JP5616727B2 - 手摺装着装置 - Google Patents
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Description
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、手摺をガタツキなく強固に固定することができる手摺装着装置を提供することを目的とする。
即ち、本発明の手摺装着装置は、梯子の支柱に手摺を装着する手摺装着装置であって、前記手摺の挿入部を挿入する筒部及び前記支柱に固定される取付部を一体成形した手摺ホルダと、前記手摺ホルダの筒部内に手摺の挿入部と共に挿入される挟持板と、前記手摺ホルダの筒部内と手摺の挿入部と挟持板とを貫通して、前記手摺ホルダの筒部と挟持板とで手摺の挿入部を挟持する締結ボルトと、を備えており、前記挟持板は手摺ホルダの筒部の上縁に掛け止め可能な掛止部を有している。
さらに、前記挟持板には、前記締結ボルトの頭部と当接してその回り止めをする回り止め部が形成されている。
図1〜図6において、本発明の手摺装着装置1は、梯子2に対して手摺3を装着するものであり、手摺ホルダ4、挟持板5及び締結ボルト6から構成されている。
図5及び図6において、梯子2は、アルミなどの金属で形成された長尺の左右支柱7、7を踏板となる複数本の横桟8で連結して梯子体9を形成し、この梯子体9を連結具10で上下に枢支連結して長尺梯子に構成している。梯子2は、このように連結具10を介して上下の梯子体9、9同士を枢支連結することにより、上下の梯子体9、9を2つ折りにして持ち運びできるようにしている。なお、梯子2は、2つの梯子体9を逆V字状に連結して立設可能な脚立を構成するものでも良い。
手摺3は、断面略四角形のパイプ又は棒材で形成され、上下2つの端部が挿入部13となっている。この挿入部13は、端面からスリット12を形成することにより2又状に分岐されている。
手摺ホルダ4は、手摺3の挿入部13を挿入可能な角筒状に形成された部材であり、支柱7の外側の側面に取付ボルト11とナット26とを用いて取り付けられている。ナット26は、手摺ホルダ4にカシメ固定されており、左右支柱7、7の内方側から挿入された取付ボルト11と螺合している。手摺ホルダ4は、その長手方向の両端側に設けられた2箇所の取付ボルト11を用いて支柱7に取り付けられており、支柱7に対して手摺ホルダ4の取付角度が常に直交するようになっている。
取付部14は、前記ナット26が上下一対固着されると共に、ナット26の間に締結ボルト6を挿込可能とするボルト挿入孔17が形成されている。
筒部16の支柱7とは反対側を向く側壁にはボルト突出孔25が貫通状に形成されており、このボルト突出孔25には手摺3の挿入部13及び挟持板5を貫通した締結ボルト6を挿通可能となっている。
なお、くびれ部15の支柱長手方向の両側の内面が、ナット26や締結ボルト6の頭部6aの辺に当接するように形成して、ナット26や締結ボルト6の回り止めをするように構成しても良い。
挟持板5は、手摺ホルダ4に対する挿入方向の基端側(上部)に、筒部16の開口に掛け止め可能なフック状の掛止部18を備えている。この掛止部18には、筒部16の上面に載る水平部18aと、この水平部18aから先端側に向かって折り返された鉤部18bとが形成されており、支柱長手方向の両端側にそれぞれ1箇所ずつ設けられている。この掛止部18の水平部18a及び鉤部18bは、くびれ部15に形成された被掛止部23(くびれ部15に面する筒部16の壁の上縁)に係止するようになっている。
挟持板5のフック状の掛止部18を手摺ホルダ4のくびれ部15に形成された被掛止部23に掛止したうえで、この挟持板5を手摺3の挿入部13と一緒に締結ボルト6を貫通して挟持すれば、上下方向の移動が制限されて挟持板5が筒部16内から勝手に外れることが無くなり、挟持板5や締結ボルト6の紛失を未然に防ぐことが可能となる。
一方、図7に示すように、手摺ホルダ4の筒部16の内周面と、この筒部16に挿入される手摺3の挿入部13との間には、挿入部13の挿入を容易にするために支柱長手方向に隙間Dが形成されている。この隙間Dによって手摺3の挿入部13に許容される支柱長手方向の揺動角は±3.5°程度となっており、互いに距離をあけた2点で手摺3を固定するような場合に手摺3の挿入部13が傾いていても、手摺3を手摺ホルダ4に対して挿入して固定することが可能となる。
次に、手摺装着装置1の組み立て及び手摺3の着脱方法を説明する。
前記手摺装着装置1は手摺3を装着する前に支柱7に固定される。手摺装着装置1はまず支柱7から分離された状態で手摺ホルダ4の筒部16内に挟持板5を挿入して掛止部18を被掛止部23に係止し、ボルト挿入孔17から締結ボルト6を挿入し、この締結ボルト6をボルト挿通部19、ボルト突出孔25に貫通して、その先端に蝶ナット21を螺合する。
手摺3の2つの挿入部13を2つの手摺装着装置1に挿入した後、締結ボルト6の頭部6aを回り止め部20に当接し、蝶ナット21を回転させる。そうすると、図1及び図2に2点鎖線で示された位置から実線で示された位置まで挟持板5が移動し、移動した挟持板5が挿入部13に当接して、筒部16との間で挿入部13を挟圧する。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、発明の本質を変更しない範囲で各部材の形状、構造、材質、組み合わせなどを適宜変更可能である。
2 梯子
3 手摺
4 手摺ホルダ
5 挟持板
6 締結ボルト
7 支柱
8 横桟
9 梯子体
10 連結具
11 取付ボルト
12 スリット
13 挿入部
14 取付部
15 くびれ部
16 筒部
17 ボルト挿入孔
18 掛止部
19 ボルト挿通部
20 回り止め部
21 蝶ナット
23 被掛止部
24 抜け止め部
25 ボルト突出孔
26 ナット
D 隙間
Claims (4)
- 梯子の支柱に手摺を装着する手摺装着装置であって、
前記手摺の挿入部を挿入する筒部及び前記支柱に固定される取付部を一体成形した手摺ホルダと、前記手摺ホルダの筒部内に手摺の挿入部と共に挿入される挟持板と、前記手摺
ホルダの筒部内と手摺の挿入部と挟持板とを貫通して、前記手摺ホルダの筒部と挟持板とで手摺の挿入部を挟持する締結ボルトと、を備えており、
前記挟持板は手摺ホルダの筒部の上縁に掛け止め可能な掛止部を有していることを特徴とする手摺装着装置。 - 前記手摺ホルダは、前記筒部と取付部との間に、それらより支柱長手方向に狭幅とされたくびれ部を有し、このくびれ部には、掛止部を係合して挟持板の筒部内方向の移動を規制する被掛止部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の手摺装着装置。
- 前記挟持板には、前記締結ボルトの頭部と当接してその回り止めをする回り止め部が形成されていることを請求項1又は2に記載の手摺装着装置。
- 前記手摺ホルダの筒部は、その内周面と手摺の挿入部との間に、支柱長手方向の隙間が形成され、前記手摺の挿入部には締結ボルトに上方から嵌合するスリットが形成されていることを請求項1〜3のいずれかに記載の手摺装着装置。
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JP2010206864A JP5616727B2 (ja) | 2010-09-15 | 2010-09-15 | 手摺装着装置 |
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JP2010206864A JP5616727B2 (ja) | 2010-09-15 | 2010-09-15 | 手摺装着装置 |
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- 2010-09-15 JP JP2010206864A patent/JP5616727B2/ja active Active
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