JP2013104398A - 燃料ポンプ - Google Patents

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義彦 本田
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Abstract

【課題】 軸受の金属のイオン化を抑制する技術を提供する。
【解決手段】 燃料をケース12内に吸入してケース12外に吐出する燃料ポンプ10である。燃料ポンプ10は、ロータ22と上側軸受26とマイナス端子60と接続部材30とを備える。ロータ22は、ケース12内に配置され、シャフト24を中心に回転する。上側軸受26は、ケース12内に配置され、シャフト24を支持する金属製の軸受である。マイナス端子60は、接地される。接続部材30は、上側軸受26とマイナス端子60とを電気的に接続する。
【選択図】 図1

Description

本明細書では、燃料をケース内に吸入してケース外に吐出する燃料ポンプを開示する。
特許文献1に、燃料タンク内の燃料をケース内に吸入し、吸入された燃料をケース外に吐出する燃料ポンプが開示されている。この燃料ポンプでは、ロータにプラス及びマイナスの整流子ブラシを接触させることによって、ロータに電流を供給する。各整流子ブラシは、圧縮ばねによってロータに付勢されている。各圧縮ばねは、マイナス電位に維持されており、プラス側の整流子ブラシと電気的に絶縁されている。この構成では、電流経路上の全ての金属部材の電蝕(金属のイオン化)が防止される。
特開平6−185425号公報
燃料ポンプ内には、電流経路上の金属部材の他に、ロータのシャフトを支持する金属製の軸受が配置されている。特許文献1の技術では、電流経路上にない軸受を構成する金属のイオン化を防止することはできない。本明細書は、軸受を構成する金属のイオン化を適切に抑制する技術を提供する。
本明細書が提供する技術は、燃料をケース内に吸入してケース外に吐出する燃料ポンプである。この燃料ポンプは、ロータと軸受と基準端子を備える。ロータは、ケース内に配置され、シャフトを有する。軸受は、ケース内に配置され、シャフトを回転可能に支持する。軸受は、金属製である。基準端子は、特定の電位に維持される。軸受は、基準端子と電気的に接続されている。特定の電位は、軸受の電位より低い。
例えば、軸受を構成する金属は、酸化劣化した燃料中に浸かっていると、イオン化し易くなる。また、例えば、軸受が軸受よりも高電位の部材(例えばロータに電流を供給するプラス側のブラシ)の近くに配置される場合、軸受と高電位の部材との電位差により、軸受を構成する金属がイオン化し易くなる。上記の燃料ポンプでは、基準端子を介して、軸受に電子が供給される。このため、軸受を構成する金属のイオン化を抑制することができる。
基準端子は、ケースに固定されていると共に、シャフトの軸方向における軸受の端面に接触してもよい。この構成によれば、軸受がシャフトの軸方向に移動することを防止することができる。
燃料ポンプは、ロータに電気的に接続されており、ロータに電流を供給する供給端子をさらに備えていてもよい。基準端子は、さらに、ロータに電気的に接続されていてもよい。この構成によれば、基準端子は、ロータに供給された電流の経路を構成することができると共に、軸受に電子を供給することができる。このため、電流の経路を構成する端子と、軸受を構成する金属のイオン化を抑制するための端子とを、別個に設ける必要がない。
燃料ポンプは、ロータの外周に沿って配置されるステータと、ステータに電流を供給するための複数個の供給端子と、をさらに備えていてもよい。この構成によれば、ステータ側に電流を供給することによって、ロータを回転させる種類のモータを備える燃料ポンプにおいて、軸受を構成する金属のイオン化を的確に抑制することができる。
第1実施例の燃料ポンプの縦断面図。 燃料ポンプの一部を抜粋した平面図。 第2実施例の燃料ポンプの一部縦断面図。 第3実施例の燃料ポンプの一部縦断面図。 第4実施例の燃料ポンプの縦断面図。 第5実施例の燃料ポンプの縦断面図。
(第1実施例)
(燃料ポンプ10の構成)
図1に示すように、燃料ポンプ10は、燃料タンク(図示省略)内に配置され、自動車のエンジン(図示省略)に燃料(例えばガソリン、エタノールとガソリンの混合燃料等)を供給する。図1に示すように、燃料ポンプ10は、モータ部20とポンプ部40を備えている。
モータ部20とポンプ部40は、ケース12内に配置されている。ケース12は、円筒形状のハウジング14と、ハウジング14の下端の開口を閉塞するケーシング42(ポンプ部40の一部)と、ハウジング14の上端の開口を閉塞する蓋部16と、を備える。
ポンプ部40は、ケーシング42とインペラ44を備える。ケーシング42は、金属製である。ケーシング42の下端には、吸入口46が設けられている。ケーシング42の上端には、ケーシング42内とモータ部20とを連通する連通孔(図示省略)が設けられている。ケーシング42内には、インペラ44が収容されている。インペラ44の上方に位置するケーシング42には、下側軸受28が固定されている。
モータ部20は、ブラシ付きモータである。モータ部20は、ロータ22とステータ32を備える。ステータ32は、ハウジング14の内周面に沿って配置されている。ステータ32は、永久磁石を備える。ステータ32の内周側には、ロータ22が配置されている。ロータ22の中心には、シャフト24が貫通して固定されている。シャフト24の下端は、インペラ44の中心部に挿入され、貫通している。
シャフト24は、ポンプ部40の上端側(モータ部20の下端側)において、下側軸受28を介して、ケーシング42に回転可能に保持されている。シャフト24の上端は、上側軸受26を介して、蓋部16に回転可能に保持されている。即ち、ロータ22は、ケース12に回転可能に保持されている。上側軸受26と下側軸受28は、共に銅合金で製造されている。
モータ部20の上方には、蓋部16が配置されている。蓋部16は、樹脂製である。蓋部16には、吐出口18と、プラス端子50と、マイナス端子60(図2参照)と、上側軸受26が設けられている。吐出口18は、ケース12の外側と内側とを連通している。
上側軸受26は、蓋部16の中央付近に設けられている凹部に嵌合している。より詳細には、上側軸受26は、蓋部16の下向きに開口を有する凹部に、下方から上方に向けて圧入されている。
各端子50,60は、蓋部16の上方(ケース12の上方)から、蓋部16を貫通して、ケース12のモータ部20に達する。各端子50,60は、板厚が一定の金属製である。各端子50,60は、インサート成形によって、蓋部16に固定されている。プラス端子50の上端は、自動車のバッテリ(図示省略)に接続されている。マイナス端子60の上端は、接地されている。
図2には、燃料ポンプ10の一部を抜粋し、平面視(図1の上方から見た図)したものが示されている。プラス端子50から伸びる導線54は、チョークコイル52を介して、プラス側ブラシ56に接続される。プラス側ブラシ56の下端は、ロータ22(図1参照)に接触している。マイナス端子60から伸びる導線64は、チョークコイル62を介して、マイナス側ブラシ66に接続される。マイナス側ブラシ66の下端は、ロータ22(図1参照)に接触している。
マイナス端子60の中間部には、導電性の接続部材30が固定されている。接続部材30は、ステンレス(SUS等)等の腐食されにくい金属で作製されている。接続部材30の一方の端は、マイナス端子60の周方向に一巡して配置されている。このため、マイナス端子60と接続部材30とは強固に固定される。接続部材30の他方の端は、蓋部16と上側軸受26との隙間に圧入され、上側軸受26の外周面に押圧された状態で、上側軸受26の外周面に接触している。(図1参照)。
(燃料ポンプ10の動作)
バッテリから燃料ポンプ10に電流が供給されると、プラス端子50からプラス側ブラシ56を介して、ロータ22に電流が供給される。この結果、ロータ22は、シャフト24を中心に回転する。ロータ22に供給された電流は、マイナス側ブラシ66を介して、マイナス端子60に至る。
ロータ22の回転に伴って、インペラ44が回転する。インペラ44が回転すると、燃料タンク内の燃料は、吸入口46からケーシング42内に吸入される。ケーシング42内の燃料は、インペラ44の回転によって昇圧され、連通孔を通過して、モータ部20に流入する。モータ部20に流入した燃料は、ロータ22とステータ32との間を通過して、ロータ22の上方に至る。即ち、燃料ポンプ10が作動すると、ケース12内は、燃料で充満する。燃料は、吐出口18から燃料ポンプ10(ケース12)外に吐出される。燃料ポンプ10外に吐出された燃料は、燃料経路(図示省略)を介して、エンジンに供給される。
(本実施例の効果)
上側軸受26は、プラス側ブラシ56の近傍に配置されている。この結果、上側軸受26とプラス側ブラシ56との電位差によって、上側軸受26を構成する銅は、イオン化し易くなる。また、燃料ポンプ10に電流が供給されている間、上側軸受26は、マイナス端子60よりも高電位となる。燃料ポンプ10では、上側軸受26は、接続部材30を介して、マイナス端子60に接続されており、接地された状態で配置されている。この結果、マイナス端子60から上側軸受26に電子が供給され(すなわち、上側軸受26からマイナス端子60に電流が流れ)、上側軸受26を構成する銅のイオン化が抑制される。即ち、上側軸受26の電蝕を抑制することができる。また、燃料が酸化劣化した状況下では、上側軸受26を構成する銅はイオン化し易くなる(酸化劣化した燃料に溶け出し易くなる)。この状況下においても、銅のイオン化を抑制することができる。
なお、下側軸受28には、接続部材30と上側軸受26とシャフト24を介して、マイナス端子60から電子が供給される。このため、上側軸受26と同様に、下側軸受28を構成する銅のイオン化が抑制される。
また、燃料ポンプ10では、接続部材30を介して、上側軸受26をマイナス端子60に接続することによって、上側軸受26が接地されている。この構成によれば、上側軸受26を接地するための専用の端子を、蓋部16に設ける必要がない。但し、上側軸受26を接地するための専用の端子を設ける構成を採用してもよい。この場合、専用の端子は、接地されていなくてもよい。例えば、専用の端子は、燃料ポンプ10に電流が供給されている間(燃料ポンプ10の動作中)に、上側軸受26の電位よりも低い電位に維持されていればよい。
(第2実施例)
図3に示すように、第2実施例の燃料ポンプ100では、接続部材130の形状が、燃料ポンプ10の接続部材30の形状と異なる。それ以外の構成は燃料ポンプ10の構成と同一であるため、説明を省略する。なお、接続部材130は、接続部材30と同様に腐食しにくい金属製であり、マイナス端子60に固定されている。
接続部材130の上側軸受26側の端部は、リング状に形成されている。接続部材130のリング状の端部は、上側軸受26の下端面に当接している。詳細には、接続部材130は、上側軸受26を上方に向けて押圧した状態で、上側軸受26の下端面に当接している。
燃料ポンプ100によっても、燃料ポンプ10と同様の効果を奏することができる。さらに、燃料ポンプ100では、接続部材130によって、上側軸受26が蓋部16から下方に脱落することを防止することができる。
(第3実施例)
図4に示すように、第3実施例の燃料ポンプ200では、接続部材202の構造が、燃料ポンプ10の接続部材30の構造と異なる。それ以外の構成は燃料ポンプ10の構成と同一であるため、説明を省略する。接続部202は、接続部材30と同様に腐食しにくい金属製であり、マイナス端子60に固定されている。
接続部材202の一端は、マイナス側ブラシ66をロータ22側に押圧するコイルばね204の上端と蓋部16との間に配置されている。接続部材202は、蓋部16のケース12側の面に沿って伸びている。接続部材202の他端は、上側軸受26の外周面に接触している。接続部材202は、インサート成形によって、蓋部16に固定される。
燃料ポンプ200によっても、燃料ポンプ10と同様に、上側軸受26を構成する銅のイオン化を抑制することができる。さらに、燃料ポンプ200では、インサート成形時に接続部材202が蓋部16に固定されるため、蓋部16の成形後に、接続部材202を蓋部16に圧入しなくて済む。
(第4実施例)
(燃料ポンプ300の構成)
図5に示すように、燃料ポンプ300は、燃料ポンプ10と同様に、自動車のエンジンに燃料を供給する。なお、第4実施例では、燃料ポンプ10と同様の構成については、燃料ポンプ10と同一の符号を付して、説明を省略する。図1に示すように、燃料ポンプ10は、モータ部320とポンプ部40を備えている。
モータ部320とポンプ部40は、ケース312内に配置されている。ケース312は、ハウジング14と、ケーシング42と、ハウジング14の上端の開口を閉塞する蓋部316と、を備える。
モータ部320は、ブラシレスモータである。モータ部320は、ロータ322とステータ332を備える。ステータ332は、複数個のコアを備える。複数個のコア(例えば6個)のそれぞれには、導線が巻回されている。複数個のコアは、ハウジング14の内周面に沿って、一巡するように配置されている。ステータ332は、樹脂層302によって覆われている。ロータ322は、永久磁石を備える。ロータ322の中心には、シャフト324が貫通して固定されている。シャフト324の下端は、インペラ44の中心部に挿入され、貫通している。なお、シャフト324の上端は、上側軸受326に回転可能に保持されている。上側軸受326は、樹脂層302に圧入されている。即ち、ロータ332は、ケース312に回転可能に保持されている。
モータ部320の上方には、蓋部316が配置されている。蓋部316は、樹脂で製造されている。蓋部316には、吐出口318と、複数個(例えば3個)の供給端子350と、一個の基準端子354とが設けられている。吐出口318は、ケース312の外側と内側とを連通している。複数個の供給端子350と一個の基準端子354とは、インサート成形によって、蓋部316に固定される。
複数個の供給端子350のそれぞれは、蓋部316の上方(ケース312の上方)から蓋部316を貫通して、ケース312のモータ部320に達する。複数個の供給端子350の上端は、ブラシレスモータの駆動回路を介して、自動車のバッテリ(図示省略)に接続されている。複数個の供給端子350のそれぞれは、1個以上のコアの導線に接続されている。
基準端子354は、蓋部316の上方(ケース312の上方)から蓋部316を貫通して、モータ部320に達する。基準端子354は、上側軸受326の外周面に固定されている。
(燃料ポンプ300の動作)
バッテリから燃料ポンプ300に電流が供給されると、複数個の供給端子350に電流が供給される。詳細には、バッテリと複数個の供給端子350との間には、駆動回路が配置されている。駆動回路は、予め設定されているプログラムに従って、複数個の供給端子350のそれぞれについて、適切な電流を供給する。これにより、ロータ322は、シャフト324を中心に回転する。ロータ322の回転に伴ってインペラ44が回転すると、燃料タンク内の燃料は、吸入口46からケーシング42内に吸入され、吐出口318から燃料ポンプ300(ケース312)外に吐出される。
燃料ポンプ300の構成によれば、燃料ポンプ10と同様に、上側軸受326を構成する銅のイオン化を防止することができる。
(第5実施例)
図6に示すように、第5実施例の燃料ポンプ400では、基準端子454の形状が、燃料ポンプ300の基準端子354の形状と異なる。それ以外の構成は燃料ポンプ300の構成と同一であるため、説明を省略する。
基準端子454の下端(ケース312側の端)は、円筒形状を有している。その他の形状は、基準端子354と同様である。
基準端子454は、上側軸受326の上端面に当接している。詳細には、基準端子454は、上側軸受326を下方に向けて押圧した状態で、上側軸受326の上端面に当接している。なお、上側軸受326の下端は、樹脂層302によって支持されている。
燃料ポンプ400によっても、燃料ポンプ10と同様の効果を奏することができる。さらに、燃料ポンプ400では、基準端子454によって、上側軸受326が、上方に移動することを防止することができる。なお、上側軸受326の下端は、樹脂層302によって支持されている。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、上記の各実施例では、上側軸受26,326のみが、接地されている端子(マイナス端子60等)に、直接的に接続されている。しかしながら、下側軸受28が、接地された端子に直接的に接続されていてもよい。この構成によれば、適切に下側軸受28を構成する銅のイオン化を防止することができる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:燃料ポンプ
12:ケース
20:モータ部
22:ロータ
24:シャフト
26:上側軸受
28:下側軸受
30:接続部材
32:ステータ
40:ポンプ部
50:プラス端子
60:マイナス端子

Claims (4)

  1. 燃料をケース内に吸入して前記ケース外に吐出する燃料ポンプであって、
    前記ケース内に配置され、シャフトを有するロータと、
    前記ケース内に配置され、前記シャフトを回転可能に支持する金属製の軸受と、
    特定の電位に維持される基準端子と、を備え、
    前記軸受は、前記基準端子と電気的に接続されており、
    前記特定の電位は、前記軸受の電位より低い燃料ポンプ。
  2. 前記基準端子は、前記ケースに固定されていると共に、前記シャフトの軸方向における前記軸受の端面に接触する、請求項1に記載の燃料ポンプ。
  3. 前記ロータに電気的に接続されており、前記ロータに電流を供給する供給端子をさらに備え、
    前記基準端子は、さらに、前記ロータに電気的に接続されている、請求項1又は2に記載の燃料ポンプ。
  4. 前記ロータの外周に沿って配置されるステータと、
    前記ステータに電流を供給するための複数個の供給端子と、をさらに備える請求項1又は2に記載の燃料ポンプ。
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