JP4952281B2 - 燃料ポンプおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ部の回転駆動力によりポンプ部を駆動する燃料ポンプおよびその製造方法に関する。
従来、燃料を昇圧するポンプ部を駆動するモータ部としてブラシモータを使用している燃料ポンプが知られている(例えば、特許文献1参照。)。ブラシモータでは、電源側端子から、チョークコイル、ブラシ側端子、ピグテール、ブラシ、整流子を通りモータ部の電機子に駆動電流が供給される。電源側端子は、外部の電源供給ケーブル等から電力を供給されるとともに、チョークコイルの一端と電気的に接続している。ブラシ側端子は、チョークコイルの他端およびピグテールと電気的に接続している。電源側端子とブラシ側端子とは別部材の電気端子であり、絶縁されている。チョークコイルを使用しない場合は、電源側端子とブラシ側端子とをリード線または接続端子等で電気的に接続することが考えられる。
しかしながら、別部材の電源側端子およびブラシ側端子をモータ部の取付部材に組み付ける作業は繁雑であり、製造工数が増加する。また、モータ部に組み付ける前に、電源側端子およびブラシ側端子とチョークコイル、リード線または接続端子等とを電気的に接続する場合は、別部材である電源側端子とブラシ側端子とを治具等に固定して接続作業をする必要があるので、接続作業が煩雑であり、製造工数が増加する。
特開平6−205568号公報
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、製造が容易で製造工数を低減する燃料ポンプおよびその製造方法を提供することを目的とする。
以下の記載で一体とは、1部材、あるいは複数の部材が結合されて形成されている1個の構造体の両方を表している。
請求項1に記載の発明では、チョークコイル接続部でチョークコイルと電気的に接続している電源側端子とブラシ側端子とは、一体に形成された状態から切断されて形成されている。つまり、電源側端子とブラシ側端子とが一体に形成されている切断前の状態で、電源側端子およびブラシ側端子とチョークコイルとを電気的に接続することができる。これにより、別部材の電源側端子およびブラシ側端子とチョークコイルとを電気的に接続する場合に比べ、電源側端子およびブラシ側端子とチョークコイルとの電気的接続作業が容易になり、製造工数が低減する。
また、請求項に記載の発明では、チョークコイルと電源側端子との電気的接続箇所、ならびにチョークコイルとブラシ側端子との電気的接続箇所をモールド樹脂で覆っているので、電気的接続箇所が燃料に晒されることを防止する。これにより、電源側端子およびブラシ側端子とチョークコイルとの電気的接続箇所の腐食を防止できる。
また、請求項に記載の発明では、モールド樹脂は電源側端子およびブラシ側端子のそれぞれの切断面に続き同一平面上にある切断面を有している。つまり、一体に形成されている電源側端子およびブラシ側端子は、それぞれチョークコイルと電気的に接続され、電気的接続箇所をモールド樹脂で覆われてからモールド樹脂を含んで切断されている。したがって、別部材の電源側端子およびブラシ側端子とチョークコイルとを電気的に接続してから、それぞれの電気的接続箇所をモールド樹脂で覆う場合に比べ、モールド作業が容易である。
請求項2に記載の発明では、一体に形成された状態から切断されて電源側端子とブラシ側端子とが形成され、電源側端子とブラシ側端子との切断面同士が向き合わせて設置されている。つまり、切断前の一体に形成されている状態で電源側端子およびブラシ側端子とチョークコイルとを電気的に接続し、その状態でモータ部の取付部材に組み付けてから電源側端子とブラシ側端子とに切断されているので、電源側端子とブラシ側端子とが別部材の場合に比べ、電源側端子およびブラシ側端子を取付部材に容易に組み付けることができる。
請求項に記載の発明では、モールド樹脂が電源側端子およびブラシ側端子とチョークコイルとの電気的接続箇所を結合しているので、電源側端子とブラシ側端子とが切断されているか否かに関わらず、モールド樹脂で結合された構造体として電源側端子とブラシ側端子とチョークコイルとをモータ部の取付部材に組み付けることができる。これにより、組付作業が容易であり、製造工数が低減する。
請求項に記載の発明では、一体に形成されている端子母材の電源側端子およびブラシ側端子とチョークコイルとを電気的に接続するので、別部材の電源側端子およびブラシ側端子とチョークコイルとを電気的に接続する場合に比べ、電源側端子およびブラシ側端子とチョークコイルとの電気的接続作業が容易になり、製造工数が低減する。
また、請求項4に記載の発明では、接続工程の後、かつ切断工程および組付工程の前の、電源側端子およびブラシ側端子が一体に形成されている端子母材の状態で、電源側端子およびブラシ側端子とチョークコイルとの2箇所の電気的接続箇所をモールド樹脂で覆うので、別部材の電源側端子およびブラシ側端子とチョークコイルとを電気的に接続してから、それぞれの電気的接続箇所をモールド樹脂で覆う場合に比べ、モールド作業が容易である。
請求項に記載の発明では、端子母材とチョークコイルとを電気的に接続した切断前の状態で端子母材およびチョークコイルをモータ部の取付部材に組み付けるので、電源側端子とブラシ側端子とチョークコイルとをモータ部の取付部材に容易に組み付け、製造工数を低減できる
請求項に記載の発明では、モールド工程において、モールド樹脂は電源側端子およびブラシ側端子とチョークコイルとの2箇所の電気的接続箇所同士を結合する。これにより、切断工程が組付工程の前か後かに関わらず、モールド樹脂で結合された電源側端子およびブラシ側端子を一つの構造体としてモータ部の取付部材に組み付けることができる。これにより、電源側端子とブラシ側端子とチョークコイルとをモータ部の取付部材に容易に組み付け、製造工数を低減できる。
以下、本発明の参考例および実施形態を図に基づいて説明する。
参考例
図2に、参考例による燃料ポンプの構成を示す。燃料ポンプ10は、例えば二輪自動車または四輪自動車等に搭載された図示しない燃料タンク内に収容されるインタンク式のタービンポンプである。燃料ポンプ10は、燃料タンクから吸入した燃料を昇圧しエンジン側に供給する。
燃料ポンプ10は、ポンプ部12と、ポンプ部12を回転駆動するモータ部13とを備えている。ハウジング14は、ポンプ部12およびモータ部13のハウジングを兼ねており、軸方向両端部でポンプケース20およびエンドカバー90をそれぞれかしめている。ハウジング14がエンドカバー90をかしめることにより、ホルダ80はエンドカバー90とハウジング14との間に挟持されている。
ポンプ部12は、ポンプケース20、22、およびインペラ30を有している。ポンプ部12は電機子50に対し軸方向の一方側に設置されており、電機子50のシャフト52にインペラ30が組み付けられている。回転部材としてのインペラ30が電機子50とともに回転すると、回転方向前方の羽根溝から回転方向後方の羽根溝に向けて燃料が流出、流入を多数繰り返すことにより、吸入口200から吸入された燃料は、旋回流となってポンプ通路202で昇圧される。
ポンプ通路202で昇圧された燃料は、永久磁石40と電機子50との間の燃料通路204、ホルダ80に形成された燃料通路206を通り、エンドカバー90に形成された燃料吐出口208からエンジン側に供給される。燃料吐出口208には逆止弁92が収容されており、この逆止弁92が燃料吐出口208から吐出された燃料の逆流を防止している。
モータ部13は、所謂ブラシモータであり、永久磁石40、電機子50、整流子54、図1に示す電源側端子60、ブラシ側端子64、チョークコイル70、ブラシ76、ピグテール78等から構成されている。永久磁石40は、円弧状に形成されており、ハウジング14の内周壁に周方向に2個取り付けられている。そして、永久磁石40は、周方向に極の異なる2磁極を形成している。周方向に設置された2個の永久磁石40の間には、板ばね42と、整流子54側からポンプ部12側に延びるホルダ80の支持部82とが設置されている。板ばね42および支持部82は、永久磁石40の周方向の位置ずれを防止している。
電機子50は、永久磁石40の内周側に回転自在に設置されている。電機子50のシャフト52の軸方向のポンプ部12側の端部はベアリング24に軸受けされている。ベアリング24はポンプケース22に支持されている。シャフト52の軸方向の他方の端部はホルダ80の軸受部84により直接軸受けされている。
整流子54は、平らな円板状に形成されており、回転方向に設置された複数のセグメントを有している。電源側端子60から、チョークコイル70、ブラシ側端子64、ピグテール78、ブラシ76、整流子54を通り、電機子50のコイルに駆動電流が供給される。
図1に示すように、チョークコイル70は、チョークコア72と、チョークコア72の周囲に巻回されたコイル本体74とから構成されている。電源側端子60は、コイル本体74の一端74aと電気的に接続しているチョークコイル接続部61を有している。また、ブラシ側端子64は、コイル本体74の他端74bと電気的に接続しているチョークコイル接続部65と、ピグテール78と電気的に接続している電気接続部66とを有している。電源側端子60およびブラシ側端子64は、取付部材としてのホルダ80に脚62、67を支持されている。図1に示す構造体は、+極および−極にそれぞれ設置されている。
電源側端子60とブラシ側端子64とは、図1の(B)に示す端子母材100の結合部300を切断して形成されている。結合部300を切断した後の電源側端子60の切断面63と、ブラシ側端子64の切断面68とは、ホルダ80に組み付られている状態で互いに向き合っている。
図2に示すホルダ80およびエンドカバー90はそれぞれ絶縁性を有する樹脂で一体成形されている。例えば、ホルダ80はPPS(ポリフェニレンスルフィド)により一体成形され、エンドカバー90はPOM(ポリアセタール)により一体成形されている。リリーフ弁94は、燃料ポンプ10の吐出圧が所定圧を超えると開弁し、燃料ポンプ10の吐出圧を所定圧以下に設定する。
次に、電源側端子60、ブラシ側端子64、チョークコイル70、ブラシ76およびピグテール78をモータ部13のホルダ80に組み付ける製造工程を説明する。
(1)接続工程
図1の(B)に示す端子母材100のチョークコイル接続部61、65にコイル本体74の両端をそれぞれ電気的に接続する。チョークコイル接続部61、65とコイル本体74との接続箇所はかしめにより固定される。かしめに代えて、はんだによりチョークコイル接続部61、65とコイル本体74との接続箇所を固定してもよい。
(2)組付工程
チョークコイル70と端子母材100とを電気的に接続した構造体をホルダ80に組み付ける。
(3)切断工程
チョークコイル70と端子母材100とを電気的に接続した構造体がホルダ80に組み付けられている状態で、端子母材100の結合部300を切断する。
上記製造工程において、ブラシ76とピグテール78とは、接続工程でブラシ側端子64に電気的に接続してもよいし、組付工程でホルダ80に構造体を組み付けてからブラシ側端子64に電気的に接続してもよい。
上記参考例に対し、図3に示す比較形態では、別部材である電源側端子110およびブラシ側端子112にチョークコイル70をそれぞれ電気的に接続してからホルダ80に組み付けている。この場合、別部材である電源側端子110とブラシ側端子112とを治具等に固定してチョークコイル70と電気的に接続する必要があるので、電気的接続作業が煩雑であり、製造工数が増加する。チョークコイル70を使用しない場合には、チョークコイル70に代えてリード線または接続端子等で電源側端子110とブラシ側端子112とを電気的に接続するので、チョークコイル70を接続する場合と同様に、電気的接続作業が煩雑であり、製造工数が増加する。
また、別部材である電源側端子110およびブラシ側端子112をそれぞれホルダ80に組み付ける必要があるので、組付作業が煩雑であり、製造工数が増加する。
一方、参考例では、電源側端子60とブラシ側端子64とが一体に形成されている端子母材100の状態で電源側端子60およびブラシ側端子64とチョークコイル70とを電気的に接続するので、電源側端子60およびブラシ側端子64とチョークコイル70との電気的接続作業が容易であり、製造工数を低減できる。また、端子母材100とチョークコイル70とが電気的に接続している構造体をホルダ80に組み付けるので、電源側端子60とブラシ側端子64とチョークコイル70とをホルダ80に容易に組み付けることができる。
参考例に対し、チョークコイル70を使用しない燃料ポンプの場合、図1の(B)に示す端子母材100を切断せずにそのままホルダ80に組み付けて使用すればよい。したがって、図3の比較形態のように、チョークコイル70を使用しない場合にも電源側端子110およびブラシ側端子112をそれぞれホルダ80に組み付ける構成に比べ、電源側端子60およびブラシ側端子64をホルダ80に容易に組み付けることができる。
このように、チョークコイル70の有無に関わらず共通部品である端子母材100を使用できるので、燃料ポンプの製造コストが低下する。
実施形態)
本発明の実施形態を図4に示す。尚、参考例と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
モールド樹脂120は、コイル本体74と電源側端子60およびブラシ側端子64(図4ではモールド樹脂120に覆われ図示されていない)との2箇所の電気的接続箇所、ならびにブラシ側端子64とピグテール78との電気的接続箇所の合計3箇所の電気的接続箇所を覆うとともに、3箇所の電気的接続箇所を結合している。電源側端子60とブラシ側端子64とは、図1の(B)に示す端子母材100の結合部302を切断して形成されている。端子母材100の切断箇所が参考例と異なっているので、実施形態の電源側端子60およびブラシ側端子64の形状は図1の(A)とは異なっている。
次に、電源側端子60、ブラシ側端子64、チョークコイル70、ブラシ76、ピグテール78およびモールド樹脂120をモータ部13のホルダ80に組み付ける製造工程を説明する。
(1)接続工程
図1の(B)に示す端子母材100に、図1の(A)に示すように、チョークコイル70およびピグテール78を電気的に接続し、ブラシ76とピグテール78とを電気的に接続する。
(2)モールド工程
接続工程の後、コイル本体74と電源側端子60およびブラシ側端子64との2箇所の電気的接続箇所、ならびにブラシ側端子64とピグテール78との電気的接続箇所の合計3箇所の電気的接続箇所を覆うとともに、3箇所の電気的接続箇所を結合するようにモールド樹脂120をモールドする。
(3)組付工程
モールド工程でモールド樹脂120をモールドして形成した構造体は図4において切断箇所122が埋められた状態の構造体であり、この構造体をホルダ80に組み付ける
(4)切断工程
モールド樹脂120を含み、図1の(B)に示す端子母材100の結合部302を切断箇所122で切断する。その結果、端子母材100の結合部302を切断して形成された電源側端子60の切断面とモールド樹脂120の切断面123、ならびにブラシ側端子64の切断面とモールド樹脂120の切断面124とはそれぞれ連続して同一平面上にある。そして、電源側端子60の切断面とブラシ側端子64の切断面とは向き合っている。
実施形態では、コイル本体74と電源側端子60およびブラシ側端子64との2箇所の電気的接続箇所、ならびにブラシ側端子64とピグテール78との電気的接続箇所の合計3箇所の電気的接続箇所をモールド樹脂120が覆っているので、電気的接続箇所が燃料中で腐食することを防止できる。特に、金属が腐食しやすいアルコールを燃料として使用する場合、電気的接続箇所をモールド樹脂120で覆うことが望ましい。
また、実施形態では、参考例と同様に、電源側端子60とブラシ側端子64とに切断する前の一体に形成された端子母材100にチョークコイル70を電気的に接続するので、電源側端子60およびブラシ側端子64とチョークコイル70との電気的接続作業が容易であり、製造工数を低減できる。
また、端子母材100にチョークコイル70を電気的に接続した状態で電気的接続箇所をモールド樹脂120でモールドするので、端子母材100を電源側端子60とブラシ側端子64とに切断してからモールドする場合に比べ、モールド作業が容易であり、製造工数が低減する。
さらに、モールド樹脂120が電気的接続箇所を結合した状態で端子母材100とチョークコイル70とが電気的に接続している構造体をホルダ80に組み付けるので、電源側端子60とブラシ側端子64とチョークコイル70とをホルダ80に容易に組み付けることができる。
実施形態においても、参考例と同じ端子母材100を切断して電源側端子60およびブラシ側端子64を形成しているので、部品の共通化を図ることができる。
(他の実施形態)
参考例では、チョークコイル70と電気的に接続している端子母材100をホルダ80に組み付けてから、端子母材100を電源側端子60とブラシ側端子64とに切断した。これに対し、チョークコイル70と電気的に接続している端子母材100を電源側端子60とブラシ側端子64とに切断してからホルダ80に組み付けてもよい。
また、実施形態では、電気的接続箇所をモールド樹脂120で覆った構造体をホルダ80に組み付けてから、端子母材100を電源側端子60とブラシ側端子64とに切断した。これに対し、電気的接続箇所をモールド樹脂120で覆った構造体をホルダ80に組み付ける前に、モールド樹脂120で電気的接続箇所を結合した状態を維持したまま、端子母材100を電源側端子60とブラシ側端子64とに切断してもよい。
このように、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、上記実施形態の特徴的構造をそれぞれ任意に組み合わせるようにしてもよい。
(A)は参考例の電源側端子からブラシに到る電気経路を示す斜視図、(B)は電源側端子およびブラシ側端子の端子母材を示す斜視図。 参考例の燃料ポンプを示す断面図。 (A)は参考例の比較形態においてエンドカバーを外したホルダをエンドカバー側から見た図、(B)は(A)のB方向矢視図。 実施形態の電源側端子からブラシに到る電気経路を示す斜視図。
符号の説明
10:燃料ポンプ、12:ポンプ部、13:モータ部、30:インペラ(回転部材)、50:電機子、54:整流子、60:電源側端子、63:切断面、64:ブラシ側端子、68:切断面、70:チョークコイル、76:ブラシ、78:ピグテール、120:モールド樹脂、123、124:切断面

Claims (6)

  1. 燃料を昇圧するポンプ部と、
    回転することにより前記ポンプ部を駆動する電機子と、
    前記電機子の一方の軸方向側に設置され、前記電機子に供給される駆動電流を整流する整流子と、
    前記整流子と摺動するブラシと、
    チョークコイルと、
    前記チョークコイルの一端と電気的に接続しているチョークコイル接続部を有し、電源側と電気的に接続する電源側端子と、
    前記チョークコイルの他端と電気的に接続しているチョークコイル接続部を有し、前記ブラシ側と電気的に接続し、前記電源側端子と一体に形成された状態から切断されて形成されているブラシ側端子と、
    前記チョークコイルと前記電源側端子の前記チョークコイル接続部との電気的接続箇所、ならびに前記チョークコイルと前記ブラシ側端子の前記チョークコイル接続部との電気的接続箇所を覆うモールド樹脂と、を備え
    前記モールド樹脂は、前記電源側端子および前記ブラシ側端子のそれぞれの前記切断面に続き同一平面上にある切断面を有することを特徴とする燃料ポンプ。
  2. 前記電源側端子および前記ブラシ側端子は切断面同士を向き合わせて設置されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプ。
  3. 前記モールド樹脂は、2箇所の前記電気的接続箇所同士を結合していることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料ポンプ。
  4. モータ部により駆動されるポンプ部が燃料を昇圧する燃料ポンプの製造方法において、
    電源側と電気的に接続する電源側端子と、前記モータ部のブラシ側と電気的に接続するブラシ側端子とが一体に形成されている端子母材の前記電源側端子および前記ブラシ側端子とチョークコイルとを電気的に接続する接続工程と、
    前記接続工程の後、前記端子母材の前記電源側端子と前記ブラシ側端子との間を切断する切断工程と、
    前記接続工程の後、前記切断工程の前または後で前記電源側端子および前記ブラシ側端子を前記モータ部の取付部材に組み付ける組付工程と、
    前記接続工程の後、かつ前記切断工程および前記組付工程の前に、前記電源側端子および前記ブラシ側端子のそれぞれと前記チョークコイルとの2箇所の電気的接続箇所をモールド樹脂で覆うモールド工程と、を含み、
    前記組付工程において、前記モールド樹脂で前記電気的接続箇所を覆われた前記電源側端子および前記ブラシ側端子を前記モータ部の取付部材に組み付けることを特徴とする燃料ポンプの製造方法。
  5. 前記組付工程は前記切断工程の前に行われ、前記組付工程において、前記チョークコイルが電気的に接続されている前記端子母材を前記モータ部の取付部材に組み付けることを特徴とする請求項に記載の燃料ポンプの製造方法。
  6. 前記モールド工程において、前記モールド樹脂は2箇所の前記電気的接続箇所同士を結合することを特徴とする請求項4または5に記載の燃料ポンプの製造方法。
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