JP5617219B2 - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

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    • H10B12/373DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells the capacitor being at least partially in a trench in the substrate the capacitor extending under or around the transistor

Description

本発明は、トランジスタとキャパシタを有するメモリセルを備えた半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
1トランジスタ/1キャパシタ構成のダイナミックランダムアクセスメモリセル(DRAM)は、アクセストランジスタの一方の電流端子がビット線に接続され、他方の電流端子がキャパシタの蓄積電極に接続される。通常、1つの活性領域上に2本のゲート電極を配置して、中間、両側に3つのソース/ドレイン領域を形成して2つのトランジスタを形成し、中間のソース/ドレイン領域を共通のビット線接続領域とし、両側のソース/ドレイン領域をそれぞれキャパシタに接続して2つのメモリセルを形成する。行列状に配置したメモリセルに対して、例えば列方向に延在するワード線を配置し、行方向に延在するビット線を配置する。
オープンビット線構成では、異なるメモリセルエリアの2本のビット線をセンスアンプに接続する。メモリセル当りの占有面積を小さくできるメリットがあるが、1つのメモリセルエリアで発生したノイズはビット線対の一方にしか乗らないため、ノイズに対して弱い。フォールデッドビット線構成では、同一のメモリセルエリアに配置した2本のビット線をセンスアンプに接続し、記憶内容を読み出すメモリセルを一方のビット線に接続し、他方のビット線(参照ビット線)には記憶内容を読み出すメモリセルは接続しない。対象とするメモリセルエリアで発生したノイズはビット線対の両方に乗るため、ノイズに強いが、占有面積が大きくなり易い。
特開平11−265995号公報
本発明の目的は、メモリセル当りの占有面積を増加させずに、ノイズに対して強い耐性を有するメモリ回路を含む半導体記憶装置を提供することである。
本発明の一観点によれば、半導体基板上に形成され、第1及び第2の方向に沿って行列状に配置された複数のメモリセルと、前記半導体基板上に形成され、前記第2の方向に沿って形成された複数のセンスアンプと、前記メモリセル上方で、前記第2の方向に延在し、前記第1の方向に並んで配置された複数のワード線と、前記メモリセル上方で、前記第1の方向に延在し、前記第2の方向に並んで配置された複数のビット線と、を有し、前記メモリセルの各々は、ゲート電極と前記ゲート電極の一方側に形成される拡散領域であり前記ビット線に接続されるビット線コンタクト領域と前記ゲート電極の他方側に形成される拡散領域とを含むトランジスタと、前記他方側の拡散領域に接続されるキャパシタとを含み、前記複数のメモリセルは、前記第2の方向に沿って延在する第1の補助ワード線を前記ゲート電極として共有する第1のメモリセル群と、前記第1のメモリセル群と前記第2の方向に隣接して配置され、前記第2の方向に沿って延在する第2の補助ワード線を前記ゲート電極として共有する第2のメモリセル群とを含み、前記複数のワード線は、前記第1の補助ワード線に接続される第1のワード線と、前記第2の補助ワード線に接続される第2のワード線とを含み、前記第1のワード線は、前記第1の補助ワード線の一端に配置された第1のワード線コンタクト領域で前記第1の補助ワード線に接続され、前記第2のワード線は、前記第2の補助ワード線の一端に配置された第2のワード線コンタクト領域で前記第2の補助ワード線に接続され、前記第1のワード線と前記第2のワード線とが、平面視で前記第1の方向に隣接し、前記複数のセンスアンプは、第1のセンスアンプを含み、前記複数のビット線は、前記第1のワード線コンタクト領域を挟み隣接して配置された第1及び第2のビット線を含み、前記第1及び第2のビット線は、共に前記第1のセンスアンプに接続されていることを特徴とする半導体記憶装置、が提供される。
メモリセル当りの占有面積を増加させずに、ノイズに対する耐性を向上させることが可能になる。
図1Aは、本発明の第1の実施例によるメモリ混載ロジック半導体装置の概略構成を示す平面図であり、図1Bは、メモリ回路MGの構成例を示す平面図であり、図1Cは、メモリセル群の等価回路である。 図2Aは、メモリセル群内の平面配置の例を示す平面図、図2Bは、図2Aのメモリセル群の一部を示す平面図、図2Cは、図2BのIIC−IIC線に沿う活性領域の長さ方向の断面図、図2Dは、図2BのIID−IID線に沿うキャパシタ部の活性領域幅方向に沿う断面図である。 図3A〜図3Cは、メモリセルアレイ上方の配線構造の製造工程を示す半導体基板の平面図である。 図3D〜図3Fは、メモリセルアレイ上方の配線構造の製造工程を示す半導体基板の平面図である。 図3Gは、メモリセルアレイ上方の配線構造の製造工程を示す半導体基板の平面図である。 図4Aは、メモリセルの平面図、図4B〜図4Dは、メモリセルの製造工程を示す半導体基板の断面図である。 図4E〜図4Hは、メモリセルの製造工程を示す半導体基板の断面図である。 図4I〜図4Lは、メモリセルの製造工程を示す半導体基板の断面図である。 図5は、第1の実施例のメモリセルアレイの平面図である。 図6は、第1の実施例の変形例(ビット線のツイスト構造)を示す等価回路図である。 図7Aは、第2の実施例のメモリセルアレイの平面図であり、図7Bは、図7Aのメモリセルアレイの1セル分を示す平面図である。 図8Aは、比較例のメモリセルアレイの平面図であり、図8Bは、図8Aのメモリセルアレイの1セル分を示す平面図である。
図1Aは、本発明の第1の実施例によるメモリ混載ロジック半導体装置ICの構成を示す概略平面図である。半導体装置ICの周辺部には入出力回路I/Oが配置され、中央部にメモリ回路MGを分散配置した論理回路LGが配置されている。
図1Bは、メモリ回路MGの構成例を示す。ワードデコーダDCの両側にセンスアンプSAを分散配置したメモリセル群MCGが配置され、一端(図では下端)にセカンドアンプAMと入出力・アドレスコントローラI/O・ADCが配置されている。
図1Cは、メモリセル群MCGの等価回路を示す。メモリセルMCが行列状に配置されてメモリセルアレイが形成されている。各メモリセルMCは、1つのアクセストランジスタTrと1つのキャパシタCapで形成される1トランジスタ/1キャパシタ構成である。各アクセストランジスタTrは、ビット線BLに接続された一方のソース/ドレイン領域と、ワード線WLに接続されたゲート電極GEとを有する。各キャパシタCapは、アクセストランジスタTrの他方のソース/ドレイン領域に接続された蓄積電極を有する。
ワード線WLは、垂直方向(列方向)に延在し、水平方向(行方向)に並んで複数配置されている。ビット線BLは、水平方向に延在し、垂直方向に並んで複数配置されている。センスアンプS/Aへの入力前にビット線のクロス配線が形成され、ビット線BLiと、ビット線BLiに対応する参照ビット線/BLiとが、共通のセンスアンプS/Aiに接続される。なお、配線構造について説明する場合、参照ビット線も含めてビット線と呼ぶこともある。なお、ビット線は、クロス配線部分を除き全体として、水平方向に延在している。
メモリセルアレイは垂直方向に複数の区画に分割され、各区画は垂直方向に4つずつのメモリセルMCを含む。ビット線BL1〜BL4に接続されるメモリセルMC1〜MC4を含む第1種の区画と、これらのビット線に対応する参照ビット線/BL4〜/BL1に接続されるメモリセル/MC4〜/MC1を含む第2種の区画が、交互に並んでいる。
区画内の垂直方向に並ぶ4つのアクセストランジスタTrのゲート電極GEが、連続したポリシリコン膜で形成されている(ゲート電極GEは、区画間で分断されている)。第1種及び第2種の区画のゲート電極GEは、交互に2本のメタルワード線(WL1、WL2等)に接続される。第1種の区画と第2種の区画の間でゲート電極GEを分断することにより、フォールデッドビット線方式のメモリ回路となっている。ワード線WLが、ワード線コンタクト領域WCでゲート電極GEに接続され、ワード線コンタクト領域WCは、各ゲート電極GEの端部に設けられている。
例えば、4つのメモリセルMC1〜MC4で形成されるメモリセル群は、垂直方向に延在するゲート電極(補助ワード線)AW1を共有する。そして、このメモリセル群の垂直方向上側に隣接する4つのメモリセルで形成されるメモリセル群は、垂直方向に延在するゲート電極(補助ワード線)AW2を共有する。補助ワード線AW1が、補助ワード線AW1の一端(下端)に配置されたワード線コンタクト領域WC1でワード線WL1に接続され、補助ワード線AW2が、補助ワード線AW2の一端(下端)に配置されたワード線コンタクト領域WC2でワード線WL2に接続されている。
ワード線コンタクト領域WCを挟み隣接する2本のビット線が、ビット線BLiと参照ビット線/BLiの対をなし、共通のセンスアンプS/Aiに接続されるよう配置されている。例えば、ビット線BL4と参照ビット線/BL4とが、ワード線コンタクト領域WC1を挟んで隣接し、共通のセンスアンプS/A4に接続されている。
ワード線コンタクト領域WCを挟み隣接する2本のビット線は、このワード線コンタクト領域WCでの電圧変化に起因するノイズの影響を受けやすい。しかし、上述のような配置では、ビット線BLiとその参照ビット線/BLiとがほぼ同程度のノイズを受けることにより、ノイズを受けてもビット線BLiとその参照ビット線/BLiとの電圧差には影響が少ないため、センシングでのノイズを抑制できる。
図2Aは、第1の実施例のメモリセルアレイの平面配置を示す。図2Bはその一部を示す。複数の細長い活性領域ARが、行列状に配置されている。活性領域ARは、長さ方向を水平方向(行方向)に向け、水平方向位置を揃えて垂直方向(列方向)に配列されて列をなし、活性領域ARの列が、行方向に並んでいる。行方向に並ぶ活性領域ARは、垂直方向位置を揃えている。
各活性領域ARは、中央にビット線コンタクト領域BCを有し、両側にそれぞれトランジスタ部Trとキャパシタ部Capを有するメモリセルMCを備える。ビット線コンタクト領域BCの左右両側に、トランジスタのゲート電極GEが配置され、活性領域ARとの交差部でトランジスタTrを形成する。上述のように、ゲート電極GEは、区画内で垂直方向に並ぶ4つのトランジスタで連続的に形成されており、各ゲート電極GEは、一方の垂直方向端部にワード線コンタクト領域WCを有する。
ビット線コンタクト領域BCに対し一方側のゲート電極GEと、他方側のゲート電極GEとでは、相互に逆側の端部にワード線コンタクト領域WCが配置されている。例えば、メモリセルMC1〜MC4とビット線コンタクト領域BCに対し反対側に配置される4つのメモリセルで形成されるメモリセル群は、ゲート電極(補助ワード線)AW3´を共有する。メモリセルMC1〜MC4で形成されるメモリセル群に共有される補助ワード線AW1上のワード線コンタクト領域は、補助ワード線AW1の下端に配置され、補助ワード線AW3´上のワード線コンタクト領域は、補助ワード線AW3´の上端に配置されている。
なお、水平方向の繰り返し構造により、補助ワード線AW3´へのワード線接続構造は、図1Cにおける補助ワード線AW3へのワード線WL3の接続構造と同様となる。図1Cで、補助ワード線AW3が、補助ワード線AW3の上端に配置されたワード線コンタクト領域WC3でワード線WL3に接続されている。
区画が異なって(メモリセル群が異なって)垂直方向に隣接する活性領域AR同士の間隔(図示の例では、メモリセルMC1〜MC4で形成されるメモリセル群の下端のメモリセルMC4の活性領域ARと、そのメモリセル群の下側に隣接するメモリセル群の上端のメモリセル/MC4の活性領域ARとの間隔)は、ゲート電極GEを分断でき、ワード線コンタクト領域WCが配置できる程度に広く確保されている。区画内では(メモリセル群内では)、活性領域ARが垂直方向に一定ピッチ(例えば最小ピッチ)で並んでおり、高い密度でメモリセルを配置できる。
隣接する2列の活性領域ARの両方の端部に重なるように、キャパシタ部Capの対向電極CEが形成されている。ある活性領域列の一方側に配置されるメモリセルMCのキャパシタ部Capと、この活性領域列に一方側で隣接する活性領域列の他方側に配置されるメモリセルMCのキャパシタ部Capとで、対向電極CEが共通となっている。
図2Bは、列方向に並んだ2つのメモリセル部分の平面図である。活性領域ARは、その長さ方向の約半分、中央のビット線コンタクト領域BCから一方の端部までが図示されている。図2Cは、図2BのIIC−IIC線に沿う活性領域の長さ方向断面図であり、図2Dは、図2BのIID−IID線に沿うキャパシタ部の活性領域幅方向断面図である。
図2Cに示すように、シリコン基板1に形成したp型(p型のセルではn型)の活性領域ARのほぼ中央に形成された、一方のn型(p型のセルではp型)拡散領域が、ビット線コンタクト領域BCとなる。
ビット線コンタクト領域BCの右側に、ゲート絶縁膜3tとゲート絶縁膜3t上に形成されたゲート電極4tとを含む絶縁ゲート電極が形成されている。絶縁ゲート電極の右側に形成された、他方のn型(p型のセルではp型)拡散領域7が、キャパシタに接続される。
より詳細には、ゲート絶縁膜3t、ゲート電極4tの積層を含む絶縁ゲート電極を形成し、その両側の活性領域に、n型(p型のセルではp型)不純物をイオン注入して、ビット線コンタクト側エクステンション5及びキャパシタ側エクステンション7を形成する。そして、ゲート電極4t側壁上のサイドウォールスペーサ6t、及びキャパシタ側エクステンション7を覆う絶縁膜6cを形成した後のイオン注入で、低抵抗のビット線コンタクト領域BCを形成する。
キャパシタ側拡散領域7のゲート電極4tと逆側には、キャパシタ誘電体膜3c、対向電極4cが配置される。ビット線コンタクト領域BC、ゲート電極4t、対向電極4cの上には、Co−Si、またはNi−Siのようなシリサイド領域8が形成される。メモリセルを覆う下層層間絶縁膜9を堆積した後、ビット線コンタクト領域BCを露出するコンタクト孔がエッチングされ、タングステンプラグなどの導電性プラグ10が埋め込まれる。
図2Dに示すように、活性領域ARの周囲にはトレンチが形成され、シャロートレンチアイソレーション(STI)用の絶縁膜2が埋め込まれている。キャパシタ領域では、STI絶縁膜2をエッチバックし、底部に素子分離に必要な厚さを残すとともに、活性領域の側壁を露出する凹部が形成されている。活性領域表面、及び凹部に露出した活性領域側壁にキャパシタ誘電体膜3cが形成される。キャパシタ誘電体膜3c上に対向電極4cが形成される。ゲート電極同様、対向電極表面にもシリサイド層8が形成される。キャパシタ動作としては、キャパシタ部がトランジスタ的にONするのに十分な電圧を対向電極4cに印加することでチャネルを誘起し、チャネルと対向電極との間で容量を作り出す。
図3A〜図3Gは、第1の実施例のメモリセルアレイ上方の配線構造の主要製造工程を示す半導体基板の概略平面図である。
図3Aは、半導体基板に活性領域ARを画定する素子分離領域ISOを形成し、対向電極CEの領域をエッチバックし、絶縁膜、ポリシリコン膜を積層し、ポリシリコン膜をパターニングして、ゲート電極GEと対向電極CEを形成した状態を示す。ゲート電極GEは4つのトランジスタ分が連続して形成されている。
図3Bに示すように、ゲート電極GEと対向電極CEを覆って下層層間絶縁膜を形成し、ビット線コンタクト領域BC上、及びワード線コンタクト領域WC上の下層層間絶縁膜をエッチングして、ビット線コンタクト孔BCH、及びワード線コンタクト孔WCHを形成する。
図3Cに示すように、下層層間絶縁膜上に第1メタル配線層を形成し、第1メタル配線層をパターニングして、ビット線コンタクト領域BCで活性領域ARに接続されたビット線BL1〜BL4及び/BL1〜/BL4を形成する。同時に、ワード線コンタクト領域WCに接続された第1ワード補助配線WS1を形成する。図示の例で、ビット線BL4が、その参照ビット線/BL4と、ワード線コンタクト領域WCを挟んで(ゲート電極GEの端部を挟んで)配置される。
例えば、TiN層、Al層、TiN層を積層して第1メタル配線層を形成し、フォトリソグラフィとドライエッチングにより、ビット線BL及び第1ワード補助配線WS1をパターニングする。
図3Dに示すように、ビット線BL及び第1ワード補助配線WS1を第1層間絶縁膜で覆い、第1ワード補助配線WS1に達するワード線コンタクト孔WCHをエッチングする。図3Bと同様の工程である。
図3Eに示すように、第1層間絶縁膜上に第2メタル配線層を形成し、第2メタル配線をパターニングして、第1ワード補助配線WS1に接続された第2ワード補助配線WS2を形成する。次に、第2ワード補助配線WS2を第2層間絶縁膜で覆い、第2ワード補助配線WS2に達するワード線コンタクト孔WCHをエッチングする。
図3Fに示すように、第2層間絶縁膜上に第3メタル配線層を形成し、第3メタル配線層をパターニングして、第2ワード補助配線WS2に接続されたワード線WLを形成する。ワード線WLは、2段のワード補助配線WS2及びWS1を介してトランジスタのゲート電極GEに接続される。
なお、図1Cの等価回路に示したように、ビット線BL及び参照ビット線/BLのセンスアンプS/Aへの接続には、クロス配線が用いられる。クロス配線は、例えば第2メタル配線層を用いて形成することができる。
図3Gに示すように、第1メタル配線層のビット線の、メモリセル側部分BLCとセンスアンプ側部分BLAを接続するように、第2メタル配線層の補助ビット線CWを形成して、メモリセル側部分BLCをセンスアンプS/Aに接続するビット線クロス配線を形成する。なお、クロス配線が不要なビット線はそのままセンスアンプS/Aに接続することができる。
次に、図2A〜図2Dを参照して説明したメモリセルについて、さらに製造工程を説明する。
図4Aは、図2B同様のメモリセル部の一部平面図である。縦方向に並んだ2つの活性領域AR、ビットコンタクト領域BC、トランジスタ部のゲート電極GE、キャパシタ部の対向電極CEが示されている。各活性領域は、例えば70nm〜110nm程度の幅、1000nm〜2000nm程度の長さを有する。活性領域ARの周囲は、STIの分離領域ISOである。幅方向の活性領域間のSTIの寸法は、例えば70nm〜110nm程度であり、長さ方向の活性領域間のSTIの寸法も、例えば70nm〜110nm程度である。A−A線、B−B線、C−C線は3つの断面方向を示す。以下、各図にこれら3方向の断面図を示す。
図4Bに示すように、シリコン基板1の表面を熱酸化し、厚さ5nm〜20nmのバッファ酸化膜21を形成し、その上に例えばソースガスとしてシラン系ガスとアンモニアを用い、厚さ50nm〜200nmの窒化シリコン膜22を600℃〜800℃の熱−化学気相堆積(CVD)で堆積する。この段階ではシリコン基板は全面同一構造である。
図4Cに示すように、窒化シリコン膜22上に、活性領域形状のレジストパターンRP1を形成し、窒化シリコン膜22、酸化シリコン膜21を、例えば、テトラフルオロカーボン(CF)をエッチングガスとしたドライエッチングでパターニングしてハードマスクを形成する。この段階でレジストパターンRP1を除去して、ハードマスクのみを残してもよい。マスクから露出したシリコン基板を例えば臭化水素(HBr)と塩素(Cl)をエッチングガスとしてドライエッチングし、活性領域ARを取り囲む、深さ150nm〜350nm程度のトレンチTを形成する。レジストパターンが残っている場合は、レジスト除去液、アッシング等により除去する。C−C断面に示すように、トレンチTの深さは、活性領域ARの幅よりも大きいことが望ましく、例えばARの幅の2倍以上がよい。
図4Dに示すように、必要に応じて、露出したシリコン表面に厚さ2nm〜10nm程度の酸化シリコン膜ライナ23を熱酸化で形成し、その上にシラン系ガスと酸素を用いた高密度プラズマ(HDP)CVDでHDP酸化シリコン膜を、又はテトラエトキシシラン(TEOS)と酸素を用いたCVDによりTEOS酸化シリコン膜(以下単に酸化シリコン膜2と呼ぶ)を堆積し、トレンチを埋め戻す。上方より化学機械研磨(CMP)を行い、CMPストッパとして機能する窒化シリコン膜22を露出する。以下、酸化シリコン膜ライナ23は図示を省略する。
図4Eに示すように、図4Aに示した対向電極CEとほぼ同一形状の開口を有するレジストパターンRP2を形成し、例えばヘキサフルオロブタジェン(C)をエッチングガスとして、開口内に露出した酸化シリコン膜2を、底部に素子分離に必要な厚さ50nm〜150nmを残して、エッチングし、活性領域の側壁を露出する。このエッチングにおいて、窒化シリコン膜22はエッチングマスクとして機能する。その後、レジストパターンRP2は除去する。
図4Fに示すように、燐酸又は燐酸とフッ酸の混合溶液でボイルすることにより窒化シリコン膜22をウォッシュアウトする。さらに希フッ酸又は上記混合溶液で酸化シリコン膜21もウォッシュアウトする。酸化シリコン膜2も若干エッチされるが、その大部分は残る。
図4Gに示すように、露出したシリコン表面を熱酸化し、イオン注入用の犠牲酸化シリコン膜24を厚さ5nm〜10nm程度形成する。
図4Hに示すように、犠牲酸化シリコン膜24を介して、加速エネルギを変えた複数回のp型不純物(p型のセルではn型不純物)のイオン注入をシリコン基板に行ない、p型ウェルPW(p型セルではn型ウェルNW)を形成する。その後、犠牲酸化シリコン膜24は除去する。
図4Iに示すように、露出したシリコン表面を清浄化、熱酸化して、厚さ2nm〜7nm程度のゲート酸化膜3を形成する。ゲート酸化膜3の上に、基板温度400℃〜750℃、シラン系ガスと水素を用いた熱CVDにより多結晶シリコン膜4を厚さ70nm〜150nm程度堆積する。アモルファスシリコンを堆積させた後、熱処理を行なって結晶化を行ってもよい。
多結晶シリコン膜4の上にゲート電極及び対向電極の形状のレジストパターンRP3を形成する。対向電極用パターンはキャパシタ用凹部形成用開口とほぼ同じ寸法である。なお、多結晶シリコン膜4の厚さは、トレンチTを埋め戻せるように選択するのが好ましい。レジストパターンRP3をエッチングマスクとし、多結晶シリコン膜4をエッチングし、ゲート電極及び対向電極をパターニングする。その後、レジストパターンRP3を除去する。なお、レジストパターンの下に窒化シリコン膜などを形成し、ハードマスクを形成してもよい。
図4Jに示すように、ゲート電極4t(GE)、対向電極4c(CE)をマスクとしてAs等のn型不純物(p型のセルではB等のp型不純物)をイオン注入し、エクステンション5、7を形成する。キャパシタ側エクステンション7をレジストマスクで覆い、斜めイオン注入によりIn等のp型不純物をイオン注入して、n型エクステンション5を囲むp型ポケット領域Pktを形成してもよい(p型のセルでは、P等のn型不純物をイオン注入してn型ポケット領域を形成してもよい)。ポケット領域はウェルと同導電型なので、以下図示は省略する。対向電極CEに覆われたキャパシタ部の活性領域にはイオン注入は行なわれない。900℃〜1100℃、1秒以下の短時間から15秒程度までの急速熱アニール(RTA)を行ない、注入した不純物を活性化する。
図4Kに示すように、ゲート電極4t、対向電極4cを覆って半導体基板上に酸化シリコン、窒化シリコン等の絶縁膜を厚さ30nm〜80nm程度堆積する。ゲート電極4tと対向電極4cとの間のエクステンション7は、レジストパターンRP4で覆う。リアクティブイオンエッチング等の異方性エッチングを行って、ゲート電極4tのビット線コンタクト側の側壁上にサイドウォールスペーサ6tを残すとともに、キャパシタ側のエクステンション7を覆う絶縁膜6cを残す。その後、レジストパターンRP4を除去する。なお、積層サイドウォールスペーサなど公知の他の構成のサイドウォールスペーサを形成してもよい。
図4Lに示すように、サイドウォールスペーサ6t及び絶縁膜6cもマスクとし、P等のn型不純物をイオン注入し(p型のセルではB等のp型不純物をイオン注入し)、低抵抗のビット線コンタクト領域BCを形成する。必要に応じて活性化処理を行なう。シリコン表面の酸化膜を除去した後、基板表面にCo膜またはNi膜をスパッタリング等で形成し、熱処理してシリサイド化反応を生じさせ、未反応部をウォッシュアウトし、必要に応じて再度熱処理してシリサイド膜8を形成する。
このようにして、メモリセルが形成される。CMOSロジック回路と集積する場合は、ロジック回路のNMOS(p型のセルではPMOS)トランジスタとメモリセルのアクセストランジスタとを共通工程で形成できる。本実施例では、キャパシタ領域に形成されたポリシリコン層4cに所定の電位を印加して、シリコン基板表面にチャネルを形成することによって、トランジスタとキャパシタが接続される。他の方法として、キャパシタ領域のシリコン基板表面に、トランジスタのソース/ドレインと電気的接続がなされるように不純物注入を行ってもよい。その後、メモリセル(及びロジック回路のMOSトランジスタ)を覆うように下層層間絶縁膜を形成し、コンタクト孔をエッチングし、導電性プラグを埋め込んで、図2Cに示すような構造を得る。
さらに、例えば特開2004−172590号(USP6,949,830)の実施例の爛に開示された工程により、多層配線を形成する。
次に、第1の実施例のメモリセルアレイにおける1メモリセル当たりの面積(セル面積)について考察する。まず、比較例のメモリセルアレイのセル面積について説明する。
図8Aは、比較例の(通常のフォールデッドビット線方式の)メモリセルアレイの平面配置を示す。複数の細長い活性領域ARが、長さ方向を水平方向に向け、一定の垂直方向ピッチで配列されている。垂直方向に並ぶ活性領域ARは、交互に左右に位置を代えて、1つおきの活性領域が垂直方向に位置を揃えている。
1つの活性領域ARは、中央にビット線コンタクト領域BCを有し、両側にそれぞれトランジスタ部Trとキャパシタ部Capを有するメモリセルMCを備える。対向電極CEが活性領域ARの一部と重なり、活性領域ARの端部を残して配置される。キャパシタ部Capは行方向位置を揃えて、列方向に整列している。ビット線コンタクト領域BCは、キャパシタ部Capの左右に交互に配置されている。ビット線コンタクト領域BCの左右両側に、トランジスタのゲート電極GEが配置され、活性領域ARとの交差部でトランジスタTrを形成する。
図8Bは、比較例のメモリセルアレイのメモリセル1つ分の領域を示す。ゲート電極GE幅(ゲート長)をL、対向電極CEと活性領域ARの重なり長さをC、ゲート電極GEと対向電極CEとの間隔をPP、ビット線コンタクトBC中央とゲート電極CEとの間隔をPC、活性領域AR幅及び素子分離幅をAとすると、比較例のセル面積は、
2A×(2PC+2PP+2L+C)・・・(1)
と表される。
図5は、第1の実施例のメモリセルアレイの平面配置を示す。領域UAは、4つ分のメモリセルの配置領域を示す。区画が異なって隣接する活性領域AR同士の間隔をCAとすると、比較例での各部の長さ定義を再び用いて、領域UAの垂直方向長さは(7A+CA)となり、水平方向長さは(PC+L+PP+C+A/2)となる。従って、第1の実施例のセル面積は、
(7A+CA)×(PC+L+PP+C+A/2)/4・・・(2)
と表される。
長さCAを見積もる。区画内で隣接する活性領域ARの間隔(素子分離幅)Aよりも、CAは広くなる。区画の端の活性領域ARから、ワード線コンタクト領域WC側へのゲート電極ポリシリコン層の突き出し量は、先端部のまるめのA/2程度と位置ずれのA/2程度を総合して、A程度必要である。また、分断されたゲート電極ポリシリコン層間の間隔(抜き)は、A程度は必要となる。上層の第1メタル配線についても、ビット線と第1ワード補助配線間の抜きがA程度は必要となる。
また、ワード線コンタクト領域に接続する配線と、接続されるゲート電極ポリシリコン層とのオーバーラップとしてA/2程度必要であり、ワード線コンタクト領域に接続する配線と、接続されないゲート電極ポリシリコン層間の抜きが位置ずれ量のA/2程度必要である。これらを勘案して、CAは3.5A程度は必要と考えられる。
これより、第1の実施例のセル面積は、
2.625A×(PC+L+PP+C+A/2)・・・(2)´
と表され、比較例のセル面積と、第1の実施例のセル面積の差は、
1.375A × (PC + PP + L) − A × (0.625C + 1.3125A)
・・・(3)
と求めることが出来る。PC、PP、Lを足した長さとCとの大小により、どちらが小面積となるかは変わるが、第1の実施例のセル面積の方が小さくなり得ることがわかる。
一例として、A=0.1μm、PC=0.1μm、 L=0.1μm、PP=0.15μm、C=0.45μmとして計算してみると、比較例のセル面積は0.230μm、第1の実施例のセル面積は0.225μmとなり、第1の実施例によりわずかながら面積低減が図られている。
第1の実施例の変形例として、ツイスト構造を採用し、ビット線(参照ビット線も含めてビット線と呼んでいる)の配列を変えることもできる。
図6は、第1の実施例の変形例のビット線配列を示す。ツイスト部TWの左側(センスアンプ側)が、図1Cに示したビット線配列であり、ツイスト部TWでクロス配線をして、ツイスト部右側のビット線配列に変えている。
図1Cに示したビット線配列(ツイスト部TWの左側)で、例えばビット線BL1は、自分自身の参照ビット線/BL1と隣接する。自分自身の参照ビット線はノイズを発生させないので、ビット線BL1についてノイズ抑制が図られている。しかし、例えばビット線BL2は、他のビット線BL1とBL3が隣接し、ビット線BL1におけるようなノイズ抑制が図られていない。
ツイスト構造を採用することにより、ツイスト部TWの右側で、ビット線BL2は、自分自身の参照ビット線/BL2と参照ビット線BL1に隣接する。自分自身の参照ビット線/BL2はノイズを発生させない。また、ツイスト部TWの左側と右側で、ビット線BL2に、ビット線BL1及びその参照ビット線/BL1が隣接するようになる。ビット線BL1及びその参照ビット線/BL1は逆方向にノイズを発生させ、ノイズを相殺する。
図1Cに示したビット線配列(ツイスト部TWの左側)で、ワード線コンタクト領域WCは、ビット線BL1とその参照ビット線/BL1との間、及び、ビット線BL4とその参照ビット線/BL4との間に配置されており、ビット線BL2とその参照ビット線/BL2との間、及び、ビット線BL3とその参照ビット線/BL3との間には配置されていない。
しかし、ツイスト部TWの右側で、ワード線コンタクト領域WCの位置は、ビット線BL2とその参照ビット線/BL2との間、及び、ビット線BL3とその参照ビット線/BL3との間に変わっている。このように、ツイスト構造により、ワード線コンタクト領域WCを挟んで隣接するビット線とその参照ビット線との対を入れ換えることもできる。図1Cを参照して説明したように、ワード線コンタクト領域WCを挟んで隣接するビット線とその参照ビット線について、センシングでのノイズ抑制が図られる。
図7Aは、第2の実施例のメモリセルアレイの平面配置を示す。活性領域ARが両端で屈曲した形状であることが、第1の実施例と異なる。第1の実施例(図2A参照)では、活性領域ARが水平方向に真っ直ぐな形状である。これに伴い、区画が異なって隣接する活性領域ARの間の、対向電極CE下の領域が広い隙間となっている。第2の実施例では、この隙間に活性領域を入り込ませて、キャパシタ部の配置効率を高める。
活性領域ARが水平方向に延在する部分について、区画内で垂直方向に一定ピッチで4つの活性領域ARが並び、区画が異なって隣接する活性領域ARの間は、ワード線コンタクト領域WCが配置できる程度に広くなっている(これは第1の実施例と同様である)。
各活性領域ARの右側端部が図の下方に屈曲し、左側端部が図の上方に屈曲している。活性領域の屈曲箇所より端側部分を、屈曲部BPと呼ぶこととする。屈曲部BPが、対向電極CEの下方に入り込み、対向電極CE下方では、どの活性領域ARの屈曲部BPも、その延在方向に直交する方向に一定ピッチで並んでいる。活性領域の列は、水平方向位置を揃えて(屈曲部の端を揃えて)並んでいる。また、活性領域の行は、(水平方向延在部分の)垂直方向位置を揃えて並んでいる。
水平方向からの屈曲角度は、0°より大きく90°より小さく(屈曲部の延在方向は、水平方向とも垂直方向とも異なり)、例えば30°〜50°程度が好ましい。なお、対向電極CEの下方で、屈曲部BPを適当な広さの所望のピッチで並べられるように、屈曲箇所の水平位置が、活性領域ARごとにずらされている。このような活性領域形状とすることにより、キャパシタ部を例えば最小ピッチで並べることができる。
図7Bは、第2の実施例のメモリセルアレイのメモリセル1つ分の領域を示す。ゲート電極GE幅(ゲート長)をL、対向電極CEと活性領域AR(幅方向中央)の重なり長さをC、ゲート電極GEと対向電極CEとの間隔をPP、ビット線コンタクトBC中央とゲート電極CEとの間隔をPC、対向電極CE下の活性領域AR幅及び素子分離幅をA、対向電極CE下で長さ方向に隣接する活性領域AR間の間隔をAAとし、屈曲角度を一例として45°とすると、第2の実施例のセル面積は、
2A × (√2 (PC+L+PP) + C + AA/2) ・・・(4)
と表される。
一例として、A=0.1μm、AA=0.1μm、PC=0.1μm、 L=0.1μm、PP=0.15μm、C=0.45μmとして計算してみると、第2の実施例のセル面積は0.199μmとなる。
以上説明したように、フォールデッドビット線方式とするために分断したゲート電極の端部にワード線コンタクト領域を配置し、ワード線コンタクト領域を挟んで隣接して、ビット線とその参照ビット線を配置することにより、ノイズ抑制が図られる。
さらに、活性領域を屈曲形状とし、トランジスタ部での延在方向とキャパシタ部での延在方向を異ならせることにより、キャパシタ部の配置効率を高めることができる。
なお、ゲート電極を共通とするアクセストランジスタ数(区画内に垂直方向に並ぶメモリセル数)が4個の場合を例示したが、この個数は必要に応じて変えることができる。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
以上説明した第1及び第2の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
半導体基板上に形成され、第1及び第2の方向に沿って行列状に配置された複数のメモリセルと、
前記半導体基板上に形成され、前記第2の方向に沿って形成された複数のセンスアンプと、
前記メモリセル上方で、前記第2の方向に延在し、前記第1の方向に並んで配置された複数のワード線と、
前記メモリセル上方で、前記第1の方向に延在し、前記第2の方向に並んで配置された複数のビット線と
を有し、
前記メモリセルの各々は、ゲート電極と前記ゲート電極の一方側に形成される拡散領域であり前記ビット線に接続されるビット線コンタクト領域と前記ゲート電極の他方側に形成される拡散領域とを含むトランジスタと、前記他方側の拡散領域に接続されるキャパシタとを含み、
前記複数のメモリセルは、前記第2の方向に沿って延在する第1の補助ワード線を前記ゲート電極として共有する第1のメモリセル群と、前記第1のメモリセル群と前記第2の方向に隣接して配置され、前記第2の方向に沿って延在する第2の補助ワード線を前記ゲート電極として共有する第2のメモリセル群とを含み、
前記複数のワード線は、前記第1の補助ワード線に接続される第1のワード線と、前記第2の補助ワード線に接続される第2のワード線とを含み、
前記第1のワード線は、前記第1の補助ワード線の一端に配置された第1のワード線コンタクト領域で前記第1の補助ワード線に接続され、
前記第2のワード線は、前記第2の補助ワード線の一端に配置された第2のワード線コンタクト領域で前記第2の補助ワード線に接続され、
前記複数のセンスアンプは、第1のセンスアンプを含み、
前記複数のビット線は、前記第1のワード線コンタクト領域を挟み隣接して配置された第1及び第2のビット線を含み、前記第1及び第2のビット線は、共に前記第1のセンスアンプに接続されている
ことを特徴とする半導体記憶装置。
(付記2)
さらに、前記半導体基板上に、各々が前記第1の方向に延在する第1の部分を含み、前記第1及び第2の方向に沿って行列状に配置された複数の活性領域を有し、
前記活性領域上に、前記ビット線コンタクト領域及び前記他方側の拡散領域が形成され、前記活性領域と前記ゲート電極との交差部に前記トランジスタが形成され、
前記第1のメモリセル群内及び前記第2のメモリセル群内のそれぞれで、前記第1の部分は、前記第2の方向に一定ピッチで並び、メモリセル群内で前記第2の方向に隣接する前記第1の部分間の間隔に比べて、メモリセル群が異なって前記第2の方向に隣接する前記第1の部分間の間隔が広い付記1に記載の半導体記憶装置。
(付記3)
さらに、前記半導体基板上に、前記活性領域を取り囲んで形成された素子分離領域を有し、
前記キャパシタは、前記素子分離領域を、底部を残して掘り下げ、露出した活性領域側壁を含む部分に形成されている付記2に記載の半導体記憶装置。
(付記4)
前記活性領域上で前記ビット線コンタクト領域を挟んで両側に前記メモリセルが形成され、
前記複数のメモリセルは、前記第2の方向に沿って延在する第3の補助ワード線を前記ゲート電極として共有する第3のメモリセル群を含み、
前記複数のワード線は、前記第3の補助ワード線に接続される第3のワード線を含み、
前記第3のワード線は、前記第3の補助ワード線の一端に配置された第3のワード線コンタクト領域で前記第3の補助ワード線に接続され、
前記ビット線コンタクト領域を挟んで一方側に前記第1のメモリセル群が配置され、他方側に前記第3のメモリセル群が配置され、前記第1のワード線コンタクト領域と前記第3のワード線コンタクト領域とは、前記第2の方向について、互いに補助ワード線の逆側の端に配置されている付記2または3に記載の半導体記憶装置。
(付記5)
前記複数のセンスアンプは、第2のセンスアンプを含み、
前記複数のビット線は、共に前記第2のセンスアンプに接続される第3及び第4のビット線を含み、途中で配列を変更するツイスト構造を有し、前記ツイスト構造の一方側では、前記第3及び第4のビット線が、前記ゲート電極の一端に配置されたワード線コンタクト領域を挟んで隣接する配置ではなく、前記ツイスト構造の他方側で、前記第3及び第4のビット線が、前記ゲート電極の一端に配置されたワード線コンタクト領域を挟んで隣接する付記1〜4のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
(付記6)
前記キャパシタは対向電極を含み、
前記活性領域は、前記第1の方向に延在する前記第1の部分から屈曲した第2の部分を含み、前記第2の部分が、前記対向電極の下方に配置される付記2〜4のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
(付記7)
前記第1のメモリセル群内で前記第2の方向に並ぶ前記活性領域ごとに、前記第2の部分の屈曲箇所の前記第1の方向の位置がずれている付記6に記載の半導体記憶装置。
(付記8)
前記対向電極の下方に、複数の前記活性領域の前記第2の部分が、一定ピッチで配置されている付記7に記載の半導体記憶装置。
(付記9)
前記第1のメモリセル群に接続されるビット線の数、及び前記第2のメモリセル群に接続されるビット線の数が、それぞれ4本である付記1〜8のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
(付記10)
前記複数のビット線は、第1配線層で形成され、
さらに、前記第1配線層、及び前記第1配線層より上層の第2配線層で形成され、前記ゲート電極に接続されたワード補助配線を有し、
前記ワード線は、前記ワード補助配線に接続され、前記第2配線層より上層の第3配線層で形成されている付記1〜9のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
(付記11)
各々がトランジスタ領域とキャパシタ領域を含み、第1の方向に延在する第1の部分を含み、前記第1の方向及び第2の方向に沿って行列状に配置された複数の活性領域を画定する素子分離溝を半導体基板に形成する工程と、
前記素子分離溝に素子分離絶縁膜を埋め込む工程と、
前記キャパシタ領域両側の前記素子分離溝に形成された前記素子分離絶縁膜の少なくとも一部を除去し、活性領域側壁を露出する工程と、
前記活性領域上及び、前記活性領域側壁上に、誘電体膜及び第1の導電膜を形成する工程と、
前記第1の導電膜をエッチングして、前記トランジスタ領域に、前記第2の方向に並ぶ複数個の前記活性領域ごとに分断された第1の導電パターンのゲート電極を形成するとともに、前記キャパシタ領域に、第2の導電パターンの対向電極を形成する工程と、
前記ゲート電極、前記対向電極を覆って、下層層間絶縁膜を形成する工程と、
前記下層層間絶縁膜上に第1の配線層で、共通のセンスアンプに接続される第1及び第2のビット線を含み前記第1の方向に延在するビット線を、前記第1及び第2のビット線が前記ゲート電極の一端を挟んで隣接するパターンで形成する工程と
を含む半導体記憶装置の製造方法。
(付記12)
さらに、
前記ビット線上方に、層間絶縁膜を形成する工程と、
前記層間絶縁膜の上に、前記ゲート電極の一端に接続され前記第2の方向に延在するワード線を形成する工程と
を含む付記11に記載の半導体記憶装置の製造方法。
(付記13)
前記第1の配線層で前記ビット線を形成する工程は、前記第1の配線層で、前記ゲート電極の一端に接続する第1ワード補助配線も形成し、
さらに、
前記ビット線及び第1ワード補助配線を覆って、第1の層間絶縁膜を形成する工程と、
前記第1の層間絶縁膜上に第2の配線層で、前記第1ワード補助配線に接続される第2ワード補助配線を形成する工程と、
前記第2ワード補助配線を覆って、第2の層間絶縁膜を形成する工程と、
前記第2の層間絶縁膜上に第3の配線層で、前記第2ワード補助配線に接続されるワード線を形成する工程と
を有する付記11に記載の半導体記憶装置の製造方法。
(付記14)
さらに、前記ビット線上方にビット線クロス配線を形成するための補助ビット線を形成する工程を有する付記11に記載の半導体記憶装置の製造方法。
1 シリコン基板
2 絶縁膜(STI)
3 絶縁膜
3t ゲート絶縁膜
3c キャパシタ誘電体膜
4 導電層
4t、GE ゲート電極
4c、CE 対向電極
ISO 素子分離領域
PW p型ウェル
AR 活性領域
BL ビット線
/BL 参照ビット線
BC ビット線コンタクト領域
BCH ビット線コンタクト孔
AW 補助ワード線
WL ワード線
WS ワード補助配線
WC ワード線コンタクト領域
WCH ワード線コンタクト孔
MC メモリセル
Cap キャパシタ
Tr トランジスタ
S/A センスアンプ
TW ツイスト

Claims (10)

  1. 半導体基板上に形成され、第1及び第2の方向に沿って行列状に配置された複数のメモリセルと、
    前記半導体基板上に形成され、前記第2の方向に沿って形成された複数のセンスアンプと、
    前記メモリセル上方で、前記第2の方向に延在し、前記第1の方向に並んで配置された複数のワード線と、
    前記メモリセル上方で、前記第1の方向に延在し、前記第2の方向に並んで配置された複数のビット線と
    を有し、
    前記メモリセルの各々は、ゲート電極と前記ゲート電極の一方側に形成される拡散領域であり前記ビット線に接続されるビット線コンタクト領域と前記ゲート電極の他方側に形成される拡散領域とを含むトランジスタと、前記他方側の拡散領域に接続されるキャパシタとを含み、
    前記複数のメモリセルは、前記第2の方向に沿って延在する第1の補助ワード線を前記ゲート電極として共有する第1のメモリセル群と、前記第1のメモリセル群と前記第2の方向に隣接して配置され、前記第2の方向に沿って延在する第2の補助ワード線を前記ゲート電極として共有する第2のメモリセル群とを含み、
    前記複数のワード線は、前記第1の補助ワード線に接続される第1のワード線と、前記第2の補助ワード線に接続される第2のワード線とを含み、
    前記第1のワード線は、前記第1の補助ワード線の一端に配置された第1のワード線コンタクト領域で前記第1の補助ワード線に接続され、
    前記第2のワード線は、前記第2の補助ワード線の一端に配置された第2のワード線コンタクト領域で前記第2の補助ワード線に接続され、
    前記第1のワード線と前記第2のワード線とが、平面視で前記第1の方向に隣接し、
    前記複数のセンスアンプは、第1のセンスアンプを含み、
    前記複数のビット線は、前記第1のワード線コンタクト領域を挟み隣接して配置された第1及び第2のビット線を含み、前記第1及び第2のビット線は、共に前記第1のセンスアンプに接続されている
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. さらに、前記半導体基板上に、各々が前記第1の方向に延在する第1の部分を含み、前記第1及び第2の方向に沿って行列状に配置された複数の活性領域を有し、
    前記活性領域上に、前記ビット線コンタクト領域及び前記他方側の拡散領域が形成され、前記活性領域と前記ゲート電極との交差部に前記トランジスタが形成され、
    前記第1のメモリセル群内及び前記第2のメモリセル群内のそれぞれで、前記第1の部分は、前記第2の方向に一定ピッチで並び、メモリセル群内で前記第2の方向に隣接する前記第1の部分間の間隔に比べて、メモリセル群が異なって前記第2の方向に隣接する前記第1の部分間の間隔が広い請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記活性領域上で前記ビット線コンタクト領域を挟んで両側に前記メモリセルが形成され、
    前記複数のメモリセルは、前記第2の方向に沿って延在する第3の補助ワード線を前記ゲート電極として共有する第3のメモリセル群を含み、
    前記複数のワード線は、前記第3の補助ワード線に接続される第3のワード線を含み、
    前記第3のワード線は、前記第3の補助ワード線の一端に配置された第3のワード線コンタクト領域で前記第3の補助ワード線に接続され、
    前記ビット線コンタクト領域を挟んで一方側に前記第1のメモリセル群が配置され、他方側に前記第3のメモリセル群が配置され、前記第1のワード線コンタクト領域と前記第3のワード線コンタクト領域とは、前記第2の方向について、互いに補助ワード線の逆側の端に配置されている請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記複数のセンスアンプは、第2のセンスアンプを含み、
    前記複数のビット線は、共に前記第2のセンスアンプに接続される第3及び第4のビット線を含み、途中で配列を変更するツイスト構造を有し、前記ツイスト構造の一方側では、前記第3及び第4のビット線が、前記ゲート電極の一端に配置されたワード線コンタクト領域を挟んで隣接する配置ではなく、前記ツイスト構造の他方側で、前記第3及び第4のビット線が、前記ゲート電極の一端に配置されたワード線コンタクト領域を挟んで隣接する請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記キャパシタは対向電極を含み、
    前記活性領域は、前記第1の方向に延在する前記第1の部分から屈曲した第2の部分を含み、前記第2の部分が、前記対向電極の下方に配置される請求項2または3に記載の半導体記憶装置。
  6. 半導体基板上に形成され、第1及び第2の方向に沿って行列状に配置された複数のメモリセルと、
    前記半導体基板上に形成され、前記第2の方向に沿って形成された複数のセンスアンプと、
    前記メモリセル上方で、前記第2の方向に延在し、前記第1の方向に並んで配置された複数のワード線と、
    前記メモリセル上方で、前記第1の方向に延在し、前記第2の方向に並んで配置された複数のビット線と
    を有し、
    前記メモリセルの各々は、ゲート電極と前記ゲート電極の一方側に形成される拡散領域であり前記ビット線に接続されるビット線コンタクト領域と前記ゲート電極の他方側に形成される拡散領域とを含むトランジスタと、前記他方側の拡散領域に接続されるキャパシタとを含み、
    前記複数のメモリセルは、前記第2の方向に沿って延在する第1の補助ワード線を前記ゲート電極として共有する第1のメモリセル群と、前記第1のメモリセル群と前記第2の方向に隣接して配置され、前記第2の方向に沿って延在する第2の補助ワード線を前記ゲート電極として共有する第2のメモリセル群とを含み、
    前記複数のワード線は、前記第1の補助ワード線に接続される第1のワード線と、前記第2の補助ワード線に接続される第2のワード線とを含み、
    前記第1のワード線は、前記第1の補助ワード線の一端に配置された第1のワード線コンタクト領域で前記第1の補助ワード線に接続され、
    前記第2のワード線は、前記第2の補助ワード線の一端に配置された第2のワード線コンタクト領域で前記第2の補助ワード線に接続され、
    前記複数のセンスアンプは、第1のセンスアンプを含み、
    前記複数のビット線は、前記第1のワード線コンタクト領域を挟み隣接して配置された第1及び第2のビット線を含み、前記第1及び第2のビット線は、共に前記第1のセンスアンプに接続され、
    さらに、前記半導体基板上に、各々が前記第1の方向に延在する第1の部分を含み、前記第1及び第2の方向に沿って行列状に配置された複数の活性領域を有し、
    前記活性領域上に、前記ビット線コンタクト領域及び前記他方側の拡散領域が形成され、前記活性領域と前記ゲート電極との交差部に前記トランジスタが形成され、
    前記第1のメモリセル群内及び前記第2のメモリセル群内のそれぞれで、前記第1の部分は、前記第2の方向に一定ピッチで並び、メモリセル群内で前記第2の方向に隣接する前記第1の部分間の間隔に比べて、メモリセル群が異なって前記第2の方向に隣接する前記第1の部分間の間隔が広く、
    前記キャパシタは対向電極を含み、
    前記活性領域は、前記第1の方向に延在する前記第1の部分から屈曲した第2の部分を含み、前記第2の部分が、前記対向電極の下方に配置され、
    前記第1のメモリセル群内で前記第2の方向に並ぶ前記活性領域ごとに、前記第2の部分の屈曲箇所の前記第1の方向の位置がずれている半導体記憶装置。
  7. 前記対向電極の下方に、複数の前記活性領域の前記第2の部分が、一定ピッチで配置されている請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記第1のメモリセル群に接続されるビット線の数、及び前記第2のメモリセル群に接続されるビット線の数が、それぞれ4本である請求項1〜7のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  9. 半導体基板に素子分離溝を形成して、第1の方向に延在する第1の部分を含み、前記第1の方向及び第2の方向に沿って行列状に配置される複数の活性領域を画定する工程であって、前記活性領域各々にトランジスタ領域とキャパシタ領域とを設定し、前記複数の活性領域のうち、前記第2の方向に沿って配列する一群の活性領域を第1の活性領域群とし、前記第1の活性領域群に隣接して、前記第2の方向に沿って配列する一群の活性領域を第2の活性領域群とする工程と、
    前記素子分離溝に絶縁部材を埋め込んで、前記活性領域各々の周囲に素子分離絶縁膜を形成する工程と、
    前記活性領域各々のキャパシタ領域に対応する側壁の少なくとも一部が露出するように、前記活性領域各々の周囲に形成された前記素子分離絶縁膜の一部を除去する工程と、
    前記活性領域各々の表面上および側壁上に、誘電体膜及び導電膜を形成する工程と、
    前記導電膜をエッチングして、前記活性領域各々のトランジスタ領域上およびキャパシタ領域上に、それぞれゲート電極および対向電極を残す工程であって、前記第1の活性領域群における活性領域各々のトランジスタ領域に跨る第1のゲート電極、および、前記第2の活性領域群における活性領域各々のトランジスタ領域に跨り、前記第1のゲート電極とは分断された第2のゲート電極を残す工程と、
    前記ゲート電極と前記対向電極とを覆って、下層層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記下層層間絶縁膜上に、前記第1の方向に延在し、共通のセンスアンプに接続される一対のビット線を複数形成する工程であって、少なくとも、前記複数の対ビット線のうちの1つの対ビット線を、前記第1のゲート電極の一端に設けられるコンタクト部を挟むように形成し、他の対ビット線を、前記第2のゲート電極の一端に設けられるコンタクト部を挟むように形成する工程と、
    前記複数の対ビット線上に、上層層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記上層層間絶縁膜上に、前記第2の方向に延在する複数のワード線を形成する工程であって、少なくとも、前記複数のワード線のうちの1つのワード線である第1のワード線を、前記第1のゲート電極のコンタクト部と電気的に接続し、前記第1のワード線と前記第1の方向に隣接する第2のワード線を、前記第2のゲート電極のコンタクト部と電気的に接続する工程と、
    を含む半導体記憶装置の製造方法。
  10. 前記活性領域は、前記第1の方向に延在する前記第1の部分から屈曲した第2の部分を含み、前記第2の部分が、前記対向電極の下方に配置され、
    前記第1のメモリセル群内で前記第2の方向に並ぶ前記活性領域ごとに、前記第2の部分の屈曲箇所の前記第1の方向の位置がずれている請求項9に記載の半導体記憶装置の製造方法。
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