies, Inc. | Fluid pump |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP10676587A patent/JPH089995B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7358636B2 (en) | 2003-11-27 | 2008-04-15 | Denso Corporation | Electric motor having resilient member and apparatus for manufacturing the same |
| KR101431557B1 (ko) * | 2013-05-07 | 2014-08-19 | 현담산업 주식회사 | 자동차용 전동기식 연료펌프의 어퍼 바디 조립구조 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63272994A (ja) | 1988-11-10 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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