JP5325881B2 - 燃料ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、特にアルコール成分を含む燃料を供給する燃料ポンプの技術分野に属するものである。
一般に、流入(吸引)した燃料を流出(吐出)する燃料ポンプの駆動源として電動モータが用いられるが、斯かる燃料ポンプの中には電動モータ内を燃料が直接流れるようにしたものがある。ところが近時、燃料の成分としてアルコール(特にエタノール)が用いられることがあるが、アルコールは水酸基(−OH)があるが故に電気化学的には酸として機能し、この結果、燃料を媒体(溶媒)として両極間に電荷の遣り取りが生じ、これが結果としてイオン(H、−O)の流れとなってアーマチュアコア(回転子)を構成する金属成分を電食(腐食)させる要因となっている。
ところで燃料ポンプの中には、電動モータ内を燃料が流れる(通過する)ようにしたものがある(例えば特許文献1、2参照)。
特開平9−112376号公報 特開2005−307768号公報
このようなものではブラシホルダに、ブラシに接続されるリード線(ピグテール)、リード線に接続される端子板、ブラシに含有する銅等の金属成分、ブラシを弾圧するための弾機等の各種の金属成分があるが、ブラシホルダ部位は、プラス極、マイナス極のブラシ周りに存在する燃料が媒体となってイオンの流れが生じることになって、これら金属成分が移動したイオンによって電食される惧れがあり、そしてこの電食はアルコール含有率が高くなるほど顕著になり、電動モータの耐久性を低下させるという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、流入した燃料を流出するためのポンプ部と、該ポンプ部を駆動するための電動モータとを備え、前記流入された燃料が電動モータ内を通過して流出されるように構成した燃料ポンプにおいて、前記電動モータを、内周面に永久磁石が設けられた円筒状のヨークと、コイルが巻装されたコア部を有して回転自在に支持されるアーマチュアコアと、該アーマチュアコアの一端部に設けられるコンミテータと、該コンミテータに摺接する対となったブラシをそれぞれ支持するブラシホルダ部および対となった外部電源接続用端子を支持する端子支持部が形成されるブラケットとを備えて構成するにあたり、前記ブラケットには、プラス極用ブラシホルダ部および端子支持部とマイナス極用ブラシホルダ部および端子支持部とのあいだを仕切ってプラス極室、マイナス極室をそれぞれ形成するための仕切り面部が形成されていることを特徴とする燃料ポンプである。
請求項2の発明は、ブラケットは、ブラシホルダ部が形成される第一ブラケットと端子支持部が形成される第二ブラケットとで構成され、仕切り面部は、第一、第二ブラケットの少なくとも一方に形成されていることを特徴とする請求項1記載の燃料ポンプである。
請求項3の発明は、仕切り面部は、第一、第二ブラケットのそれぞれに形成されるものとし、一方のブラケットに形成される仕切り面部は、対となって形成されていて対向間に仕切り溝を有するものであり、他方のブラケットに形成される仕切り面部は前記仕切り溝に嵌入するものであることを特徴とする請求項2記載の燃料ポンプである。
請求項4の発明は、仕切り面部の前記仕切り溝への嵌入は圧入であることを特徴とする請求項3記載の燃料ポンプである。
請求項5の発明は、電動モータは、仕切り面部を燃料が通過して燃料流出口に至る燃料通過路が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の燃料ポンプである。
請求項6の発明は、第一ブラケットは、プラス極用ブラシホルダ部およびマイナス極用ブラシホルダ部が形成され、仕切り面部は、各ブラシホルダをそれぞれ囲繞し、第二ブラケットの内周面に嵌合する壁部を有することを特徴とする請求項3記載の燃料ポンプである。
請求項1の発明とすることにより、対となったブラシおよび端子が支持されるブラケットは、仕切り面部によってプラス極室とマイナス極室とに仕切られるため、アルコール成分を含有する燃料が電動モータ内を通過したとしても、ブラケットにおいて両極間にイオンの自由な移動が制限されることになってブラシや端子の電食を低減でき、短寿命化になってしまうことを防止できることになる。
請求項2の発明とすることにより、ブラケットをブラシホルダ部が形成される第一ブラケットと端子支持部が形成される第二ブラケットとに分割したものであっても、仕切り面部を形成することができる。
請求項3の発明とすることにより、仕切り面部同士が互いに嵌合しあったラビリンス構造にできることになって、より確実な仕切りができることになる。
請求項4の発明とすることにより、仕切り面部と前記仕切り溝とのあいだに隙間がなくなってよりイオンの自由な移動を制限することができる。
請求項5の発明とすることにより、アルコール含有燃料が電動モータ内を通過する場合に、仕切り面部を有効に利用して燃料通過路を形成できることになって、仕切った各室に大量の燃料が流れてイオン移動が促進され電食を促してしまうことを回避できる。
請求項6の発明とすることにより、仕切り面部同士が互いに嵌合しあったより確実なラビリンス構造にできることになって、効果の高い仕切りができることになる。
(A)(B)(C)は燃料ポンプのモータ部の斜視図、平面図、底面図である。 (A)(B)は燃料ポンプの流出口部を通る部分の縦断面図、一対のブラシを通る部分の縦断面図である。 (A)(B)(C)(D)は第一ブラケットの平面図、底面図、底面斜視図、平面斜視図である。 (A)(B)(C)(D)は図3(A)においてのA−A、B−B、C−C、D−D断面図である。 (A)(B)(C)(D)は第二ブラケットの平面図、底面図、底面斜視図、平面斜視図である。 (A)(B)は図5(A)においてのA−A、B−B断面図である。 (A)(B)(C)は図1(B)においての上側ブラケット部位のA−A断面図、図7(A)においてのB−B断面図、端子支持部位の要部縦断面図である。
次ぎに、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図中、1は電動モータであって、該電動モータ1は、燃料ポンプのモータ部(駆動部)Mを構成している。
前記電動モータ1は、内周面に永久磁石2を支持した円筒状のヨーク3、該ヨーク3の筒両端部に設けられる一対のブラケット4、5と、両ブラケット4、5に回転自在に支持されるアーマチュアコア6等の各種の部材を用いて構成されていることは何れも従来どおりである。尚、図中、5aは他方のブラケット5に形成した燃料流入口である。
前記アーマチュアコア6は、コア板7aが積層され、ここに樹脂材7bがインサートモールドされていることで埋設されていて外観では目視できないコイルが巻装されて形成したコア部7と、該コア部7の一端側に設けられるコンミテータ8と、コア部7およびコンミテータ8を貫通するアーマチュア軸(モータ軸)9とを備えて構成され、そしてアーマチュアコア6は、前記コア部7の外周面が永久磁石2の内周面に間隙(エアギャップ)を存して対向するようにしてアーマチュア軸9の各端部を前記ブラケット4、5に回転自在に支持されることでヨーク3内に組込まれている。
前記ブラケット4、5のうち、一方(以降、便宜上、一方を上側、他方を下側と方向付けするが、方向性についてはこれに限定されるものではない)のブラケット4は、アーマチュア軸9を軸支する軸支部10aおよび前記コンミテータ8の軸方向外端面に摺接するブラシ11を出没自在に収容するブラシホルダ部10bが形成された第一ブラケット10と、ブラシ11を弾圧する弾機11aの基端部を支持する弾機支持部12a、燃料流出用の流出口部12bおよび外部電源接続用の端子13が貫通する端子支持部12cが形成された第二ブラケット12とが下上に配されたものとして構成されており、以降これらの構成について詳述する。
前記下側の第一ブラケット10は板面部10cを有し、該板面部10cを境にして上下にそれぞれ突出する上下突出部10d、10eが形成されているが、下側突出部10eは円筒状をしていて、前記ヨーク3の上端部に内嵌するように設定されている。そして板面部10cには、下端が開口した上端が閉鎖して筒状になった前記軸支部10aと、上下両端が開口した筒状のブラシホルダ部10bの一対とが該板面部10cに対して上下に突出するようにして形成されると共に、さらに燃料が通過する通過孔10fが形成されている。しかもブラシホルダ部10bの板面部10cから上側に突出している部位には、ブラシ11に接続されるピグテール11bが上下移動自在に貫通するための貫通溝10gが形成されている。
また、上側突出部10dは、前記通過孔10fと軸支部10aとを通り、かつ一対のブラシホルダ部10bを仕切る(二分する)ようにして互いに対向する仕切り面部10hを有した半円筒状をしており、該一対の仕切り面部10hの対向間に仕切り溝部10iが形成されている。さらに仕切り面部10hの通過孔10fに対応する部位は、該通過孔10fよりも大径になった筒状部10jが形成されている。
一方、上側の第二ブラケット12は、下端が開口し上端が閉塞した有天円筒形状になるべく上面部12dと周面部12eとを備えて形成されているが、周面部12eは、前記上側突出部10dに外嵌するように設定されている。また、上面部12dには、下端が前記ブラシホルダ部10bの上端に対向するようにして該上面部12dから上下方向に突出した筒状の弾機支持部12aが形成されるが、該弾機支持部12aには弾機11aの上端を支持するための支持板14が止着されている。さらに上面部12dには、前述したように燃料流出用の流出口部12bおよび外部電源接続用の端子13の一対が貫通する端子支持部12cが上方に突出する状態で形成されている。尚、流出口部12bには逆止弁16が設けられている。
12fは第二ブラケット12に形成された仕切り面部であって、該仕切り面部12fは一対の弾機支持部12aおよび一対の端子13を仕切る(二分する)ようにして上面部12dおよび周面部12eで囲繞される第二ブラケット12の内部を二分するものであり、該仕切り面部12fは、前述したように周面部12eを上側突出部10dに外嵌してブラケット10、12同士を組付けた場合に、前記第一ブラケット10側の仕切り溝部10iに圧入により嵌入するように設定されており、これによってブラケット4のアーマチュアコアが設けられるとは反対側部位に、一方がプラス側のブラシ11、端子13が設けられるプラス側極室X、他方がマイナス側のブラシ、端子13が設けられるマイナス極室Yに隙間がない状態で仕切られている。さらに仕切り面部12fには、前記筒状部10jに嵌入すると共に、通過孔10fと流出口部12bに連通する連通孔12gが形成された連通部12hが形成されている。
尚、ポンプ部Pは、アーマチュア軸9に止着されるインペラ17が、ブラケット5と、ブラケット5の外側に積層状に設けられるケーシング15とのあいだに組込まれて構成されている。そしてアーマチュア軸9の回転駆動に伴いインペラ14が回転すると、ケーシング15に設けた流入口(吸引口)15aから燃料がポンプ部Pに流入し、該流入した燃料は、前述したようにモータ部M内を通って流出口部12bから流出し、内燃機関に供給されるようになっている。
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、図示しないポンプ室Pに設けたポンプによってヨーク3内に流入した燃料は、ブラケット4を通過して流出口部12bから流出することになるが、その場合において、ブラケット4は、仕切り面部10h、12fによってプラス側のブラシ11、ピグテール11b、弾機11a、端子13、弾機支持板14が存在するプラス極室Xと、マイナス側のブラシ11、ピグテール11b、弾機11a、端子13、弾機支持板14が存在するマイナス極室Yとに仕切られることになり、この結果、これらプラス側金属とマイナス側金属とのあいだにおけるイオンの自由な流れが阻害され、電食発生による痩せ細りを低減して短寿命化を阻止できる。
しかもこのものでは、ブラケット4を、ブラシ11を支持するブラシホルダ部10bが形成される第一ブラケット10と、端子13を支持する端子支持部12cが形成された第二ブラケット12とに分割し、これらブラケット10、12のうち、第一ブラケット10には一対の仕切り面部10hを形成し、第二ブラケット12には、一対の仕切り面部10hの対向間に形成される仕切り溝10iに嵌入する仕切り面部12fを形成したため、都合3枚の仕切り面部10h、12f、10hが互いに嵌合しあったラビリンス構造状態の仕切りとなって、燃料内のイオンの自由移動の阻止機能が向上し、電食防止に大いに寄与することになる。そして本実施の形態では、仕切り溝10iと仕切り面部12fとの嵌入が圧入であるため、嵌入する互いの対向面間に隙間がなくなってよりイオンの自由な移動の阻止機能がさらに向上する。
そのうえこのものでは、ヨーク3内に入った燃料は、第一ブラケット10の仕切り面部10hに挟まれた仕切り溝10iに形成の通過孔10f、第二ブラケット12の仕切り面部12fに形成の連通孔12gを経由して流出口部12bに至って流出するようになっているため、前記プラス極室X、マイナス極室Yに流れ込む燃料は僅かであって積極的な燃料流ができることが回避され、これによって金属部材に対するアルコールの接触総量が低減することになって電食防止が図れることになる。しかもこのような燃料経路を、プラス極室X、マイナス極室Yを仕切る仕切り面部を有効に利用してできるため、構造の簡略化も図れることができる。
尚、本発明は前記実施の形態に限定されないものであることは勿論であって、ブラケット4としては第一、第二のブラケット10、12に分割されないものであっても実施することができ、また第一、第二のブラケットに分割したものにおいては、仕切り面部としては、少なくとも一方のブラケット10または12に形成しても実施することができ、さらには仕切り部同士を嵌合する場合に、4枚以上の仕切り面を嵌合した構造とすることもできることは言うまでもない。
本発明は、特にアルコール成分を含む燃料を供給する燃料ポンプの技術分野に属するものであり、本発明のごとく構成することにより、アルコール成分を含有する燃料が電動モータ内を通過したとしても、ブラケットにおいて両極間にイオンの自由な移動が制限されることになってブラシや端子の電食を低減でき、短寿命化になってしまうことを防止できることになる。また、仕切り面部同士が互いに嵌合しあったラビリンス構造にできることにより確実な仕切りができることになるという産業上の利用可能性がある。
1 電動モータ
2 永久磁石
3 ヨーク
4、5 ブラケット
6 アーマチュアコア
7 コア部
8 コンミテータ
10a 軸支部
10b ブラシホルダ部
10c 板面部
10h 仕切り面部
10i 仕切り溝部
10f 通過孔
11 ブラシ
11a 弾機
12 第二ブラケット
12a 弾機支持部
12b 流出口部
12c 端子支持部
12d 上面部
12f 仕切り面部
12g 連通孔
13 端子

Claims (6)

  1. 流入した燃料を流出するためのポンプ部と、該ポンプ部を駆動するための電動モータとを備え、前記流入引された燃料が電動モータ内を通過して流出されるように構成した燃料ポンプにおいて、前記電動モータを、内周面に永久磁石が設けられた円筒状のヨークと、コイルが巻装されたコア部を有して回転自在に支持されるアーマチュアコアと、該アーマチュアコアの一端部に設けられるコンミテータと、該コンミテータに摺接する対となったブラシをそれぞれ支持するブラシホルダ部および対となった外部電源接続用端子を支持する端子支持部が形成されるブラケットとを備えて構成するにあたり、前記ブラケットには、プラス極用ブラシホルダ部および端子支持部とマイナス極用ブラシホルダ部および端子支持部とのあいだを仕切ってプラス極室、マイナス極室をそれぞれ形成するための仕切り面部が形成されていることを特徴とする燃料ポンプ。
  2. ブラケットは、ブラシホルダ部が形成される第一ブラケットと端子支持部が形成される第二ブラケットとで構成され、仕切り面部は、第一、第二ブラケットの少なくとも一方に形成されていることを特徴とする請求項1記載の燃料ポンプ。
  3. 仕切り面部は、第一、第二ブラケットのそれぞれに形成されるものとし、一方のブラケットに形成される仕切り面部は、対となって形成されていて対向間に仕切り溝を有するものであり、他方のブラケットに形成される仕切り面部は前記仕切り溝に嵌入するものであることを特徴とする請求項2記載の燃料ポンプ。
  4. 仕切り面部の前記仕切り溝への嵌入は圧入であることを特徴とする請求項3記載の燃料ポンプ。
  5. 電動モータは、仕切り面部を燃料が通過して燃料流出口に至る燃料通過路が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の燃料ポンプ。
  6. 第一ブラケットは、プラス極用ブラシホルダ部およびマイナス極用ブラシホルダ部が形成され、仕切り面部は、各ブラシホルダをそれぞれ囲繞し、第二ブラケットの内周面に嵌合する壁部を有することを特徴とする請求項3記載の燃料ポンプ。
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