JP5025560B2 - 電動燃料ポンプ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、直流モータのモータハウジングの一端部に、直流モータのロータ軸により駆動される燃料ポンプのポンプハウジングを結合し、該モータハウジングの他端部に、内部が燃料で満たされる有底円筒状の端子ホルダを結合し、この端子ホルダの端壁には、これを液密に貫通するプラス側端子及びマイナス側端子を固設すると共に、前記ロータ軸を支承する軸受ボスと、この軸受ボスを挟んで配置される一対のブラシガイドとを一体に形成し、これらブラシガイドには、前記ロータの一端部に設けられるコンミュテータに摺接するプラス側ブラシ及びマイナス側ブラシをそれぞれ摺動可能に嵌合し、これらプラス側ブラシ及びマイナス側ブラシにプラス側導線及びマイナス側導線を介して前記プラス側端子及びマイナス側端子をそれぞれ接続してなる電動燃料ポンプ装置の改良に関する。
かゝる電動燃料ポンプ装置は、下記特許文献1に開示されるように既に知られている。
特開2005−307768号公報
従来、この種電動燃料ポンプ装置では、特にアルコール燃料を処理する場合、その燃料が電解液として作用することで、微弱電流がプラス側端子及び導線からマイナス側端子及び導線へと流れ、これらを電蝕させることがある。
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、処理する燃料によるプラス側端子及び導線、並びにマイナス側端子及び導線の電蝕を簡単に防ぐことができる電動燃料ポンプ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、直流モータのモータハウジングの一端部に、直流モータのロータ軸により駆動される燃料ポンプのポンプハウジングを結合し、該モータハウジングの他端部に、内部が燃料で満たされる有底円筒状の端子ホルダを結合し、この端子ホルダの端壁には、これを液密に貫通するプラス側端子及びマイナス側端子を固設すると共に、前記ロータ軸を支承する軸受ボスと、この軸受ボスを挟んで配置される一対のブラシガイドとを一体に形成し、これらブラシガイドには、前記ロータの一端部に設けられるコンミュテータに摺接するプラス側ブラシ及びマイナス側ブラシをそれぞれ摺動可能に嵌合し、これらプラス側ブラシ及びマイナス側ブラシからそれぞれ延出するプラス側導線及びマイナス側導線を前記プラス側端子及びマイナス側端子にそれぞれ接続してなる電動燃料ポンプ装置において、前記端子ホルダの端壁に、前記プラス側端子及び導線、並びに前記マイナス側端子及び導線をそれぞれ隔離収容するプラス室及びマイナス室を画成する隔壁を立設し、この隔壁の端面に、プラス室及びマイナス室を閉鎖する絶縁カバーを接合し、前記各ブラシガイドに、前記各導線の、前記ブラシと共にする移動を許容する切欠きを設け、前記各導線を受け止めて対応する前記ブラシのブラシガイドから抜け出しを阻止するように前記絶縁カバーを構成したことを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴に加えて、前記端子ホルダに形成されて前記絶縁カバーを貫通する連結軸の先端部を熱カシメすることにより前記絶縁カバーを前記隔壁の端面に接合したことを第2の特徴とする。
さらに本発明は、第2の特徴に加えて、前記隔壁の端面に仮止め凹部を形成し、この仮止め凹部に圧入される仮止め突起を前記絶縁カバーの内面に形成したことを第3の特徴とする。
さらにまた本発明は、第1の特徴に加えて、前記軸受ボス及び前記隔壁間に、これら軸受ボス及び隔壁を相互に離隔する間隙を設けたことを第4の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、プラス側端子及び導線、並びにマイナス側端子及び導線をそれぞれ隔離収容するプラス室及びマイナス室は絶縁カバーによって閉鎖されるので、プラス室及びマイナス室を画成する隔壁及び絶縁カバーにより、プラス側端子及び導線とマイナス側端子及び導線との間での微弱電流の流れを抑制して、それらの電蝕を防ぐことができる。
その上、ブラシガイドに対応するブラシを組み込み、各導線を対応する端子に接続し、隔壁に絶縁カバーを接合して、端子ホルダ及びブラシの小組立体を構成したとき、絶縁カバーが各導線を受け止めることで、各ブラシの対応するブラシガイドからの抜け出しを防ぐことができるから、端子ホルダ及びブラシの小組立体の取り扱い性の向上を図ることができる。このように、絶縁カバーを利用してブラシの脱落を防ぐようにしたので、その脱落防止手段を簡単、安価に得ることができる。
本発明の第2の特徴によれば、連結孔を貫通した連結軸の先端部をカシメることにより、絶縁カバーを、特別な固着部材に頼ることなく隔壁の端面に接合することができる。
本発明の第3の特徴によれば、絶縁カバーの仮止め突起を端子ホルダの仮止め凹部に圧入することにより、絶縁カバーを隔壁の端面上に確実に仮止めすることができ、したがって、次のカシメ工程への移行時、絶縁カバーの端子ホルダからの脱落を防ぐことができる。
本発明の第4の特徴によれば、端子ホルダの成形時、軸受ボス及び隔壁間の間隙により、軸受ボス及び隔壁相互の熱ヒケの影響を遮断することができ、その結果、軸受ボス及び隔壁をそれぞれ高精度に成形することが可能となり、この軸受ボスに支承されるロータ軸の回転振動や早期摩耗を防いで耐久性の向上を図ることができる。
本発明の実施の形態を、添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。
図1は本発明に係る電動燃料ポンプ装置の縦断面図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図1の3矢視図、図4は図1の4−4線拡大断面図、図5は図1の5−5線拡大断面図、図6は絶縁カバーを外して端子ホルダの内部を示す斜視図、図7は絶縁カバーを端子ホルダに取り付けた状態を示す、図6との対応図である。
先ず、図1〜図3において、電動燃料ポンプ装置1は、例えば自動二輪車や自動車のエンジンの燃料供給系に使用されるもので、直流モータ2と、これによって駆動される燃料ポンプ3とからなっている。
直流モータ2は金属製で円筒状のモータハウジング4を備えており、その内周面に永久磁石からなるステータ5が固定され、このステータ5内にロータ6が回転自在に配設される。
円筒状のモータハウジング4には、その一端を塞ぐようにして、例えばウエスコ型の燃料ポンプ3のポンプハウジング7が結合される。ポンプハウジング7は、合成樹脂製の外側ハウジング7aと、この外側ハウジング7aの内側に対置されて、それとの間に円形のポンプ室8を画成する、同じく合成樹脂製の内側ハウジング7bとから構成され、これら外側及び内側ハウジング7a,7bは、これらをモータハウジング4の一端部内周に回転不能に嵌合した後、該一端部を外側ハウジング7aの外側面側にカシメることにより、相互に接合されると同時に、モータハウジング4に結合される。
上記ポンプ室8にはポンプインペラ10が回転自在に収容され、このポンプインペラ10の中心部に、直流モータ2のロータ6の中心部に結合したロータ軸6aが嵌合、連結される。また外側ハウジング7aには、ポンプ室8に通じる吸入ポート11が設けられ、内側ハウジング7bには、ポンプ室8をモータハウジング4内に通じさせる吐出ポート12が設けられる。吸入ポート11は、図示しない燃料タンク内の燃料油面下に連通されるようになっている。
モータハウジング4の他端部には、それを塞ぐように合成樹脂製の端子ホルダ14が結合される。即ち、端子ホルダ14は有底円筒状をなすと共に、外周にフランジ14bを有しており、このフランジ14bがモータハウジング4の他端部に嵌合され、該他端部をフランジ14bの外側面側にカシメることにより、端子ホルダ14はモータハウジング4に結合される。
端子ホルダ14の端壁14aに一対の端子孔15,15′(図1及び図3参照)が設けられ、これら端子孔15,15′には、それらを貫通するプラス側端子19及びマイナス側端子19′が圧入により固設される。また同端壁14aには、プラス側端子19及びマイナス側端子19′の外端部を囲繞するカプラ26が一体に成形される。
また、前記端壁14aには、外方に突出する燃料出口管16(図1参照)が一体に成形され、この燃料出口管16には、図示しないエンジンの燃料供給通路が接続されるようになっている。
図1、図2、図4及び図6に示すように、さらに、前記端壁14aの中心部には、モータハウジング4内に開口する有底の軸孔17aを有する軸受ボス17が該端壁14aの内面から突出するように一体に成形され、その軸受ボス17と同軸上に配置される軸受ブッシュ18が前記ポンプハウジング7の内側ハウジング7bに固着され、これら軸受ボス17及び軸受ブッシュ18によりロータ軸6aの両端部が回転自在に支承される。
前記ロータ軸6aの、端子ホルダ14側の端部には、ロータコイル20に連なる面型のコンミュテータ21が固着される。
さらにまた、端子ホルダ14の端壁14aの内面には、前記軸受ボス17を挟んで並ぶ一対の筒状のブラシガイド22,22′が一体に立設される。これらブラシガイド22,22′は、軸受ボス17の軸孔17aと平行でモータハウジング4内に開口する有底で異形断面のガイド孔22a,22a′(図2参照)を有しており、これらガイド孔22a,22a′には、前記コンミュテータ21に摺接する異形断面のプラス側ブラシ23及びマイナス側ブラシ23′が摺動可能に嵌合されると共に、これらプラス側ブラシ23及びマイナス側ブラシ23′をコンミュテータ21との圧接方向にそれぞれ付勢するコイルばね24,24′が収納される。プラス側ブラシ23及びマイナス側ブラシ23′からはプラス側導線25及びマイナス側導線25′がそれぞれ延出しており、これらプラス側導線25及びマイナス側導線25′は、前記プラス側端子19及びマイナス側端子19′にそれぞれ接続される。
上記ブラシガイド22,22′及び軸受ボス17間には、ブラシガイド22,22′及び軸受ボス17を相互に離隔する間隙27が設けられる。
またブラシガイド22,22′には、軸受ボス17と反対側で軸方向に延びる第1切欠溝28,28と、軸受ボス17と隣接する側で軸方向に延びる第2切欠溝29,29とが形成される。その第1切欠溝28,28には、前記導線25,25′が移動可能に配置される。また第1及び第2切欠溝28,29は、端子ホルダ14の成形時、熱ヒケによるブラシガイド22,22の変形を防ぐことにも貢献する。
図2、図5及び図7に示すように、さらにまた、端子ホルダ14の端壁14aの内面には、また、前記プラス側端子19及び導線25、並びに前記マイナス側端子19′及び導線25′をそれぞれ隔離収容するプラス室31及びマイナス室31′を画成する隔壁32が一体に立設され、この隔壁32の端面に、プラス室31及びマイナス室31′を閉鎖する合成樹脂製の絶縁カバー33が接合される。
前記隔壁32は、端子ホルダ14の内周面から突出してプラス側端子19及びマイナス側端子19′間を通る厚肉壁部32aと、この厚肉壁部32aの先端から分岐し且つクランク状に屈曲して一対のブラシガイド22,22の外側面に沿って延びる一対の薄肉壁部32b,32b′と、これら薄肉壁部32b,32b′の先端を端子ホルダ14の内面にそれぞれ一体に結合する厚肉壁部32c,32c′とで構成され、上記三つの厚肉壁部32a,32c,32c′の端面には連結軸34,34,34がそれぞれ一体に形成される。一対の薄肉壁部32b,32b′の分岐部間は、仮止め凹部36とされる。また軸受ボス17と、これに近接する隔壁32との間には、軸受ボス17及び薄肉壁部32b,32b′を相互に離隔する間隙38が設けられる。端子ホルダ14の内周には、上記隔壁32の端面に連続する段部14cが形成される。
一方、絶縁カバー33には、前記三本の連結軸34,34,34に貫通される連結孔35,35,35が設けられと共に、前記仮止め凹部36に圧入される仮止め突起37が一体に形成される。而して、絶縁カバー33を隔壁32の端面と端子ホルダ14内周の段部14cとに重ねたとき、連結軸34,34,34は連結孔35,35,35に嵌合され、同時に仮止め突起37は仮止め凹部36に圧入される。そして、連結孔35,35,35を貫通した連結軸34,34,34の先端部を熱カシメすることにより(図1及び図5参照)、絶縁カバー33は隔壁32に接合される。
絶縁カバー33には、前記ブラシガイド22,22の第1切欠き28,28に係合するストッパ爪33a,33aが一体に形成されている。これらストッパ爪33a,33aは、端子ホルダ14のモータハウジング4への結合前では、導線25,25′を受け止めて対応するブラシ23,23′のブラシガイド22,22′から抜け出しを阻止するようになっている。
次に、この実施例の作用について説明する。
端子ホルダ14に絶縁カバー33を取り付けるに当たっては、先ず、端子ホルダ14の連結軸34,34,34を絶縁カバー33の連結孔35,35,35に嵌合しながら、絶縁カバー33を隔壁32の端面と端子ホルダ14内周の段部14cとに重ねる。このとき同時に、絶縁カバー33の仮止め突起37が端子ホルダ14の仮止め凹部36に圧入されるので、この圧入により、絶縁カバー33は、隔壁32の端面上に確実に仮止めされ、次のカシメ工程への移動時、絶縁カバー33の端子ホルダ14からの脱落を防ぐことができる。
そして、カシメ工程では、連結孔35,35,35を貫通した連結軸34,34,34の先端部をカシメる。これによって絶縁カバー33は、特別な固着部材に頼ることなく、隔壁32の端面に強固に接合される。この単一の絶縁カバー33によって、端子ホルダ14の、プラス側端子19及び導線25、並びにマイナス側端子19′及び導線25′をそれぞれ隔離収容するプラス室31及びマイナス室31′が閉鎖することができる。
こうして、端子ホルダ14及びブラシ23,23′の小組立体を構成したとき、ブラシガイド22,22′の第1切欠き28,28に係合する絶縁カバー33のストッパ爪33a,33aは、各導線25,25′を受け止めることで、ブラシ23,23′の対応するブラシガイド22,22′から抜け出しを防ぐので、上記小組立体の取り扱い性が向上する。したがって、上記小組立体のモータハウジング4への組み付け工程への移行や、その組み付け作業を、ブラシ23,23′の脱落を心配することなく行うことができる。このように、絶縁カバー33を利用してブラシ23,23′の脱落を防ぐようにしたので、その脱落防止手段を簡単、安価に得ることができる。
プラス側端子19及びマイナス側端子19′を通して直流モータ2に給電して、それを作動すれば、ロータ軸6aがポンプインペラ10を回転駆動する。ポンプインペラ10が回転すると、図示しない燃料タンク内の燃料が吸入ポート11からポンプ室8に吸入され、昇圧されて吐出ポート12へと吐出され、モータハウジング4内を通過した後、燃料出口管16から、図示しないエンジンの燃料吸入通路へと圧送される。したがって、端子ホルダ14の内部は、燃料で満たされている。
ところで、上記のように、プラス側端子19及び導線25、並びにマイナス側端子19′及び導線25′をそれぞれ隔離収容するプラス室31及びマイナス室31′は絶縁カバー33によって閉鎖されているため、端子ホルダ14内部を満たす燃料がアルコール燃料であっても、プラス室31及びマイナス室31′を画成する隔壁32及び絶縁カバー33により、プラス側端子19及び導線25とマイナス側端子19′及び導線25′との間での微弱電流の流れを抑制して、それらの電蝕を防ぐことができる。
このような電動燃料ポンプ装置1において、軸受ボス17と一対のブラシガイド22,22′との間には、これら軸受ボス17及びブラシガイド22,22′を相互に離隔する間隙27が設けられ、また軸受ボス17と隔壁32との間にも、これら軸受ボス17と隔壁32を相互に離隔する間隙38が設けられので、端子ホルダ14の成形時、間隙27により軸受ボス17及びブラシガイド22,22′相互の熱ヒケの影響を遮断し、また間隙38により、軸受ボス17及び隔壁32相互の熱ヒケの影響を遮断することができ、その結果、軸受ボス17、ブラシガイド22,22′及び隔壁32をそれぞれ高精度に成形することが可能となり、軸受ボスに支承されるロータ軸の回転振動や早期摩耗を防いで耐久性の向上を図ることができ、同時にブラシガイド22,22′に嵌装されるブラシ23,23′の摺動安定性の向上を図ることができる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
本発明に係る電動燃料ポンプ装置の縦断面図。 図1の2−2線拡大断面図。 図1の3矢視図。 図1の4−4線拡大断面図。 図1の5−5線拡大断面図。 絶縁カバー33を外して端子ホルダの内部を示す斜視図。 絶縁カバー33を端子ホルダに取り付けた状態を示す、図6との対応図。
1・・・・電動燃料ポンプ装置
2・・・・直流モータ
3・・・・燃料ポンプ
4・・・・モータハウジング
6・・・・ロータ
6a・・・ロータ軸
14・・・端子ホルダ
14a・・端壁
17・・・軸受ボス
19・・・プラス側端子
19′・・マイナス側端子
21・・・コンミュテータ
22,22′・・・ブラシガイド
23・・・プラス側ブラシ
23′・・マイナス側ブラシ
25・・・プラス側導線
25′・・マイナス側導線
28・・・ブラシガイドの切欠き(第1切欠き)
31・・・プラス室
31′・・マイナス室
32・・・隔壁
33・・・絶縁カバー
33a・・ストッパ爪
34・・・連結軸
36・・・仮止め凹部
37・・・仮止め突起
38・・・間隙

Claims (4)

  1. 直流モータ(2)のモータハウジング(4)の一端部に、直流モータ(2)のロータ軸(6a)により駆動される燃料ポンプ(3)のポンプハウジング(7)を結合し、該モータハウジング(4)の他端部に、内部が燃料で満たされる有底円筒状の端子ホルダ(14)を結合し、この端子ホルダ(14)の端壁(14a)には、これを液密に貫通するプラス側端子(19)及びマイナス側端子(19′)を固設すると共に、前記ロータ軸(6a)を支承する軸受ボス(17)と、この軸受ボス(17)を挟んで配置される一対のブラシガイド(22,22′)とを一体に形成し、これらブラシガイド(22,22′)には、前記ロータ(6)の一端部に設けられるコンミュテータ(21)に摺接するプラス側ブラシ(23)及びマイナス側ブラシ(23′)をそれぞれ摺動可能に嵌合し、これらプラス側ブラシ(23)及びマイナス側ブラシ(23′)からそれぞれ延出するプラス側導線(25)及びマイナス側導線(25′)を前記プラス側端子(19)及びマイナス側端子(19′)にそれぞれ接続してなる電動燃料ポンプ装置において、
    前記端子ホルダ(14)の端壁(14a)に、前記プラス側端子(19)及び導線(25)、並びに前記マイナス側端子(19′)及び導線(25′)をそれぞれ隔離収容するプラス室(31)及びマイナス室(31′)を画成する隔壁(32)を立設し、この隔壁(32)の端面に、プラス室(31)及びマイナス室(31′)を閉鎖する絶縁カバー(33)を接合し、前記各ブラシガイド(22,22′)に、前記各導線(25,25′)の、前記ブラシ(23,23′)と共にする移動を許容する切欠き(28)を設け、前記各導線(25,25′)を受け止めて対応する前記ブラシ(23,23′)のブラシガイド(22,22′)から抜け出しを阻止するように前記絶縁カバー(33)を構成したことを特徴とする電動燃料ポンプ装置。
  2. 請求項1記載の電動燃料ポンプ装置において、
    前記端子ホルダ(14)に形成されて前記絶縁カバー(33)を貫通する連結軸(34)の先端部を熱カシメすることにより前記絶縁カバー(33)を前記隔壁(32)の端面に接合したことを特徴とする電動燃料ポンプ装置。
  3. 請求項2記載の電動燃料ポンプ装置において、
    前記隔壁(32)の端面に仮止め凹部(36)を形成し、この仮止め凹部(36)に圧入される仮止め突起(37)を前記絶縁カバー(33)の内面に形成したことを特徴とする電動燃料ポンプ装置。
  4. 請求項1記載の電動燃料ポンプ装置において、
    前記軸受ボス(17)及び前記隔壁(32)間に、これら軸受ボス(17)及び隔壁(32)を相互に離隔する間隙(38)を設けたことを特徴とする電動燃料ポンプ装置。
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