JP5615869B2 - 車体後部構造 - Google Patents

車体後部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5615869B2
JP5615869B2 JP2012116308A JP2012116308A JP5615869B2 JP 5615869 B2 JP5615869 B2 JP 5615869B2 JP 2012116308 A JP2012116308 A JP 2012116308A JP 2012116308 A JP2012116308 A JP 2012116308A JP 5615869 B2 JP5615869 B2 JP 5615869B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
extension
absorbing member
width
vehicle width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012116308A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013241127A (ja
Inventor
柏木 正和
正和 柏木
範和 松浦
範和 松浦
博義 渡辺
博義 渡辺
僚太 田邉
僚太 田邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2012116308A priority Critical patent/JP5615869B2/ja
Priority to US13/897,665 priority patent/US8888151B2/en
Priority to EP13168719.6A priority patent/EP2666675B1/en
Publication of JP2013241127A publication Critical patent/JP2013241127A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5615869B2 publication Critical patent/JP5615869B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R19/00Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
    • B60R19/02Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
    • B60R19/24Arrangements for mounting bumpers on vehicles
    • B60R19/26Arrangements for mounting bumpers on vehicles comprising yieldable mounting means
    • B60R19/34Arrangements for mounting bumpers on vehicles comprising yieldable mounting means destroyed upon impact, e.g. one-shot type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Description

本発明は、車体後部構造に関し、特に、車両前後方向に延在する複数の骨格部材と、この骨格部材の後端に対応する位置に設けられる衝撃吸収部材とを備える車体後部構造に関する。
従来における車体後部構造として、車体に後面衝突したときに車室内を保護すると共に、後面衝突荷重を吸収するための種々の提案がなされている。例えば、リヤサイドフレームの後方位置にエクステンションを介してバンパビームを配設する構造が採用されている。軽衝突時には、後方から付与される衝突荷重をバンパビーム及びエクステンションによって吸収するようにしている。
この種の車体後部構造として、例えば、特許文献1には、リヤバンパビームの下端部が結合されるリヤエンドクロスメンバ1に対し、衝撃吸収部材であるバンパステイ2(エクステンション)を車両後方に向かって突出して設ける構造が開示されている(図14参照)。
特開2002−331962号公報
しかしながら、例えば、車両デザインによる制約や車両の軽量化を達成するために、車体後部にバンパビームが配設されない場合や、車両が小型で低剛性のバンパビームしか配設されない場合がある。この場合、車体に対して後方から付与される衝突荷重を適切に吸収するためには、バンパステイ2(エクステンション)を適切に圧潰させる必要があるが、特に、車両前後方向に対して斜め後方から衝突荷重Fが入力されるとき、バンパステイ2(エクステンション)が車両内方に倒れ易く、所望の衝突荷重Fを吸収することが困難となる。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、車両前後方向に対して斜め後方から交差状に衝突荷重が入力された場合であっても、衝突荷重を好適に吸収することが可能な車体後部構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、車両前後方向に延在する複数の骨格部材と、前記骨格部材の後端に対応する位置に設けられる衝撃吸収部材とを備える車体後部構造であって、前記衝撃吸収部材は、該衝撃吸収部材の後端に設けられる複数の角部が車両前後方向でそれぞれ異なる位置となるように形成され、前記衝撃吸収部材は、車幅方向に重ね合わせた複数の部材で形成され、前記複数の部材の後端から前記衝撃吸収部材の内方へ延出させた延出部をそれぞれ有し、前記延出部同士を重ね合わせた重畳部位を車両後方から接合することを特徴とする。
本発明によれば、衝撃吸収部材の複数の角部が車両前後方向でそれぞれ異なる位置に設定されているため、車両後方、特に、斜め後方からの衝突時に、衝撃吸収部材の車幅内方と車幅外方との座屈波形のピッチ(波幅)をずらして衝撃吸収部材全体の内方への倒れを抑制することができる。これにより、本発明では、衝撃吸収部材の軸圧潰による適切な衝突荷重の吸収を実現することができる。
また、本発明によれば、衝撃吸収部材は、車幅方向に重ね合わせた複数の部材で形成され、後端から衝撃吸収部材の内方へ延出させた延出部を重ね合わせて車両後方から接合することで、車両後方からの衝突時に、衝撃吸収部材を構成する複数の部材が相互に離間することを抑制し、例えば、別部材によって複数の部材を固定することが不要となる。これにより、本発明では、衝撃吸収部材の上面の面内せん断剛性を生かして衝撃吸収能力を向上させることができると共に、衝撃吸収部材の板厚を従来と比較して減少させることができるため、軽量化及び製造コストの低減化を達成することができる。
また、本発明は、衝撃吸収部材の後端に設けられる複数の角部のうち、車幅内方の上端に位置する角部が最も後方に位置することを特徴とする。
本発明によれば、衝撃吸収部材の後端の複数の角部のうち、車幅内方の上端に位置する角部が最も後方に位置するため、車両後方、特に、斜め後方からの衝突時に、衝撃吸収部材の車幅内方と車幅外方との座屈波形のピッチ(波幅)をずらして衝撃吸収部材全体の内方への倒れを抑制することができる。これにより、本発明では、より一層、衝撃吸収部材の軸圧潰による適切な衝突荷重の吸収を実現することができる。
さらに、本発明は、衝撃吸収部材の後端に設けられる複数の角部が、車幅内方の上端から車両前方に向けて螺旋状に位置するように形成されることを特徴とする。
本発明によれば、衝撃吸収部材の後端に設けられる複数の角部が、車幅内方の上端から車両前方に向けて螺旋状に位置することで、車両後方、特に、斜め後方からの衝突時に、他の車両の部材との点接触を実現して衝撃吸収部材の車幅内方と車幅外方との座屈波形のピッチ(波幅)をずらして衝撃吸収部材全体の内方への倒れを抑制することができる。これにより、本発明では、より一層、衝撃吸収部材の軸圧潰による適切な衝突荷重の吸収を実現することができる。
さらにまた、本発明は、車両前後方向に延在する複数の骨格部材と、前記骨格部材の後端に対応する位置に設けられる衝撃吸収部材とを備える車体後部構造であって、前記衝撃吸収部材は、該衝撃吸収部材の後端に設けられる複数の角部が車両前後方向でそれぞれ異なる位置となるように形成され、前記衝撃吸収部材は、側面視してコ字状からなる複数のコ字状部材を互いに車幅方向に重ね合わせて閉断面を形成し、車幅内方の部材の縦壁の車両上下方向の幅寸法と、車幅外方の部材の縦壁の車両上下方向の幅寸法とがそれぞれ異なるように設定されることを特徴とする。
本発明によれば、衝撃吸収部材を構成する車幅内方の部材の縦壁の車両上下方向の幅寸法と、車幅外方の部材の縦壁の車両上下方向の幅寸法とがそれぞれ異なるように設定されることで、衝撃吸収部材の車幅内方と車幅外方との座屈波形のピッチ(波幅)を変えることができる。これにより、本発明では、衝撃吸収部材の上面の面内せん断剛性を生かして衝撃吸収能力を向上させることができると共に、衝撃吸収部材の板厚を減少させることができるため、軽量化及び製造コストの低減化を達成することができる。
さらにまた、本発明は、衝撃吸収部材が、車幅内方の部材の縦壁に車両上下方向に延在する内方側ノッチと、車幅外方の部材の縦壁に車両上下方向に延在する外方側ノッチをそれぞれ有し、内方側ノッチと外方側ノッチとは、車両前後方向の位置がそれぞれ異なるように設定されることを特徴とする。
本発明によれば、車幅内方の部材の縦壁に形成された内方側ノッチと、車幅外方の部材の縦壁に形成された外方側ノッチとは、それぞれ車両前後方向の位置が異なることで、衝撃吸収部材の車幅内方と車幅外方との座屈波形の起点をずらして衝撃吸収部材全体の内方への倒れを抑制することができる。これにより、本発明では、衝撃吸収部材の軸圧潰による適切な衝突荷重を吸収することができる。
本発明では、車両前後方向に対して斜め後方から交差状に衝突荷重が入力された場合であっても、衝突荷重を好適に吸収することが可能な車体後部構造を得ることができる。
本発明の実施形態に係る車体後部構造が適用された車体後部の分解斜視図である。 図1に示すリヤサイドフレームとエクステンションとの位置関係を示す平面図である。 図1に示すエクステンションの分解斜視図である。 (a)は、エクステンションの斜視図、(b)は、エクステンションの溶接部位を示す斜視図である。 車幅内方側からみたエクステンションの斜視図である。 (a)は、図5に示すエクステンションの側面図、(b)は、(a)と反対側からみたエクステンションの側面図である。 (a)は、エクステンションの後端の第1角部と第4稜線に入力されるモーメントがキャンセルされる状態を示す説明図、(b)は、内方部材の幅寸法と外方部材の幅寸法とが異なる状態を示す説明図である。 エクステンションの左右に発生する座屈波形を示す平面図である。 内方側ノッチ及び外方側ノッチを示す平面図である。 (a)は、エクステンションを後方から側面図、(b)は、内方部材と外方部材とを後方からみた側面図である。 従来において、エクステンションに対して斜め方向から衝突荷重が付与される状態を示す模式図である。 (a)〜(c)は、本実施形態に係るエクステンションに対して斜め後方から衝突荷重が付与されて座屈する状態を示す説明図である。 本実施形態に係るエクステンションにおいて、ストロークと衝突荷重との関係を示す特性図である。 特許文献1の車体後部構造を示す斜視図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る車体後部構造が適用された車体後部の分解斜視図である。なお、各図中における「前後」、「左右」、及び、「上下」は、それぞれ、車両前後方向、車幅方向(左右方向)、及び、車両上下方向をそれぞれ示すものとする。
図1に示されるように、車体後部構造10は、車両前後方向に延在する左右のリヤサイドフレーム(骨格部材)12、12と、車幅方向に沿って延在し左右のリヤサイドフレーム12、12の後端部に結合されるリヤパネル14と、車幅方向に沿って延在し左右のリヤサイドフレーム12、12の前端部に結合される図示しないクロスメンバとを含む。
また、車体後部構造10は、平面視して略矩形状からなり、4つの各側部が左右のリヤサイドフレーム12、12、リヤパネル14及びクロスメンバにそれぞれ結合されるリヤフロアパネル18と、左右のリヤサイドフレーム12、12の後端に対応する位置に設けられ、複数のボルト20を介してリヤパネル14及び左右のリヤサイドフレーム12、12の後端部にそれぞれ共締めして固定される左右のエクステンション(衝撃吸収部材)22、22とを備える。
左右のエクステンション22、22は、図2に示されるように、左右のリヤサイドフレーム12、12と同軸上で、且つ、左右のリヤサイドフレーム12、12の後方位置に配設される。図2中では、左側のリヤサイドフレーム12及びエクステンション22のみを図示し、右側のリヤサイドフレーム12及びエクステンション22を省略している。なお、左右のエクステンション22、22は、それぞれ左右対称に構成されるため、左側のエクステンション22を詳細に説明して右側のエクステンション22の説明を省略する。
エクステンション22は、図3に示されるように、リヤパネル14の軸方向(車幅方向)に沿った端部側の平坦面24(図1参照)に対して複数のボルト20(図1参照)によって締結されるプレート28と、例えば、MIG溶接等でプレート28に接合される内方部材30及び外方部材32とから構成される。プレート28、内方部材30及び外方部材32は、それぞれ、鋼板を加圧成形するプレス成形等によって形成される。また、内方部材30と外方部材32とは、後記するように、例えば、スポット溶接等によって一体的に接合されて筒状体を構成する。この筒状体によって、軸方向と直交する断面が閉断面に形成される。
プレート28には、円形状の3つのボルト挿通孔34が形成される。このボルト挿通孔34は、正面視して略五角形を呈するプレート28の上部側の角部、下部側の左右角部の近傍部位に形成される。プレート28の周囲をボルト20(図1参照)によって3点締結とすることで、車体(リヤサイドフレーム12)からのエクステンション22自体の浮きを防止することができる。
内方部材30は、エクステンション22の車幅方向に沿った内側(内方)に配置される。外方部材32は、エクステンション22の車幅方向に沿った外側(外方)に配置される。内方部材30及び外方部材32は、それぞれ、軸方向と直交する縦断面(側面視して)がコ字状からなるコ字状部材からなり、2つのコ字状部材同士を車幅方向に嵌合させてその上面22a及び下面22bの重畳部位をスポット溶接することで一体的に結合される(図4(b)参照)。
この場合、上面22a及び下面22bの一つの重畳部位におけるスポット溶接位置は、例えば、4点からなり(図4(b)参照)、衝突時における外方部材32の座屈波形W1の頂点に概ね合わせた位置に設定されている(図8参照)。また、上面22におけるスポット溶接部位は、車幅方向に沿った上面22のセンタ位置よりも外方部材32側に偏位した位置に設けられている。これにより、エクステンション22の上面22aの座屈波形W1におけるせん断変位が大きくなることを抑制することで、エクステンション22の上面22aの面内せん断剛性を衝突吸収時において有効利用することができる。
エクステンション22の筒状体は、軸方向(車両前後方向)と直交する縦断面が略六角形に形成される(図7(b)参照)。また、図4〜図6に示されるように、エクステンション22の筒状体の後端は、第1〜第6角部23a〜23fと、隣接する角部同士を繋ぐ第1〜第6稜線25a〜25fとを有する。このエクステンション22の後端に設けられる第1〜第6角部23a〜23f同士、又は、隣接する角部同士を繋ぐ第1〜第6稜線25a〜25fと第1〜第6角部23a〜23fとが車両前後方向でそれぞれ異なる位置となるように設定されている。
さらに、エクステンション22の後端に設けられる第1〜第6角部23a〜23f及び第1〜第6稜線25a〜25fのうち、車幅内方の上端に位置する第1角部23aが最も後方に位置する(図6(a)参照)。さらにまた、エクステンション22の後端に設けられる第1〜第6角部23a〜23f及び第1〜第6稜線25a〜25fは、この車幅内方の上端に位置する第1角部23aから車両前方に向けて、順に時計回り方向に螺旋状に位置するように形成される(図6(b)参照)。
具体的には、車両内方の上端に位置する第1角部23aを起点として、第1角部23a→第1稜線25a→第2角部23b→第2稜線25b→第3角部23c→第3稜線25c→第4角部23d→第4稜線25d→第5角部23e→第5稜線25e→第6角部23f→第6稜線25f→第1角部23aと連続することによってエクステンション22の後端が構成され、この順序で時計回り方向に螺旋状に形成される。また、この順序で車両後方に位置している。
なお、右側のエクステンション22は、左側のエクステンション22と対称に形成される。このため、右側のエクステンション22の後端に設けられる第1〜第6角部23a〜23f及び第1〜第6稜線25a〜25fは、この車幅内方の上端に位置する第1角部23aから車両前方に向けて、順に反時計回り方向に螺旋状に位置するように形成される点で異なっている。
このように、第1〜第6角部23a〜23f及び第1〜第6稜線25a〜25fの車両前後方向の位置がそれぞれ異なるように、第1〜第6角部23a〜23f及び第1〜第6稜線25a〜25fの車両前後方向の位置をずらすことによって、後面衝突したときに相手方車両(後記する)と点接触するようにしている。
この場合、縦壁の軸方向(車両前後方向)の長さが長い内方部材30の車幅内方壁30aの上端である第1角部23aを最も後方位置とし、外方部材32において、第1角部23aの対角線上で反対側の外方部材32の車幅外方壁32aの下部である第4稜線25dを後方位置とすることで、相手方車両と内方部材30及び外方部材32が徐々に接触することとなり、先に接触した車幅内方壁30aの上端である第1角部23aに発生した車幅内方へのモーメントM1を、その後に接触した車幅外方壁32aの下部である第4稜線25dに発生した車幅外方へのモーメントM2でキャンセルすることで、エクステンション22を安定的に軸圧潰させることができる(図7(a)参照)。この点については、後記で詳細に説明する。
なお、本実施形態では、エクステンション22の後端を略六角形で構成しているがこれに限定されるものではない。また、エクステンション22のような衝撃吸収部材では、衝突荷重を吸収するための反力を適切に発生させる必要があるが、一般的に、断面視して四角形よりも六角形や八角形のほうが好ましい。衝突荷重は、主として断面多角形の稜線を流れ、稜線によって適切な荷重分散(荷重配分)を実現するため、頂点(角部)の数が多い方が一つの稜線に付与される負担が減り、衝突ストロークを少なくすることができる。
エクステンション22の後端が後面衝突時に近接する他の部材に対して損傷を与えることがなく、しかも、後面衝突時に内方部材30と外方部材32とが開かない(内方部材30と外方部材32との重畳部位が離間しない)ようにするために内方部材30及び外方部材32の両方にエクステンション22の内方に折り返して溶接すると共に、プレート28と接合される側と反対側の開口縁部に対してバーリング加工を施している(図3〜図5参照)。なお、バーリング加工は、周知技術であるためその詳細な説明を省略する。
座屈波形のピッチ(波幅)は、エクステンション22を構成する内方部材30及び外方部材32の板厚、上下幅寸法、材質等によって決定される。本実施形態では、内方部材30の車両上下方向の幅寸法T1と外方部材32の車両上下方向の幅寸法T2とを異ならせて(T1≠T2、T1<T2、図7(b)参照)、左右の座屈波形W1、W2のピッチをずらして設定している(図8参照)。内方部材30と外方部材32における左右の座屈波形W1、W2のピッチが一致すると、車両前後方向の位置における部材強度が一気に減少してエクステンション22全体が傾倒し易くなるからである。なお、本実施形態では、外方部材32側の座屈波形W1のピッチよりも、内方部材30側の座屈波形W2のピッチが大きく設定されている(W1のピッチ<W2のピッチ)。
また、左右の座屈波形W1、W2のピッチをずらすことによって、圧潰時にエクステンション22の上面22aに発生するしわに対し、エクステンション22の上面22aのせん断剛性を生かすことができ、内方部材30及び外方部材32の板厚を薄くすることができる。換言すると、左右の座屈波形W1、W2のピッチをずらすことによって上面22a面内にせん断変位を強制的に発生させ、エクステンション22の上面22aに有するせん断剛性を有効利用している。この結果、内方部材30の車幅内方壁30a及び外方部材32の車幅外方壁32aの負担を分散させ、従来と比較して板厚を薄くすることができる。
さらに、左右の座屈波形W1、W2をコントロールするために、内方部材30及び外方部材32の上下幅全体にわたって座屈起点となる内方側ノッチ36a及び外方側ノッチ36bをそれぞれ設けている(図8参照)。この内方側ノッチ36a及び外方側ノッチ36bの位置は、車両後方からみて座屈波形W1、W2の第一波形の中央に合わせて設定している。また、平面視して、内方側ノッチ36aは、外方側ノッチ36bよりも車両前後方向の後方に位置し、車両後方位置から衝突荷重が付与されたとき、内方側ノッチ36が外方側ノッチ36bよりも先に座屈するように設定されている(図9参照)。これにより、後記するように、エクステンション22の圧潰を安定的に行なうことができる。
なお、第一波形以降の位置で、特にプレート28に近接する根元付近にノッチを設けた場合、内壁及び/又は外壁自体の耐力が低下し、最もモーメントが大きい根元部分(プレート28と内方部材30及び外方部材32との接合部分)を支点として、エクステンション22全体が傾倒するおそれがある。
図10(b)に示されるように、内方部材30の後端部には、エクステンション22の内方側に向けて折り曲げられた上タブ38a及び下タブ38b(延出部)が設けられる。また、外方部材32の後端部には、エクステンション22の内方側に向けて折り曲げられた上タブ40a及び下タブ40b(延出部)が設けられる。この場合、内方部材30の上タブ38aと外方部材32の上タブ40aとを部分的に重畳させてこの重畳部位42を溶接(スポット溶接)すると共に、内方部材30の下タブ38bと外方部材32の下タブ40bとを部分的に重畳させてこの重畳部位44を溶接(スポット溶接)する(図10(a)参照)。この溶接は、車両後方から容易に行なわれる。
このように、上タブ38a、40a同士及び下タブ38b、40b同士をそれぞれ接合することで、後面衝突時における内方部材30及び外方部材32の開きを抑制することができる。内方部材30と外方部材32との重畳部位42、44が開いて内方部材30と外方部材32とが離間すると、エクステンション22の上面22aのせん断剛性を生かすことができず、適切な荷重耐力を得ることができないからである。
本実施形態に係る車体後部構造10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
図11に示されるように、従来では、例えば、斜め後方から後面衝突したとき、相手方車両は、車両前後方向に対して斜め方向から交差状に左側のエクステンションに対して接触することになる。衝突荷重がエクステンションに対して斜め方向から入力されるため、車幅内方へのモーメントMが発生しエクステンション全体が車幅内方へ倒れてしまい、衝突荷重を適切に吸収することが困難であった。
これに対して、本実施形態では、エクステンション22の後端に設けられた第1〜第6角部23a〜23f同士、又は、角部同士を繋ぐ第1〜第6稜線25a〜25fと第1〜第6角部23a〜23fとの車両前後方向の位置がそれぞれ異なるように、第1〜第6角部23a〜23f及び第1〜第6稜線25a〜25fの車両前後方向の位置をずらすことによって相手方車両と点接触するようにしている。
すなわち、相手方車両と後面衝突(後面で軽衝突)したとき、縦壁の軸方向(車両前後方向)の長さが長い内方部材30の車幅内方壁30aの上端である第1角部25aを最も後方位置として最初に相手方車両と当接し内方側ノッチ36aを起点として座屈する(図12(a)参照)。続いて、第1角部23aと対角線上で反対側の外方部材32の車幅外方壁32aの下部である第4稜線25dが、相手方車両と当接し外方側ノッチ36bを起点として座屈する(図12(b)参照)。この結果、相手方車両と徐々に接触することとなり、先に接触した車幅内方壁30aの上端である第1角部23aに発生した車幅内方へのモーメントM1を、その後に接触した車幅外方壁32aの下部である第4稜線25dに発生した車幅外方へのモーメントM2でキャンセルすることで(図7(a)参照)、エクステンション22を安定的に軸圧潰させることができる(図12(c)参照)。
次に、圧潰時におけるストロークと衝突荷重との特性曲線を図13に示す。
図13中において、太線実線で示される特性曲線Aは、実験又はシミュレーションによって求められた実際の圧潰時におけるストロークと衝突荷重との関係を示したものである。また、細線実線で示される特性曲線Bは、圧潰時におけるストロークと衝突荷重との理想的な関係を示したものである。本実施形態では、エクステンション22の後端に設けられた第1〜第6角部23a〜23f及び第1〜第6稜線25a〜25fの位置が車両前後方向で異なるように設定することで、実際の特性曲線Aを理想的な特性曲線Bにできるだけ近づけることができた。
なお、図13において、破線Cで示される初期入力荷重耐力は、できるだけ下降させた方が好ましい。軽衝突による荷重の入力によりエクステンション22を潰れ易くして十分に荷重を吸収し、左右のリヤサイドフレーム12、12を変形させることがなく他の部材の変形を抑制することができる。
また、図13において、破線Dで示されるエクステンション22の圧潰中における入力荷重耐力アベレージは、できるだけ上昇させた方が好ましい。これにより、エクステンション22による荷重吸収能力を向上させ、左右のリヤサイドフレーム12、12の変形を抑制することができる。また、修理費用を削減することで損害保険料の軽減を図ることができる。
本実施形態では、エクステンション(衝撃吸収部材)22の後端に設けられた複数の角部が車両前後方向でそれぞれ異なる位置に設定されているため、車両後方、特に、斜め後方からの衝突時に、エクステンション22の車幅内方と車幅外方との座屈波形W1、W2のピッチ(波幅)をずらしてエクステンション22全体の内方への倒れを抑制することができる。これにより、本実施形態では、車両デザインによる制約や車両の軽量化を達成するために車体後部にバンパビーム(図示せず)が配設されていない場合や、車両が小型で低剛性のバンパビームしか配設されない場合であっても、エクステンション22の軸圧潰によって適切な衝突荷重の吸収を実現することができる。
また、本実施形態では、エクステンション22の後端の複数の角部のうち、車幅内方の上端に位置する第1角部23aが最も後方に位置するため、車両後方、特に、斜め後方からの衝突時に、エクステンション22の車幅内方と車幅外方との座屈波形W1、W2のピッチ(波幅)をずらしてエクステンション22全体の内方への倒れを抑制することができる。これにより、本実施形態では、より一層、エクステンション22の軸圧潰による適切な衝突荷重の吸収を実現することができる。
さらに、本実施形態では、エクステンション22の後端の複数の角部のうち、車幅内方の上端である第1角部23aから順に車両前方に向けて時計回り方向(左側のエクステンション22)又は反時計回り方向(右側のエクステンション22)に螺旋状に位置することで、車両後方、特に、斜め後方からの衝突時に、相手方車両の前方部材との点接触を実現してエクステンション22の車幅内方と車幅外方との座屈波形W1、W2のピッチ(波幅)をずらしてエクステンション22全体の内方への倒れを抑制することができる。これにより、本実施形態では、より一層、エクステンション22の軸圧潰による適切な衝突荷重の吸収を実現することができる。
さらにまた、本実施形態では、エクステンション22が、車幅方向に重ね合わせた内方部材30及び外方部材32で形成され、後端からエクステンション22の内方へ延出させた上タブ(延出部)38a、40a同士及び下タブ(延出部)38b、40b同士を重ね合わせた重畳部位42、44を車両後方から接合している。よって、車両後方からの衝突時に、エクステンション22を構成する内方部材30と外方部材32とが相互に離間することを抑制し、例えば、別部材によって内方部材30及び外方部材32を固定することが不要となる。これにより、本実施形態では、エクステンション22の上面22aの面内せん断剛性を生かして衝撃吸収能力を向上させることができると共に、エクステンション22の板厚を従来と比較して減少させることができるため、軽量化及び製造コストの低減化を達成することができる。
さらにまた、本実施形態では、エクステンション22を構成する内方部材30の縦壁の車両上下方向の幅寸法W1と、外方部材32の縦壁の車両上下方向の幅寸法W2とがそれぞれ異なるように設定されることで、エクステンション22の車幅内方と車幅外方との座屈波形のピッチ(波幅)を変えることができる。これにより、本実施形態では、エクステンション22の上面22aの面内せん断剛性を生かして衝撃吸収能力を向上させることができると共に、エクステンション22の板厚を減少させることができるため、軽量化及び製造コストの低減化を達成することができる。
さらにまた、本実施形態では、車幅内方の内方部材30の車幅内方壁(縦壁)30aに形成された内方側ノッチ36aと、車幅外方の外方部材32の車幅外方壁(縦壁)32aに形成された外方側ノッチ36bとが、それぞれ車両前後方向の位置が異なることで、エクステンション22、22の車幅内方と車幅外方との座屈波形W1、W2の起点をずらしてエクステンション22全体の内方への倒れを抑制することができる。これにより、本実施形態では、エクステンション22の軸圧潰による適切な衝突荷重を吸収することができる。
10 車両孔部構造
12 リヤサイドフレーム(骨格部材)
22 エクステンション(衝撃吸収部材)
23a〜23d 第1〜第6角部(角部)
30 内方部材(車幅内方の部材)
30a 車幅内方壁(縦壁)
32 外方部材(車幅外方の部材)
32a 車幅外方壁(縦壁)
36a 内方側ノッチ
36b 外方側ノッチ
38a、40a 上タブ(延出部)
38b、40b 下タブ(延出部)
42、44 重畳部位
T1、T2 幅寸法
W1、W2 座屈波形

Claims (5)

  1. 車両前後方向に延在する複数の骨格部材と、前記骨格部材の後端に対応する位置に設けられる衝撃吸収部材とを備える車体後部構造であって、
    前記衝撃吸収部材は、該衝撃吸収部材の後端に設けられる複数の角部が車両前後方向でそれぞれ異なる位置となるように形成され
    前記衝撃吸収部材は、車幅方向に重ね合わせた複数の部材で形成され、前記複数の部材の後端から前記衝撃吸収部材の内方へ延出させた延出部をそれぞれ有し、
    前記延出部同士を重ね合わせた重畳部位を車両後方から接合することを特徴とする車体後部構造。
  2. 請求項1記載の車体後部構造において、
    前記衝撃吸収部材の後端に設けられる前記複数の角部のうち、車幅内方の上端に位置する角部が最も後方に位置することを特徴とする車体後部構造。
  3. 請求項1又は請求項2記載の車体後部構造において、
    前記衝撃吸収部材の後端に設けられる前記複数の角部は、車幅内方の上端から車両前方に向けて螺旋状に位置するように形成されることを特徴とする車体後部構造。
  4. 車両前後方向に延在する複数の骨格部材と、前記骨格部材の後端に対応する位置に設けられる衝撃吸収部材とを備える車体後部構造であって、
    前記衝撃吸収部材は、該衝撃吸収部材の後端に設けられる複数の角部が車両前後方向でそれぞれ異なる位置となるように形成され、
    前記衝撃吸収部材は、側面視してコ字状からなる複数のコ字状部材を互いに車幅方向に重ね合わせて閉断面を形成し、車幅内方の部材の縦壁の車両上下方向の幅寸法と、車幅外方の部材の縦壁の車両上下方向の幅寸法とがそれぞれ異なるように設定されることを特徴とする車体後部構造。
  5. 請求項記載の車体後部構造において、
    前記衝撃吸収部材は、前記車幅内方の部材の縦壁に形成され車両上下方向に延在する内方側ノッチと、前記車幅外方の部材の縦壁に形成され車両上下方向に延在する外方側ノッチとをそれぞれ有し、
    前記内方側ノッチと前記外方側ノッチとは、車両前後方向の位置がそれぞれ異なるように設定されることを特徴とする車体後部構造。
JP2012116308A 2012-05-22 2012-05-22 車体後部構造 Expired - Fee Related JP5615869B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012116308A JP5615869B2 (ja) 2012-05-22 2012-05-22 車体後部構造
US13/897,665 US8888151B2 (en) 2012-05-22 2013-05-20 Vehicle body rear structure
EP13168719.6A EP2666675B1 (en) 2012-05-22 2013-05-22 Vehicle body rear structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012116308A JP5615869B2 (ja) 2012-05-22 2012-05-22 車体後部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013241127A JP2013241127A (ja) 2013-12-05
JP5615869B2 true JP5615869B2 (ja) 2014-10-29

Family

ID=48520715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012116308A Expired - Fee Related JP5615869B2 (ja) 2012-05-22 2012-05-22 車体後部構造

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8888151B2 (ja)
EP (1) EP2666675B1 (ja)
JP (1) JP5615869B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014153482A1 (en) 2013-03-20 2014-09-25 Shiloh Industries, Inc. Energy absorbing assembly for vehicle
JP6187438B2 (ja) * 2014-11-27 2017-08-30 マツダ株式会社 エンジンの吸気装置
JP6578656B2 (ja) * 2014-12-18 2019-09-25 スズキ株式会社 車体後部構造
JP2017177863A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 アイシン精機株式会社 自動車用衝撃吸収装置
JP2018047780A (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 アイシン精機株式会社 衝撃吸収部材及び衝撃吸収装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4950031A (en) 1987-07-04 1990-08-21 Mazda Motor Corporation Automobile rear underbody structure
JP3770105B2 (ja) * 2001-05-11 2006-04-26 日産自動車株式会社 車体後部構造
JP4004924B2 (ja) * 2002-10-29 2007-11-07 アイシン精機株式会社 車両用バンパ装置
ITMI20031944A1 (it) 2003-10-09 2005-04-10 Adlev Srl Struttura di protezione per veicoli
US20070181393A1 (en) * 2004-02-10 2007-08-09 Sango Co., Ltd. Impact absorbing device of vehicle
JP4639976B2 (ja) 2005-06-08 2011-02-23 日産自動車株式会社 車体の後部構造
EP1736369B1 (de) * 2005-06-24 2013-01-16 Benteler Automobiltechnik GmbH Stossfänger für ein Kraftfahrzeug
JP2007261557A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Sango Co Ltd 車両の衝撃吸収装置
JP4876801B2 (ja) 2006-09-05 2012-02-15 日産自動車株式会社 車体の後部構造
US8641129B2 (en) * 2008-09-19 2014-02-04 Ford Global Technologies, Llc Twelve-cornered strengthening member
JP4695176B2 (ja) * 2008-11-25 2011-06-08 本田技研工業株式会社 車体前部構造
JP4738474B2 (ja) * 2008-12-26 2011-08-03 豊田鉄工株式会社 車両用衝撃吸収部材
JP5337117B2 (ja) * 2010-09-01 2013-11-06 本田技研工業株式会社 後部車体構造
JP5581389B2 (ja) * 2010-09-14 2014-08-27 本田技研工業株式会社 車体前部構造
JP2013540067A (ja) * 2010-09-28 2013-10-31 マグナ インターナショナル インコーポレイテッド 拡張性を有する車両用クラッシュカン
JP5211133B2 (ja) * 2010-10-08 2013-06-12 本田技研工業株式会社 車体前部構造
US9302638B2 (en) * 2010-10-29 2016-04-05 Sabic Global Technologies B.V. Unitary energy absorbing assembly and method of making the same
FR2977222A3 (fr) 2011-07-01 2013-01-04 Renault Sa Renfort d'ensemble de jupe arriere

Also Published As

Publication number Publication date
US20130313840A1 (en) 2013-11-28
EP2666675A1 (en) 2013-11-27
EP2666675B1 (en) 2015-06-10
JP2013241127A (ja) 2013-12-05
US8888151B2 (en) 2014-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5920486B2 (ja) 車両端部構造
JP5040568B2 (ja) 自動車の車体構造
JP4407755B2 (ja) 車両用フード構造
JP5615869B2 (ja) 車体後部構造
JP2008261493A (ja) 衝撃吸収部材及びその製造方法
JP2011111074A (ja) バンパ補強材
JP6616001B2 (ja) 車体前部構造
JP5949532B2 (ja) リヤバンパリインフォースメント構造及び車両後部構造
JP2008222097A (ja) 自動車の車体構造
JP5486251B2 (ja) 車両用衝撃吸収具及び車両用バンパ装置
JP5852483B2 (ja) バンパーリインフォースメント
JP2007098963A (ja) フード構造
TWI458654B (zh) Railway vehicles
JP5214397B2 (ja) 車両構造
JP2006282106A (ja) 車体骨格の補強構造
JP5803819B2 (ja) 車両前部構造
JP2012162108A (ja) 車両前部構造
JP5282596B2 (ja) 車両の車体構造
JP2009045948A (ja) バンパー取付構造
CN106956657A (zh) 顺序地弯折的车辆粉碎罐
JP2011111036A (ja) バンパ装置
JP6572786B2 (ja) 車両後部の衝撃吸収構造
JP6256437B2 (ja) 車両前部構造
JP2005178417A (ja) バンパ構造
JP6613478B2 (ja) 車両の衝撃吸収部材

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140902

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140910

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5615869

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees